256 【突発RP村】胡蝶の夢
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[ 見上げた先のケヴィンは、>>226 此方を見てはくれませんでした。 アイリスの続く言葉にも、私は口を閉ざすだけ。]
…… ─── 。
[ 見つめる先を失った目線は、宙を泳ぎます。 席へ戻ったケヴィンから、視線は逸れ、 アイリスは既にパイに意識が向いています。>>225 少し気まずささえ覚えて、私ははたと立ち上がります。
先ほど触れた、窓に近付いて外を見詰めます。 あの、ふわふわな雪に沈んでみたら、 冷たい空の下に行ってしまえれば、 …… だなんて。]
(229) 2016/11/13(Sun) 23時半頃
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ー 現在:ベランダ→ ー
[>>214ローズさんに手を引かれて、下へと降りて行く。 >>216ハナが駆け回る庭へと向かいながら。 >>215“こども”の話を、ちらりほらり。]
うん、わかります。 お店にあるお花も、真心こめて育てられたものだから。 大切に大切にしてあげたくなります。
[お花のような子供。 きっとローズさんのような高嶺の花からは、それに相応しい子供ができる。 それに想像を巡らすと、暖かい気持ちになる。]
(230) 2016/11/13(Sun) 23時半頃
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私にも、いつか。
[ローズさんが、私へかけた言葉に、一瞬だけ考え込んでしまって。 えへへと笑って誤摩化した。
——そんなの、無理だよ。
って。 他の誰かに知られてしまうのは、みっともないことだと知っている。]
(231) 2016/11/13(Sun) 23時半頃
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[>>215私を心配してくれる彼女は、私の家族ではない。
こんな姉がいたらなあ、って、思うのに。 私なんかには決して釣り合わない、住む世界が違うことをよく理解している。
私なりの分別。 ローズさんは、姉にはなり得ない。
軽蔑されるのが怖いから、私はいつものように笑う。*]
(232) 2016/11/13(Sun) 23時半頃
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[ …… 女は、祈りを捧げるとき以外、 稼ぐ為にと仕事を、しています。 この指先は、あまり綺麗なものでもありません。
そんな働き先で、ハナの母親と、 顔を合わせることもあるでしょう。 父親の居ぬ彼女の家族の生活を聞及び、 ハナには目を掛けているつもりでは、いましたが。 彼女が私に心を開いてくれているかは、 全くの別物だと思いますが。
窓の外、白いふわふわの雪の中で、 年相応に遊ぶハナの姿は、この後見れたのでしょうか? 楽しそうな姿を見つけることが出来たなら、 私は、笑みを讃えたことでしょうね。*]
(233) 2016/11/13(Sun) 23時半頃
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/* 現世の設定に悩みすぎて進まぬ思考。 どんなものであれ、楽しめるはずだと信じよう。 でも、母親現世が捨て難く。 んんん、いや、でも。うん。このままに、しよう、かしら。
(-104) 2016/11/13(Sun) 23時半頃
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/* 早く戻ってきたら皆が上手いこと場を締めてくれていて ほんとうに感謝です。ハナちゃんの手際の良さよ>>227 ありがとうありがとう!
(-105) 2016/11/13(Sun) 23時半頃
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[やがてハナのところへ辿り着けば、雪で遊び始める。 手を冷たくしながらも、雪で丸い人形を作ったり。 ローズさんから教えてもらった“雪のたまを投げ合う遊び”で、服をちょっと濡らしたりしながらも。
でも、楽しい時間は長くは続かない。 待っていても一向に収まる気配のない、白銀の嵐。 日が傾いてくる頃には、雪風の勢いが増して、帰り道は閉ざされる。
この夜、修道院の空き部屋に泊めてもらうことになっただろう。 店先の鉢植えの、小さな苗の安否は、終ぞ確かめることもできず。*]
(234) 2016/11/14(Mon) 00時頃
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[食堂でにわかに聞こえた雪という言葉に窓の外を見つめた]
雪なんて、珍しいですね。
[雪の降る日にいい思い出はない。 父と大喧嘩したあの日も雪の降るの寒い夜だったろうか。 自分へ鍛造の技術を叩き込んだ父は、今この世にはいない。 厳しいだけの人だった。 僕のことを仕事の道具の一つとしか見ていなかった。 少なくとも、思い出の中の父はそういう男だった。]
(235) 2016/11/14(Mon) 00時頃
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/* 本決定だドン。
■年齢:22 ■性別:女 ■設定:大学の卒業旅行でやってきました。両親は健在。 □名前:ほ、保留するドンドン
(-106) 2016/11/14(Mon) 00時頃
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[飲みかけの紅茶は室温と変わらぬ程度となっていた。 甘いものをさほど求めぬ事は近しい者なら知っている。 切り分けられた小さめのパイを、一口、二口味わって 紅茶をゆっくりと飲み干した。]
ごちそうさま。
[感謝を胸にそう言えば、 ハナに遅れて、使った食器を片付けにゆく。 調理場にメルヤの姿が見えれば>>220]
――…冷えてきたろ。 交代しよう。
[メルヤの隣へと立ち、手伝いを申し出る。]
(236) 2016/11/14(Mon) 00時頃
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ー 回想/食堂:ランタン屋さんと ー
[>>228店番が楽しいというよりは、お客さんとお話するのが楽しい。 知らないことを教えてもらえるから。
ランタン屋さんのことは、面識はあったけど、 そこまで深く話し込んだことはないので、申し訳ないけど名前をちゃんと覚えられていない。 とても長い名前だったなあ、とぼんやりと思う。]
あ、薪をくべるんですね。
[言われれば理解できたので、身振り手振りを見てにっこり笑う。 薪をくべるのは、お父さんがやっていたのを見ていたから。
邪魔にならない位置で、ランタン屋さんの作業をそのまま見届けただろう。*]
(237) 2016/11/14(Mon) 00時頃
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[いつの間にか降り出した雪が、吹雪となるのは時間の問題。 外に出れば遭難する危険もあるだろう。 帰りを待つ者もいない男は、 キャサリンに泊まりたい旨を伝え、部屋を借りた。**]
(238) 2016/11/14(Mon) 00時頃
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/* メルヤのところへ行こうとしたら先を越されたので、更新をこのまま待ちましょうか
(-107) 2016/11/14(Mon) 00時頃
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アイリスも、きれいなお花よね。
[彼女の心まで見ることのできない私は>>230、そう何気なく口にして、答えを聞く前にはハナちゃんと>>227合流していた。
三人で、雪の玉を投げたりをして。大人であることを忘れるくらい、ぽふりぽふりと当たったり落ちたりする新雪に、遊ばれる。
誰かの呼び声がする頃には、 玄関の隣にちょこんと>>234 可愛らしい雪だるままで完成していた。]
(239) 2016/11/14(Mon) 00時頃
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[私たちが屋内に戻っていくとき、残された雪だるまは 一体どんな気持ちかしらと、後ろ髪を引かれながら。
泊まることになったって、こんなこともあるわ、と 不安に陰るハナちゃんに声をかけましょう。
雪だるまも、明日には日差しで溶けてしまうのだと そんな寂寥感まで、抱いていたのに。**]
(240) 2016/11/14(Mon) 00時頃
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[家を飛び出した後は村や町を転々とした。 仕事にはありつけた。幸いにも自分の技術はどこでもそれなりに必要とされていた。 それでも一つの場所にとどまらなかったのは、単純に居場所がなかったからだ。 ここにいたいと思える場所がない。そうでなければ居場所はできない。
そんな自分が修道院に住まわせてもらったのは、とあるステンドグラスとの出会いだった。 芸術的にはそれほど価値がないらしい。だが、一目見て心を掴まれた。 赤子を抱く聖母。よくある構図、よくある配色。 何が自分の心を掴むのか、今でもわからないまま、ここでランタンを作り続けている。]
(241) 2016/11/14(Mon) 00時頃
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/* ハッ、更新まであともう少しだー。
(-108) 2016/11/14(Mon) 00時頃
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/* >>225 今夜はお手伝いについて詳しく聞かせてもらおうか……
(-109) 2016/11/14(Mon) 00時頃
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[ 夜が更けるにつれて、 外の銀世界は荒れてゆくのでした。 家は、すぐ其処ですから、 帰れなくなる前に、外へ出ようと思いました。
食べ終えた食器を調理場へそっと戻し、 メルヤがまだ其処へいるならば、>>220]
ご馳走様でした、… 林檎美味しいわね。
[ と、言葉を残しましょう。 キャサリンにも礼を言わなければと、 私はその場を後にして、離れましょうか。]
(242) 2016/11/14(Mon) 00時頃
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