49 海の見える坂道
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ゾーイ君は、……強いね。
[赤と紺が混じりあい、紫のヴェールに覆われかけた空を指す少女は、さいごの光を背負って眩しく。 途切れた言葉の続きは分からないけれど、『良い子』と言いかけたのを何となく止めて、きらりと光を弾く髪を撫でた。 ちょっと磯臭かったかもしれない。
彼女がサイラスと宿へ向かうなら、エスコートよろしくね、と彼へ向け]
…… ふふっ。大丈夫だよ、年を経ようが、サイラス君は変わらない。
[フォローなのかどうか。 笑みを残して、ぽんぽん肩を叩いて、自分の家へと]
(8) 2011/04/11(Mon) 01時頃
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[その後。 半時ほど遅れて、両手に皿を抱えて酒場へやって来た頃には、もうかなり、場は出来上がっているだろうか。 テーブルに、持ってきた皿を並べ、取っておかれていた席があれば、そこへ腰掛けて、いつものように甘いアルコールを適当に頼む。
持ち込まれた皿の、唐揚げとカルパッチョの数が、ちょうど人ひとり分、少ないことに誰かが気づくよりも、肴として消えていくほうが早いかもしれない*]
(12) 2011/04/11(Mon) 01時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/04/11(Mon) 01時頃
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―― 『mer calme』にて ――
やあやあ、盛り上がってるね――…えっ!?
[いつもの面々が揃っているなと、眺め回した酒席にて。 思わぬ顔>>20を見つければ、取り分けていた唐揚げが、ぽろり落ちた]
せっ……セシル君!? 本当に!
[柔らかな亜麻色にくるまれた、目鼻の形良く配置された顔。 何より、漁師の家に生まれ育った自分とはちがう、繊細な動きをする為のしなやかな手指。思わずその手をとり、じ と見つめた。
はじめまして、と差し出された手を、今も覚えている。 あの時と同じ、しなやかさを伝える手。
ふいに、頭の奥で『星に願いを』の旋律が優しく響いて。 また涙が零れそうになったから]
(43) 2011/04/11(Mon) 10時半頃
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………いらっしゃいっ。良く来たね、セシル君! 是非、時間が許せば、ゆっくりしていって。
[再会の喜びだけでなく、別の戸惑いも浮かぶ瞳に、ああ、もう知っているのだなと思えば。 ぎゅう、と小柄な身体を抱きしめて。 肩に顔を埋めて囁いた]
ここは、とても、星が綺麗な町なんだ。 ―――知っての通り。
案内したいところも、見せたい景色もいっぱいあるけど、まずは――…飲もっか。一緒に。
(44) 2011/04/11(Mon) 10時半頃
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へえ、あの中折れの。ふふ、彼の尻尾はなかなか前衛的だよね。
[町に着いてからのセシルの話などを肴に。 てろりと赤い酒の揺れるグラスを傾けて、程よく酒精に染まった頬で、ふにゃり笑う。 彼女が自分と会えたことを、我が事のように喜んでくれたラルフからは、時計塔の一件を聞けただろうか。
そうして、陸でのいつもの夜を過ごしていれば、ふいに彼の肩へ伸ばされる手]
サイモンさん。お久しぶりです!
[ラルフへ何事か告げて去る彼に、ぺこりと挨拶をして。 ヴェスパタインと、何処か雰囲気の似たその背を、何とはなしに、ぼんやり見つめていたが]
(45) 2011/04/11(Mon) 10時半頃
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…… ?
[つ、とテーブルの上を滑った指が、何かに引っかかる。 良く手入れされた其れに、ささくれも無いだろうと目を凝らせば]
『世界の果ては、ボクたちのすぐ近くにつながっている』……?
[何処かで聞いたことのあるフレーズ。 見たことがある彫り跡なのは、この町の誰かが刻んだからだろうか?]
あ、ねえ、オスカー君。ちょっと良いかな。
[気づけば、酔いの喧騒に代わって『カントリーロード』の音色が響いていた。 給仕を求める声も疎らになった頃合なら、彼の手も空いていたか。 疲れた様子なら、大丈夫かな、と声を掛けてから、机を指し示し]
これ…… 何だろう。オスカー君、分かるかい?
[少年の答えが何であれ、礼を言って暫し、考え込んだ]
(46) 2011/04/11(Mon) 10時半頃
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[やがて、音色も止んで、しん と夜の静寂が訪れる酒場にて。 テーブルを戻し、片づけを手伝って軽く掃除をし終えた手を、ぱちぱちとちいさな拍手のかたちに変えた]
好い演奏をありがとう。 ……ピアノとギターの一緒に聞ける曲とか、無いのかな…… って、ベネット君? 大丈夫かい?
[ぽつり呟いていた視界に、目を瞑ったままふらふら歩き出すベネディクトの姿が入る。 行き倒れたという話も聞かないから、大丈夫なのだろうけど。 時期が時期だけに心配だから、家まで付き添って行くことにして、宿屋を後にした*]
(47) 2011/04/11(Mon) 10時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/04/11(Mon) 10時半頃
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―― 昨夜 ――
ただいま! ラルフ君もジジ君もご健勝で、何よりなんだよ。
[ラルフの声に>>48、目元をセシルの影でこっそり拭い。 彼女との再会で貰った元気で挨拶を返した。 自分の顔を見て、ジョッキの中身が心配になる勢いで何故か驚かれたのには、目をぱちくりとさせたけれど。 逸らされた顔には、気づかなかった。
酒宴のお開きになった頃、まだ彼やミッシェル、それから誰かが眠ったままなら。 起こそうと声は掛けるけれど、わりとすぐ諦める。 いつものことと呆れ顔をしているだろう主人に、毛布の予備を貸して欲しいと頼んで。 各々の肩に掛けておいたんじゃないかな*]
(57) 2011/04/11(Mon) 13時頃
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―― 墓地 ――
[身体に染み付いた早起きは、酒が入っていても変わらず。 響き渡る鐘の音に、一斉に鳥の影が薄明かりの空へ羽ばたいていくのを、すっかり目覚めた琥珀いろに映して見送った]
やあ。美味しかった? 『mer calme』のお料理も持って来たら良かったかもしれないけど、どちらかと言えば、食べられるひとが食べるべきって言いそうなんだもん、きみ。
[真新しい墓石の前には、昨夜供えた唐揚げとカルパッチョ。 このままにしておいたら、守り人の手を煩わせてしまうから、紙に包んで鞄へ仕舞う]
昨夜はね、サイモンさんが奢ってくれたんだよ。 あのひと、何にも言わないんだもの。お会計のとき、びっくりしちゃった。
そういうとこも、似てるよね。 きみがサイモンさんに似ているんだろうけど、ぼくにとっては、やっぱりサイモンさんが君に似ているって、思ってしまう。
[みずみずしい花に囲まれた墓。 きっと、一月の間、絶えることなく足が運ばれているのだろう。 朝露に濡れる花びらが、ぽつん、と落ちてきた雫を弾いた]
(58) 2011/04/11(Mon) 13時頃
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……―― 海に居る時は泣かなかったんだよ。 だめだな、陸に上がると、泣き虫のコーネリアに戻っちゃうんだ。
[血を見るのが怖くなった。最後に彼の声を聞いた場所は、遠回りでも避けてしまう。 子供に戻ってしまったような、年を取っただけ性質のわるい臆病さに、また泣きたくなる。
幼いゾーイですら、あんなに強く在ろうとしているのに。 悲しみは皆同じなのに、自分ばかりが弱く思えて、情けなさにくちびるを噛む]
ヤニク君がね。帰って、きたんだ。知ってるかな。 嘆かせてしまったよ。ヴェスのこと、腫れものに触るみたいに扱ってるって。
……――君にも、同じこと言われてしまうかな。ごめんね。
[さくりと、湿り気を帯びた朝の土を踏んで。 墓前から踵を返した。
そうして、夜に通り掛った時、懐かしむような、安堵したような優しい眼差しを彼が向けていた、ベンチに。 何とはなしに腰を下ろすと、明けてゆく町並みを、眺めていた*]
(59) 2011/04/11(Mon) 13時頃
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――そっか、今日って土曜日か。
[いつの間にか、うとうとしていたようで。 ラジオの声に、はっと顔を上げた]
漁に出てると、曜日感覚なんて無くなっちゃうからなあ。 じゃあ、昨日が、金曜。
んん……、確かに、暑くなりそうだ。 蚤の市を冷やかしついでに、冷たいものでも食べに行こうかね。
[時折雲をちらつかせながらも、照りつけるのを予報された太陽に向かって、伸びひとつ。 ベンチから勢い良く立ち上がると、ズボンを払って、ゆったり坂を下ってゆく]
そうだ、セシル君は蚤の市のこと知ってるのかな。 誘ってみようか、ああでも昨日の様子だと、もう誰かにお呼ばれしているかも? 聞きに行くだけ行ってみようか、ねえ……
ああ、考えていることを口にだしてしまうのも、止めないと いけないね。
(101) 2011/04/11(Mon) 22時頃
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[ぱたりと、傍らの何かに触れようとしたかたちの手を下ろし。 顔を俯けると、足元をすり抜けてゆく猫]
? ……ん?
[一匹なら珍しい光景でもない。 でも、なにやら、結構な数の猫が、坂を下ってゆくような……?]
なんだろう。真昼の猫会議かな? 水揚げの時間じゃあなし…… のわああ!?
[広場のほうへ視線を投げていたら、足元が疎かに。 道端で蹲る人影に気づかなくて、盛大に足を引っ掛けた]
(102) 2011/04/11(Mon) 22時頃
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ネルは、足を引っ掛けてしまった人影がサイラスなら、何してたんだろう、とばかり、きょとんとする。
2011/04/11(Mon) 22時頃
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ご、ごめん。大丈夫かい?
[飛びのいた先に、ちょうど良い着地地点だったのか。 左胸に飛び込んできたジジを反射で抱きしめたまま、どきどきどきと速い心臓の動きを落ち着けようと、息を吐き出してから尋ねる]
手、擦ってしまったかな……? 吃驚したのは、ぼくもなんだけど、こんなところで何してたんだい。 医者の不養生?
[具合でも悪いのかと、右手をぺたりとサイラスの額に当てようとして]
え、せしるく…… !?
[声に応えて、振り返ろうとすれば、横切る影。 咄嗟に、5 偶数:セシルを抱きとめようと手を伸ばした 奇数:驚いて、ぺいっとサイラスの額を押しやってしまった]
(116) 2011/04/11(Mon) 22時半頃
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ネルは、あっ。 [ぺいっ]
2011/04/11(Mon) 22時半頃
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わあぁぁあぁあ! セシル君、サイラス君!!
[けっ こう、痛いおとが した。 恐る恐る目を開けると、ぺしゃりと坂にスタンプされているふたり。 半泣きで叫ぶと、とん、と物静かにジジは腕から降りて、ふさりとした尻尾がサイラスの頬を小突くように揺れた]
ごめん、ごめんね! セシル君、痛いとこない? サイラス君、サイラス君、……わぁああん、死なないでサイラス君ー!
[本泣きになって、二人の肩をゆさゆさ揺する。 ぼろぼろと、琥珀色から零れた雫が、地面のいろをぽつぽつと染め]
(121) 2011/04/11(Mon) 22時半頃
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ジジが……?
[ひっぐ、としゃくりあげながら、サイラスの避ける指に、ていてい、とじゃれつこうとするジジを見つめ、ひっく]
うん、確かに……ひっく、ジジなら、っく、出来るかもしれない、 なんて…… ラルフ君に今度、きいてみよう、ふぇっく……。
[セシルに肩を揺らし返されれば、やっと涙もおさまる気配。 よかった、とぐすぐす涙声で呟いて、ふたりをぎゅぅうと抱きしめ。 彼女がサイラスへ手を貸すのを見れば、また、すり、と腕に近づいてきたジジを抱えて立ち上がった]
(128) 2011/04/11(Mon) 23時頃
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[サイラスが笑みを浮かべれば、気が抜けたのか、自然、ふにゃりと二人へ笑いかけることが出来て。 ちょん、と優しく鼻先が触れるのに、ごめんね、とジジをひと撫でしてから、慌てて顔を拭う]
――もう、大丈夫なんだよ。ごめんね、ふたりとも。痛かったのは二人なのに、泣いたりしてしまって。
元々、セシル君を誘ってみようと思って、宿に向かってたんだ。良かった、一緒に行こ!
[くい、とセシルの腕を引くと、追従のように、にゃぁ とジジが鳴いた]
きっと、みんな居るよね。もしかしたら、今日は猫の蚤の市もやってるのかもしれない。
(134) 2011/04/11(Mon) 23時半頃
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ネルは、サイラスに、ほんとうにケガは無いかな、とちょっとだけ、恐る恐る、様子は窺いつつ。
2011/04/11(Mon) 23時半頃
ネルは、ヤニクと会った昨日に続いて、また人前で泣いてしまったと、心のなかで肩を落とした。
2011/04/11(Mon) 23時半頃
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[拭われた頬に、少し恥ずかしげに目を細め。 名を呼ばれれば、ぴん、と耳を揺らしてセシルを見上げたジジは、悠然と立派なしっぽを揺らしているのだった] いやいや、ぼくが大げさなだけでね! ごはん…… あ。そういえば、ご飯食べてないや。
[朝はずっと、高台に居たし、時間が経つのも気づいておらず。 今更のように、へこんだお腹をさする。
自分だって制作に夢中になったりすれば忘れることもあるくせに、ひとが忘れると煩いほどに世話を焼く誰かと一緒に居た頃は、ありえなかったなと思えば、また郷愁が胸に満ちるけれど]
(…―― あれ?)
[それはまた瞳を濡らすようなものではなく。 ただただ、ほんのりと暖かく感じられ。 そんな自分を、不思議に思いつつ]
(141) 2011/04/12(Tue) 00時頃
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そうそう、セシル君も見たいものがあったら、教えてね! 案内するから。 ジジ君や、猫たちが目利きした魚なら、きっとぼくらの目から見ても上物だろうねえ。ふふ、人間の朝市よりも盛り上がるかも。 ってサイラス君、なんでそう面白いほうにいくの!
[蚤の市を可笑しな方向に連想したサイラスに、ぺちっと突っ込みつつ]
一緒に食べるのは嬉しいけど、ご馳走してもらうなんて悪いよ。
[いつもと変わらぬ所作で歩き回る彼は、提案に乗り気のようだから。 否定はしないけれど、ううん、と躊躇いがちに首を傾げる]
(142) 2011/04/12(Tue) 00時頃
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ネルは、セシルが向けてくれた手を、きゅっと握ってみる。いいのかな、いいのかな。
2011/04/12(Tue) 00時頃
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パン? ……もしかして、チョコが入っているアレかな。
[レネー兄妹が、揃って好きな昔ながらのパン屋の定番商品。 根強いファンも多い、あの甘い香りを思い出せば、忘れていた空腹が、ひしひしと感じられる]
わ。うん、ちょっと面白いかも、この柄。まだちょっと、季節が早いけどね。 でも、ぼくが着てても驚かれないだろうけど、セシル君が着てたら、……ファンが驚くかも。
[彼女にあてられたアロハをまじまじ見つめ。そんなことを呟き]
っと。……ほんとに、何なんだろう? 走っていった猫たちの仕業なのかな。
[躓きかけた屋台の骨を、あやうく飛び越えて。 無事な店を見回りながらも、首を捻っていると]
(148) 2011/04/12(Tue) 00時半頃
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えっ、このこは違いますって。ほら、ラルフ君の! ね。
[屋台に飛び込んだ猫の一匹かと、じとりと腕のジジを睨まれ。 慌てて、ぶんぶん首を振って差し出してみせる。
なぁお、と甘えるように鳴いたジジを、じぃと見つめていた露店のあるじは、納得したのか、悪かったなと言って首をふり、ちいさな鈴のついたリボンを投げて寄越した。 中途半端な長さにちぎれてしまって、売り物にならないのだと言うから、ありがたく貰って]
つけていいのかな? まあ、邪魔なら自分でとっちゃうか、ラルフ君が取るよね。
[片手でしっぽの先につけたリボンは、すこし不恰好に縦結び。 不満げに、ふい、と少し乱暴に揺らされたしっぽが、ちりんと音をたてた]
(149) 2011/04/12(Tue) 00時半頃
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ふむ。それは、そうだね。 遠慮ばかりしていたら、勿体無いかもしれない。 うん、分かった。そういうことなら、今回はご馳走になるん、わぁっ。
[今度は自分たちがセシルへ奢れば良いのだと、サイラスの提案にこくりと頷き。 引っ張られるままに、パンの露店へと。 繋いだ手が暖かくて、それに引っ張られる。そんなことも久しぶりで、ちいさく笑みが零れた]
制覇したい気持ちはすっごく分かるけど、お腹こわさない程度にだよ? ああ、まあサイラス君が、責任もってお薬処方してくれるのかな。
(151) 2011/04/12(Tue) 00時半頃
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そうなの? さすが薬屋だね。
[常備しているとまで思っていなかったらしく、目をぱちくり丸く瞬かせる。 一番とまで言われれば、へええ、と感心したような声を漏らし]
じゃあ、効き目はばっちりなのだね。 でも、食べ溜めするのはお勧め出来ないよ?
[身体大事にね、と少し眉を寄せ。 ちりり、と鈴を鳴らしたジジに、同意を求めるように頬をすり寄せた]
そうだなあ、せっかくだから、いつも食べないのを…… いや、えっ!? …………サイラス君、まかせた!
[なんて言った傍から、セシルが真顔で大変なことを尋ねれば、自分はそれでも5個ほど選びはするのだけど、サイラスの肩を叩くのだった。小気味良い音で]
(161) 2011/04/12(Tue) 01時頃
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うん、任せておいて! あまり派手なものはないんだけど、確実に美味しいお店がいっぱいだもの。 まずはお魚かな、それともお肉でもいいなあ……。
[店の候補を、いくつか頭に浮かべながら、楽しげに呟き]
喜んでくれるのだから、ファンなのじゃないかな? ぼくもファンだし。 サマータイム…… どの曲だったっけ。曲に合った衣装で演奏してくれるっていうのは、オツで良いと、確かに思うけどね。
んー…… あ、うん。……ん、でも、セシル君はきれいだから、大丈夫だよ!
[服と、その一部分のふくらみについての話になれば、自分も自信のあるほうではない。 つつー、と目を泳がせ。自分のことはとりあえず考えないことにして、セシルの肩を、ジジのにくきゅうを拝借して、ぽむりと叩いた]
(162) 2011/04/12(Tue) 01時頃
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ネルは、セシルが結局いくつパンを買うのか戦々恐々しつつも、楽しげないろを琥珀から消すことはない*
2011/04/12(Tue) 01時頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/04/12(Tue) 01時頃
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そうしたら、町中どこに居ても、ジジ君の居場所が筒抜けになってしまうね。
[ちり、ちりり、と重なる音色>>163。 抱えた自分が、盛大に肩を跳ねさせれば、りん、とひとつに揃った音]
ええっ!? 一月の間に、そんな大事件が!?
[水臭いね、そういうことは早く教えて欲しいよと肩を叩こうとすれば、ゾーイのことだったらしい。 なんだぁ、と気の抜けた顔をして]
べつに歳は可笑しくもないよ? 二十歳にならないうちに、所帯もつひとだって居るのだし。
[もっもっ、とパンを齧る。 ぽろり零れたパンくずを、鼻先にくっつけたジジがぺろりと舌を出した]
(223) 2011/04/12(Tue) 13時頃
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ふふっ、まずは何処に行こうかなあ。 好き嫌いが無いのは素晴らしいことだよ!
[セシルが前髪の下に紛れさせた笑み以外>>175は分からず。 シャイだねえ、なんてぱちくり瞬く]
あ、ギターの曲なんだ。ん、ん。ああ、分かったかも。 ヤニク君が弾いてたこと、あったのだったかな。
[見よう見まねで、弾き語りのようなポーズ。 セシルが笑んでくれれば、ほわんとした気持ちになるのだけど、何だか切なくもなり。 どうしよう? と問うように、ぽてりとジジの頭に顎を軽く載せれば]
(224) 2011/04/12(Tue) 13時頃
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へっ?
[視界を横切る球形。 ごちり とまたしても痛そうな音]
さっ サイラス君! 大丈夫かい!?
[いたそうだ。 当たりどころがまた、痛そうだ。 あたふたと、しゃがんで当たった辺りを擦ってみるが]
……? やあ、ミッシェル君。
[投げた当事者らしいミッシェルの怒る勢いに呑まれ、何とはなしに気が抜けて立ち上がり。 彼の呼びかけていた方からラルフが姿を見せれば、すわ天の助けとばかり、はしっ とその手を握りしめ]
良く来たねっ! さあさあ、遠慮なく!
[62個になったパンの元へと、その手を着地させる。ぽふん]
(225) 2011/04/12(Tue) 13時頃
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ネルは、4個しかノルマは減っていないようだった。もっもっ・・・
2011/04/12(Tue) 13時頃
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さっき、イタズラ猫と間違われかけてね。 そのお詫びにって、頂いたのを付けさせて貰ったんだ。
[すこし短いけれど上物だよねと、ふにりリボンを摘んでみせる。 飼い主に撫でられると、黒猫はゴロ、と喉を鳴らして背を伸ばし、ちり、と幾つかの音を立てた]
勿論っ。ね、いいよねセシル君!
[尋ねられれば、出資元に確認をとりつつ、勧め勧め。 ミッシェルも、パンが入用なら分けたいところなのだが、パン屋の売り上げを邪魔するのは遠慮したいところで、声を掛けあぐねたのだった]
(229) 2011/04/12(Tue) 13時半頃
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うん。ジジ君は、猫たちが坂を駆け下りて行った時もぼくたちと居たから、無実なんだ。 保証するよ。 ってこら、ラルフ君のがイタズラだな。
[ジジ君の仕返し、と可笑しげに緩んだ表情で言い。 6個目のパンを咥えたままラルフの頬へ手を伸ばし、むいっと引っ張った]
ふぁふふ、……んん、そうなんだよ、セシル君の奢り。 ぼくらが見ても楽しいけれど、セシル君には、見慣れないものがきっと沢山だものね。それがこうなるんだな……。
[改めて見ると、壮観なパンの山である。 もふっとまた一口齧りながら、最終的には宿屋に持ち込みになりそうだなあ、なんて考えていると]
あっ
[腕の中のジジが、しなやかに身を起こし。 飼い主のパン目掛け――つまりは顔面に、ぴょんと飛び掛った]
(231) 2011/04/12(Tue) 14時半頃
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ぼくとサイラス君も、今度は何か奢るつもりだけれど――… どうせなら、セシル君の歓迎会しよっか? ヤニク君の帰還祝いもしたことだし。
[内容は、いつもの酒宴と変わりなさそうだが。 どうかな、と窺うように首を傾け]
あ、 っと! せ、セーフ?
[片手にパン、片手にコーヒー、顔にジジ。 見事なバランスで、何とか堪えているらしきラルフへ、咄嗟に手を伸ばしたものの、何処を支えれば良いのか分からず、とりあえず服の裾を引っ張ってみる]
こらジジ君、降りなよ、……っく、くく……。 ……っふ、ふふふ、っく、だ、大丈夫? ラルフ君……ふふふっ。
[堪えてはみたものの、やっぱり笑い混じりに、安否を訊きながら。 コーヒーを預かろうか、でもこの微笑ましい光景を終わらせてしまうのも勿体無いか、と暫しの逡巡の末。 自分も含めて、まわりの人々が十分堪能したなら。 彼の手を、とんとんと突いて、カップを渡して貰うつもり]
(235) 2011/04/12(Tue) 15時半頃
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ふふっ、ごめんごめん。 優しいね、ラルフ君は。
[空いた手へカップを返しがてら、なでなでと彼の頭を撫でる。 まあ、こんな可愛い子を怒れないよねえ、と笑いはまだ含みつつ]
……… あ。
[りん、りりん。 ――ぽろん、ぴん、ぽん、ぽん。 ジジがたてる鈴の音に伴奏するような、金属の櫛の音。
ねこ襲来の被害を受けなかったらしき、近くの露店から流れる、オルゴールの音色のようで。 その曲に引き寄せられて、店先をふらりと覗き込んだ]
(238) 2011/04/12(Tue) 16時半頃
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うん、また何時やるか決めよう。 って言っても、流れでやることになりそうな気もするけどね。
[行ってらっしゃい、とラルフへひらひら手を振り。 音のもとを見つめれば、広場の喧騒も遠く感じた]
――…星に願いをかけるとき、あなたが誰かなんて関係ない。 こころから望むものは、きっと叶うよ。
[『enchante』で取り扱っているのとはまた違った趣の、ちいさなオルゴール。 林檎の木の下、ふたつの寄り添う人形。 赤い実が、きらきらと日の光を浴びて輝き回る。
回転が止まって、曲が鳴らなくなるまで。 ずっと、視線はそこへ向けているようで、別のものを見ているようで。 はっと顔を上げれば、買うのかい? と当然声を掛けられた]
(240) 2011/04/12(Tue) 17時頃
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いやいや、すまないね! この曲が―――… 好きだから、ついつい聞き入ってしまったんだ。 好きなものだから、もう、ウチにこういうの、沢山あるから結構だ。ごめんね。
[慌てて逃げるように店先から後ずさると、広場の喧騒が耳に戻ってくる。 ふう、とひとつ息を吐けば]
あ。ゾーイ君たちだ。
[狭窄していた視野も戻ってきて。 ちいさなその姿を見つけ]
やあやあ! どう、小腹空いていないかい?
[ジャグリングのひと区切りついたあたりで、とんとその肩を叩き。 パンを食べる集いにナンパしてみるよ*]
(241) 2011/04/12(Tue) 17時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/04/12(Tue) 17時頃
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スープとパンは良いね。冷製スープなら、さらっといけそうだし。
[ヨーランダとは行き違いだったか。 ミッシェルの呟きを耳に、戻ってきた]
大分飲んでいたものね、ミッシェル君。大丈夫? その、酔い覚ましの露店、何処だったか教えておいて欲しいかも。
歓迎会は、サイラス君にも出資して貰うつもりなんだから、任せて後悔しないでね?
[なんて言っていれば、ふたりへ声を掛けたベネディクトが見えてきたか]
やあ! あ、良いもの食べているね。
(262) 2011/04/12(Tue) 20時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/04/12(Tue) 20時頃
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うん? ああ、むしろ記憶があったことにびっくりなんだ。 二日酔いは大丈夫だった?
[もらうもらう! とキドニーパイを喜んで受け取るも]
……そっちも欲しい かも。
[そろそろ食べたパンも二桁に近く、喉の水分は当に乾涸びている。 良いかな、と首を傾げて窺ってみる]
(267) 2011/04/12(Tue) 20時半頃
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ネルは、パン屋の軒先で、なんだかごめんね、とへこり頭を下げた。
2011/04/12(Tue) 20時半頃
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キャロットも良いよ。この前ちょっと試食させてもらった、空豆のも美味しかった。
[水分を欲しても尚、パンに手を伸ばすミッシェルを、すごく頼もしい眼差しで見つめながら]
うん。まあ、いつもと同じと言えば同じ量だけどね。 へええ、ミッシェル君が珍しいと言うのだから、お眼鏡に適ったものが見られそうだ。
[お菓子なの? と、包装された箱をしげしげ見つめ。 言ってみようかなと視線を指差されたほうへ投げる]
うん、うん。白フードの子ね。ありがと!
[パスされたパンをキャッチ、一口をもくりと飲み込んで頷く。 ちまりとキドニーパイを齧って、味を変えながら]
(277) 2011/04/12(Tue) 20時半頃
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ええ? 何で恐れ多いんだい。 ぼく、ベネット君に何かしてしまったっけ?
[忘れられない一夜と言うベネディクトに、ぱちくりと忙しく目を瞬かせる]
気にしないよ、そんなこと。 それこそ、ぼくとベネット君の仲さ。
[瓶を失礼して、片手できゅこっと開けると、葡萄水よりも苦めの香り漂う酒精を、くいっと口に含んだ。 染み入るアルコールの刺激と、純粋な水分に潤った喉は、まさに生き返る心地で、ふはー、と満足げに大きく息を吐いた]
(278) 2011/04/12(Tue) 20時半頃
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海に出るのに、酒も飲めないのじゃやっていけないもの。 母さんは、おまえは離乳食より早く酒の味を覚えた なんて言ってた。
[嘘か真か、自分も知らないので、いたって真面目に呟き]
そんな気にすることないのに。 でも、任せておいて大丈夫だよ。力仕事は慣れてるのだし。
[潰れないさ、とぽんぽん自分の腕を叩いて笑う。 と]
? 何か、やくそく事でもあったかい。
[ベネディクトが沈みかけた太陽を見やるのに、ふと首を傾げた]
(284) 2011/04/12(Tue) 20時半頃
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サイラス君が溺れたら……
[そういえば、酔い覚まし素潜り頂上決戦で、あの人が溺れかけた時は、結局サイラスが助けてくれたのだったか。 ヴェスパタインのやる事を止めたことはあまり無いが、命に関わるようなことは、さすがに怒ったし、泣いた。 それで彼が変わるとは思ってなかったし、実際……
また滲みそうになった視界を、ぐいと口元を拭うついでに払い]
……溺れないでね。
[そう言うのが精一杯。 たぶん、人工呼吸の話に紛れてしまうくらいの、ちいさな声だった]
(292) 2011/04/12(Tue) 21時頃
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カボチャよりは甘くないけれど、これからの季節には、さっぱりさせてくれると思うよ。 空豆も、そのうちメニューに加わるんじゃあないかな。ぼくも楽しみ。
[うっとりとするミッシェルに、微笑ましいなあ、とくすくす笑いながら]
ところ変われば、同じもの作るにしても、全然手順が違ったりするものね。 確かに、ものづくりのお勉強になりそう。
[胸を張られれば、おお? と期待の篭った眼差しを向け]
へえ! それはまた、凝ってるねえ。 すてきな品だ。
[感心した瞳で、こくこくと頷くのだった]
(294) 2011/04/12(Tue) 21時頃
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ぼくを酔わせるのは、…… ヨーランダ君ほどじゃないけど、大変だと思うよ?
[心地良く酔いはするけれど。酔っ払う、というまでいくには、わりと長い。 羨ましがらせているとは露知らず、いっそきょとんとした眼差しで瓶をたぽりと振り]
それに、もしぼくが溺れても、サイラス君が助けてくれるでしょう。
[微塵も疑った様子なく、首を傾けた]
(296) 2011/04/12(Tue) 21時頃
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宿に? 何か忘れ物?
[ベネディクトの荷物までは見ていなくて、失敗したなあ、と帽子越しに頭を掻き]
…… そう、だね。葡萄いろの景色の中で、ほんのり、優しい明かりを灯らせるんだ。
[そのまま、帽子をすこし、目深に下げ、暫し。 次に帽子をあげたときは、にへりと笑みを浮かべ]
遺伝、もそうかもしれないし、家庭環境じゃないかなあ。ぼくの家の場合、はね。 そりゃあ、……ベネット君をおんなのこだと思ったことはないよ?
[不思議そうに、首を傾いだ]
(299) 2011/04/12(Tue) 21時頃
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セシル君おかえり! 何か面白いものはあったかい?
[足元に置かれたケースに視線を遣りつつ。 あの小柄な身体の何処に入るのか、マイペースに山を減らしていくさまに、いっそ尊敬に近い眼差しを向け]
そうなの? ありがとう!
[男の子だから、とか女の子だから、とかは良く分からないけれど。 重さは確かにそうだろうし、助けてくれると言うので、ベネディクトに、ふにゃりと笑って感謝を告げた]
(302) 2011/04/12(Tue) 21時頃
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ネルは、ミッシェルに手を握られれば、ぱちりと少し目を瞠るけれど、やわやわ目元を和らげて。
2011/04/12(Tue) 21時頃
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……ふふ、もう、大げさだなあ。
うん、ヨーランダ君に……? 分かった、自分で会えば言うのなら、任されたよ。
[でも、と少し眉を寄せ]
事情は分からないけれど、もしかしたら、ヨーランダ君もベネット君にそう思ってるかもしれないから……。 ベネット君は、あの、ちゃんとその後、市を楽しめたかい?
[おせっかいでごめんね、と自分の性分に困った様子で、帽子を所在無げにいじる]
(308) 2011/04/12(Tue) 21時半頃
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ただいま! 玩具? なんだろう。
[楽器屋に行きたいかい、と首かしげ]
ふふ、美味しいのは分かるよ。 それでお酒なら入ると言うなら、もうセシル君も立派なこの坂の住人だよね。
[と、嬉しげに笑うのだった]
パン料理に使っても、十分余裕があるよね。 うん、やっぱり旬のものが一番美味しいし。
んー、そういうものなのかな? ミッシェル君まで旅に出たら寂しくなるけれど……
[それが彼女の望みなら仕方ないのかなと、複雑ないろでネックレスに触れるミッシェルの指先を見つめる]
(317) 2011/04/12(Tue) 21時半頃
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―― ん。ふつうの一日、お疲れさま。
[『普通』に良かったと言うのも仰々しくて。 しずかな翠いろを、琥珀でまっすぐ見上げて、柔く笑んで頷くだけに]
ふふ、あまり心配させないようにね。 荷物を今度こそ忘れないで、寄り道せず帰ると良いんだよ。
(322) 2011/04/12(Tue) 21時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/04/12(Tue) 21時半頃
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セシル君、パン屋のお姉さんみたいだ。
[すぐそこで、さっき消沈していた本職が居るのだが、今は意識から追いやって。 子供らのおかわりに応えるセシルの姿が微笑ましい。 率先してパンを配っていたモニカに、さすが偉いね、と声を掛けたり]
わああ、冬に戻りたくなってきたよ。 美味しいよね、アレ…… 野菜の甘みがこう、じわって染みとおって。 今の季節でも、何とか食べやすく出来ないものかな。
[きっと、ミッシェル>>327と同じような表情をしていたに違いない]
さすがだね、シーフォールさん。見ていないものより、見たことのあるものの方が形にしやすいだろうっていうのは、ぼくみたいな全くの素人でも思うもの。 あはっ、そんな良いことを言っておいて、理由にお酒がやっぱりつくのかい?
[いつもの笑みをミッシェルが向けてくれれば、ほっとしたいろを浮かべてしまうのは、隠しようもなく。 ゆら、と残光にネックレスが美しく輝いて見えた]
(333) 2011/04/12(Tue) 22時頃
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ネルは、サイラスは鮫から逃げられるのか! と尊敬のまなざしを向けた。
2011/04/12(Tue) 22時頃
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??? ぼくでも弾けるの?
[じぃ、とケース>>337を透かし見ようとするかのように見つめる。 自慢じゃないが、器具を使う音楽はまったく苦手だ。 指笛とか草笛とか、犬笛なら何とかなるのだけど]
お代わりは、もう大丈夫! ゾーイ君たち、食べられるなら食べると良いんだ。
[ばつ! と大きく胸の前で腕を交差させ]
(343) 2011/04/12(Tue) 22時頃
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野草かあ。林のほう、入って探してみようかな。 ワットさんにも訊いてみたら、アドバイスくれるかもしれないし。
ふふ、大丈夫。良いヒントを貰ったよ。
[呻くミッシェル>>341に、ふるふる首を振って、ぽんぽんと組まれた腕を叩いた]
うー……ん、ぼくの手は、ものづくりには向かないよ。 ヤニク君は、あれで器用なひとだから、上手いかもしれないね。
―――…絵も、ものづくりになるのなら、すこしだけ仲間入り出来ているのかもしれないけど。 やっぱり、シーフォールさんは素敵なことを仰るね。
それを受け継いで居るのはミッシェル君なんだっていうのに。
[もう、と呆れたふうを装った表情をうかべ、肩を竦めて]
(344) 2011/04/12(Tue) 22時頃
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さてと。店仕舞いしてしまわないうちに、ミッシェル君に教えてもらった露店へ行って来るよ。 飲みにいくひとは、また後でね!
[ひらひら手を振ると、おそらくは一時の別れを告げて、ぱたぱた走ってゆく]
(345) 2011/04/12(Tue) 22時頃
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[わかったー、と手をぶんぶん振りながらセシル>>353に応え、全速疾走。 荒い息を整えるヒマも無く]
ああっ、待って! そう、そこの白いフードのアナタ!
[店仕舞いしようとしていた手を、わたわたと止めにかかった。 構イマセン、とエキゾチックな笑みを浮かべる露天商に、ごめんね、とぱたぱた手を振りながら、商品を見せて貰う]
ミッシェル君、分かるよね? 綺麗な金髪をポニーに流した、サバサバした碧眼美人。 うん、彼女の紹介で。
ああ、薬は良いかな…… また来た時に、お願いするかも。 そうそう、そっちの。
[心得たと言わんばかりの表情で、取り出された砂糖菓子の花。 確かに、ほわりと花の香りが漂った]
(363) 2011/04/12(Tue) 23時頃
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すごいね。これが砂糖で出来てるんだ……。 これ、何の花がモチーフなんだろう?
[露天商が答えてくれた名は、馴染みが無くて良く聞き取れず。 幾度か教えて貰ったのだが、一度も正確に発音を返すことが出来ない]
りぃと……? ご、ごめん。 でも、綺麗だね。これと、これ。下さいな。
[花にもいくつか種類があるみたいで、セシルはどんなのが良いか聞いてくれば良かったのだけど。 とりあえず、自分と同じ、あおい星型のちいさな花が象られたものを、二つ貰った]
うっ。やっぱり、良いお値段するんだね。 まあ仕方ない。
[マタゴ贔屓ニ。と笑顔で送り出され、帽子をわしわししながらも、満足げに花束を抱える。 透明なビニールに包まれただけの花束は、ほのかな香りを零れさせ、夕闇の街を歩くだけのことを、素敵な気分にさせてくれた]
(364) 2011/04/12(Tue) 23時頃
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…――きみの時間だ。ヴェスパタイン。
[花束を傷つけぬよう、そっと顔を埋め。 幾許かの静止ののち、ゆるりと面を上げると]
っ、 …… ぁ、ああ。
[さらり と。 夕闇に靡く銀髪に、息が詰まった。
けれど、間違えはしないから。 すぐに、それが彼女だと解る]
――― ヨーランダ君。 ……と、ラルフ君に、ヤニク君?
[彼女への言伝を預かっていることもあり、やあ、と常の調子で声を掛けてから。 遠目では窺い知れなかった、何やらの雰囲気に気づいて、首を傾げた]
(365) 2011/04/12(Tue) 23時頃
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うん、さっきぶり。
[強い口調ののちに、普通に声を掛けてくれたラルフに、ややぽかんとしつつも手を上げ。 喧嘩したのはヨーランダとベネディクトだけじゃないのだろうかと、混乱気味。 ねこ騒動の顛末を知らないから、それらがひとつに繋がらず、不思議そうなまま]
こんばんは! うん、アロハもいいかななんて思ったし、パンはいつも美味しいけれど、今日はお腹いっぱいだし、珍しいお店も見られたし、とても楽しかった。 ヨーランダ君は、どうだった?
[謝意を伝える前に、何故かほっとしたように見えたヨーランダに、そう尋ねてみる]
(371) 2011/04/12(Tue) 23時半頃
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ヤニク君が、また難しいことを言ってる。 たまには、ぼくらの言葉で話して欲しいな、ってまあそれは、今はいいんだけど。
[困らせているとは知らず。 いま、用のあるヨーランダが辞去しようとすれば、あ、と声を掛け]
あのね、ベネット君が。 今日は会えないかもしれないから、もし会えたらお願いって言われたんだ。
ヨーランダ君に謝っておいて欲しいって。 ―――ごめんなさい。
[彼の真摯さをつたえるには、あまりに人柄が違うのだけど。 自分なりの誠意をこめて、ぺこりと深く、ヨーランダに頭を下げた]
(376) 2011/04/12(Tue) 23時半頃
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シンプルなことを難しく言っている自覚があるのが、タチ悪いんじゃないか。 どうせまた、それで意思疎通がぷっつんして、何かをややこしくしてしまったんじゃないのかい。
[責める風でもなく、ただ肩を竦めているような声音。 実際は、頭を下げたままなのだが。
自分の言葉も、いい加減冗長が過ぎるので、人のことを言えないというのもある]
(386) 2011/04/12(Tue) 23時半頃
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変えろとは言わないけど、勿体無いとは思うよ。 でもそれは、ぼくが灰色を愛してて、ヤニク君が白黒を愛している価値観の違いなだけで、ヤニク君にとって勿体無くもなんともないっていうのも、分かってるもの。
[ラルフがでこぴんしたのは見えなかったが、頬をつつかれて、でこぴんでも仕返したい気持ちが、むんむんです]
ぬぬ、むーぅ! やめんかっ。 って笑われたっ!? ヤニク君のせい!?
[くすぐったい、と笑いを堪えていたのに。 謝った当のヨーランダに笑われてしまった。
いや、悪い笑いじゃないのだけど…… いたたまれないというか]
うう、いや、それは、ベネット君の真似には無謀なものがあったと思うけどね。 ……いいや、うん。受け取ってくれてありがとう。
[ぽりぽりと帽子を弄りながら、礼に頷いた]
(395) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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うん、引きとめてしまってごめんね。 おやすみなさい。
[疑問符は気づかないことにした。気づかないことにした。 ヨーランダへぶんぶん手を振り返し]
……で、これ、誰の? てか、どしたの?
[山ほどの、あまい匂いを立ち上らせる荷物を、指差した]
(402) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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ヤニク君は分かり易いけど、解り難いんだよ。 逆に、ぼくがヤニク君みたいになれって言われたらごめんだから、変われとは言わないわけで。
てか、それとぼくが笑われたことって関係あるのかな? それ以前に、ヤニク君が笑わせようとしただろう動機に、きっと微塵も関係がないよね。
[頭を上げられたので、存分に。 ぺいっぺいっとヤニクの額を小突いた。こづいた]
(408) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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何だい、それ。 ぼくだってこんなに要らないし。
ラルフ君は……訊くまでもない?
[常人なら頷かない量だと思うから]
なら宿にでも持って行ったらどう。 お酒のつまみは、いくらあっても良いんじゃないのかな。
[オスカーやゾーイも居るし、少なくとも一個人が持ち腐れるより、よほど良いのではと]
(412) 2011/04/13(Wed) 00時頃
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……ふむ? それは、ヤニク君にとっては、ヴェスじゃなかったのかい。
[少し意外に思えて、ぱちり瞬くも]
有って無いような動機で、ひとが真剣に謝っているところに水を差すんじゃないよ。まったく。
[盛大に溜め息をついた]
(420) 2011/04/13(Wed) 00時半頃
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オスカー君から? 何か頼みごとでもしたのかい。
ぼくは、今は特にひとりが駄目だから、手酌酒なんて冗談じゃなくてね。 誘われれば来るなら、誘った時くらい、来てくれるんだね?
[にーっこり笑って、ヤニクの頬を伸ばしてから。 持って行くのはやるけどね、とわさりとしっかり、重みもある荷物を抱え上げ]
ヴェスは、ぼくのものじゃないよ。 誰もが此処を愛してても、誰かひとりのものじゃないのと同じ。
かといって、ぼくは誰かを探しているわけじゃないけど―――
[しずかに、琥珀いろに星空を映し]
真剣に、さ。 ベネット君が真剣に謝りたいって気持ちなのを伝えるためだもの。真剣に謝るに決まってるだろう?
それに、本人に言う気がなかったら、ぼくはそんな言伝、頼まれないよ。
(431) 2011/04/13(Wed) 00時半頃
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