313 【完全RP村】朝焼けの穹に、さあ一杯。
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お……おぉ…… おいたわしや、ギロチン様……
[狐はオーロラで織ったハンカチを出すと ギロチンの目元から溢れる一雫を そっとぬぐい取った、完全に余計なお世話だが 手が勝手に動いてしまうのだから仕方がない。]
(147) 2022/08/13(Sat) 00時半頃
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[やがてケダマッシュが欠けていくにつれ 重心が不安定になったのだろう。 ぐらり、と大きく揺れ、倒れる──ギロチンに向かって。]
ケダマッシュが……ギロチン様に、抱き着いた?
[狐が呆然と呟く。 まるで、意思を持たないマッシュポテトが 与えられた情に応えるため、 最期に抱擁をしたかのような動き方だった。 そう、これが奇跡。たぶん。 そんなこんなな奇跡も見たりしつつ、 狐はケダマッシュが食べ尽くされるまで ハンカチを握りしめて見守っていただろう。]*
(148) 2022/08/13(Sat) 00時半頃
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[お代替わりにお前のおやつ減らしとくな!という軽口には、すねに攻撃をしてやる事でお返しとした。
優しく撫でて送り出してくれたお客様>>136の元に戻って、しゃんとウエイター姿で給仕をする。
お花はとても嬉しいけれど、もう既に貰ったので。 これは、ご迷惑をかけたむにむにから、お客様へのサービスなのだと*]
(@29) 2022/08/13(Sat) 00時半頃
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─ 車両内 ─
[さすがにちょっと疲れたし、飲み物だけでも飲みたいかも、と思ったところに現れたのは、ウェイター姿のソランジュ>>@29]
モイ? これ、あたしが食べてもいいの……?
[目の前に置かれたのは、ウエハースのクリームサンド>>@27と、3層のカクテルにアイスが浮かんだ甘そうな飲み物>>@28。 ウエハースは軽く頂けそうな見た目ながら、随分と気合いが入った雰囲気も感じられる]
それじゃ、頂くの。
[まず手に取ったのはクリームサンド。淡い紫に光るクリームに、なめらかな金色が混ぜ込まれた色合い。香りにははちみつの甘さと氷空柑のさわやかな酸味と――あと何か、知らない匂いがする]
(149) 2022/08/13(Sat) 01時頃
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モイッ
[それでもためらいなくかじると、薬めいた味を一瞬感じた。しかしマーマレードの苦みと酸味がそれをうまく誤魔化し、さらにはちみつの圧倒的甘みが強引に風味を塗り替えた。 結果喉を通り抜けるまでは、薬本来の味を意識せずに済むのだった]
なんだか変わった味なの。
[宇宙レベルのBarではこういった味も楽しむのかもしれない、と自分の中で納得する]
(150) 2022/08/13(Sat) 01時頃
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[それから、カクテルの方にも口をつけて]
んん……こっちはあまーいの!
[ストローを入れて軽く吸うと、はちみつとミルクリキュールが絡み合った濃厚な味が口の中に飛び込んできた。 全体を混ぜればソーダの刺激と清涼感が加わる。 そこから更に甘みが欲しい時は巣蜜を、すっきりした冷たさが欲しいときはアイスをその時々で口にする。 クリームサンドのウエハースも、更に合間に食べれば甘みに対する良いアクセントとなった]
モイっ! なんだかすごく、頭の中がすっきりした気がするの。
[食べ終える頃にはそんな感想と共に、外出前と変わらない笑顔が見られることだろう**]
(151) 2022/08/13(Sat) 01時頃
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飛ぶには修練がいるか。 それなら仕方ないなあ。
[高度が下がるとともに風向きが微妙に変わるのを感じながら呟く。>>139 この客自身、できないことは無理にする者じゃないというスタンスには理解があるつもり。
いかにもネズミの鳴き声っぽい音>>135がすればそちらに視線を向ける。 現地生物とのコミュニケーションは……失敗した模様]
やはりか。
[あれもBar周辺にたむろするやつと同じ種類なのだろう。思考が。 翼の羽ばたき音はすぐに遠ざかる。移動速度はスクーターの方が上らしい]
(152) 2022/08/13(Sat) 01時頃
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鳳凰の実 モイは、メモを貼った。
2022/08/13(Sat) 01時頃
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— カウンター席 —
[打ち明け話の後、ヘリンヘイモが放った言葉>>97に、男の動きが一瞬止まる。驚いたというよりは、不思議なものを見つけたような、どこか無垢な表情で目を瞠り、赤い花の浮かぶカクテルを手にする姿を見つめる。>>98]
...さて、どうだかな。
[やがて、ふっと息をつき、漸く言葉を返したのは、ヘリンヘイモがハッピーエンドが好きだと口にした後のこと。>>100それは、男の望みへの予想の回答のようでも、ハッピーエンドという言葉への感慨のようでもある。]
(153) 2022/08/13(Sat) 01時頃
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[運命を捻じ曲げる行為という言葉の方には>>99ヘリンヘイモの予想通り、男は揺れはしなかった。]
俺にも、同じものを。
[ただ、その身に似つかわしいとは言い難い、甘い花のカクテルを重ねて注文してから、カウンターに肘を置き、ヘリンヘイモの言葉を最後まで聞く。>>102]
こちらこそ光栄だよ、ヘリンヘイモ。君は俺が予想したより遥かに強く賢明だ。 君が力を貸してくれるなら、俺の望みはきっと叶うだろう。そう信じることができる。
[白い手袋の指が、鳶色の水面に浮かぶ赤い花を掬い上げ、男は花弁をひとひら喰んだ。]
摂理を曲げ、運命を捻じ曲げる行為であっても、それがすでに一度曲げられた摂理であれば、結局は正道に戻すことになる、とは、思わないか?
[花弁の甘さに、少しだけ顔を顰めながら、男はヘリンヘイモの問いに、そんな答えを返す。]
(154) 2022/08/13(Sat) 01時頃
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薬が存在する事を俺は知っていると言っただろう?それは、俺がそれを...使われた事があるからだ。 薬を作り、使った奴は、その代償のように命を落とした。 だから、俺は、同じ薬を作ろうとした。この体に成分の手がかりがあれば、作れるはずだと思ったんだが、どうしても何かが足りない。
だから探していた。あいつと同じ『魔女』を。
[そこまで語ってから、男は、カクテルを口に含んだ。]
ああ、やっぱり甘いな。
[繭を寄せて、笑い、男はヘリンヘイモに視線を向ける。]
俺を生かそうとした奴は、俺を王だと言い、俺を殺した奴は、俺を怪物だと言った。どちらも死んだから、どちらが正しかったのかは分からないままだ。
(155) 2022/08/13(Sat) 01時頃
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鼻? 人並だぞ、私は。耳はまあまあ良いが。 貴方たちのようなネズミやもふもふではないからなあ。
[ネズミの問いにあっさりと。>>141 あんまりお役に立てないであろうことは認めた]
温泉に入ってすっかり気の抜けた現地生物の鳴き声でも聞こえたら、速やかに教えようじゃないか。
[そうこうしているうちに周囲の景色が変わったのを見る。 木々のシルエットが歩くよりもずっと早い速度で流れていく]
(156) 2022/08/13(Sat) 01時頃
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[そこまで、淡々と語ってみせてから、男はくすりと、笑った]
だがこれは、結局のところ、宇宙に良くある与太話の類だ。信じなくても構わない。
[作り話と言われれば、そうとも思える、けれど、男の様な商人が口にするには荒唐無稽すぎる話かもしれない。]
マスター、雪葡萄のワインを。
[カクテルグラスを置いて、雪に閉ざされた星でしか採れない葡萄を雪の中で醸造した真珠色のワインを注文する。二本の指を立てたのは、ヘリンヘイモにも勧めるためだった。*]
(157) 2022/08/13(Sat) 01時頃
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──VSソルフリッツィ様──
[空中の敵に日差しが遮られても、 狐には振り仰ぐような余裕は無かった。 だが、辺りの霧が濃くなるにつれ 鼻筋と眉間の皺が深くなる。]
(158) 2022/08/13(Sat) 01時半頃
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ク、ク、ケ、カ、カ、カ、カ……
[知らず、喉奥から威嚇音が漏れる。 温和な笑みは跡形も無く消え失せ すっかり獰猛な獣の形相で、 、、 肩口に押し付けた前足からは太く爪が伸び、 耳障りな音と共に甲冑に傷をつける。 血の色の透けた兎の目玉が、酷く旨そうに見えて 開いた口からはだらだらと涎が垂れ、 金物ごしの喉元に落ちた。]
(159) 2022/08/13(Sat) 01時半頃
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[不意に風を切る音がして>>121 異臭が強くなった。]
────!
[はっと目に理性が戻った瞬間、 狐の耳が、大量に気体が吐き出される音を捉えた。>>123 例え二人の間に挟まった武器が食い込もうとも 意に介すことなく、狐は兎人の頭を抱え込んだ。 次の瞬間夥しいほどに凝縮した霧が 二人を、その場にいる者たちを、 ことごとく包み込んだ。]*
(160) 2022/08/13(Sat) 01時半頃
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[そういえば、から始まる問い>>144に、運転席の方へと顔を向ける]
あれか。 このマシンを高く飛ばすんじゃなくて、索敵用のブツを高く飛ばして上から景色を眺めようとしていたのさ。
[そうして懐より、杭のような形状をした金属製の棒を取り出した。 棒には難解な紋様のようなものが刻まれている]
この辺りにな、「見る」という意味の字が刻まれている。 私がそれを起動させて放てば、少しの間ドローンのような役割を果たしてくれるわけだ。 見た景色は直接頭の中にぶち込まれるゆえ、慣れないうちは相当悪酔いしたが……。 まあこんなところか。
[一通り話すと杭はしまいこんでしまう。やがてしみじみと、]
それにしてもまあ、あの店の常連に武器の話をする日が来るなどとは思わなかったな。**
(161) 2022/08/13(Sat) 01時半頃
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[地面にたたきつけられた巨大クリオネは、捕食しようとしてきたのか、触手を伸ばしてきた。最後のあがきだろうか?]
『もう、しつっこいねんちゅうに…、いてもたれ! ツェン!』
…!
[ハリセn…、いや鉄扇を袖にしまい、再び両手に構える2本の剣、片方の剣を触手を斬りつけながら、流れるようにもう片方の剣をとどめと言わんばかりにクリオネの口に目掛けて刺し貫こうとするだろう。**]
(@30) 2022/08/13(Sat) 01時半頃
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