280 【半突発】茨姫の眠る町で
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─ 工房・『緋色の華灯』 ─
……ん。 ま、こんなもんかな。
[軽い口調と共に、持っていた筆を置く。 視線が向くのは、今の今まで絵付けをしていた蝋燭。 祭りの時にだけ作って売り出すそれは、実益を無視した趣味の一品。 月や花をモチーフにした絵の描かれた物や、花そのものを模った物など、種類は多々ある。 そしてそれらは皆、一つひとつが違った香りを内に秘めていた]
(47) 2018/08/04(Sat) 18時頃
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もう少し作れば、実益にもなるんだろうけどねぇ。
[それはわかっているが、普段は気が乗らないんだから仕方ない。 そんな理由で、青年の創作蝋燭は祭りの時にだけひっそりと店先に並べられる]
作り過ぎて売れ残ったらやだし。
[などと、当人は言っているものの、売れ残った事は過去に一度もない]
さぁて、祭りの準備はこんなもんでいいでしょ。 普段売りのは充実してるし、新しいモチーフ探しに行こうかなあ。
[道具類を片付けながら漏らした呟きに応じるように、離れた所からにぃ、という声が上がる。 作業中は毛が飛ぶから、と引き離されている同居猫の主張に、く、小さな笑い声が落ちた。**]
(48) 2018/08/04(Sat) 18時頃
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─ 北通り ─
[祭の準備で賑わう通りを二頭立ての馬車が一輛歩み行く]
ここで下ろしてくれ。 宿の手配は任せたよ。
[同行する執事に指示を出し、青年は馬車を止め、通りへと降り立った。 見るからに良家の子息といった出で立ちの青年は、宿屋へと向かう馬車を見送り、悠然と歩き出す。 祭の度に訪れるこの町を歩くのはもはや慣れたもの。 祭の雰囲気を楽しむように青年は散策を始めた]
(49) 2018/08/04(Sat) 19時半頃
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『rose』へは祭の前に訪れた方が良いだろうかな。 蝋燭は祭当日に買うとして、あとは…。
[訪れたい店はいくつかある。 祭の当日ではなく2日前に訪れたのもそれが理由だ。 先ず足が向くのは、祭前に訪れた方が良いと判断した宝石店**]
(50) 2018/08/04(Sat) 19時半頃
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―北大通り・宿屋前―
宿は取れたから、ひとまず安心ね。 さて、これからどうしようかな…。
[ モニカは祭り目当てに来ることが多かったため、よくよく考えると詳しくこの町の事を知らない。 北と南の大通りは祭り当日のメイン会場となるし、城は趣味で訪れるためある程度知っているが、町自体を観光したことはこれまであまり無かった。 この機会だ、せっかくだから町をまわろう。モニカはそう決心した。 ]
何か面白いものとか、祭りの露店をする元の店とか探せるかな?
[ ひとまず、町中を歩くことにした。 **]
(51) 2018/08/04(Sat) 21時頃
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[>>43父親にあまり笑ってやるなと言われ、ようやく収まった笑いの波。 酷使した腹の辺りを摩りながら、目端に浮いた涙を拭う。 父親のジェレミーに向ける視線は災難に遭った人を見るような生暖かさになっていた。]
あは…ごめんね。
あ、お兄ちゃんおかえり。 野菜とお魚、いいの買えた?
[気まずい思いをしただろう彼に謝って、兄を出迎える。 父親譲りのマルーンの髪は短く切り揃えられ、上背のある所為でやや威圧感はあるものの、気性は穏やかだ。 買い出しの結果は上々。 運び込まれてゆく食材に少女は微笑む。]
(52) 2018/08/04(Sat) 21時半頃
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…荊の城の事? 昔、おばあちゃんにそういう話を聞いた事もあった気がするけど…
[記憶を辿るように視線を上げる。 薔薇の蔓や棘で覆われた城には、幼い頃に友達と一緒に城の前まで行った覚えはあるが、母が身体を壊してから遊び回る事もなくなって現在に至る。 少女の父親や兄も碑文や昔話以上に知っている様子はなく。]
でも、もしも本当に眠っているんだったら、 助けてあげて欲しいな。
100年も寝ていたんなら、きっと寝飽きてしまっているだろうし。
[王子様といえば、白馬に乗ってくるのが相場だろうか。 時を経て真偽の分からなくなってしまっている昔話の姫君に暫し思いを馳せるが]
(53) 2018/08/04(Sat) 21時半頃
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あ、そうだ。 ジェレミーさんは嫌いなものはある? 賄で食べられないものがあったらいけないから。
[意識が向くのは、生活している自分達に纏わる事だった。*]
(54) 2018/08/04(Sat) 21時半頃
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─ 工房・『緋色の華灯』 ─
おう、そう言えば。
[道具の片付けが終わった所で、ふと思い出す]
納品、あったっけな。 祭り用の飾りランタンの追加がええと……。
[呟きながら奥の倉庫へ入り込む事数分。 出てきた青年の手には、大き目の箱が二つ。 それを、丁寧に鞄に詰めて]
よし。 リュミィ、待たせたな。 熱量供給がてらの配達だ。
[軽い呼びかけに返るのは、にぃ、と嬉し気な鳴き声ひとつ。 はやくはやく、と言わんばかりに工房のドアの前でぐるぐるとする同居猫に楽し気に笑いつつ、青年は工房を出る]
(55) 2018/08/04(Sat) 21時半頃
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[工房を出て鍵をかけ、ドアにかけたプレートをひっくり返して『配達中、不在』と書いた面を表にする]
さてさて……それでは、いざ行かん、北大通りへ。
[呑気な呟きを落とし、向かうは城を挟んだ反対側の北大通り。 祭り準備で賑わう人々の間をするり、すり抜け。 時折、今年も新作はあるのかと問われれば、にっこり、満面の笑みだけを向けて。 まずは、と目指すのはランタンの追加を頼んできた宿屋]
(56) 2018/08/04(Sat) 21時半頃
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─ 北大通り ─
そういや、今年もいらっしゃるのかな?
[歩きながらふと思い出すのはここ数年、祭りに訪れるようになった青年の事]
今年の新作、お眼鏡に適うといいんだけどねぇ。
[さて、どうなるかなぁ、と。 呟く声音には、楽し気ないろが乗る。 共にちょこまかと道を行く黒猫は、何か面白いものがないか、と言わんばかりにあちこちきょろきょろと見回していた。*]
(57) 2018/08/04(Sat) 21時半頃
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― 奥の部屋→店内 ―
[ 老婆は、その紅い宝石を手にし、カウンターへと 飾られているガラスケースには、 ガーネット、トルコ石、オパール、など。 値段にばらつきがあれど、どれも、 洗練されたものだと自負している。
その、ガラスケースの中へ、紅い宝石を入れる。 この紅い宝石は、誰にも売る気は無いし、 表に出すつもりもなかった。
……しかし、なんとなく、この感覚が、 どうしても気になったのである。
もし、此処に来たことがあるならば、 見慣れぬ紅い宝石の存在に、気づくかもしれない。* ]
(58) 2018/08/04(Sat) 22時頃
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[ フローラの父の気遣い >>52 には助かります、と軽く返し、運ばれたご馳走にひゅう、と口笛を鳴らす。 ]
そうそう。やっぱり有名?
[ >>53 フローラの言葉に、フム、と広場の様子を思い出す。確かに石畳やら彫刻やら、古めかしくも豪奢ではあった。 あれだけ目立つなら当然か、と、そびえ立つ城に顔を向ける。 王子様っていうからには金持ちのボンボンで、お姫様っていうからにはきらびやかな令嬢か……と、浮かぶのは俗な感想ばかり。 ]
そうかねぇ。そんだけたんまり寝れるってのも悪かねぇ気もするが……。
[ 閉ざされた窓に目をやる。日の光すら遮断する鎧戸に、絡みつく荊の蔦……。 中に誰かいるとするなら、隠し財宝とその門番とでも言われた方が(少なくともジェレミーには)信じられる。 ]
ん?嫌いなものはちょいちょいあるが、食えないものはねぇな。 強いて言うなら、甘すぎるもん以外で頼むぜ。
[ 夢物語より今日の糧。 >>54 フローラの問いに返したことで、ジェレミーの思考は完全に今日の夕飯へとさらわれていった。 *]
(59) 2018/08/04(Sat) 22時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2018/08/04(Sat) 22時頃
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─ 北大通り・宝石店『rose』 ─
[辿り着いた宝石店の入口付近には張り紙が一つ>>38]
ああ、今日足を運んで正解だったかな。
[祭当日は臨時休業という知らせ。 知らず当日に来ていたなら、用件を済ませずに帰らなければいけなくなるところだった]
(60) 2018/08/04(Sat) 22時半頃
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ご機嫌麗しゅう、マダム。 失礼するよ。
[宝石店が開いているのを確認した後、扉を開け店内に声をかける。 都市にも宝石店はあるのだが、この宝石店にある宝石は縁起が良いと家族の中では評判で。 祭に行くなら、といくつか購入を頼まれるのが常だ。 今日訪れたのもそのためである]
今年もいくつか購入させて欲しい。 ムーンストーンとクォーツ、トルマリンはあるだろうか?
[指定された宝石の所在を問う。 ある程度の金額ならこの場での支払いも可能だ。 高額になるようなら、後ほど執事を遣わせる心算でいる]
(61) 2018/08/04(Sat) 22時半頃
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……おや、この美しい宝石は?
[ガラスケースの中にある紅い宝石>>58に目を留め、軽く腰を折り覗き込む。 昨年は置かれていなかったはずだ。 新しく入荷したものだろうか、と折った腰を伸ばし改めてビアンカを見遣った*]
(62) 2018/08/04(Sat) 22時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2018/08/04(Sat) 22時半頃
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[>>59兄の仕入れてきた食材たちは、店で出す料理に姿を変える。 少女も幾つかの料理を担当していた。]
うーん、毎日見るから馴染みはあるけど、昔話でって感じかな。 100年も昔っていったら、私のひいひいおばあちゃんも生まれていないし。
[20歳にも満たぬ少女にとっては大昔である。 100年昔であったなら沢山の人が出入りしていたのだろうか。 豪奢な景観にかつての面影は残っているが、茨が人の侵入を拒み、城の奥へは寄せ付けない。]
100年は寝過ぎだよ。 根っこが生えちゃう。
それにずっと寝ているのは勿体ないよ。 私だったら寝ているよりも家のお手伝いしてる方がいいなぁ。
[100年の眠りに関して感じる事は違うようだ。 若さの所為か、性質故か。その何方もか。 隠し財宝と聞けば、面白そうに目を輝かせていただろうが、 あるかも分からぬ財宝に胸を馳せるよりは店で稼ぐ事の方が確実だという考えだ。]
(63) 2018/08/04(Sat) 22時半頃
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それなら良かった! お祭りの時は少し豪華なんだよ。 運が良ければ、ちょっぴり豪華なご飯が食べられるかも。
[甘いものでないなら、という答えには父も兄もほっとしたようだ。 あまり残っても困るが、少女は悪戯っぽく笑ってみせた。*]
(64) 2018/08/04(Sat) 22時半頃
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……あら、あら、いらっしゃい。 お久しぶりですわ。
[ 扉が開くと同時に、そちらを向くと。 老婆はその目を丸くした。>>61 普段は見ない人だが、ここ数年この時期に来る、 グレンウィル家の子息、ルーカスさん、だったか。
老婆も、それは良く覚えていて。 ここ数年毎年とはいえど、普段は見ない人の来訪に 思わず笑みが零れた。 ]
(65) 2018/08/04(Sat) 23時半頃
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……ええ、グレンウィルさん。 毎年ご贔屓にして頂き、嬉しい限りですわ。
3種類ともありますよ。 どれも良質なものが入ったので。 それと、お土産にクッキーもいかが?
[ もちろん、それなりに高くはつくが。 この青年ならば、大丈夫だろう、と。 良質かつ適正な取引。老婆の目はだませない。
さりげなくカウンターのクッキーを勧めつつ、 ガラスケースの鍵を開ける。 ]
(66) 2018/08/04(Sat) 23時半頃
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[ ……すると、グレンウィルさんの口から、 一つ、質問が飛び出す。 >>62 どうやら、先程取り出した紅い宝石に、 目が行ったようだった。 ]
……流石は、グレンウィルさん。 いつもと違うものが在るということに、 すぐに気がつきますね。
[ そんな、褒め言葉を先に投げかけるも。 ]
……でも、申し訳ございません。 こちらは、非売品……売れない宝石なの。 でも、この宝石の話なら、少しならば、 聞かせることはできますわ。
[ この町に来た土産話に、どうかしら、と伺った。* ]
(67) 2018/08/04(Sat) 23時半頃
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ありがとう、一度見せて頂けるかな。 クッキーも是非に。
[勧められたクッキー>>66も一つ購入すると告げて、柔らかな笑みを湛えながら宝石がガラスケースから取り出されるのを待つ。 良質なものとなれば値は張るだろうが、この店の主人ならば適正な金額で提示することだろう。 そう言う部分でも青年はこの店を気に入っている]
(68) 2018/08/05(Sun) 00時頃
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[紅い宝石についての問いかけへ返ったのは褒め言葉>>67。 次いで非売品であると知れば残念そうな表情を浮かべた]
これほど見事なものは都市でも珍しいからね。 でもそうか、非売品か。 それは残念だ。
宝石の話は是非拝聴させて頂きたい。
[購入は出来ずとも、その宝石に何か物語があるのならば、と。 話を聞こうとする表情と瞳は輝いていた*]
(69) 2018/08/05(Sun) 00時頃
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[その後にジェレミーに願うのは、祭り中に外で使う机と背凭れのない椅子を出す作業だ。 普段は物置に入っている所為で少しばかり積もった埃を濡らした布巾で拭ってからの作業となる。 祭り本番を迎えるまでは、店先の端に寄せて置かれる。
店内や出店部分を飾り付けたり、外に出す看板を用意するのは少女の仕事。 この日の為に作っていた飾りを収めた木箱を階上の住居部分から持って来る。 端切れで作った月や星、太陽に、薔薇、季節の花。愛らしい鈴。 拙い作りのものが混じっているのは、少女や兄が幼い頃に作ったものも混ざっている為だ。 梯子を立てかけて、位置を確かめながら綺麗に拭いた窓の枠の上部から吊るす。]
お昼も食べるでしょう? それとも、何処か見に行く?
[既に兄はジェレミーの手伝いの入ったお陰で浮いた時間を有効に使おうと厨房に入っていた。 井戸で汲んだ水で野菜を洗う音がする。 夜の仕込みと共に、賄いの下拵えも済ませてしまう心算なのだろう。]
(70) 2018/08/05(Sun) 00時頃
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うちは夕暮れの前に夕ご飯を食べて、店を開くの。 もし用事がないなら、お祭り前の練習がてら、給仕のお手伝いをお願い出来る?
此処にくるお客さんは皆いい人達ばかりだから安心して。
[常連以外にも、今回の祭りが目的で数日前から宿屋に泊っている客などもいる。 中には町に来る度に訪れてくれる人もいて、そうした人も常連の扱いだった。
今年は来てくれるだろうか。 例え姿が見られずとも、元気にしていてくれるといい。 そうした繋がりも少女にとっては楽しいもので。**]
(71) 2018/08/05(Sun) 00時頃
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ああ、クッキーのお代はいいから。 私の趣味だし、ね。 いわばサービスよ。
[ 『趣味』だ、と謙遜しつつも、>>68 この老婆の焼くクッキーはいつの間にか、 店の名物の一つ、と化している。 そう言いながら、取り出された宝石。 ルーペで状態を確認しながら、続ける。 ]
……さっきの紅い宝石はねえ。 私の家……メルツァー家に託された、 いわば、一つの『鍵』なの。
[ 紅い宝石は、日の光を浴びて、輝きを見せる。 見た目は、ただの宝石に見えるかもしれない。 ]
(72) 2018/08/05(Sun) 00時頃
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[ 老婆は言葉を続ける。 ]
『運命の時に、運命の子に託せ その時までは、誰の手にも渡すな』
……私の祖母は、口を酸っぱくして言ったわ。 実際、その教えを守っている訳だけれど。
まあ、要するに、この宝石には、 運命を変える役目を持っている、という所ね。 それを守るのが、メルツァー家の役目。
[ 運命を変える、というその意味。 老婆は勿論、それは『知っている』。 しかし、万一それを聞かれても、教えられない、と返すだろう。 それは――『運命の子』本人から聞けば良い。 あるいは、貴方が『運命の子』ならば、聞けるだろう、と。* ]
(73) 2018/08/05(Sun) 00時頃
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[ ビアンカが立ち去ってからベネットはもう一度 出店に出せそうな古書の見落としが無いか 探し始めた。すると、一冊の本を発見する。 子供向けにしては難しめなそれは、 この町のとある歴史についての本だった。 『茨の城の歴史 茨姫の呪い』 ]
や、懐かしいなぁ……。
[ ベネットは昔から店の古書を漁っては読むのが好きで、 その選書は多岐にわたる。故に普段使わないような 雑学めいたものまで記憶していた。 ただ、その記憶力と知識は特に発揮される事は無いのだが……。 おもむろに、本を開きパラパラと中身を改める。 ――そうして、キャサリン姫は100年の眠りに……。 ]
(74) 2018/08/05(Sun) 00時半頃
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