260 3日村
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―――Inventionis≪発見≫
(196) 2016/12/05(Mon) 01時頃
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[ヴェスパタイン… 真の名をヴェスパタイン=ハーデース≪ΑΙΔΗΣ≫ という。
タケシの森が闇の森になってから現れたことから 例のあの人だの、冥府の使いだの言われているが…
僕は知っている。あなたが古くから豊穣の神であることを]
ヴェス…
[キカは知らないかもしれない貴方のことを。 僕は貴方の作ってくれた白鍋≪ホワイト=シチュー≫ この戦いが終わった暁には、また君の手料理が…食べたいよ。]
(197) 2016/12/05(Mon) 01時頃
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[上空からみえる同胞の危険に… 宙≪ちゅう≫へと… 飛んだ─ ]**
(198) 2016/12/05(Mon) 01時頃
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[伸ばされた腕>>193に、蝶──否、蛾の群れが食らいつく。 吸血をする蝙蝠のように、獲物を待ち受けていた喰虫花のように。 猫の腕から生気をじわじわと吸い取りながら、そしてその腕に纏った炎に焼かれながら、それでも尚その腕は目前へと伸びる。
そして闇が辺りを舞い散る中、その手は、炎を失いながらも──届いた。]
……あ、
[眼前に広がる、風で巻き上がった少年の髪が揺れ、少女は目を見開く。思い出すのは、いつかの、どこかの世界線での、あの会話。>>141 足元でぐしゃりと鳴る、枯れた雛罌粟。 わかっている、わかっているのだ。バルメロスが既に死んでいることなど。ただ、ただひたすらに、約束≪ギアス≫が少女を縛りつけていることなど。]
…ねこちゃん、あなた、うそつきだったのね。
[柔く、緩く微笑むと、少女の周りから蝶が霧散した。 そして広がるのは世界樹の枝。約束≪ギアス≫から逃れられぬ運命を共にした世界樹。]
(199) 2016/12/05(Mon) 01時半頃
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だからこそ──ごめんなさい。
[いつかの昔に受けた少年からの友情と、少女自身から少年へと捧げた祝福を裏切るような真似をして。
ひらり、ひらり、蝶の残骸が蒼い羽となって降り注ぐ。 神々しい光が、辺りへ広がってゆく。 そうして世界樹が伸ばした枝(うで)が、大きな翼を模った時──少女の背後、"青い鳥"≪bluebird≫が顕現していた。]
(200) 2016/12/05(Mon) 01時半頃
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─── 謳え、"青い鳥"≪bluebird≫。世界を救いなさい。
(201) 2016/12/05(Mon) 01時半頃
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核≪コア≫──O・cupo・pusの心臓──を壊すのは、このわたしよ。
[針金のように鋭く睨みつける、今度こそ敵意を込めた──全ての救済≪delete≫を望んだ瞳が、猫を、或いは遥か遠く…"英雄"の魂を引き継いだものを見据えた。]
(202) 2016/12/05(Mon) 01時半頃
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[横たわる青年>>153 の横に蹄を落とすしたと同時に、両脚を人型に戻す。 膝をついて、青年に手を当てた]
―――エレメント、回復させます。
[青年の症状は過度のエネルギー消失だ。 周りに浮遊するエレメントを青年へと送り込む。]
「O」≪キング≫を宿し者、目を、覚まして…っ
[冷却を完了させた、どこか赤く滲ませた紫の瞳を開く。まだ、ボロボロと‟涙”を溢れさせながら。]**
(203) 2016/12/05(Mon) 01時半頃
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[ 「うそつきだったのね」>>199 ]
……… …そうだな。 お前がそう言うなら、そうかもな。
[ 「オレは嘘なんかつかないよ」
言葉にできないまま、あの頃をも思わせる口振り、顔付きに、肩が強張った>>144 散らばり消える蝶達。 広がり揺れる木々の合間、彼女の言葉>>200を理解することができない]
……………デメテル、
[彼女が何をするのか、分からない。 預言≪PERFECT HUMAN≫で紡がれた言葉を記憶を辿っている筈だから、彼女がどう答えているのかも、“知っている”]
(204) 2016/12/05(Mon) 02時頃
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『やめてくれ』。
[やめろ。やめて。やめてくれ。 燻る左腕を伸ばす。 それが届かないことも知っているのに、“無駄”な行為に時を費やす]
[「やめろ。 デメテル。」
その声は、救済の言葉>>201に消え失せた]
(205) 2016/12/05(Mon) 02時頃
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…………デメテル。 O・cupo・pusの心臓を壊すということは、世界の滅亡を願うということだ。 世界の滅亡こそが救いだと、君の本当の願い?
[突き刺さるような視線>>202 その背後に見える青い鳥。 幸福の青をまとった空色の翼をもつ青い鳥≪bluebird≫]
世界を滅ぼして逃げた先には何にもないんだよ。デメテル。 幸せなんて、どこにも。
[光の如く宙に向かう眩い一線>>198が輝いたような気もした空の下]
それでも、堕ちるのかい?
[使い物にならない左腕をぶら下げて、右腕でまた獲物を構える。 きっと敵わないだろう。 そして叶わないのだろう]
(206) 2016/12/05(Mon) 02時頃
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堕ちるのなら、オレは君を屠るよ。
[求める返事は一つだけ。 だが、得られないと“知って”いる。 そして、知らないことが起きることを祈りながら、一歩踏み出し跳躍する。 様子見とばかり放った炎刃は、青い鳥へと]*
(207) 2016/12/05(Mon) 02時頃
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─回想:『O・cuto・pus暦-1万1471年』──
その地では、絶望は白い色をしていた。
[天より降るものは雪ではなく、硝子片より細やかな雪氷の嵐。 星中の生物が、深い氷の中に閉ざされ、死滅したとされる氷結死極界道<O・ce・an・road OF north>の時代に『it』(其れ)は ただ一つ産まれ落ちた。 生きる物の存在しない 果て知らず白く染められた空を、空ろな瞳が仰ぐ。自身に与えられた役目を、『it』(其れ)は地に落とされた時から識っていた。
……これから数千年後、夥しい数をもって世界を崩壊へと辿らせる生物がこの地表に現れる。 自身は、その過度の繁栄を防ぐため世界の意思によってこの地上に遣わされた≪星の抑止力≫なのだと。 ]
(208) 2016/12/05(Mon) 02時半頃
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──余分な芽を間引くことで 花園は美しく保たれる── [ 世界の意思は、随分とその生物が気に入りらしい。それらが絶滅の恐怖を味わうことなく、星を汚さぬ安寧の揺り籠を創り出すこと。それこそが自身を産み出した世界の意思──────女神アウリュオーネの求めるものであった。]
凍る空気を激しく震わせ咆哮すると、『it』(其れ)は豪壮とした翼を広げ白く眩む山間へと羽ばたき出した。
飛び立つその軌跡に、靭く堅い意志の花≪タケシ≫を芽吹かせながら───。*
(209) 2016/12/05(Mon) 02時半頃
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[暖かい、光のようなものの中にいた。 懐かしい?いや、そんなはずはない。 だってこの身体は何も覚えていない、記されていない。 無機質で冷たい、感情のないそれは霧消していく。 青年《トレイル》の意志が浮上する]
────えぇと…誰?
[またもや突如目の前に現れた少女>>203…いや、少女の形をした何かを見やる。 はっきりと景色を捉え、身体を起こす青年《system》は虚構《all clean》…空っぽだった]
あー、あんたは…いや、いいや、 聞くとわけわからなくなりそう…
[なぜこんなところで眠っていたのだろうか。 “先程まで、自分は何をしていたのだろうか” 生まれたてのモンブランには、頂の栗《重要なファクター》が足りなかった。 記憶の糸は解れ、青年《トレイル》は何事もなかったかのように又、平穏で穏やかな空を見上げ大きく伸びをした]
(210) 2016/12/05(Mon) 03時頃
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[歪んだ視界の中で、青年が緑の瞳を瞬かせた。 冷却水がふたりと止まり、平然と伸びをする彼を見やった。
体内を巡る霊気<<Aero>>確認―――85,984%Normal エレメント回復量確認―――68,756%Normal 負傷具合―――傷を見受けられません。Normal]
…。
[記憶媒体―――Erākōdo]
クワイアのひとり、レティーシャと申します。 ―――時間がありません、貴方の力をどうか、貸してください。
[一つのErākōdoを発見した途端、彼に対して幾つもの不可解な点が浮かび上がる。だが、確かに力は宿している。
この力ならば。
きっと、女神様を―――]
(211) 2016/12/05(Mon) 03時半頃
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貴方を、待っている方がいらっしゃるのです。
[今も嘆いているのですか。いえ時間の経過はほんの数分。きっと、今も苦しんでいるのでしょう。 教会に飾られた貴女を催した花。何故あの花なのか、レティーシャにはわかりません。 ですが、]
お願いします。レティーシャとともに、来てください!
(212) 2016/12/05(Mon) 04時頃
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[>>210 の手を引いてよいのではれば、その己より大きな手を引こう。そして、立ち上がらせよう。]**
(213) 2016/12/05(Mon) 04時頃
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レティーシャは、シメオンに話の続きを促した。
2016/12/05(Mon) 04時半頃
レティーシャは、クシャミに話の続きを促した。
2016/12/05(Mon) 05時頃
レティーシャは、ガーディに話の続きを促した。
2016/12/05(Mon) 05時頃
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だってこうするしかないのよ。 わたしを救って、あの人も生きて、またみんなで一緒に過ごすなんて約束≪ギアス≫はもう破られた。 理想は所詮、理想だったの。
誓い≪ギアス≫を破ったならば、それの対価は払わなければいけない。──たとえ、払う者がわたしではなかったとしても。
[どこか苦しげな…堪えるように、しかし穏やかな表情をした猫>>206を見据えたまま、ゆるゆると首を振る。 何度も何度も振られるそれは、まるで振り子のように。癇癪を起こした子どもが、駄々をこねるように。]
だから、あの人がいない世界の、わたしの救いは世界の破滅≪ALL DELETE≫なの! 全てを無に帰せば、全ての者が救われる!そうでしょう!?
(214) 2016/12/05(Mon) 10時頃
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わたしがひとり、世界樹に残されるなんて、おかしいもの。
[放たれた炎刃>>207がその鳥≪bluebird≫に辿り着く前に掻き消える。羽ばたきが、本来の彼の属性であろう風を乗せて炎をかき消していく。 そして彼女の嘆きと共に、世界樹≪bluebird≫は啼いた──。
裁きの夜≪JUDGMENT NIGHT≫こそが全ての救いだと叫ぶ女神は滑稽だろうか。救いの本分を履き違えた≪フォールダウン≫した女神など、救いを語るに足らないだろうか。 けれど、──これが少女の本心であった。
これが寂しさなのか、愛なのか。 最早少女にはわからない。 ただ刻々と増幅し、溢れ出す感情に身を任せ、有り余った力のままに叫び続け──そうしていつしか力尽きるまで。 彼の英雄に亡ぼされることを待ちながら、二つの希望を抱えて。]**
(215) 2016/12/05(Mon) 10時頃
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[─ふわりっ
ついた先はデメテル(>>199->>202)とクシャミ(>>204->>207)の近くの木。
バサッ─ という落ちる音はデメテルが召喚した"青い鳥"≪bluebird≫に掻き消されてしまったかもしれないが。
みれば事態は膠着してるよう。まるで…何か≪SEKAI NO EIYU≫を待っているかのように。]
跳んでる間に…事態は動いタ。か。
[どちらかが気づきこちらを見るなら、世界樹の麓に降り立つだろうがそうでないなら…別の場所へ跳ぶだろう。新たな仲間を求めて。]**
(216) 2016/12/05(Mon) 10時半頃
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…過激? ふん、文句ならコレに世界を救ってもらった後に聞くよ。聞かないけど。
[同胞>>172の激励≪GAN☆BARE≫と例の構え──二連銃を撃つ空気──を察すれば、残る意志を持った一瞥を送る。]
いってらっしゃい。 ちゃんとアレ、 救済 ≠オてね。
[銀の蔓を創造する彼に聞こえたかどうかは不明だが、彼ならば理解する事など容易いことだろう。]*
(217) 2016/12/05(Mon) 10時半頃
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[さて、少年は刹那のハジマリ≪光の属性の目醒め≫に目を奪われることとなる。
──彼の魂が、目覚めつつある。
上下に動く喉仏は圧倒によるものか。 其れとも──期待か。
閃光が駆ける世界から、僕《Undead》が消え失せる。 成る程、どうやら魔導書《グリモワール》の智識が頭の中に在る≪インプット≫されていることを無意識下には確実らしい。>>152 PERFEC HUMANの預言《アカデミック・スコア》もまた、同様に。
永劫の監獄《Azkaban》へと送られた僕共──ティラ・ミスは、罪を孕んだ過去さえも浄化《excution》されたのだろう。 首に繋がる銀色の鎖《Arkと呼ばれた物》に縛られながらも、胎動する雛鳥の騒めきは微かに其の殻に亀裂を走らせているのだから。]
(218) 2016/12/05(Mon) 10時半頃
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[「O」≪キング≫の居場所解析を行ったのか、其れとも辺りに散らばる光の属性≪エレメント≫を察知したのか。何方にせよ、宙から降り立つ殺人人形≪キリングドール≫>>203の姿を見つめていた。]
………。
[彼女が雛鳥>>210の手を取り、女神の元へと向かおうとする意志>>213が伝わってくる。 其れを映せば、溜息を一つ落とせざるを得なかった。]
取り敢えず、ソレ ちゃんと案内しておいて どうせ行き先は一緒でしょ? 僕も向かうから
[魔道書≪グリモワール≫を開いたなら少年は誰の手を借りる事もなく、目的へと足を運ぶ。]**
(219) 2016/12/05(Mon) 10時半頃
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[バルメロス=ラフェリオン=レイオスの剣≪Lightning sunshine Excalibur≫
其れは希望の剣 そして────血に塗れた呪いの剣
死者の念、染み込んだ命、囚われたままの呻き────其の 総て ≠ェ背負われている。 剣を引き抜けば最後、その闇に捕らわれてしまうこともまた 哀しき事実 ≠ナある。
しかし、彼の英雄バルメロス=ラフェリオン=レイオスは聖の力によってその力に抗い、最期は其の身を世界へと捧げた。
雛鳥≪トレイル≫もまた、其れを振るうのなら 此の世界は────果たして。]*
(220) 2016/12/05(Mon) 11時半頃
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[焼却された過去は既に消え失せ、新たな未来が描かれている現在(いま)、光り輝く≪ゴールデンボンバー≫な栄光を受けるはずだった英雄バルメロスは死に、そして裁きの夜≪JUDGMENT NIGHT≫が降る。
摂理≪PERFECT HUMAN≫が崩れた今、預言≪アカデミックスコア≫もまた書き換わる。 二つの概念を持ちながらもまた深く関連したそれが乱れるのは想定外の事態が引き起こった時だった]
無に返すことが救いなのだとしたら、………、君を救いたいと思うそれこそ無に還ることになる。 君は、逃げてるだけだ。デメテル。 バルメロスが死ん≪ZAP≫された世界で残っていたくないから、だからその世界ごと否定しているだけだ。
[呼応するように産声をあげる青い鳥>>215 予想通り飲み込まれた炎は空気に溶けいる。 吐き出された叫びは痛々しくもあるが、ひたむきに前だけを貫いていた。 だからこそ救いのない絶望的な望みに胸が締め付けられるような感覚を覚える]
(221) 2016/12/05(Mon) 14時半頃
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見て、いるんだろう。 見つかったか。お前の幸福の在り方を。
[女神から唯の少女と成り下がった彼女と対峙しながら、成り行きを見守る気配>>216に声をかける。 預言を全うしようと冷酷にも少女を屠ろうとする猫と、愛しい人の死を嘆き、世界の滅び≪救い≫を願う少女。
二つを天秤に掛けた時、彼の瞳にはどちらが味方として正しく映るのだろうか。 猫は一度だけ青年に視線を向けたが、すぐさま少女へと戻し]
バルメロスが救った世界を君が否定する。 それこそ約束≪ギアス≫を破ったのは君じゃないか。 あの時の誓いはそんなものじゃない。 バルメロスの救った世界で君が生きる。 それこそが約束であり誓い≪ギアス≫だったんじゃないか。
たとえ君が世界の異分子であっても、世界を呪うことなくただ生きることを望んでくれたなら───。
[続こうとした言葉は、不意に突き刺さるような左腕の痛みで途切れる。 唸りながら右腕で左腕を押さえたが、それでも止まらぬうねりと痛みに蹲る]
(222) 2016/12/05(Mon) 14時半頃
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これも……禁則事項か。 星の抑止力、なん、て。
[空を仰ぎ、空を睨みつけながら息を吐く。 何処かで新しく作り変えられた少女と生まれ変わった青年>>203>>210が出会いを果たす。 彼らはきっと、■■■で■■■■■するのだろうが]
やっぱりオレじゃ、君を■■ことなんて………出来ないか。
[爛れ腐り落ちた左腕を捨てて、立ち上がる。 対峙の姿勢は崩さないまま、場がどう動くのか。 それに合わせて対応をするつもりだ]*
(223) 2016/12/05(Mon) 14時半頃
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─何処かの隙間─
余分な芽がアンタにとってかけがえのない命だった場合も、アンタは取り除いてしまうのかい。
[過度の繁栄を防ぐ為に星の抑止力は動くのだという>>208 視界を覆い尽くす程の白が降り積もる世界。 そこに滲んで生じた黒い染み。 耳を揺らして鳴き声を上げ、猫は揶揄るように安寧が保たれた揺り籠の中で問いを重ねた]
世界は確かに保たれる。 少ない犠牲によって。 でも少ない犠牲がかけがえのない唯一無二の存在の場合、世界と其れ。 永遠の安寧を約束された揺り籠で産声をあげた白痴の子ども達は、何を選ぶかな?
(224) 2016/12/05(Mon) 14時半頃
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[何てことはない問いかけ。 時空の狭間での問いかけは小さな異分子≪バグ≫ すぐに可能性≪if≫として概念が確立した後、正規の世界では消え失せ、なかった事になる。 それでもこの時、其れが彼に問いかけたのは悪足掻きか。それとも。 この答えは神のみぞ知る]**
(225) 2016/12/05(Mon) 14時半頃
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