86 「磊落の斑猫亭」より
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狼
墓
少
霊
全
ペラジーは負傷兵 ヒューに投票した。
イアンは負傷兵 ヒューに投票した。
ラディスラヴァは漂白工 ピッパに投票した。
ヒューは流浪者 ペラジーに投票した。
ピッパは負傷兵 ヒューに投票した。
ヒューは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ピッパが無残な姿で発見された。
村人達は自らの過ちに気付いた。
人狼達は最後の食事を済ませると、新たな犠牲者を求めて無人の村を立ち去っていった。
血に染まる『磊落の斑猫亭』――。
その惨劇は村を包み込む災厄の序曲でしかなかった。
〜fin〜
(#0) 2012/04/18(Wed) 00時頃
/*
お疲れ様でした!
てけとーに中の人全開で喋ればいいと思う。
ロールが中途半端なら表ロール続けてもおっけです。
さくっと終わりますように。
そしてそして!
廃村ぎりぎりでしたが、
参加してくださったみなさま、
改めましてありがとうございます!
(#1) 2012/04/18(Wed) 00時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
helmut 2012/04/18(Wed) 00時頃
ズリエルは、しょげている。
ash_xechs 2012/04/18(Wed) 00時頃
ピッパは、ズリエルをなぐさめた。
taru 2012/04/18(Wed) 00時半頃
ペラジーは、ピッパにloup-garou、気づかれてた、他、誰気づいてたかな**
Ayame 2012/04/18(Wed) 01時頃
|
―回想(>>3:+0>>3:+1>>3:+2)―
[眠れぬ獣の耳がピクと反応を示す。 静まり返った廊下から足音が聞こえた。 伏せていた獣はのそりと立ち上がり 音と気配を消して部屋を抜け出す。 階段を下りてゆくのが誰なのかは知らなかった。 ひたりひたり、距離をつめてゆく。 地下に続く階段をゆくその人物が何かに気付いたように 顔を上げるのが、夜目利く双眸に映りこむ]
――…ッ!
[気取られたと思うと同時に前足が地を蹴る。 大きく裂けた獣の口が急所である喉に喰らいついた。 鋭い牙を突き立てた所で其れがラルフであったことを知る。 音になりきらぬ悲鳴は喉を潰してしまったからか]
(0) helmut 2012/04/18(Wed) 01時半頃
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[口腔を満たす鮮血の甘さに酔うように 豊かな毛並みもつ獣がクツリと喉を鳴らした。 愉悦の色を湛え弧を描く双眸も この暗さでは彼には見えぬだろうか。 見えたとしても獣とイアンを繋げる要素は少ない。 あるとすれば、喉を鳴らし笑う、あの音と声くらい。 飢えと渇きを満たそうと獣の舌がラルフの傷口をなぞりゆく]
――…。
[コクリと嚥下する音が地下に響いた]
(1) helmut 2012/04/18(Wed) 01時半頃
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ラルフ。 夜更けに一人で出歩くと人狼に襲われるよ。
[ラルフを解放した獣が人の言葉でそう囁く。 転げ落ちてゆく彼の耳に届くはイアンの声。 獣は物言わぬ獲物の姿を暫し見下ろして 薄い笑みを浮かべてみせた**]
(2) helmut 2012/04/18(Wed) 01時半頃
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―回想―
[この村を出て一年が経った頃。 夢見草が咲くこの時期に斑猫亭を訪れた。 宿の女主人に戻ってきたことをからかわれもしたが 花を見にきただけだと言い張ってやり過ごした。 姉であるピッパに恋人が出来たという噂はそのとき耳にした。 女主人に詳しく教えて欲しいと頼めば ジェフという名の男がそうなのだと彼女は言った]
――…ああ。 そういえばそんな名の男が居たっけ。
[その程度の認識だった。 けれどその時から、ジェフを意識するようになる]
(3) helmut 2012/04/18(Wed) 02時半頃
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[ジェフがどんな人間なのか知る為に 村のおばさま方の井戸端会議に混じり情報を集めた。 姉さんの恋人が気になるんだね、と笑われてしまったけれど 否定はせずに曖昧に笑っていた]
二人は、仲、いいんですね。
[話しを聞き終えればそう感想を漏らして 彼女らに礼の言葉を向けた]
(4) helmut 2012/04/18(Wed) 02時半頃
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[何も考えず村を歩いていれば いつのまにか実家の前にきていた。 門の前で男は立ち尽くす]
姉さん、まだ怒ってるかな。
[其処から家の中までは窺い知れない。 ふるりと首を振り]
恋人が出来たんだから 僕のことなんてもう忘れてるかな。
[肩を竦め自嘲的な笑みを浮かべ、男は立ち去る]
(5) helmut 2012/04/18(Wed) 02時半頃
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[毎年毎年、欠かさず夢見草が咲く度、故郷に帰る。 実家にいる家族に会いにはいかなかった。 遠目に実家を眺め懐かしむくらい。
十年目の今年も例年通りのはずだった。 家族の無事を確認して会わずに帰るつもりだった。 或る日、実家の前に二つの人影を見た。 姉であるピッパと親しげな男の姿がイアンの双眸に映りこむ]
嗚呼。
[ジェフの顔は知っていたけれど 彼が姉の恋人であることも知っていたけれど 実際二人が並んでいる姿をみるのは初めてだった]
確かに似合いの二人だな。
[感情のこもらぬ言葉がその口から零れる]
(6) helmut 2012/04/18(Wed) 02時半頃
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[芽生えた殺意。
ジェフとヒューが人狼に襲われるのは
その夜のことだった――**]
(7) helmut 2012/04/18(Wed) 02時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
helmut 2012/04/18(Wed) 02時半頃
ズリエルは、こんな悪そうな人が悪い人な分けがないというなんとか
ash_xechs 2012/04/18(Wed) 17時半頃
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― 回想:10年前 ―
[イアンが出て行った日から毎日。 昼下がりから夕飯の時間頃まで、村の入口で町の方を数時間見つめるという行動を繰り返していた。
もしかして、イアンが帰ってこないだろうか。 町までたどり着けず戻ってきたりしないだろうか。
あるはずがないとは心の底では解っていたし、 もちろん、実際にそんな事はなくぼんやりとして終わる。
まだ十代だろう娘がそんな事を続けていれば当然興味を持つものが現れる。丁度その時、まだ門番をしていたジェフだった。]
『何か面白いものでも見えるのか』
別に。何も見えないのが面白くないからここにいるのよ
[不機嫌顔で返したのが最初。 その日からは、待つ時間は話す時間へと変化した。]
(8) taru 2012/04/18(Wed) 19時頃
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[元々の相性は良いようで、性格をすぐに掴まれ、だんだんと相手のペースにはまっていく。 だけどそれも悪くない、と思えてしまう。
帰ってこない弟を待つことに、そろそろ疲れた頃。 ジェフが昇進か何かでもっと内側へと異動する事になり。
気持ちを告げられ。 その頃には、ジェフが隣にいる事が当たり前になっていた自分に、断る理由はなかった。
それは、イアンが家を出てから一年目。夢見草が咲く時期の、直前の出来事。]
(9) taru 2012/04/18(Wed) 19時頃
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― 回想:5年前 ―
[付き合い始めて5年ともなれば、出てくるのは結婚の話。 もちろん嫌なわけはないし、するなら彼ととも思っていた。 けれど。]
… ごめん、ごめん。少し、 もうすこし、 待って。
[気がかりなのはイアンの事だ。 まだ頑張っているんだろうか。どうしてるんだろうか。
弟を置いて、自分は幸せになってもいいんだろうか。 弟を忘れて、自分は幸せになれるんだろうか?
会った事はないけれど、毎年来ているという噂は聞く。 どんな様子だったか、などは、意地をはって余り耳には入れなかった。元気でいる事だけを確認し、とりあえずは安心するのが恒例となっていた。]
(10) taru 2012/04/18(Wed) 19時頃
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[そう、気がかりな事が弟だと知っていたからこそ。 年に一度来るのを知っていたからこそ。 彼は「5回」のチャンスをくれた。]
そんなに?
[そんなに待ってくれるの?と、逆に戸惑うと、笑いながら、
『勿論心が決まれば今すぐにでも良いけど』
そう言った彼に、馬鹿ね、と呟いた。
笑ったつもりだったのに。 泣きそうだった事には、きっと気付かれただろう。]
(11) taru 2012/04/18(Wed) 19時頃
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― 回想:今年の春先 ―
[約束の時期が来た。 イアンの事が気がかりなのにかわりはないけど。
ジェフは約束どおりに、こんなにも待ってくれた。
途中から。彼が本当に待ってくれるのかを試すつもりになっていた事にこの日気付いて、馬鹿な自分を再確認する。
でも、きっともう、自分にはこの人しかいない。
今年の結果がどうであろうと、一緒になる事を約束する。 不安が解けたように喜んでくれる相手に、ずっと不安に思わせていた罪悪感と、愛しさがこみあげて。
幸せになれる。 幸せだ。 そう確信した。
その日の事を、イアンに見られていた>>6なんて知らなかったけれど。]
(12) taru 2012/04/18(Wed) 19時頃
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― 現在:磊落の斑猫亭 受付にて ―
[ナイフでヒューの首元を掻っ切り。 彼の死を確かめる前に、同じナイフを自分の喉元にもつき立て、裂いた。
そのままずるりと、床に倒れ伏す。 ゴホッ、もう、咳も上手く出来ない。 呼吸の音もおかしい。
すごく痛いし、苦しいけど。
人狼だと思い込んだ相手を、 ジェフの敵だと思い込んだ相手を殺したと。 そして、いまからジェフに会えるんだと。
胸にはその思いしかなく、目を伏せた。 もう、周りの何も目に入らない。]
(13) taru 2012/04/18(Wed) 19時半頃
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[最後に聞こえたヒューの言葉>>3:124を思い出す。
ジェフは、しってるわ。 あたしがどんなに身勝手で、ばかな女なのかを。
それでも、――それでも。
*それはもう、言葉にはならなかった*]
(14) taru 2012/04/18(Wed) 19時半頃
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[女子供を殺せるか分からない全身の負傷。 ペラジー相手に証明されたそれは、裏を返せば女子供の手にかかっても自衛が適わないということ。 厚い筋肉でも庇いようがない首、凶刃は迷いなく頚動脈を断ち切った。 断末魔の声を上げる暇すらなく。 ただ直前に、何故、とピッパに対する不理解だけが眸を丸く開けさせていた]
(15) りしあ 2012/04/18(Wed) 19時半頃
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[芝居以外で聞くことがあるとは、到底思えなかった台詞。 『あなたを殺して、あたしも死ぬわ』 ジェフにかけられるならまだしも、何故自分に?
――まだジェフが生きていたなら、ピッパは生きて彼の帰る場所になるべきなのに。 自分が生きていることで、彼女はジェフ生還への希望を見出していたのではないのか。 何故、何故、ナゼ、こんなことになった!?]
――――ッ ァ、
[思考は混乱を極めたが、何故、と問いただそうにももう声にならない。 手は無意識に喉笛から噴出す血を押さえる。ひどく寒かった]
(16) りしあ 2012/04/18(Wed) 19時半頃
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[事切れる刹那、同じ刃を己が喉に宛行うピッパの姿が映った。 苦悶でも悲鳴でもなく、何故、と音にできぬまま、ぽっかり開いた口。 彼女の挙動を理解できないまま、瞠目かれた眸。
地に膝ついたそのままの姿勢で、ヒューは絶命を迎えた**]
(17) りしあ 2012/04/18(Wed) 19時半頃
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ヒューは、ズリエルに頷いた。僕もこんなアヤシイ人が人狼なわけない、を地でいってたからな……。
りしあ 2012/04/18(Wed) 20時頃
ヒューは、中の人がロフトベッドの角に足の小指をぶつけて悶絶している。
りしあ 2012/04/18(Wed) 20時頃
ヒューは、そっと涙を拭った。おっと、目から鼻水が……。
りしあ 2012/04/18(Wed) 20時半頃
ヒューは、ラルフ(霊体)を無理矢理ぎゅっぎゅした。
りしあ 2012/04/18(Wed) 20時半頃
ズリエルは、ヒューの頭をばしばしとたたいて慰めた。
ash_xechs 2012/04/18(Wed) 21時頃
ラルフは、嫌そうに顔を顰めながらも慰めるようにヒューの背中を軽く叩いた。
laetitia 2012/04/18(Wed) 21時頃
ヒューは、周囲から叩かれまくりで、愛が痛い。お前らまとめてぎゅーだ!
りしあ 2012/04/18(Wed) 21時頃
ヒューは、ジェフ(とイアン)に殺される覚悟をした。
りしあ 2012/04/18(Wed) 21時頃
ピッパは、ラディもおかえりなさい!
taru 2012/04/18(Wed) 21時半頃
ズリエルは、手篭めにするならピッパ[[who]]。
ash_xechs 2012/04/18(Wed) 21時半頃
ヒューは、ピッパが大人気なのを確認した。胸か。やっぱ胸かッ!?
りしあ 2012/04/18(Wed) 21時半頃
ヒューは、そこで華麗にラディの猫を愛でもふる僕。
りしあ 2012/04/18(Wed) 21時半頃
ラディスラヴァは、ヒューに「どうぞ」と猫をもふもふしてもらった。
y_hyuga 2012/04/18(Wed) 21時半頃
ピッパは、ラディの猫の名前ってなんだったんだろう。
taru 2012/04/18(Wed) 21時半頃
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[目の前で起きていることを理解するのに、大分時間がかかった。 気づいた時にはイアンの姉がナイフでヒューの首元を切り裂き 血でぬめるナイフを自分の喉元に突きたてていた]
え
[私の唇からは間の抜けた音が出る。 ずるりと倒れる女性の体。 地に膝ついたまま息絶える男の姿。 二人の命が消えるまで、そう長い間ではなかったけれど 私はただ呆然と、その場で見ていることしか出来なかった]
なんで……?
[私は壁際、立ち尽くしたまま辺りを見渡す。 残るは、イアン、ラディ、そして私。 ラルフを食べたのは、どちらだろう]
(18) Ayame 2012/04/18(Wed) 22時頃
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――……。
[ヒューと、ピッパが。 紅く、 染まるのを見て。]
……ぅ……。
[その場に座り込んだ。]
あぅ……あ、え、あぁ……?
[抱いていた猫が腕から抜け出した。自由になった両手で、頭を抱え、掻く。 これはなに? 何が起きてるの? ヒューと、ピッパは?]
……な、に……?
[どうなったの?]
(19) y_hyuga 2012/04/18(Wed) 22時頃
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[座り込んだラディに視線を落とす]
らデぃ、終わった?
[姉のいるイアンは人だろうと、思い込んだまま ぽつりと問う]
……出る、出来る?
(20) Ayame 2012/04/18(Wed) 22時半頃
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出る……?
[ペラジーの顔を見上げ、聞こえた単語を口にする。]
出られるの? 此処から、出られるの? 人狼は死んだの? ヒューが、そうだったの…?
[いまだ混乱しつつも言葉を続ける。]
出たい……帰りたい……。
[顔を覆う。]
(21) y_hyuga 2012/04/18(Wed) 22時半頃
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[ラディの言っている意味がわからない。 私は首を傾いだ]
ラディ、違う?
[彼女じゃないんだろうか。 だって、同じ匂いが確かに、傍にあるのに]
ペラジー、勘違い?
(22) Ayame 2012/04/18(Wed) 23時頃
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違う? 勘違い?
なにを、言ってるの……?
[首を左右に振る。]
人狼は死んだから、家に、帰れるのでしょう? そういう事、なのよね?
[ペラジーは何の話をしているのだ? 彼女は、何をしようとしているのだ。 いまだ床に座り込んだまま、彼女を見る。]
(23) y_hyuga 2012/04/18(Wed) 23時頃
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Oh,Excuse-moi.
[見上げる視線は、理解出来ていない様子だった。 私は謝った。 同胞ならきっと、この場に残るもう一人の匂いがわかると思ったのに。 彼女は違ったのだろう。 其の侭、呟く]
Je pensais que vous etiez le meme. Mais c'etait different.
[それから、にっこり微笑んだ]
(24) Ayame 2012/04/18(Wed) 23時頃
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………???
何を言ってるの?
[微笑まれたのは、分かるのだけど。]
ペラジー?
(25) y_hyuga 2012/04/18(Wed) 23時頃
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死ぬは、全部、人間。
[昼間に牙をむくのは、どれほどぶりか。 ぞわりと全身があわ立つ感覚]
外、出る loup-garou、私が、同胞
[骨の軋む音。 身体が変化していく瞬間が、とても好き。 この痛みが生きている証]
グゥルル……
[ラディには、鈍色の毛並みの狼がどんな風に映っているだろう。 完全に狼へと変化を遂げると、私は彼女へ飛び掛った]
(26) Ayame 2012/04/18(Wed) 23時半頃
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ペラ――
[言葉を追いきれず、だが、問う事も出来ず。 目の前、少女が獣に変化するのを、見ていた。]
ひ、ぅ。
[喉が鳴る。]
あ、ゃ、ひぃ。
[助けて、と、大きな声で叫べば、衛士が来てくれるかもしれない。 分かっているのに、肝心な時に悲鳴など出ない。 出るのは、不明瞭な声ばかり。]
や――やぁ。
死にたくなぃ…。
[出たのは、掠れた声と、涙、だけだ。]
(27) y_hyuga 2012/04/18(Wed) 23時半頃
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―磊落の斑猫亭/受付―
[ピッパの手にあるナイフが煌く。 風を切りヒューの喉を裂いた銀が 彼女の細く白い喉元に突き刺さる。
イアンにとっては悪夢のような光景だった。 夢であったならどれほどよかったか知れない]
――姉さん!!
[周りに人がいるのも構わずその名を叫んだ]
(28) helmut 2012/04/18(Wed) 23時半頃
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[床に倒れ、伏したピッパの傍らに膝をつき、仰向けに抱き支える]
姉さん、如何して
[ナイフを抜けば更に血が溢れるだろうと知れるから それに触れることは出来なかった。 今にも泣きそうに歪んだ顔が姉に向けられる]
こんな莫迦な真似するなんて 如何かしてる……ッ 自分で死を選ぶなんて
……なん、で
[考えれば分かるはずの疑問。 考えたくなくて分かりたくなくて分からないふりをして問う言葉を繰り返した]
(29) helmut 2012/04/18(Wed) 23時半頃
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……逝くな!
姉さん、逝っちゃダメだ。
[悲愴な面持ちで縋る想いで 白から赤に染まりゆく姉の躯を抱き締めた**]
(30) helmut 2012/04/18(Wed) 23時半頃
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|
[引きつった声を上げるラディはとっても、美味しそう。 ソフィアを食べたときの記憶は、あんまり無かったから 今度はちゃんと時間をかけて味わいたいなと、思う。 でないと、活餌に失礼だ。 死体を食べる習慣はないから、そっちはイアンに任せる事にした]
ハ……フ、
[ラディに圧し掛かり、首筋を舌で舐める。 塩味が足りないけれど、やわらかい肌はきっと美味しいに違いない。 私の毛並みが、雫でぬれる。 死にたくない。 それは、私も同じ。 だから、生きるために食べる。 むき出しの牙で先ずはラディの首筋に噛み付いた]
(31) Ayame 2012/04/18(Wed) 23時半頃
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やだ、やだ、やだぁっ。
[圧し掛かる重みに首を左右に。 しかし、抗いはそれぐらいで。 恐怖で、何も出来ない。
首筋に牙が突き立てられて、もう、本当に、終わりなのだと、悟る。]
ぎ――
[悲鳴はやはり掠れていた。]
(32) y_hyuga 2012/04/18(Wed) 23時半頃
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[動けば爪が食い込んで痛いだろう 首を振る弱い抵抗、ラディを見遣り、私は微笑む。 とはいっても、狼の姿では彼女にとって恐怖にしかならなさそうだけれど。 首筋に牙を立てる。
喉元食い破れば、声は出なくなってしまうから 人を襲うときは、先ず喉から。 そう教わったのは遠い昔。
鈍色の狼の姿で、私は食事を始める。 喉元の薄い皮膚を食らい、血を啜り 柔らかな脂肪のたまった胸元に顔を埋めて、肝を食らえば次は腹を。 掠れた悲鳴が聞こえなくなるまで、そう時間はかかるまい]
(33) Ayame 2012/04/19(Thu) 00時頃
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|
[たすけて、は、もう声にならず。 もう、声は亡く。
――にゃーぅ、と。
猫が鳴いた。]**
(34) y_hyuga 2012/04/19(Thu) 00時頃
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|
[男の左手がピッパのナイフを握り締める。 薄い皮膚は容易く裂けて 人狼の血が銀を伝い人間の血と混じりあう]
――…、
[近くで同胞らしき存在が女を狩る音が聞こえていたが 全く気に留めぬ様子で姉だけを見詰めていた。 ぬくもりが徐々に失われてゆくを感じる。 きょうだいなのだから同じだけの治癒力があれば良いのに。 そんなことを思いながらナイフを引き抜き 男はピッパの首筋に顔をうずめた]
(35) helmut 2012/04/19(Thu) 00時頃
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[ぴちゃ、と濡れた音が耳朶に触れる。 獣がするように傷口を舐めるは 傷負うた者を癒したいと思うがゆえ]
折角、また会えたのに こんな形で別れるなんて
イヤだよ、 姉さん……
[顔をあげて嗚咽を堪えながら呼びかける。 男の眸から零れた一滴がピッパの頬へと落ちた**]
(36) helmut 2012/04/19(Thu) 00時頃
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クルル……ゥ、
[猫の鳴き声に応えるかのように喉を鳴らす。 食事を終えた私は、ゆっくりと人の姿を纏った]
……Merci pour le repas delicieux. J'etais tres delicieux.
[食後の挨拶を、もう動かなくなってしまったラディにかける。 それから、ちらと振り返った。 泣き崩れた様子のイアン。 私の見込み違いだったようだと、少しがっかりした。 手紙をくれた相手ではないようだ。 なら、この場に留まり続ける理由も無い]
(37) Ayame 2012/04/19(Thu) 00時頃
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もう、人、居ない。 夜、出る。
[聞こえているかいないか、わからないけれど 私はイアンに向けて、片言で告げる。 それから、何食わぬ顔で二階へ戻り、荷物を纏めた。 一人旅はそこそこ長いけれど、必要最低限の荷物。 身体を狼に変えても、背に乗る程度の]
――…Veuillez attendre sur. Je vais vous rencontrer par tous les moyens**
(38) Ayame 2012/04/19(Thu) 00時頃
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[磊落の斑猫亭は死の匂いに満ちていた。 食餌を終えたペラジーが再び人へと戻り 聞きなれた片言が聞こえる]
――居ない。
[ぽつ、と同じ言葉を繰り返し]
まだ衛士が見張ってる。 出ていくなら十分気をつけて。 旅の無事を祈ってる。
[東の国で彼女が待ち人に会える事を願う**]
(39) helmut 2012/04/19(Thu) 02時頃
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ペラジーは、ラディスラヴァ
Ayame 2012/04/19(Thu) 21時頃
|
―回想/召集が掛かる数日前―
[薄暗い森の中。 姉の恋人である男が部下を連れて歩いていた。 森の奥へ入っていくその後ろを ひと際大きな狼が息を潜めてついてゆく。
一人ならば問題ないが 二人ならば騒ぎになる可能性が高くなる。 分かっていてもこれ以上の機会は廻ってこないだろう。
前をゆく二人が崖近くに差し掛かるタイミングで 狼は茂みから飛び出し他を威圧するように哮る。
二人の表情を見据えた獣が 嗤った]
(40) helmut 2012/04/19(Thu) 22時頃
|
|
[逃げ出す獲物が二手に別れる。 ジェフがヒューと呼んでいた彼を追い掛けた。 足を縺れさせた彼の背に飛び掛り地に押し倒す。 その体に鋭い爪が浅い傷をつけた。 逃げようともがく男の抵抗に、怯んだ振りして一旦離れる。 そのまま先に行けば、崖がある。
狼は、早く行け、と追い立てるように、大きく吼えた]
(41) helmut 2012/04/19(Thu) 22時頃
|
|
[男が崖にのまれるのと 背後で茂みが揺れる音がするのと同時だった。
獣が部下を追うのに気付いたジェフが 部下を助けるため、駆けつけたらしかった。
獲物がわざわざやってきた事に 狼は嗜虐的な笑みを浮かべた]
(42) helmut 2012/04/19(Thu) 22時頃
|
|
――…真っ直ぐ村に走れば 若しかしたら助かったかもしれないのに。
莫迦だなァ。
[狼は嘲笑を滲ませ語りかける。 獲物は酷く驚いたようだった。 “人狼”と獲物が呟くを見て 狼は彼に飛び掛り凶器にしかなりえぬ爪が肩を抉る。 ぎらつく狼の双眸は獲物を見据え 半ば開かれた口の間から鋭い牙を覗かせる]
彼女の弟が態々挨拶に来たのに あんな風に逃げるなんて酷いよ、義兄さん。
[囁きはからかうような響きの中に憎悪が入り混じる]
(43) helmut 2012/04/19(Thu) 22時頃
|
|
[逃げられぬように足を潰す。 痛みに耐えかねたかくぐもる悲鳴が喉から漏れていた。 腕に喰らいつき眼差しを獲物の顔に向けた。 甚振るように喰い込む牙と肉の赤を見せ付けて]
この手が姉さんに触れていたと思うと――…
虫唾が走る。
[獲物の啼き声を聞きながら反対の腕も同じように絶つ]
(44) helmut 2012/04/19(Thu) 22時頃
|
|
まだ、始まったばかり。 十年分の“挨拶”――… もちろん、受けて呉れるよね。
[漸く手に入れた玩具を 事切れるまで甚振り続ける。
やがて其処に残されるは 原型を留めぬ襤褸のようになった姉の恋人だったモノ**]
(45) helmut 2012/04/19(Thu) 22時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
helmut 2012/04/19(Thu) 22時頃
ペラジーは、ラルフのチョコレートを借用した。
Ayame 2012/04/19(Thu) 23時頃
ヒューは、包帯のかわりに純白の花嫁衣裳を纏って、イアンの前に正座した。三つ指。
りしあ 2012/04/19(Thu) 23時頃
ヒューは、なんかラ神が、村の終わり際に、僕に薔薇をお望みのようだ……。
りしあ 2012/04/19(Thu) 23時頃
ペラジーは、ランダ神を褒めた。
Ayame 2012/04/19(Thu) 23時頃
ピッパは、ランダム神様は本当にまったくもう…!!!!
taru 2012/04/19(Thu) 23時頃
ヒューは、ラディスラヴァの猫の手でいいから借りたい。
りしあ 2012/04/19(Thu) 23時半頃
ラディスラヴァは、ヒューに、猫の手をそっと差し出した。にくきゅう。
y_hyuga 2012/04/19(Thu) 23時半頃
イアンは、ラディスラヴァと猫に和んだ。
helmut 2012/04/19(Thu) 23時半頃
ズリエルは、みなに手を振った。
ash_xechs 2012/04/20(Fri) 00時頃
ペラジーは、ヒューに頷いた。
Ayame 2012/04/20(Fri) 00時頃
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