207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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人
狼
墓
少
霊
全
ミナカタは徒弟 グレッグに投票した。
ヘクターはろくでなし リーに投票した。
ヴェラは徒弟 グレッグに投票した。
モンドは道化師 ネイサンに投票した。
グレッグは墓堀 ギリアンに投票した。
フランクはろくでなし リーに投票した。(ランダム投票)
ギリアンは徒弟 グレッグに投票した。
リーは徒弟 グレッグに投票した。
ホレーショーは徒弟 グレッグに投票した。
ジェレミーは徒弟 グレッグに投票した。
ニコラスは墓堀 ギリアンに投票した。
置壱は徒弟 グレッグに投票した。
ネイサンは徒弟 グレッグに投票した。
セシルは墓堀 ギリアンに投票した。
グレッグは村人の手により処刑された。
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ニコラス! 今日がお前の命日だ!
2014/12/13(Sat) 01時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヴェラが無残な姿で発見された。
ニコラスが無残な姿で発見された。
今日は、特別なことのない一日のようだ。さあ普段通り、誰かを処刑台にかけよう。
現在の生存者は、ミナカタ、ヘクター、モンド、フランク、ギリアン、リー、ホレーショー、ジェレミー、置壱、ネイサン、セシルの11名。
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 01時頃
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――――……
[伸ばされた手は、空中で止まっていた。 速すぎる裁きを止めるには、全て遅く。
喉が引きつって、声も出ない。 動けなかった。]
(0) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 01時頃
革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 01時頃
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[道化は血のついたカトラスと、真っ新なサーベルの両方を床に打ち捨ててしまうと、ギリアンに駆け寄る。]
ミナカッ! ギリーはどうなんだ!?助かるのか!?
[道化のその顔は確かに悲痛に歪められていた。 恐らく道化が今まで誰にも見せたことのないような表情だった。]
(1) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 01時頃
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[ふと、オルガンの弾く手が止まった。 何か、音がしたような気がして・・・・・・。]
(2) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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……もう、宜しいですか。
[打ち捨てられた二つの刃と、落ちたグレッグの首。 事態はひとまずの落ち着きを見せ、己を拘束するものもなくなった。 ギリアンを案じ動転する道化に一言残すと、自室の方へと向かう。 頭の隅ジリジリ燃える火種を、何度も踏み消す。]
(3) 2014/12/13(Sat) 01時頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 01時半頃
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[騒ぐ船長の声で、ようやく。 現実が戻ってきて、グレッグの遺体へと歩み寄る。 落ちてしまった首を拾い上げ、胴体の傍に膝をついた。]
………。
[片腕で、胴体の下に腕を入れる。 運ぼうと、していた。]
(4) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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[ミナカの頭に乗せた腕からも力は失われて、ゴトリと床に落ちる。手の平から染み入った毒は、神経の末端を殺しながら全身を駆けた。蝕まれた血がミナカの処置で抜かれなければ、心臓を貫くのも時間の問題だったのだろう。
毒は、命までは届かなくとも。 意識を奪い取るには足りたようだ。
船長がサーベルを振るい、グレッグの血が散る瞬間を見る事なく、男は失神した。まるで屍のように。*]
(5) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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血は絞ったけど、グレッグ特製の毒だ。 解毒剤があったとしても、あいつしか場所知らないだろうな。
後は体力勝負だと思うが。
[取り乱す船長の姿>>1は、違う意味で鬼気迫るものだった。 取り敢えず動かしたくはないが、と医務室へのベッドへ 運ぼうとする。
視界にホレーショーが見えれば、一瞬だけ目を閉じた。]
あんたも、手を貸せ。
[人を押さえろだの、船長にサーベルを向けたジェレミーが 言う事を聞くとも思えないが、ギリ―を運ぶのに手がいると。]
(6) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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ちょっと下見てくる。
[弾くのをやめ、立ち上がると、 皿にあったパンはポケットに詰め、オルガンの蓋を閉めて、下への階段へ。]
ニコ、楽しかったよ。 歌うまいじゃない。
[個性的ではあるけれどね、なんて、告げて、第三甲板へ。]
(7) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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[ヴェラーヴァルの目の色が見えたのは、たまたまだ。
普段は気にもしない。 そもそも、気付かないままだっただろう。
なのに、気がついた。 気がついたから、気になる。
気のせいかもしれない。 気のせいでなかったかもしれない。 それは、つまり。
のこぎりを握り、いつものように腰に下げる。]
(8) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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セシルは、第三甲板へ降りて、医務室のほう、振り向いて瞬く。
2014/12/13(Sat) 01時半頃
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……あんたは……。
[船長を神の様に信望していた男の姿はそこに無かった>>3 立ち去る男のサーベルは、次があれば容赦無く こちらに向くだろう。
こんな姿を見せたと知られれば、他の連中からの 恐怖も薄れてそれこそ秩序は消えるだろう。]
(9) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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ギリー? って、グレッ・・・・・・グ?
[自分と同じ年の彼の首が、 胴から離れていた。
一瞬、口を開き、慌てて自身で抑える。]
な……。
[そして、ギリーが倒れてて、船長とミナカがそれに声をかけているようだった。]
一体……。
(10) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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[ずるり。
一言も発せようともせずに、片腕だけで、グレッグの胴体を引っ張って。引き摺って。いずれは海に還すにしても、このままここに置く気にはなれなかった
男に表情は無い。
自室の隣りへ。グレッグの部屋を目指して、行く。]
(11) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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わかった。
[ミナカの思考裏腹>>6、手がいると呼び止められれば血濡れのない床材の部分を選んで手の荷を置いた。 己はギリアンに嫌疑を向けるつもりはなく、グレッグがミナカへ手を出すのの助けになればいいと思っての事だった。 つまり現状は最悪の結果でしかない。不運のギリアンの為なら、喜んで手を貸した。]
(12) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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ギリ―、お前は死ぬな。
[自分の肩に刺さったナイフの事は黙ったまま。 もうこの船の秩序は壊れるだろう。 その時、船長の傍にいる事が出来るのは、きっと。]
お前しかいないだろう。
[意識を手放した男の耳を撫でた。 毒の治療もしない自分は……きっと。]
(*0) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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ギリー、ギリーは大丈夫なのか?
[船長、ミナカ、そして、ジェレミーが彼を運ぶのを見れば、そちらに駆けて寄る。 ギリーはどんよりとしていて、 まるで死神に憑かれたように見えた。]
ギリー? ギリーは、死んじゃ駄目だよ?
(13) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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…………。
[降りてきたセシルを一瞥する。 男の瞳に満ちるのは、怒りでも、悲しみでもない。>>10
ただ、昏い。
グレッグの部屋の前につけば、一度グレッグの体を下ろして、扉を開けて、中へと。
みゃあ、と隣りの部屋から現れたキティが男の足元にまとわりつき。するりと一緒に、入っていった。*]
(14) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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リーは、ヘクター>>2:381とニコラスの姿を眺めてから、少し考えるように口元を手で隠している。**
2014/12/13(Sat) 01時半頃
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>>14 [ギリーへ駆け寄る前、 ホレーショーの胸にグレッグが抱かれて、 そのまま、彼らはグレッグの部屋へ去っていく。]
――……
[さっきの物音は、もしかすると、グレッグの頭が落ちた音だったかもしれない。 それから、ギリーのほうへ駆け寄って。 船長、ミナカ、ジェレミーに事情をきこうとしてつぐむ。]
――……あ
[それほどに船長が取り乱すのをはじめて見たからだ。]
(15) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 01時半頃
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― 船首楼 ―
[男は第三甲板での出来事にまだ気付いていない。
道化が取り乱している姿>>1を目にする機会など、 この先、そうないだろうに。
キーチの言葉を待つ間、その視線は逸れることはない。 いつもより視界が、見据える先が白んで見えるのは、 男の目を差す光が昨日までより強いからだろうか。
サーベルを携える手に、無意識に力が籠った。**]
(16) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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……助かる。
[まさかジェレミーが手伝ってくれるとは思わず>>12、 一瞬目を丸くしたが、素直にギリ―を共に医務室のベッドへ運び、 改めてギリ―の傷を洗い続ける。 左肩に刺さったナイフの毒に浸食されていると判っていても、 この時ばかりは人ならざる体力に感謝した。
それが、いつまでも持たないと判ってはいたが。]
セシル。そこの綺麗な布取ってくれ。
[ギリ―に声を掛けるセシルに気付けば、血止めでは無く 血を吸わせる為に指示を出す。]
(17) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 01時半頃
[ヘクターに小突かれて、ヒヒ、と嬉しげな笑いを溢し。
音程が狂った歌声は、緩やかな旋律に包まれて楽しげな和音を奏でる。
当然、階下の惨劇など知らず。
ただ、ふと。
見られてるような気がして、一瞬、ヴェラの方を向く。
紅い、と思った]
あか。
[指差す。
その時には、すでにヴェラは背を向けていて、ヴェラの瞳を知るもの以外にその意味は分からなかっただろう]
(#0) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
リーベる ファーテる ヴォーネン……
[気狂いの歌は続く。
旋律が終わるまで、一人だけの歌を奏でて。
>> 2不意に途切れた旋律に、不思議そうに瞬いた]
うた、うまいー?うまー、い!!
キヒッ。
[>>7誉め言葉に、はしゃいだ声を溢してから。
ふらり、立ち上がる。
気分がいいから、アルコールを足したくて。
足が向かうのは、厨房へと]
(#1) 2014/12/13(Sat) 01時半頃
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>>17 布?わ、わかった。 これ?
[医務室に入れば、ミナカの指示に従い、その治療を手伝う。 与えられた指示は着実にこなすだろう。]
ジェレミー……何が、あったの?
[ミナカは治療をしているから聞けず、船長は、その後ギリーの傍にいただろうか。
ともかく、ジェレミーに寄ると、そ尋ね、言いにくいようなら、部屋を出てからきこうと。]
(18) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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―9号室―
[グレッグの体をベッドに寝かせ。 シーツを破って、細長い布とする。 首に布をぐるぐると巻きつけて、胴と頭を繋いだ。 無論、治そうと思ってのことではない。 だが、少しでも見栄えが良いようにしておきたかった。
にゃあにゃあと、キティがグレッグの頬を舐めている。 飛び散った血を清めるように。]
……ありがとなあ、キティ。
[男はようやく、声を取り戻し。 猫の頭を撫でてやった。ふわりとして暖かくて、まだ生きている。]
(19) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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―第二甲板―
[小突かれて笑い声を上げていたニコラスは厨房へと移動する。 その後ろ姿を何となしに眺めて、暫くは座ったまま。]
―――?
[セシルがオルガンを中断し、その場を去った頃だったろうか。 ふいにのこぎりを握るリーの姿が目に入る。>>8 その視線を追って、いつの間にかヴェラの姿が見えないのに気付いた。
そう、それが気になったのは只、何となく。勘だ。 立ち上がり、二人からやや遅れて厨房の方へと歩みを進めた**]
(20) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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[グレッグのバンダナを引っ張って取り上げると、金の髪が露わになった。その頭を、撫でてやる。
結局、子供扱いしないようにと肩ばかり叩いていて、頭を撫でてやったのは、多分これが初めてだった。
船に、乗せなければ。 或いは、どこかで船から下ろしておけば。
それをしなかったのは、多分、手放したくなかったからなんだろう。]
ごめんなあ、グレッグ……
(21) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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[ギリアンをベッドに寝かせれば、後は門外漢だ。今はミナカに任せる他ない。 他に言いつけがあれば聞くが、なければ自室に戻るつもりで一歩退き。 そのところを、セシルに呼び止められた>>18。]
始終を見ていたわけではないから、知らん。 が、グレッグが、ミナカを、狙っていて。そこにギリアンはいた。 グレッグの武器は投げナイフだからな。狙いの場所以外も、傷つける。
[こう言葉にすると、グレッグを一人貶めているようだが。 己は明確にグレッグを幇助する意思があったし、己の命令がなければギリアンが刃を握ることはなかった。その部分を開示しないのは、未だ確信にはなりきらない嫌疑を無闇に口にするつもりがない故に。]
(22) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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――船長。 私は、貴方を信じたい。
[その言葉は白々しく聞こえるやもしれないが、真実そう思っての言葉だった。 今日の道化の行動には、腑に落ちないことが多すぎる。 けれどはじめの怒りを聞いて、この男が殺しの下手人ではないとも思った。あのように怒る道化が、まさか欺きではないと。 なれば今尚、可能な限りは疑惑から外していたいと考えては、いる。そうすれば、ミナカも再び疑わずに済むのだ。 ――この男と殺り合いになれば確実に勝機はないだろうというのも、理由の一つではあったが。]
(23) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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ジェレミーは、特に仕事がなければ、部屋に戻るかと。
2014/12/13(Sat) 02時頃
[ニコラスが厨房へ消えた後、何者かが、人目を避け、音も無く厨房へ忍び込む。
それから暫く後、「ガシャーーーーン」と、皿の割れる音が響いたろう。]
(#2) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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……じゃ、ねえ。 謝るなんて、俺らしくもねえか。 ……アレくらいちょいっと避けろよ、ばぁか。
[こみ上げてくる物を誤魔化すように、グレッグの鼻を弾いて。それから、剥ぎとったグレッグのバンダナを、口と右腕を使って、左の二の腕に巻きつけた。
それから、立ち上がって机を漁る。 毒がどうとか言っていたのを、男は耳に入れていた。 解毒剤を求められて荒らされる前にと、先に見ておくことにしたのだ。
そして、見つけた遺品は。>>2:268>>2:269]
(24) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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>>22>>23
グレッグが?!
[ミナカを狙った、ということは、 グレッグはミナカを何かしらの形で疑っていたことになる。]
そこにギリーが……。
[そして、ギリーに呼びかけるけれど、答えはない。 むしろ、船長の様子に、その後ろしばらく眺めたが、ジェレミーが部屋を出ていくようなら一緒に出て。]
今日だけですごく、死んだ。
[ジェレミーの服にも自分の服にも血しぶきは飛んで、そして、自分のは乾きかけているけれど。]
(25) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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[自分のやるべき事をやったとばかりに医務室を去る ジェレミー>>22に掛ける声は無い。
ただセシルとの会話や、船長に掛ける声を静かに聞きながら、 用意された布>>18で淡々と治療を続ける。
左腕に感じた違和感に、僅かに眉を寄せた**]
(26) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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……ばぁか。人生なんて、まだ、これからだっただろうが。 短すぎんだろうが……
あーあー、きったねえ字だなぁ、おい。
[今度こそ耐え切れなくて、涙が落ちた。 ぐっと、袖で雫を拭って。手紙を懐に、小瓶をズボンのポケットに。自分の持っている物が毒か解毒剤かはわからないが、他にそれらしい物は見つけられなかった。
万一誤って触れた時などの為に、解毒剤も用意しているだろうとは思う。]
(27) 2014/12/13(Sat) 02時頃
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[食事処でくすねておいたパンを引っ張りだして、グレッグの傍らに置く。取っておいたのに食いに来ないとはけしからん野郎だ。>>2:273]
まあ、事情は……大体、わかったけどよ。
[理由は知れないが、グレッグはミナカを狼だと疑って、狙いに行って――理由も書いとけよ、と思わなくもなかった――ミナカと、恐らくギリアンとも争いになったのだろう。ギリアンが、積極的にグレッグを殺しにかかったのかどうかはわからないが。
だが。正直、今、人狼よりも殺したい奴は――**]
(28) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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そうだな。
[医務室を出る。床に放った毛布と瓶とパンとを拾う。 セシルのその言葉>>25で、船員名簿の修正という仕事を思い出した。 先に思った通りに、生きている人間を探すほうがはやそう]
軽くなった船は、動きそうか?
[臨時舵取りとしても、船の行く末は気にかかり、この騒動から目を逸らさせようと、船の様子を問う。 現状を皮肉るような言葉にしか、ならなかった。]
(29) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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― 第三甲板 ― [医務室を出たあと、ジェレミーの後ろを追う。 そして、部屋に入る前に、そのシャツの裾をやっぱり掴んだ。] >>29 確かに、船が軽くなれば、負荷は……だけど。 基本は風が吹かないと……。
[船に関して問われれば、俯いて、そう答えたが…。]
ジェレミー……。 ねえ、今日も一緒に、居て、くれないか?
[舵のこともあるし、なにより、この状況。 さっきのグレッグの首も思い出されれば、おそらく、吹き上がっただろう血飛沫を想像し、自然と眉が寄る。]
だって、いつ、死ぬか、わからない。
[それは、この惨劇だけでなく、幽霊船の航海日誌を読んだことにも影響していた。 いつ、その命が絶たれるかわからない状態。きっとみな、同じく思い始めていると思う。 だから、力になってくれるといってくれる彼に、素直に縋る。]
(30) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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[いや、むしろ、そんな行動をとらせているのは、 腰にある装飾銃に埋め込まれた、呪いの碧石の仕業かもしれないけれど、 人の嘆きを糧とする女神の…。]
(31) 2014/12/13(Sat) 02時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 02時半頃
セシルは、医務室そはさ
2014/12/13(Sat) 03時頃
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[裾を持たれ、部屋に入る直前で振り向く。 船のことを語る口振りは重く、風の吹くまではもう口にすべきではないかと微かに表情を濁らせた。 続けて、今日も共にと願われれば否定する理由はなかった。 航海士は腕節も弱く、狙われればひとたまりもなく。その上失われてはならない存在だ。]
わかった。 なら、夜、夕食の後で。
[一言残し、部屋の扉を開ける。 まだ、この時は上で、料理長すら命を落としたことを、知らない**]
(32) 2014/12/13(Sat) 08時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 08時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 09時半頃
|
[裾は、了承を得られても、握ったままだったが、 ジェレミーがドアを開けて入って行こうとすれば、俯いてからそっと離す。]
じゃ、また夜に。
[ドアの閉まるまで、そこから動かず、閉まったのち、また、医務室へ向かう。 そこにはまだ船長やミナカ、そしてギリーがまだいるだろう。]
(33) 2014/12/13(Sat) 09時半頃
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セシルは、医務室に入れば、ギリーに眉を寄せたが、同時に船長に黙礼。**
2014/12/13(Sat) 09時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 09時半頃
|
……そうか。
[ギリアンが医務室に運ばれるのに付き添ってきた道化。 子を見守る親のような視線をギリアンに注いでいた道化は、>>23ジェレミーの言葉にそちらの方を向く。]
私は、お前のことを信じているよ。 だから昨晩の命令を忠実に守ってくれないか。
[航海士に無理をさせるな。それが昨晩道化の命じたこと。 ギリアンの倒れたいま、今度はジェレミーに彼を守らせるつもりなのか。
医務室を出る彼を見送る道化は、ジェレミーの言葉が「信じている」ではなく「信じたい」であることを確りと耳に留めていた。]
(34) 2014/12/13(Sat) 09時半頃
|
|
……はあ。
[グレッグのことを殺してしまったと、溜息を吐く。 ホレーショーはきっと私のことを憎んでいるだろう。
だが、しかしこれでミナカが助かるなら。
……物静かな豹からの聲が聞こえないことには、まだ気づかない。]
(*1) 2014/12/13(Sat) 09時半頃
|
|
[なかなか離れようとしない指先に、話が続くかとひとたび動きを止め、だが開いてしまった扉にか俯いて離れたので、空の片手で緩く追い。]
案ずるな。 お前のことは私が護る。
[昨晩を共にし得た確信。捕虜殺しの下手人は確実に航海士ではない。 忠犬たれと命ぜられなくとも、彼を護ることに異論はなかった**]
(35) 2014/12/13(Sat) 10時頃
|
ジェレミーは、部屋に荷物を置くと、仕事を思い出したように第二甲板へ。
2014/12/13(Sat) 10時頃
|
…もしも私が若い時に子供を持っていたら、もしかしたらグレッグくらいの子供はいたかもしれないな。
[>>33セシルが入ってくると、道化はそちらの方を見ずに眠るギリアンの頬を撫でながら呟く。]
子を思う親の気持ちは分かるつもりだ。 だからホレーショーは今頃私のことを……
[道化の言葉は続かない。]
(36) 2014/12/13(Sat) 10時頃
|
|
― 医務室 ― >>36
そうですか。 貴方が子供を可愛がる姿は想像できないけれど。
[そう、道化の姿なのに。
道化の船長はセシルが入っても、ギリーのそばにつきっきりだった。 こちらを向くこともないのは、いつものことだ。
だいぶ前からそれは理解している。 自分は船長の一つのモノにすぎない。
だから、役に立たなければ、ローレライの名を持つものなど、海の男が傍に置くはずもなく、 だから、ただ、医務室に入ったまま、現状の報告を。]
(37) 2014/12/13(Sat) 10時半頃
|
|
ホレーショーは貴方のことをどう思うのか。 自分にはわかりません。
[船長が死を悼んでるようにもみえて、ただ、それは指摘するべきではないと思った。]
風は吹きません。 ただ、乗組員が減ったことで、軽くはなりました。
自分は貴方の為に尽力を。
[そう告げた碧色の瞳、船長の背中ごしにギリーをみやる。]
ギリー、起きたら、あの本を一緒に読もう? 最初、魔術師は、ピエロに会うんだ。 それから、次は軍人の元へ、
次はどこで誰に会うのか、まだ俺も続きを読んでいないから。
[ギリーに聞こえようと聞こえまいと、そう告げて。 船長やミナカから何も声をかけられなければ、そのまま医務室を退出する。*]
(38) 2014/12/13(Sat) 10時半頃
|
|
14で海賊になった。 18の時にはもう既に船長にまで登り詰めていた。
[道化は静かに過去を語る。それは先代の年老いた航海士ぐらいしか知らなかったであろう話。]
もう30年も海賊をやってきたんだ。 そんな男が子供を可愛がるのは想像できないか。 …私もだよ。
[ふっと道化は自嘲するような笑みを漏らした。 それから彼の報告を聞く段になってやっと彼の方を向いた。>>38]
そうか、風が吹くといいな……。 惨劇の終わる頃には。
[それから、道化はまたギリアンの方に視線を落とした。]
(39) 2014/12/13(Sat) 10時半頃
|
|
[セシルが医務室を退出した後。 道化は自分の左手に違和感を覚えて手袋を外す。]
なっ……!?
[道化は自分の左手の薬指を見て驚愕に…いや、恐怖に目を見開いた。 そこには外して宝物庫にしまっておいたはずの黒指輪が嵌っていた。]
お前の呪いだというのか…っ!
[黒指輪はてらりと光りを照り返した。*]
(40) 2014/12/13(Sat) 11時頃
|
|
[或いは、呪いではなく救いなのか。]
(*2) 2014/12/13(Sat) 11時頃
|
|
―9号室―
[目蓋を閉じさせたグレッグは、それだけならば眠っているだけのようだ。首に巻いた布切れが、赤く染まっていなければ。]
キティ。グレッグの傍についててくれるか?
[猫へと呼びかける。 もしも自分が死んだら、こいつの面倒をみてくれる奴がいるか、心配だが。人狼は、果たして猫に手をだすのか。
――猫が落ちた船は、嵐に見舞われる。
そんな言い伝えが船乗りの間にあるのを思い出す。 もし、こんなちっぽけで弱っちい生き物をいたずらに殺すような奴がいるなら、船ごと不運がふりかかってもしゃあねえ。そんなことを考え、グレッグの部屋を後にする。]
(41) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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―第二甲板―
副船長ー、いるかー?
[男が部屋を出て向かったのは、第二甲板だった。 ヘクターの姿を探す。いつもと変わらぬ声をかける。
副船長を見つければ、グレッグの遺書の一枚を見せるつもりで。**]
(42) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
|
|
―医務室―
[晦冥から浮上しかけた意識は、酷く混濁していた。
幾つかの命令や言葉の重なりの末、ミナカに嫌疑を向ける相手は殺そうと思っていた。気付いてしまう者が在れば、その可能性を感じた時点で殺ろう、と。或いは自身の命を呈して庇い立てるつもりでもいた。
男は、捕虜と仲間殺しの罪人が誰かを知っていた。 察していた、と言う方が正しいかもしれない。
男が探して殺すべきは、彼に迫る人間だった。]
ゥ゛ ……―― ァ
[眼を開く。 濁った両眼で最初に像を結んだのは、船長の姿。]
ア゛
[人狼も人間も、関係なく。 今の昔も、男のすべては、この道化師のために在る。]
(43) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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[セシルの声は夢現の淵まで、微かに届いていた。
言葉に刺激された脳が見せた淡い夢で、道化師と軍人に会った魔術師を見た。魔術師は、美しい碧色の瞳で、風を失くし鏡面と化した海を見つめている。夢の中、オルガンの音色が響いていた。
目覚めた時には既に彼の姿は無く、夢のあらましも忘れてしまっているが。ふたり夜に星と海を見ていた時間に感じたものに似た、穏やかな心地だけが残っていた。
まだ怠さと熱の残る体を起こし。 痛みに痺れたままの手を見下ろして。]
…… おれ、死二損なった
[ならば生きようと。 船長を見つめ、次の指針を探す。**]
(44) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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[ヴェラーヴァルは階段>>2:378へ向かい、 どこかニコラスは厨房へ移動した>>#1。
副船長が厨房へと向かうのを見れば>>20、 少し悩んでからその傍へ。]
なあ、アンタ。 さっきヴェラちゃんの……
[目を見たか、と聞こうと思った。 ニコラスは気付いていたようだった>>#0。 しかし、あの酔っ払いの戯言だったかもしれない。 副船長が見たとなれば。
あの暗殺者を殺す理由になる。]
(45) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 11時半頃
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― 第一甲板 ―
[刀についた血を拭い、釣り道具に紛れてほんの少し保管していた油を塗っていく。 海の上、どうしたって刀は錆びていくが、こうして少しでも食い止めようと、人を沢山切った時は、特に手入れは怠らなかった]
……あぁ? 知ってる、っつーのは、
そのままだよ。俺は以前、人狼に会ったことがある 殺しもしてねぇし、殺されも、しなかったけどな
[死に損ないだ、と自嘲の笑みを浮かべながら、 手入れの終えた刀を払い、凪いだ海のひかりを反射させるように、翳してみせた**]
(46) 2014/12/13(Sat) 11時半頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 11時半頃
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―厨房ー
[厨房の方に意識を向けると、少し逡巡した後リーが側に付いてくる。>>45話しかけられ、それに軽く振り向いた]
………あ?
[ヴェラの瞳が一瞬紅く染まったのは、ちらりと見えたような気もしたがはっきりとは確認していない。 あいつがどうしたんだと聞き返そうとして。
ガシャアアン!!と派手な音が周囲に鳴り響いたのは、その刹那だったか。]
―――――!?
[咄嗟に踏み込めば、首元に牙を立てられ血に沈む料理人と、 グルルと唸り声をあげ、血まみれでそれを押し倒す半獣半人の姿]
(47) 2014/12/13(Sat) 12時頃
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ギリー。起きたのか。
[愛しい子の目が開いたのを見て道化は柔らかく微笑む。>>44手袋を元の通り嵌め直し。]
そうだな、死に損なった。 だから生きろ。私はお前のことも大事だ。
[道化のそれは命令ではなく願い。]
もう起きても大丈夫なのか? そうか、なら私は席を外そう。 お前はもう少しここで休んで居なさい。
[他の船員ならば絶対に聞いたことのないような優しい声音で言いつけると、道化は部屋を後にした。*]
(48) 2014/12/13(Sat) 12時頃
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ニコラスッ、!!!!!
[思わず鋭い叫び声が口をついて出た。 喚きながらも手斧を握り締めるニコラスにかろうじてまだ息はあったか。 ニコラスの肩にかけられたじみた前足、 今まさに喉笛に噛みつこうとする紅い口。 明らかに冷静さを失い獣同然に唸り続けるその姿も、 赤茶の毛並みは紛れもなくヴェラーヴァルと同じもので]
(49) 2014/12/13(Sat) 12時頃
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――ヴェラぁ、テメェかぁっ!!!!!
[一瞬の動揺は、状況を理解するや否やぎらりとした殺意に転じた。 誰かが止める間もなく一息に飛び出て槌を抜き、 ヴェラに向かって振り下ろそうと一閃する。 反撃を企むニコラス本人が、その手斧を振るうのとどちらが早かっただろうか*]
(50) 2014/12/13(Sat) 12時頃
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ヴェラ、そちらの方はどうなった。 返事をしろ。
[先ほど煩い声がどうのと言っていたのを 最後に聲が聞こえない。 確かにヴェラのこちらを刺す冷たい瞳には いつ裏切られるとも知れない恐怖を覚えてはいた。
だが仮にも同族だ。 いつか彼のことを仲間と言える日が来るのではないかと、 思っていた……]
(*3) 2014/12/13(Sat) 12時頃
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― ―
[やがて咆哮も上げぬまま、半獣半人の化け物が息絶える。 見開かれたままの紅い瞳はいつもと同じ無表情のままで。 逆に絶望を体現しているようだった。]
……………ッ、
[肩で荒い息を吐き、鉄槌を構えたままその場に佇んだ。
――そうしているとふと、魂の気配がするのを感じた。
それは目の前で命を落とした料理人のものと、 息絶えた化け物の禍々しい紅い気と、もう一人。
もう一人、第三甲板で未だ知れぬまま奮闘を繰り広げた、か弱い「人間」の聲。 ――ホレーショーを慕っていたあの若造、グレッグが 命を落としたことを知らせていた。]**
(51) 2014/12/13(Sat) 12時頃
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[ギリ―の治療をしながら船長の聲>>*2:70>>*2:72を思い出す。 そしてギリ―の行動も船内の惨状も。
どれも浅はかな自分の行動が原因だ。
切り捨てる事をしない船長やギリ―、そして単に慣れ合いを嫌い 我関せずなのかも知れないが、だんまりを続けてくれたヴェラ。
彼らに報いなければと、ただおろおろする心を叱咤する。]
(*4) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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[話しかけた直後、 厨房から何かが倒れるような大きな音が聞こえた>>#2。
ヘクターに数秒遅れて厨房に駆け込み>>47、 それを見た。]
は……マジでいたのか。
[半獣半人のその姿を見て、驚きと愉悦の色が浮かぶ。
殺し甲斐がありそうだと。 血塗れで倒れているニコラスの姿は 目に入っていないかのように。]
(52) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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[獣へと飛ぶヘクター>>50に続く。 出入り口はこちら側。 逃げるにはそこを通らなければならない。
逃がす心算はない。 のこぎりを握る。
距離はある。 ニコラスの反撃があるのなら、そちらの方が早いだろう。]
(53) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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なぁ、オマエ一人だったのか? 他に仲間は残ってるか?
[息絶える前の獣へと声をかける。
確認するのは、他にも仲間がいるかどうか。 それは重要なことなのだ。 ヴェラーヴァル一人が、犯人なのか。 今日大量に死んだ下っ端たちの中に仲間がいたのか。 重要なことなのだ。]
……これで終わったらつまらないじゃないか。
[傍にいる、ヘクターにすら聞こえない声で呟く。]
(54) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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ギリ―。死ぬなよ。
[その米神を軽く撫で、溜息を吐いた船長>>*1に頭を下げた。]
申し訳ありませんでした。
[あなたにそんな顔をさせた事。]
(*5) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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あんたもギリ―も。護るから。
[どんな形であれ、全力で。 左肩がずくりと痛んだが、笑みだけは変えずに。]
ヴェラも……って……返事が……。
[彼は護る事も護らせる事もしないだろうと、判っていたが。 それでも少しでも歩み寄れたら。 そう思っていた相手が、船長の聲に答えない事に首を傾げた。]
(*6) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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[大丈夫だと思いながらも、胸騒ぎは止まらなかった。]
(*7) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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− 医務室 − [ギリ―の治療をしながら、背中で船長とセシルの会話を聞く。 絶望の道化の下にある人間らしい一面。
もっと早くこれを皆が知っていたら、恐怖と絶望は何か 違っていただろうか。
そんな事をぼんやり思いながら、浅く速かったギリ―の呼吸が 少しずつ落ち着きを取り戻していく様子に深く息を吐いた。]
このまま数日持てば、多分大丈夫だろう。
[身体の何処に障害が出て来るか判らない。 グレッグが使う毒に、毒消しがあればと、昨日治療した ギリ―の耳の傷に触れて気付く。]
(55) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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[左手の感覚が無くなっている。]
(56) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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[思わず左手を握り締め、開いてはみて、感触を確かめるが 動きはするが反応は鈍い。
そこで漸く自分もナイフを受けていた事を思い出した。
今毒消しがあったとしても、間に合わないだろう。 だがもしまだ毒が残っているなら、 毒消しもあった方が良いに違いない。]
(57) 2014/12/13(Sat) 13時頃
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セシル。すまないが、グレッグの部屋一緒に漁ってくれるか? 毒消し、もしくは毒か何か探して欲しい。 悲劇に酔った馬鹿に見つかって、全員の料理や 酒に毒を入れられたらたまらん。
[料理長がそんな事を口にしていた事も、その料理長が 息絶え、獣もまた息絶えた事を知る事も無い。 最後の料理が毒入りはゴメンだと。 セシルに頼んだのは1人でグレッグの部屋に入るには 躊躇いがあった事と、アリバイもあった。 セシルだけに頼まなかったのは、グレッグが昨夜の事を 何かに残していないかと不安を持ったから。
もっとも、既に彼の残した瓶はホレーショーの手に渡っていたが。]
(58) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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ギリ―、目醒めたか? 気分は? 手は痺れたりしてないか?
[セシルの呼び掛けに応える様に、 意識を浮上させたギリ―>>44の様子に 慌てて彼を覗き込み反応を見る。
どうやら大丈夫のようだと、死に損なったと口にする ギリ―に苦笑し、優しく声を掛けた船長に噴き出しそうになった。]
(59) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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あんた本当に父親の様だ……。
[黒指輪の呪いかどうかは判らないが、 ヒトで無くなった今が絶望でも恐怖でも無い、全く違う姿になった。
元々それを隠して耐えていただけなのかも知れないが]
大丈夫。あんたのギリ―は生きる。
[ポン、と初めてその肩を叩いた。]
(*8) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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船長の言う通りだ。少し休んでろ。 何か飲むものと食うもの持って来てやる。
[毒消しはその後だ、と先に第二甲板へ向かい……。 惨状を知った**]
(60) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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……ニコラスと、ヴェラが……殺された。
[第二甲板で知った事実を、紅い聲は絶句しながらも告げる**]
(*9) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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[ヴェラーヴァルから返事はあったか。 仲間を庇う為に黙秘したかもしれないし、 返事をする前に息絶えたかもしれない。
どちらにせよ、返事はどうでも良かった。 自分にとっては。
ニコラスとヴェラーヴァルの遺体を見下ろし、 じっと見つめてから。]
んじゃ、とりあえず船長に報告してくるわ。 後よろしく。
[ひらり手を振って、厨房を出た。 向かうのは、船長室。
そこで漸く、下で何かあったかを知る。]
(61) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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ー船長室ー
[もしも手元にあるのなら道化はグラスを傾けてアルコールでも味わっていたかもしれない。 そういう気分だった。
あるいは熱い紅茶にマドレーヌを浸すのでもいい。 幼い頃によくそうしていたように……。]
(62) 2014/12/13(Sat) 14時頃
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父親か……。
[肩に置かれた感触に、30年以上前もそうやって父との触れ合いがあったと思い起こす。
少年の名はシャルル・ド・ポンメルシー。 文学をこよなく愛し武芸に長けた内気なそばかすが目立つ愛らしい少年であった。 戯れに芝居などやってみた時には「まるで何かに取り憑かれたかのようだ」と評される別人のような演技を見せることが取り柄であった。
裕福な貴族の家に生まれ優しい母と父に囲まれ少年は幸福であった。……両親が流行病に倒れるその日までは。
両親が死んだ後少年の家は彼の叔父に乗っ取られた。 少年の命は暗闇の内に密かに葬られようとした。 命からがら逃げ延びた少年が辿り着いたのは 一隻の船であった。絶望の髑髏を掲げた。]
(*10) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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[少年はその絶望に自分がそぐうように自らの顔を白粉で塗りたくった。道化を演じている間は自分は恐怖を覚えないでいられるだろうと分かっていたから。
少年の望みは復讐と家の復興。 力と財を得ることが必要だった。 血反吐を吐くような努力をして強くなった。 手っ取り早く権力を得る為に恐怖によって海賊たちを支配していった。
でも、そんなものは長年を生きる間にどうでもよくなっていった。最初から私の欲しかったものは力でも富でもなく復讐でもなく。
安心のできる居場所と家族だったんだ。]
(*11) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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[部屋は船の後方にある為、 下へ降りるのは後方の階段を使うのが癖になっている。
つまり、階段を下りて直ぐに見えるのは医務室の様子。 誰か残っていれば、何かあったかは聞くことが出来たか。]
ま、どうでも良いけど。
[グレッグの使った毒ナイフでギリアンがやられたと知れば えげつねぇなと笑ったし、 そのグレッグの首を船長が落としたと知れば 残念だったな、と零した。]
(63) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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ニコラスとヴェラが……そうか。
[ミナカからの聲に私は顔を歪めた。
私は纏う闇に願いを込めて生きてきた。 生きていればこの先に何かが待っているのではないかと。
その末に起きたこの人狼騒動。 それが私に齎すのは絶望か、希望か。 ただ、瞼の裏に焼き付いた紅い月に祈った。 どうか……と。]
(*12) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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[だって、首を落とされるなんて 痛みを感じる間もない。]
(64) 2014/12/13(Sat) 14時半頃
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[首を落とされても数秒は意識があるんだったかと 昔行われたという実験を思い出したが。
一度部屋に入り、枕の下に溜めている薬を漁った。 解毒薬らしき包みをつかみ、船長室まで向かう。 船長へ厨房でのことを報告したら、 ギリアンのところへ持って行くつもりで。
毒で苦しんでいるのならその姿が見たい。 ただ、このまま毒で死んだらつまらない。 それだけの理由。
枕の下。 捨てたはずの小箱が戻っていることに、気付かないまま。]
(65) 2014/12/13(Sat) 15時頃
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[自分に続いて厨房に入って来たリーは、 瀕死のヴェラへ近づき何かを尋ねているようだった。>>54 彼が小さく呟いた声は耳に留めず、首元を抉られ倒れたニコラスの方に歩み寄る。 まだ生きていたか、もう息は無かったか。 無表情でその身体を見下ろして、片膝をつく。 じっとその姿を見て息を吐いた]
……呆気ねェもんだな。
[先程まであんなに騒がしかった奴が、こうも簡単に死ぬものか。 いや、人の命の儚さなんて余るほどよく知っているけれど。
それでも酒に溺れて馬鹿みたいな笑い声をあげて、 危なっかしい死線を幾度も潜り抜けて、 いくら追い払ってもちょこまかと後を付いてきた若造が 死ぬ事に何だか実感がなかった。]
(66) 2014/12/13(Sat) 15時頃
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――― 甲板での ―――
[血塗れで痙攣する船員を見据えていた目が 掛けられた、リー>>2:196の声に、顔ごと上がる。 仲間殺しを詰るでもない、ただ苦情を口にする彼に、]
かかかかッ。
悪いねえ、舐めて直しておいてくれよ。
[何年間、船上で過ごした間の、何時もどおりの声で。
俺様の態度に、眉を顰める奴も居ただろうが 船長の登場に続き、セシルに詰め寄る船員ども、血。]
(67) 2014/12/13(Sat) 15時頃
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[実感がなかったのだということ。 気紛れだった拾い物が、いつしかそこにいるのが当たり前になっていたことに、自分で少し驚く。
―――ああ、そうか。
何をおいても自分が死にたくないと望む、その次か次くらいには。 きっとこいつにも死んで欲しくなかったのだなとぼんやり気付く。 それが恐怖から逃れる為に酒を浴び、気を狂わせるばかりの生でも。]
一度俺に拾われたからには、もっと足掻いて見せろ。 ざまぁねぇな、馬鹿が。
[尤も、化け物の力を得た暗殺者相手に反撃を試み、乱入があったとは言え相討ちに持ち込んだのは、悪あがきとしては十分すぎるほどではあるけれど。 悪態めいた言葉とは裏腹に、その声色や仕草は弔うようだった。 彼から何か伝わる念はあったろうか。静かに掌をニコラスの顔上半分に宛て、少しばかりそうしていた*]
(68) 2014/12/13(Sat) 15時頃
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[一瞬、銃口を向けて、降ろす。
出るまでもなく 航海士を庇う"仲間"を認めてから、踵を返した。
第二甲板も、ぎゃんぎゃん犬が鳴き喚く大騒ぎだ。
誰が怪しい、誰が怪しくない。 第三甲板に降り、割り当てられた一人部屋に引っ込んだ。 扉一枚分け隔てた向こう側は五月蝿かったが。]
くああ、あ………
[女神の手入れに、胸騒ぎ、眠りが浅かったのを思い出す。 饐えた匂いのする固いベッドに身を横たえて ご機嫌斜めの女神を、銃口を、また―――… 一本の瓶に。]
(69) 2014/12/13(Sat) 15時頃
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[ がちん。 ]
[畳んだ銀貨が、詰まる、振動が指に伝わった。 小粒の碧い宝石が転がった、薄緑色の硝子の瓶。 当然、割れることなく、そこに冷たく立ち尽くしていた。]
Yo Ho... 分かってるねえ、女神さま。
お前は、俺様の的じゃねえ…………… と。
[厨房の、医務室の、刈り取られる命の声が届かない。
蚊帳の外で、在ろうことか、そのまま意識を手放した。 微かな安堵を携えて*]
(70) 2014/12/13(Sat) 15時頃
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――― 寝起きの、第三甲板 ―――
[睡魔を貪っていたのは、数時間程度だ。
音楽、歌、叫び声、懇願する悲鳴。 怨嗟みてえなおととこえが高まって、弾けて、不意に静まる。]
Woooooon... ?
[欠伸よろしく、一人鳴き。 腹筋の力で飛び起き、掛けっぱなしの眼鏡を外す。 手垢で随分と汚れていたレンズを 同様に汚れていたシャツで拭き、汚れを伸ばしてかけ直した。]
……… ああ、腹減ったな。
[ニコラスに強請るか、と。 その手が二度と振るわれないことなど知らず 緊張感無く鳴る腹を押さえて、女神を片手に、部屋を出た。]
(71) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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[やがて、用件を告げリーがさっさとその場を去って行く。>>61 ああ、と短く答えてそれを見送り。
入れ替わるようにして第二甲板にやって来たのはホレーショーである。いつもと変わらないような明るい声に振り向き、声に応える>>42]
ああー?テメェか。どうした。
[彼の顔を見て先程の気配を思い出し、やや表情を引き締める。]
…………下で何があった。 あのガキ……グレッグに、何が?
[既にグレッグの身に何かあったことを察している自分に、ホレーショーが思う所はあったろうか。 状況を尋ね、彼が遺書を見せるならそれを目にする]
(72) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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― 船長室前 ―
せんちょー、いますかー?
[この船で、唯一ノックをする扉だ。
入室の許可を取る、ノックを数度。 中からの返事を待つ。
待つのは10秒。 返事がなければ居ないと判断し、 別の場所を探す。 それはいつものことだ。 阿呆のように誰も居ない部屋の前で待つ心算はない。
心中で数え、返事がなければ立ち去る。 果たして返事はあったか。**]
(73) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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― 第一甲板・船首楼 ―
[男には刀の手入れを気にする習慣は無かった。
こびりついた血を拭いはすれど、拭い残しだとか人脂だとか、 そこまで細かく見られる目を持っていなかったし、 特にこの船に拾われてからは、道具にはいくらでも換えがあったので。
一方で、入念に手入れをするキーチの姿>>46から、 道具というものへの認識の違いを感じた。
勿論耳は傾けている。]
ということは、だ…… 人狼ってぇヤツは 誰彼構わず食っちまうって訳じゃねぇんだな。
そらそーか。
(74) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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なんだ。悪い報告かな。
[道化はがちゃりと自ら自室の戸を開け船大工と向き合う。>>73道化は船大工からの報告が悪いものであろうことに確信を持っていた。]
その手に持っているもの。 ギリーの所に持っていってくれるのかな。 どうも。
[それから、道化は船大工の手の中にあるものが解毒剤であろうと見当をつけ言った。 道化には先ほどのような取り乱していた時の面影はもうない。いつもの闇纏う絶望の道化の顔をしていた。]
(75) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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[この状況でグレッグの匂いのするものを持っているとなると、解毒剤か毒そのものだろう。 この船大工が毒という手段を好むような性格だった覚えはないから、解毒剤か……。]
(*13) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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[ルイス達の死体を見たホレーショーの話と、 副船長から聞いた船医の見立て。
それらから想像されるのは、 道具を使った殺人でもなく、 気狂いの人間が致した奇行でもなく――
「人狼」かそれに類似した化け物の食事の光景。]
誰彼構わず食っちまうってぇなら、 これまでにもちょくちょく残飯みてぇな死体が出てるだろうよぉ。
[そんな話は聞いたことがなかった。
昨日の治療の後から酒を断っていたが、 男の喉は既に、あの灼かれる感覚欲している。
人狼の飢えと同等かは分からないが、そろそろ我慢の限界である。]
(76) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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[第二甲板を上がる、階段までの短い距離。
部屋から近いもんだので 如何しても、端の階段ではなく、中央の階段を使いたがる。 医務室が自然目に飛び込まないルートだ。
話し声がする、血の匂いがする。
聞き覚えのある声が何人在ったか まあ―――… 声がするのだから、死んじゃあいないだろう。 一歩一歩、また上がる階段、背に、また声が聞こえた。
船長室の前の、リー>>73の声だ。]
くあ、 …お前も忙しいねえ………
[先に欠伸をして。]
(77) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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ん? ……なんで、知ってんだ?
[グレッグの死体を見た誰かが、ヘクターに知らせたのだろうか。 まあ細かいことはいいや、と呟いて、懐に手を入れる。>>72]
なんかなあ、これが原因で、あいつヘマやらかしたみたいでね。 ギリアンを傷つけた、と。……首刎ねられちまったよ、船長に。
[僅か、声が震えた。「じんろウは ミナか」と書かれた手紙をヘクターに押し付ける。周囲に聞くものがいないよう、音声にはしなかった。]
理由は書いてないわ、俺には相談してこねえわ、他に手がかりはないわ……肝心な所で抜けてんだよなぁ。
だが、あいつが命がけで向かってったんだ。 何か意味はあるんだろう。多分な。 覚えておいてもいいんじゃないか。
(78) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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だが、お前さん言ったね? 「人狼は親しいヤツでも食っちまう」と。
親しいヤツですら食っちまう恐れのある化け物を、 例え船長の命令が無くったって、俺ぁ見逃せねぇ。
[人狼という存在を知り、最初に抱いたのは焦り。
道化が食われてしまうのも、 道化を殺す前に男が食われてしまうのも御免だと思った。
長い船路の間、 言葉を交わした者たちを食われるのも、少々気分が悪い。
処刑だと、散々殺しておいて勝手な話ではあるが、 その程度で殺される連中は、人狼の存在なんかなくとも 長くは生きられなかっただろう輩だ。]
(79) 2014/12/13(Sat) 15時半頃
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[日が暮れ、明けてからの数時間の間に 船員名簿の名前に、どれだけ名前が消えたんだか。
肉の匂いも魚の匂いも酒の匂いもしやがらねえ第二甲板。 ただただ血の匂いに埋め尽くされて 淑女の腸と同じように、船員が、ばたばた転がっていた。 一目で理解る、これは、人殺しの死体だった。]
おおおおい何だあこりゃあ……
[唖然とした声は、緊張感に欠けた。 厨房にそのまま首を突っ込めば、更なる惨状が目に飛び込む。 赤い口を覗かせた、人間大の獣の死体。 割れた皿が床に散らばって、そして、料理長の死体だ。]
……………
[絶句。 その単語が、なにより、正しいのに。]
(80) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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|
――第二甲板――
[すごく死んだ>>25、の一言は、消されず置いたままの船員名簿を思い起こさせ、足を階上へ向けさせる。 怒号が響いた>>50。柱も舟板も震わせるような響きだった。 厄日か、と内心毒づく。そもこんな事態がまかり通る時点で随分と厄日なのだが、それにしてもここまで船員の名の減るところに出くわさなくても、と。 振りかぶられる、手斧と、槌と、鋸>>53。その先は一点、ヴェラーヴァルに向かっていた。]
おい、何を――
[サーベルを抜くことすら忘れて、名簿だけ片手にその場に駆け込む。 血溜まり。そこに沈んでいたのは、半獣と化したヴェラーヴァルと、喉笛を食われた料理長だった。 二人は、もう動かない。]
(81) 2014/12/13(Sat) 16時頃
|
|
厄日だ。
[今度こそ、口に出した。 ヴェラーヴァルが狼だったというのなら、この一件はヴェラーヴァルを殺したからといって収まりはしない。 そうした、ほぼ確信に近い考えがあった。 この目で見た、グレッグと、ヴェラーヴァルと、ニコラスの名を消し。 今立つ、リー、ヘクター、――ホレーショー>>42。 それから下の道化と、ミナカ、セシル、ギリアンに一先ず丸をつける。己にも、小さく。いつか、この丸がない男たちは、丸ごと線が引かれるだろう。 事務的な動きは、惨状を前にしてあまりに冷徹かもしれなかった。けれどもう、ここの生者にやりあう意思がなければ、己が動くことは何もない。 そして、ふと、名簿に目を滑らせ。]
(82) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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――誰か、フランクを見てないか。
[リーが報告、と下に降りる>>61のを横目に、見渡す。 すれ違いざまに、"まだ終わりはしない"と囁きながら**]
(83) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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―少し前―
[己とリーの乱入にヴェラらしき化物の紅い瞳が一瞬こちらを向く。 普段であれば背後を取られるような真似などしない暗殺者は、完全に獣の本能に身を窶しているようだった。
自分が駆けだしたのとほぼ同時にニコラスの手斧が振られ、ヴェラの頭蓋へと致命傷を与える。 それに追撃する形で思いきり振りかぶり、 獣人の脳天に鉄槌を叩き落とした。
獣の耳と尻尾が生えた、頭を潰された獣は、 リーの問いかけ>>54には結局応えることなく、その場で息絶えた。*]
(84) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 16時頃
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[男は強い者には惹かれる。そして壊してみたいとも思う。
人狼が道化の生すら奪ってしまえる存在なのだとしたら、 男の興味はそちらへと移るだろう。
殺せるか殺せないかは度外視だ。 ある意味、生きる為の依存と言っていい。]
「人狼は不死身じゃねぇ」、……こうも言ったな。
不死身じゃねぇと知ってるってこたぁ…… その、お前さんの会った人狼は死んだんじゃねぇかい? どうやって死んだぁ? 首を飛ばせば死ぬと言っていたな。 そいつもそれで死んだのかい?
[どんな会い方をしたのかは知らない。 ただ、情報を持っておくに越したことはないと、 次々にキーチへ訊ねる言葉が口から零れ出てくるのみ。]
(85) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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[欠伸をするフランクの声>>80が届いた。]
まさか今まで寝ていたのに生き残っていたのか…。 えらく幸運な男だ。
[流石の道化もこれには苦笑い。**]
(86) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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[キーチからの応えはどのようなものだったか。 それらを受けて、宣言するように男は言う。]
俺ぁ、人狼を殺す。 違えた時にゃ ……ハハッ 死んでるだろうがなぁ。
お前さんぁ、どーするんで?
――まぁ訊いたところで意味はね……
ん???
[下の方がやたら騒がしい。 第二甲板からの昇ってくる音を耳が掬い上げ、 マントを翻し、キーチに背を向けた。**]
(87) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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[昨夜の飯は塩ッ気たっぷりの肉と、ワイン。 早朝からこの時間まで摂っていたものと言えば 肉でも魚でもなく惰眠だ。 腹が減っていた、ひどく。
獣のそれではなく、生理現象として。 状況から見ればあまりに不親切に、腹が鳴った。]
………… こりゃあ失礼。
[悪びれずに、絶句に固まっていた口端を笑わせる。 普段通りとはお世辞にも言えない引き攣り笑いだった。 この場に生きているのは 血に濡れた鉄槌を持つ、副船長、ホレーショーに、タイミング良く出くわしたろうミナカと、船員名簿を前にしたジェレミー。 投げ掛ける声>>83より、俺様が顔を出すのが後だった。]
俺様の名前、残しておいてくれよ。 バッテンも線も駄目だぜ、 かかかかッ。
(88) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 16時頃
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[流石の船長にも苦笑われているとは露知らず 欠伸、腹の虫、を経て、厨房入口を身体で塞いだ。
厨房、その奥の死体―――… ひとの姿を半分残している、死体に、近づこうとはしなかった。]
グレッグ……
[紙媒体の遣り取りは兎も角として 口にしている部分>>78が耳に届いた。 船内では年若い部類に入る、犬のように猫のように、元気にちょろちょろとホレーショーの周りを駆け回っているのが、印象的だった青年。
"死んだのか" そう、ぼやいて。]
何があったんだあ?
[逐一、目にしていないものだから さもありなんと状況説明を求めるのだった。 腹を満たすものには、まだ、手を伸ばせそうもない**]
(89) 2014/12/13(Sat) 16時頃
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―現在―
[自分の言葉にホレーショーは些か疑問そうな顔を浮かべたが、 そこまで気には留めていないようだった。>>78 それよりも、と彼の言葉に耳を傾ける。 矢張りグレッグが命を落としたのは事実だったのだ。]
………ギリアンを? 流石にアレをあのガキが相手にするにゃ 荷が勝ってんじゃねェのか、……。
[話だけを聞けばてっきりグレッグがギリアンを疑い挑み、 その末に船長に粛清されたという顛末かと思ったが。 ホレーショーの声が少し震えているのと、黙って紙切れを押し付けてくるのに気付く。 騒ぎに気付いて集まって来た周囲の人間に悟られないようにそれを目にし、書かれた言葉に目を見開いた]
―――
(90) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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[フランクなら其処にいるぞとゆび指し。>>83]
はよ何か食え。
[空腹は仕方がない。 が、呆れたような声になるのも仕方ない。>>88]
俺も、垣間見た程度だから詳細はわからん。 ミナカに喧嘩売って、ギリアンに毒当てちまったらしくて、そんで船長の不興買って、……死んじまった。
[二度目の説明は、既に震えは消えていた。]
(91) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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[グレッグがミナカを人狼だと断定していた部分を隠したのは、確証を得られていなかったからだ。
人は単なる言いがかりだけでも簡単に人を殺せる。 朝からそんな光景ばかり見ていれば、慎重にもなる。
自分が覚えていればいいと、考えていた。 ヘクターにも教えたのは、信頼による。]
(92) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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……あのガキが遺したのか、これを。
[驚いたように小さく呟いた。 近寄って来たフランク>>88や、他にも居たろうか。 彼等に説明をするホレーショー>>91の言葉を聞きながら 遺言について考えた。
どういう経緯でグレッグがそういう結論に至ったのかは分からない。 けれど。決して好戦的な方ではなかったあの下っ端が向かっていったのなら、彼の言うように相応の覚悟があったのだろうとは読み取れた。
覚えておいてもいいんじゃないかと話したホレーショーに 分かったと告げるように、渡された紙切れを返すかしまい込むかして]
(93) 2014/12/13(Sat) 16時半頃
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[ついでに自分も尋ねられれば淡々と第二甲板で起こったことの説明をする。 ヴェラが人狼だったこと。それにニコラスが襲われ、相討ちになったこと。 厨房内で倒れるヴェラの姿は半人半獣のものから 徐々に本来の獣じみた四肢に姿を変えており、 もしじっくり調べればその姿は既に獣じみたものであったろう。
――そう、人狼はこの手で殺した。 これで脅威は去った、と安心すべき状況なのかもしれないが、 それには先程の遺言が引っかかった。
ミナカが人狼だという言葉がグレッグの勘違いなら良いけれど、 化け物が一匹だという保証もまた、無い。
本人に根拠を直接問い詰められればいいのだけれど、 彷徨う魂の気配を感じるのは途切れ途切れで、 どうもそう都合よくは行かないようだ。]
(94) 2014/12/13(Sat) 17時頃
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[返されそうになった手紙を、ヘクターに持っとけ、と手で押し返す。何かの役に立つかもしれないし、自分にはもう一枚あるから。>>93
ヘクターの説明を聞き、厨房をちらりと覗きにいく。>>94 入り口から覗けば、大きな獣の死体と、食いちぎられたニコラスの死体。
人狼、か。本当にいたんだな、と呟いて。]
……アンタも、拾い物失くしちまったか。
[厨房から戻り、ぽつりとヘクターに。]
(95) 2014/12/13(Sat) 17時頃
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[ミナカへも視線を向けたが、男のそれはいつも通りだ。 特にこちらからかける言葉もなく、詳細を求めて詰め寄ることもなく。
呼び止める者がいなければ、何事もないかのように第二甲板から離れようとするだろう。下へと向かう階段へと近づいて。*]
(96) 2014/12/13(Sat) 17時頃
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[質問があれば答え、会話をしつつ。 ホレーショーが遺体を見に厨房に移動したので、それについていった。>>95皆から会話の聞こえない、少し離れた所。
ぽつりと呟いたホレーショーの言葉を聞けば、 無表情でその視線を追った。 死に際まで無邪気にきゃっきゃっと足に縋りついていた"拾い物"。恐怖を感じずに死んだのは精々幸いと言えば幸いなのか。
バカじゃないもん。 死に際、拗ねたようなそんな聲が聞こえたが やかましい。俺が馬鹿だと思ったら馬鹿なのだ。]
………ああ。
[図らずも似たような境遇の男に、ぽつりとそれだけを返して頷いて。ややあってふいに口を開いた]
(97) 2014/12/13(Sat) 17時頃
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…そうだな、テメェには話しておいてもいいか。
てめーの可愛い弟分―――グレッグは、確かに人畜無害な「人間」だったぜ。 お前のことだからハナから疑っちゃいねぇんだろうが、一応な。
何、俺には昔からちっとな、分かるんだ。 死者の聲と――その魂がヒトかバケモンかってことがな。
[信じるか信じないかは勝手だが、と付けたしてそう告げる。 この状況下で余りべらべら情報を話すのは余り得策とは思えないが、こうして同じように拾い物を喪った、他の連中より付き合いの長いこいつには話してもいいか、と思ったのだ。 ホレーショーの反応を見て、真面目な顔で一言ぼそりと付け足した]
おい爪無し。 お前も俺の拾い物だ。 ―――テメェまで、死ぬんじゃねぇぞ。
[そう言って立ち去るホレーショーを見送り。 用がなくなれば己も第二甲板を離れ、第三甲板へ**]
(98) 2014/12/13(Sat) 17時頃
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[柔和な笑みと音声で落とされたのは、“命令”ではなく優しげな言葉だった(>>48)。命じられる事には慣れているが、漠然とした何かを望まれた経験は薄い。ムグと結んだ唇の奥で舌を丸め、無傷な左手の指でトツトツ腿を叩いた。]
生きル カシラ 大事、おれ 大事スる
[命令には従順を。 願いには忠誠を。
退室する船長を眼差しで見送り。 綻ばせた唇からホウと息を吐く。]
(99) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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[毒に直に触れた右手はと言えば、宙を握る半端な形で固まっていた。肘の先がジンジン痺れていて、全ての感覚が鈍い。]
手 死んダ、が 手 もう一つ アる
[様態を気にしてくれるミナカ(>>59)に、ソロリ告げたのは、道化師の姿が部屋から消えてから。ミナカの腕にも同じ痺れが残っているとは知らず。生きている左手で、彼の頭をワシャクシャ撫でた。礼を言うかわりだ。
主も出て行き静かになった医務室。 ホウとまた息を吐き、男は言われたまま目を閉じて。 グウと寝息ひとつ零し、あとは再び夢の底へ。**]
(100) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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ん?そりゃそうだろ、アイツが人狼なら、今頃生きて……
[そう言いかけたが、そういう話ではないらしい。>>98 普段なら笑い飛ばしそうな話だが、食われた死体と人狼が居たという事実。笑い飛ばすには非日常過ぎて。]
ああ。……まぁ、そういうこともあるんかな。 もしアイツが、俺に何か言ってたら教えてくれ。
[すんなりと受け入れた。グレッグからの最後の手紙が全てでもあるから、無理に死者からの聲の内容を聞き出そうともしなかった。そして]
うるせえ爪無し言うな。そう簡単にくたばってたまるかよ。 ……ま、なるべくな。
[それだけを返した。]
(101) 2014/12/13(Sat) 18時頃
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[この船に拾われて十数年。 道化と交わした会話の記憶はあまりない。 親しみよりも、恐怖。 敵にすれば恐ろしい男は、しかし味方であれば何よりも頼もしかった。
ヘクターと、二人そろって命を拾われたこと。 道化の見せる強さへの憧れ。 十年以上も共に過ごせば、親しさはなくとも仲間としての情は湧いていた。元軍人のように命を投げ出す程ではないが、忠義心はそれなりにある、と思う。キティを認めてくれた恩、なんかもある。
畏敬と、憧れと。 共に海上で生きる情はあっても、近くて遠い存在。]
(102) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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―船長室―
[第三甲板へ降りた後。 周囲に人気がなくなったのを見計らい、 ノックもせずに船長室の扉を蹴り開ける。 こんなことは、今まで一度もなかった。
目的の人物を見つければ。]
……なあ、船長。 海賊が……宝、盗られて泣き寝入りしてるようじゃ、賊じゃねえよな。そいつぁ、爪無しどころか玉無しだ。
そうだろ?
[既にサーベルは抜き放たれていた。 普段は穏やかな男に、表情はない。 殺意だけが、男を支配している。 勝てると思って挑むわけではない。
だが、愚かだとわかっていても、譲れないものはある**]
(103) 2014/12/13(Sat) 18時半頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 18時半頃
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― 第二甲板 ―
………これが「人狼」ってぇヤツかい。
[男が惨状を目にした時、 ヴェラの獣化はどこまで進んでいただろうか。
遠目ではよくわからなかったので、 「どれどれ」と近付き、横たわるそれを舐めるように観察した。
頭部が潰されていて顔は拝めなかったが、 身に付けていた衣服や武器でその正体を察した。]
へぇ、あの猫がねぇ……。
(104) 2014/12/13(Sat) 19時頃
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[キティのような爪を使い、物音を立てずに動く男。 黙っていたなら、 そこに在ることを忘れてしまうような、
けれどその実力は、 つい先日のもてなし時にも発揮されていた。
彼は飢えていたのだろうか。
表情を変えない印象を抱いており、 その水面下、もがいていたのだろうかと思うと、 終わった安堵感からか、同情のような感情も少し。]
(105) 2014/12/13(Sat) 19時頃
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[それから首を捻り、もう一体の死体へと。]
ニコラス…… お前さんきんきんうるせぇから 喉ぉ、食われちまったのかい?
[「アル中」と心の中では罵りながらも、 なんだかんだで、戦利品(酒)の喜びを分かち合える人物だった。
この厨房での詳しい状況については、 血塗れの槌の持ち主、副船長を捕まえて聞こうと。
第三甲板での出来事が耳に届くのにも、 それほど時間は掛からなかっただろう。*]
(106) 2014/12/13(Sat) 19時頃
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セシルは、ミナカの頼みには、もちろん了承を。
2014/12/13(Sat) 19時頃
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[出てきた船長>>75を見て、笑う。]
ちょっと悪い報告と、 悪い報告とすっげー悪い報告がありますよ?
[つまり、良い報告はない。 人によっては、だが。]
良い報告期待してたんだったら、 そんなものないってのがまずちょっと悪い報告。
悪い報告は、ニコラスが噂の人狼に殺された。
そんで、すっげー悪い報告ってのは、 そいつはヴェラちゃんだったってことかな。 ちゃーんと始末はしたけど。
[凄く悪い、としたのは 「自分がヴェラーヴァルを殺せなかった」から。]
(107) 2014/12/13(Sat) 19時頃
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[必要ならば、その時の状況も説明する。 遺体はヘクターに任せた為、 必要なら確認して欲しいとも告げた。
そして、目敏く手に持った薬を見た船長に。]
ああ、毒でやられたとかそんなの聞いたんで。
それにしても、船長はギリアンのこと 相当お気に入りなんですねえ?
ちゃあんと、持って行くんで安心してください?
[手に持った薬を振り、そこから離れようとする。]
(108) 2014/12/13(Sat) 19時頃
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[数歩歩いて、思い出したように立ち止まった。]
あ。そうだ。忘れてた。
まだ、残ってるらしいですよ? 犯人捜し、まだまだ終わらないってこと。
[そう報告し、医務室へと向かう。
悪い報告、と付けることはない。 人にとってどちらにも受け取れる報告。
自分自身にとっては悪いことではない為、 悪い報告だと言わなかっただけだ。]
(109) 2014/12/13(Sat) 19時頃
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[元々、ヴェラーヴァルからの返事があってもなくても、 そう報告する心算だった。
人狼を殺した。 これで、終わりとしたくはなかった。
ただ。]
なんでアイツはあんなこと言ったのかね?
[すれ違いざま、囁かれた言葉>>83。 何故、まだ終わらないとジェレミーは言ったのか。
口の端を上げ、浮かべるは歪んだ笑み。**]
(110) 2014/12/13(Sat) 19時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 19時頃
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― 5号室 ―
[扉を締め、寝台に腰を降ろして 隠していた瓶から酒を煽る。
朝からの一連の騒動で、 数日ぶりの酒のように感じた。
ランプだけの部屋の中は暗く、 火のかすかな揺れが、壁に映る男の影を揺さぶる。]
あぁ、また逃しちまった……。
[道化も、そして人狼という化け物も。
不貞腐れるように寝台の上に寝転び身を屈めたなら、 一気に睡魔に蹴落とされた。]
(111) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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ミナカタは、ホレーショーが遺言を副船長に渡した事は知らないまま。
2014/12/13(Sat) 19時半頃
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――第二甲板――
顔を出さなければ消していたところだ。
[ペンの先はFのイニシャル>>88を探してぐるり一周回った。 丸がつかない船員たちも、未だこの目にしていないだけで、無事であれば良いと思う。]
――話したい事がある。 夜はまたセシルといるから、出来れば陽が落ちきる前に私の部屋に来てくれ。 酒のひと瓶くらいは出そう。
[こんな状況で腹を鳴らす男だ。その言葉が守られる保証はどれだけあるか知らないが、礼の方で釣れやしないかと図る。 生憎酒瓶を部屋に幾つも持つ方ではないので昨日口を開けたワインしかないが、八割がたは残っていた。]
(112) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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――自室――
[部屋の扉を開ければ、乱雑に捨て置かれた毛布と瓶以外は面白みも何もない部屋が迎えた。 何も掛かっていない寝台に腰掛けると、毛布を拾い上げて眠るでもなく目を伏せた。 どこまで、どう、話すべきか。思考の海に沈んでいけば、斜向かいが蹴り開けられても>>103それほど耳に止めることはない。 何せよあの扉をノック一つもなく開ける命知らずなど、この船についぞ居なかったから、開いたところで本人の帰還だろうとしか、思わなかったからだ。]
(113) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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− 第二甲板 − [下も惨状だが、こちらも違わず血の匂いに溢れていた。 よく考えれば、自分もグレッグの血を乱雑に拭いただけだから、 顔や腕は血糊が残ったまま。 誰の血の匂いかも判らない。]
ニコラスが殺された? ヴェラが人狼?でこっちも殺された。
[話を総合するとそうらしい。 副船長を見付けて、確認を取ろうとしたが、 傍にホレーショーの姿を見かけて足を止める。
こちらを見る目>>96がいつもと変わらない。 それが逆に、不気味だった。]
(114) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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― 医務室 ― >>58 [ミナカからかかった声には頷いた。 ギリーが毒に侵されたのならば、その解毒をせねばならない。 毒の主がグレッグならば、彼の部屋には何かがあるだろう。
同時に、やっぱ、彼の頭を思い出して、やや、身体を震わせるけれど。]
行きます。
[それはギリーがしっかりと覚醒する前。 だから彼が正気にもどったとき、航海士の姿はもうそこにはない。]
(115) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 19時半頃
セシルは、グレッグの部屋の見えるところで、ミナカを待っている。
2014/12/13(Sat) 19時半頃
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……ふむ、それは確かに悪い報告だな。 料理長が死んでしまうとは。
[道化は内心彼の料理が気に入っていたのだろう、 船大工の報告を聞いてそう言った。>>107]
人狼がヴェラだと分かったのは死体からか。 そうか、人狼は死ぬと元の姿に戻るのか……?
[船大工から詳しい状況を聞いた道化は顎を撫でる。 お気に入りどうのという言葉には特に答えずそのまま去ろうとする船大工を見送ろうとした…が、去り際の言葉に道化は微かに目を見開く。]
まだ……残っている……
[どうしてそれを知っているのか。 尋ねる前に船大工は医務室へと姿を消していた。]
(116) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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ギリ―に、飲みものと食いもの貰いに来たんだが。
[ホレーショーが立ち去った後、まともに この場を掌握出来ていそうな副船長に声を掛けた。
きっと下の事も既に知っているだろう。 自分からは何も言わなかった。]
どこもかしこも、掃除が大変そうだ。
[ニコラスとヴェラだろう死体を見つめて渇いた笑いを漏らす。 どちらも……死んでも良いとは思わなかった。 薬を握った手に応えた昨日のニコラスを思い、息を吐く。 結局これの全ての引き金は自分だ。 悼む資格も柄も無いと、望むモノを探す為にそこを離れる。]
(117) 2014/12/13(Sat) 19時半頃
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[血に染まっていないものを見つけるのが大変だった。 結局水と、少しのパンを手にしてギリ―の元へと戻る。
静かに寝ていれば>>100、枕元にそれらを置いて。 中途半端に固まった右手をそっと擦った後、 セシルが待つグレッグの部屋へと向かった。]
(118) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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ヴェラ……あんた程の奴が何でこんな事に?
[生き残るとすれば、きっとヴェラだろうとある種確信を持っていた。 情や仲間に心揺さぶられず、孤高に生きて来た彼の経験値と 強さを考えれば当然の様に思えた。 だが目の前のヴェラはその身を変えている。 何が彼をそこまで昂らせたのか判らないまま。]
(*14) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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― 夕方・5号室 ―
[虫の報せか、或いは単に彼の死を聞いた後だったからか。 リーの物真似ではなく、グレッグ本人の声を夢で聞いた気がした。
その直後、眠りが浅いタイミングだったのか、 少し遠くから物音がして>>103瞼を開く。
今朝の、リーが壁を蹴ったのには 全く気付かかず、眠りこけていたというのに。
この船は粗暴な連中の集まりだ。生き残ってるのもそう。 だからその時は気にも止めずに、」
うるせぇなぁ……
[と零すのみだった。
それが「ホレーショー」が「道化の部屋の扉を蹴り開けた音」だと 知っていたなら、対処は違っただろうが。**]
(119) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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セシル、待たせた。
[アル中のニコラスが全て飲み干す勢いで口にしていた為、 まともな酒は少なかったが、その中でもまだ残っていた ワインボトルを手に、セシルに声を掛けた>>115]
……ニコラスが死んだ。 と言うよりヴェラに殺された。 ヴェラが人狼でニコラスをがぶり。 ヴェラも副船長達に殺された。
[まだ知らないだろうと、今見て来た事を淡々と告げる。]
(120) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 20時頃
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>>45
――…え
[グレッグの部屋近く、ワインを片手にミナカが戻ってくる。 待たせたという言葉には小さく顔を振り、行こうとしたとき、その報告に小さく驚きの声をあげた。]
ニコが…ヴェラが、 人狼?
[ニコラスはさっきまで一緒で、 そして、ヴェラは、航海士がこの船へ乗せてくれるよう頼んだ人物である。]
ヴェラ……。
[なぜ、生きてるの?そうヴェラに尋ねたときの返事は、結局きいていない。]
(121) 2014/12/13(Sat) 20時頃
|
|
……そうか、ヴェラはセシルが拾ったんだったな。
[驚きの声>>121に僅かに目を伏せる。 そう言えばグレッグも、ニコラスも。 ホレーショーや副船長が拾ったんだったか。]
ヴェラは……人の姿をしてなかった。
(122) 2014/12/13(Sat) 20時頃
|
|
そう……。
[ヴェラは話をしなかった。 何もヴェラ自身のこと、語り合った記憶はない。
果たして、航海士が彼の命を乞うたことは間違いだったのだろうか。 それほどに、何もなかった。 ただ、一方的に、彼の強さに惹かれていただけだ。 人狼であったことなどは、もちろん、知ることもなく。]
(123) 2014/12/13(Sat) 20時頃
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>>122
ヴェラは、強かったから、 あすこで、終わるべきじゃないって考えたんだ。
[船長に、その命をインシュランスとして出すほどに。]
でも、ヴェラはヴェラだった。 人の姿をしていないなら、そういった秘密があったんだね。 俺は、全く、ヴェラのことは知らない。
[ミナカの気遣うような口調にはそう返し、グレッグの部屋の扉を見る。]
(124) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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|
明日から美味い飯は食えそうにないな。
[それは料理長の不在を意味するのか、違う意味なのか。 どのみち、テーブルを囲んで馬鹿みたいに 酒を煽る日々は無いだろう。]
お前も気を付けろよ。 船先案内人がくたばったら、生き残っても迷子もいいとこだ。
(125) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
|
|
[こうなった以上、ヴェラに全てを擦り付けて 大人しく身を潜めていれば人狼騒動は過ぎたかもしれない。
だが口にしなかったのは、彼の孤高の強さと美しさを 穢す様な気がしたから。
そして始まった死の連鎖は人狼騒動が終わったとしても 続く様な気がしたから。]
(*15) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
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セシルは、ニコのスープは好きだったよ…とぽつり。
2014/12/13(Sat) 20時半頃
|
あー、そうだな。 ヴェラは人間とか人狼とかそう言う括りじゃなくて。 「ヴェラ」って生き物って感じだものな。
[セシルの言葉にそれ以上は口にしなかった。 そして視線に促されるままグレッグの部屋の扉を叩くと。 中から猫の鳴き声が返ってきた>>41]
キティ?
[この船にいる猫は一匹しかいない。 ホレーショーが中にいるのかと、一瞬緊張したが 手を止めるわけにもいかずに一気に扉を押した。]
(126) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
|
ミナカタは、セシルのニコラスのスープの話に、黙って頷いた。
2014/12/13(Sat) 20時半頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 20時半頃
|
>>126
そうだね。 仲間としては、何も知らないってこと、さみしいって、少し思い始めたときだったよ。 でも、彼がどう思ってたかも今はもう何もわからない。
[ミナカにそう答え、グレッグの部屋に続く、 航海士は、ミナカのことも知らないな、とは考えた。 オルガンが嫌いであることも、知らないのだから。]
キティが中に?
[ミナカがグレッグの部屋の戸を開ける。 キティがいるなら、ホレーショーもいるだろうは、ミナカと同じく考える。
けれど、部屋はキティと、
グレッグの首が、ただ、佇んでいる。]
(127) 2014/12/13(Sat) 20時半頃
|
セシルは、ミナカタと部屋の様子を交互に見つめた。
2014/12/13(Sat) 20時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 21時頃
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私の部屋は広いと言っても、
[>>103ホレーショーが部屋に押し入って来た時、道化は爪に丹念に鑢をかけていた。その指に黒指輪が光る。]
一騎討ちの場としては些か手狭だ。
[手袋を嵌めると、船長室に戻る前に回収していたカトラスとサーベルとを手に取り立ち上がった。]
待っていたぞ、ホレーショー。 邪魔の入らない場所へ行こう。 …下へ。
[全ての始まった場所、牢の前を道化は決闘の場として指定した。道化のその声はどこか穏やかだった。
だが道化には敢えて殺されてやるつもりなど微塵もない。護るべき仔の為にも。 道化はホレーショーの殺意を真っ直ぐに受け止め見つめ返した。*]
(128) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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悪いが俺も誰も何も知らねえよ。 ……寂しいって思うんなら、今のうちに聞きたい奴がいれば 聞いとけよ。
[この船でさみしい、等と口にすれば弱味を見せたに等しい。 この状況でそれを口に出来る彼は、案外強いのだろうかと そう思いながらも、自分も彼の事は知らない事を思い出す。 精々、悪夢を連れて来るオルガン弾きと言う位。]
拾いモンって言えばキイチもか。
[そう言えば自分も拾いものをしていたと、 魚捌きの上手い男を思い出した。]
(129) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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− 回想 − [海のど真ん中で木切れに乗っかっていた男を見つけた時、 今と同じ様に海は凪いでいた。 樽やら布やら色々浮かんでいて、船が沈んだ様にも見えた。 その中で何か使えるもの、と小舟で浚っていた所に 生き物を見つけた。それがキイチ>>1:235 見た事のない衣服に、髪や肌の色。 言葉が通じるかどうかも怪しかったが。]
この海のど真ん中で生きてるんだ。 不吉だろうが死神だろうが、悪魔だろうが、 逆にこの船に相応しいだろうが。
[その生命力を気に入って、助けてみる事にした。 船長に問われれば。]
役に立たなかったらバラして海に捨てれば魚の餌位にはなる。
[結局キイチは魚の餌以上に役立つ者として、 この船に居続けている。]
(130) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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生魚とかカルパッチョ位だと思ってたけど。 案外美味いな。
[キイチが捌いた魚を初めて食べた時の感想は悪くなかったはず。 もう一度、食べたい、ふと血に慣れた舌がそう感じた*]
(131) 2014/12/13(Sat) 21時頃
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− グレッグの部屋 − [過去に思いを馳せていた意識が、 キティの鳴き声に引き戻される。 上でこちらを見ていたホレーショーの事を思うと 何が起きるかと緊張していたが。]
……グレッグ……。
[そこには主人の意向なのか、良きライバルと認識していたのか、 グレッグの傍から離れないキティの姿があった。 そして今は静かに目を閉じられたグレッグ。]
……チビガキ。お前酒飲めるんだっけ?
[散々ホレーショーと酒盛りをしている事も、戦闘の後も 酒を飲んでいる事を知っている上でいつもの様にからかって。]
(132) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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……ああ。
[いつもはお節介な程喋る男は、短く返した。>>128 無駄口は叩かない。 扉の前に立っていた男は、必然的に先に部屋を出ることになるか。
己の殺意を真っ直ぐに受け止める道化が、何か画策しているとも思わなかった。そんなものは彼には必要ないだろうし、そこには一定の信用があった。
言われるがまま、船長室を出て船底へと下りる。 まだ死体の転がる、牢の前へと。*]
(133) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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てめぇ、俺にウイスキー寄越さなかっただろう。
[だから、これだけだ。とコップに少しだけワインを注いで 枕元に置いた。 恨み事等言えない、言える筈もない。 彼が見たのは全て事実で、彼の言葉は……。]
(134) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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……正解だ。この馬鹿。
[もう転がる様に、人か自分達、どちらかが潰えるまで 殺し合うしかない。 その最初となった事に、少しだけ悔しさを混ぜて悪態を吐く。]
(*16) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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[キティが威嚇するように唸っているのは、獣と判っているからか。 それとも何か別のものを感じているのか判らないが、適当に 手を振って近寄らせず]
セシル。ワイン、あんま残って無いが、これ飲め。
[風が凪いでいるとは言え、甲板は冷える。 舵取りがいなくなって、一番苦労しているのはセシルの筈で。 アル中の様になっては困るが、身体を暖めるには酒だろうと、 持って行けとテーブルに置いた。]
グレッグ、悪いがちょっと家探しさせてもらうぞ。
[物言わぬグレッグに断りを入れて、 がさごそと家探しを開始した]
(135) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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――― 厨房 ―――
お? お、おー……… 悪いな。
[ホレーショー>>91の促しに 引き攣るような笑みが、何時もの笑みを取り戻した。
段々と獣のそれを取り戻す死体を、ちらと横目に。 手近に転がった調理肉ではなく 跨いで、ぶら下がっている方の干し肉を選んで手に取った。 奥歯で食い千切るように齧り、咀嚼する。]
…………
[ニコラスを齧る、ヴェラの行動も同じものだったのか。 空腹を満たす為のものだったのか、それとも。
感慨と、親切に耳に届く説明を聞くべく、口を噤んでいて。]
(136) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 21時半頃
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そもそも、何で喧嘩を売ったのかねえ。
遅漏野郎だと思ってたんだが、何に火が点いたんだか。
[この船では、どちらかと言えば平和主義に位置していたと そう判じていた分、今ひとつ、腑に落ちない。
二口目を齧り、咀嚼する。 消化出来るように噛み潰し、飲み込む。繰り返しだ。 俺様の聞いたホレーショーの説明は一度目だったから 声の震えがないことに、逆に違和感も覚え、ちらッと見てさ。]
有難うさんよ。
[詰るでもなく、説明を投げ寄越してくれたことに。 銃口を向けることもなく、二人を見送る目だった。]
(137) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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流石、此処の船医さんは悪運が強いねえ。
[彼の位置は、一応では在るが、戦闘員ではない。 生きていることを、意味を、今は表面上しか察せずに 茶化すように声を掛けてから、ジェレミー>>112に向き直る。]
おいおいおい、今引いたのは丸だよなあ?
[恐らく、俺様の名前が在るのだろう文字に、ペンが走った。 その図形を確かめに、ずかずか立ち寄って、胸を撫で下ろす。 船員名簿の丸は――― とても、少なかった。]
これだけか………
[丸と、斜線と、図形が上乗せされていない名前。 ぼやきながら、大口開け、最後の一口を口に放り込んだ。]
(138) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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ははん?
お前の部屋、酒なんて置いてるのかよ。
[話したいこと、大袈裟に、レンズの向こうで目を丸めた。
YESもNOも告げずに見送ったが 干し肉をもう二・三本掻ッ攫って、口にして、厨房を出る。 唇を舐めると、肉と塩の味がした。]
俺様よお………
[誰も居なくなってから、振り返る。二人の死体を見た。]
女神さんが、何でお前を嫌ってたんだか。 こうして理解るのはすげえ癪だわ。 かかかかッ。
(139) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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― まだ陽の高い頃、船首楼にて ―
[ハンフリーの重ねての問いに、刀からの光を眩しがるように目を細めて、そのまま、遥かな水平線を見た。 この元漁師が、人狼という存在に行き会ったのは、今回のように船の上だった。行先を見失い、食糧もなくなり、飢えに満たされた船内で、 強い者が生き残るのは必然だった]
奴らにとって、俺らは食糧なわけ 犬畜生にだって情はわくけど、飢えりゃあ喰うだろ そんなもんだろうよ
俺は、よ ……喰われていく奴らを横目に、悲鳴を上げることしかできなかった
[衰弱しきった身体は動かなかった。 早く己の番が来ることを祈って、そして 永遠に続くと思われた咀嚼音が止み、救いがくると思った。 それなのに]
(140) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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ッは―――… 美味い飯が、食いてえな………
[ぼやき、階段を降りる。
中央から降りる、その視線の先に 既に船長室の扉は半開きで、気にはなったが、先に6号室だ。 拳で扉を叩く、いち、に、さん、とな。]
Yo Ho.
[三までに返事があってもなくても、扉を開いた。 自室と違って、ひどく私物の少ない部屋を。]
(141) 2014/12/13(Sat) 21時半頃
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……つまみ食いしないとは、エラい猫だ。
[部屋を漁る間、グレッグとキティを見るとキティはいつまでも 起きないグレッグに顔を寄せて、時折前脚で押したりしていた。 そんな事をしても目覚めないのに。 グレッグの傍には食べるつもりだったのか パンが置かれていて>>28、それに手を付けないキティに 猫と言うより犬だなと呟いた。]
しかし、それらしいのは無いなぁ。
[最初から解毒される事を恐れて、処分してしまったのか。 引き出しを漁っても、服をひっくり返しても、 それらしいものどころか何か詰まった瓶1つ見つからない。]
セシル。見つかったか? 俺不発なんだけど。
[自分の探し方が悪いのかと、セシルに期待を掛け]
(142) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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―医務室―
[どのくらい眠ったのか。 ミナカが戻った気配に応じて(>>118)、一度は浮上した意識も、眠りの波に攫われ再び深くへ落ちた。鈍い右手に触れた手にも気付けず。
目覚めた時、 廊下先の物音(>>103)は過去の音になっていた。]
グゥ …… ァ゛ァ゛
[眠っている間に乾いた喉を鳴らし、寝台を抜けて立ち上がる。枕元に置かれたパンや水には一度視線を送ったが、手を付けはしなかった。決まった時間、決まった場所でしか、食事はしてはならない物だと思っているが故に。]
(143) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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奴は俺を喰わなかった 誰とも知れぬ奴の腑を俺の口に突っ込んでよ
……言うんだ、「俺を殺せ」とよ
[青竜刀は閃き、そのまま、放り出された。 凪いだ海に浮かぶ船上では、転がりもせず、ただ其処に在る]
だから殺した ……強いだけで、簡単に死ぬよ
奴と、今回の仲間殺しが同じかはわからんけどな
[独り残った船は再度の嵐に見舞われ やがて辿り着いた漁村で絶望を齎した男は 死ぬつもりで漕ぎでた海で 絶望に、命を掬われたのだ]
(144) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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>>129 そうだね。 そういう意味だと、この船に集まってきた連中たちは、 何を、求めていたのかな?
[船に乗った理由が、航海士にはある。 人を殺す腕もなければ、金品に興味があるわけでもない。 陸に居られない理由があるわけでもない者が、
唯一、望んだこと。
航海士は、ただ、海に、出たかったのだ。]
――……キティ…。
(145) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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――― 6号室 ―――
Prude Prude 咽喉が渇いた。
[歌うように強請る。
ジェレミーの目は閉じられていたか、開かれていたのか。 開かれていれば、それ以上は口にしないが 閉じられていたならば、"何だよ寝てるのかよ"くらいの 悪態は吐いただろう。どちらにせよ、他人の部屋を踏み荒らす。]
………
[少し迷うように、間を空けて。]
何だあ、話ッて。 人狼のことか?
[厨房で見た一件から、思い至り、まずそれを口にした。]
(146) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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[今はまだ左腕は動いているが、やはり感覚が無いせいか 力の加減が出来なくなってきていた。
解毒剤が見つかったとして、ギリ―は何とかなるかも知れないが、 放置し過ぎた毒が何処まで抜けきるか問題だった。 足か頭に回れば終わりだろう。 ギリ―の為にも、自分の為にも、焦りながら屋探しは続く。 船長の部屋の扉が蹴開けられたのも、 決闘が階下で行われようとしている事も、まだ知らない]
(147) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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>>135
[飲め、と置かれたワイン。 なんの疑いもなくそれを口にする。
といっても、普段から、他の者のように、ましてやニコラスのように酒を求めるほうではない。 むしろ、酒に酔った頭で、航海に支障をきたせば、それは、また己への自責となる。
といっても、ベテランの師匠は、たいそうな酒呑みで、それでも狂わぬ頭のコンパスをもっていたけれど、
まだ、それには届かぬ若さであった。]
まるで、眠っているようだね。
[>>19ベッドに眠るグレッグにそう呟いて。]
(148) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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……何を求めて? それこそ生きてる連中に片っ端から聞いた方が早い。
俺は単純に陸に居場所がなくなっただけだ。
[セシルの興味が自分にあるかどうかは判らないが、 それ位なら答えられると、簡潔に口にした。 それ以上を求められれば、大雑把に話す位。]
(149) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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――6号室――
[一、二、三度目のノック。 一度で目を開け、二度目で身を起こし、三度目で開いている、と応えた。 ずかずかと入り来るのに、閉めろと付け加えつつ。]
――そういう、事になるな。
[小さな棚に置かれている木製のカップと、まだ床に落ちたままだった瓶を手に取り。 どの部屋にもあるはずの簡素な椅子を示した。]
(150) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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>>142
毒をつくるものは、やっぱり解毒剤も作ると思う。 だって、手入れの最中に触ってしまうかもしれないし。
[ミナカがお手上げな声をあげる。 でも、どこかにあるはずだと思う。
扉外からの音はやはり他の乗組員と同じく気に止めない。 船長がホレーショーと対決をしようとしていることもまだ、知らない。]
(151) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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……俺達にも理由があるなら。人狼達も何か求めてるんだろうな。
[ヒトと同じ望みだとしても、人と同じく生きられない。 一瞬解毒剤を探す手を止めたが、すぐに再開させる。]
(152) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 22時頃
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あっという間だったから。痛みは無かったと思う。
[酒を飲み干し、グレッグを見つめるセシルに続けて 何の足しにもならない言葉を紡ぐ。 ただの自己満足の言葉に、左肩が疼いた。]
やっぱりそうだよな。 だとすると、先に誰か持って行ったか、グレッグが 誰かに渡したかって感じか?
[毒に付いてはやはり毒消しは存在するで一致して>>151 推理する誰かは、1人しかいない。]
ホレーショーに聞いて……教えてくれるかな。
[発見されればそれでよし、見つからなければ聞くしかないのだが、 果たして彼は今どこにいるのか、そして知っているのか 教えてくれるのかと色々悩ましいと声を上げた。]
(153) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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[ジェレミーの目は開かれていた。
いち、に、さん、と踏み荒らして 半開きのままの扉を咎められて、いち、に、さん、戻る。 閉め直してから、改めて、やっこさん>>150に向き直った。]
Wooooon...?
それを、俺様が物知らずだから教えてくれるって?
[子供に読み聞かせるようなお伽話以上を、知らない。 頭で考えるより先に茶化してしまうのは悪い癖で 口にしてしまってから、ぼさぼさの髪を、掻き毟る。
閉めた扉から離れて 示された椅子に立ち寄り、腰掛け、居直る。]
……… 教えてくれよ。
(154) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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ホレーショーは、ミナカタチがグレッグの部屋にいるのには全く気づいていない
2014/12/13(Sat) 22時頃
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[フランクが座れば反対に立ち上がって、扉が開かぬよう内鍵を嵌めた。 多少なりとも邪魔を無くしたかった。]
話をする前にひとつ前提を上げておこう。 私は、正直なところ癪だが、お前の審美眼とやらを、特に確信もなく信じるつもりでいる。 私のことをどう見ている?
[理由を聞かれれば、一言。 死体を食い荒らすなんて"美しくないから"と。]
(155) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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>>149>>152 ――……。
[ミナカの言葉に、彼を見つめた。 その瞳は、やはり碧色を増して……腰にある装飾銃が共鳴を何か起こしたが、それを手にすることはなく。]
居場所がなくなった? じゃ、今はこの船がミナカの居場所になった?
[普段ならば、きかないこと、だけど、今はきく。]
理由があるから、 事は起こる。
人狼が何か求めている、というのは俺も思う。 それが、ただ、食料というだけなら、
なぜ、人狼が海にいるのか、わからないけれど。
[もっと秘密があるのだろう。でも、それを知ることはおそらくないと、思った。]
(156) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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……どーする、かなぁ
[人狼を見つけたら。 殺すのだろうか。 殺せるのだろうか。
自分では断てなかった命を、終わりにしてくれと頼むのだろうか。 この船に本当に人狼がいるのならば 何を言うのだ、と一笑にふされるかもしれない]
……まぁ、なんだ 無駄死にはするなよ
喰われるなら、ちゃんと腹に収まれ
[本気とも冗談ともとれぬ言葉を投げて 階段を降りるハンフリーを見送った。 今暫く、釣糸をたれることとしよう*]
(157) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 22時頃
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―第二甲板→副船長室―
[ミナカやフランク、モンド達に一通り状況説明を終え。 ニコラスとヴェラの遺体は厨房に置いたままにしておくのも何なので、第二甲板の端に移動させて布をかけた。 どのみち腐る前には海に放り込まなくてはならないが、取りあえずは後だ。―――正直、少し疲れたのもある。 見たい奴が居れば勝手に見れば良いと言い残しその場を立ち去る。
己と別れたホレーショーが船長の部屋に殴り込みに行った>>103タイミングとはすれ違ったため気付かない。
階段を降りて戻ってきたのはまず自室。 血で濡れた槌を拭い、肉脂や脳漿を取り除いて。 人狼の手掛かりを探すにも、ミナカの正体を探るにも、 何は無くともこれがなくとは話にならないと、黙々と作業をする。
誰かが尋ねてくるか、周囲が騒ぎ出せばそれに気づくだろうか*]
(158) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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[俺様の手元には 名簿の名前をひとつ消した、装飾銃が携えられていた。
そういえば、銀貨が詰まってそのままだった。
耳を傾けるべく姿勢を直しながらも 指先は弾倉を開け、かちゃかちゃ、慣れた風に弄った。 実際によく詰まらすものだから、手馴れていた。 仮に、ジェレミーに銃口を向けたとして、采配は白か黒か。
脳裏を過ぎりはしても、口にも行動にも移さない。まだ。]
そりゃあ、俺様が美しく見えるッて意味かよ? ッと、またやっちまった、冗談だよ。 かかかッ。
[悪い癖をすぐに引っ込め、彼の目を、見た。 ものを尋ねるときに、何時も、頼りにしていた目を。]
(159) 2014/12/13(Sat) 22時頃
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ー牢前ー
[牢前にたどり着くと、道化はサーベルを抜き、カトラスを抜き鞘を放り捨てた。 言い訳も前口上も要らない。ただ道化は冷たい眼光で対峙すべき敵を見据えるのみ。]
では……いくぞッ!
[血のように紅い道化の唇が決闘の開始を告げた 。 道化の足が血に塗れた床を蹴り、その身体がバネのように跳ねた。未だ衰えるには程遠い道化の身体はあっという間に二人の間の距離を詰め、サーベルとカトラスとでホレーショーの両側から剣戟を繰り出そうとする。]
(160) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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[暫く見詰めて、見詰めて、息を吐き。]
お前の目は頼りにしてる。 今も、なあ。
だから、のこのこやってきたわけよ。
[椅子の座面に乗り上げるように、胡座を掻く。 表情から自然と、にやつく笑みが消えた。]
まだ確証は持てないが、人間だろうよ。 女神さまに聞けば、分かるが、聞くか?
[声色は、茶化すようなものではなかった。 鍵を掛ける指先も、止めはせずに、見守る行動でも、示す。]
(161) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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フランクは、ジェレミーを眺めながら、脂の付いた指で銃をイジっている。
2014/12/13(Sat) 22時半頃
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獅子を、殺す。
[無意識か。聲は覚悟の言葉を落とす。]
(*17) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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お前の女神なぞ信じちゃいないが、聞いてくれても構わん。
[人間だろうよ、という言葉の、音の動きに内心安堵する。 これでまずは、話が出来る。これから話すことは、あまりに確証が薄すぎる言葉だから、無為に広げたくはなかった。]
言っておくが、狼がどういう生き物だとかどうだとか、そんなことは期待するなよ。 そんな学は私にもない。 ただ、私の目を頼るお前のことだからな。 私の考えることを共有するつもりで呼んだ。
もしお前が狼なら……私もそれまでだと言うことだな。
[鍵のかかった部屋、誰にも気付かれず殺しをするなら、何より簡単だ。]
(162) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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……居場所?
[陸の代わりにこの船は居場所になったかと聞かれ>>156 軽く唸ってしまった。]
追い出されてないから居座ったままだけど。 汚く生き抜くなら他の船にも乗るかも知れないが。 まだ出て行く気はないな。 船長に借りはあるし。
[借りと言葉を変えてはみたが、居場所である事を否定はしない。 出来れば人狼騒動も誤魔化して、このまま船で生き続けたいと 思っていた位だ。]
(163) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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……船長…ギリ―……。俺は、あんた達の傍を居場所にしたい。
[セシルに口にした事は事実だ。 だが今は、この船よりも居場所と思う場所があると。]
(*18) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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船長!?
[不意に聞こえた思い詰めた聲>>*17に、思わず姿を求めてしまった。]
あんたなら無事だと…信じてる。
[姿が無いのは当たり前だと、我に返り。 祈りだけを彼に返す。]
(*19) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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>>163
そう……。
[ミナカの返事に、やっとその前で、小さくではあったけれど、笑んだ。 ごちゃごちゃいろいろ言っているけれど、 ミナカの答えは、それなりに満足するものだったらしい。
ただ、それでも彼のことは知らない。 だから、オルガンは弾き続けるだろう。
それを嫌だと言ってくれる日がくるかどうかはわからない。]
(164) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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人狼も、居場所を求めてるんじゃねえの? 当たり前だな。 人喰いの化け物なんて、殺すか殺されるかだ。
[人狼が求めるものは判らない。 だがどちらかが死ぬしか無いのは確かだと呟いて]
(165) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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>>153
って、そうだな。解毒のことだった。 ホレーショーが知っている、というかホレーショーも知っている、はありえると思う。 いざ、毒でグレッグ自身が気を失ったとき、誰も知らないんじゃ、ただの間抜け野郎だ。 そうなると、グレッグが一番信頼をおいていた相手に、そういったとき、どこに解毒があるか教えている可能性は高い。
[そう話せば、ホレーショーを探しにいくことになるだろう。]
(166) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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―牢前―
[殺し合いの始まりを告げる道化の声。>>160 しかし男は、それに応えることが出来なかった。]
(速え……!)
[瞬く間に距離を詰められる。返事などしている暇もない程に。 左右からの剣戟に、後ろへ跳んで避ける選択。 数瞬遅れていれば、間違いなくあの世に行っていた。]
っらぁ……!
[着地でバネをつけ、地を蹴って跳ねる。 サーベルを上段より、道化目掛けて勢いづけて振り下ろした。]
(167) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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セシルは、ミナカタ>>165の言葉に否定はできず、ただ、黙り込む。
2014/12/13(Sat) 22時半頃
セシルは、フランクの姿が見えないことには気づいており、心配している。
2014/12/13(Sat) 22時半頃
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[ジッと不動のまま時間を潰すのは得意だ。 そもそも大男の弱い頭には時間の概念が備わっていなかった。時間経過には、朝夕と寒暖の繰り返し以上の意味が無い。
医務室に留まり、壁越しのぼやけた音を聞き板目を見つめるだけの時間は、無意味に過ぎていく。これまでであれば、そのまま次の“命令”を得られるまでそうしていただろうが。]
……
[部屋の隅で、トタタンッと軽い音がした。 在ろうことか医務室に、鼠が入り込んでいる。
グレッグ投げたナイフが、壁隅の板に走っていた罅を密かに広げたらしい。そこから入り込んだくせに、鼠は扉を開けろと強請るようにカリカリチョロチョロ我儘抜かす。
鼠に命じられて……というわけではなく、男は立ち上がり扉を開きに行ってやる。もしかすると、そのあたりで第三甲板へ降りてきたリー(>>109)を見つけられる、かもしれない。]
(168) 2014/12/13(Sat) 22時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 22時半頃
肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 23時頃
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グレッグがそこまでドジっ子だとは思えないが、 ホレーショーには毒薬とか出来たら自慢してそうだし。 あいつが一番知ってそうだ。
[セシルの同意>>166に頷くと、早速探しに行こうと漁った場所を 元通りまではいかなくとも、片付けて部屋の扉を静かに閉じた**]
(169) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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― 医務室 ― [ノックなどせずに扉を開けようとして、 先に扉が開いた>>168。]
あ? なんだ動けるのか。
[心底残念そうにその顔を見る。 毒に苦しんでいる姿でも見るつもりでいたのに残念だ。]
おら、解毒剤。 オマエの大好きな船長がオマエに渡せって。 効くかどうか知らんけど。
ま、動けるなら必要ないだろうけどな?
[ギリアンに向けて投げる。]
(170) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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じゃあな……グレッグ。
[扉と共に彼から目を離さなかった瞼を閉じる**]
(*20) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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[逃してやった鼠は、廊下をタタンッと走る。 個室の鼠は、壁に穴が空いている証拠だ。鼠は、船大工の顔を一度見上げて「ザマァ」的ドヤ顔残して何処かへ行った。
リーとの遭遇には驚かず。 薬を渡されても驚かず。]
足 生きてル 死んだは、手
[感覚の失せた右手をグランと揺すって示してから、薬を受け取った。残念ながら、リーに向ける顔付きは、常よりほんの少し色が悪いくらいで、死人の顔はしていない。]
(171) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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ふ…っ!
[>>167頭上から振る獅子のサーベルを右手のサーベルで跳ね返す。 更に低く低く身体を屈め、後ろに飛び退った彼の懐に飛び込もうとする。
超攻撃的。道化の戦闘スタイルを一言で表すならこうだ。 とにかく次から次へとその自慢の速度で攻撃を繰り出し相手に考えさせる隙を与えない。
それは今回も同じだ。 相手が後方へと下がったのなら、道化はそれ以上の速度で迫り、左手のカトラスで素早く一閃を繰り出すッ!
銀が宙を切る。それは相手の命を刈る為に舞われた軽業師の踊り。]
(172) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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>>170>>171 [既に解毒剤がギリーに渡ったことは知らず、 グレッグの部屋から出ると、ホレーショーをさがすために、ミナカとは別れた。]
ホレーショー、さっきグレッグの部屋からどこにいったのかな?
[地下での決闘など見当もせず、階上へと登っていく。]
→第二甲板へ。
(173) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/13(Sat) 23時頃
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― 第二甲板へ ―
[釣りに興じて穏やかな波――それもほとんど無いに等しいが――を眺めていると、時間が経つのを忘れることがある。 今日も顔をあげれば日は傾き、盛大なくしゃみと共に、軽くひきのあった釣竿は軽くなり、結局何の成果も得られないまま、船首楼を後にすることとなる]
んだ、こりゃ……
[誰もいなくなった第二甲板。 隅に転がる、まだ新鮮な死体、二つ。
布をめくって、おおよそ人間には見えない死体と 死んでもなお間抜けに見える死体と 二人の顔に触ってみた。
固くて、冷たすぎなくて]
魚のが、いくらかマシだな
[はき捨てて、布を戻した。 触れた指を汚い着物にこすり付ければ、むしろいっそう汚れていく]
(174) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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[惰眠貪った目は、すっかり晴れていた。 欠伸も出ない唇を結び、小指で耳の穴を掻く。
これから、よおく耳をかッ掘じって聞きますよ、ッて合図だ。]
女神がYESと言えば、俺様は心底信じるさ。
[俺様の目よりも、女神の目が正しい。 船長を盲信する船員と、同じように。 自分よりも信じられるものが在るだけの話で、続け。]
要するに、Prudeの学じゃねえところで、目で語るッて話な? ……… なら、尚更信じられるよ。
[ジェレミー>>162を、何より信用しているのはその目だと。 銃を弄びながら、銃口を向ける愚は、ないわけよ。]
(175) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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― 回想・船首楼 ―
[キーチが翳した刀>>140。 それが光を反射して目が眩みそうになる。
普段なら「眩しいだろ」と文句を言って 顔を背けるなりするところだが、この時はそうしなかった。
眉間に皺を寄せて、睨むような顔になっていたかもしれない。
「人狼に会ったことがある」と聞いた時、 もしかしたらこのキーチこそが人狼だったりはしないか、
――そう考えたからだ。]
(176) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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……ありがとうよ。
話しちゃくれねぇかとも思ったんだが……。
[キーチの昔語り>>140>>144を、 ニコラスの死体を思い出しながら、 ヴェラの無表情を思い浮かべながら、最後まで聴いた。
聴き終わる頃には、先程まで以上に喉が渇いていた。]
(177) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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ッッッか、俺様が狼なら、今頃噛み付いてるだろ。
[おあつらえに、鍵の閉まった部屋で。
干し肉で満たした腹を慰めに 舌舐めずりをして、矢張り、咽喉が渇いたな、と思考の端。]
まあ、人間も人間を殺すからなあ。 俺が如何かなんて些事だろ、お前にとってはよ。
(178) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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フランクは、セシルも無事でいるかね、と、ぼんやり考えている。
2014/12/13(Sat) 23時頃
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居場所、帰って良イ場所
ミナカ カシラ、帰る おれ、待つ
[医務室で大人しく板目を見つめていた時だったか。 聞こえた聲に、少しの間を挟んだ後に応えた。
「待つ」と言ったからには、待つ。 だから獅子を殺るとの聲を受け止め、 ただ信じる念を胸に抱いた。*]
(*21) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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ぐっ……!
[一閃を、サーベルを縦にした状態で受け止める。>>172
受け止めれば、またすぐに次の一閃が命を刈り取ろうと迫ってくる。それらを、一本のサーベルで何とか防ぐ。 考えていては間に合わない。 だが、闇雲に剣を振るうだけで勝てる相手でもない。
受けたカトラスを力任せに押し戻し、一瞬の隙を狙って腹への蹴り。狙い通り、隙が生まれるかそれとも、道化の振るう剣の方が速いか。]
っはあ、
[短い時間にも関わらず、男は背に汗が流れるのを感じていた。]
(179) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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[最後に問うたことへの応え>>157、その声には迷いの色が滲んでいた。 それにどうこう言うつもりはない。
人狼と遭遇したなら、殺らなければ殺られてしまう。 男よりも重々承知の筈だ。
キーチはそれでも「殺す」ことを「迷う」と言っている。 それは「生きる」ことを「迷っている」のと同義のように思えた。
――男にも、そう悩む日がやってくるのかもしれない。
だが今は――。]
(180) 2014/12/13(Sat) 23時頃
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[足元を鼠が走る>>171。 走り去る時、こちらを見ていた気がするが 気のせいだろう。 ムカつくような顔をしていたのも 気のせいだ。
あのクソ猫は仕事をしているのかと、 無駄にイラついた。]
へえ? 手を毒にやられたのか。
じゃあ、その腕いらねーよな? 切り落としてやんぜ?
[冗談ではなく、本気でそう告げる。]
(181) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[「無駄死にはするな」と言われて>>157、にやぁと笑った。]
無駄死にたぁ縁起でもねぇこと言うねぇ。
……お前さんの魚料理、 ニコラスの飯まではいかねぇが悪くねぇ。 この船にゃ料理人が必要なんだ。
[「だからなんだ」と問われたかもしれないが、ただカラカラと笑って。 男はキーチの過去を胸に下へと降りていった。*]
(182) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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は、……そうかもな。些末だ。狼だろうがそうでなかろうが、私を殺す気ならお前は殺せる。 信用してくれて、有り難い。
[銃を手にしながら、その口は向かなかった>>178。 吐息で笑って、己の腰は空いた寝台に落ち着ける。]
ヴェラーヴァルが死んだのは、知っているな? あいつの死に姿はまるで本当に狼人間だった。
ここまではほとんど確信している話だが、下の捕虜殺しはおそらくあいつの仕業じゃない。
[人狼の仕業だと、人狼を殺せとこれだけ沸いている中で、人狼が死んで尚、そんな確信を語る。]
(183) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[要らないかと問われれば、要らない。 役に立たない部位はそのうち腐って全身に膿を流すようになる……と、潰れた右目や落ちかけ皮膚を支えに垂れた耳を廃する時、誰かに言われた。覚えている。
腕を見下ろす。 肩から揺すれはするが、肘より先は動かない。]
使うナイ 要らナイ 重い 切る、
[リーが冗談のつもりでも本気でも、男はろくに検討しないまま頷いた。ただ、全身が膿んで死ぬのは困るという単純な一心で。
考えるのは苦手だ。渡された薬が解毒剤で、それを飲めば毒の痺れが消えるのかもしれない……といった思考にさえ辿り着けない。]
(184) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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あんなにあからさまに、ヴェラーヴァルなら成し遂げられるかたちで事を成し、あいつが下手人などと隠れるつもりがなさすぎる。
[切り捨てられた、と取るべきか、その理由は知る由もないが。 少なくともあれほどに堂々と殺せると言っておきながらやっていないとも重ねた、あの言葉が単独犯のものなら危険が過ぎるだろう。 フランクに理由を聞かれれば、この思考の部分も開示する。]
だが、牙で食い殺されているのは違いないと聞いた。
[伝聞の形なのは、未だその死体を目にしていないからに過ぎない。 もうとうに海に投げ捨てられているかもしれないと思えば、見に行く気もしなかった。]
(185) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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それは、お前も一緒なんだぜ? Prude.
[ジェレミー>>183が、俺様を殺す可能性。
その可能性はないのか、と、張本人に尋ね、口端を笑わす。 何処か安堵染みた態度を見せる姿に 向けるのは、銃ではなく、目と耳で。]
知ってる。 見た。
[先ずは、目で見た事実として。]
確信だあ、 ………? お前が目で見て知っているわけじゃあ、ねえんだろ?
[俺様は、捕虜と仲間の死に様を直接見ていなかった。 ならば犯人は船員か、それとも、人狼は一匹ではないのか。 話を促すように、眉を顰めた。]
(186) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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ギリアンは、リーをジィと見た。
2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[促せば、聞くことの出来る内容>>185 ぐうう……… と、鳴ったのは、腹じゃあなく、咽喉だった。
甲板での遣り取りを指しているのだろうと知って 自然、力が籠って前にのめっていた身体を、後ろに戻す。 ―――… つまり、と、前置いて。]
少なくとも共犯者が居る。 そう、言いたいわけな。
[合っているか、と、尋ねる一間を、挟み。]
……… そおの、誰かさんも、見当が付いているのか? お前の目は、何ッ処を見ているよ。
(187) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[料理人が必要だといわれても、魚以外に調理が出来るとは思えない。 そして今日はその魚すら釣ることも捕らえることも出来なかった。
階段を上ってくる足音に立ち上がって振り向いた。 現れた航海士に、そういえば船尾には誰もいなかった――と上を見るように視線を動かし]
腹が減ったなら、飯はないぞ
[そう言いつつも、厨房への扉を開く。 見渡して、無事な酒瓶が一見しただけでは見当たらなかったので、また閉じた]
(188) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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はっ!
[カトラスを押し返す力を感じ道化は愉快そうな笑いを漏らす。>>179 体格ではあちらの方が勝っている。 こちらは両手で二本の刀を操っている。 いくら技量があろうと当然力比べでは道化の方が不利だ。
道化はそのことを素早く判断するとむしろ刀が押されるのに任せ、横に跳んだ。 床を蹴る音と共に、道化が一寸前までいた場所を獅子の力強い蹴りが空振る。
道化の白い頬にも汗が伝い化粧を溶かし始める。
横に飛び着地した足をそのまま前に向かって蹴る。 休む暇は与えさせない。 道化は死神じみた笑みを浮かべるとサーベルを横に薙いだ。]
(189) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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― 第二甲板 ―
[血臭漂うそこは、さきほどと変わらないようでいて、 でも、聞いた事実、ニコラスとヴェラが死んだこと、わかっているから、首をゆっくり回して、彼らがどこにいるかさがす。
探し当てたからといって、何もできるわけではない。 ニコラスは、食事で世話になったから、 ヴェラは、そのきいた話、人狼であったかどうか、
それくらい。]
――……。
[>>174そう考えていると、蠢いた影。 向けば、探していた彼らと、キーチの姿。
(190) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[ギリアンへ膿んで死ぬから 切り落とせと言った>>184のも自分だった。
死んだものは生き返らない。 手が死んだのなら治らないということだ。 死者は海に棄てている。 だからその腕も棄てるべきだ。
そんな説明も加えて告げ。
楽しげに顔を歪めた。]
要らないものをいつまでも船に乗せておけねーもんな? おら、切ってやっから腕出せ。
[近くにあった椅子の上に置けと言う様に顎で指す。]
(191) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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>>188 [そして、厨房に入っていく彼から声がかかるが、それにはゆっくり首を振る。]
腹は減ってないよ。
(192) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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お前の血などで私の部屋が汚されるなど耐えられん。
[殺す可能性を見られても、一蹴する。 信を置いた相手を殺すことに何の意味もない。]
勿論、狼が二匹いると私がこの目で見たわけじゃない。 ヴェラーヴァルが単独犯だということが不自然すぎる、と言っているだけだ。 ただ、見た奴はいるやも、しれん。
[ヴェラーヴァルが狼かどうかと、下手人かどうかをすぐにイコールで結ばないのは、彼自身の口振りだけが理由ではない。 ここからが本題だったが、やりづらく唇は重くなる。]
(193) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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― 5号室 ―
[仲間殺しの罪人、人狼のヴェラは死んだ。 グレッグの遺言のことは聞かされていなかったので、 「人狼を殺す」と息巻いていた男は安堵すると共に脱力し、目を閉じていた。
身体を起こす気にならないのは、 日が落ちてきて、熱が上がってきたせいもあるか。
そういえば、今日はミナカがくれた薬を飲んでいなかった。 呑んでおくべきかと、瞼を開け、――たはずだった。
だがランプの灯りのみで暗いとは言え、 男の目が捕らえる光は普段に比べても格段と少ない。 おぼろげにしか光を感じられなくなっていた。]
……あ、 ぁぁ
[吐いた息は喉を鳴らし、小さく声が漏れた。]
(194) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[他者の言葉の裡は探らず、全てを受け取る。
楽しげに説かれると、フンフン真顔で聞き入れて。床に胡座をかいて椅子にゴトリと右腕を置いた。座面の冷たさや硬さもろくに感じない腕を、やはり死んだのだと見限った。]
要るナイ 置く、腐る カシラの船、腐る ダメだ
[リーの顔を見上げ、さあやれ、と顎で腕を示す。 その仕草は、先のリーの動きを真似てみた結果。]
(195) 2014/12/13(Sat) 23時半頃
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[こちらは笑みを浮かべる余裕などない。 動きについていくだけで精一杯で。>>189 舌打ちでもしたい気分だ。]
う、ぐ……!
[蹴りを避けられ、着地の隙が出来たのは男の方。 横薙ぐサーベルに、体を仰け反らせてかろうじて腕を切り落とされるのを避けるも、完全には間に合わず。
腕を裂かれ血を流しながら、弾き飛ばされて床を転がる。]
(196) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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[見当がついているか、と問いを重ねられて、苦く頷いた。]
ここからは単なる私の思考だから、信じるかどうかは任せるが、本題だ。 下でグレッグが殺されたが、あいつは――ミナカにナイフを投げていた。 あいつは下らない熱に浮かされて無闇に刃を投げられるほど勇敢でも、馬鹿でもない。 おそらく何がしかの確信を持ったんだろうな。
[それが何かは、もう聞けはしない。 飲め、とフランクのカップに酒を注いだ。酒に浮かされた夢くらいに聞き流してほしいと思った。]
そして、その場に居合わせたギリアンに刃が当たって、手を切った。 あいつが殺された理由は、"それだけ"だ。 仲間殺しを重罪だと、見つけ出して殺せといったあの船長が、掌を切った程度で、問答無用に首を刎ねた。
[視線をフランクから外し、僅かに俯けて逡巡の後、緩く首を横に振る。]
(197) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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[厨房には入らずに扉を閉じて、航海士の顔を見ながら、さて]
今、何人残っているか わかるか、航海士さんよ
[これだけ大きな船を動かしたことはないが、元漁師だ。 波の気配がない海の、恐ろしさは知っているつもりだ。
綺麗に磨かれた刀が、床の血痕を映している。 何人分の血を吸ったのだろう、と床について考えて、 刀が吸った数に比べたら大したことではないだろうと 小さく笑って、 目の前のテーブルに腰を下ろす。
今回の騒動は、一体誰が終わらせるのだろう、と考えながら]
(198) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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>>198
何人残っているか。俺にはわからない。 ジェレミーにきけばわかるかな。
あと、ホレーショーをみなかったか?キーチ。 もしくは、君が、グレッグの解毒剤のありかとか、知らないよな。
[小さな笑みを浮かべ、テーブルに座るキーチに、怪訝な顔をした。 普段から、やはりよく喋る奴じゃない。 でもよく知らないから、グレッグと振興があるかもしれないとも考えて。]
(199) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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Booooooooooooo...!
[唾を飛ばすブーイングだ。 原因は、当然、信用を置かれたからではなく "汚された">>193 部分である。
俺様は兎も角、俺様の血は汚くねえよ! ッて主張だ。]
二匹どころか三匹居るかも知れねえなあ。 鼠だ猫だと言った次には狼よ、 ………
楽しく、やって来たつもりだったのにな。
[最後は、ぼやくようだった。 そして、急に口を重くする様子に、眉を顰め、目で話を促す。]
(200) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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信じるか如何かは俺様が決める。
お前は気にしねえで喋れよ、かかかかかッ。
[口を軽くすることばを、俺様は持たなかった。 せめてと茶化すようにして、出された酒に手を伸ばす。
塩と、乾いた肉でやたら咽喉が渇いていた。 カップに注がれる酒の色に、満たされた瞬間に ぐいいいいッと胃を焼く一杯を、飲み干す。]
ッッかあ、あ―――…
[満足に息を吐き、酩酊する振りをするように 首を右に、左に揺らして、ジェレミーの考えに耳を傾けた。]
……… 俺様なあ。
(201) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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(見えなくなっちまう――。)
[男は咄嗟に手探りで瓶を引き寄せ、飲み口の見当も付けずに傾けた。
浴びるようにして酒を呑み、 着ていた服も寝台も巻き添えを食ってしまう。]
っはぁ、 ……はぁ、 あ゛ぁッ
[濡れた口元を右腕で拭い、何度も、――何度も目を擦った。
それでも、光の量は変わらなかった。 視界の中心でさえ、もうはっきりと物を見ることはできていない。
ミナカの薬は視力の為のものではない。 分かってはいたが、縋る思いでその薬を呑んだ。]
(202) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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[素直に聞くギリアン>>195へ思うのは やはり頭が弱いな、とだけ。
この素直さで、船を壊しさえしなければ 解毒剤を試させるくらいはしたかもしれない。]
そうそう、腐ったらいけないもんなあ。
麻酔なんて使わなくて良いよな? 暴れんなよ? ああ、声は上げて良いからな。
[木材を切るように、その手を踏み 二の腕真ん中辺りへのこぎりを食い込ませる。
肘や肩にしなかったのは、関節を避ける為。 骨を切る為だ。]
(203) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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グレッグが船医さんを襲ったッてえの。 それだけは、腑に落ちないんだよな。 短気でもねえのに。
[普段の行動を見ていれば分かる。 ただ闇雲に行動をする野郎ではないのだ、居合わせたのが俺様なら、俺様が襲ったッて話なら、そも展開も変わったろうが。 酒に浮かされた体裁で、吐露する。]
船長直々に首を刎ねたッて話も、聞いたがねえ。
らしくないねえ。 誰が怪我をしたッて、化粧ひとつ変えねえくせに。
[まるで想像が付かない、と、笑う。 絶望号ではなく、人狼船だったとしたら、笑えない冗句だ。]
(204) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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あぁ?知らねーよ、んなこと 本人に………あー
[隅に転がる死体に視線を投げる。 もう何人も死んでいる。 何人"残っている"なんて聞き方を、無意識に選んだくらい]
……死んだのか、あのガキ
[解毒剤を探す理由にまでは頭が働かない。 ホレーショーの居場所については、結局返答もしないまま。 もう一度問われれば上にはいなかった、と答えるだろう]
(205) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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――信じた男を斬らせるつもりなら、大した挑発だ。
[唾の飛ぶブーイング>>200に、腰のサーベルへ手を伸ばす。 無論抜くつもりはないフェイクで、すぐにその手は頭を抱えるように額に置いた。]
三匹……嫌な話だが、そう考えてもおかしくはない。 いつから、何故今、疑問は尽きないが、あの捕虜の言葉が引き金なら疫病神だ。
……そうだな。
[楽しくやってきた、というのに、同意を示し。 この二日で消した人数を脳裏で数えた。]
(206) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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ッかかか、聞いたのが、俺様で良かったなあ。
聞く奴に寄っちゃあ、お前の首が飛んだぜ。
[船長の、不興を買うような、ことばだった。 絶望号を、此処が美しいと何時か言った口から そんなことばが出るものかと、事実に、何処か感心した。]
船医さんか、ギリアンか、船長か、分からんがねえ。 お前の目で見たもんは、俺様がきッッちり覚えておいてやるよ。
(207) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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[らしくない。化粧ひとつ変えない。その口振りに何故か乾いた笑いが込み上げて、また吐息で笑いを流した。]
傷ついたギリアンに、子を傷つけられた親のよう縋って案じていたよ。
とはいえ、それこそ捕虜を殺されて逆上したあの船長が下手人とも思いづらい。 おそらく――最低でもミナカかギリアンに、何かある。 特に上げるなら、他人の目だがミナカだろうな。
[ただ、とその結論すら根底を覆すように、話を続ける。]
ミナカと船長は、昨晩一晩中共に過ごしたらしい。 理由は聞かせてはいただけなかったがな。 現状とこの話の矛盾と、我らが船長の行動を受け取りあぐねて、お前の慧眼を借りようというところだ。
[最終的に呼びつけた理由を付け足して、話を一度締めくくった。]
(208) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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|
―――、
[自室で槌を手入れしながら。 何となく近くでふよりと見知った気配が、聲が、 少しだけ蠢いたような気がして、ベッドの方を一瞥する。
ニコラスか、とは何となく感じ取ったが特に口には出さない。 自分が今まで幾度となく感じてきた霊魂は、 殆どが怨嗟や呪詛に塗れたものばかりだったので こうして穏やかに、只静かに見守っているだけのそれは珍しかった。
そう言えば生前のニコラスも暇を見つけてはこの部屋に尋ねてきていたなと思う。 大人しくしていることは稀で、ぎゃあぎゃあと騒いで怒鳴りつけることが多かったにせよ。
この力のおかげで得をしたと思ったことなんか殆どないが、 ――成程、初めて悪くないと思ったかも知れない。 だからと言って自分も霊魂になりたい等とは思えないが。]
(209) 2014/12/14(Sun) 00時頃
|
|
[麻酔とは何か、解らないから頷いた。ミナカの治療を受ける時は大人しくするものだ。だから「暴れるな」と言われればそのようにする。
船医の治療は、乱暴な時もあるがいつも真っ当だ。リーが今するように、無機質をバラすようなやり方はしない。その違いにも気付かない。痛みが始まっても。]
グ ゥ゛ …… ゥ゛
[声は許しが無くとも漏れただろう。 何せ痺れが残っているのは肘より下。 二の腕に通っている神経は、生きている。まだ。]
ア゛、 ァ゛ ッ ―― ッ
[皮膚を細やかな刃が裂くと、鮮明な痛みが始まる。 筋繊維や血管がブチブチ千切れ、血が噴く。
男は、痛みに完璧に耐えられる程強くなく、 ヒィヒィ鳴いて気を失う程は弱くなかった。]
(210) 2014/12/14(Sun) 00時頃
|
|
……結局の所よ、人狼が暴れ出したのは何でなんだろうなァ。 それが本当にミナカにせよ、なんにせよ。
ヴェラの奴にしてもな。 何考えてんのか分かんねぇ奴だとは思っていたが、 俺と同じであの道化の力を見定めようとしてんのは感じてた。 暴走なんてモンとは一番無縁だと思っていたが まさかあんな、我を忘れて人に喰らいつく 只の獣に成り果てるなんてな、…………
[特に返答は期待していない。 厨房での光景を思い出しながら、只淡々と、独り言のようにそう呟いた。**]
(211) 2014/12/14(Sun) 00時頃
|
|
[床に転がったホレーショーを道化はやはり機敏に追い、その身体を足で踏みつけにした。>>196 道化の尖った靴はホレーショーの胸を押し潰す。]
Pas mal. 悪くなかったぞ。
[にいと口許を歪めるとカトラスを振り上げる。 グレッグの命を刈り取ったように、 無慈悲にその刃を振り下ろすために。
いや、むしろグレッグを殺した時よりも 道化に迷いは無かった。 あの時…グレッグの首を切り落とそうとする道化にいくらかの躊躇があったことを知るのは道化自身だけだ。]
(212) 2014/12/14(Sun) 00時頃
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|
>>205
グレッグは死んだよ。 首と胴体が離れてた。
ホレーショーが部屋に連れていってつないでたみたいだけど、 今は眠っているみたいに見えたけれど、
でも、赤かったから。
[キーチの言葉に肯定を告げて。 ホレーショーのこと、知らない、なら、そう、と短く返事。]
(213) 2014/12/14(Sun) 00時頃
|
|
[――当然、回復するはずもない。
男は寝台から立ち上がり、ゆっくりと壁に手をのばす。 またゆっくりと壁に手を滑らせて下方へ。
そうして漸く壁に立てかけておいたサーベルを拾った。]
………………。
[扉の方へゆっくりと歩み、ギィィと開ける。
ぎょろぎょろと眼球は情報を求めて動くが、 自室の中とあまり状況は変わらなかった。
床のわずかな凹凸にさえ、 つま先を引っ掛けてドンッと壁に手を突いた。**]
(214) 2014/12/14(Sun) 00時頃
|
|
おいおいおいおい、安い挑発に乗るなよ。
[フェイクだとは言え 最初の数秒は真に捉えて、両手を上げた。女神さまも一緒にな。]
捕虜の夜鳴きが原因だってんなら……… 疫病なんてメクソハナクソでもないねえ。 全く。
……… まあ、今日で何もかもお終いでもねえさ。
[誰かが、何人も名前の消えたこの船で。 また楽しく過ごせば良いと、告げるには空々しくて、止めた。]
(215) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
|
|
だからお前を選んだんだと、思ってくれても構わない。 その記憶力に感謝するよ。
[人を間違えれば首が飛ぶ>>207。わかってはいるが、誰かに残さなければならないと思っていた。 己は、この目でそれらの事実を見、耳で言葉を聞き、頭で真実を追っている。 この思考が真実に近ければ、一番都合の悪い人間は――己だろうと、猿でもわかる。]
私は、この船をまだ美しいと思っている。 叶う限りには、護りたいとも。
あの人が獣に堕ちた男でないと、信じたい――
[昼、それを当人に伝えたように。 信じている、ではなく、信じたい、という言葉のかたちが、隠せない本心を伝えていたか。]
(216) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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…………、
[は、と息を吐き出す。>>212 やはり、この男は強い。
ポケットに仕舞いこんでいたグレッグの小瓶。 中身が毒か解毒剤か、男は判別がついていなかったが。 手を突っ込んで、素早く道化へと投げる。 道化が反応して、僅かでも隙を得られないかと。]
(217) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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ん?この獅子……
[間近で香った匂いに僅か違和感。 それはまるで同族のような……]
(*22) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 00時半頃
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[酒を飲み乾かしたカップを 腰を屈めて、床に置き、手入れを整えた銃口を向けた。]
信じなくとも良いが、信じてくれて良いぜ。 お前が、俺様を選んだッて言うんだからなあ。
あれが船医さまだ。 ミナカだ、良いな。
[銃口を向けた、カップに告げた。 信じられた翠眼とやらに、祈り、引鉄を*引く*]
(218) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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ねえ、キーチ。キーチは、狼?
[そう尋ねて、しばらく彼を見つめる。]
って、冗談だよ。 でも、狼なら、やっぱり、飢えているんだろうね。 そう、書いてあった。
[読んだ文献からの言葉を告げて。]
狼は、 すべてを食い尽くすのかな。
[迫ってくる死の匂い。 どこか遠く、遠くの記憶にある。
ただ、殺されるために、人柱となるためだけに育てられた子供時代の記憶。 もう、本当に遠いのだけど。 ああ、自分はあすこからどうやって解放されたのだろう。 わからないけれど、それはもう、別の物語だ。]
(219) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 00時半頃
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[のこぎりの刃は、押し付けるだけでは切れない。 食い込ませた後、引くから切れる。
だからこそ刃をゆっくりと食い込ませるように押し付け、 暫くその様子を眺める。
どうやら、痛みを感じているらしい>>210。 つまりそこは生きている。
それを指摘しない様子に、頭が弱くて良かったと思う。]
おら、動くときちんと切れねーって。
[肉を削いでいくような感触。 木材を切るとは違う。]
(220) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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[声を上げるのを許したのは、その苦痛の声を聞く為だ。 大男のギリアンの筋肉は一般的な男よりあるようだ。 普段力仕事を任されているからか、余計に。
つまり、それはその分時間をかけて切ることが出来る。]
痛いか? 良かったなあ。
痛いのはオマエが生きてるからだ。 死んだら痛いなんて感じなくなる。
[そう言いながら、より響くようなやり方で骨を切る。
痛いから生きている。 つまり、生きている箇所を切っていると 教えることになるが構わない。 毒に侵されていない場所を切り落とさなければ 意味がないと適当な説明をするだけだ。]
(221) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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セシルは、 話をしたあとは、また階上へと向かう。きっと船尾楼へ。**
2014/12/14(Sun) 00時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 00時半頃
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[くん、とホレーショーの匂いを嗅いで何かを感じ取っていた道化は、投げつけられた小瓶をはっと振り上げたカトラスで反射的に叩き切る。>>217]
……ッ!
[切られた小瓶から散った液体が僅かに道化の顔にかかる。 その液体は何か害を及ぼすような物ではなかったようだが「化粧が落ちる」と道化の思考に一瞬の隙が生まれる。
一拍遅れて道化は右手のサーベルの方をホレーショーに振り下ろそうとする――]
(222) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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そりゃあまた大層な死に方で…… やった奴は、今頃八つ裂きか?
[首と胴体が離れるなんて、そんな芸当が出来るやつはそう多くない。 光る刀を見下ろして、その先の第三甲板に眠るだろうグレッグの、ナイフ捌きを思い出す。
次があれば―― 借りのひとつくらい、百倍返しにしてやろうと 言葉とは裏腹に考えていた。 考えていたが、それを知る者は、きっともういない。 死者に対する思い出などは、すぐに忘れることにしたから]
(223) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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ジェレミーは、フランクの銃口の向く先を見やる。
2014/12/14(Sun) 00時半頃
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おおおおおおおおッ!!!
[男は、吠えた。
たとえ殺せなくても、せめて。 せめて、一矢だけでも報いたい。
一瞬だけ生まれた隙。 サーベルを強く握り、狙いもうまく定められないまま、 道化へと、一閃―――**]
(224) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 00時半頃
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[獅子の雄叫び。 道化もまたそれに怯むことなく刃を振り下ろす。
交差するサーベル。 飛び散る血飛沫。
血を流したのは――*]
(225) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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おい――、
[信じていい、と言いながら、銃口は己ではなくカップに向いた。 先までワインで赤く濡れていたそれは、ミナカという名を与えられてそこにある。 女神の采配、というものがどうやって下されるものか、知らず。 よく詰まるお飾りの銃が何をするのかと、引き金が引かれるのを見ていた。]
(226) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 00時半頃
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[狼か?と問われて、一拍置いてから首を振る。 そのまま航海士の顔を眺めていたが、飢えているんだろう、という言葉には頷いた。 それが真に食欲なのかはわからないが――この船の食糧事情には特に変化はなかったように思う――飢えているのだろう、と。 食い荒らされたという噂の死体は見ていないが、そうでなくては、という思いもある]
どうせなら、全部喰えばいいんだよ
[返して、階段を上る航海士を見送った]
……でも、人狼は 死んだんじゃ、ねーのかよ
[獣の色を濃くした死体は、いつか殺した人狼のそれとは違って見えたが、それでも。 否、もはや人狼など必要ではないのかもしれない。 この船の絶望的な末路は、最初から決まっていたのだ、と――]
(227) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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――… ィ、ッ ア゛ ア゛ッ
[滲んだ汗が染みる左眼で右腕を見ると、傷口で肉が潰れているのが見て取れた。噴き出した血はリーの鋸をヌラヌラと濡らし、暴れまいと左手で掴んだ床板の隙間に流れ込む。血を吸った板はすぐに潰れてしまった。
痛みは、刃が削る箇所が深くなる程大きくなり。 尤もらしいリーの説明を意識から遠ざけた。]
……、 ウ゛ゥ゛ ―― ッ゛
[骨をゴリゴリ殺られる頃には血の気が失せ、理性の一切を欠いた叫びを上げた喉がカラカラ乾ききっている。
血は、未だつきて乾く気配が無い。 後から後から、傷口から脂を押し流し溢れて出る。……失血による目眩に、項垂れて全身を震わせた。]
(228) 2014/12/14(Sun) 00時半頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2014/12/14(Sun) 01時頃
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[溢れる血と、木屑のように細かくなった肉が落ちる。 刃についた肉片と脂肪は切れ味を悪くするが 構わず動かして。
痛みに鳴く声が、呻き声に変わったところで 様子に気付いた>>228。]
……チッ。
[舌打ちと共に、一度のこぎりを外し そこについた血と肉を振り落とす。 部屋にギリアンの血と肉が飛んだが知るものか。
再び同じ場所に刃を当てると、今度はさっさと動かす。 一気に切り落とし、しゃがみこんでその顔を見た。]
(229) 2014/12/14(Sun) 01時頃
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