47 Gambit on board
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第2師団長が第3師団長の拘束を告げる>>3:320。 頷き、席を立つ。 円卓を見渡し。 場合によっては、左腕を外すことも辞さない。
(2) 2011/03/26(Sat) 03時半頃
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― 第3師団長執務室 ― 先のディーンの言葉通り、抵抗は無かっただろう。 それでも一応、――尤も、彼相手ではあまり効果も無いだろうが――両手首を縄で縛る。 彼はなにか、云っただろうか。 何れにせよ、相手の思想は理解に至ること叶わぬものなのだろうけれど。 なぜだか、キリシマは、マスクの下で笑んだ。
(5) 2011/03/26(Sat) 04時頃
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程なくして、サイラス――正確には、だったもの――はチャールズが連れられたのと同じ一室へと盛大にぶち込まれるだろう。 そのときには既に、彼のことなどもはや興味の外で。 終わったとばかりに踵を返す。
(6) 2011/03/26(Sat) 04時頃
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― 会議室 ― 戻って来たのは、どのタイミングであったか。 拘束完了の意を敬礼と共に眉間の皺へと送ると、 戸口から動かぬまま。 「まだ何かありますか」、とばかりに首を傾いだ。**
(13) 2011/03/26(Sat) 05時頃
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頷くと、一旦室内へと避け、路を空ける。 頭を下げ第2師団長の後姿を見送ってから。 それから、特に誰からも声が掛からぬようであれば、 暫し間を空けた後、どこかへと向かうだろう。**
(22) 2011/03/26(Sat) 06時頃
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テオドールから声が掛かったなら、そちらを向き。 じっと、眸を見つめたまま 立てた人差し指を、彼の鼻先に突きつける。 それから、紙に「歯車」を描き 笑みながら。 破る。 棄てる。 部屋で見せたのとは違う、気持ちが悪いほどに、歪みのない笑み。
(32) 2011/03/26(Sat) 16時半頃
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「イスカは和平を望む。『兵器』は必要ない。」 そうして、会議室を後にする。**
(33) 2011/03/26(Sat) 16時半頃
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自ら第3師団長の許へと出向いたのは確証を得たかったからだ。 10を統べる者は確かな証拠もないまま、ただ疑惑の中屠られた。 ――それでは、殆ど無差別の――ように思える――襲撃を繰り返す犯人と、変わらないのではないか。 第2師団長と謂えど、キリシマにとっては容疑者。 彼の言葉だけでは足らない。 だから、サイラス本人からそれを―― ――得られなければ、拘束せずに見逃すのも、 正直なところ吝かでは無かった、 が。
(62) 2011/03/26(Sat) 22時頃
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どうでもよくなった。 敵を襲撃することも、 敵を拘束することも同じ。 格納庫を出たなら、中庭へと。 槍持つ影と。 樹の上になにか>>63、在っただろうか。
(67) 2011/03/26(Sat) 22時頃
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キリシマは、イアンが振り向いたなら、軽く会釈した。
2011/03/26(Sat) 22時頃
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揺れる尾と。 イアンとを、順に見遣り。 掛けられた言葉>>71、双方に一度ずつ、頷く。
(76) 2011/03/26(Sat) 22時半頃
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キリシマは、ミケには首を振りつつ、感心したように燃える木の幹を眺めている。
2011/03/26(Sat) 22時半頃
キリシマは、樹が倒れてきたから、ちょっと避けた。
2011/03/26(Sat) 22時半頃
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樹と地面と、文字通り燃え上がるように愛し合うラミケシュの姿を、 暫し、じっと見つめ。 イアンの言葉>>83に、あの辺りならどうだろうかと、 屋根の上を指してみた。
(86) 2011/03/26(Sat) 22時半頃
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問い>>88には二度、首を振り。 左腕をラミケシュへと向け、曲げる。 がしん、と肘が開き、覗くのは、銃口。
(95) 2011/03/26(Sat) 23時頃
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イアンの動き、無意識に追うように右腕を曲げ。 ふと、気づいたように。 かしん、と左肘を戻す。 ゆるく首を傾げながら、 公用語を綴った紙に「修理」だとか「整備」だとか そういった類のものが記されていれば、それを指す。
(101) 2011/03/26(Sat) 23時頃
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イアンへは、眼を細め、構わないと首を振る。 見られたからどうということは、ない。 左手で右肘をおさえる。 気づいて止めなければ、反射的に何か仕掛けていただろうか。 自身の意志とは、まるで関係なく。 ラミケシュの言葉には、耳を押さえて塞いで見せた。 それはもう、「耳が痛いほど」。
(109) 2011/03/26(Sat) 23時半頃
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ゲイルが襲われた旨を聞けば。 無事と知っても尚、眉を顰める。
(113) 2011/03/26(Sat) 23時半頃
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こちらを窺うラミケシュに、一度傾げてから、首を振り。 胸ポケットから取り出したドライバーで、城を指し。 頷いた。 中へ戻る心算で、必要最低限の道具は持ち出して来ている。 と、そこで。 数回瞬いて、首を傾ぐ。
(122) 2011/03/27(Sun) 00時頃
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わからない、と首を振る。 少しの間、思案し。 ラミケシュとイアン、二人を順に見つめ。
(136) 2011/03/27(Sun) 00時半頃
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持っていたドライバーを、第5駐屯所のある方向へと。 射れば風切る矢の如く。 放れば天裂く槍の如く。 ぶん投げた。 義体の腕で放るそれは、上手くいかなくとも 断ち切られる磁場の狭間に引き寄せられるだろう。
(137) 2011/03/27(Sun) 00時半頃
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イアンに頷き。 軽く、左腕を振る。 特に深刻な影響は、出ていない、が。 彼の顔を見上げ。 公用語の紙、「取る」、「来る」、「下さい」、を順に指し。 両手を合わせた。 「お願いします」。
(147) 2011/03/27(Sun) 00時半頃
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キリシマは、ミケに深刻な表情で頷いた。
2011/03/27(Sun) 00時半頃
キリシマは、イアンに感謝の意を敬礼で表し、見送った。
2011/03/27(Sun) 01時頃
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そうして、イアンの姿がすっかり見えなくなってから。 胸ポケットからもう1本、ドライバーを引っ張り出した。 予備は幾らでも、ある。
(153) 2011/03/27(Sun) 01時頃
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なぜだか、護衛をお願いされてしまった。 盛大に首を傾げる。 ラミケシュのこと、キリシマ自身もそこまで疑ってはいない。 とはいえ。 いざとなったら、こちらが自爆でもした方が早いのではないか、 などとも思いつつ。 自身が破壊されること、 キリシマにとってはそこまで問題ではない。
(162) 2011/03/27(Sun) 01時頃
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キリシマは、ミケの視線に気づくと、ドライバーを仕舞った。
2011/03/27(Sun) 01時頃
キリシマは、ディーンならなんとかしてくれる、となんとなく思っているけれど。
2011/03/27(Sun) 01時頃
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脳が理解を拒否した単語の羅列>>167は綺麗に無視し。 続く言葉>>171には、頷く。 それから、一度首を傾げて。 同じく真面目くさった顔で、敬礼を返した。
(176) 2011/03/27(Sun) 01時半頃
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頷き、食材庫へと向かう道すがら。 ふと。 ラミケシュを見遣る。 紙に、蔓のような黒く長い、なにかを、描き。 それを見せる。
(186) 2011/03/27(Sun) 01時半頃
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「 とりは、すきて゛すか? 」
(187) 2011/03/27(Sun) 01時半頃
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返事>>192に眼を見開くと、頷き、笑みを見せる。 「 イスカも、すきて゛す。 」 「 て゛も、 そこで一旦、ペンは止まり。
(200) 2011/03/27(Sun) 02時頃
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笑みは崩れぬまま。 描いたものは塗り潰される。 そうして見せるのは、初めの行だけ。**
(201) 2011/03/27(Sun) 02時頃
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― 中庭 ― キリシマは、焚火の中へ蜜柑と蒟蒻を放り込んだ。 準備は好んですれど、自身はものを食べることは出来ない。 胃の代わりに付いているのは、水分を濾過する機能のみ。 焼き上がった諸々は、勿論誰かに贈呈する心算である。 ラミケシュと顔を見合わせたなら、首を傾げ。 適当なタイミングで、第5の辺りの様子を訊ねただろう。**
(269) 2011/03/27(Sun) 21時頃
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グレイシア師団長殿。 その単語を聞いたならば、明らかに、 そう、明らかに、それに反応したと判る様子で、眼を見開いて。 頷く。 「 ト゛ライハ゛あ とつてきます 」 そうとも読める、黒い蔦の這った紙を、渡して。
(296) 2011/03/27(Sun) 22時頃
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はたと、気づく。 その前に。 結っては貰えないだろうかと、 紐を差し出しつ、反対の手の指で髪を示す。 あまり得意そうではないか、とは思ったけれども。
(298) 2011/03/27(Sun) 22時半頃
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キリシマは、イアンの放火と自団の火炎放射器の性能を思い較べ、改めて感心した。
2011/03/27(Sun) 23時頃
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ラミケシュの器用さは、想像どおり、 もしくはそれより下、だったかもしれない。 それでも自身でやるよりはましか、とキリシマは思い、 手を合わせ会釈し感謝の意を示す。 その間に移動があれば、ラミケシュが伝えてくれたか。 そちらへと、向かおうと。 したところで、ヘクターやイアンが現れたなら。 敬礼し、いい笑顔で焼き蜜柑と焼き蒟蒻を手渡そうとする。
(343) 2011/03/27(Sun) 23時半頃
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引っ込んだヘクターの手へ、熱された蒟蒻をそのまま押し付け、 イアンへは、蜜柑を紙で包んで手渡した。 同時に、ドライバーも受け取ると。 先ほどラミケシュへと見せたのとを同じ動作で、感謝を示す。 ――心なしか、情けない顔をしているように見えたのには、 不思議そうに首を傾げ。 ヨーランダの声を聞けば、お願いします、とばかりに大きく頷く。 彼女へは寧ろ、頼みたかったほど。
(356) 2011/03/28(Mon) 00時頃
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キリシマは、ヨーランダへは頷いた。
2011/03/28(Mon) 00時半頃
キリシマは、へクターへは首を傾げた。
2011/03/28(Mon) 00時半頃
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髪を結って貰ったなら、頷きながらも制するように手を前に出し、 「これでいい」と示す。 あとは、先と同じように感謝を。 イアンとヘクター、ヨーランダと順に顔を見渡し。 最後に、ラミケシュへと。 首を傾げた>>372なら、同じように首を傾げ。 独りでも構わない、と思っては居るのだけれど。
(374) 2011/03/28(Mon) 00時半頃
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じ、とイアンを見つめ。 その、言葉に。 やっぱり、首を傾いだ。 キリシマのなかでは。 好きか嫌いか、というと大嫌いに当たるけれど 敵かどうか、と問われて否定出来るのは、ひとりだけ。 いまここに集っている者へは、たいして警戒もしていなかったが。
(390) 2011/03/28(Mon) 01時頃
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キリシマは、ヨーランダをじっと見つめた。真顔で。
2011/03/28(Mon) 01時頃
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拘束にも襲撃にも違いはなく。 どちらの皇子だけを支持しても、変わりはなく。 それでもどちらかを選ぶと謂うのなら。 ならば。 首許へと、手を伸ばし。 通信を、
(403) 2011/03/28(Mon) 01時頃
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