198 かるらさんのうなじ争奪村
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 10時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 10時半頃
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―曼珠沙華の花と―
………
[逢いたくなかった。 声を聞きたくなかった。>>11>>13
記憶は小学生の時のまま。子供のまま。 どんな大人になっているのか、どんな姿に成長したのか――――分からない。想像も出来ない。
けれど、『ニコ』と名を呼ぶ彼は友だと思った。]
(16) 2014/10/06(Mon) 10時半頃
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[震える唇を噛み、ゆっくりと息を吸う。]
……よく、僕だって分かったね。 君は―――友?
(17) 2014/10/06(Mon) 11時頃
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[やはり友だった。]
他――あぁ、そうみたいだね。陸から聞いた。
[本の事を聞き、憂いに眉を寄せる。 中身は戻っているのか、それともすり替えられたままか。考えたくない。]
まだ持ってたの……?
(20) 2014/10/06(Mon) 11時頃
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……変わったよ。外見は、さ。 流石にもぅ、女の人に間違えられることもなくなった。
[本を返されたいのだろうか。返されたくないのだろうか。 そんな未来があるとは思って居なかったから、直面して戸惑いを隠せない。
友の顔を、直視出来ない。]
友も、変わった。言われなければ気付かなかったかも知れない。
(21) 2014/10/06(Mon) 11時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 11時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 15時半頃
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―社―
[教科書を捲る度、本を捲る度。 過るのは苦悶の表情を浮かべ、椅子に括りつけられた人の幻想。
下足室で大きな悲鳴を上げた翌日から、相賀の家にプリントを届けた翌日から。 曽井は数日学校を休んだ。]
………変わってないって、友は言うけど……さ。
何年経ってる?
[変わらない訳は、ない。]
(32) 2014/10/06(Mon) 15時半頃
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………
[黙り、俯き。己の身を守るように腕を組む。>>22]
誰かに、託せるなら……頼めるなら、どうして。
どう、して……持ってた、の。 ポストや下駄箱の中に入れるとか、郵送するとか、――誰かに、頼むとか、幾らでも手段は……あるじゃない。
(34) 2014/10/06(Mon) 15時半頃
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あったじゃ、ないか……。
[謝りたかったと、ごめんと、言うのなら。>>22 あぁ、自分は友の手からきちんと返されたいのだなと気付く。]
おそい、よ。友。遅いんだ。 今更謝られたって、僕は―――どうして良いのか、分からない。
[赦せば良い? 友は赦されたがってる? 忘れれば良い? 友は忘れたがってる? 怒れば良い? 友は――――――――――――]
(37) 2014/10/06(Mon) 16時頃
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おそい、よ…………
[命令も、強制的なお願いも。 宿題ノートを写されるたことも、筆箱を漁られたことも、運動服を借りられたことも、掃除当番を押し付けられたことも、クラリネットの練習に付き合わされたことも、その全部がたった1つの理由が引き起こしたものだというのなら………。>>23]
ば、か。
[強く強く瞼を瞑る。落とした2文字の音は小さい。]
(39) 2014/10/06(Mon) 16時半頃
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っ!
[風ではないものに髪が、揺れた。 目を開くと遠ざかる指が見えた。
呟きと共に、向けられた背。 伸ばした指先は友の服を掠めたけれど。
りんと鈴音が聞こえた気がして―――。 また、1人になってしまった。**]
(41) 2014/10/06(Mon) 16時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 16時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 20時半頃
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―曼珠沙華と牡丹と―
[この掌から離れてしまうのは、どれも絆ではないだろうか。 結ばれたと思った糸は細く、とうに切れてしまったのではないかとすら――…思う。]
〜〜♪
[口ずさむメロディは清廉さを含み。 そして、牡丹の花弁が何処からか舞い込んできた。]
……おみく、じ?
[馬頭の神主に呼び止められる。]
(86) 2014/10/06(Mon) 21時頃
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「屋台で楽しんだ後は、御神籤と相場が決まってますよ。 さぁ。さぁ。ずずいと。」
[手首から下げた袋の中、金魚がくゆりと泳いでいた。 強く促されると断れない。
推しに負けて、神主の示す方へ向かった。]
(92) 2014/10/06(Mon) 21時頃
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[御神籤といえば、待ち人や恋愛、願い事の項目がある。
叶う前に散った初恋も、 叶う前に離れて――――離してしまった願い事も、
何と書かれているのか、怖くなる。]
…………あ、お先、どうぞ。
[同じように神主に勧められたのか。 木箱の前で躊躇っていると、祭りに不似合いな格好の青年が居た。>>94]
(97) 2014/10/06(Mon) 21時半頃
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[知らないはずなのに。知っているような。 この感覚は陸や友に逢った時と同じで。>>98]
あぁ……ひさし、ぶり。 流石に――ひとり、か。
[大人になった今でも姉が側に居る筈はない。]
(104) 2014/10/06(Mon) 22時頃
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呼ばれた。花を―――って。 どちらの花を渡せば良いのか、まだ……決められないんだけどね。
[棒が擦れ合う音は御神籤ならではだ。 翔の籤を気にする素振りを見せ、胸に手を置いてから、振った。]
(106) 2014/10/06(Mon) 22時頃
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ニコラスは、半吉[[omikuji]]の文字に思わず溜め息。
2014/10/06(Mon) 22時頃
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[待ち人も、恋愛も、願い事も。 まるで「貴方次第」と書かれているようで。
自分は何を期待していたのだろうか。 結ばれていく籤とは別に、折り畳むに留めた。]
……心残りって。 君は、何か心残りがあるから呼ばれたって――言いたいの?
(111) 2014/10/06(Mon) 22時頃
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[呼ばれた名に頷き返し。]
下牧の…… 翔くん、だっけ。 ペットを吹いてた……
[屋上で、青空に響いた音が甦る。]
いい音、だった。
[楽器ケースは持って居ないようだけど。 衣裳を見れば、まだトランペットを続けているように思えた。]
(113) 2014/10/06(Mon) 22時頃
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赤い花は――――恋する人へ、だっけ。
[牡丹と共に聴こえた声は。>>114]
そぅ。僕には―――僕には、心残りが在ったんだ。 忘れようとして、そう、努力をして……。
時間が解決してくれたと、思ってたのに。 そんなこと、なかったんだ。
(120) 2014/10/06(Mon) 22時半頃
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[鬼灯の灯り。赤い金魚。]
陸は―――僕に未知の扉の開け方と孤独の鍵ばかりくれるし。
友に謝られても、僕は―――…遅いとか、言えなかった。
[目の前の翔にも、心残りが在ったのだろうか。 少しずつ記憶を遡り。]
(122) 2014/10/06(Mon) 22時半頃
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[遅いとしか。いや、バカとも言ったか。>>122
目を伏せる。残念ながら……>>121]
……もぅ、試し済み。
[心残りがないのが心残りだなんて。 良いのか、悪いのか。
瞬き。]
面白いことを言うね。
……あぁ、ひとつ。思い出した。 翔くんに頼みたいことがあったんだ。
(128) 2014/10/06(Mon) 23時頃
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[試した回数は1度だけ。>>130]
1度で――――充分。 僕は、作曲家や演奏家じゃないから、何に昇華させたら良いのか、分からない、し。
[翔へのお願いは、音だ。>>113 あの音を。いや、もっと良くなった音を。]
……卒業定演で選ばれなかった曲があったでしょう? 翔くんが練習しているのをたまたま聴いたことがあって、ね。
今なら、完成したのが聴けるかも知れないと、そう思って。
(135) 2014/10/06(Mon) 23時半頃
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[昇華の為に、赤と白の花があるのだったか。 割れてくれるなシャボン玉。
けれど、割れなければ―――割らなければ、花は咲ききらない。咲かせられない。]
(140) 2014/10/07(Tue) 00時頃
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[本当に、良いのだろうか。自問自答を押し込める。>>141]
折角の独奏が無くなってしまって、残念だったね。
ん、そう……か。 楽器は変えて―――もぅ、あの音は 無くなってしまって、しまったのか。
[皮肉なものだと薄く笑う。 試せば良いと背中を押した翔への心残りこそが、叶わぬものだなんて。]
………
[顔を覆った。目を瞑った。 提灯の光を、月の明るさを、花への期待を――――遮るように。]
(147) 2014/10/07(Tue) 00時頃
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ニコラスは、ゴロウに何となく似ていたかもしれないと、神主を見たときに思った。
2014/10/07(Tue) 00時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 01時頃
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時は、戻らない。
けれど……そうだね。 楽器を変えても、失わないものも ある。
[楽器を愛する子達を見て。 真剣に音楽と向き合う子達と同じ時間を過ごして。
―――…自分の立場を思い直す。]
楽器を変えたからこそ、新しい音が―――…翔くんだけの音が、在るのかも知れない、ね。
(160) 2014/10/07(Tue) 01時頃
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謝らないで……。
[胸が苦しくなるだけだから。 何もかも蓋をして、忘れたくなるから。
孤独感が――増すから。]
………吹かないのに、探す必要なんて……
[ないじゃないか。]
(165) 2014/10/07(Tue) 01時頃
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……翔くんは、コンクールとか出てる? 師事している先生とか、居るのかな。
覚えておく、よ。
だから―――いつか……
[いつか。 翔くんの奏でる本当の音を、聴かせて。 新しいお願いを言おうとして、結局言えなくて。
黙ってしまった。 黙って――良かったのかも知れない。>>168]
(169) 2014/10/07(Tue) 01時半頃
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優等生の、巧いだけ……個性…
[視線の先に、曼珠沙華が一輪。 あぁと息を吐く。]
聴いてみないと分からないけど、華が―――ないのだろうね。
[知らなかったとはいえ、無理な事を頼んでいたのだから……と、小さく首を振る。]
………そう? なら、行って みようか。
(172) 2014/10/07(Tue) 01時半頃
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[御神籤を引く用事は済んだ。 だから、『夏祭りを楽しんで』と言えば、翔は何処かに行ってしまうだろうと思っていた。
1人になるのだと――思っていた。
意外にも感じた申し出に、はにかんだ。**]
(174) 2014/10/07(Tue) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 02時頃
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―鬼灯―
[曽井の側に在る鬼灯の、その灯火は翔のと比べて弱々しかった。じわりと闇が近付いてくる。 この灯が消えるとどうなるのか……。
考えようとは、しなかった。]
華は――…自分で見つけるしかないんだ。 咲かせるしかないんだ。
[翔から師事している先生と所属しているオーケストラの名を聞いて、凄いじゃないかと感嘆の声を上げる。]
(188) 2014/10/07(Tue) 09時半頃
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[何処かぎこちない笑みに、曽井は翔の肩を軽く叩いた。>>178]
あの、さ。翔くんは……恋をしたこと、ある?
[不意に問い掛ける。 隣に立って歩いていても、手は繋いで居ない。
祭り囃子はまだ遠い。曼珠沙華の花が増えていく。]
(189) 2014/10/07(Tue) 09時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 10時頃
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[ここは夢のなかだから。 友の足元から賑かな声が聞こえ出す。>>177 見れば兎と蛙が相撲をとっている。
歴史人物辞典に掲載されていた絵図の一幕。
他人ではない。友自身の手から返さないと意味がないのではないかと――――伝えたつもり。 謝って、返して。そうして?
玲に話す言葉は諸刃なのだろう。 あぁ、灯りは………消えてしまう。]
(191) 2014/10/07(Tue) 10時頃
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優等生の、音……か。楽譜通りの音は素晴らしいよ。
でも、つまらない音―――…
[技巧に優れていても、真に感動させることは出来ないのたろう。
夏休みの前。生徒に伝えたことを思い出していた。**]
(193) 2014/10/07(Tue) 10時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 10時半頃
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―回想:消えた表札の名―
[隣家の扉が開き、表に出てきた家人に睨まれた。不審な人物に見られているのか。]
あの、此処は――相賀さんという家では……
[「引っ越されたのよ。」 少し考えればすぐに辿り着く答え。共働きとか、離婚とか、そんな単語に相槌する。
玲のことだ。一人で暮らし始めたのかも知れない。夜に帰ってくる両親を待つ生活から、誰の帰りも待たない生活に。]
(203) 2014/10/07(Tue) 16時半頃
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[空を見上げる。 放課後の教室の窓辺に立ち、空を見上げていた玲の後ろ姿を思い出した。>>195 曽井は声をかけられないまま、黙って立ち尽くしていた。
チャイムを鳴らしても、扉の向こうに玲は居ない。教室の扉を開けても、窓辺に立つ玲はもう居ない。
友の悪友も、渦中の下足室に居た生徒たちも、誰も友を咎めなかった。 先生に告げ口する者も居なかった。 学校を休む本当の理由を、曽井は親にも言えなかった。
事件は解決の糸口を掴めぬまま、15年が過ぎていた。**]
(204) 2014/10/07(Tue) 16時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 16時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 22時半頃
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―満月雫―
小さいね。もうすぐ消えてしまうのかな。もし消えてしまったら、翔くんのを借りようか。
[揺れる灯りは足元を、曼珠沙華をぼんやりと照らしていた。>>207]
……そんなこと。ない。
すごい先生の目に適ったのだから、大丈夫だよ。 見つけ、られるさ。
自分だけの華。自分だけの、音。 咲かせられる。
(244) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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――――恋を、すると良いよ。
[したことがないなら。>>208]
恋は感情を豊かにしてくれる。 喜びも、苦しみも、焦がれも、憧憬も、全てすべて……ヴァイオリンに歌わせて――さ。
そんな翔だけの音を、聴いてみたい。
[足を止めて、彼の袖を引く。]
今のままじゃ足りないのなら――…。
あ……楽器を恋人にだなんて、しないでよ? 恋の、愛の曲は、楽器の為に作られては居ないんだから。
(246) 2014/10/07(Tue) 23時頃
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[音の為に、音が作られているのではないのだから。]
だから――…赤い花を、さ。あげるのではなくて、翔くんが持って居たらどう、かな。
[今、開かないのなら。いつかの為に。]
(247) 2014/10/07(Tue) 23時頃
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[袖から手を離し、再び歩き出す。 屋台ののぼり、何の店だろうかと見上げ。>>232]
買えなくても、本物のトランペットの方が良いなぁ。 さっき、お姉さんに恋に似た感情を抱いてたって、言ってたでしょう?
だから、良い音に聴こえていたのかな……なんて、思ってしまったよ。
[並んでいるのはラムネ瓶、綿飴、飴細工、お面、ベビーカステラ、そして―――…]
ん…… 割と覚えている方だと、思う。
そうか、あんまり、か。 修学旅行での大騒動も?
(252) 2014/10/07(Tue) 23時頃
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…………そ、ぅ。 ごめんね。何の手伝いに、ならなくて。
[気が向いたら。つまりそれは、気を向けようとしないということ。 込み上げてくる寂寥に喉が痛くなった。>>257]
僕が聴きたいのは―――
[華のない、地味な音ではない。今の音では、ない。 小学校の思い出も、あまり覚えて居ないのなら。
どんなにペットを吹いたって、昔の、昔以上の音など。]
(260) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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[彼は教え子ではない。 一人の演奏家だから、自分にはただ遠くでその機を待つしかないのだろう。]
そう、だね。その衣装には白い方が、映えると思う。
[覚えてないなら別に良いと、首を振る。 修学旅行のことも。他のことも。]
……お姉さんの、受け売りでしょう? 落ちるもの、だなんて。
音楽の為の恋なんだから……
[仮初めの恋でも良いはずだ。]
(265) 2014/10/08(Wed) 00時頃
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聞きたいのは――…何だったんだろうね。
[やはり言葉に、音にならず。 黙ってしまった。]
……? 気のせい、か。
[イカ焼きの屋台の前に、誰か居た気がするけれど。]
(270) 2014/10/08(Wed) 00時半頃
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……変、かな。どうして?
[首を傾げる。>>273 恋は落ちるものなら―――…確かに初恋はそういうものだったけれど―――孤独感しかなかった。]
女の子が駄目なら……男の、子?
[ぱちりと瞬く。]
(277) 2014/10/08(Wed) 01時頃
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[鉄板の上で白いイカの足が赤く焼かれていく。 気持ち悪さが先に立ち、口元を抑えた。 イカの悲鳴が聴こえるようで。
焼かれる罪人の、ようで。
探しているのは別のもの。 翔に弱い視線を投げて、早く探そうと促す。
夢の中なら、翔の望む楽器はあるのだろう。]
(281) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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それが、―――音を変える為であっても?
強制したって恋が出来るかなんて、分からない――くせに。
[変わらないだろうに。]
……いや、構わないと思うよ。 相手が女でも、男でも。恋は――恋、だ。
[見られていた、気がして。翔に向き直る。]
そう……翔くんの恋は、前途多難……だね。
(285) 2014/10/08(Wed) 01時半頃
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そんな瞬間が……くると、良いね。
[考え方が違うのだ。 夏休みの前、生徒に向けた弁は、論は、間違っていると言われ。ただただ、眉尻を下げた。
あぁ。]
無理に笑おうとしなくていい、よ。
(288) 2014/10/08(Wed) 02時頃
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[無理にではなく、頑張って作ろうとしたものだとしても。今は、翔の笑顔を見るのが辛かった。]
君が、素敵な出逢いをして、君のまま恋に落ちて。 華のある君だけの音が奏でられるのを―――僕は、願っているよ。
[手を差し出してから、握手するのも変だと思い直した。 そういえば、泣き虫だったと思い出し。 彼の頬骨の上を指の腹でなぞる。
昔のように、濡れては居なかった。]
(289) 2014/10/08(Wed) 02時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 04時頃
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―櫓と祭り囃子―
[翔とはぐれ、気付くと開けた場所に居た。 和太鼓の音が上から降ってくる。 誰が、どんな人が叩いているのか、下からでは影になって見えなかった。
幹に背を預け、輪になって踊る面々をぼんやりと見ていた。]
(291) 2014/10/08(Wed) 09時頃
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いつか……いつか。 自然と笑えることも出来たら良い、ね。
僕には、願うことしか、出来ないよ……。
[待つことしか、出来ないよ。 頑張ることではないから、頑張れとも言えず。
嬉しいと、ありがとうと言ってくれる翔に、 曽井は簡潔にしか返せなかった。
痩せ細った鬼灯の灯り。 ガラス瓶の中の、2輪の花。
花を、下さいな。
促すように、輪の向こうに白い人が立っていた。]
(293) 2014/10/08(Wed) 09時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 09時半頃
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[友と玲の噂は曽井の耳にも届いていた。
翔と自分の次が出来ただけと、思っていた。 何故、玲の時だけ騒ぐのだろうとも思っていた。
玲の背を遠くから見て。 友の姿を遠くから見ているだけ、だった。**]
(297) 2014/10/08(Wed) 10時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 21時半頃
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―彼、或いは彼女に―
[空に浮かぶ月は欠けゆき、鬼灯の灯りのように赤みを強めていた。 ガラス瓶が曽井の手から零れ落ちる。
割れた欠片はシャボン玉のものと混じり、指で掬い上げようとしても元には戻らなかった。]
………どうぞ、これを。
[咲ききっては居ないが、白い椿花を麗人に差し出した。]
きっと、此方の花の方が咲くと――思うから。
(370) 2014/10/08(Wed) 22時頃
|
|
[願うことしか出来ないのなら、白椿の方が適しているのだろう。]
可愛い、あの子の……ため、に?
[誰の為に? 集めた花で、何をする?]
風、が………
[鬼灯の灯りが揺らめく。 「気をつけて帰れよ」>>0:347>>287だなんて、懐かしい声が聴こえた気がした。]
……そういえば、卒業式の時だって、僕は勝丸くんに言えなかったな。
―――気をつけて、帰るんだよ。勝丸くん、君が此処に居るのなら。
どうぞどうぞ、気をつけて。
(378) 2014/10/08(Wed) 22時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 22時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/08(Wed) 23時頃
|
そう、だね。きっと要らないものだ。
孤独ばかりを覚えて、誰の音も変えられず、心の重石を増やすばかりなんだから。
[猫の鳴き声に金魚が揺れた。>>380 数を数えて確かめる。 これだけで、きっと充分。]
…………
[屋台の近くで甲斐とカケルに似た姿を見掛けた。彼等も気をつけて帰れると良い。]
何を想って―――…か。
(404) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
|
|
お元気で―――…、とか、かな。
[幹に背を預けたまま座り込む。 膝を抱えて、櫓の上を見遣る。
陸が見上げた先、同じものを見ていた。>>316]
(408) 2014/10/08(Wed) 23時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/09(Thu) 03時半頃
|
え……忘れ、る?
[赤い獣の、その言葉は初耳で、曽井は目を瞬かせた。>>406 ややあって、それでも良いと笑む。忘れてしまった方が、寧ろ良い。
距離が開いたせいか、カミちゃんへと突撃する二人が居た。
唖然と見てしまい、止める間もなかった。くつり笑ってしまうのは、伸びた獣の姿を見たからか。]
(445) 2014/10/09(Thu) 03時半頃
|
|
ん……
[落ちてきた影。>>435 膝を抱えたまま顎を上げる。見えた顔に――陸の顔に、どきりとした。]
なにって…… 花を、あげていたところだよ。 終わりに、花を。
(446) 2014/10/09(Thu) 04時頃
|
|
……もしかして、それを言う為に?
混んでたから、はぐれてしまっただけだよ……
[置いて行かれたと思いたくない気持ちが半分あった。 ゆらり、金魚はたゆたう。]
(447) 2014/10/09(Thu) 04時頃
|
|
そうみたい。……心残りがあるから此処に居るらしいけど、それが済んでしまったから――かな。
[そう、忘れてしまった方が良い。 本の行方も、音の行く先も、孤独の在処も、後は彼ら次第なのだから。
いや、ひとつだけ。ただひとつだけ。 忘れる前に伝えたいことは――…]
ん、もう良いよ。僕のこと探してくれたのでしょう? だから。
陸、は……
(449) 2014/10/09(Thu) 04時頃
|
|
[一度言葉を飲み込んで、目を閉じる。 開き、伸ばした指の背で陸の髪を払う。]
――… ひとりに、しないで。 せめて、終わるまで。
[我儘を、初めて言った気がする。]
ずっと、ずっと……そう、思ってた。
(450) 2014/10/09(Thu) 04時頃
|
|
白い花をあげたら、此処で起きたこと、忘れてしまうって。
[知っていた?と増えた情報を伝える。]
甘やかしてるつもりはない、けど。 そうだな……陸は自由にやって欲しいから。
手のつけられない厄介者だからではなく、自由に?
[浮かべた表情の苦さに首を傾げる。]
(453) 2014/10/09(Thu) 04時半頃
|
|
[もう一度繋がれた手。 次は自分が離してしまうのか。離れがたさが過る。]
いつからって……、前から。 実験だ、観察だって、夢中になってる陸を見てるのは好きだったから、それは別としても。
天才は、孤独なものだからって――…
[指先に力が入る。]
ねぇ、陸。俺は―――…
[緊張で声が掠れる。 陸にとって、俺は何だったの?]
(454) 2014/10/09(Thu) 04時半頃
|
|
白い方しか、咲かなかったし……。 それでも良いかなって。
陸にまた逢えるとは、思ってなかった し。 探してくれる、だなんて。
[見えない所で赤の蕾が膨らむ。 いけないのに。してはいけないのに。]
どういたしまして。 陸には、何にも囚われない広くて自由な所が合ってる気がしてた、から。
[充分すぎるだなんて、もったいないだなんて。 子供から大人へと変わってしまった一片が垣間見えて寂しく思う。]
(457) 2014/10/09(Thu) 05時頃
|
|
……はは、なーんだ。
そっ、か。
[溜まっていた息を全て吐き出すかのように、長い吐息。]
……そっか。陸は友達も居て、孤独なんかじゃないはずなのに。バリア作られてるみたいで……
[そぅ、一緒に居るのに一人だと感じていたと。 吐露してしまえば目の際が熱くなる。
ぐすと鼻を鳴らして誤魔化す。 陸の表情に続く言葉を飲み込んだまま。 背を伸ばして乾いた唇を寄せる。それは唇を掠めて頬へ。]
…――僕は、陸が
[陸のことを。]
(458) 2014/10/09(Thu) 05時半頃
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[髪を掴む仕草を止めるように]
また、逢えるよ。きっと。 久し振り、から初めて、さ。
[今知ったことも忘れてしまうのは悲しいけれど。 好きなことを好きなように出来たのは、子供の特権だった。だから。]
……甘やかされてよ。せめて、ね。
(462) 2014/10/09(Thu) 05時半頃
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うん――… 僕も気付けば良かった。 そのまま受け止めてた。馬鹿、だよねぇ…
[言葉通りに、思い込んでしまっていた。]
ぁ……
[腕の中、こんなにも近い距離。息が声と共に耳にかかり、余計に熱くなる。怖々と背に腕を回して服を掴んだ。
額を押し付けて呻く。 ややあって、顔を上げ、視線を合わせ]
(463) 2014/10/09(Thu) 05時半頃
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[花の香るままに]
―――…好き
(464) 2014/10/09(Thu) 05時半頃
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………好きに、なってた。
恋を、してい た。
[好きだった。今でも好きなんだなと自覚した。 恋をしていた。失恋したと思っていた。
孤独なんだと強がりを言ってただけなら――]
(465) 2014/10/09(Thu) 06時頃
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