254 東京村U
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/*ヤヘェェェェェェェェェェェェイ!(予定調和
(-0) 2016/09/29(Thu) 00時半頃
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/*あー、タグつけかたミスりすぎてた……みよ子さん、ごめんなさい。死にたい。
(-2) 2016/09/29(Thu) 00時半頃
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/*ジリヤは、みよ子さんの所有物になるので、ゆるして……
(-3) 2016/09/29(Thu) 00時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/09/29(Thu) 00時半頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/09/29(Thu) 00時半頃
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/*フォークロアのお二人が、ヤヘイをどんな目にあわせるのか、楽しみでしかたがないです。
(-6) 2016/09/29(Thu) 00時半頃
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―新宿駅新南口―
ヤヘイという人を探していまーす! なにかご存知な方はいらっしゃいますかー?
ここに居た、ヤヘイという人を探しています! どこかで彼を見た方はいらっしゃいますかー?
[ギターをかき鳴らしながら、できるだけ大きな声で周辺に声をかける。もう時間がなかった。せめて、彼の安否だけでも確かめたかった。
行きかう人々は、みな怪訝な顔つきで眉をひそめ、ジリヤの脇を通り過ぎて行くばかりだ]
(8) 2016/09/29(Thu) 01時頃
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― 夕方:新宿新南口 ―
……はぁっ ……はぁっ ……ふぅ ……はぁっ
[肩で息をしながら、ペットボトルに残った水を呷る。秋の夕暮れだというのに、額も背中も汗だくだった。顎にたれた雫を手の甲で拭う。
あれから西口にも足を運び、東口を経由して、南口へ戻り、そして再びこの新南口へ。その結果得たものは、侮蔑の視線と嘲りの声だけだった。
血が滲んだ指先に、もうわずかな感覚も残ってはいない]
……わかってた。 こんなこと、意味ないなんて、 最初から……わかってたよ。
(26) 2016/09/29(Thu) 02時半頃
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[沈み始めた陽の光が、まばらに浮かんだ灰色の雲を青と赤のグラデーションに染めはじめる。それはなんだか、ひどく不吉なものに、ジリヤの目には映った。
自分の影が、ながくながく伸びて、駅を行きかう群衆の影と混ざりあう。どこかでカラスが鳴く声が聞こえた]
ただ、最後に……なにか、やってあげたかったんだ。
あんたのために……。
[空を見上げて呟いた声は、誰の耳にはいることもなく喧騒にかき消される。星のひとつでも見えれば気持ちも少しは晴れただろうか。東京の濁った空に、わずかな光も見出すことができなかった]
(27) 2016/09/29(Thu) 02時半頃
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(バイバイ…… ヤヘイ)
(28) 2016/09/29(Thu) 02時半頃
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[それは、ちょうどTシャツの裾をまくりあげて、顔を乱暴に拭いた直後だった。前方に向けた視線が、こちらを見つめる男の姿(>>2:18)をとらえた]
……あの、なにか?
[男に対して、力ない笑みを浮かべた。物見遊山でもなんでもいい。ただ最後にもう一度だけ、このみすぼらしいジリヤとして、誰かと話がしたかった**]
(29) 2016/09/29(Thu) 02時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/09/29(Thu) 02時半頃
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[相手の口からヤヘイの名前がでたことで、浮かべていた笑みに明るさが増した]
うん、そう。 借家の天井から来た、あの変なやつ。
[両手で綱を手繰る仕草をしてみせる]
え、あなたも?
あ、あの······なら、ちょっと話しない? じゃなくて······お話し、しませんか? あいつのこと、すこしは知ってるから······ なにか、お手伝いできるかも。**
(40) 2016/09/29(Thu) 10時頃
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友達っていうほどじゃないけど······
ここで、酔っ払いに絡まれて、つれてかれそうになったとき······助けたくれたんだ。その気はなかったかもだけど、そいつにしつこく話しかけて、おいはらってくれた。鼻のとこ、包帯あるでしょ?あれ、そのときに殴られて······絆創膏あげたら、とれないようにって、あれずっと巻いてるの。変だよね?
ふさいでるときは、自分の牛丼くれて······お腹一杯だから、あとは全部やるって。ガリしか手つけてないのに。
[噂の奇人に関する思出話。人にとってはなんてこともない出来事を嬉々と語る]
(54) 2016/09/29(Thu) 13時頃
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あ、ごめん······またあたしばっかり。 うん、ありがと。いつでもいいから、なにかわかったら·····
[男性の差し出した名刺(>>46)を受けとった。どこかで見た顔だな、と既視感を覚えながら名刺に目を通すと、はっ とその目を見開いて顔をするだらうあげる]
(55) 2016/09/29(Thu) 13時頃
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[男性の差し出した名刺(>>46)を受けとった。どこかで見た顔だな、と既視感を覚えながら名刺に目を通すと、はっ とその目を見開いて顔をあげる]
······きつゆ るい。 あ、あの、『トレーサー』の!?
[いつか読んだインタビュー記事。そこに掲載されていた写真のままの人物が、目の前にいる。慌ててキャップ帽をとり、胸の前でくしゃくしゃに握りつぶした。色素の薄い金のみつあみが、肩からはらりと垂れる]
(58) 2016/09/29(Thu) 13時頃
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ほ、本······全部もってます! 新刊よみました!最高です! オシッコいけなくなりました!
あ、あの······
[地べたに放られていたショルダーバッグを漁り、1冊の文庫本を取り出した。背表紙には『素顔連盟』のタイトル]
サイン······もし、よかったら······
[文庫本の背表紙を開いて、木露に差し出した]
(59) 2016/09/29(Thu) 13時頃
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[大きく開かれたままになっているショルダーバッグ。そこから顔を覗かせる、もう一冊の本。黒地の特徴的な表紙に記されたタイトルは
『東京村』
その下に書きなぐられた赤い三文字。
や へ い
**]
(60) 2016/09/29(Thu) 13時頃
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/*ヤヘイ脱出エンド?なんて書いてあるんだろう。ついた? 気になる!
(-13) 2016/09/29(Thu) 14時半頃
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ジリヤは、イルマに話の続きを促した。
2016/09/29(Thu) 14時半頃
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/*ずっと無制限であそんでたから、ポイント制の発言管理って新鮮。
(-14) 2016/09/29(Thu) 14時半頃
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/*1日目の入間ちゃん無双最高すぎましたね。すっごいハラハラした。ゆうくーん!ゆうくーん!
(-15) 2016/09/29(Thu) 15時頃
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[ペン先がさらさらと裏表紙の上を滑る。あの恐ろしくも美しい物語が、このように綴られたのかと思うと、それだけで感慨深かった]
ありがとう······ございます。 これからも、いっぱい書いてください。 お、応援してます。
[丸みを帯びた特徴的なサインを見つめながら発した声援は、緊張のあまり、すこしうわずってしまった]
(73) 2016/09/29(Thu) 17時頃
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······ヤヘイも怖い話が好きで。 ううん、好きって言うより、本気で信じてて、怪談とか都伝説とか、真に受けて。先生の本もよく貸してたんだけど、全部本当のことだって思ってるみたいで。気を付けなきゃいけないから、研究するって。
[小さく笑って見せたのも束の間、その表情は真剣味をおびる]
木露先生は、本当にあると思いますか。都市伝説のような、怖い話。たとえば······ドッペルゲンガーとか。まわりは、ドッペルさんっていうんだけど。
(74) 2016/09/29(Thu) 17時半頃
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これ、ヤヘイに話したら本気にして······おまえもあぶないから気を付けろ、なんて言ったんです(>>1:276)。御守りの本までくれて······
聞いてくれますか? まゆみの······“ともだちのともだち”の話なんですけどーー * *
(75) 2016/09/29(Thu) 17時半頃
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―『ドッペルさん』の噂 ―
ブクロで売りやってたMちゃんっていうんだけどね。すっごい可愛くてスタイルよくて、見た目はイケてるんだけど、根暗で愛想悪いの。だから、ちょっと男受け悪くて。
したら、いきなり周りの評判よくなって。買った客から、『今日は機嫌わるいね?』なんて言われるようになったんだって。初めての客からも。
不気味だったんだけど、そっくりさんが売りやってんのかな、っ無理に思い込んでスルーしてたの。で、ある日、デートする彼氏に会いに行ってる途中、電話かかってきて。携帯みたら、自分の番号からなの。え、なんで?って不思議に思って電話でたら、Mの声で『みつけた』って言われたんだって。
(76) 2016/09/29(Thu) 17時半頃
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後ろ振り向いたら、いるの。Mそっくりの、もうひとりのMが。彼氏と、なかよさそうにうで組んで。
その日から、Mは人が変わったように明るくなって人気者になったの。暗いほうのM?そっちのMは、*もう誰も見てないんだって*
* *
(78) 2016/09/29(Thu) 17時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/09/29(Thu) 19時頃
ジリヤは、キルロイの高説に、ぽかんと口をあけて聞き入っていた。
2016/09/29(Thu) 20時半頃
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(……すごい)
[とめどなく流れる滝のように、目の前の"先生"は途切れなく考察を紡いでゆく]
(……すごい、すごい!)
[僅か数分で、不気味な尾ひれは削がれ、最後は"誰かがみたもう一人の自分"という純粋な謎のみが残った。それこそ他人の空似や幻覚で片付けることもできる、単純な謎。その可能性を削ってなお残ったものこそ"怪異"というものなのか?
まゆみの友達はどうだ(>>1:260)?金髪の若い子をみれば、誰でもジリヤに見えるのでは?]
ううん、いいよ!なんか、すごくすっきりした! ……気にしてた自分が、バカみたい。
ほんと、ありがとう、先生。あ、じゃなくて…… ありがとうございました、木露せんせい! はい、気を付けます。
[その場を後にした木露の後ろ姿を見送った。大好きな作品を書いていた人は、とても賢く冷静で、こんな子供の言うことにも真剣に耳を傾けてくれる。それがとても嬉しかった。そんな大人は、まわりに一人もいないから]
(92) 2016/09/29(Thu) 21時半頃
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[尻ポケットの中でスマートフォンが震えた。淡いパステルカラーのピンク。着信画面に本郷の二文字。みすぼらしいジリヤの時間が終わろうとしていた。待ち合わせ場所に足をむけ、ふと、木露が向かった先を振り返る]
……なまえ…言い忘れちゃったな。
(93) 2016/09/29(Thu) 21時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/09/29(Thu) 21時半頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/09/29(Thu) 21時半頃
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/*木露先生の中心人物感
(-23) 2016/09/29(Thu) 22時頃
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/*み、みんな〜!キルロイ先生に各々の都市伝説なげようぞ〜〜〜〜!
(-24) 2016/09/29(Thu) 22時半頃
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― 夕方:新宿駅 西口ロータリー ―
[黒いセダンの後部座席に乗り込むと、助手席の男が口を開いた。刈り上げた頭にいかつい顎。威圧的な巨躯とは裏腹に、その態度は穏やかだった。キャンディノヴァのマネージャー、本郷。元武闘派の暴力団員、いわゆるヤクザだ]
『よぅ、おつかれさん。ヤヘイのやつ、残念だったな』
……知ってたんですか!?
『まぁな……おい、そんな顔すんな。黙っててやるよ。これで、最後なんだしな』
……はい、ありがとう……ございます。
(110) 2016/09/29(Thu) 23時頃
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[走り出した車の中から、遠ざかる新宿駅を眺める。胸にはヤヘイから譲り受けたボロボロの『東京村』。
ページをめくれば、その余白には意味不明なメモと線図がびっしりと書き込まれている。そのいずれもが理解不能で、赤く丸付けされたページに興味をもっていたことを想像するのが精一杯だった。
ヤヘイはいったい、なにを知り、なにをつたえようとしたのだろう]
『……でな。今日、新しい清掃のバイトがはいってな。明日からって話(>>62,>>63)なんだが、うちは深夜手当も出してるからよ。来れるなら今夜からでもいい、って言ってあるんだわ。金に困ってるみたいだったしな。鉢合わせするかもしれねぇから、先言っとくぞ』
……ええ、だいじょうぶです。
[本郷の気遣いにも上の空で、生返事を反すのがやっとだった。窓から眺めていた新宿駅が、もう見えなくなろうとしていた]
(111) 2016/09/29(Thu) 23時頃
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/* みんなの都市伝説が牙を剥いてきた!こわい!
(-28) 2016/09/30(Fri) 00時半頃
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