280 【半突発】茨姫の眠る町で
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─ 南大通り・『偃月亭』 ─
悪いようにはならないよ。 そこは安心して欲しい。
[踵を返すジェレミー>>3:123に告げて、その背を見送る。 その後は優雅にワインを傾けながら食事を続けて、供された料理を全て平らげた]
(1) rokoa 2018/08/13(Mon) 00時半頃
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ご馳走様、マダム・シュバルツ。 お父上と兄上にもよろしく伝えておいてくれ。 美味であったと。
[フローラに声をかけ、代金にチップを上乗せして金子を渡す。 言伝も頼み、青年はシルクハットを被り直して出店の席を立った。 予定していた買い物と腹ごしらえは済ませた。 後は夜まで時間を潰すだけ]
(2) rokoa 2018/08/13(Mon) 00時半頃
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─ 南大通り ─
舞は夕方からだったかな。 今年もあの子が踊るのかね。
[昨年も煌びやかな魔術と共に舞が披露された。 舞台に上がるのは選ばれた舞姫達。 今年もきっと祭を盛り上げてくれるのだろう]
今年も花屋に頼むとしようか。
[数年前から訪れるようになってから毎年、舞台を彩る舞姫達にささやかながら花束を贈っている。 掌ほどのブーケを人数分、色とりどりの花を寄せてもらい、舞台に届けてもらっていた。 渡すタイミングは舞が終わって舞台袖に移った後。 贈り主の名は特に伝えなくても良いとは言っているが、聞かれれば花屋も口を開こう*]
(3) rokoa 2018/08/13(Mon) 00時半頃
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─ 少し前/南大通り・『偃月亭』 ─
都市で会ったことがあったようだ。 生憎と顔を覚えていなくて失礼をしてしまったがね。
[フローラの問い>>6にはそう答えて、持ち場に戻るジェレミー>>7も見送る。 食事の間も周囲は入れ代わり立ち代わり忙しない。 それもまた祭の賑わいであることは良く分かっていた。 青年が食事を終え、席を立った後もその席には直ぐに人が入るのだろう*]
(14) rokoa 2018/08/13(Mon) 20時半頃
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─ 夜/ロゼッタ城 ─
[賑わう町が闇の帳に覆われ、月と星が天に煌く。 外から塔を見遣れば、フェルゼが作った創作蝋燭そのままの姿がそこにあった]
これを再現出来るのだから、ムシュー・エトワールの腕は相当のものだな。
[絵画ではなく蝋燭で。 手に入れた蝋燭は立体絵画と言えるだろう]
さて、陽が落ちてから陽が昇るまでの間に、だったね。 マダム・メルツァーはもうお出でかな。
[城の茨を見遣れば、以前よりも生き生きとした様子がなく、護りが弱まっているように見えた。 そのように気付けるようになったのは、そうと聞いたためかもしれない。 青年は正面の入口から城へと入り、広間へと足を踏み入れる。 固く閉ざされた扉たち、それらを解放するために*]
(34) rokoa 2018/08/14(Tue) 00時半頃
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[広間には既にビアンカがいた>>41]
御機嫌よう、マダム・メルツァー。
何となくではあるのだが……茨たちの生気が無いようには見えるね。 昨日この話を聞くまでは全く気にならなかったのだけれど。 これも『運命の子』と言われたからかな?
[やや軽い口調で告げて、シルクハットの鍔を指先で押し上げて笑みを浮かべる。 続けられた感謝は、どう致しまして、と素直に受け取り、差し出された『紅い宝石』を指で摘み上げた]
これを手にして祈りを捧げる、だったか。 扉は……ここだね。
[広間から奥へと続く扉。 固く閉ざされた”護り”の前に立つ]
では、始めようか。
[真剣味を帯びた声が広間に響いた*]
(42) rokoa 2018/08/14(Tue) 09時頃
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─ 夜/ロゼッタ城・広間 ─
[紅い宝石を左手で緩く握り、右手を扉へと当てる。 扉の奥、螺旋階段の上。 『茨姫』がいる方向を見上げて唇を開いた]
─── キャサリン姫、お目覚めを。
皆が貴女の目覚めを待っている。
黎明の時は来たれり ────
[言葉を紡ぎ、瞳を閉じる]
(50) rokoa 2018/08/15(Wed) 11時頃
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[祈りとは希い。 希いとは想い。 青年は自分だけでなく、耳にした願いと想いも祈りに乗せる]
[左手に握った宝石が淡く光り、体を伝い扉へ。 光は扉から城へと広がり、取り巻く茨もまた淡い光に包まれた]
(51) rokoa 2018/08/15(Wed) 11時頃
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[その時刻、城を見ているものはいただろうか。 月の光に照らされた城が淡く光り、取り巻く茨が徐々にその姿を枯らしていく。 朽ちた茨は闇に溶け、後に残るのは赤煉瓦造りの立派な城。 城に備わる塔の最上階、”茨姫”がいるとされる場所で、淡い光が弾けて消えた]
(52) rokoa 2018/08/15(Wed) 11時頃
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──── !
[右手を添えていた扉が、ズズ…、と重い音と共に動く。 左手も添えて扉を押し続けると、固く閉ざされていた扉は難なく両脇へと開いていった]
マダム・メルツァー……
[驚きの表情のまま、青年はビアンカを振り返る。 呪いが解けた、と実感するには今しばらく時間が必要なようだ**]
(53) rokoa 2018/08/15(Wed) 11時頃
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─ 解呪後/ロゼッタ城 ─
[まだやるべきことがある、と言わんばかりのビアンカ>>66。 行きましょう、と言う言葉に開かれた扉の奥を見た]
目覚めた姫のエスコートだね。 それならば得意分野だ。
[冗談めかした様子で笑いながら言う。 扉は押せばどこも開いた。 城の探索は後回し。 今は塔の最上階へ続く螺旋階段をひたすら昇った]
(82) rokoa 2018/08/16(Thu) 01時頃
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[長い階段の先。 階段が途切れ、廊下が少し続いた先に最後の扉はあった]
…ここか。
[僅かばかり時間を置き、息を整えて。 最後の扉を3度ノックする。 中から線の細い、けれどもはっきりとした返事が聞こえた]
失礼する。
[声をかけ、目の前の扉を押し開いた]
(83) rokoa 2018/08/16(Thu) 01時頃
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──── ………
[その人物は確かにそこにいた。 伝承や御伽噺でしか知り得なかった存在。 ブロンドの髪に整った目鼻立ち、その顔はまだ幼さが残る。 華美ではない、淡い黄色のエンパイアドレスに身を包んだ姿は華奢にも見えた]
…ご機嫌麗しく、キャサリン姫。 ご気分は如何かな?
[少しの間見惚れた後、シルクハットを外して左腕に抱え込む。 微笑んで挨拶を向けると、「貴方は?」と声が返ってきた]
貴女にかけられた呪いを解く運命を負った者。 …と言えば、状況は把握して頂けるだろうか。
[眠りについてから100年経っていること。 今目覚めたのは呪いが解けたからということ。 姫は聡明なようで、ある程度の事態は把握してくれたよう]
(84) rokoa 2018/08/16(Thu) 01時頃
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[紡がれる感謝の言葉。 笑みを以てそれを受け止め、言葉を続けた]
貴女の呪いを解くことが出来たのは、『12番目の賢女』のお陰…。 彼女の力なくば、こうして拝謁することは叶わなかった。
賢女の意志を継いだ者が私を導いてくれたのだ。 礼は、その方にも。
[もう1人、礼を伝えて欲しい人がいることを告げる。 そうして、姫に対して右手を差し出した]
どうぞ階下へ。 貴女が新たに時を刻む世界を見て頂きたい。
[差し出した手がエスコートであることを察した姫は、左手を重ね引かれるままに歩き出す。 塔の最上階の部屋を出て、螺旋階段をゆっくりと下りていった]
(85) rokoa 2018/08/16(Thu) 01時頃
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[姫とビアンカが顔を合わせたのはどのタイミングだったろう。 共に螺旋階段を昇ったならば塔の上で、そうでないならば階下、広間辺りとなるか。 ともあれ姫は塔を下り、広間までやってきた]
キャサリン姫、城の外は100年後の世界。 貴女の目には真新しく映ることだろう。
町には貴女の目覚めを願った者達もいる。 夜が明けたら彼らにも会って頂きたい。
[姫からすれば町の人達は見知らぬ者達ばかり。 不安もあるだろうが、受け入れてくれる人もいるから、と。 夜分に押しかけるわけにも行かないため、顔合わせは翌日にと告げて。 その日は目覚めたばかりの姫に付き合い、時間が許す限り問いかけに答えたり談笑したりするのだった**]
(86) rokoa 2018/08/16(Thu) 01時頃
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─ 夕刻/舞姫舞踊 ─
[集う人垣の片隅に陣取り、シルクハットの奥から舞台に視線を向けた。 やがて、開幕のベルが鳴り響く]
やぁ、今年も煌びやかだ。
[緊張の面持ちの舞姫もいたが、音楽が流れ始めるとその表情も笑みへと変わっていた。 青年は腕を組み、流れる音楽に合わせて指を動かしリズムを取る。 舞台上を軽やかに跳ね、くるりと回る舞姫達。 動きに合わせ、光が軽やかに爆ぜるのが見えた。 一際輝くように舞う舞姫。 その表情は楽しげで、爆ぜる光の色もそれを表しているかのようだった]
今年も見事な舞だね。
[あの舞姫は確か昨年も舞台に上がっていたはずだ。 昨年に比べると一段と舞の技術が上がっているよう]
(105) rokoa 2018/08/16(Thu) 20時半頃
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来年も楽しみだ。
[彼の少女は来年も舞台に立つだろうか。 それも含め楽しみにするように口端を持ち上げる。 音楽が鳴り止み、舞の終わりを告げられると、周囲の拍手と共に青年も舞姫達に惜しみない拍手を贈った。 そうして舞台には近付かずに離れ行く。 贈り物は既に彼女達の手に**]
(106) rokoa 2018/08/16(Thu) 20時半頃
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─ 解呪の後 ─
[姫に伝えられるビアンカの願い>>112。 呪いに縛られない人生。 色好い返事をした姫に対し、青年も深く頷いた]
それは良い。 町の者達もきっと協力してくれることだろう。 勿論私も援助する。
[この城は歴史的価値もあるもの。 そう言う点でも青年はこの城を残していきたいと考えていた。 援助の傍ら、城の調査させて欲しいと言う願いをするかもしれないが]
大丈夫、上手くいくさ。
[心配要らない、と青年は微笑んだ**]
(121) rokoa 2018/08/16(Thu) 21時半頃
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