298 終わらない僕らの夏休み!
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[あたしがこの街を引き留めてたった1日を繰り返す間、千早ちゃんは何度も返事をもらい損ねている。
願い川も、未練そのもののあたしも、それを理解しようとはしない。]
(*41) 2019/09/09(Mon) 15時半頃
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[にーっと笑った千早ちゃんが『今すぐが一番お得じゃないですか?』という。
『もし断られたら?』は、あたしの得意分野だ。 だからそれは、千早ちゃんに心配してほしいことじゃない。 あたしは、なれるものなら、目の前のこの子みたいに少し無鉄砲になってみたいと思っていた。]
――そっか。
そうかもね。
[ありがとうとお礼も添えて、あたしは頷いた。]
(108) 2019/09/09(Mon) 15時半頃
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[本格的にBBQの準備をしようか、なんて千早ちゃんと颯成と話していたら愛海先輩も到着だ。 さっき届いていた返信のことも、お願い事をかいた紙をどうするかも、気になってる。]
愛海先輩おはようございます。
[愛海先輩はクーラーボックスを抱えていた。 これは多分、やることになりそうだな、BBQ。]
先輩、お願い事、書いてきました。 あの紙どうするんですか?
(109) 2019/09/09(Mon) 15時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2019/09/09(Mon) 15時半頃
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[あたしという8月に死んだあたしは、願い川に願い、叶い橋が叶えようとした、ホントはいない宍井澪だ。
『願いを叶えようとする』宍井澪は、本当は夏休みにはいなかった。
たとえあたしが今日の今日まで生きていたとして、あたしは願いをかなえようとなんてしなかっただろう。 ずるずる夏が終わって秋になって冬がきて春がきて、先輩が卒業していくまでを、ただ足踏みして終えていたかもね。
千早ちゃんのいうとおり、高校生活なんてあっという間、なのだから。]
(*42) 2019/09/09(Mon) 16時頃
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[千早ちゃんが言う通り、あと半年もすれば、秋山先輩は卒業するし、受験シーズンに殆ど三年生はきてないかもしれないし。今一番仲良くしてる部活同じの友達あたりも、千早ちゃんと同じようなことを言う。]
そう……だね。皆にも言われます……。
時間が普通に戻ったら、 めっちゃ一日早く感じそうじゃない? [苦笑いの顔が見えたので、また毎日1日づつ日々がすぎる普通の日々の話に変えてしまおう。]
コンロとか炭とかいるよね?けっこう大荷物だ。
焼くのも、どこでしよっか。 川?公園とか?
[BBQ、部活の子たちとはしたことあるけど、その時も友達の家でやったしなあ。家族とはしたことないし……]
あっ、あたしもこれ……。
[千早ちゃんが紙を取り出すのに続いて、折り畳んだ便箋ひとつ取り出した。]
(112) 2019/09/09(Mon) 16時半頃
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[あたしは願いをかなえようとする宍井澪だ。 あたしは夏休みまでに秋山先輩を誘おうとしようと出来るを叶えて願ってその通りにするだけの宍井澪。
あたしの意志はあたしの意志である前に死んだあたしを引換券にしたあたしの願いでありその願いはもとのあたしの意志であり意思とは『そうしようとする』とはなにが命令し何が発生させ何が行動にうつすのだろう。
セミが鳴いている。 セミは鳴くという意志をもって鳴く? それとも、鳴く機能が備わっているから鳴く?
あたしはあたしの願いのためにあり、あたしはあたしに願われたからここにある。
8月に死んだ宍井澪が秋山先輩に送ったメッセージはすべて、未練というあたしなりに、秋山先輩をお祭に誘おうとしてのものだった。生憎と、幽霊からのメッセージはマトモに届かなかったので、『試みる』だけはしているものの、全て虚しい試みだったし、あたしは今もまさに、それがわからない。
あたしは秋山先輩を川に沈めたあの日、まだ『断られたから』悲しんでいない。『聞いてさえもらえない』と悲しんでいた。]
(*43) 2019/09/09(Mon) 17時頃
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[あたしが妬んで昨夜おそくに頭を痛めておぼれ死んだあの男の子が街の一部になって繰り返すことに幸福を感じるのも、願いに一歩近づけたせいかもしれず、それは、世界を繰り返すという機能の完成に一歩近づいたという信号であるかもしれない。
なにを嬉しいと感じるか。どうして嬉しいと感じるか。 そこに心という名の機能が介在しているといえるのは、『そのようにみる』人がいる時だけ。]
(*44) 2019/09/09(Mon) 17時頃
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[繰り返す街に配置された9月1日の宍井澪は、生まれて周囲の環境に左右されつつ育ったあたしの人生の通りの宍井澪だ。9月1日を継続するあたしは、臆病でなくなりたいと思い始めている。
もし、この繰り返す町に9月1日の宍井澪と一緒に繰り返すあの人たちがいなかったら? きっと9月1日のあたしは、諦めることしかしなかったでしょうね。*]
(*45) 2019/09/09(Mon) 17時頃
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― 空き地 ―
え。レンタルとかもしておいてくれたんですか? すご。ありがとうございます。
[だから彼女は少し到着が後になったのだろう。 うーん、ループするとすっかり決め打ってしまえば、好きなものも食べたい放題だ。あまり気にせず美味しいものを食べるのもいいのかもしれない。とはいえ、9月2日がきちんとやってきて、お財布がすっからかんになっていたとして昨日の自分に文句もいえないけど。
さて――場所も決まってしまった。 いよいよ逃げ隠れはできない。]
花火した公園、ですね。 や、なんかBBQっていえば山か 水辺のイメージあって……。
(119) 2019/09/09(Mon) 17時半頃
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[堂々とやってきた愛海先輩にも白状することにきめる。 別に先輩に内緒にしたかったわけではない。 あのグループチャットで言うのが憚られたのは、文章にできなかったのもあるけど、会長とか雛子先輩とか出口先輩とか、ほら……なんか恥ずかしいじゃないか……お気持ち表明みたいな……。] ………えと、 秋山先輩を、BBQに、誘っていいですよね? 溺れちゃやだし。 他のみんなも、誘ってみるわけだし………
[まごまごと言う。水泳部の人にはけっこう知られているのだが、あたしは秋山先輩に片思いをしている。]
………ほんとは、お祭りに誘おうと思ってたんです。
[なんて、まごまごと返事をした。]
(120) 2019/09/09(Mon) 17時半頃
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[そして、あの願い事を書いた紙をどうするのかをきき、ああ、とあたしは頷いていた。]
ああ、『願い川』だから。
[灯篭流しみたいなイベントだと愛海先輩が言う。 愛海先輩が纏めていた伝承関連のルーズリーフにも、随分死にまつわる話が多かったようだ。言い様も丁度いいといえば、丁度いいのかもしれないな。 9月1日、この時のあたしはまだ、この9月1日に『死者』が関わっているとすら、まだ知らない。]
じゃ、流すのは橋からにします? 『叶い橋』だし……
[願いが『願っただけ』で終わっちゃ困る。 叶わなければ意味がない。 あたしはそれに妙な既視感を感じている。
愛海先輩に紙を手渡して、願い川で溺れた秋山先輩のことを考える。近づけないように「まずは」あたしには、することがある。]
(121) 2019/09/09(Mon) 17時半頃
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レイは、マナが昨日プールでめちゃめちゃ青春をしてたことを思い出す。
2019/09/09(Mon) 17時半頃
レイは、千早ちゃんには感謝しきりだ。
2019/09/09(Mon) 17時半頃
レイは、オスカーの体調もちょっと気にしている。水分とって落ち着いたかな?
2019/09/09(Mon) 17時半頃
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[あたしはあたしが願いに近づいているのを拒絶もせず、なに思うところもなく傍観している。この9月1日が終わり、宍井澪が終わったとして、あたしの願いは困らない。或いは、この9月1日が終わらず、誰もかれもがただ9月1日をなぞる機能になったとして、あたしの願いは困らない。]
(*46) 2019/09/09(Mon) 17時半頃
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[すでにどこへ行ったかもわからなくなった、あの溶けるほど焼け続けていた人が残り、あたしが幽霊をやめていたら、そうだったのかもしれない。彼女がいた時のIFはなんて、それこそあたしの理解の外だ。
だから「じゃあ、二度と2日は来ないの?」ときかれて あたしは首をかしげていた。]
?
[あたしにとっては『ループ』はおまけ、或いは手段だった。 同じ日を繰り返せばいつか目的は達成できる。 邪魔なものことを排除して進めている。
そして、あたしには自信など元からないだけでなく、『叶うまで続ける』ことを体現し、続けることだけしかなかったから、それがいつ終わるのか、いつか終わるのか、はたまた終わらないのか、知ったことではなかったのである。
この街がずっとループし続けることと、宍井澪の願いが叶うことは、共存する。 8月に死んだ宍井澪が願いを叶えて、それを叶えることに用いられた街がそのままだったとして、別段、あたしはそれを問題視しなかった。]
(*53) 2019/09/09(Mon) 21時半頃
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[かわりに、
なにかやり遺したことがあるのかと聞かれた時に、 あたしは、随分優しい顔をして頷いていたことだろう。]
(*54) 2019/09/09(Mon) 21時半頃
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[あたしが誰かを溺死させるたび、あるいは毎日誰か一人、願い川のループにのまれていくたび、このループは強固になっていっている。 そのほうがあたしの目的は達成しやすい。 あたしにとっては、ただそれだけのことだったけれど。
みんなの書いた紙を願い川がたべて、聞き入れてくれるかどうかは、また0時を待つことにしよう。]
(*55) 2019/09/09(Mon) 21時半頃
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[今日の予定がきまった。 BBQにみんなを誘い無事に解散したあと希望者で願い川に叶い橋から願いを書いた紙を流す。
あたしはそれで納得し、秋山先輩に送る文面を考える。 文面を考えながら止まる手。でも、『早い方が得だ』という千早ちゃんの教えに従うことにして、考え込むのは敢えてやめてみることにした。
『 秋山先輩、BBQやるんですけど来ませんか? 出口先輩とかもいますよ。』
あたしと出口先輩てなると、当たり前に意味不明だろうから『何のあつまり?』て返事があって、『俺祭行こうかと思ってたんだけど笑』と返事がある。
まだ、色よい返事が貰えなさそうな気配……『具材のリクエスト受け付けますから、遊びにきて下さいよー』と更に続ける。まだ秋山は若干面倒くさそうにしていて………]
(129) 2019/09/09(Mon) 21時半頃
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[ たった、ほんのそれだけ。
あっけなく、 結果すら無関係にあたしの願いは成就した。
あたしの未練は『解決できた』ともいえる。 ]
(130) 2019/09/09(Mon) 21時半頃
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[これで明日がこないなら?
きっとその場合、あたしのやり残しとは、自分でも考えていないようなところにあったのだろうから。
それはまた、もし明日がこなかったら?の話だ。]
(131) 2019/09/09(Mon) 21時半頃
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[ああ、9月1日の宍井澪はまだ気づいていないらしい。
こんな、たったこれっぽっちのことで、
この街は今日もループしていたことに。]
(132) 2019/09/09(Mon) 21時半頃
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[ああ、9月1日の宍井澪はまだ気づいていないらしい。
こんな、たったこれっぽっちのことで、
この街は今日もループしていたことに。]
(*56) 2019/09/09(Mon) 21時半頃
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[9月1日のあたしはそれも気づかずに、じゃあなんていえば来てくれるかなを、必死になって考えている。
千早ちゃんや愛海先輩の助けが借りられるのなら相談もして、どうにか秋山先輩をBBQに誘うことが出来た。
雛子先輩へのお誘いは、出口先輩や千早ちゃんに頼むことになったのかな。(けど、ずっとメッセージはないままだ。返事には期待できないのかもしれない)生徒会長も出口先輩か愛海先輩あたりが丁度いいだろう。あるいは、秋山先輩にやってもらうのもいいのかもしれない。
研人と根岸も誘ったほうがいい、となって、塾用のグループメッセージを使って、千早ちゃんと二人多少強引に引き込もうとすることにした。
『BBQやるから来てよ。めっちゃ肉食べれるよ。』
と書く。研人あたりが食いついてくれて、流れで根岸を誘ってくれないかなあとたしは期待しているけど………]
(133) 2019/09/09(Mon) 22時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2019/09/09(Mon) 22時頃
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[だから、8月のあたしはこれでおしまい。
黒い靄のようなあたしは、ただ、スマホを眺めていて。
達成した途端、薄くなっていった。]
(*57) 2019/09/09(Mon) 22時半頃
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― 公園 ―
[バーべキューの準備をして、3度目の9月1日に花火をした公園に行った。 愛海先輩がレンタルしたバーベキューセットをセッティングして、必死に風を送って炭に火をつける。
愛海先輩持参の肉や魚介や野菜に加え、商店街で他に食べたい食材があれば買い足し、重たいから飲み物を分けて持った。
謎のあつまりだったから、秋山先輩だけでなく、首を傾げた人もいたと思う。
誰か気づいていた人もいるかもしれないけれど。 ここに居る人全員は、有名人だからって理由なんかも含めて、あたしにとっては、みんな知っている人だった。
巡る9月1日の忘れ物だったのかもしれないし。 或いは、9月1日のあたしがあずかり知らぬどこかで何かを望んでいたのかもしれないし。 所詮、あり得ない繰り返しのことだから、明確な理由なんて、わかりっこなかったのだけど……]
(134) 2019/09/09(Mon) 22時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2019/09/09(Mon) 22時半頃
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[いまは、8月のあたしも、9月1日のあたしも、次の9月1日の繰り返しのことを考えない。
あたしという人生が形成したあたしは、胸の奥がきゅっと痛むのを我慢してメッセージを打っている。 どんな顔をしてスマホに顔を向けていたかもわからない。
いつもそうだ。秋山先輩と話す時、あたしはいつも自分がどんな顔をしているかわからず――けれど、9月1日のあたしは、そんなことでどろどろの水たまりや、川を泳ぐ死、あるいはすえた汚泥に姿を変えてしまったりはしなかった。
メッセージを送り終えたあたしは、中学三年生……あと少しで高校生の颯成が、荷物持ちを手伝う姿を少し頼もしく思っている。少しの大人っぽくなってきた気配。未来のことをしらず、来年は、また背がのびるのかもしれないと思っている。]
(*61) 2019/09/09(Mon) 23時頃
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[消えかけの8月のあたしは、『宍井澪が幼馴染に待ってと呼び止められた時、きちんとそちらを振り向く女の子』だったから、そういう反応を行っていた。
だって、未練が終わってしまうのだから。 残された時間は僅か。 それでも、たしかに颯成の顔を見ていた。]
(*63) 2019/09/09(Mon) 23時頃
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― 公園 ―
[もう網の上には色んな食材が置かれて、じゅうじゅう焼き始められている。
颯成や愛海先輩にも、あたしが勝手に好きな人を知られてしまった後だ。 どうやら愛海先輩は、ホントにこのループを青春として楽しもうとしている変わった人らしい。 空き地でどんぐりみたいに丸い目をすこし大きくしたあとは、その言葉通りにあたしの恋を応援してくれているようだった。
あたしのお皿には、二人分の食べ物が乗る。 どんぐりみたいに丸い目は、今度は秋山先輩のほうを視線で示していた。
どうやら、彼女なりに考えてくれたらしい『あたしと秋山先輩を二人きりにする方法』をためしてくれていたらしい。
あたしは愛海先輩にすこし顔をあかくして、どうにかぎくしゃく頷いて、秋山先輩に食べ物をすすめにいった。]
(138) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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[8月のあたしは、ここまで颯成に「あたしが死んでいるかどうか」を聞かれていなかった。 もしかしたら彼は知りたいと思わなかったのかもしれないし、聞くのが嫌だったのかもしれないし、言い出せなかったのかもしれないし、何か少年なりの理由があって、そうしていたのだろう。
あたしは、――笑っている。
きっと、不明瞭になっていくあたしのことをはっきり見えたわけでは、ないだろう。 あたしが笑顔を選んでいた理由は不明だ。 どこかの機能とまって、それしか選べなかっただけかもしれない。
あたしは、しずかにポタポタと崩れながら颯成の顔を見ている。 弟みたいに思っている君が泣いた時に、あたしは安心させようとするような女の子だったから、そのようにしたほうがいいのかと、様子をうかがっていた。]
(*69) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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[けど、彼は気丈にいうのだ。
「もし、死ぬとしても、怖くないや。」と。
あたしが今日まで欲しがってきた勇気。 年下の男の子は、涙をこらえながら今自分の中からそれを取り出した。あたしはそれで、『安心した』。
小さい頃から遊んでいるから、颯成が転んだ時とか泣いてしまった時なんかに、颯成が勇気を出して頑張れた時は、いつだったて安心したものだから。
同時に、あの子はあたしの死に、意味までお土産に持たせてくれた。]
(*70) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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[あたしは、待っててといわれて、 手を振られていたから]
縺?▽縺倶シ壹♀縺
[いつか会おうね。
そう返事をした。 それはてんで、あぶくにまみれ、聞こえるような声ではなかったのだけど。**]
(*71) 2019/09/09(Mon) 23時半頃
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― 公園のバーベキュー ―
[あたしは、弟みたいに思っている颯成に、視線でそっと応援されたりしながら、秋山先輩とならんでお肉や野菜を食べていた。
これは、今日まで今日を覚えていたみんなには秘密。 あたしは少し、欲張ったんだ。
みんなに聞こえないように、 こっそり一度、夏のやり残しを絶対に残さないよう、 ためしてみた。
「これが終わったら、 一緒にちょっとだけお祭を覗きにいきませんか」
あたしはそれを 秋山先輩にあっさり断られた。(>>0:6)]
(150) 2019/09/10(Tue) 00時頃
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