86 「磊落の斑猫亭」より
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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こんばんわ、こんな遅くにたいへんですね。
……… 行っちゃった。へんなの。
(0) 2012/04/09(Mon) 18時半頃
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「磊落の斑猫亭」は、辺境の小さな村唯一の宿泊施設だった。
目立った産業もない鄙びた村では、専ら村人が食堂を利用するのみ。
その村が年に一度、外部からの旅人で賑わう季節がある。
煉瓦の暖炉に薪が不要になる頃、村を包む夢見草が一斉に咲き乱れるのだ。
――その景色は正に夢見心地、桃源郷の如し。
春色に酔う準備が整いつつある村に、しかし、不吉な噂も広がっていた。
(#0) 2012/04/09(Mon) 18時半頃
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――磊落の斑猫亭/1Fカウンター――
ちょいとお待ちよ。 アタシの店に、人狼容疑者を集めるだって!?
こちとら一番の書き入れ時だってのに、冗談はよしとくれ!
[気風の良い啖呵を響かせた直後、宿の女主人であるダーラは、旅行客の名で埋まった宿帳を受付カウンターに叩き付けた。睨めつける視線の鋭さに気圧されて、皮鎧で身を固めた衛士が一歩引く。]
(1) 2012/04/09(Mon) 19時頃
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え? 村の入り口も封鎖する予定? 騒ぎが治まるまで客は来ない――って。
誰だい、そんな勝手な決定しやがったのは。 アタシが直接文句言いに行ってやるよ!
[ドスの利いた声。血糊と見紛う深色の口紅。素朴な村人たちの間では異様に目立つ派手な化粧と服装。ガラの悪い旅人の応対も迫られる百戦錬磨の女傑の前では、図体ばかり大きな衛士は説明すら尻すぼみになる。 ダーラは遥か東の国の旅人が宿代にと残した逸品、自慢の漆塗りの煙管を、びしっと衛士の鼻先に突きつけ、そのしどろもどろの弁明も封殺。ほぼ一方的な問答の末、すっかり萎縮した衛士の踵を蹴飛ばす勢いで、宿の入り口に追い立てた。]
(2) 2012/04/09(Mon) 19時頃
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ダーラは、は扉の前で、手伝いに来ている少女を呼び留めた。
2012/04/09(Mon) 19時頃
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というわけでちょっくら店を空けるから、 留守番は頼んだよ、ソフィア。 くれぐれも、お客様には粗相のないようにね!
[人狼、と漏れ聞こえた単語に丸く縮こまっていたソフィアの背を、煙管で小突いて伸ばさせる。]
(3) 2012/04/09(Mon) 19時半頃
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/* そのまま、ダーラが帰ってくることはなかった……。
(-0) 2012/04/09(Mon) 19時半頃
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女主人 ダーラがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(女主人 ダーラは村を出ました)
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そ、それで結局、どうすればいいんですか? 早めに着かれた方は、もう部屋にお通ししてしまいましたし。
[ソフィアの叫びも空しく、具体的な指示は何もないまま、ダーラは衛士を従え出て行ってしまった。]
……………………えぇと。
(4) 2012/04/09(Mon) 19時半頃
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ソフィアは、扉に凭れて途方に暮れている。
2012/04/09(Mon) 19時半頃
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ダーラさぁん。
[ふと、宿帳を手に取ろうとして、その下に挟まっていた紙に気づいた。衛士が持って来たのだろう、今回の人狼騒ぎに関する注意事項が羅列してある。読み進める内、急に心細くなってきて、ソフィアは涙目でカウンターに突っ伏した。]
これから、どうなっちゃうのかな。 お花見のお客さんだけじゃなくて、 人狼かも知れない村の人も、ここに集められるの……?
[しかし怖くても、ダーラに雇われている以上、仕事を放り出すわけにはいかない。]
賃金よりは命が大事だけど……そもそも人狼が 本当にいるかも分からないし。
(5) 2012/04/09(Mon) 19時半頃
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[次に宿を訪れる者があれば、宿帳ではなく真新しい用紙に記入を促すことになる。
■1.名前 ■2.外見的特徴・設定・縁故等 ■3.現在地 ■4.コアタイム※村開始以降は接続状態(オフ時は次回接続予定時刻) ■5.飴残数 □6.NG傾向・編成への希望・周囲への要望など(あれば)
顔見知りの村人には、複雑そうな表情で他愛のない話を。 旅人には、ダーラが不在の旨を告げ、食堂から窓越しに見える中庭に、村一番の夢見草の巨木があること、二階からは花見風呂も楽しめること等を案内する。 内気な性分のソフィアには珍しく、不安を紛らわすように口数は増えていた。]
(6) 2012/04/09(Mon) 20時頃
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ソフィアは、白黒牛のような柄の猫を膝にのせて撫でている。
2012/04/09(Mon) 20時頃
ソフィアは、猫と同時にあくびした。
2012/04/09(Mon) 23時半頃
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ダーラさん、まだ帰ってこない……。 今頃、村長さんたちと壮絶なバトルが繰り広げられてるのかな。
[拳で語り合うよりは舌戦の方を想像しながら、無人のカウンターで小さく肩を震わせる。]
何事もなく、営業再開されるかも知れないし、 お部屋の準備も怠っちゃダメよね。
……お客様が来たら、鳴いて知らせてくれる?
[小さな牛――もといブチ猫を、顔の前までぶらーんと引き上げる。人間の言葉は通じているやらいないやら、眠そうに髭を聳やかす様子に苦笑してから、ソフィアは客室の掃除に向かった。
カウンターには香箱座りの猫が一匹、来訪者を待っている。]
(7) 2012/04/10(Tue) 11時頃
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―磊落の斑猫亭・入り口―
[私はこの村で唯一という宿泊施設の扉を潜った。 正確には戻ってきた、と言ったほうが正しい。 本当は今日出発するはずだったのだけれど、村の入り口が閉鎖されてしまっていたのだ]
ただいま! 誰かある? ペラジー、困った。
[カウンターには香箱に座る斑猫一匹。 化粧の目立つ女性の姿を探してみたけれど、見当たらない。 片言で呼んでみたが返答がなく、少し眉を下げる。 と、眠っているのかと思っていた猫が、顔を上げた。 代わりに答えてくれたような気がして、私は猫の傍へ近づく]
(8) 2012/04/10(Tue) 21時頃
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ペラジー、村、出ること 男、ダメ、言う。
[早口でまくし立てられたこの国の言葉は上手く聞き取れず、どうやら村から出られないことだけを知った。 勘定済ませて出て行った身ではあるが、もう暫く置いてもらえないだろうかと、猫に告げたところでどうしようも無いのだけれど]
出発、延期。 ペラジー、宿、戻る、したい。
[ダメかなと首を傾いでみた。 猫は大きな目で私を見詰め、くぁ、と欠伸を一つ。 ダメだ、通じない]
(9) 2012/04/10(Tue) 21時頃
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よ、と、と……。
[籠に盛られたシーツの山で前が見えない。足を踏み外さないよう用心深く階段を下りていたら、横目に猫と問答する人影が見えた。]
あ、お客さん……! もうー、ちゃんと教えてって言ったじゃない。
[くつろぐ猫に文句を言っても、どこ吹く風。]
(10) 2012/04/10(Tue) 21時半頃
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ペラジーさん……延泊、ですか。 とんだ災難に巻き込まれてしまいましたね。
この店のオーナーが村長さんに勝ったら、 封鎖は解けるかも知れませんけど……。
[見込みは薄そうだ、と力なく首を振る。]
じゃあ、とりあえずこちらにご記入願えますか。
[図々しくも宿帳の上を陣取って暖めていたブチ猫を押しやり、件の用紙(>>6)を手渡した。]
(11) 2012/04/10(Tue) 21時半頃
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/* 第一村人さん はっけーん むしろ第一旅人?
ありがたやありがたや。 今夜こそいっぱい人集まるといいなぁ……!
(-1) 2012/04/10(Tue) 21時半頃
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あ。
[ソフィアと名乗られた記憶がある。 少女が山のようなシーツの向こうから顔を見せてくれて、私はほっとしたように緩んだ表情を向ける]
オーナー、村長、どっち強い? ペラジー、約束、ある。
[何か事件があったらしい。 私は丁度遭遇してしまったことになるんだろう。 首を振り差し出された用紙に視線を落とす。 宿泊時に書いたものより、細かい項目が増えていた]
(12) 2012/04/10(Tue) 22時半頃
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[母国語で書いたのは名だけ。 後はこちらの国の言葉で、綴りを思い出しながら何とか書き上げる]
できた。 ペラジー、戻るのこと、できる?
[これで延泊出来るんだろうか。 数ヶ月の旅路で、度々野宿の機会はあったけれど、出来れば暖かいお布団で眠りたいなと、少女を不安げに見つめた]
(13) 2012/04/10(Tue) 22時半頃
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どっちが強い、って場合によりけりですけど、 オーナーの言い分では42(0..100)x1勝26(0..100)x1敗らしいです。
[大真面目に答えてから、裾にじゃれつく猫を手馴れた様子でいなし、シーツやタオルを畳み始める。記入の途中でペラジーの手が止まれば、乏しい知識を総動員して翻訳も試みた。]
オーナーはお金にがめついですけど、 事態が事態ですし、もしかしたら 追加の宿賃はいただかなくても良くなるかも知れません。
村への出入りが制限されているなら、 予定してたお客さんのキャンセルもあるでしょうし、 よろしければ前と同じ部屋をお使い下さい。
[寝床の心配はせずとも良いと、力付けるように微笑んで一礼。]
(14) 2012/04/10(Tue) 23時頃
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幸い、夢見草はまだ散っていませんし、 急ぎの旅路でないのでしたら、 ゆっくり逗留してお花見を楽しむのもアリかと思います。
まあ、あの噂のせいでのんびり骨休めなんて 気分にはなれないかも知れませんけど。
[ふと神妙な顔つきで、眉を欹てる。]
聞きました? 厳戒態勢なのは、人狼のせいだ――って。
(15) 2012/04/10(Tue) 23時頃
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オーナー、強い。
[少し望みが出てきた気がした。 私は微笑みかけてくれるソフィアに、漸く安心した顔を見せる]
わかった、おんなじ部屋。
(16) 2012/04/10(Tue) 23時半頃
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お花見、楽しい でも、ペラジー、約束ある……
[村人の前で早く旅立ちたいというのも、気が引ける。 私は少し困った顔をした。 と、目の前のソフィアの顔つきも少し変わる。 私は思わず瞬いた]
人狼? だれ?
[聞きなれない単語に、思わず聞き返した。 誰の所為だと言うのだろう]
(17) 2012/04/10(Tue) 23時半頃
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何でもオーナーと村長さんは昔馴染みで、 弱みをい〜っぱい、握ってるらしいです。
[冗談めかして口にしてみたものの、その表情からは不穏な噂に纏わる沈痛さは拭えない。眼前の旅行者には、事態の深刻さは伝わっていないようだ。]
約束、ですか。 期日までに出られるかは、こんな状態では 私からは何とも言えません……。
[きっと、大事な約束なのだろう。しゅんと項垂れる。]
人狼っていうのは、昼間は人間の姿をしているけれど、 夜は狼になって人間を襲う、化け物のことです。 だから誰かは、分からないんです。 分かったらきっと、衛士の方たちがやっつけてくれますし、 そもそもただの噂に過敏になってるだけかも知れない。
[因みに、人狼、と聞いて真っ先にダーラの顔が思い浮かんだのは内緒だ。朱塗りの唇が、人間でも食べたのかと想起させるほど、毒々しく鮮やかで。]
(18) 2012/04/11(Wed) 00時頃
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[歯切りの悪い返答に、私は彼女以上に落ち込んでしまった。 でも、顔に出してしまったらきっと困らせてしまうだろう]
へーき。 出ること、出来ない。仕方ない。
[出られないのは彼女の所為ではないのだし、と上手く言えたら良かったのだけれど、そこまでの長い言葉は操れない。 人狼というものについて説明してくれるソフィアの言葉も、実は所々単語のあやふやな部分があったのだけれど、何やら物騒な存在だと言う事は理解した]
……化け物
[何処かの国でも聞いた事があった。 呼び名が違うが、恐らく同じものだろう。 人に擬態している化け物]
(19) 2012/04/11(Wed) 00時頃
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