207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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人
狼
墓
少
霊
全
ミナカタは放蕩者 ホレーショーに投票した。
ヘクターは墓堀 ギリアンに投票した。
モンドは道化師 ネイサンに投票した。
フランクは道化師 ネイサンに投票した。
ギリアンは放蕩者 ホレーショーに投票した。
リーは放蕩者 ホレーショーに投票した。
ホレーショーは道化師 ネイサンに投票した。
ジェレミーはFSM団 ミナカタに投票した。
置壱は墓堀 ギリアンに投票した。
ネイサンはろくでなし リーに投票した。
セシルは放蕩者 ホレーショーに投票した。
ホレーショーは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
妖精の輪
なんということだろう!一人が森に立ち入り、妖精の養子になってしまった。明日以降も、彼は村人を裏切り続けるだろう……。
決定者や光の輪の持ち主なら、このときにその力を手放してしまう。
現在の生存者は、ミナカタ、ヘクター、モンド、フランク、ギリアン、リー、ジェレミー、置壱、ネイサン、セシルの10名。
革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 01時頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 01時半頃
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[振り下ろされた刃は咆哮する獅子の喉を切り裂いた。 獅子の死に際の一太刀は道化の脇腹を掠める。]
私に一太刀当てるか…… 本当に、悪くない腕だった。
[汗と掛けられた薬品とで道化の化粧は僅かに剥がれていた。その下の雀斑が薄らと見える。]
お前に一瞬同族の匂いを感じたが、 どうやら気のせいだったようだな。
[ホレーショーの死体は獣に成り変わることもなく、人間のままで喉からどくどくと血を流している。 道化は武器を床に置くとホレーショーの開いた瞼をさっと一撫でして寝顔にする。]
グレッグのこと……済まなかったな。 だが私はどうしてもミナカのことを 護りたかったのだ。
あれは私の可愛い仔だから。
(0) 2014/12/14(Sun) 01時半頃
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キティのことまで殺しはしない。 だから安らかに眠ってくれ。 ……私が言っても説得力はないだろうがな。
[そうホレーショーの死体に囁く道化の瞳は、あの晩の月のように紅かった。**]
(1) 2014/12/14(Sun) 01時半頃
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ミナカ。怪我をした。手当をしてくれないか。
[一息ついて発した聲には少しほっと安心したような響きが含まれていた。]
(*0) 2014/12/14(Sun) 01時半頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 01時半頃
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―医務室―
[ゴトリ――切断された腕が落ちた。]
……ゥ゛ …… ゥ゛
[気を失いはせず、終いまで断続的な叫びで喉を鳴らしていたが、リーに覗きこまれた男の顔を死人のように憔悴しきっていた。チカチカ明滅が続く視界は、現より遠くの何処かを見ているように胡乱であった。
実際、男は痛みの余りに幻覚を見ていた。 見知らぬ深い森の幻覚を。 そこでは、妖精が輪になって踊っていた――。
腕が落ちてからも痛みは続く。]
…… 痛い 良かったナア 死ヌ 痛いナイ 生きル 生きて、た 死んだ
[暫くは、聞いたばかりの言葉を呼吸の合間に繰り返すばかりが精一杯で、ろくに頭を動かせなかった。もともと、ろくに働いてなどいないが。]
(2) 2014/12/14(Sun) 01時半頃
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― 第三甲板通路 ―
[心臓の音が、呼吸の音がやかましく聞こえていた。
視界の不自由さに囚われて、 耳が身の内の音ばかり拾っていたようだ。
躓き、壁に手を突いて足が止まる。 大きく深呼吸を繰り返したなら、徐々に音は退いていき、 視界が少しだけ戻ったように感じた。
自身の視覚に 血流が影響を及ぼしているなんて思い至る頭は、男にはない。
何故改善したのか考えようとした時、
背後の医務室からの呻き声を拾った。>>3:228 この声はいつから上がっていたのだろうか。]
(3) 2014/12/14(Sun) 02時頃
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[覗き込んで見た表情。 どこか遠く、此処ではない場所を見ているような。
舌打ちし、頭を叩いた。]
おい。終わったぞ。
[暴れるなと命じ、その通りに従うのも良かったが 案外抵抗がある方が良いのかもしれない。 そんな感想を抱いた。]
そうそう。良かったな。 痛いだろ? 死ぬ前にちゃんと落とせて良かった良かった。
[傷口から血が流れ、止まらない。 このままにしておけば、確実に死ぬ。]
(4) 2014/12/14(Sun) 02時頃
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[様子を確認するように傷口に指を突っ込み、 勝手に棚を漁って包帯を見つけ出して傷口を縛る。
どうせ殺すなら、残った手も切り落としたい。 その前に死ぬのはつまらない。 しかも、失血死なんて痛みを感じない死に方なんて。]
ほら、これで大丈夫だ。 飯食って薬飲んで寝てろ。
ああ、誰か来るかもだから俺の寝床使うか?
[にぃ、と笑い。 落ちていたギリアンの腕を拾った。]
(5) 2014/12/14(Sun) 02時頃
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[鋸で刈られた最悪の傷を抱える今。叩かれた頭への刺激は撫でられたのかと勘違いするくらい優しく感じた。満身創痍である。
リーの指が傷口に触れると、そこに残っていた肉片がズルリと落ちた。]
グ ゥ゛ ア゛ッ ア゛ッ
[大きく叫ぶと、痛みのあまり遠くへ彷徨いだしていた意識が、痛みの余り肉体に戻り。次に、包帯を巻いてくれるリーを見る目には、確かな意志が篭っていた。そこに感情の一切は乗らず、リーをリーだと認識しているだけではあったが。]
つか、ウ 誰か来ル ア゛ァ゛
[そして考え無しに寝室の提供案に頷き。 血に染まった医療室の惨状から離れる事に。 ノタノタ蹌踉めきながら。]
(6) 2014/12/14(Sun) 02時頃
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― 医務室 ―
おい、入るぞ。 一体何の騒ぎでぇ??
[断りと扉を開くのはほぼ同時に、 そして朧げながらに捉えたのは大きな岩のような――]
ギリー、さっきの声、お前さんか……?
リー、か?? こんなとこで何してるんだ?
[もう一つあった人影を、眉間に皺を寄せてじぃと見ながら。 そこで何が為されていたのかは、未だ知らない。]
(7) 2014/12/14(Sun) 02時半頃
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[医務室を出ようと、ノタリ立ち上がったところで扉が開いた。ふらついていたところ、内側へ開いた扉を避けようとした足が縺れてモンドの足元にドタンと倒れる事になる。]
おれ、おれの声
[そのはずみで、腕に巻かれた包帯が早速ジワリと赤に染まる。]
(8) 2014/12/14(Sun) 02時半頃
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どうしたんでぇ? 腕、痛ぇのかい??
――おい!?無理すんなよ!?
[グレッグの毒付きナイフが刺さったと聞いていたし、 急に視界からギリーが消え、足元からする音を頼りにしゃがみ込んだ。
すん、と鼻を鳴らす。 真新しい血の匂いがした。]
……血??
[手探りにギリーの身体を検める。 肩から滑らした手が、途中で空を撫でた。]
お前さん…… 腕ぁ、どうした?
(9) 2014/12/14(Sun) 02時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 02時半頃
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[傷口に触れ、落ちた肉片。 更にその欠片が指に残り、ギリアン本人の服で拭った。]
煩ぇ。叫ぶな。
[すぐ傍で上げられた叫び声>>6に、眉を顰める。 医務室の外、モンドが聞いていたとも知らず>>3。
血で汚れた手とのこぎり。 拾った腕の切り口へと鼻を近づけ匂いを嗅ぐ。 血の匂い。 臭い。
喰らいつく真似事でもしようと思ったが、やめた。]
(10) 2014/12/14(Sun) 02時半頃
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――― 6号室 ―――
それを聞いて安心した。
俺様も、デスポワールが沈むところは見たくねえ。 ……… 船長はよお、なあ、じぇええええええぇれみい。 お前の目で、もう一度確かめてくんなあ。
[ジェレミー>>3:216の口にした美学に、頷く。 船長が獣であれ、人間であれ お前の真贋を見抜く目を、頼りにしている、と笑った。
茶化すように口にする、愛称ではなく、偽り名。 撃ち抜いた銃弾は―――――]
(11) 2014/12/14(Sun) 02時半頃
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[銃声――――― そして、カップの割れる、悲鳴。]
[銃弾に撃ち抜かれたカップは 三分割以上に砕け、ついでに床に穴が空いた。]
……… あーあーあー、悪い、悪い。 代わりのカップってあるか? ないか? かかかッ。
[煙りを揺らす銃口に口を寄せ、ふ、と息を吐く。 采配は、ヴェラを模した瓶を射抜いた際と、同じだった。 直前、押し留めるような声>>3:226を聞いたが 早漏野郎が一度出したら止まれないのだ。]
困ったねえ、ミナカは女神に嫌われてやがる。 女神は、獣が大嫌いでね。ちゅうちゅう鼠も、狼もさ。
[信じるも信じないも自由だ、と、最後に締めて立ち上がる。]
(12) 2014/12/14(Sun) 03時頃
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[入ってきたモンドの姿を見れば肩を竦める>>9。 まるで悪戯をする前にばれてしまった子どものような そんな気分だ。]
毒でうごかねーって言ってたから切った。 そんで、ゆっくり休めるように 俺の寝床を提供するとこだけど。
[嘘ではない。 が、親切だけでそんなことはしない。
面白みが失せたかと、肩を竦め ギリアンの腕を持って、医務室を出る。
その姿が誰かに見られる前にと移動を急かせば良かった。 そう反省するように頭を掻いた。]
(13) 2014/12/14(Sun) 03時頃
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[治療で腕を切り落としたなんて聞いていない。
首を捻り、ギリーの腕を持ったリー>>10を睨み、 ……見上げる形になっただろうか。
鞘に納まったままのサーベルをリーのあご先へと向けた。]
――何してたぁ?
(14) 2014/12/14(Sun) 03時頃
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[鍵の掛かった扉の向こうに 壁を蹴倒すような、なにか、おと>>3:214がした。
油断していた俺様は、ちょっとだけ、肩を震わせる始末。]
……… ッはは。
[強ばらせていた肩の力を抜き、笑う。]
なあ、陽が暮れりゃあBitchが此処に来るんだろ? 守ってやってくれよ。
[Bitchは弱いからなあ、と 咽喉を震わせ、茶化すように続けた。 女神を片手に、ぶうらぶら、扉の鍵を外してさ。]
酒、美味かった。 ごちそうさん。
(15) 2014/12/14(Sun) 03時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 03時頃
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[癒えた咽喉の渇きに、謝意を告げるおとは素直だ。 開いた扉の先に、するりと抜けて、第三甲板を見回す。
音の元凶は、一瞥では見当たらなかった。 床の底から響く雄叫びと、話し声がするのは、医務室の方角。 それを確かめてから、開いた扉を閉めに、振り返る。]
お前の目は、やっぱり頼りになるぜ。 Prude!
[かかかかか、第三甲板に響かす笑み声が五月蝿い。 耳にした、ジェレミーの考察は大変参考になった、と そこまで素直に言えるほど舌は乾いていなかった。
そうして、扉を*閉めた*]
(16) 2014/12/14(Sun) 03時頃
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[男のの質問>>14に返って来た応えを聞いて>>13]
切ったって…… お前さん医者でもねぇのに、 あ、おい!! くっそ
お前さんもなぁに黙って切られてんだよ……
[堂々と言われてしまえば、 リーなら本当にそう思ってやるかもしれないと。
船だって腐ってしまった木は切り取って新しい板を貼る。 それくらい、たまにだが作業を見ていたから知っている。]
(17) 2014/12/14(Sun) 03時頃
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――6号室――
この濁った目でか?
[あの道化は、絶望の中で凛と立つから、麗しかったように思う。 怒りに任せて権力と剣を振るう男を、己は知らない。 知らないからこそ、疑える。あの凛とした闇だけを、己は信じている。]
……嫌な女神だな、Fanatic. その言い分を信じるなら、犬が何匹いることにすればいい?
[己の騙り名を紡ぐフランク>>11と対象に、皮肉んだような愛称で呼んだ。 ミナカが下手人ならば、道化はあからさまにミナカをかばったという事になるし、ミナカが下手人でないならば、まだ他にも狼がいることになる。]
(18) 2014/12/14(Sun) 03時頃
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[が、人の腕は勝手が違う。]
おぉい、船医!! ミナカー!!!! いねぇのか!
おい、リー!!ミナカ見たらここに戻るように言えよぉ!
[大声を張り上げて、船医を呼ぶ。
もしも近くにいなくても、リーが男の声を無視しても、 声を聞きいて誰かが伝えてくれるのではないかと。**]
(19) 2014/12/14(Sun) 03時頃
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代わりなどない。残りは責任持ってお前が飲め。
[元から然程酒を嗜むでもない己は、カップなど幾つも持ちやしない。 瓶に残った赤い水は、そのまま持っていけと押し付ける。 それでも多少の飲み水とニコラスの作るスープさえあれば――思考を断ち切った。 扉の外から、音が聞こえる。肩を震わせたのは見ないふりをしてやった。]
ああ、その予定だな。 言われなくとも、そのつもりだ。
[弱いからなあ、と続いて>>15、僅かに伏し目を作った。 無事に、来るといい。夜が訪れる保証は、誰にもなかった。]
(20) 2014/12/14(Sun) 03時半頃
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[突きつけられたサーベル>>14。 鞘から抜かれていれば、自身ものこぎりを握ったが 収まったままだった為、肩を竦めて答えた>>17。 答えはどちらの場合でも変わらなかったが。
尤もな意見に、医者じゃねーから切るしかなかった、と 軽く返した。]
腕の一本でもなくなれば、船壊すことも減るだろ?
[実に楽しかったと言うように顔を笑みに歪め、 そこから出る。]
へいへい。 この腕、ちゃんと棄ててきてからな。
[背中からかけられた声>>19へ ギリアンの腕を振りながら答えた。]
(21) 2014/12/14(Sun) 03時半頃
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[鍵を開けるのを咎めやしない。 欲しいだけの情報は得、そして伝えた。問題は、そのパズルが嫌な形にはまっていくことだ。 扉は捨て台詞>>16を受け止め、そして閉まった。
叫ぶ呼び声>>19が、扉越しに聞こえた。 船医としてのミナカを呼ぶ声。まさかたった今話に出たセシルの話じゃあなかろうなと、閉まりたての扉を開けることにした。 そうでなくとも、ミナカの居所は知っておきたかったからだ**]
(22) 2014/12/14(Sun) 03時半頃
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[棄てる場所は海ではない。 先程いた場所。 唯一ノックする扉の前に置いておく心算だった。 その腕を見れば、ギリアンのものだと直ぐ分かるだろう。
それは、ちょっとした遊び。 その腕を見たあの道化師の反応を見たいだけ。 先に他の者が見たとしても、 次の被害者がギリアンだと思ってくれたら面白い。]
(23) 2014/12/14(Sun) 03時半頃
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[ただそれだけだ。 その企みが成功しなくても、何も問題ない。 ちょっとした遊びだからだ。
ギリアンへ部屋へ移動するように言ったのは、 その姿を見つかりにくくする為。
それは成す前にモンドにばれてしまったが。 しかし、あのお気に入りらしい愛犬の腕を切った事実を あの道化師はどう見るか。
それを考えるだけで、とても愉しい。**]
(24) 2014/12/14(Sun) 03時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 03時半頃
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[リーの緊張感のない返事>>21に、「あの解体バカ……」と愚痴を漏らした。
もう一度ギリーの腕を注視し、そして触れて確かめる。 傷口を縛った包帯からは血が滲み、滴り落ちていた。
ギリーが痛がったなら「すまねぇ」と謝罪して、 医務室の中、 よく見えないので手を頼りに包帯を探し荒らす。
止血が十分ではないと思ったからだ。
医務室内の惨状は、 船医が返って来たなら説教を受けそうだが、今は構ってられない。
焦れながらも探し当てた包帯で、 ギリーの左腕付け根をキツく縛り上げた。]
(25) 2014/12/14(Sun) 03時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 03時半頃
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[半死の下っ端連中を切り捨てた道化は、 このギリーがグレッグの毒ナイフを受けた時には、治療をさせた。]
お前さんも、ミナカも……船長殿の寵愛を受けてるってぇ訳か。 こんなの知れたら、リーは殺されちまうかもしれねぇなぁ。
リーの野郎、何考えてるかわかりゃしねぇ。 ……善意なのか、態となのか。
[ギリーの頭にぽん、と手を置く頃には、 男はすっかり毒気を抜かれてしまっているのを自覚した。
先程視野をほぼ失った時、 今すぐに船長を殺しに行こうと思っていたのに。**]
(26) 2014/12/14(Sun) 04時半頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 04時半頃
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それにしても……腹が減った。
[朝から船員の死体を一口二口つまんだだけだ。 こう血の匂いの充満する牢前にいたら腹が減って敵わない。 私は祈るように数秒目を閉じてから牢前に転がる死体の一つを食し始めた。
それが終わると唇に着いた血を手袋で拭う。 口紅ごと赤い色が手袋の甲に付着した。]
(*1) 2014/12/14(Sun) 08時頃
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[第三甲板へと上った道化は真っ直ぐ医務室へと行こうとしていたが、ふと空気の匂いを嗅いで廊下に漂う新鮮な血の匂いが気に成る。 道化が首を巡らせて辺りを確認してみれば、自分の部屋の前に肉塊が落ちているのが見えた。]
誰の悪戯だ……?
[いや、この状況でつまらない悪戯をする人間などいるはずがないのだ。もしもあるとするならばそれはもっと悪意のある……]
ギリー……!?
[肉塊は太い腕で、しかもそれはよく見慣れたものだった。]
(27) 2014/12/14(Sun) 08時半頃
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ギリー、おい返事をしろ! 生きているのか!?
[聲をあげた後、こんなにも新鮮な血の匂いを漂わせているのだからそちらを辿った方が早いかと考える。]
(*2) 2014/12/14(Sun) 08時半頃
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この切り口は……
[ちらりと見た腕の切り口はギザギザだった。これでは繋ぎ合わせることは敵わないだろう。 道化は更にくんくんと宙に舞う新鮮な血の香りの残滓を掴もうとする。]
こっちか。
[匂いの糸が繋がる先を辿ればそこは医務室だった。 医務室といえばあの後リーが薬を届けに行ったはずだ……。 道化は足早に医務室へと駆け込むように入った。]
(28) 2014/12/14(Sun) 08時半頃
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ギリー、大丈夫か!?
[息せき切って医務室に飛び込んできた道化。 道化の目に入ってきたのは腕の先の寂しくなったギリーと、その治療をするモンド。]
モンド……?
[何故彼が? 道化が訝しげにその様子を見やると、医務室の中がやたら荒れているのに気づく。 ギリアンが腕を落とされた時に暴れたのか。それとも……]
モンド、お前目が……
[モンドの目には道化の脇腹の部分が切り裂かれた服、よくよく目を凝らせば雀斑の薄っすら見える剥がれかけた化粧、手袋の甲に口紅と共に付着した血液などが見えただろうか。]
(29) 2014/12/14(Sun) 08時半頃
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ギリー。リーにやられたんだな?
[確認するように問うた。 意識の朦朧としているギリアンの様子に道化は強く歯噛みした。*]
(30) 2014/12/14(Sun) 09時頃
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ー 甲板 から船尾楼へー
[日は潮の流れのほうへ傾いていく。 焼け付いた甲板にあった血や肉塊は乾いているが、まだあった遺体の目がこちらを見ているようで、こくりと喉を鳴らす。
甲板の端、海をふと眺めれば、多くあったはずの遺体は潮が太陽のある方向へ流している。 だが、まだ無数の肉体が浮かび、その中にあるこの船。
腰の女神がほくそ笑むで共鳴し、一人あった航海士は、びくり震えた。]
俺は、 こんな風景を見たかったわけじゃない。
[ふらり、まだこびりつく血臭と腐臭の中、舵の様子を見ようと。]
早く、船を動かさないと。 船長の為に。
(31) 2014/12/14(Sun) 09時頃
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ー 童話の続き ー
[魔術師は次に自身と同じような能力をもったギャンブラーに出会う。 ギャンブラーは己の幸運をダーツにこめ、 手に入れた財宝とともに優雅にグラスを傾ける。
魔術師が貴方は、何を見つけたか、と問うと、彼は。**]
(32) 2014/12/14(Sun) 09時頃
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[舵に辿りついて、せめて、と、潮と逆らうほうへ。 けれど、今はただ流されるしか方法はないが。]
ホレーショーは、ここにはいないな。
[ホレーショーが既にその魂と身体、繋ぎとめていないことなど知らず。 また、ギリーがまた、傷ついていることも。 舵を確かめたあとは、上にはいないみたいだ、とミナカに報告しようと。そして、グレッグの部屋、もう一度捜索するつもりで。]
(33) 2014/12/14(Sun) 09時頃
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ー グレッグの部屋 ー
[それは、船長が第三甲板に戻る前、グレッグの部屋まで航海士は戻り、再度捜索をしていた。 ベッドに眠るグレッグの姿、眉を寄せてから、そのベッドの下覗き込むと、何か袋がある。 手を伸ばすと、グレッグと似た体格の航海士はベッドの下、するり入り込めた。 張って袋をつかんだ後、その場で中を確かめようとしたが、何か瓶らしきものがあることしかわからない。
なので、ゆっくり後ずさって、ベッドの下から自身の身体と袋を引きずりだす。]
解毒剤? だけじゃない?
[ラベルはぼろぼろでもう見えないけれど、 グレッグが調合していた毒の類ではないかと思われた。 ともかく、解毒と刻まれた瓶があることを確認すると、部屋を一度出て、 解毒以外の瓶が入った袋は自身の部屋へ。 解毒剤だけをもって、医務室に向かうつもり。]
(34) 2014/12/14(Sun) 09時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 09時半頃
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まったく、お前は私がついていないと 自分の腕を守ることもできないのか?
[出来れば今すぐリーを切り捨てに行きたかったが、ギリーは私のいない間に毒にかかり、腕を切り落とされた。 今離れたら次見かける時には死んでしまっているかもしれない。 そう思うと離れ難かった。]
(*3) 2014/12/14(Sun) 10時頃
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手 死ンだ、棄てタ 死ぬモノ、残る ミナ腐らせル
[二の腕半ばから先を落とし軽くなった右肩は、モンドの手に探られヒクリと一瞬、戦慄いた。切り離された右腕が急速に体温を失くしただの肉塊と成り下がっていくのに反し、生きた身体側には熱と痛みが鮮烈に残る。
リーの説明(>>13)は、男の認識と相違無かった。 「何故黙って」と問われて(>>17)の返答は、前述されたリーによる説明への補足。リーの去り際の笑顔の裡に何が在るのか探りさえせず、汗の滲んだ間抜けな面で彼を見送った。]
(35) 2014/12/14(Sun) 10時半頃
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[その後はモンドの何処か頼りない手つきに片腕を委ね、大人しく治療の“続き”を受けた。グウと唸って謝られてからは(>>25)、痛みを訴える事も無く。大人しく背を丸め奥歯を噛み締めていた。内へ押し込めた痛みに脳が揺すられ、グワンと意識が傾いた。]
カシラ ミナ、大事する 本当は、―――
[頭に乗せられた手の翳りで控えめに話しかけたが、小声が過ぎて途中から音を失くし。件の船長の来訪(>>29)により、モンドとのその話は、そこで終いになった。]
(36) 2014/12/14(Sun) 10時半頃
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|
ァ゛……――
[こうなるに至った経緯の説明より先に、ふらつく足で再び立ち上がり船長の傍へ寄る。脇腹の負傷や傷んだ衣服よりも、男は彼の顔に目を向け。
白粉が剥がれかけた頬に触れ、自身の血色で雀斑が浮いた素肌を隠す。**]
(37) 2014/12/14(Sun) 10時半頃
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カシラ、怪我 ミナカ、治す
死んだ手 棄てた 生きル、腐らせナイ 生きル ため
[守るために棄てたのだ、と。 その方法が些か早合点した愚かなものであっても、リーの真意が何であっても、目的は真にそうであったと聲は云う。彼の頬に血を擦りつけながら。]
(*4) 2014/12/14(Sun) 10時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 10時半頃
|
この、バカが。
[本当に馬鹿な方法だけれど。 ギリーなりの考えがあったのだと分かると頭に上った血が少しだけ冷める。]
これからは手足は切り落とす前にミナカに相談しなさい。
[ギリーの耳が削げようと手足が無くなろうと彼の事を捨てるつもりは更々無かった。]
(*5) 2014/12/14(Sun) 11時半頃
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―自室→牢前へ―
―――っ!
[周囲の部屋周りでばたばたと何かの音が時折聞こえつつ。 この程度の騒がしさはそこまで珍しくもない――人が減った分いつもより静かなくらいだ―ので、黙々と作業を続けていた所。
ふいにまたひとつ聲が聞こえて、 しかもそれが随分覚えのあるものだったので、 思わず険しい顔を上げた。
ヘクター船長、すまんな、と。 この船で自分を副船長ではなく船長と呼ぶ者が居れば、心当たりは一つだ]
………あの馬鹿、
[ちっと舌打ちをすると、手入れの終った槌を背負って部屋を出る。 皆が集まる医務室ではなく、真っ直ぐ階段を降り、気配に導かれるまま船底へ]
(38) 2014/12/14(Sun) 11時半頃
|
|
触るな、血が着くだろう。
[道化はそう言って片腕になった白痴を睨みつけるが、伸ばされる腕を避けようとはしない。道化の頬にはギリアンの血が付着しその下の雀斑が隠された。>>37]
モンド、お前がギリーを見つけて治していたのか?
[戦闘の時以外は無気力で酒にしか興味の無いような男がギリアンの治療をしたことは道化にとって意外だった。 道化はこういう時に言うべき台詞があるのではないかと思った。]
その……感謝する。
[それは道化の唇にはむず痒い台詞だった。]
(39) 2014/12/14(Sun) 12時半頃
|
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―牢前―
[階段を降り、牢前に足を進めれば。 やっぱりと言うか何というか血に塗れて倒れるホレーショーの姿。 その場に屈んで傷跡を見遣った。喉を刃物で一太刀。>>0>>1 それは人狼によるものではなく、確かに人間の仕業だと見て取れた]
…この切り口は、船長か。
[その道化はもうこの場には居ないが、 大よその死因を察して溜息をついた。]
(40) 2014/12/14(Sun) 12時半頃
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[わざわざこうして人気のない所での一騎打ち。 どちらかが襲われたような叫び声も、乱闘めいた後もなかった。
となれば、恐らくは合意の上での戦闘。 他ならぬ弟分からミナカが怪しいという遺言を受け取りつつ、 船長に向かっていったホレーショー。
長い付き合いだ。奴の思考回路くらい大体見当はつく。
乱闘の末、船長に首を撥ねられたのだというグレッグ。 その敵討ち、もしくは本人なりのけじめとでも言った所か。 恐らくは勝ち目が薄いと分かっていて、それでも挑んだ。 情に厚い彼らしいことだ。]
(41) 2014/12/14(Sun) 12時半頃
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セシルは、ヘクターが最地下におりていくのが見え、後を。
2014/12/14(Sun) 12時半頃
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テメェまで死ぬんじゃねェっつったろ。 どいつもこいつも俺の言うことなんざ聞きゃしねぇ。 ……俺は生き急ぐ馬鹿は嫌いでな。
[理解はしても納得できるかどうかは別の話だと、低く唸る。 ごつ、と息絶えたホレーショーの頭を小突いた。]
ああ、 爪無しってのは撤回してやるよ。 ……テメェはそれ以上の大馬鹿野郎だ。ホレーショー。
[息絶えたその姿も、感じる気配も紛れもなく人間のものでしかない。 彼がまさかその奥に獣の性を秘めていた等と知る由もないから、全く皮肉ではあるけれど。 苦々しげに吐き捨てると、ホレーショーの遺体を担ごうとする。 せめてもの情けだ、まだ海に捨てられていないならグレッグの側に置いてやろうと。]
(42) 2014/12/14(Sun) 12時半頃
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ホレーショー?
[最地下の牢の前、見たのは、血まみれのホレーショーと副船長の姿。 まだ、階段の途中で、立ち尽くした。]
死んだ?
[ヘクターに問いかけた。]
(43) 2014/12/14(Sun) 12時半頃
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[ホレーショーを担ごうとする前。 不意に床に銀色に光る何かを見つけて何となしに拾い上げた。>>2:284 何だこりゃ、とまじまじ眺めようとした所で声をかけられる。 階段の方を見遣れば、呆然と立ち尽くすセシルの姿。>>43]
………ああ。
[死んだ?という問いかけには、見りゃわかんだろとばかりに短く肯定を。]
喉元をざっくりとな。 人狼じゃねぇぜ。多分こりゃ船長の剣だ。 馬鹿が喧嘩売りに行って馬鹿なりに死んだらしい。
[低い声で自分に察せる分の状況説明を]
(44) 2014/12/14(Sun) 12時半頃
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[シンプルな肯定。また、人が死んだ。 ホレーショーを担ぎ上げるヘクター、そして、その向こうの牢の中。
やったのは船長と聞けば、また、言葉を失う。]
ホレーショーはグレッグのために? ヘクターは、どうする、の?
[ヘクターとホレーショー、グレッグは繋がりが深いこと、それくらいは知っている。]
(45) 2014/12/14(Sun) 13時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 13時半頃
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[淡々とした説明に言葉を失いつつセシルが問う。>>45 どうするのか、というのはつまり。 己がホレーショーと気安い仲だったことを指しての事だろう。 ――即ち、お前は船長に向かっていかないのかと。 その言葉にじっとセシルの方を見て。ややあって事もなげに答える]
……どうもこうも、あいつが勝手に死んだんだろう。 あのお人よしと違って、玉砕覚悟で仇討ちなんてのは俺の柄じゃねェからなァ。
[そう、手下を殺した相手に仇と言って憎悪を向けるなら、 10数年前のあの時だって同じことだった。 けれど自分はそう言った矜持よりも己の命を取って道化に下ったのだ。 自分では叶わないと思ったから。
けれど、]
(46) 2014/12/14(Sun) 13時半頃
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俺は俺が生きるためだけに槌を振るう。 それは今も昔も変わんねェよ。
けどもう、自分の命以外に喪いたくねェモンは 殆どなくなっちまったからな。 精々俺が生き延びてそれを継ぐしかねェだろう。
誰が化物だろうが、人間だろうが、力で叶うとか叶わねェとか、 こうなっちまった以上ぐだぐだ考えんのはやめだ。 人狼は殺す。人間でも邪魔な奴は殺す。 その結果何がどうなっても知ったことじゃねェな。
[淡々とした口ぶりではあるが、渦巻くやるせなさや、激情を抑えるような声だった。鋭い昏い目でセシルの方を見て]
(47) 2014/12/14(Sun) 13時半頃
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………お前はどうなんだ、俺の味方か? 何か知ってンのか?
―――それとも、テメェが人狼か。
[何も今すぐここで襲い掛かろうってハラはないが、向ける殺気は本物だ。挑発するようゆっくりと槌を向けて航海士を睨んだ。*]
(48) 2014/12/14(Sun) 13時半頃
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じゃあ、これで。
[やることがあるとばかりに道化が医務室を後にした。
そしてちょうど部屋から出て来たところのジェレミー>>22を見つける。もしかしたら道化が医務室に駆け込んだときもそこにいたのかもしれないが、必死過ぎて気づかなかったのかもしれない。]
丁度いい。ジェレミー、君にも話があったんだ。 中に入れてくれるかな?
[リーを切り刻むことも重要であるが、道化に焦りがあるわけではない。]
(49) 2014/12/14(Sun) 13時半頃
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[ギリアンの腕を担ぐように持ち、 まるで、修理の為に木材を担いでいるように 船長室へと向かって歩く。
その、船長室の斜め前。 部屋の前に立っているジェレミーの姿>>22を見た。 担いだギリアンの手を振りながら、 傍へと寄る。]
喰うか?
ま、毒入りらしいけど?
[からかうような口調でそう言い。 しかし丁度良かったと言うように笑う。]
(50) 2014/12/14(Sun) 13時半頃
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[ちょっと待っていろというようにジェレミーを手で制し、 一度其処から離れて船長室前に行く。 当初の目的通り、その腕を部屋の前に棄てた。
そして直ぐに戻り、部屋に入れてくれと頼む。]
あのせんちょーが、あれを見てどうするか興味ねーか?
[船長室の斜め前。 様子を見るには丁度良い部屋だ。
拒否されれば仕方ないと別のところに隠れる心算だが。]
(51) 2014/12/14(Sun) 13時半頃
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>>46>>47>>48
[ヘクターが続ける言葉は、激情では動かないといったものに聞こえた。そして、同時に、元は船長たる立場を踏まえた者の経験と矜持。
でも、この事態、敵わないものであっても立ち向かうといった言葉には決意が込められている。]
え……。
[でも、ホレーショーを担ぎ上げながら、こちらにゆっくりと向けられた槌。 そこには、彼にとっては、また、彼の認める者以外は、モノであるといった気風が見えて、 同時に、その鋭い殺意に敵うわけはない。]
ヘクター……。
[逃げなければならないと思うけれど、睨みつけられて、ぴたり、動けなくなる。圧倒的な戦闘力の前では、航海士はただの雑兵にすぎない。]
(52) 2014/12/14(Sun) 14時頃
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俺は何も……。
[航海士自身が知ることはない。 ただ、腰の装飾銃の碧色がまた共鳴し、瞳がより碧く揺らめいた。 呪いの女神は、ほくそえむ。所有者を殺すために。
航海士の喉からいきなり声が消えた。 悲鳴も、懇願も、あがらない。 人狼か、の否定すらできなくて。]
(53) 2014/12/14(Sun) 14時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 14時頃
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[呪いの女神の瞳の色は、 おそらく、人間のものとは思えない色に見えるだろう。
階段にそのまま時を止めて立ち尽くし、 どけと言われても、動けない。*]
(54) 2014/12/14(Sun) 14時頃
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[殺意と得物を向けて航海士を睨みつけると セシルが怯えたような表情で固まり、その場に立ち尽くす。>>52 そもそも彼は非戦闘員なのだから当然だ。 ―――尤も彼がその下に獣の本性を隠していなければ、の話だが]
そもそもよぉ。 疑わしい奴を始末するってんなら、 俺以外を片っ端から殺して行けば早いって話だ。 ちと手間はかかるが、なっ!!
[そう言い残すとホレーショーを抱えたまま一気に距離を詰め、 セシルに足払いをする。 それが成功すれば腹に槌を叩きつけようと一閃した]
(55) 2014/12/14(Sun) 14時頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 14時頃
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[階段で立ち尽くしたままのセシルにそれは当たったか。
彼が人狼であるなら殺意を向ければ本性を表すか、 と思っての行動だったが、航海士からは悲鳴も否定も上がることは無かった。 只瞳に映ったのは、人外じみた蒼々とした瞳の色。
ヴェラの紅い瞳とは違うそれはそれで気にかかったが、 ここで本格的にトドメを刺す気はなかったので、 一撃は普段のヘクターにしてみれば軽いものだったろう。 非戦闘員たるセシルがそれをどう受けるかはともかくとして*]
(56) 2014/12/14(Sun) 14時半頃
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>>55
――……ッ!
[階段へのヘクターの速度は凄まじく、あっと今に詰められると、足払いをかけられ、航海士は、階段から転がり落ちた。 したたかに身体を打ち付け、痛みに身体をまるめ、次にはまた、咳き込む。
だが、その視界にはまたこちらに槌を叩きつけるヘクターの姿。 全く敵うわけがない。
振り下ろされた槌はその腹を抉るのに、やはり悲鳴は呪いのせいであがらない。]
(57) 2014/12/14(Sun) 14時半頃
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[代わりにあふれたのは、やはり咳と、吐瀉物。 ほとんど何も食べていないから、黄色い胃液まじりで、そのまま床に倒れ付した。
碧色は痛みに見開かれ、身体は幾度か痙攣するが、 ヘクターを再度みつめた瞳の色は、魔の色は失い、そして、やがて瞼が落ちる。*]
(58) 2014/12/14(Sun) 14時半頃
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[足払いをかけるとセシルが成す術もなく階段から転がり落ち、そこに追撃をかける。>>57>>58 血と吐瀉物を吐いて倒れる男が何ら悲鳴の一つもあげない事に少し疑問に思った。 禄に動けないのはこちらの殺気に怯えたにしても少し妙だ。
眉を潜めつつ、痙攣するセシルの側に寄る。 物騒な蒼い光を湛えていたその瞳が、徐々に元の色に戻り、やがて瞼を閉じる]
――あー………… ちっとした牽制のつもりだったが。
[普段相手にしてるのが荒くれ者ばかりなので、 いまいち力加減が分からないのだ。 がしがしと頭を掻く。]
(59) 2014/12/14(Sun) 14時半頃
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人狼がまだ残ってるっつーなら、 テメェよりも他に疑わしい奴はいるんでな。 まずはそいつを片付けてからと思ったが、 ……その瞳。テメェも何か隠し持ってるみてぇだな。
[じっとセシルの方を見つつ、ホレーショーの身体を抱え直して]
……ま、何にせよお前はもう少し後回しだ。 航海士は他の連中より居るに越したこたぁねぇし、 その様子じゃいつでも殺せそうだしな。
テメェが危ないもんだと判断したら改めて殺してやる。 ―――尤も、お前がその時まで生きてたらな。
[そう言い残し、僅かに痙攣しているセシルの 怪我の状態は確かめずに階段を昇り始める。 彼がこの一撃で命を落とすなら、それはそれで構わない]
(60) 2014/12/14(Sun) 14時半頃
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− グレッグの部屋から − [二手に別れてホレーショーを探す事にして>>3:173 セシルに手を振った。 先程階下に降りて行く様だったから、教えていれば 手間を掛けさせなくて済んだのにと、気付いた時は遅く。 それよりも医務室から聞こえる咆哮を、 毒のせいでまだ呻いているのだと思い込んだ事を、 ずっと後悔する事になる。]
おーい、ホレーショー、いるか?
[随分空気を読まない男だと、自分でも判っていながら扉を叩く。 返事は無い。]
勝手に開けるから、切り掛かって来るんじゃねえぞ。
[中に人の気配は無い気がするが、グレッグの件もある。 念の為警戒しつつ扉を盾に開けようとした。]
(61) 2014/12/14(Sun) 14時半頃
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……あ? いねえのか?
[だろうなとは思った。 あいつなら、自室では無くグレッグの傍に付いているだろう。 ならば何処へ行ったのか。]
さすがに部屋ひっくり返すわけにはいかねえか。
(62) 2014/12/14(Sun) 15時頃
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[牢を出る間際、一度セシルの方に振り向き]
―――それと、もしテメェが化け物共と繋がってるか、 あるいは話す機会でもあったらよ。
俺の所に来いって伝えとけ。 そっちが来ないなら俺から行くともな。
[それだけ言うと、第三甲板へ続く扉を開けた**]
(63) 2014/12/14(Sun) 15時頃
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……獅子?
[不意に船長の呟き>>*22を思い出す。 この船で獅子を思わせる容貌と言えば。]
(*6) 2014/12/14(Sun) 15時頃
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もっと下かね。
[この階にはホレーショーは不在の様だ。 ならば下かと部屋を後にし掛けて、張り上げられた声>>19に 跳ねる様に部屋を飛び出した。]
ちょ、何があった!?
[医務室は出て行く時よりも凄惨な様子になっていた。 モンドに船長。そして腕を落とされたギリ―。]
(64) 2014/12/14(Sun) 15時頃
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[ギリ―を呼ぶ船長の聲も届いていたから、 多少の覚悟はあったが、想像を超える様に一瞬聲を失った。]
(*7) 2014/12/14(Sun) 15時頃
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[部屋に入れて貰えたか否か。
どちらにせよ、陰に隠れるように様子を見る。 暫くすれば、道化師が部屋に戻ってくるのが見えた>>27。
切り裂かれた服と剥がれかけた化粧>>29から見える、 動揺したような気配。]
お気に入りが壊されたら、 ピエロの化粧も剥がれるのな?
[恐怖を刻む為の化粧>>0:11。 絶望を振り撒く道化師>>0:186にも 弱点はあるということらしい。
あの時>>3:116は返事はなかったが、 相当――息を切らせるように走って駆けつけるくらい お気に入りな様子に、満足げに笑った。]
(65) 2014/12/14(Sun) 15時頃
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[ギリ―にまともに説明が出来るとは思えない。 ただ、切り落とされた断面に顔を思い切り歪め、 船長の顔へ手を伸ばすギリ―>>37に、苛立つ様に声を掛けた。]
ギリ―、そこ寝ろ。 これ口にしろ。
[縛られた腕の切断面で誰がやったかは判る。 だが理由が判らない。 問い詰めに行く暇も惜しいと、ギリ―に阿片と猿轡用の布を 押し付け、鋏やメスにアルコールをぶっかけて汚い断面を 切り落としていく。 きつく縛ってあるが、この布の先も駄目だろうと捨てるつもりで。]
これに比べたら痛みは少ないかも知れないが、堪えろよ。
[後は無言のまま、ひたすら処置の道具を操っていった。]
(66) 2014/12/14(Sun) 15時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 15時頃
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ギリ―……お前が船長や俺を大事にしてくれるように。 お前も同じように大事だ。
何かする前に、聞け。
[解毒剤を見つけて来るからと、ちゃんと説明していれば こんな事にならなかっただろうか。 仲間を傷付けられた事に、子供であった筈の狼は低く唸った。]
(*8) 2014/12/14(Sun) 15時頃
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― 医務室 ―
[医務室から離れるリーの人影を追って、首が動く。 通路は男の目に暗く、 けれど扉が開く音と漏れたかすかな光に反応して >>22]
おい、お前さん! ミナカどこ行ったか知らねぇかい?
[その方向は誰の部屋かなどと考えるよりも先に、訊ねた。
「知らない」との応えにはチッと舌打ちをし、 リーがその部屋の男に話かけるのは耳の端に>>50、
再びギリーの方へと意識を移した。]
(67) 2014/12/14(Sun) 15時頃
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[切断されてしまった腕。 腕が残っていたところで、縫い付けて元通りとはいかないだろう。 「手が死んだ」とギリーも言っていた>>35。
自身が施した止血が充分かどうかもわからない。 このままギリーが死ぬかもしれないという思いは、口には出さず。 意識が朦朧としているのか、小声で話すのを聞いた>>36。]
船医は、大事だもんなぁ……
[言いながら、左腕の傷が疼いた。 感覚を失うということはない。 だが、治療を受けていなければ 男の腕もギリーのと同じ運命を辿ったかもしれない。]
(68) 2014/12/14(Sun) 15時頃
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[途中で途切れた言葉の先>>36、 口の動きが読めたなら何か汲み取れたかもしれないが、
それは適わなかった。
近付いてくる焦った足音は>>28、船医のものだと思っていた。
けれど聞こえた声は>>29、男の知る船医の物ではなかった。 余裕のないその声があの道化の物と思うはずもなく、]
――チッ、どこほっつき歩いてやがんでぇ、 ちょっとお前さん、ミナカぁ 知らねぇか……
[声の主を確認しないままに声を掛け、名を呼ばれて漸く振り向いた。
飛び込んで来た時よりすっと温度の下がった声、 ――その声は知っていたから。]
(69) 2014/12/14(Sun) 15時頃
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[ぼんやりと白い顔の中、 化粧の下の素肌を垣間見ることはなかったが、
乱れた口紅のせいだろうか……、 口が避けたように大きく黒は延びて、まるで獣のように見えた>>29。
それと、]
……怪我ぁ、したんですかい??
[道化の身を覆う服の脇腹辺りに破れを、 手袋には黒い汚れを発見した。
明らかに誰かと争った後であろう様子の道化へと、 にやりと笑みを称えて訊ねた。]
(70) 2014/12/14(Sun) 15時半頃
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[終わったと思っていたのだが、そうではないらしい。
人狼が複数いたのか、疑心暗鬼に囚われた者が襲ったのか、 恨みを買っていたのか……。
船医が到着したなら>>64、 男はギリーの前を明け渡そうと立ち上がる。]
(71) 2014/12/14(Sun) 15時半頃
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[ギリーの残された腕が伸び、道化の頬を撫でる。>>37。
口では「触るな」と言いながら、 抗わず血化粧を施される道化>>39の様子に 「おや」と、また笑みを浮かべた。
真新しいのは、それだけでは終わらなかった。 道化が男に感謝を述べたのだ>>39。 「お前が見つけて治していたのか?」という言葉から、 治療を意外な行動と思っているのを察した。
ギリーは基本的には受け身だ。
それは暴力を覚える前の男と重なる部分もあった。 目の不自由な男は、 発散と搾取の対象だった時代がある。
ギリーにその頃の自身を見て、 無意識に手を差し伸べたのかもしれない。]
(72) 2014/12/14(Sun) 15時半頃
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ギリーの腕が毒で死んで、 それをリーのヤツが腐っちまう前にと切り取ったみてぇです。 リーがやったと、本人からこの耳で聞いたぁ。
アイツぁ、船と人間の区別もつかねぇバカらしい……。
[リーの本心は察しかねる。 口は悪いし可愛げもない、気も合わない。 部屋でも、言い合うか互いにいないものとして過ごすかのどちらかだ。
だが、もしも善意でやったとしたら……。 その可能性もあるので、悪意のみとは限らないと伝えた。
道化がそれで納得するかは分からない。
医務室から出て行く道化>>49は、リーを殺しに行くのだろうか。 後を追おうとして、けれど結局その場に留まった。]
(73) 2014/12/14(Sun) 15時半頃
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[道化師のあの様子を見ることが出来て満足する。
もしジェレミーが説明をしろというのなら、 「ミナカを呼んでこないとなんでね。 聞きたいなら後で来いよ。」 と、ミナカを探すことを口実にそこから立ち去る。
ミナカが医務室に向かった>>64ことに 気付かないふりをして、階段をのぼっていった。**]
(74) 2014/12/14(Sun) 15時半頃
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[道化を追って、リーの処刑を止めるのか。 ただ、道化を殺したいのか。
暗くなっていく視界の中、男は自身の心をも同様に見失っていた。
ギリーの治療をするミナカ>>66。 その詳細は見えないが、 黒い血液が更に医務室を汚していくのは分かる。
器具や薬を駆使して動く手、不意に]
あぁそうか。薬は毒にもなるもんなぁ。 お前さん、あの時他人事じゃあ無かったんだろう。
[そんなことを口走っていた。
「毒殺か」と詳細を語らない道化にカマを掛けた時、 諌めたのはこの船医だった。]
(75) 2014/12/14(Sun) 15時半頃
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ー医務室を出る前ー
ああ、これか。 ちょっと獅子に噛まれてね。
[>>70モンドに問われて答える。 元々道化は一応消毒でもしてもらおうかと医務室を訪れようとしていたようだが、この騒ぎでどうでもよくなったらしい。 自分に一太刀を当てたホレーショーの腕を称えるように「獅子に噛まれた」という言い方をした。
それから道化はギリアンに頬を撫でられている最中モンドが笑っている>>72のに「何か可笑しいか」と文句をつけるみたいに眉を上げた。]
船と人間の区別もつかない、ね。
[道化は取り敢えずモンドの半ばリーを庇うような言い方は受け取ったらしい。 納得したかまでは外から推し量れぬが、医務室に入ってきた時よりは冷静になった様子で道化はそこを後にした。]
(76) 2014/12/14(Sun) 15時半頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 16時頃
ネイサンは、モンドの視力を案じてはいたが口には出さなかった。
2014/12/14(Sun) 16時頃
革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 16時頃
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――― 6号室から ―――
その濁った目ぇ、よッッッく掘じって見てきてくれよ。
[扉に向かう足取りで、首だけを捻った。 見据えるのは、ジェレミー自身>>18が濁ったと評する目だ。
その目を濁らせる理由は大凡察しが付いた。 付いたからこそ、否定せずに、口端を笑わせるのだ。 濁っていようが澄んでいようが、頼りに揺らぎなんざ、ねえ。]
おいおいおいおい、女神を悪く言うもんじゃないねえ。 お前まで嫌われんぞ? ああ?
[眉を寄せ、凄んでから。]
俺様が知ってるのは、二匹だけよ。 その先はこれからのんびり探すさ。 かかかかッ。
(77) 2014/12/14(Sun) 16時頃
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Wooooooof...
[去り際に押し付けられた、ワインボトル。 犬の鳴き声染みたこれは、驚愕と歓喜だった。 曇ったレンズ越しに目を文字通り輝かせて 有り難く瓶を攫い、直接、口を付けて一口煽る。
当然、血の色に血の味はしなかった。 ただ、胃が焼ける。]
ぷ、は――――…
お優しいねえ。 後は、これが最後の晩餐にならないことでも祈っててくれや。
[後は頼んだ、そう、最後に言い残して部屋を出る。 第三甲板が騒がしくなるよりも、今は―――― 前。 第二甲板に上がる階段を登る背に、モンドの叫び>>19が聞こえた。]
(78) 2014/12/14(Sun) 16時頃
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うっひょおおおおお……… ビビらせんなよ、畜生。
[如何やら、船医を探しているらしい、と内容で知った。 第三甲板の中央から、階段を登りきった足が止まる。 真上から覗き込んでいる間にも 断片的に、腕を棄てるだの、ギリーを案じる声だの、届く。
――― 視界は不明瞭、聞き耳は好調。]
穏やかじゃないねえ………
ッッてか、ホレーショーの野郎は何処行った。
[記憶が正しければ、階段を"降りた"筈だが。 牢の方角かと首を捻りながら、覗き屋ちゅうちゅう、覗き見る。]
(79) 2014/12/14(Sun) 16時頃
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――― 第二甲板の階段 ―――
[聞き耳立てながら、貰ったワインを片手に一杯煽る。
我ながら酔狂なことをしているな、と実感するが 今あの場に飛び込めない事情が俺様なりに在るのだ。 覗き見は、船医が治療を促す声>>66の辺りで、上がる。]
キティ猫も見ねえな。
猫一匹逃してるじゃねえか、にゃあにゃあ、よ。
[鼠が増えちまう、と、場違いな懸念が脳裏を過ぎった。 疫病は船上では嫌われ者なんでな。
その鼠野郎の目が、ふと、漸くキイチの姿を捉えた。]
(80) 2014/12/14(Sun) 16時半頃
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――第三甲板――
どんな腐った頭をすれば食うと思えるんだ。 脳味噌から修理を始めろ。
[差し出された腕>>50が誰のものかはすぐに判った。 太く、傷だらけで、不器用な腕。ギリアンの腕がリーの手の中にある理由をその一言だけで察するのは流石に無理だったが、その何処か楽しげな様子に目を細めて睨めつける。]
命知らずめが。
[普段ならば、かの人を弄ぶつもりか、恥を知れ、と問答無用で研ぎたてのサーベルが顎先を掠めたろう。 避けられない死ならば今死ね、と鬼気迫る勢いだったはずだ。]
(81) 2014/12/14(Sun) 16時半頃
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[捨てられる腕と、その場所を見>>51。 この船の絶望より深く息をつく。]
知るか。 お前の巫山戯た遊びに付き合う義理はない。
[抜刀どころか、悪態一つ残しただけだった。 道化への敬愛がほとほと尽き果てたわけではない。 許可でも拒否でも、その話に関わりたくなかった。]
鍵は開けておけ。 後で戻る。
[ここは単に偶然開いていただけの部屋だ。 汚したらその時殺す、と声を低め耳打ちして、ハンフリーの声の方へと離れていく。]
(82) 2014/12/14(Sun) 16時半頃
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[ミナカが駆け出てくるのが、翻る白衣>>64で判った。 見失うまいと足を向けるも、その視界は頬を赤に汚した道化の姿>>49に塞がれる。]
……は、お話ですか。 貴方のお知恵と慧眼に勝るものなど持ち得ませんが、そのような不肖で宜しければ。
ですが、申し訳ございません、場所を変えませんか。 フランクの奴が女神の機嫌伺いだとこの部屋で発砲いたしましたので、少々荒れておりまして。 貴方をお迎えするには偲びなく。
[腰に下がる重みを確かめる。己はこの道化に刃を向けられるだろうか。 僅かに下の方にある道化の目を、見据えた。]
(83) 2014/12/14(Sun) 16時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 16時半頃
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[睨められても(>>39)船長の素肌へ向けて伸ばす手は、止まらず。逃げられないのを良い事に、そのまま血汚れで化粧を補った。目的を果たすとようやく手を退き、それ以上は船長に血が付かぬよう大人しく静止する。
モンドの説明(>>73)にコックリひとつ頷いて肯定する他は、ミナカが駆け込んでくるまでジィと不動で残りの痛みに耐え。ミナカが来たら来たで、新たな痛みに耐える。
鋸の刃でギコギコ削られる痛みと、鋭い刃に肉を殺がれる痛みは、残される身体への響き方が全然違ってはいたが。 どちらも痛い事に変わりは無い。 押し込まれた布を噛締め、終わるまで声も漏らさずミナカに身を委ねる。ギョトリ見開いたままの目は、なんとは無しにモンドを見つめていた。**]
(84) 2014/12/14(Sun) 16時半頃
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おおおん?
何だあ、まだ生きてたのか、お前もよ。
[始終、第二甲板に聞き耳立てていたところも キイチの立ち位置次第では、気付かれていたかも知れない。
表面上は、さも悪びれずに近寄り 残り半分のワイン瓶を片手に、呑むか、と声を掛けた。 酔狂半分、見られていたにせよ否にせよ、口止め料半分だ。]
まだ生きているたあ、俺様もお前もしぶといねえ。 それとも狼の一味だったりしてな。 かかかかッ。
[死に損ない風情で、船に拾われた姿を朧げながら覚えている。 船員を失って軽くなった船で なおまだ生き残る船員の一人に、生きている理由を探りに。]
(85) 2014/12/14(Sun) 16時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 16時半頃
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―第三甲板→医務室―
[ホレーショーの遺体をグレッグの部屋(グレッグの遺体がどこにあるのか聞きそびれたので少し探した)まで運び。 弔いがてら隣に寝かせておいてやる。 それが終ると部屋を出て、緩慢な足取りで廊下を歩いた。
そうこうしている間に第三甲板で起きた一連の出来事は知らないが、取りあえず男の目的は船医だった。 何は無くともグレッグの遺言の真偽を確かめなくては話にならない。
道中誰かに呼び止められなければ医務室まで向かい扉を開ける。 治療中のギリアン>>84の他、そこには誰が居るだろうか**]
(86) 2014/12/14(Sun) 16時半頃
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― 回想・医務室>>76 ―
へぇ……、まだ獣がいたんで?
[獅子に噛まれたと話す道化に>>76、愉快そうに返した。 けれど、それももう死んでしまったのだろう。 道化が今ここにいるのだから。]
(可哀相に、獣は道化に食われてしまったらしい……。)
[――口元の黒、手袋の黒。 血と口紅の識別もできない男は、胸中でそんな例えを。]
(87) 2014/12/14(Sun) 16時半頃
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[死んだのは誰だろうか。
未だ実行に移せずにいることを、やってのけた男は。 結果は残念なものであったが、]
そいつぁ、命知らずの大馬鹿野郎だぁ……。
[獅子への賛辞を送った。*]
(88) 2014/12/14(Sun) 16時半頃
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ヴェラが死んじまったけどなあ、まだ続くか? 続くな? デスポワール・ゴースト号にでもなっちまうな?
キイチよお、お前は如何思うよ。
[悪口染みた会話を交わすことは多々あれど 本心を腹割って話せたことなど――… 殆ど、無い。 キイチの飯は、ニコラスの次の次…… に美味かった。 美味かったが、魚のミンチはとてつもなく辛かった。 舌に残っていた記憶の方が、まだ鮮明なくらいだ。
狼について知ったことを、まだ隠して 反応を待つニヤつき面は、口を閉じ、また一杯酒を*煽る*]
(89) 2014/12/14(Sun) 16時半頃
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― 船底(捕虜、貨物収容スペース) ― >>59>>60>>63 [ヘクターの立ち去り際の言葉は、ぼんやりとした意識の中できいた。 そして、そのまま、船底の床に倒れている。 身体は動かしたくても、動けない。 体格も力も、全く敵わない相手。そして、はっきりとした殺意も受け取って、 まさに、殺されなかったのは、本当に、きまぐれでしかないと思った。
次は、殺される……。
ぼんやりそう、考えた時、そう、ヘクター相手でなくても、今、自分が敵う相手など、一人もいないのだから。 だから、それでも、
生きるためには……。]
(90) 2014/12/14(Sun) 16時半頃
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セシルは、やがて、ゆっくり這うように起き上がって、自室を目指し、また階段を登っていく。
2014/12/14(Sun) 16時半頃
フランクは、ヘクターの姿もそういえば見ないねえ、と、思い出した。
2014/12/14(Sun) 17時頃
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そうか、では私の部屋に行こうか。 話をするだけなのだから 手狭な私の部屋でも大丈夫だろう?
[>>83ジェレミーの心の内を測るようにその瞳を見つめ返す。 そして荒事には向かない自室でも大丈夫だろうと道化は意見を求める。言外に込めた意味に口角を上げながら。]
それとも話以上のこともしたいのかな?
[道化の半端に口紅の剥げた唇はむしろその事によって生々しい艶を放っていた。]
(91) 2014/12/14(Sun) 17時頃
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[腹が痛む。口を拭えば、血がついた。 背も痛む。頭もぼんやりする。 だけど、まだ死ぬようなものではないらしい。 これまでなら、きっとそのまま部屋に付けば眠り込んでいた。 実際、航海士の身体は決して丈夫ではなく、
だが、その瞳にはまた呪いの碧色が灯り、 身体の痛みを半減させていた。]
戦う……方法。
[ダガーでは駄目だ。 距離も力もない。だけど、重いサーベルはもてない。
そんなことを頭で考えながら、腹を押さえ階段を上る。]
(92) 2014/12/14(Sun) 17時頃
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― 現在・医務室 ―
……、よぉ副船長殿ぉ。 アンタも怪我ぁしたのかい?
[訪れた人物を判別するのに、一拍かかった。
グレッグの遺言のことも、 悪趣味なフランクの女神の啓示も知らない男は、 誰かがこの部屋を訪れる理由は治療目的だと決め付けて。]
(93) 2014/12/14(Sun) 17時頃
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はい。 貴方にお任せします。
[ここから振り向けば見える部屋。 手狭などというが、一船員に与えられたそれよりも充分な大きさのあるその部屋に、皮肉めいた探りのようなものも感じつつ。 思考の整理をつけた己の様子から、常の様子以上のものは例えこの道化といえど探らせなかったろう。]
貴方がお話以上のことを望むのでしたら、そのように。
[従順な犬と変わらない様子で、首肯する。]
(94) 2014/12/14(Sun) 17時頃
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[思い浮かんだのは、銃と毒薬。 それは呪いの女神のせいかもしれないけれど。
それまでは、コンパスと双眼鏡が手に馴染む持ち物だった。 けれど、もう、それだけではこの海では生きていけない。
しかも、仲間と思っていた人々が次々殺し合い、 屍は増えていく。
それでも理性があるものがいたとしても、 ヘクターのように、己の目的のためならば、力を奮うことは、海賊として、海で生きる男として必要なことなのだ。
強かに、狡猾に、振舞わないと、 もう、死ぬしか方法はない。]
(95) 2014/12/14(Sun) 17時頃
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[でも、そう思った時、一粒だけ、何かが零れたけれど。]
(96) 2014/12/14(Sun) 17時頃
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モンドは、ヘクターの怪我はどこだ?と探ってみるけど見つけられない。**
2014/12/14(Sun) 17時頃
モンドは、ヘクターを訝しげに眺める。**
2014/12/14(Sun) 17時頃
革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 17時頃
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ー船長室ー
[まず道化が先に、その後にジェレミーが続き戸を閉めたろう。
くるり、道化が振り返ると銀が宙を割いた。 身体の陰に隠れるように道化がサーベルを抜いていたのだ。 トスッとサーベルはジェレミーの肩越しに後ろに戸に突き刺さる。]
ジェレミー……何を考えている? まさか人狼は誰か探し出そう、 などと考えているわけではあるまいな?
[道化の瞳の半円は舐めるように、そこに恐怖の欠片があれば掬い取ろうとするかのようにジェレミーの顔の上に視線を這わせる。]
お前はそんなことは考える必要はないのだよ。
[一見慈しむかのような穏やかさで道化は左手で彼の頬を撫でる。形のいい頬から唇の近くへとそっと。]
ただ私に従えばいい。そうだろう? 仮令私の正体が人間であろうと…人狼であろうと。
(97) 2014/12/14(Sun) 17時半頃
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[それから接吻でも出来そうな程に顔を近づけると道化は甘い死神の囁きを齎した。]
そうすれば命は助けてやろう。
(98) 2014/12/14(Sun) 17時半頃
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― 自室・第三甲板1号室へ ―
[階段を登れば、まっすぐ、自身の部屋に向かう。 それは、休息でもあり、準備でもある。
その扉を閉める時、気配を感じ、小さく隙間から外を覗く。
隣の船長室へ、道化とジェレミーが入っていくのが見えれば、やや目を見開いたけれど。>>91>>94 ともかく、静かに扉を閉め、部屋の中、物音を立てずに、書籍から武具に関するものを選ぶと、銃のこと、ナイフのこと、毒薬のこと、碧色の瞳に映しこんでいく。]
(99) 2014/12/14(Sun) 17時半頃
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――……ジェレミー
[ふと、隣から物音がすれば、小さく、その名を呼んだ。 もちろん、届くことはない。
約束を彼は破らないだろう。そう思う。 護るといってくれた。>>3:35
でも、不安が満ちてくる。 彼は、約束を護れる状態であってくれるだろうか。 そして、それに期待をすることは、やはり己の弱さなのだと。*]
(100) 2014/12/14(Sun) 17時半頃
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―現在・医務室―
[医務室の扉を開けるなり、モンドが声をかけてくる。 そちらを一瞥し>>93、けれどもその言葉には返答せず。
注意を向けるのは専らミナカと、治療されるギリアンの方だ。 ギリアンの腕が切断されていることと、 その断面がまるで食いちぎられたようなものであることを見留め]
随分と派手に怪我してんな。 その腕、獣に喰い千切られでもしたか。
[揶揄するような口調でそんな風に問う。 グレッグが殺された顛末は、彼がまずミナカを襲い、ギリアンがそのナイフを受け、結果船長の不興を買って殺されたのだと記憶している。
ミナカが人狼なのなら彼も仲間なのだろうかと、 そんな思いを込めてちらりとギリアンを見た]
(101) 2014/12/14(Sun) 18時頃
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なあミナカよ。 仕事中悪ィが、ちぃと顔貸してくんねェか。
急用なんだ。
[取りあえず話をつけるには医務室の中は手狭だ。 他の医務室内にいる連中も味方かどうかは分からない。
何食わぬ態度で外に出ろと顎をしゃくって促したが、 瞳に映る剣呑な色と不穏な雰囲気に彼は気づいただろうか**]
(102) 2014/12/14(Sun) 18時頃
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――船長室――
[戸を閉め、顔を上げたその横を、刃が走る>>97。]
何を仰るかと思えば。 貴方の仰せのままに、航海士の身の安全を図り、"捕虜と見張りを殺した下手人"を探しております。 それが狼か、人かで差もなく、この手にかけ殺す為に。 ヴェラーヴァルは大変残念でした。あれは下手人とは思えませんでしたから。
[肩口を超え刺さるカトラスは、柄がひたりと頬に沿った。 その冷たさを覆い隠すように、人の温もりが触れた。言葉を紡いでいた己の唇を求めて、親指が辿る。 近づく顔、薄れ崩れた化粧の下が微かに見えた。]
(103) 2014/12/14(Sun) 18時半頃
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元より惜しい命ではございません。
[それは、この船に乗り込んだ瞬間より変わらぬ信念。 思いはフランクに既に引き渡してある。献身の意志は、より顕著に。]
(104) 2014/12/14(Sun) 18時半頃
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そうか。
[ジェレミーの答えを聞くとふっと力を抜いて彼から離れた。>>104]
なら命令を変えよう。 下手人を探してはならない。殺してはならない。 この命令が守れないならお前を殺す。
[戸に突き刺したサーベルを抜く。 それから道化は溜息を吐いた。]
お前がもっと分かり易く生き汚い奴なら……
[道化はピエロのように哀しそうな表情を浮かべながら、今度は脅しではなく命を奪う為の前準備として抜いたサーベルを元軍人の喉元へと突きつけた。]
(105) 2014/12/14(Sun) 19時頃
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[見知った者を殺すのはもう疲れた。]
(*9) 2014/12/14(Sun) 19時頃
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[そう弱音を漏らしかけた。 勿論そんな聲は仔たちには聞かせられない。 だから胸の裡で呟くだけ。]
(*10) 2014/12/14(Sun) 19時半頃
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セシルは、また、新たな物音に、船長室側の壁を見てから、立ち上がる。
2014/12/14(Sun) 19時半頃
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[それは、童話の中の話だから、 航海士には、なんの確証もない。
でも、胸騒ぎがすれば、手にしていた装飾銃を腰に戻し、 新たに、毒を塗ったダガーも鞘に戻した。]
[碧色の瞳は先程とはあきらかに違う意志を讃えて、 そっと部屋を出る。]
(106) 2014/12/14(Sun) 19時半頃
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[そして、隣の船長室をノックした。*]
(107) 2014/12/14(Sun) 19時半頃
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[差し出した瓶の行方を見守ってから 俺様の足は、目的を持って、厨房に向かった。
厨房脇に掛けられた、船員名簿。 ジェレミーの手により、既に名前に記号が加えられており、新たにペンを執る。]
……………
[ヴェラの名前、バツが描かれた横に、粗く狼を描く。 円に囲われたミナカの横にも、同様の狼。 そして、セシルの名前の横に、二重の丸。 ジェレミーの名前の横に、三角だ。死人の相は、俺様には分からない。]
(108) 2014/12/14(Sun) 20時頃
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− 医務室 − [ギリ―の処置に掛かりきりだったが、急にモンドに薬の事を 口にされ>>75、何の事かと顔を上げた。]
薬も量を間違えれば毒だ。 毒とかの理由で疑われてたら面倒臭い。 それに人殺すのに薬なんて使うか。勿体無い。
[治療の途中のせいか、何が言いたい?と荒いものになり]
(109) 2014/12/14(Sun) 20時頃
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[折悪しく船長室の戸を叩いてくる者がある。>>107 だが道化はそれに応えることなく元軍人の答えを待つ。 突きつけた銀は揺るぎなく彼の命を脅かす。]
(110) 2014/12/14(Sun) 20時頃
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今度は何だよ。死にそうな怪我人じゃなければ後にしろ。
[入れ代わりの激しい医務室だと、顔を覗かせた副船長>>101を 睨み付けた。]
こっちはリーの馬鹿が落としたギリ―の腕の治療で忙しい。 甲板でちょっと待ってろ。すぐ行く。
[顎で用事があると告げる副船長>>102に事のあらましを告げ、 出て行けと追い出そうとした。 だが瞳に宿る日常とは違う色に、穏やかなものは見えず、 取り敢えず待っとけと場所を指定して、治療に戻る。]
(111) 2014/12/14(Sun) 20時頃
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[誰が、この船員名簿を見るか、如何受け止めるか。 ――― 重要なのは、それではなく、形に残すことだった。
俺様も焼きが回ったかねえ。
女神の采配など、自分が知っているだけで良かったッてのに。 溜め息を滲ませる、が、これだけはやっておかなければ*]
(112) 2014/12/14(Sun) 20時頃
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[汚い肉や骨の断面を整え、止血を終えると 皮膚を引っ張り、傷に被せて縫っていく。 後は何重にも布を重ねて包帯で圧迫すれば、形だけでも 処置は終わった。
ただ失った血と体力を戻す治療はこの船では出来ない。 それこそ食べて寝て、自力だ。]
ギリ―、お前飯食ってねえな。 良いか、今はちゃんと食べて飲んで寝て、体力付ける。 食べ物がある時は、何処でもいつでも良いから食べとけ。
[何とか耐えてくれたギリ―の頭を軽く叩いて。]
(113) 2014/12/14(Sun) 20時頃
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モンド、ギリ―診てくれて助かった。 ったく……直してる最中の船壊されて喜ぶ船大工なんぞ いねえだろうが。
[傍にいたモンドへの苛立ちは既に無く、礼と共に リーに怒りを露わにする。 すぐにでもリーを怒鳴りつけに行きたいが、それより先に 用があった。]
(114) 2014/12/14(Sun) 20時頃
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>>110
船長!セシルです。 お伝えしたいことがあって参りました。
[もちろん、嘘だ。 だが、なんとでも言えばいい。風が吹きそうだ。 もしくは、人狼らしき人物がわかったとか。]
開けてもよいですか?
[返事があるのがはやいか、それとも耐え切れず扉を開けるのが早いか。]
(115) 2014/12/14(Sun) 20時頃
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じゃ、ちょっと行って来るわ。 モンド、出来たら傍にいてやってくれないか? またリーが反対側の腕落としに来るかも知れないからな。
モンドも下手に船壊すなよ。 リーに腕も脚も持ってかれるぞ。
[ギリ―を1人残すのが危険だと言うのは証明済みだ。 船を壊すギリ―に良い思いを持っていないのは勘付いていたが、 治療途中の患者を傷付ける等、こちらにしてみれば、 リーも同じことをしている。
そこだけは、長く続けていた医師としての怒りが勝っていた。]
(116) 2014/12/14(Sun) 20時頃
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[医務室の外に副船長の姿を探す。 見当たらなければ、指定した通り甲板に向かったのかと 階段を上り、まだいるなら先導するように上を目指す**]
(117) 2014/12/14(Sun) 20時頃
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――はい。
[引き抜かれたサーベルが、命を脅かす>>105。 ともすればその切っ先に怯んだかのように、道化の命令応える言葉は、間を置いて告げられた。 真実は、答える前に問を重ねようとした。それは己にのみ命ずるのか、何故探してはならないのか。 考えて、そして止めた。その問がなければ、己がただ従順な犬であるだけで済む。他の動きを無意味に制限する必要はない。]
では、私の手は航海士を守る為だけに。
[ノックがあった。 お出にならないのですか、と静かに喉を震わす。]
(118) 2014/12/14(Sun) 20時頃
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……はあ。
[ジェレミーの答えを聞いてほっとしたのか>>118、外から響く声を煩わしく思い嘆息したのか>>115、道化は息を漏らした。]
入れ。
[道化は使う必要の無くなったサーベルを下ろす。]
何の報告だ?セシルよ。
(119) 2014/12/14(Sun) 20時半頃
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>>119 [命が折り、扉を開けると中に入る。 その姿は、ヘクターの襲撃によりあきらかに乱れてはいたが、 その碧色の瞳は、それまでよりもなにより、爛々としていた。
まずは部屋の様子を見回り、 ジェレミーの姿を見ると、小さく息をついたが、 次には船長を見つめ]
さきほど、ホレーショーを探しに船底に行きました。 すると、そこには、ホレーショーが倒れており、傍には副船長がいました。
死んだのかというと、副船長はこちらを襲撃してきました。
ホレーショーの死因はわかりませんが、 その行動は何かを隠蔽するようにも見えました。
[声も凛として、伝える。]
何か不穏を感じました。
(120) 2014/12/14(Sun) 20時半頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 20時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 20時半頃
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ヘクターに襲われただと? だ…
[>>120道化はセシルの報告を聞き、思わず彼を案じる言葉を落としそうになる。それを思いとどまり代わりにこう言った。]
航海士殿を守れと命じておいただろう、ジェレミー。 余計な事ばかり考えているからそうなる。
[続いて帽子をくいと上げながら考える。]
ヘクターがね……気でも動転していたのだろう。 ホレーショーを切ったのは私だ。
[ホレーショーを切った理由について尋ねられればただこう答えただろう。]
決闘を挑まれたので受けた。
(121) 2014/12/14(Sun) 20時半頃
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―医務室→甲板―
[医務室に立ち入れば、不機嫌そうにミナカが声を返してくる。>>111>>117 ついでにギリアンの怪我の原因を知ることになった。 どうやらリーがやったらしい。]
……ああ、分かったよ。甲板な。
[どのみち連れ出すつもりだったので、甲板でという言葉には素直に応じる。 その場から引き下がり、部屋を出て。 暫しの後、ミナカ>>117と共に甲板へと。]
(122) 2014/12/14(Sun) 21時頃
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セシル。 探しに行こうとしていたところだ。
[入り来た航海士を見て、こちらも胸を撫でる。 いつ誰が死んでもおかしくない状況で、比較的力弱い彼が無事でいるのは僥倖といえた。 が、続いた報告に目を瞬く。]
副船長が? ――……、よく、無事で。
[下手人探しはしないと誓った手前、訝しむような目線は向けない。 然し、彼なら殺そうと思えば簡単に殺せるだろう航海士が、乱されながらも特別致命傷を受けていないのが現状だ。 何故、と疑問が脳裏にこびりついた。]
(123) 2014/12/14(Sun) 21時頃
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>>121
ホレーショーと決闘? 船長に?
[その言葉には驚いたように。 だが、ヘクターもそう言っていた。この切り口は船長であると。]
そうですか。 ともかく、副船長は疑わしき者は殺すと言っていました。 自分も、それは例外ではないようです。
[表情はまた厳しいものに戻り、襲撃を受けたこと再肯定してから、視線をジェレミーに飛ばす。]
風に備え、彼をお借りしたいのですが?
(124) 2014/12/14(Sun) 21時頃
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セシルは、ジェレミーの不思議そうな顔には、ちらと、数秒みつめるだけ。
2014/12/14(Sun) 21時頃
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はい、失態を悔いるばかりです。 今時分よりは、期待は裏切らぬと誓いましょう。
[結論航海士は無事であったが、襲わせたことに違いはない。 セシルを守るのは、船長命令でなくとも、己の使命だ。 伏し目に悔いを浮かべ、軽く一礼した。]
ホレーショーが、死んだといったな。
[セシルに確認すると、その殺し手から肯定があがる>>121。 また名簿から消さなければならない名前が増えた。]
(125) 2014/12/14(Sun) 21時頃
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ホレーショーは死んだ。 グレッグの、仇を、討ちたかったの、かな。
[そして、ポケットから瓶を取り出すと、船長の机に置く。]
グレッグの部屋を探して出てきた解毒剤です。 ギリーに間に合えばいいのですが。
(126) 2014/12/14(Sun) 21時頃
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――甲板――
[ミナカと共に余り人気のない甲板へ上がる。 甲板の多少開けた場所に着くまで暫く黙っていたが、やがて徐に口を開いた]
なあ。船医様よ。 テメェともそれなりの年月の付き合いになるが、 今まで俺たちはそれなりにやってきた。
一癖も二癖もある無法者の集まりで、 内に秘めてるモンも信じるモンも何一つ 禄に噛みあわねえ連中が。
ただあの、絶望を総べる道化を頭に据えることで、 それなりに纏まってやって来た。 ………そういう集まりが、 果たして本当に仲間と呼べるモンかどうかは別にしてもだ。
(127) 2014/12/14(Sun) 21時半頃
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その均衡が崩れたのは、何故だと思う。 人狼は、何故俺たちを襲いはじめたんだと思う? 矢張り、本能とやらか?
[ヴェラを殺した後、不意に過った疑問。 今まさに人狼だと疑いを向ける目の前の男にそれを投げかける]
俺はな、この船に潜む人狼がヴェラで全てだとは思っていねェんだ。まだ他にも居る。俺にはそれが分かんだよ。
[それは半分はカマかけだった。 自分は霊魂を感じられるだけで、そんな能力は無い。 ただ、彼が人狼なら、殺す前に他にも仲間が居るのかどうか確かめておくのは重要だ。何かボロを出さないかと、注意深く観察しながら]
―――なあ、どう思う? 医者の見立てを聞かせてくれよ。
[問う*]
(128) 2014/12/14(Sun) 21時半頃
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ああ、構わない。連れて行け。
[>>124ジェレミーを貸し出すことを許可する。 それから二人は船長室から出て行こうとしただろうか。 その背に道化は独り言のような問いを投げ掛ける。]
何故人狼は急に人を喰い始めたのだろうか?
[道化は手袋の奥にある左手の黒指輪を撫でている。]
子を持ったからかもしれんな。 子を持った獣は凶暴になるというだろう。
[道化は特にそのことについて意見を求めてる風ではない。 「私も外に用がある」と言って二人に続いて外に出ようとする。]
(129) 2014/12/14(Sun) 21時半頃
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ああ、解毒剤か。ありがとう。
[>>126狼牙のルーペを受け取った時には言わなかった礼を、ギリーの為の解毒剤を受け取ったときには言った。]
(130) 2014/12/14(Sun) 21時半頃
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― 第二甲板 ―
[絶望号のほぼ全員が一度に食事をとっていた あの、騒がしい時間が嘘のように 静まり返った第二甲板。 船底から聞こえる軋みのような声は、船のものにも思えてしまう。 ささくれだったテーブルを、伸びすぎた爪で引っかいている。
かりかり、 かりかり、 かり、かり ……がり、と。
階段で妙な動きをするフランクを眺めていた]
(131) 2014/12/14(Sun) 21時半頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 21時半頃
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>>129 [船長の許可により、出ていこうとしたとき、 ふと、落ちてきた言葉。
そこには、理があった。
振り向き、碧色の瞳で、化粧がはげかけた道化の唇を見つめる。]
――……。
[何かを返そうとして、開いた口は、結局何も言わずに噤まれた。 続いての礼には、小さく黙礼を。]
(132) 2014/12/14(Sun) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 21時半頃
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― 医務室>>114 ―
……すまなかったな。 [あの時グレッグには謝ったが、 船医のことまで頭が回っていなかった。 だから今、思い出して謝罪を述べた。]
グレッグはなんでお前さんを疑ったんだってな、 ……考えてたのよぉ。
それが理由かはわからねぇがな……。
[考えているうちに、 あの一言がなければ起こらなかったのかもしれない、とも思い至って。 グレッグには確信があったことを男は知らない。*]
(133) 2014/12/14(Sun) 21時半頃
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ヘクターは、セシルのあの瞳は何だったんだろうな、とふと思った。
2014/12/14(Sun) 21時半頃
ネイサンは、セシルに「どうした?」と微笑んだ。
2014/12/14(Sun) 21時半頃
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オマエがヴェラちゃんみたいに 人狼なら喰うかと思ってな?
[ジェレミーの返事>>81に、そう答える。
命知らずと言われても、自分はただ 動かないという腕を切り落としてやっただけだ。
ただそれは 船長のお気に入りであるということを分かった上で。]
(134) 2014/12/14(Sun) 21時半頃
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それはこちらの台詞だ、死に損ないめ
[差し出されたワインを受け取るも、すぐには口をつけずに、答えに迷っていた]
……終わる、とは思わねぇよ 全員死ぬまで、終わらない。幽霊船?上等だ
[瓶を呷るも、いつかのように一息には飲めず 一口飲み干して、瓶をテーブルに、叩きつけるようにして突っ返した。 どうしようもなく酔いたい気分であり だからこそ、喉を上手く通らない……なんて口にしたら、目の前の男はどれくらいの時間笑っているだろうか]
(135) 2014/12/14(Sun) 21時半頃
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セシルは、ネイサンなんでもないです、といった顔。
2014/12/14(Sun) 21時半頃
置壱は、ネイサンの姿も暫く見ていない。
2014/12/14(Sun) 21時半頃
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[腕を棄て、戻ってきてから聞いたこと>>82に。]
巫山戯た遊び? 報告だけど? ただの、ほーこく。
[悪態に対して、そう告げた。
内心、やはりつまらない奴だと思う。
一人その部屋で船長の様子を確認し。 階段を上った>>74。]
(136) 2014/12/14(Sun) 21時半頃
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ー医務室ー
[道化は医務室を再び訪れていた。 リーを切り刻みに行きたいのは山々であるが、解毒剤を手に入れた以上は彼にとって優先すべきはこちらであった。]
解毒剤を手に入れた。 ギリーとミナカ……おや、ミナカはいないのか。
(137) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 22時頃
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ミナカ、解毒剤を手に入れたから後で来い。 お前も大方毒を受けているのだろう?
[医務室で治療をしているミナカの様子を見ていた私は、彼の動きが何処か可笑しいのに気づいていた。 グレッグに襲われたのだからミナカも少しは傷を負ったのだろう。]
(*11) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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[厨房に入っていくフランクを見て テーブルの上、そのままのワインを見て]
いや。もったいねーな、何してんだ俺
[と、やはり瓶は空にしておいた。 それから厨房を覗き込むようにして]
……なんだ、また死んだか
[ついでに一応、酒があるかどうか、もう一度見渡しておく]
(138) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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………
[生者の存在を知らせる、爪が木を掻き毟る音だ。 階下を覗き込んでいた俺様は その音に誘われる形で、死者を踏み越えて生者>>135の傍に。]
半分の半分な。
[差し出したワインボトルが攫われた。 直ぐに口を付けないキイチの姿が 何時もと異なって、不思議で、口端を歪めた。 お前も、―――…昨日の今日でイカれてしまったのか、と。]
全員死んだら、それこそ幽霊船じゃねーか。
(139) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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− 甲板 − [昇った甲板の空気はひんやりとしていて、いつの間にか 月が昇っていた。 昨日から怪我人の治療ばかりだと、思うと同時。 まだ1日しか経っていない事に気付く。]
風が吹かねえな。
[風が無ければ船は動かない。 早く港に着けば、何か変わるかも知れない。 そんな目先の誤魔化しを許さない様に、副船長が口を開いた>>127]
…………。 確かに長い付き合いだな。 セシルも言ってた。お互い何も知らないってな。
[静かに相手の腹を探る様に紡ぐ言葉を聞く。 先程の目といい、良い意味は無いだろう。 それが決定的になったのは自身の能力を口にした事>>127で 更に言葉を選ぶ。]
(140) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 22時頃
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[モンドがまだいれば「ギリーの容体はどうだ?」などと様子を尋ねただろう。]
ギリー、薬を持ってきたぞ。
[そして道化はギリアンに薬を飲ませようとする。]
(141) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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俺様の死まで勝手に決めんな、死に損ない。 かかッ。 それとも、お前は心中する気だってか?
[誰と、でもなく、船と。
茶化すように悪口垂れてから ワイン瓶の中身がゼロと化しているとは露知らずに 呑気に、船員名簿をペンで弄っている。 ジェレミーの名前の横の、三角の隣に"?"も書き加えた。]
あ―――… 如何だかな、生きてる奴探す方が早いな。
これは、俺様の覚え書きよ。
[とん、と、乱雑な落書きを、ペンで叩く。 厨房にひょっこり顔を出したキイチに、視線も投げかけ。]
Wooof... 酒、探すなら、俺様の分も寄越してくんな。
(142) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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― 船長室から出て ―
[部屋から出ると、船長も出てきて医務室へまっすぐ向かう。 その様子は確かに、こうなる前の船長とは違うように思える。]
――……仔
[さっきの船長の言葉を思い出し、そう、短く呟いてから、ジェレミーを向く。]
――……よかった。 心配した。
[何を、という言葉は言わず、そう呟いて、小さく笑った。]
(143) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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切欠? あるとしたら叫び続けてた捕虜だろ?
[雲の間から見える月を静かに見上げた。 切欠は確かにそうだ。 そしてそこから悩む。 副船長の腹の奥にあるもの。]
へー、大した能力持ってんだな。 何で今まで黙ってた? 襲われたら怖い? そりゃそうだな。 誰だって死にたくない。 人間も、人狼も。
食われる者がいる限り、人狼は残っている。 食われる者がいなくなったら、人狼はいない。 俺にはそれしか判らないよ。
[能力を持っているのか持っていないのか。 もしかしたら副船長は全て知っているかも知れない。 それでも迂闊に口は滑らせるわけにはいかない。]
(144) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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……… あん?
[甲板に向かう足取りが在るなら 当然、第二甲板を通ることにもなる。 副船長と船医が通り抜ける、足音はあった。 話し声>>127がなかったもんで、誰か、までは理解らなかったが。]
落ち着かないねえ。
[名簿に再度、目を落とす。 ホレーショーの名前には、まだ、線が引かれていないまま。]
(145) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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[やはり傷を縫われるのは、気持ちが悪い。 治療の終盤は、痛みよりもチクチク針が出入りする感覚に奥歯を噛み締め、変わらずモンドの眼を見ていた。双方の視力にやや難があるせいか、いくら見ても、彼とガチリと視線が合う事は殆ど無い。]
薬 アル リー くれた
[解毒剤なのか鎮痛剤なのか何なのかは知らないが、リーが残してくれた薬の包みを顎で示す。ミナカとモンドの会話に言葉挟む形で。薬の包みは、血塗れの床に落ちていた。]
(146) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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……で、何で俺に話す? 話すからには、俺に何か思ってるんだろ?
本気でデートに誘うって言うならもちっとスマートに誘え。
[張り詰めていく空気を緩める様に、ほんの少し息を吐いた。]
(147) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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解毒剤? 良かった。 リーの馬鹿も一応何か知らないけど、薬くれたみたいで。
[船長の聲に少しだけ安堵の息を吐く。 だがすぐにはそこには向かえない。]
船長……副船長が、自分は人狼が判る能力を持ってるとか 言い出したけど……フェイク?
(*12) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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それだ。生きてる奴のが、少ないし ……あー…
[心中、は。もしかしたら頭にあったかもしれない。 誰と、でもなく。ただこの船と。 今度こそ、船と。
助けられたのは、命を掬ったのは、 船長ではなく、それが仕事の船医で――]
航海士は生きてる。あと……船医は?
[料理人は死んだ。 船長はまだ生きているだろうと、疑わなかった。 あとは誰だろう。 誰が死んでいても、驚くことはない]
(148) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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[副船長が応えなかった>>101ことから 怪我ではないのだろうと察した。]
(ご機嫌ななめなようで……。)
[男は肩を竦め、小さくため息を洩らす。 ギリーの状態を見ての言い様に、]
人狼は副船長殿が仕留めてたじゃぁねぇですかい。
[と。
「他にも人狼は残っている」とでも言いたげに聞こえた。
他人の不安を悪戯に煽る……、 そんなことを言う人物ではないと思っていたから、
副船長の様子、見える限りのものを拾おうと意識を注ぐ。]
(149) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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それとも……。
[既にフランクの手によって暴かれているとは知らず、 真実ならば。彼を懐柔する事が出来ないなら。 生かしておくわけにはいかなくなる。 あの捕虜の様に。]
(*13) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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[副船長がミナカに「急用」と伝えるのを聞いて>>102]
この船の船医が 治療を投げ出してまで優先しなきゃならねぇってのは、
……いったいどんな用件なんだぁ?
[口を挟んだ。 ミナカからも「治療を優先させろ」と>>111あり、 副船長が大人しく退いたので>>122、それ以上は何も言わなかった。
ただ、ここではできない話、「お前は知らなくていい話だ」 と言外に受け取り、面白くない気分ではあったが。]
(150) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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[風が吹いた時に、と己の体は道具として受け渡される>>124。 ホレーショーが死んだとあらば舵を取るのは己しか居ない。 拙さは拭えなかろうが、セシル自身が己を選ぶのに拒否する理由もなかった。]
上は、すぐ戻らんと拙いか? 仕事が残っていてな。
[名前は後いくつ残るのか。厨房横で名簿が待っている。]
(151) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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人狼が分かる能力だと? ……。
[少し考えてみて、セシルの証言を思い出す。]
可能性は低いだろう。 もしそうならセシルのことは攻撃しなかったはずだ。
(*14) 2014/12/14(Sun) 22時頃
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[処置が終わったらしいのを>>113、 ミナカがギリーに言いつける様子で知る。 まるで親が子に言い聞かせるようだ。
自分の親の顔がよぎったが、もう何十年も見ていない。 もう死んでいてもおかしくない年齢だったか。
ミナカから礼を言われれば>>114、]
殺し以外で役に立つ日がくるたぁなぁ…… ハハッ あぁ、荷運びくれぇはやってたけどもよぉ。
[十何年、殺すことだけ考えて生きてきたのだとカラカラと笑った。 ミナカからの頼み>>116を、男は頷いて了承する。]
(152) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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―医務室―
[来訪した副船長とミナカが連れ立って出て行くと、医務室には濃い血の臭いとモンドと男だけが残る。ミナカに言われた通り、寝台の傍に据えられていたパンを囓りながら、先のモンドの言葉(>>133)を思い出していた。]
モンド、人狼 殺すカ ?
[千切ったパンの欠片を、モンドの差し出しながら。 ポツリと問いかける。]
(153) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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は? 副船長セシル襲ったのか? 皆敵に見えるチキンってことか?
[すぐに返って来た聲に、船長の頭の回転の早さよりも セシルが襲われた事に驚いた。 ホレーショーを探しに別れたあの後だろう。
益々警戒の色が濃くなった。]
(*15) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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[ミナカの返答を黙って聞いて。 何故黙っていたのかと言う言葉にふっと笑う>>140>>144]
……そうだな。 俺は無暗に死にたくねェ。 手札を明かすのは相手が明かしても大丈夫な奴だと判断した時か、それと引き換えに何かを得たい正念場だけよ。
……成程、人狼も死にたくねぇか。 人を喰うのも奴らが生きる為の性ってぇなら。 シンプルでいい。 命を預かるテメェらしい答えだ。
(154) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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チキン…。 彼は生き汚い類の人間だ。その可能性もあるだろう。
[そして私その汚さに生命の強さを感じて、密かに彼の姿勢を好いていた。]
言い方を変えれば生き残る為にはなんだってするだろう。 気をつけなさい。
(*16) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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[階段を上がり、厨房へと向かう。 腹に何か入れるか、酒でも飲めたらと思って。]
(155) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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[リーの話が出たなら>>116、無事だろうかと頭を過ぎる。
道化は自分の者を壊されるのを嫌う。 あの道化の慌て様、よほどギリーが大事と見えた。
殺されても、おかしくはない。]
悪いとこから取られちまうなら、俺ぁまずこの目かねぇ。 まだ死んじゃあいねぇから、無くっちゃあ困るんだけどよぉ。
[目が一時悪化していたこと、 今も徐々に暗くなり始めていることは告げないまま、]
早く行けよぉ、ありゃあ虫の居所が悪そうだぁ。
[そう言って、ミナカを見送った。]
(156) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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[一泊の間。 どこか呆れたような、警戒するような眼差しを向けるミナカにまた笑った。息を吐く彼に呼応するように一瞬だけ空気が緩む>147]
……悪ィが、俺にスマートさを求められても困る。 そういう柄じゃねぇんでな。
そうさな、単刀直入に行くか。
(157) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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―――テメェが「どっち」か確かめさせて貰う。
[そう吐き捨てるや否や、ぶわりと男の纏う殺気が膨れ上がる。 地を蹴ってミナカの懐に突っ込むと、槌を構え横薙ぎに振るった。
船底でセシルに放った時と同じような、正体を見極める牽制の一閃。当たった所で致命傷にはならないだろうが、さてどうしたか*]
(158) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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>>151 まだ、風は吹かない。 上にいく必要はないよ。 仕事があるなら、ついてく。
[ジェレミーが己を護るのを命じられているのならば、 そのとおりに、彼に護られる。 逆に、それが、護ることもできると、いつのまにか思い始めている。]
さっき、船長室で、どうしてたの?
(159) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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……生き汚い……か。
[表裏一体。]
ああ。気を付ける。なるべくな。
[目の前の男を見据えながら返すのは曖昧なものだった。]
(*17) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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心配はこちらもだ。 軽率に部屋で待つなどと、悪かったな。
[笑う顔に向けたのは、苦味の滲む色。 けれど安堵も間違いなくあって、それはすぐに和らいだ。]
――仔が出来る、か。
[己はヘクターやホレーショーのように、誰かを拾うようなことはしなかった。 役に立つかどうかを判断するのは己でなく上に立つものの仕事で、拾う権利があるとは思ってもみない。 知り得ぬ感情だな、と低い天井を仰ぎ見た。]
(160) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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船長、副船長、船医、ジェレミー、ホレーショー
セシル、リー、ギリアン、モンド、俺様、それからお前な。
[ホレーショーの死は、まだ耳に届いていない。 線引きされずに放置されている名前も、幾らか、在る。 既に海の藻屑に、転がり落ちた名前だ。]
かかかかッ、即答出来ないか?
[心中、そう口にした問いに 得た答え>>148はぼやけて余りに曖昧だった。]
ッつっても、何人かは顔を見ないねえ……
(161) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 22時半頃
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生きてる奴が少なけりゃあ
必要な肉も魚も、少なくて済むなあ。
[口減らしが過ぎる、としても――― 流石に乾いた笑いが漏れて、ペン先が、キイチに留まる。]
お前も、ぼんやりしてッと線引いちまうぞお。
(162) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 22時半頃
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>>160
船長は、ギリーをとても心配していた。 まるで、それこそ、子供のように、っていうんだろうな。
[まだ若い航海士は、結婚などはもちろん無縁である。 ただ、そうつぶやくジェレミーをみて、
ああ、もし、陸で彼が軍としてそのまま歩んでいたならば、 家庭をもってもおかしくないな、などと考える。
もちろん、すぐにそんな悠長なこと、思う自分がおかしくなった。]
(163) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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ああ、確かにあんた能力があるよ! 乱暴な確かめ方でな!
[緩んだ空気が一気に戦場へと変わる>>158 縮んだ距離と薙ぎ払う槌に一瞬反応に迷いが生まれた。 人ならざる力を見せ、グレッグに確信を齎す羽目になった。 確かめると言う以上、確信を持たせない為には 受けた方がいいのか。
そんな迷いと逃げようとした本能と、動きの鈍った左腕が 噛み合わない歯車の様に隙を生む。]
(164) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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痛っっ!!
[思わず庇った左腕を突き抜けて、腹に鈍痛が届いた。 感覚の無い左腕だが、良くて罅、悪くて骨折しているだろう。 倒れるのは何とか耐えたが、右腕で掴んだ左手は動かない。]
……怪我人出たら治療出来ねえだろうが、この馬鹿。 お前絶対傷口塩塗り込んでやるからな。
[多分、次が来れば耐えられない。 ヒトを棄てなければ……そんな予感のまま 汗を浮かべて睨みつけた*]
(165) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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― 厨房 ―
あ? なんだ、お前らいたのか。
[其処に居た二人>>148>>162に声を掛け 食料がある場所へと向かう。]
(166) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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― 医務室 ―
[ミナカの言いつけ通り、パンを齧るギリー>>153。 昔の自分と一瞬重ねたが、決定的な違いがあった。
男は抗うことを覚えたのだ。]
あぁ? 俺に殺せるかってぇ訊いてんのかい?? 殺してやるさ…… もしもまだいるってぇならな。
[差し出されたパンを食べながら、ギリーの問いに応えた>>141。]
(167) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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なんだぁ?お前さんも人狼が怖いのかい? 見張っててやるから、ゆっくり眠れ。ミナカも言ってたろ?
――その前に、薬か。
[治療中、ギリーが顎で示したのを拾い上げていた薬>>146。 血塗れのようだが、中身は無事だろうかと包を開けようとした時、 道化が戻ってきた>>141。
甲斐甲斐しい親のようだ。ミナカも、道化も。]
(168) 2014/12/14(Sun) 22時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 22時半頃
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お。結構生きてんなぁ
[厨房の中に入り、乱暴に棚の下を漁る。 鼠の死骸をかきわけて、中身入りの酒瓶をひとつ、発掘する。 階段を近づいてくる足音が聞こえた。 確かにまだ、人が生きているようだ]
それだけいりゃ、風が吹けば船を動かせるだろうよ
[奇跡的に腐っていなかったコルクを小気味よい音をたてて抜くと、三分の一ばかりをぐい、と飲み干して、フランクに差し出しつつ 開きっぱなしの扉から、厨房の外を見やる]
名前、消すならよぉ 俺を殺してからにするんだな
……よぉ、生きてたか、大工さんよ 飲むか?
[とフランクに渡した酒瓶を顎で示すが、 さて中身は残るかどうか]
(169) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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――― 厨房 ―――
[片手にペン、片手に装飾銃なんて似合わないスタイル。 俺様がしているのは船員名簿の整理ではなく 名簿に対する落書き ――――ではあったが。]
Yo Ho.
お前も、まあだ生きてやがったか。
[リー>>166から掛けられた声に、顔を上げた。 ペン先は、キイチから、リーの傍を彷徨う。記号は"?"だ。]
そういえばよお。 ジェレミーの部屋の床、穴空けちまったんだ。
[悪びれずに、修理の要求を忘れない。場違いを、装った。]
(170) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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よく言われる。
[槌を一閃すると、迷いを見せたミナカの左腕に一撃が入る。>>165 右腕左腕を掴んだまま、抗議の声を上げるミナカに怖い怖いと首を竦める。]
そりゃあ勘弁して欲しいな。痛そうだ。 俺も願わくば医者が化物じゃねぇといいなぁとは思ってるぜ。 航海士程じゃなくとも色々と不便そうだから、なぁ!
[脂汗を掻きながらこちらを睨みつけるミナカに今の所異変は見られない。 が、遺言のせいか、セシルと相対した時よりも油断は抜けていなかった。もう二、三発入れればはっきりするだろうか。 くるくると槌を回転させ、今度は足を狙って殴りつけようと*]
(171) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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モンドは、フランクのことをしばらく見ていないな。死んだか?
2014/12/14(Sun) 23時頃
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全員死ぬには、まだまだ骨が折れるなあ。
[生き残った、屈強な海の荒くれ共だ。 流石に一部は除くとして、咽喉を鳴らす。 第二甲板に取り残された瓶(中身なし)を取りに戻るも億劫で キイチ>>169の唾の付いたものを、さっさと受け取った。
鼻先を付けると、芳醇な香りがする。饐えてはいない。]
船が動けば、船も襲えるかあ?
おーおーおーおー、手が滑って殺しちまうよ、ッと……
[言葉尻に、酒を煽る。 この酒は俺のもんだ、ッてな! リーに差し出す酒を残さない俺様だった。]
(172) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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フランクは、モンドの名前にバツを引こうか、手が迷っている。
2014/12/14(Sun) 23時頃
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モンド、人狼 殺したい カ ?
[要らんと安易に右腕を棄ててしまったが、腕一本では案外不便だと気付く。例えばパンを千切る時。例えば腰を浮かせて寝台に腰掛ける時。やけに軽くなってしまった半身に気を取られて、簡単な事に難儀する。
寝台に掛け、右肩を軽く動かし慣らしながら問いなおす。出来るか、ではなく、したいか、と。]
おれ、怖いナイ 狼 おれの肉、嫌う
[続いていたモンドとの会話は、戻ってきた船長の耳にも入ったかもしれない。聞かれて困る話をしているわけではなかったから、会話は止めず、与えられるまま薬を飲んだ。]
ミナカ ヘクタ、一緒
[大人しくアァと大口開けて薬を飲んでから、ミナカの行き先も告げた。]
(173) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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魔女裁判かよ……。死ぬのは良い人間って奴か?
[言葉の応酬だけならいつもの船での戯言で済むだろう。 だが命を賭けた戯言に余裕は無く。]
────。
[口元が愉しそうに、悔しそうに歪んだ。]
(174) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 23時頃
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……生き汚いって言うなら、あんたもだな。
[唐突に喋り出す。]
あんた1人しかいねえんだから。 2つ同時に護ろうなんて欲張り過ぎだ。
(*18) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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騒ぎが収まったら、素顔のあんたとギリ―とで酒飲んだら。 楽しいだろうな。
(*19) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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ヘクターと……だと?
[ギリアンの告げたミナカの行き先に道化は眉を顰めた。]
(175) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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なぁんてな。下らねえ家族ごっこなんて1日で飽きたわ。
(*20) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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――駆け寄る姿を、見た。 あれほどの寵愛を受けたいとも思わないが、気に入られているんだな。
[確かに、どうにも目についてしまう存在ではある。 己も時々食事の場でも動かぬのに、パンだの魚だの干し肉だの投げたことがあった。]
……だからお前をどうしようなどと思いはしないが。 狼は仔が出来たから動きはじめたと言っていたところに、船長に仔が出来たようだと言うんだな。
[まるであの道化こそがその子煩悩だと言うように>>163。 さて、風は吹かない、というのはいい報せではなかったが、仕事をこなせるのは有り難い。 上へ、とセシルを促して、厨房横の名簿を求めた。]
(176) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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やっぱりヴェラの言う通り。仲間なんて邪魔だし。面倒臭い。
だから、俺は好き勝手にやるわ。
あんたらも勝手に仲良しこ良しやってろよ。
(*21) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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じゃ。ギリ―の馬鹿とお幸せに。
(*22) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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(もう、謝罪も、感謝も、想いも、伝えられないけれど。)
(*23) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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残念ながら生きてるな。 残ってんなら飲むわ。
[きいち>>169とフランク>>170へと頷き、 顎で示された酒瓶へよこせというように手を差し出す。]
あ?あれ、テメエだったのか。 人の仕事増やすな、クソが。
[先程入った際、見かけた穴を開けた犯人が分かり、 途端に不機嫌になる。]
(177) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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欲張り?そうだな、私は生き汚いよ。 両親の死んだ日からそうであった。
…私の仔だろう。ヘクターの首を獲ってこい。
[彼を信じて、私はそう聲をのせた。]
そうしたら、酒でもなんでも。素顔でも。
(*24) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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五月蝿い、勝手に生き残って私にそんな口聞いたこと後悔してろ馬鹿。
(*25) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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――第二甲板――
フランク。
[セシルを共に連れ階段を上れば、目的のものを手にする先客がいた。 合わせて顔を見たのは、リーとキイチだ。生きていたか、とキイチを見て思う。]
(178) 2014/12/14(Sun) 23時頃
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おれ、飽きるナイ ミナカ 待つ
帰ってくる 待つ
(*26) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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ったく……俺の目も狂ったな。 誑かすならあの道化じゃなくて、 あんたの方に擦り寄るべきだったな。
[槌が打った場所は割れた床のみ。 それこそ人間業では無い距離を軽々と飛んで見せた。]
あいつに取り入るのどんだけ苦労したと思ってんだよ。
[紅い月の下、二つ足が四足に変わる。 四つの紅い瞳、二つの鈍銀の牙。 二つの頭を抱いた奇形種。 ただ左前脚は変化しきれず人間のままで。]
どうせ役立たずだ。 お前食った後で、あいつも殺しといてやるよ。 あの世で互いに殴り合っとけ。
[笑い声と共に、跳躍する。 その武器を握る腕を目掛け、牙と爪を振った*]
(179) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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[再び問われたところで、 質問の意図が違ったことに気付いた>>173。]
――あぁ、殺したいねぇ。 じゃなきゃ俺らが食われちまう。
お前さんのことを心配してるあの道化の船長も、 お前さんの治療をしたミナカのことも、
みぃんな食っちまうんだよぉ、人狼ってぇヤツは。
[「当然だろう」と言って、 何故突然そんな事を訊きだしたのかと首を傾げた。
狼を怖くないと主張するギリーには]
なんだい、お前さん、狼にでも噛まれたことがあんのかい?
[そんなところまで似てるのかと、驚きの息を洩らした。]
(180) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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かかかかッ、残ってぬえええええよ。
[差し出された手>>177 押し出すように押し付けたのは、空の酒瓶だった。]
女神さまのご機嫌占いよ。 仕事増やしてやったんだ、感謝して欲しいねえ。
[犯人は、悪びれず、何時ものように咽喉を鳴らす。 今日のご機嫌伺いは如何するか―――― 不機嫌を映すかおを、自然、じろじろと眺めてしまってから。]
(181) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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そうそ、また船を襲ってよ 人が減って、増えてよ
……なーんてな
[空になる瓶と、それとは関係なく不機嫌になるリーを見て 状況に不似合いな笑い声をあげる]
ま。どうせ終わりやしない ………ちっ
[舌打ちと共に首を振れば、新たな人影。 生きていたか、とは図らずも同時に考えただろう]
(182) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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Prude.
[ジェレミー>>178に掛けられた、声に。 返すのは愛称で、ペンと船員名簿を、押し付けるように渡した。
俺様の落書き付きだ。
狼の落書き、丸に三角にバツに"?"まで、選り取りみどり。]
Bitchも生きてたかあ。 ジェレミーも一緒なら安心な? かかかかッ。
(183) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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[ミナカがいつものように軽口を叩く。 戦闘中の一幕のようなそんなやり取りの中、 彼の口元が歪な半円に歪み、それを目に留めた刹那。]
――――っ!!
[放った槌を軽々と躱し、紅い月を背に男が飛んだ。 まるで人間業とは思えないその脚力に目を遣れば、 煌々と光る4つの紅い目に、銀色の足。 ヴェラとはまた違う、本当に『化物』染みたその姿に一瞬目を見開いた]
ぐっ!!!
[槌を持つ腕に鋭い牙が刺さる。痛みに顔を顰め、血を撒きながらも槌を取り落すまいとしっかりと握りしめた]
(184) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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[押し付けられた酒瓶>>181をひっくり返しても ほんの一滴すら零れない。 舌打ちと共に空瓶を投げ捨てる。]
占いだ? そんなモン信じてるとか、焼きが回ったな。 仕事を増やすなってその女神様にでも言っておけ。
[不機嫌な顔でフランクの顔を見 じろじろと眺めてくる様子に、]イラつきを隠さない。
あ?なんだ。なんか言いたいなら口で言え。 言えねえってなら、その使わない舌切り落とすぞ。
[そう言い捨ててから、やって来た姿>>178に振り向いた。]
(185) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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―――は、は。 ようやく本性を現しやがったか。 グレッグの遺言は本当だったんだな。
へッ、 化物様にそう言って貰えるたぁ光栄だ、ねぇ……!
[腕に牙が刺さったままのミナカ。その身体を空いている方の手で掴み、鳩尾に蹴りを叩きこもうと放った*]
(186) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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……… 死に損ないはよお、本当に死にたいのか?
終わらせたくないのかあ?
["終わりやしない"と、何故、断言出来るのか。 キイチ>>182の問答に違和感を覚えて 名簿を明け渡した、空の手に、銃だけを携えて。]
減るのは困るなあ、増やせ、増やせ。 鼠算式は無理だがなあ? 女が居ねえな?
[下世話な話も加えてから まだ生き残っている、今顔を見ることの出来た、数人を見回す。]
(187) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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ミナカタは、ヘクターの腕に牙を立てたまま低く唸った。
2014/12/14(Sun) 23時半頃
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[咀嚼も止めて待ったモンドの言葉に。 「そうか」と短く乾いた反応を見せる。]
おれ カシラ、大事 ミナカ 帰る 待つ 死ぬは、困る
[口に残っていたパンを飲み込むまでの間を挟んでから、続いた言葉に深く頷き同意と肯定を示した。それは男の心からの真意であったし、添えた声には珍しく感情的な熱が滲んでいる。
次の質問に返すのも肯定の頷き。]
おれ、陸の時 狼 一緒だった ソイツ おれ食う、不味い 言った
…… カシラ、ミナカ 帰ってくる カ?
[モンドに向ける過去の話の断片は、ミナカの行き先聞いての道化師の反応に気を取られて一旦途切れる。]
(188) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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まあ、ミナカのことは仕方ないな。 あの馬鹿のことは放っておこう。
……帰ってくるまで。
[道化は少ししてから落ち着き払ってそう言う]
さ、ギリーはもう寝てなさい。 私にもやることがある。
[それからモンドの方へ向き直る。]
モンドはここに居てくれるのか?なら助かる。 そうでなくとも、時折ギリーの様子を見てくれるか?
[道化は答えも聞かずに医務室を出ようとする。 医務室を出たらまずは船大工の部屋を訪ねてみるかなどと考えながら。]
(189) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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話が早くて助かる。
[押し付けられた名簿>>183、Hを探す。 探しながら、手は描かれた絵を辿り、余白を探す。 否――ここに残すのは、危険すぎるか。]
おい。この下らない絵は何だ。
[キイチやリーとやり合うフランクの腕を引き、無理矢理にも絵の解説をさせようと顔を近づける。]
(190) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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……ああ、ミナカは帰って来るさ。
(191) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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[空き瓶を引っ繰り返す、リー>>185の姿に咽喉を鳴らした。 血と、酒の匂いに、酔っ払っていたのかも知れない。 残っていたとすれば俺様の唾くらいなもので 床に転がす姿が、あまりに可笑しく、腹を抱えた。
それが更に、船大工の苛立ちを煽るとしても。]
おいおいおいおい、ただの占いじゃねえよ。
女神のご機嫌は不思議と当たるんでね。 言いたい口があるのは、俺様じゃないねえ。
[女神の口よ、と、切り落とすと宣言されたばかりの舌を出す。 そして――― 銃口を、床に転がされた酒瓶に向けた。 転がった、あの瓶は、船大工だ。即興で、引鉄に手を掛ける。]
(192) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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|
[充分に顔を寄せたところで、フランクの言葉に重ねながら、ひそめた声を落とす。 曰く、"船長が私に下手人も狼も探すなと命じてきた" "命を反ずれば殺す"と。]
(193) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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ちげぇよ 早く終われ、って くそっ
[後半だけ否定して、死にたいのか、という前半には答えずに。 もうさすがに酒はないだろう。 用は済んだ、とばかりに、どんどん人相が悪くなってくるリーの横をすり抜けて、さて 生きているという連中の面を見に行こうかと、階段へ]
船が動けばな……
[航海士が此処にいる、ということは きっとまだ、風は吹いていないのだろう]
(194) 2014/12/14(Sun) 23時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 23時半頃
|
[話しながら、ホレーショーの名前に線を引いた。 それから振り向いたリーに、短く息を吐き。]
まだ生きていたか、と思ってな。
[フランクの視線に向けての言葉とわかっていて尚、薄く笑った。]
(195) 2014/12/15(Mon) 00時頃
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Woooooof...
[引っ掛けた、ところで、腕を引かれた>>190 手元が狂いかけ、慌てて、装飾銃が左右の手を飛ぶ。]
真っ黒いのは、女神が嫌いな、わんわん狼さ。 二重丸は、人間だ。 それ以外は、如何だかな?
[詰るのも躊躇われる、説明を求める声に。 いくらか声を潜めて、記号の意味を説明した。 二重丸を描かれていた名前は、セシルのものだけだった。]
……… 冗談だろ?
[続くことばに、目を眇めたのは、信じ難かったからだ。 しかし、彼に嘘を吐くメリットなど心当たりもない。 掌を返すような内容に、ふうん、と鼻を鳴らした。 唇のみを動かして"獣に成り下がったのなら、残念だ。"と。]
(196) 2014/12/15(Mon) 00時頃
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[牙が副船長の腕に食い込んだ>>184 血の味に酔う暇も無く、槌を落とすまいと耐える手首を 噛み砕こうと顎に力を込めた。]
……頭は悪く無いガキだったな。
[グレッグの遺言>>186がどのようなものだったか。 きっとあの時の事をそのまま書き残していたのだろう。 字が書けるのは予想外だと、低く唸ったが。]
(197) 2014/12/15(Mon) 00時頃
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GUUUUUU
[腹に食らった一撃に、一瞬手首を噛んだ顎が外れ、 床を滑る様に身体が飛んだ。 左前脚は殆ど動かない分、バランスは悪い。 手首を離した口から溢れる血がどちらのものか判らないまま。 狼はまた駆けた。 先程彼がした様に、足首を狙うふりをして 男の逸物と太腿を同時に牙で砕こうとする。 ただ腹への衝撃と、左前脚のせいで速さと正確さは 最初の攻撃よりも落ちていた*]
(198) 2014/12/15(Mon) 00時頃
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|
丁度良い。
海上のBitchにも教えてやるよ、銃の扱い方。
[耳許に落とす声と打って変わって 銀貨の報酬は後回しに、再度、銃を構えた。
弾倉を確認、引鉄に指を、初心者は両手で構える方が賢い。
的は、床に転がった瓶だ。 弾が出れば、当然床に穴も空く、銀貨が詰まれば当たりだ。 女神の采配に後は任せて、実施訓練、引鉄を*引いた*]
(199) 2014/12/15(Mon) 00時頃
|
|
[医務室を立ち去ろうとする道化師の裾を引く。(>>189) 片腕伸ばして捕まえられる範疇に彼が居れば。
引き止めるのはほんの一瞬。]
カシラも、待つ 帰る おれ、待つ
[そう伝えるだけの一瞬。]
(200) 2014/12/15(Mon) 00時頃
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|
[副船長の名を聞き、道化の声に不穏な色が宿る>>175。]
副船長がどうかしたんでぇ? 何か急用があると、……言って、いたようだが……。
[朧げに見えていたギリーに施された血化粧。 それに近付くように、男の視界も暗くなってゆく。
黒はより深い闇へ、白であったものをも吸い込むように。]
(201) 2014/12/15(Mon) 00時頃
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[暗んで行く視界の中、
道化が「やることがある」と言うのを聞けば>>189、 「このままやらぬままでいいのか」と掻き立てる声が聞こえた。
道化の頼みごとも耳は取りこぼして、 男は「あぁ」「あぁ」と声を洩らす。]
(202) 2014/12/15(Mon) 00時頃
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|
[冗談だろ、と聞いてくるのに、頷けたらどんなによかったか。 あれに激昂した道化はもういないと、フランクにだけわかる程度微かに横に首を振った。 おまけに、ホレーショーに線を引きながら、"これを殺ったのも"と足し、顔を上げる。]
さて、セシル。 私の仕事はもうこれと言ってないが、何か行き先に希望は?
[これが仕事というのも、嫌な役回りだ。 だが、お陰でフランクに言葉を残せる。タイミングがよかっただけだが、それも女神の采配なら、好かれたものだと思う。]
(203) 2014/12/15(Mon) 00時頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/15(Mon) 00時頃
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ん。そうか。私を待っていてくれるか。
[道化はくるりと振り向いて>>200愛しい子の頭を撫でる。]
必ず帰って来るからな。
[そうして道化は医務室を出て行こうとしたが、>>202モンドが焦ったような声を漏らすのが気になった。]
どうした。何か言いたいことがあるのか。 ………その目は、大丈夫なのか?
[道化は自分も言い残したことのないようにと思ったのか、モンドの視力を案じる言葉を口にした。 それは黒い淑女の船内で会話を二人で交わした時、言おうかどうか迷った末に噤んだ言葉。]
(204) 2014/12/15(Mon) 00時頃
|
|
グ、ッ……!!
[噛まれた腕に力が籠る。 手首を引きちぎられそうなその感触に顔を歪めつつ、 蹴りを放つとそれがミナカの腹に入った。]
………はっ、は……
[荒い息を吐きながら内心その力に舌を巻いた。 やべぇ、流石に強ェ。 ヴェラの時は殆ど奇襲に近かったが、こうして一対一で真っ向から挑むのはやはり無謀だったか。
だが今更後には引けないのだ。 再びこちらに駆けてくる狼を迎え撃とうとして]
(205) 2014/12/15(Mon) 00時頃
|
|
ッ―――
[フェイントに、一瞬対応が遅れた。>>198 ミナカの動きが鈍っていたおかげか、急所を食い千切られるのは何とか避けたが、狙いが逸れ、腹のあたりに牙が突き刺さる]
う、ぐっ、 あっ………!!
[激痛に目が見開かれる。口から悲鳴が零れ、血を吐いた。]
(206) 2014/12/15(Mon) 00時頃
|
|
この、クソッ、野郎がぁ………っ!!!
[痛みに歯を食いしばる。 血で滑る鉄槌を取り落さないように握り締め、 こちらに被りついたミナカの胴体にそれを振り下ろした*]
(207) 2014/12/15(Mon) 00時頃
|
ヘクターは、ミナカタに食いつかれて荒い息を吐いている。
2014/12/15(Mon) 00時頃
|
[目を気遣われている声>>204もどこか遠い。
男が年月を掛けて追ってきた道化は、そこにはいなかった。]
(何の為に 何の為に
何の為に――。)
[頭をゆるりと振り、自己の来た道を肯定する。 男が追ってきた道化は間違いなく目の前にいる。 違った一面を垣間見ただけで、これまでの行いは消えず事実としてある。
今なら手をのばせばと、 男はスラリ、サーベルを抜く。
ギリーの前でということはもう頭にはなかった。]
(208) 2014/12/15(Mon) 00時半頃
|
革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/15(Mon) 00時半頃
|
[天井のあたりが騒がしい。鼠の駆音ではない、人の声だった。 背後のセシルにも聞こえたろうか、再び上を見上げ。]
たった今どこへ行くと聞いたばかりだが、行ってみないか。 舵も上なのだし、何もなくとも舵を教えてくれればいい。 銃の試し撃ちをするでも、船内で撃ち合って穴を開けるより海を撃ち抜くほうがずっといいだろう。
[明確に拒否の声がなければ、上へ、とセシルを連れゆく。 そこで双頭の獣と副船長の一騎打ちが行われているとも、知らず。]
(209) 2014/12/15(Mon) 00時半頃
|
|
……おや。
[>>208モンドがサーベルを抜いたのを見て道化はにたりと笑む。]
そうか。
[道化もカトラスとサーベルとを腰から抜く。]
いいだろう、今この時から私の全てをお前に捧げよう。 お前の命が尽きる時まで。 [言うなり、後ろ向きに飛び開いた医務室の戸から廊下へと出る。 攻撃的な道化がすぐさまモンドに向かっていかなかったのは、医務室で戦いたくないために。]
ほうら、こっちだ。
(210) 2014/12/15(Mon) 00時半頃
|
|
[船長は副船長を生き汚いと評していた。 だから彼を生から引き剥がさなければいけない。
狼はもう生に執着はしていなかった。
ただ少しでもヒトを減らす事。 それだけに固執する。]
ほんと、運がいい。
[逸物を砕けていれば良かったが、牙は腹に食い込んだ>>206 牙が入れば何処でも良い、と腹の臓物を引き摺り出そうと 首を左右に振る。]
(211) 2014/12/15(Mon) 00時半頃
|
|
― 第三甲板へ ―
[この階段を下るのはいつぶりだろう。 あの黒き淑女を出迎えにいった日。 寝ぼけながら、波に揺れる階段を上ったのが、最後。
船尾の階段、下りれば目の前には医務室がある。が]
あ?
[いつもとは違う様子の船長が飛び出してきた。 抜いた刀は、お世辞にもきれいとはいえない状態だ。 まだ第三甲板に足は下ろしていない、中途半端な状態で どうなるのか、と一度動きを止める]
(212) 2014/12/15(Mon) 00時半頃
|
|
[一言を伝えれば、手を離し見送るつもりだった。
しかし、道化師は立ち止まり、また争いの最中に引き戻された様子。モンドが抜いたサーベルへと視線を流し、目を剥いて立ち上がる。刃を向けられた当人は室外へと動いたようだが、そのままモンドを追わせるつもりは無い。]
カシラ おれ、待つ やめる
[どうしてそのまま見送れようか。 絶望の道化師が負けるとは思い難いが、それでも。]
(213) 2014/12/15(Mon) 00時半頃
|
|
[時折彼が私を見る目に一種の熱情が篭っている気がしたのは こういうことだったのだろうか?
最初から絶望の道化師なんて存在しない。 そんなものは船を纏め上げる為の偶像だった。
だが彼が望むのであれば、彼と対峙してる間は その絶望の道化師に身をやつそう。
もう彼の世界が見えなくなってしまう前に。]
(*27) 2014/12/15(Mon) 00時半頃
|
|
GAAAAAAAAAAAA!
[背中に振り下ろされる槌の気配に、 身体を捻り避けようとしたが。 丁度左肩の傷口から生えた頭が1つ潰される。 血と脳漿と咆哮を撒き散らしながら、 それでも傾げ掛けた身体を起こした。 このまま離れれば、彼を殺すのは困難だろう。
食らい付いたまま、牙を離さない事だけに集中して。 引き千切ろうとした腹の傷に顔を突っ込むと、 その身体を押す様にそのまま駆けた。]
場所変えて……デートの続きと行こうぜ?
[同じように荒い呼吸の中、甲板の縁まで押し付けて 共に暗い海へ逝こうと残る脚に力を込めた*]
(214) 2014/12/15(Mon) 00時半頃
|
|
ギリー、ステイ!
[ギリアンが動いたのを見れば道化は叫ぶ。]
盲目になりかけた男一人を始末するのに私一人で充分だ。 私に恥をかかせるな。
[道化は絶望を背負う者らしく冷徹に言い放った。 モンドに、彼の憧れてきた絶望の道化師と対峙させてあげる為に。]
(215) 2014/12/15(Mon) 00時半頃
|
|
[腹を抱えて笑う様子もその言い分>>192も、 更に苛立ち他の酒を探す。]
じゃあ、その女神様の舌でも抜いてろ。
[食料が置かれている場所の隅に、 漸く酒が入った瓶を見つけそれを手に取った。**]
(216) 2014/12/15(Mon) 00時半頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/15(Mon) 00時半頃
|
[道化の声が、男の追い求めていたそれへと変わった>>210。 暗闇が増して、再び心臓と呼吸の音がやかましく聞こえる。
だが一方で、道化のいる方向からもよく音が聞こえた。 武器の抜かれる音に、男はにたぁと汚い笑みを浮かべる。]
――チッ 光栄ですよぉ、船長殿ぉ……!
[わざわざ手を引くように「こっち」だと促されれば、 それを追って医務室を出ようとする。
情けをかけられていると、分かっていながらも、 それでも男は追わずにはいられない。]
(217) 2014/12/15(Mon) 00時半頃
|
|
――第一甲板へ――
おい、何をしている!
[上で見たのはすでに甲板縁まで押し切られた副船長と、左腕だけ人間型した、異形の獣の姿だった。 反射的にサーベルを抜き放ち、構えながら叫ぶ。 惜しい命ではない。セシルを護る為の正当防衛等と言い訳をせずとも、異形に斬りかかるつもりで甲板の床板を踏む。]
(218) 2014/12/15(Mon) 00時半頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/15(Mon) 01時頃
|
っ、ぐぅっ……!!!
[腹に牙が食い込む。 獣が左右に頭を振る度、ぐちゃりと 臓物が引きちぎられる嫌な感触がした。 痛みと言うより只々熱く、久方ぶりの傷に顔を顰める。
槌を振り下ろすと双頭が一つ潰れ、 けたたましい悲鳴がそこに鳴り響く。 痛みに持っていかれそうになる意識を堪えながら、 そのままもう一つの頭も潰してやろうと振りかぶりかけた時。
獣に強く身体を押される]
(219) 2014/12/15(Mon) 01時頃
|
肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/15(Mon) 01時頃
|
おれ 待つ、したくナイ
[主に目立った反抗をするのはこれ一度きりと決めて。 扉を背に、モンドの剣の先を見据えて立つ。
背後から冷徹さに切り裂かれるのも辞さず。 道化師を追うモンドには不本意であろうが、男にとっては、此処で主に刃を向ける者を見過ごす事こそ不本意極まりない。そして恥となろう。傷となろう。
まだ慣れる片腕の身体故に、押し退けられれば直ぐに倒れるだろう頼りない動きではあったが、一度は確かにモンドの前に立った。]
(220) 2014/12/15(Mon) 01時頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/15(Mon) 01時頃
|
[甲板の淵。 獣の力には敵わないから、彼が共に海に引きずり込もうとするなら力では抗えないだろう。 それでも、足掻くと決めたのだ。]
はっ、クソ喰らえ。 そんな趣味の悪ィ場所へのお誘いは御免だね。 落ちたきゃテメェが一人で落ちな!!
[呻くようなその声に瞳孔を見開いて。 それでも最後まで生に喰らいつくように ハッと嘲笑って告げてやる。
そのまま程なくして、痛みに意識を手放した**]
(221) 2014/12/15(Mon) 01時頃
|
|
おぉい船長
[背中から話しかけることになったろうか。 向かいあう二人を見ながら、磨いてからは何も切っていない刀を、抜いた]
なにしてんの?
[死に損ないの口元に浮かぶのは、はっきりとした笑み。 死にたかったとか、死ぬべきだとか、くだらないことを考えてはいても、結局のところ命のやり取りが、好きだった。 医務室からギリアンの姿が見える。 片腕のないさまに、また少し、笑みが深くなる]
(222) 2014/12/15(Mon) 01時頃
|
|
[寝台の軋む音の後、 道化がギリーへと命令する>>215。
急に訪れた立ちはだかる暗闇。 だがこれは、横から現れたギリーだと分かる。]
ギリー、俺の邪魔ぁ…… まぁ、そりゃするわなぁ! だが……、
ほぅら船長命令だぁ!!きけねぇってのか!! お前さんは寝てろ!!
[怪我人相手ではあるが、 こちらも手加減している時間的猶予がない。
ギリーの左肩を乱暴に押しのけ、道化を追った。]
(223) 2014/12/15(Mon) 01時頃
|
|
[道化はギリアンを押しのけて自分を追って廊下へ出て来た男へにやりと笑う。]
一瞬で蹴りをつけてやろう…ッ!
[せめて死神らしく。
死神の足が地を蹴った。 双刃がモンドへと襲いかかる――
さあ、ダンスだ。*]
(224) 2014/12/15(Mon) 01時頃
|
|
[間に合え、と祈りながら、甲板の縁へ駆ける。 はらわたを喰らわれた男と頭を潰された獣。残った獣の頭に向かって、サーベルを薙いだ。 己の体重ごと力に転化するつもりで、ヘクターに食らいつく獣にぶち当たる。 最後に足掻いた男の力が噛み合えば、うまく獣だけ。 そうでなければ――*]
(225) 2014/12/15(Mon) 01時頃
|
|
[口の中に広がる臓物の味や苦痛に耐える声に 何の味も感慨も沸きはしない。 ただひたすら前へ前へ。
残るヒトを減らす事だけに執着し。]
趣味の悪い場所が、俺達には似合いだろう…がっ。
[血に塗れて、副船長の顔は見れなかったが。 きっと生き汚く、足掻いた表情をしているのだろう。
ジェレミーの声が聞こえたが、構わなかった。
甲板まで押すだけで殆ど体力は潰えた。 この身体を押し出す力は残っているかどうか。 血で滑れば落ちるのはこの身1つだが。]
(226) 2014/12/15(Mon) 01時頃
|
|
2人分の命は……貰っていく……。
[今で無くとも。 呪詛の様な言葉と共に、狼は跳んだ**]
(227) 2014/12/15(Mon) 01時頃
|
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/15(Mon) 01時頃
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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