92 【バトルRP】歴史英雄譚
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―2F―
[泥人形の向こうで、朱と白が、ぱっと飛び散った。 ぐらり揺らぎ、仰け反るように倒れる男の姿が、泥人形の股下から覗いた]
――孫文台を殺したのは、お前だろう。 その咎の報いを、しかと、与えてやった。
――……お前はこれで満足なのか、ジャックとやら。
[男の言葉>>4:122を思い返し、理解出来ぬと首を振った。 だが、男の死に顔には、少しだけ興味があった。 斃れた男に向けて近寄り、横向きになった顔を起こそうと手を伸ばした――そのときだった]
(4) 2012/05/29(Tue) 00時半頃
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――ぐ、ぁッ!?
[動きを止めていた泥人形が、男に触れた途端、その剛腕を振るった。 女型は既に、ぼろぼろと崩れていたから――同じ者が従えていたなら、同じように崩れると思いこんでいた。
腹にめり込んだ泥の拳に、身体が浮く。 数メートルも飛ばされて、石造りの廊下に落ち、更に滑る]
かっ……げぇ、がぁっ。
[無警戒のところに、まともに食らっていた。動けるはずもない。 胃液を廊下にぶちまけながら、のたうち回る。肋骨も何本か、いったかもしれない]
(5) 2012/05/29(Tue) 00時半頃
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[己の名を呼ぶ声がした>>14。それは、誰のものだったか。 石床に叩き付けられた衝撃で混濁する意識には、判別がつかない。 ただ、どうにか泥人形のほうへ指を伸ばす。 あの、引き摺ったような痕。それに、消えぬ泥人形。 "敵"は、まだ残っている。ジャックのほかに、必ず誰かがいるはずだった]
……気を、付けろ。 あれの主も、きっと、近く……、
[伝えるべきことを伝えた安堵からか、ふわり、意識が飛んでゆく――]
(21) 2012/05/29(Tue) 21時半頃
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[薄れた意識のなかで、仄暗い闇を漂わせる声が響く>>#0>>#1]
――道半ば、などではない。 私は充分に……充分すぎるほど生きてから、死んだ。
[数瞬の夢現のなか、思う。救世主だか何だか知らないが、見通せないこともあるのだなと]
……国民も、学習院の生徒たちも。 陛下も親王殿下も、篤い信頼を寄せて下さった。 勲章を贈ってくれた国もある。私の名を、子につける親さえいたという。
……この非才の身には、過分な栄誉だ。 世界は、優しすぎるほどに優しかった。
[だからこそ、なんの未練もなく、腹を切れた。 世界に絶望したからでなく……それ以上、望むべきものがなかったから]
だから――……、
[死して尚、祖国を守るのだ、と]
(24) 2012/05/29(Tue) 23時半頃
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[霞む視界、痛む身体を僅かに起こして、埃と血の混じった唾を吐き捨てる]
救いを信じる……それもいい。 だが、それは、見返りだ……。 ……人々に尽くすというならば、即ち、滅私奉公。 見返りを望んだ時点で、真に尽くしたとは言えんだろうが……!
[首を振って、傍に落ちていた軍刀を掴む]
――義は山嶽より重く、死は鴻毛より軽し……だ。 ……己の信義に殉じて死ねたのなら、それを名誉に思え、救世主とやら……!
(29) 2012/05/30(Wed) 00時頃
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……あれを、一刀で断つとは。それに、その剣……。
[ただの能天気な若造ではなかったか、と。認識を改めつつ]
大丈夫……大丈夫だ、騒ぐほどじゃない。 といっても、自然に血が止まるほどの深さでもないが……。
[とは、鋭利な刃物で裂かれた左肩の傷の具合だが]
……見てのとおりだ。 孫文台の死体を見つけ、血の痕を辿って……その部屋を覗いたら、泥人形に護られて、奴がいた。
[と、倒れたジャックを指す]
(34) 2012/05/30(Wed) 00時半頃
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……奴は倒したが、そのあとに木偶が一体残った。 油断していて、この様だよ……参ったね、どうも。
[溜息を吐いただけで、胸郭に痛みが走る。 罅のひとつやふたつは入っていても、驚かない]
(35) 2012/05/30(Wed) 00時半頃
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……ああ、すまん。 まだ、敵はいるというのに……全く、これでは陛下に顔向けが出来ん。
[応急の手当てを受けながら。微か、ひとりごちたあと]
そうだな、強くなっている。 それに……ああ、聞いたとも。
[頷き。人数というには、少し考えてから、また首を縦に振った]
半分……そうだな、そうかもしれない。
だが……その前を憶えているか? 前の声は、三人……と、言っていた。それより、増えているということだが。 ……ナイチンゲールと、孫文台。私が知っているのは、その二人だけだ。 万一に、そこで倒れているのを私らの側として数えるにしても、勘定が合わん。
[つまりは、他の誰かが斃れているということ]
(38) 2012/05/30(Wed) 01時頃
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……いずれにせよ。 三人から、さして間もないあいだに増えて、半分に達した……なら。 ……味方は、多くても十人かそこらなのだろうな。 でなくては、たかだか三人が死んだ程度で、ああも得意げに喋るまい。
(39) 2012/05/30(Wed) 01時頃
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……ところで、ローラン。 その男……、私と見える以前に傷を負っていた。 それに、あの床に残った痕……いま一人の仲間が、彼を運んだと考えるが。
[伊東の顔が、ふと浮かぶ。油小路の故事、倣ってみても良かろうと]
……その者が戻ってくるかもしれないが、どう思う。
(41) 2012/05/30(Wed) 01時半頃
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……私も又聞きだ、詳しくは知らん。
[>>40何故と問われたが、ナイチンゲールの死因については伏せた。 狂して味方に殺されたなど、知る側知られる側、いずれにとっても良いものでもないだろうと]
……伊東殿や私に似た、か。 信長公……ではないな。それなら、以前、広間で会っているだろう?
[であれば――己の知らぬ者が一人、どこかで死んでいる]
ナイチンゲールに孫文台、それに君が見たという男。それで三人。 加えて、そこの男が死んで半分――なのか? だが、泥人形と共にいた者が、私たちの味方とも思えんのだがな……。
[敵味方の総計で半分という可能性も、ないではないが。 ああも敵味方を確として喋る"声"が、そういう数えをするというと、疑問ではあった]
(43) 2012/05/30(Wed) 02時頃
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ほう、彼女もそう言っていたのか。
[自由な割に、抑えるところは抑えているのかと、ある意味で失礼な感想を抱きつつ]
敵が少ない……なるほど、かもしれないな。 それなら、ここで一人斃したことにも意味はあるか。
しかし……そういえば、ラクシュミーと一緒だったのではないのか?
[身を案じて、訊ねる。 まあ、かくいう自分も何人もの相手とはぐれて合流してを繰り返しているのだが]
(44) 2012/05/30(Wed) 02時頃
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……ん、林檎? ああ、助かるよ。喉も乾くからな……頂こう。
だが、上はどうなっているんだ? 私は、この階と下しか、散策していなくてな。
[林檎を受けとって、服で表面を軽く擦ってから、しゃくりと齧って]
そういえば……、下の階にな、食糧庫があったぞ。>>3:138 ジャンヌが、君が喜びそうだと言っていた。
……若い同士だし、国も近そうだ。仲が良さそうだな、君たちは。 [とは、やや下世話な笑みを浮かべたか**]
(45) 2012/05/30(Wed) 02時頃
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……なら、声が指していた三人の内訳は決まりか。
[会ったことがない人物との答えに、ふむり顎先に手を当てる>>49。 しかし、自分たちを喚んだ声も声だ。仲間が誰かくらい、明確にしておいてくれれば良いものを]
……崖から? その割には、随分と元気だな、君は。 まあ……そうだな。君もほとんど無傷なのだから、彼女も無事だろう。
[繰り返された"多分"を肯定するように、頷いた>>50]
(54) 2012/05/30(Wed) 21時半頃
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――……信長公と伊東殿がか。
[どちらが敵なのか。それとも、どちらも味方なのか。 二人が最後まで殺し合ったとして、どちらが残るのか――というと、よく判らない]
うつけとバカ? ……うつけは、信長公のこととして。
[バカが誰を指したものかという予想は、そっと心に仕舞っておいた]
(55) 2012/05/30(Wed) 21時半頃
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まあ、乾し肉などの、保存がきくものばかりではあったがね。 地図を写してやるから、気になるなら、あとで行ってみるといい。
[手帳を取り出して、一階の地図を写しながら]
まあ、仲が良いのは、良いことだ。 共に戦うときに、背中を心配する必要がないからな。 国はフランスだそうだよ、彼女……と、ほら。
[大広間から食糧庫までの道順も記してやり、ページを千切って渡す]
(56) 2012/05/30(Wed) 21時半頃
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――フランク王国か。
[無論、神聖ローマ帝国とフランスの元になった国として、知識にある。 ドイツに留学することになったとき、色々と調べたものだ]
……シャルルマーニュ?
[一瞬、考え込んだあと。ぽんと手を叩く。 フランス語だから、直ぐには判らなかったが]
カール・デア・グロッセ――カール大帝か。 その騎士で、ローランといえば――……ああ、君があの。
[伝説の詳細を知っているわけではないが、名は聞いたことがある。 シャルルマーニュに仕える聖騎士の筆頭。 十倍以上もの敵軍相手に降伏することもなく、殿を務めて勇戦し、斬り死にしたという。 うろ覚えであるから詳細は異なるのかもしれないが、兎も角、伝説を信じるかぎり敬意に値する人物ではある]
(64) 2012/05/30(Wed) 23時半頃
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ふむ……大体、場所は判った。 しかし、罠ね……、 ジャンヌが、君はよく罠にかかると言っていたが……。
[だって、自分は引っ掛かったことがない]
ああ、三階にもあったのか。 各階ひとつなら解り易いんだが……、
一階のものは、あの大広間の扉の奥だ。 木箱が置いてあった扉の向こうに、小部屋があった。 一階はほとんど調べたから、最後のひとつは二階か三階だと思う。
(66) 2012/05/30(Wed) 23時半頃
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[そういえば、と]
それと――……一階の石だが、ヒビが入っていたな。 たぶん、敵が壊そうとしたのだろうが……途中で断念したのかな。 私は気付かなかったが、封印の石というくらいだから、多少の守りがあるのかもしれんね。
[神秘的な青を思い出し、あの醜悪な泥人形では、石に触ったら塵にでもなりそうだとイメージする]
(68) 2012/05/30(Wed) 23時半頃
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まあ……話くらいにはな。 勇敢な騎士だと、伝え聞いてはいる。
[頷いた]
巧妙な罠か……判った、気を付けよう。
[ローランと一緒にいるいまは、特に注意しよう。そう、心に刻んだ]
(73) 2012/05/31(Thu) 00時頃
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