198 かるらさんのうなじ争奪村
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/* 白い花を手渡します。相手はニコラス。
祭りの記憶をなくすので、「またな」ではなく「じゃあな」なのです。
(-59) 2014/10/12(Sun) 16時頃
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>>154
おう。
[それから、ざあっと風が吹く。 それに紛れて、緑のコートを翻しながら、陸の傍を立ち去ったのは、 それが自然に思えたってのと、
それ以上いたら、きっと、忘れたくなくなるかも、と感じたから。*]
(158) 2014/10/12(Sun) 16時半頃
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―社の近く>>156―
――ん。
[ やや拙い返事と頷き。 幼い頃置いてきた宿題が、更に複雑になって帰ってくるだろう。どうなってしまうかは、正直怖い――でも。]
……そうなると、いいね。 祈ってるよ、……
[ そう、祈るくらいしか出来ない。 うん、と頷きややはにかんだように笑む。 そうだ、会えてよかったと、それは確かだった。]
(159) 2014/10/12(Sun) 17時半頃
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ああ、そうだ。 林檎飴。
[社になんとなく向かいながら、 思い出した。]
(160) 2014/10/12(Sun) 18時頃
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それがいい。 ……あとで、僕も行く、かも
[随分、自分でも前進したのでは――と、思う発言。夏祭りを巡るのは、きっと楽しいもので]
――カミちゃんにお使い?
[ならば、と赤い獣を抱く腕を緩めた。 飛び降りるなら、すぐできるはず。]
ん、……また、ね?
[ 高原にしっかり手を振り返して。 何故か少し寒い自身の肩に、赤いパーカーを掛け直して。]
(161) 2014/10/12(Sun) 18時頃
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トレイルは、それから
2014/10/12(Sun) 18時頃
トレイルは、その場、社の石段に腰掛けた。
2014/10/12(Sun) 18時頃
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/* さて、基本に戻って、1対1するぞー!
(-60) 2014/10/12(Sun) 18時頃
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―社の近く― [星屑が煌めく りんご飴を手に、 くるり、回す。 ――少し休んだら、手渡すために探しに行こうか。
――人影は、来るか。 ぼんやりと眺めながら]
(162) 2014/10/12(Sun) 18時半頃
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―――っ
[伸ばした手は、座面を掴んだ。 肘を乗せて体を支える。
ニコ。
名を呼ぶ声が、した気がして。]
……………何だい、友。
(+59) 2014/10/12(Sun) 18時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/12(Sun) 18時半頃
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[赤いパーカーがみえる。 友は消えたはずではなかったっけ、と思う。
よくみると玲だった。]
――……よ なんだ、友のパーカー着てるのか。
[少し不思議そうに。]
(163) 2014/10/12(Sun) 18時半頃
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/* は、居るけど、みそちゃさんは食事の支度とかだった。
買い物いくか。
(-61) 2014/10/12(Sun) 18時半頃
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/* 赤い花、どうしようかなぁ。 手放せば、恋心を忘れられる。
友にあげても、彼の恋心の代わりにはならない。
(-62) 2014/10/12(Sun) 19時頃
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[袋を、……花を手渡しながら思う。 自分は醜くて、汚くて、傲慢で、どうしようもない最低な野郎だったということ。 それは結局、今も昔も変わらないのだ、と
―――――自覚してしまった]
……この花を手渡す時、覚悟したのだろうにな。
俺はこれからそれを踏みにじる。悪いな。
(-63) 2014/10/12(Sun) 19時頃
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俺は、俺自身のために、お前にこれを渡す。 俺自身の欲望のために、お前にこれを渡す。
恨んでくれて構わない。憎んでくれて構わない。 どうして渡したりなんかしたんだと、決めた覚悟を無碍にしやがってと。
それもいい。それでもいい。 本当に、俺は俺のために、俺自身のためにこれを渡す。
………俺はもう、アイツのあんな姿は見たくないから。
(-64) 2014/10/12(Sun) 19時頃
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ふーん。 服を貸し合うようだったら、本当に仲良くなったんだな。 じゃ、二人とも、もう、大丈夫だな。
[あの頃の二人を思い出しながら、 そして、ここに来ても頑なだった友の態度も思い出し、 今、目の前で赤いパーカーをきている玲に笑った。]
喉に引っかかった小骨がとれた感じだ。 ありがとよ。
[小学生の頃、柄にもなく、彼らそれぞれの態度に密かに心配をしていたけれど、何もできなかった記憶。 そして、そのまま離れていった二人。
これがそのことを忘れさせてくれる夢であることには感謝しようと思う。 夢だけれども、まるで本物みたいだし、 友と玲が、もう、あんなふうじゃないのなら、 自身の昔の罪も消えるだろう。
何もできなかったこと。]
(164) 2014/10/12(Sun) 19時頃
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それは俺の願望。希望。 だから、これは俺自身の願いであり、幼い俺の最後の……まあいいか。そんなこと。
とにかく、お前のせいであんな姿を見せたのだから、そのツケは自分で払ってくれ。それくらいしてくれるだろう? ……なんて、勝手に期待してるし、押し付けてるが。
ただ、アイツに――陸にあんな表情をさせたのだから、それ相応の事はしてもらうつもりだ。 まあ、その相応が忘れずに覚えていてもらう事なんだが。
(-65) 2014/10/12(Sun) 19時頃
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――、ぁ。
[ 星屑を揺らすりんご飴から顔を上げて、 ちいさく手にしたそれを、傾けた。 パーカーについて、ぁ、と一度固まったが]
……これだけ、残していったんだ。 ……借りてるんだよ、だから
(165) 2014/10/12(Sun) 19時頃
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[と、そこまで考えて、いや、違う、と思う。
あの昔のことは、消えない。 事実は消えない。 自分は、友や玲を思っているフリをして、 でも、実際は、彼らの力にはなろうとしなかった。
玲と友は、きっとやっぱりもっと早くわかりあえたはずだ。 それをしなかった己は、彼らの友人としての価値はないに等しいだろう。]
(166) 2014/10/12(Sun) 19時頃
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>>165
[また、風は吹く。 彼岸花も、ススキも、ゆらり揺れるけれど、 空の月はだんだんと傾いていく。
覆い尽くす闇の中に、びっくりするほどの星空が浮かび上がってくる。 そうだ。こんな夜は、もう、大人になって久しくみていない。]
まぁ、少し寒いからな。 身体が丈夫なほうでもないだろう、玲は。
[自身も襟を立て直して]
(167) 2014/10/12(Sun) 19時半頃
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正直お前が持ち帰る、その赤い花の矛先が誰かなんて俺は知らない。
だけど、記憶を忘れることをアイツは酷いといった。 お前が記憶を忘れることを、酷いことだと言った。
なら、その酷い事を俺がなかったことにする。 だから――…
――――――頼んだ、ニコラス。
[最後に見せたのは、今までで一番の笑顔。 そしてこの祭りでみせた、初めての――――"本当の笑顔"]
(-66) 2014/10/12(Sun) 19時半頃
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大丈夫、……かな うん、大丈夫、だと、思う……
[ ――そう、だよな?と確認したくとも声は、ない。 仲良く、の方向性を思うとしわわり、頬が赤くなる。 違う意味で、大丈夫ではないのか、どうか。 ――目が覚めたら、どうなってしまうのか。 目をそらしつつ]
――ゃ、僕は、なにも……
[ なにも、していない。 申し訳なさそうに、見上げて。]
(168) 2014/10/12(Sun) 19時半頃
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……、そうだな、 今日は、冷える、な
[ つられて見上げたそらは、満天の星空だった。 溜息をつくほどの、きらめき。 ]
ありがと、……気をつける。
[ それから立ち上がり、襟を立てる甲斐の口元にりんご飴を差し出した ]
――はい
(169) 2014/10/12(Sun) 19時半頃
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なんだか、頼りない返事だな。 もっとしゃんとしろ。
[もじもじしている感じに、首をかしげて]
お前みたいな優男。 へんな事件に巻き込まれるなよ? すぐに食い物にされそうで怖いわ。
[こういうところが、玲の見離せないところなのだろう。]
(170) 2014/10/12(Sun) 19時半頃
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ゴロウは、おう、さんきゅ、と林檎飴ゲット
2014/10/12(Sun) 19時半頃
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でも、もう食えないから、 花と一緒に、あの、白い子?にあげてくるわ。
すまないな。
[きらきらと光る林檎飴。 それを照らす月明かりもだんだん弱くなってくる。]
(171) 2014/10/12(Sun) 19時半頃
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/* RPしてて思うけどほんとこいつ自分勝手。 自分勝手にニコラスに押し付けて、自分はまた逃げるんですよ。 最低の極みですね、この男。 灰ログの勝丸は見られたらどう考えても絶望しかない。
(-67) 2014/10/12(Sun) 20時頃
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[しばらく所在なさ気にそうしていれば、 中から反応がかえってくる。 気づけば船の中も明るさを取り戻していたようで]
ニコ、えぇと…その…大丈夫か。
(+60) 2014/10/12(Sun) 20時頃
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― 雑踏 ―
[祭りの賑わう通りへと戻ってきたけれど、 思い返すことはたくさんあって、 道のわきに座りながら行き交う人(?)をみつめる。]
そろそろ、終わりかなー……
[花を、渡さないとね、とひとりごと。 確認しなくても、2輪がどうなっているかはわかるから。
もう少しだけ――と、祭りの声や、音や、星空を、 夜風と花の香りを感じるように*眺めている*]
(172) 2014/10/12(Sun) 20時頃
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ご、ごめん
[背筋を伸ばす。 こういうのは、ダメなところだ。]
……そ、んなことないよ。……ない。
[ むぅ、と。自分の身を振り返って 眉を寄せるのだった。――手遅れ感も、あるかもしれないが。 ]
(173) 2014/10/12(Sun) 20時頃
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[扉の向こう、返る声。>>+60 しっかりしなくては。
額に張り付いた前髪を払う。]
あぁ、大丈夫……。怪我とか、ないし。 友は無事、かい?
(+61) 2014/10/12(Sun) 20時頃
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[扉をあければ憔悴したニコの姿、 眉をしかめて彼の近くに寄り]
…お前、忘れてほしいとかうそだろ。 本当でも、お前が覚えてるなら俺が忘れても意味ねぇじゃんよ。 さっきの、あの本の中身だろ?
[ぐい、とその肩抱き寄せて]
……少し、隣にいさせとけよ。 どうせ目が覚めたらお互いどうなるかわかんないんだし。 忘れるなら忘れるでいいし。
[自分のせい。嫌というほどつきつけられて、 きっとニコが望むこととはほど遠い]
(+62) 2014/10/12(Sun) 20時頃
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ゴロウは、煮え切らない返事にやや首を傾げる。
2014/10/12(Sun) 20時頃
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なんか、はっきりしない答えだな。 まさか既にへんなことに巻き込まれてたりしないだろうな?
[じろ]
(174) 2014/10/12(Sun) 20時頃
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