299 さよならバイバイ、じゃあ明日。
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[ああ。けれど。
準備なら、まだ。
まだ。
今なら、──出来る。と、思った。
選べると。]
(23) miseki 2019/10/18(Fri) 00時半頃
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[或いは、あの草屋のように。
或いは、あの祈祷師のようにも。]
(24) miseki 2019/10/18(Fri) 00時半頃
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[覚悟を持って、
「死」に対峙することを
自らの翼で、道を選ぶことが。
*今なら、まだ* と。]
(25) miseki 2019/10/18(Fri) 00時半頃
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インティ。 うん。モイ、しんじゃった。
[現れた姿に毛玉は一度だけぴょんと跳ねたが、葬儀屋の死を肯定すると毛はしんなりとした。 ンゴティエクに全部食べられないのかと無理難題を言い放ってはいたが、インティJrが居るのであれば亡骸を火葬場に運んで貰えるのではないかと、毛玉は彼を見たが。]
…インティ?
[どうしたのだろう。 彼の様子が時折おかしくなるのはいつもの事だが、それとは違うと毛玉は感じた。 ぴりぴりとした緊張が毛玉にも伝わって、思わずンゴティエクの身体のつぶつぶに隠れるように身を潜めた。]
(26) sunao 2019/10/18(Fri) 01時頃
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どう、したの? …どこか、いたい?
[そろりとした声で尋ねる。 彼はどこか辛そうで心配だが、とても近寄れる雰囲気ではなく。 おろおろしながら声をかけるのが精一杯だった。]
(27) sunao 2019/10/18(Fri) 01時頃
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……………───
[黙ってしまった鳥の周囲を、ちょこちょこぴょこぴょこと毛玉が飛び回る。
それに、思考に沈んだ、視野の狭い鳥はスグに言葉を発しないまま。じっと一点、兎を見下ろしていた。
そして、]
(28) miseki 2019/10/18(Fri) 01時頃
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…… ク ワ ーーーーーーーーー ッ !!!!!!!!
(29) miseki 2019/10/18(Fri) 01時頃
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インティJrは、突然空を見上げて、叫び声を上げた。
miseki 2019/10/18(Fri) 01時頃
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[ワーーーーーッ!!!]
[ワーーーッ……]
[ワー……]
(30) miseki 2019/10/18(Fri) 01時頃
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[鳥は、そのきぃいんっと響き渡る迷惑な猛る甲高い声がこだまし、その余韻が残る間、真上に嘴を向け白い喉と嘴の先で三角錐の流線型を描いていた。]
…………………… …………………
…………
… ふう
[その余韻が過ぎ去ってから、顔を正面に下す。硬直から抜け出した本当にはた迷惑な鳥は、一仕事終えたように息をついた。]
(31) miseki 2019/10/18(Fri) 01時頃
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ウム。
[硬直から(強引にそして周囲への迷惑を考えずに)ぬけた鳥は、満足そうにひとつ頷いた。]
いや、どこもいたくはない。 大丈夫だ。
[そうしてから、ギロに答えを返した>>27。 どうやら聞いてはいたらしい。]
むしろ元気なくらいであるな!
はっはっはっは
[鳥はそう言って、謎の高笑いをかました。実際肉を食い、戦勝の祈祷まで貰っている。充実している面が一方にあるのは事実でもある。]
(32) miseki 2019/10/18(Fri) 01時頃
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無茶を言うな小さき者。
[背中……どこ?をトントンされつつ、全部食べられないかと提案する毛玉にあっさりと否定。>>10]
全部は無理ンゴ。 それでも、一部分は貰っていくンゴ。
コーラとソルフからは貰ったンゴ。
[それで終いだと念押しする。]
(33) mikanseijin 2019/10/19(Sat) 00時頃
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[現れた鷲。>>13 こんな風に、死の場に立ち会う鷲と遭遇するのは初めてであった気がする。
故に、どういう反応をするのか、予測はできず。 激しく嘆き悲しむのか静かに悼むのか、はたまた。
軟体動物はしばし見守ることにした。]
……。
[どことなく、しんみりと。 いつもの騒がしさはなく。>>15>>16 声の震えに込められた感情を推し量るのは難しく。
死した者はどこへ行くのか、生きている者にはわからなくて、答えを返せず。>>17]
(34) mikanseijin 2019/10/19(Sat) 01時頃
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[しかしながら。]
オウフ!!!
[沈黙を切り裂く雄叫びに、>>29 ビビった軟体動物は思わず粘液を吐いた。]
ウッ……ゴボゴボォ……
[地味にダメージを受け。]
(35) mikanseijin 2019/10/19(Sat) 01時頃
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……なんというはた迷惑な奴ンゴ!
[ぷんぷん。]
しかし、元気にはなったンゴ?
[まあやはり、この鳥にしんみりされると調子狂うンゴと思っていて、ちょっとほっとしたのは秘密だ。>>32**]
(36) mikanseijin 2019/10/19(Sat) 01時頃
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>>36
???? なんだ? 誰か通りかかったのか?
[突然割り込みにやってきて雄たけびを上げて、周囲にダメージを喰らわせた鳥は、はた迷惑なヤツが自分のことだとまったく認識できていない顔で首を傾げた。]
……う 、むッ 我は常に背筋を伸ばし 光り輝く生気に満ち満ちた太陽の子よ!!
[頷きかけた鳥は、途中で胸を反らした。元気がなかったという事実をなかったことにしたいようだった。]
生命力の申し子! 天に轟く雄々しき勇士! それが我、……ウオッ
またもカラフル攻撃か?!
[途中、吐き出された粘液にピョンッと後ろに鳶退った。]
(37) miseki 2019/10/19(Sat) 14時半頃
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インティJrは、やるのか? やるつもりなのか?? とファイティングポーズをとった。
miseki 2019/10/19(Sat) 14時半頃
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[大鷲はンゴティエクに両方の翼を手前に包み込むように構えたポーズをとり、]
と、しかし「死」以外を相手に 戦っている余裕はないな。
[わりとすぐにポーズを解除した。]
───、葬儀屋がおらんのでは それぞれ運ぶのも一苦労であろうよ。
野晒しというわけにもいくまい。
助手。……どうする?
[鳥は「葬儀屋」に尋ねるようにギロに遺体をどうするかを聞いた。 兎の装備は重たいが、もっていくくらいのことはできるだろう。街のどこかに兎の墓を作ることも。その手伝いをすることも。]
(38) miseki 2019/10/19(Sat) 14時半頃
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[とりあえず、それぞれの身体の居所が決まるなら、大鷲は兎の墓の目印には剣を提案する。]
…… ……カラフルは固まると、 好事家が喜ぶのだったか…… [価値を知ってしまった鳥は、狐に諭されはしても完全に納得しきっていないか、少し複雑そうな顔をした後、回収していくか? と軟体動物へ選択を投げた。 そうして、それから。]
助手は、この後、どうする気だ。
[と、ふいに大鷲は広い範囲の意味にとれる問いをギロに投げた*]
(39) miseki 2019/10/19(Sat) 14時半頃
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[自覚のない鷲に、もう一回吐きかけてやろうかと思ったが自分がしんどくなるのでやめた。>>37]
わあわあ ビックリして吐いただけンゴ。 そんなやる気はないンゴ!!
[不穏なポーズを決める自称太陽の子に慌てて白旗をあげた。]
(40) mikanseijin 2019/10/19(Sat) 17時半頃
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ソルフだけでなく、モイも……ンゴ。 あとコーラ?コーラは運べるのかのか。 あそこでそのまま、というのもコーラっぽいンゴな。
……まあきっと、運ぶのは街の皆が手伝ってくれるンゴ。
[ギロへの問いかけに横から口を挟む。 でもふと、いつか最後の一人になった時はどうなるのだろう、とちらりと疑問がよぎった。>>38]
ん? いや別にいらンゴ。
[カラフルの回収に対し。 粘液がどこかで取引されているのは一応知っているが、欲しいものは死肉くらいで染料と縁のない軟体動物にとっては特に必要ではなかった。]
(41) mikanseijin 2019/10/19(Sat) 17時半頃
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インティもどうするンゴ?
[さっきまた、死と戦うとか言っていたような言ってなかったような。>>38
ふと気になって、聞いてみるのである。**]
(42) mikanseijin 2019/10/19(Sat) 17時半頃
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[一度目の狐の死は、苦痛と怨嗟に満ちたものであった。
死の間際、手を差し伸べたあの人間がいなければ、それこそ怨念が石と化していたかもしれない。 かつての狐はそれほどの悪狐、八つに分かれた尾を持つ化け狐であった。
悪狐であったが故、狐は数百年にわたり人の世で悪を為し続けた。 狐の尾はその生で悪を為せば増え、善を為せば減る。 かつての狐は九尾に成ろうとして、あと一歩のところで遂に、退治された。]
(*3) jinro_coqua 2019/10/19(Sat) 18時頃
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[致命傷を負いながらも山中に逃げ込んだ狐は、しかし最早命が尽きるのを待つばかり。 そんな狐を見つけたのは、毬栗頭の少年だった。 狐のことなど何も知らない少年は、ただ弱った獣を哀れだと思い、たどたどしい手つきで傷の手当てをし、食べ物を狐の元に運んだ。 少年の手当てはヘタクソで全く功を奏さなかったし、置かれた食べ物を口にする力すら狐には残っていなかったが。
狐は初めて、人の無垢な善意というものに触れた。
それはただ弱っていたからこそのことで。 普段の狐であれば、迂闊にも近付いてきた少年を食い殺して成り代わるくらいのことはしていただろう。 身動きがとれなかったからこそ、狐は初めて善良な人間の顔を、間近でまじまじと見ることとなったのだ。]
(*4) jinro_coqua 2019/10/19(Sat) 18時頃
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[数日後、狐は事切れた。 天寿を待たずして死んだため、それまで生きてきた九尾への長い道のりは全て水の泡、最初からやり直しとなった。 もう一度九尾を目指すか、そうではない道を選ぶか。
狐は最期に見た少年の顔を思い出して。 そういえば礼を言いそびれたな。と思った。]
(*5) jinro_coqua 2019/10/19(Sat) 18時頃
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[以来、狐はあの日の少年にもう一度会うために生き、死に、生まれ変わることを繰り返している。 彼は善き人間であったから、会いにゆく狐もまた善き狐でなければならない。 狐は狐なりの理屈でそう結論し、空狐を経て善なる狐の高み、天狐を目指すことにした。
そうして八度目の生で、狐はこのまぼろしのような街にやってきた。 あと一度。九度目に生まれ変わった時、狐は遂に天狐へと昇る。 そうしたら、あの日の少年に会いにゆく。
そのはず、だったのだが。]
(*6) jinro_coqua 2019/10/19(Sat) 18時頃
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……まあ、追い出されただけですから。 最初からやり直し、なんてことにはならないと思いたいですけれど。
いずれにせよ、時間はいくらでもありますし。 これまで通り気長にやるとしましょうか。
[思わぬ事態になってしまったが。 もう一度、寄り道をするのもまた一興。 狐の感覚はどこまでも妖のそれだった。]
(*7) jinro_coqua 2019/10/19(Sat) 18時頃
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……さて、この辺りがよいでしょうかね。
[街から盛大に追い出されたのち。狐は、小さな泉を見つけて足を止めた。 傍に生えた木の根本に腰を下ろして、深く、深く、息を吐いた。]
(43) jinro_coqua 2019/10/19(Sat) 18時頃
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[最期の瞬間をよりよいものにする。 狐にとってそれは、見苦しくなく逝くこと。 最期の瞬間まで美しくあること。 深青の着物も虹色に輝く紅も、そのために準備したものだ。]
(44) jinro_coqua 2019/10/19(Sat) 18時頃
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[祈祷に使った分の榊の枝は、焚き上げるように言い残して置いてきた。 狐の手元には、一本だけが残っている。肩に立て掛けるようにしたその枝はまだ濃い緑を保っていた。
狐は榊を見上げて、目を細めた。 草屋で手に入れた榊は数日たってなおみずみずしく、空に向かってしっかりと葉を広げている。
遠くに、遠くに行こうとするように。]
おや、もしや貴方も。 旅路の安全祈願ができればよかったのですが。 けれど、そうですね、それならば。 きっと此処で立ち止まって正解だったのでしょうね。
[ちょうど水もありますし。 狐はそう呟いて、肉球のついた指で枝をそっと撫でた。]
(45) jinro_coqua 2019/10/19(Sat) 18時頃
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……廻り。転じて。また生まれる。 ならば、その先で。 また会うこともあるでしょう。
[さらさら、さらさら。 榊の葉が風に鳴る。 その枝葉の先に何を見たのか、狐は僅かに微笑み――ゆっくりと、目を閉じた。]
(46) jinro_coqua 2019/10/19(Sat) 18時頃
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