191 忘却の箱
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麻雀に9人が投票した。
セシルに1人が投票した。
麻雀は村人の手により処刑された。
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サミュエル! 今日がお前の命日だ!
2014/09/07(Sun) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サミュエルが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、スティーブン、ペラジー、ジリヤ、ヤニク、セシル、ズリエル、シーシャ、クリスマスの8名。
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[昼下がりに差し掛かり始めた陽光が廊下を四角く照らす。 男は、約束を果たそうと食堂に行く時と同じ道を戻っていた。
四角い光は、やはり何処か人が創り出したものなのだろう。 思い出したのはサナトリウムに色を運ぶ画家の存在。]
(……そういえば、最近麻雀の姿を見てないなぁ)
[鮮やかな色彩。 彼が感じている世界。 サミュエルの所を訪れた後、寄ってみようか。なんて考えて。
音楽に、思いを馳せる。 彼の鳴らすギターはどんな音だったか。 今頃、ピックを構えて弦を弾いたりしているのだろうか。 ……彼のギターは、とっくに錆びているのに。*]
(0) 2014/09/07(Sun) 00時頃
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[時々、口を付いて出る。 時々、不意に滲み出す…嫌な、もの。 一瞬見せた、怯えた様子に血の気が引く思いだったのだけれど。 その反応を見せた目の前の少女は、何も見ていなかったの様に笑っている。 少し煌めく様な力を失っているのは、無理して笑っているのだろうか。]
…シーシャさん……ああ、確かに… 強い味の、方が、好きそうな、感じ……
[忘れない、と豪語するミシンの向こう側の男。 此の様な『忘れ難い味』の方が、彼にとっては丁度良いのかも、と考えると何やらしっくり来てしまう。 だから彼は怯まなかったのだろうか、己の厳つい顔を見ても。]
(1) 2014/09/07(Sun) 00時半頃
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―回想•食堂―
[急に咲いて、散って–––––––––– ぷつり、ぷつりと、途切れ途切れの言葉>>3:17を繋ぎ合わせれば、何故か思い浮かんだのは、かつての自身が経験した情景。 微睡む頭、咲いて、切り落として。
手品を見せた相手の反応は、まるで子供のよう。 目を丸くする相手尻目に甘いコーヒーが喉を通る。 砂糖を出した辺りを指を沿わせて確認する手は、無骨であるはずなのに…空目したのは、つるんとした肌の子供の手。 それは、遠くから聞こえた少女>>3:27の声も相まったからかもしれない。 ……「クマ」って、此方の隣人のことかな。
「手品か」と、それを真似してパンを捏ねる様子を見ても、その場は微笑むだけ。]
……君が、今持っている物は…何物か…
[小さな声は少し自嘲を含んでいた。 相手には、聞こえていないかもしれない。]
(2) 2014/09/07(Sun) 00時半頃
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[相手が立ち上がったのはその後のことだろうか。 顔だけをクマのような相手に向けると、首を傾げている。]
ふふ、冗談だよ。
[そうしてスティーブン>>3:52>>3:53に向き直る。自分も彼と共に病室に向かう用事があることを思いつけば、急いで立ち上がって 話の片手間に包んだ余りのビスケットを袖の中にしまい込む。
差し出された手には最初、キョトンとした表情を向けただろう。 しかしすぐに、その手を取ろうとして…自分の持ち物のことを思い出し、音を創り出す箱のベルトを肩に掛けようとすると、不思議と軽く、温かい>>3:82。 礼を述べてから、自身の名を確認されれば]
そう、ヤニク。よかったら覚えて貰える? 君とはまた、話したいから。 ……あ、あと「さん」はいらない。 たぶん、君の方が歳上だ。
[ペラリとめくった赤いパーカーの下。洗い過ぎてクタクタになったカッターシャツに、消えかけの油性ペンで書かれた『YANICK』のスペル。 それは、相手の腹に書かれた文字体と似ているだろう。 "よろしく、ズリエル"]
(3) 2014/09/07(Sun) 00時半頃
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[その後、三人で食堂の入り口に向かおうとすれば、ズリエルは少女と話をし始めただろうか>>95。 そうなれば「自分は約束があるから」とその場を一人離れて先を急いだだろう。 遠くで手を振っている、日頃から研究熱心な男性>>112を視界に収めたのでヒラリと手を振りながら、
約束をした彼の所に向かう足取りは、いつも通り。*]
(4) 2014/09/07(Sun) 00時半頃
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[受け取られたパンの耳。それを見て少しだけ安心した。 だが優しい、とかけられた声はちくちくと肌に刺さる心地で頭を掻き、誤摩化す。]
そんな、こと…無い。
[そう、濁す。 身体には自分の知らない古傷が多く刻まれている事を知っている。 自然に負傷するにはおかしい場所にも。千切れかけた物を、無理矢理繋ぎ合わせた古い縫合痕も。 味を誤摩化す様に、嫌な物を誤摩化す様に、自分もパンの耳を千切って口に突っ込んだ。]
……やさしいのは…ペラジーさん、じゃないですか。
[怒らず。嘆かず… 怯えたにも関わらず、逃げ出さない。 それはきっと優しいからなのだ、と。 生まれた違和感に、漠然とした結論を縫い付けた。
………そうだ、優しいから。 少しばかり残された、少ない朝食のトレイ。 乾いた立方体や散乱したパン屑をマグにまとめて、片付けながら、彼女の胸元の黒を眺める。]
(5) 2014/09/07(Sun) 00時半頃
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『 ────あんたのせいだよ。 』
(うん。それでいいよ。それでいいから、)
(6) 2014/09/07(Sun) 01時頃
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────────、…ッ
[白い天井。 目覚めたそこは、診察室のベッドだった。
気怠い身体を無理矢理に起こす。 どの位時間が経ったのだろう。
彼は、サミュエルは。どうなったのだろう。]
……ぁ?、……邪魔くせ……
[腕を動かした折、服の内側に違和感。袖を捲ると肘から二の腕の外側に沿って、ほの白い花が無数に纏い付く。
ボタンを外してシャツから片腕を引き抜いた。露わになった青白い肌に、こびり付くように花弁がめり込んでいる。 まるで、途中で成長を止めたような。]
(7) 2014/09/07(Sun) 01時頃
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痛、…
[首筋に些細な違和感。 花を毟った傷とは違う、そこに指を這わせばぴったりと貼られたテープ剤の感触。 以前にもあった。鎮静剤を打たれたのだろうとあたりを付ける。
何度目かの溜息を吐いて、再びごろりと横になった。 医師が此処に居ないのは。きっと彼を──安置するためだろう。]
………、ィ……
[喉元を競り上がってくる感覚に、腕を瞼に乗せて蓋をする。 腕の花たちがざわめく気がして。溢れそうになる感情を飲み込んだ。
泣いちゃいけない。 まるで涙に誘われるように、それは背後から伸びて来て。 まるで慰めでもするように、この胸の痛みすら、いとも簡単に奪い去ってしまうのだ。
だから、これ以上泣く訳にはいかない。──彼を失くした痛みを、忘れない為に。]
(8) 2014/09/07(Sun) 01時頃
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シーシャはね。かっこいいんだ。 いつも頑張ってるし、いつもあたしに、色々してくれるの。
[相手がシーシャの事を語る>>1のを聞けば嬉しそうに言う。 …実際の所は、色んな悪戯だったりするのだが。悪戯されたなんて夢にも思わないし。相手をしてくれるのが嬉しかったから。]
……やさしい、かー。 そうなのかな。うん。そっか…ありがとう、ズリエル!
[優しい。>>5そんな言葉さえ。疑いなく飲み込む。嬉しい。]
(9) 2014/09/07(Sun) 01時頃
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[ズリエルがトレイを片付け始めたのを見て手伝おうとも思ったが、手を出す余地もなさそうだったので。 ただ、何かを伝えるように、そっと、その手に手を添えて。]
…これから、よろしくね。仲良くしようね。
ここのおうち、色んな所があるから。いっしょに遊んだりも出来るよ。 そうそう。絵を描くおじいさんもいるんだ。
だから。きっと、ズリエルも、楽しく過ごせると思うんだ。
じゃあ、あたし、行くね。またお話ししよう?
[そう言って。そっと手を離して。手を振りながら、食堂を後にした。]
(10) 2014/09/07(Sun) 01時頃
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[―――そのとき、右目から、またひとつ。]
(11) 2014/09/07(Sun) 01時頃
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[花が 芽吹いた。
それは 紫色の。]
……じゃまっけ。…でも。
ちょっと きもちいい。
[そこにはもう、花に侵される事を恐れる声はなかった。]
(12) 2014/09/07(Sun) 01時頃
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―麻雀の部屋―
[『どうぞ、開いてるよ。』>>2:156 そう言葉が返ってすぐ、動くような物音がして。
…きっと彼自ら、この扉を開けてくれるのだろう。 そうであれば、自分から開けて入るような無粋な真似はしない。]
……………。
[しかし待てど待てど、その扉が開かれることはなく。 気付けば物音一つない静寂。]
(13) 2014/09/07(Sun) 01時半頃
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………。マーチェ?
[終にはその扉に手をかけて。
ふわり、風をはらんで膨らむカーテン。 開け放たれた窓から扉へ、刹那吹き抜ける白。>>2:160 反射で思わず瞳を閉じれば、ほのかな甘さが頬を過ぎ逝く。]
(14) 2014/09/07(Sun) 01時半頃
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[ゆっくりと目を開き、そこに見つけたものは――]
少し。…遅かったかな。
[ ――輪郭のみ描かれたキャンバスと。 その縁を飾る、年季の入ったような枯れ木と。]
………マーチェ。
(15) 2014/09/07(Sun) 01時半頃
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[大切そうに絵を抱え、それは静かに花々の祝福を受けている。 その優しい時間を壊さぬよう。
――― そっと、そっと、その名を呼んだ。]
(16) 2014/09/07(Sun) 01時半頃
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[風に乗って鼻腔を擽る甘やかな香りは、何故か”初恋”に似ていて。 派手すぎない黄色の花弁は、”謙虚”な彼を彷彿とさせる。
…伸ばした腕は、届いただろうか。この絵の先に。
――届いたと、信じたい。 だってこんなにも、穏やかな終わりを迎えたのだから。]
(17) 2014/09/07(Sun) 01時半頃
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あぁ。いいなぁ。
[静かに屈み、蔓の巻き付く枝木に触れ。]
マーチェ。僕も最期は、貴方のように――
[忘れて、忘れて。そしていつか、辿り着けるだろうか。]
[ふと左腕の白衣を捲れば、新たに芽吹いた花を見つけ。 センニチコウ。それを切り取り、彼に手向けた。]
次は、青がいいんです。 だからこれはきっと、貴方のために咲いた花だ。 …貴方の絵と同じ、色褪せずに残るもの。
(18) 2014/09/07(Sun) 01時半頃
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[部屋の片隅に立てかけられた紫。>>2:132 そこに”顔”はなかったけれど、それが自身と知ることはできて。]
ふふふ。 ありがとう、マーチェ。 ちゃんと注文通りですよ。実に僕らしい。>>1:92 これ、もらっていくよ。…大切にしますから。
[“顔”がないのは、偽善で誤魔化す自分の本質だとも思うから。 これを描いた彼にそのつもりはなかろうけども。それでも。]
(19) 2014/09/07(Sun) 01時半頃
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―診察室―
…先生。おられますか。
[麻雀の部屋を後にして。 彼の変化を伝えようと、スティーブンの元を訪ねる。
さて、部屋には誰がいただろう。 誰もいなければ、医師を探して外に出る。 医師でなく、患者の誰かが居たとしたら―― ――話しかけるかは、相手の反応次第だけれど。]**
(20) 2014/09/07(Sun) 01時半頃
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[ぶらぶらと、目的もなく廊下を歩く。 そうしていればきっと誰か親しい人に出会える。 そんな風に思って。]
………大丈夫。
[誰ともなく呟く。 小さな花が緩やかな速度で…腕に、咲いて行くのを感じていた。 小さな記憶がぽつぽつと、零れる。 …なんで、歩いているんだっけ。
でも、大丈夫。 こうしてれば、大丈夫。**]
(21) 2014/09/07(Sun) 01時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/09/07(Sun) 02時頃
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–––––––サミュエル、お待たせ。
[コン。コン。 空箱を叩くようなノックを数回繰り返す。]
………、サミュエぇル!入っちゃうよ!
[もしかしたら、いつものようにイヤホンで音楽を聴いているのかもしれない。 一際大きな声で呼び掛けてから、扉に手をかけた。 しかし、扉の先には、主が不在の雑然とした空間が広がっているだけで。
約束を……忘れてしまったのかな? 部屋を見回す。 一際目を引く、弦が錆びて、埃を被ったストラトギターが一本。]
…………あぁ、ごめんよ…君に嘘を吐いちゃった…
[本当は、君と演奏をしたことなんてなかった。 君の奏でる音を聴いたことなんてなかったんだ。]
(22) 2014/09/07(Sun) 02時半頃
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[それでも、このギターは埃をかぶってもなお、音を鳴らしてもらうのを待ち望んでいるようだ。 空っぽの袖だけを振り回して、埃を綺麗にはたいてやる。]
新しい弦と…ペンチ、あとアンプ…は、高望みか
[右手の人差し指で弦を弾くと、朧げで戸惑うような音色が響く。 ……そうだね、君の音はこれじゃないんだろう。 夏の暑さも、照りつく陽射しも切り裂くような。 心臓を直接鷲掴むような。 音色。
弦を張り替えれば、眠りから覚めてくれるだろうか。*]
(23) 2014/09/07(Sun) 02時半頃
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『 バイバイ、
シーシャ。 』
[そう言った彼は。確かに、笑ったのだ。]
(24) 2014/09/07(Sun) 04時頃
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─少し前・彼と花と青年と─ あ────、あ、ァ、──────ッ!!!!
[叫ぶ。さけぶ。目の前の光景に。撒き散らすような芳香に。けれど喉はただひゅうひゅうと鳴って、声になんか成らない。ぼたぼたと落ちる雫だけが、無性に熱かった。
厭だ。いやだ。助けて。治して。センセイ、お願い。いやなんだ。こんなの。こんなのは、もう。 肺に吸い込んだ空気は、それすら花の香りに侵されて。力の抜けた身体を支えながら、気が触れたみたいに泣き叫んだ。
傍に、医師は居ただろうか。よく覚えていない。 誰かが誰かを呼ぶ声。ばたばたと騒がしい人の足音。勝手に震える肩を、強い力で掴まれた気がする。思い切り振り払うと、直ぐに後ろから羽交い締めにされた。
何人かに抱え込まれて、そこに居た彼の姿が、温度が、引き剥がされる。それが怖くて、どうしようもなく哀しくて、駄々を捏ねるみたいに暴れて──伸ばしたその手に。ざわりと、走る違和感。]
(25) 2014/09/07(Sun) 04時頃
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