198 かるらさんのうなじ争奪村
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墓
少
霊
全
ニコラスは、前につんのめった。わ、わ、わ。
k_karura 2014/10/13(Mon) 14時半頃
ニコラスは、セシルに見られて、戸惑いつつ、やぁと応えた。
k_karura 2014/10/13(Mon) 14時半頃
ニコラスは、陸の香りがして、どきどきしながら腕にチュッと唇落とした**
k_karura 2014/10/13(Mon) 15時頃
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―夢の終わりに・赤花―
[不誠実だと、思った。 キスはもう少し神聖なものだと思っていた。 けれど、望んでくれるキスならば――…それこそが、曽井の望むもの。 唇が触れた時、一緒に……心の傍に居る感覚が、した。]
(18) k_karura 2014/10/13(Mon) 21時頃
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……友は、ねだり方が上手だよね。 約束にキスって、さ。
[普通は言わない。しないだろうに。
露にされた額を睨む。>>4:+94 友の肩に手を置いて背伸びをすると、額の中央を唇で触れた。]
………やく、そく。 もぅ15年は、待てないから。
[踵を下ろして重心を前にやる。 傾いだ唇同士を合わせた。
自分から。望んで。キスを、求めた。]
(19) k_karura 2014/10/13(Mon) 21時頃
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[夢に――見るのだろうか。見てくれるのだろうか。>>4:+72
曽井は忘れるけれど。 小さな悪戯だと赦して欲しい。]
………さよなら。
[また、会う日まで。**]
(20) k_karura 2014/10/13(Mon) 21時頃
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―夢の終わりに・白花―
[曽井は校庭に立っていた。 放置されたままの野球ボールやバット、グローブ。あぁ、ここは小学校だと知れたのは、スピーカーから校歌が流れていたから。
土埃を被った白球を拾い上げ、振りかぶって投げてみた。ボールは思いもよらぬ方へと跳んでいった。]
………下手だなぁ。
[苦笑しグローブを外す。 ようやく決心がつき、カミちゃんから渡された紙袋をそっと開封した。]
(21) k_karura 2014/10/13(Mon) 21時頃
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[腕を入れて甘い香の元を取り出すと、守り袋に見えた。何故こんなものを?
ほんのりとした温かみに触れ、紐を緩ませると――
白い花が在った。 綺麗に咲いた、椿の花が。]
ど、 して……。
[分からない。分からない。 ただ分かるのは、勝丸が赤い花を咲かせてあの子にやったということ。恋も記憶も手放したということ。]
(22) k_karura 2014/10/13(Mon) 21時頃
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な、んで僕なのっ
[赤花咲かせた相手は、別の人なのに。白花咲かせる程、夏祭りで言葉を交わして居ないのに。
叫んで問うても返答はない。 校庭に落ちた影が伸びていく。]
なん、で、忘れてしまう、の……。 僕に、ぼくに どうして、欲しいの、さ。
……まさる!
(23) k_karura 2014/10/13(Mon) 21時頃
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[いやいやと首を振った。 手ごと遠ざけた。
棄てようと、思った。 けれど、勝丸の想いも、心も捨て去るようで、出来なかった。]
………っ 大事な、もの……なんだ、ろぅ?
[何を望む? 何を――遺す?**]
(24) k_karura 2014/10/13(Mon) 21時頃
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―朝―
[電子音を掻き鳴らす目覚まし時計を黙らせ、シーツを頭から被り直す。
休みの日なんだから、もう少し寝ていたい。 微睡んで居ると、横腹に衝撃。]
う゛
「起きろー」「起きて遊べー!」
[甥と姪が乗っかって跳ねているのだ。勘弁してくれ。]
(25) k_karura 2014/10/13(Mon) 22時半頃
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……わかった、わかった!兄ちゃん、起きる……から
[一度身を起こす。朝からロリータ色の強い服を着た甥と姪をベッドから下ろし、再び枕に頭を沈めた。]
「あー、ニコ兄ちゃん、また寝るー」
……寝てないって。大丈夫。
「兄ちゃん、お花に朝ごはん、やってもいい?」
ん………
(26) k_karura 2014/10/13(Mon) 22時半頃
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[――お花?
頭を仰け反らせ、甥の方を見る。 窓辺に置いた鉢に咲くのは小さな白花。]
……ねぇ、ここに、水槽がなかったかな。 赤い金魚が――泳いで た?
[夢でも見てたんじゃないのかと幼子は笑う。 そう、夢なのかも知れない。
胸に、瞼に、額に……手を置く。
窓の外、シャボン玉が飛んでいた。*]
(27) k_karura 2014/10/13(Mon) 22時半頃
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―恋と音楽―
[着替えの為に幼子達を追い出した。 ベッドの上から何か跳ね落ちた気がしたが、気のせいだった。]
………
[何とはなしにリモコンを手に取り、音楽プレイヤーを起動させた。 トラックは進み。 伸びていく音の旋律に、曽井の手が止まった。シャツが滑り落ちていく。]
(49) k_karura 2014/10/14(Tue) 15時頃
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ぁ……
[愛して下さい。僕を見て下さい。 あなたに恋した僕を。
――あぁ、どうして。こんなにも愛しているのに。
愛を乞う歌曲。]
(50) k_karura 2014/10/14(Tue) 15時頃
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[どうして胸が苦しくなるのだろう。 喉が痛むのだろう。 溢れた涙を手の甲で拭う。 音に籠められた感情に共鳴でもしたのか。
――恋がどんなものか、知ったから。
知っていると思っていた。知っているつもりでしかなかった。
愛しい。愛しいあの人。 逢いたい。振り向いて欲しい。触れて欲しい。傍に――居たい。
想いが溢れて止まらないのに、肝心の相手の姿が思い出せなかった。
実らぬ初恋は、曽井にも在ったけれど。その切なさは時と共に消えたのに。>>36>>37]
(51) k_karura 2014/10/14(Tue) 15時頃
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[ ―――恋を、すると良いよ。
僕は、誰に、恋をしているのだろう?
想いばかりが熱を帯びて、思慕の焔に焼かれていく。*]
(52) k_karura 2014/10/14(Tue) 15時半頃
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―夏祭り―
[遠くに響く祭り囃子。 和楽器も良いものだと懐かしい故郷の街を歩く。
『相賀』だったはずの家は別の表札が掲げられており、隣人曰く、離婚だとか都会に引っ越したとか。
中学に上がる時分、何の連絡もなしに消えた同級生を思い出した。 トラウマを植え付けたいじめっ子と、天才だと垣根を作る淡い初恋の相手。
離れて良かったと思ったのに。 同時に、寂しくも思っていた。]
(55) k_karura 2014/10/14(Tue) 15時半頃
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[参道を歩く。人にぶつかる度にごめんなさいと小さな声で謝る。
見覚えのある光景。 見覚えのある屋台。
そぅ、こんな風にお面を手にとって。]
乗せるのが美味いね……。
[赤い獣の面を買い、頭の後ろにくるように紐を通した。]
(56) k_karura 2014/10/14(Tue) 16時頃
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[誰か――誰かを、探していた。
ふらふらと、特にあてもなく人を探しながら屋台めぐりをしていたが、ラムネを売る屋台を前にしてふと思い出す。
そういえば、ここで――…]
(57) k_karura 2014/10/14(Tue) 16時半頃
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っ!
[背中というよりは脚に衝撃。 振り返ると小さな女の子が居た。 可愛らしい浴衣姿で、手には金魚の水袋。 泳ぐ赤に、とくりと鼓動が跳ねた。 そっと身を屈め顔を覗き込む。 途端。]
「お母さんじゃない〜っ」
[泣き始めた。]
(58) k_karura 2014/10/14(Tue) 16時半頃
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………あ、の。その……ね。 お母さんと、はぐれちゃった?
[オロオロとしながら頭を撫でる。 ちょんとリボンが揺れた。]
確か、迷子の……警察の、あったはずだから……
[周囲を見渡す。 赤いフードと、綿飴を持つ二人。 すぐに友と玲だと気付いたが、苦笑いが漏れる。
だって、不思議だろう? どうして、友と親しく話せる?
玲が友との事で悩んでいると、知っている?]
……行こっか。
(59) k_karura 2014/10/14(Tue) 16時半頃
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[人形のように可愛らしい女の子の手を引いて。 曽井は警察テントのある方へと歩き出した。**]
(60) k_karura 2014/10/14(Tue) 16時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
k_karura 2014/10/14(Tue) 16時半頃
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―警察テント―
宜しく、お願いします。
[女の子を届けて、終わりかと思ったら。メモ用紙とボールペンを見て、勧められるまま伊須に座った。]
………書き終わりました。はい。
[メモ用紙に指を添え、曽井は甲斐を見た。]
(106) k_karura 2014/10/14(Tue) 23時頃
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……仕事、ここだったんだ。甲斐くん。
[何の仕事をしているのか。 話したことを思い出す。]
覚えてる? 前は教えてくれなかったけど、そうだよね、警察だって、言いにくいよね。
[覚えて――? 自分は何と答えたか、思い出せなかった。*]
(107) k_karura 2014/10/14(Tue) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
k_karura 2014/10/14(Tue) 23時頃
ニコラスは、アランの肩に、ちぅって返したよ!
k_karura 2014/10/14(Tue) 23時半頃
ニコラスは、サミュエルにはぐはぐ。消毒……?
k_karura 2014/10/15(Wed) 00時頃
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[こんなお祭りの時でも大変だと、思ったが、口にしたのは感謝の意。>>111]
……ありがとう。 甲斐くんのようなお仕事をしている人達のお陰で、お祭り、楽しめてるよ。
休憩時間に……ぁ、いや。 イケメンって、はは……困った、な。
[お面を手に取り、顔を覆う。]
いないいない……ばぁ?
(114) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時頃
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―警備テントを後にして―
[数分しか経って居ないのに、見上げた空は暗く、満月が煌々と輝いていた。 祭り会場のあちこちに提げられた提灯も、闇を払う。]
……金魚すくい、あるんだな。
[迷い子が手にしていた水袋には、赤い花のような金魚が泳いでいた。 赤い獣のお面は、泣き止まぬ女の子にあげてしまった。
祭の名残代わりに、1度挑戦してみようか。]
(117) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時頃
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あのー、すみません。
『ごめんねー、ちょっと混んでてねー!』
あぁ……、なら、また来ます。
[残念だが仕方ない。屈んだ腰を伸ばす。水槽の向こう側に居る人と目が合ってしまった。
瞬き、会釈すると、気恥ずかしくなって身を返した。>>100]
(119) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時頃
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[雑踏に身を紛らわせ、曽井は足を速めた。 あの場に居なければならないとも思ったし、 早く立ち去るべきだとも思った。
祭り太鼓の鳴る方へ。 櫓の方へ……。*]
(123) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時半頃
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―警察テント―
ここに? この街、に?
[手際良くメモ用事が回収され、メモが書き込まれていく。>>120]
もぅ、自分でおいさんとか言わないの。 甲斐くん。
[女の子の相手は楽しい。 泣き顔が止んだ頃、新たな泣き顔がふたつ。]
(126) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時半頃
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きれーって、普通は男に使わないからね……? 甲斐くんはあまり変わらない、なぁ。
いいって、まだ僕たち20代なのに。
こ――…
[恋をしている? 生徒たちに話すような言葉をかけようとして、胸が詰まった。]
……ぷっ
[野球部の? 振り向き見上げ、笑ってしまった。]
(135) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時半頃
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―櫓―
[櫓が見えた場所、離れたあの方向。 そこで―――何を、見た? 誰が、居た?
白い影と、陸と、そして――…
涙。]
っ!
[掴まれた手。反射的に振り払おうとして、けれど出来なかった。]
(139) k_karura 2014/10/15(Wed) 00時半頃
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……逃げた、つもりはなかったんだけど。
[離して欲しい。 離さないで欲しい。]
……そぅ、だよ。 ニコルだなんて、君しか、呼ばない。
[ぐっと腕に力を籠めた。]
(141) k_karura 2014/10/15(Wed) 01時頃
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―警察テント―
[椅子から腰を上げ、空いている椅子を引き寄せて2つに並べた。]
……えーと、あと、妹さん、たち? 良かったら此処に座って。ね?
[落とし物だとか。何となく話を聞きながら、勝丸の顔を見た。 名前、名前。何だっけ。]
(142) k_karura 2014/10/15(Wed) 01時頃
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[どうもと、首を僅かに傾げ。 名を問うよりは早い。甲斐の渡したメモ用紙に、名前が書かれるのを待った。
喉に引っ掛かったよう。 名前が出てこないのは。
その顔に、見覚えはあるはずなのに。]
(147) k_karura 2014/10/15(Wed) 01時半頃
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―櫓近く―
[振り払おうとした。けれど、出来なかった。 陸から離してくれれば、楽なのに。>>144]
……いつだって、陸は 避けてたじゃない。 もぅ昔のこと、だけど。
[それに。知ってる。 振り返れぬまま、彼が口籠っているから、曽井は口を開く。>>145]
違う、よね。 人を間違えてる、よね……。
陸が、手を掴んでおきたいのは――
[別の、ひと。]
(148) k_karura 2014/10/15(Wed) 01時半頃
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―警察テント―
来ていたよ。どうしてか、行かないと――いけないって、思ってね。 ……あぁ、はいはい。おいで?
[女の子に袖をくいくいと引っ張られる。 目線を合わせて膝を曲げ、求められるまま抱き締めてあげた。]
……そうか、勝丸。 うん。お久しぶり。
[娘とかじゃないよ、と少し笑って見せた。]
(153) k_karura 2014/10/15(Wed) 02時頃
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―櫓の―
な……
[それは思いがけぬ言葉だった。>>151 一人にしていたと、気付く時が来るなんて、思ってもいなかった。
強いままの手。痛みを感じても、何も言えない。 間違ってなど居ないとすら、思ってしまう。 言葉通りに。]
(154) k_karura 2014/10/15(Wed) 02時頃
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僕、に?
だって、逢えるかなんて――分からない、でしょう?
[分からないはずだ。けれど。 夢の中で、確かに祭りで出逢っていた。
櫓の近く、陸は誰かと――そぅ、誰かと。 抱き合って。]
………っ、嫌い じゃ
[声に滲む苦味に、曽井は振り返る。]
(155) k_karura 2014/10/15(Wed) 02時頃
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陸。
……なんてこと、きくの。
[どうして、悲しいのだろう。 陸が誰と親しくしていても、自分には関係ないのに。 誰と、抱き合っていても。
――なのに。それを嫌だと――思ってしまう。]
まるで、僕が 君のことを、
(156) k_karura 2014/10/15(Wed) 02時頃
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――好き
みたい、じゃ
[――ないか。]
(157) k_karura 2014/10/15(Wed) 02時頃
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君が、言うから。
天才だって、孤独な、ものだって……
[ずっと、一人だと感じていた。 そのことを陸の口から明かされる。>>158
曽井の思っていたことを。]
……君は、何年経っても君らしい。 少しの可能性に賭けて、いつだって……
[きゅと唇を結んだ。]
(161) k_karura 2014/10/15(Wed) 02時半頃
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[暖かな腕の中、耳元に落ちる謝罪の言葉。]
………ん。 も、いい。陸が分かって、くれたなら… それで、いい。
[寂しかったのだと、腕はそっと陸の背に回る。 どきどきが止まらない。 額を肩に当てて俯いていたが、問う言葉にするりと、素直な感情が口から出た。]
(162) k_karura 2014/10/15(Wed) 03時頃
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………ちがわ、ない。
[視線を交わす。]
……好き。
[じわりと胸に広がる想い。 他の誰でもない、目の前の彼が―――…好き。]
好き、だよ。好き……、好き……んっ、
[指に力を籠め、首を伸ばす。 掠めた唇は震え、留まらぬ言葉の先を伝えようと。]
(163) k_karura 2014/10/15(Wed) 03時頃
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[伏せた瞼の裏。 甦る記憶は、涙と共に。
灯籠の灯り。色が濃くなる。 視線の先、陸の腕の中に居るのは金糸の男。
他の誰でもない、曽井自身。
ただの夢、なのだろうか。 それとも願望なのだろうか。
今と同じ状況であることに、そうあるべきだとすら錯覚してしまいそうになる。]
(164) k_karura 2014/10/15(Wed) 03時頃
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―櫓の―
[陸に対して抱いていた孤独感が、和らいでいく。>>165
僕が? 覚えてない?]
僕は何も……教えて、なんか。
[先生という立場で、寧ろ気付かなくてはならない方。けれど、子供の頃を振り返り、言葉の裏にあるものに思い到ることはなかった。
子供心にそのままを受け止めていた。]
(177) k_karura 2014/10/15(Wed) 10時半頃
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|
目を向ければ周囲に、身近に在ると分かることなのに、案外気付かないものだよね。
陸も、僕も……僕達、も。
[耳に届く言葉のひとつひとつ、聞き漏らさない様に。 大丈夫、伝わってるよ。
指先にその意を込める。]
(178) k_karura 2014/10/15(Wed) 10時半頃
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[指の間を通っていく髪にすら、神経が通っているように感じる。>>166 触れられる喜び。
髪に、頬に、瞼に降る応えが優しくて、暖かくて。]
……うん。
[そうだよ、好きなんだ。]
……うん。
[そうだよ、君の傍に――居るから。居たいから。>>166]
……う、ん。 ひとりに、 しないで……。
[言えずに居た、再奥に沈めたままの言葉だった。]
(179) k_karura 2014/10/15(Wed) 10時半頃
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ずっと、思って たんだ。 誰よりも、陸に 寂しさを。
嫌……なら、陸は、どうするの?
[何か出来るのは、陸だけ。 望むのはひとつだけ。
叶えて欲しい。 好きになって、欲しい。
僕の恋心は君への想いで花開いていた。だから――] ……ん、
[額に落ちる唇。 これで終わりか、それとも続きをくれる?]
(180) k_karura 2014/10/15(Wed) 10時半頃
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|
どういう……
[よごすなんて、こと。>>167 清濁の葛藤までは窺い知れず。
ただ、鼓膜震わす音に耳が熱くなった。]
り、く。
[持ち上げられる顎。嘘ではない、よね。期待とときめきと、僅かな不安に瞳が潤む。
優しい口付け。触れた唇から想いが伝わるようで。満たされていく。]
(181) k_karura 2014/10/15(Wed) 10時半頃
|
|
……陸。
[額を合わせたまま唇が離れ。 離れがたさに躊躇う。
胸の鼓動はまだ収まりそうにない。]
僕はまた、君に 恋をしている。
[男同士だけれど、仕方ない。 はにかみ、陸の様子を伺う。
瞳に映る金の色が見えて、一層落ち着かない。]
…………な、んだか 照れる。
(184) k_karura 2014/10/15(Wed) 10時半頃
|
|
[朝方胸を焦がした恋慕の情。 まるで金魚のようにゆらゆらと揺蕩う。]
陸の心の中に、僕がちゃんと居るって……そんな、風に思えるよ。
[嘘つきだと涙した記憶は、白花と共に渡してしまった。
僕の心の中にも君が居るから。 そう伝えたくて。 ――唇を寄せる。
啄むよう、試すように軽く触れ。 そぅと重ね合わせた。]
(186) k_karura 2014/10/15(Wed) 11時頃
|
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[陸の表情を伺いながら、頭を2度3度と撫でる。 記憶の中の陸は、どうしてか――笑おうとして、笑っているようにも見えたから。
りん、と音が聞こえたのは空耳か。 ポケットの中、守り袋の内の白花が――香った。]
……お祭り、遊びにいこっか? 僕、金魚すくいがしてみたい。
それに、懐かしい人達も来てる、し。
[甲斐、勝丸、翔、玲、そして――友。 陸も彼等に逢いたいのではないかと、名を挙げた。*]
(190) k_karura 2014/10/15(Wed) 11時頃
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|
―警備テント―
勝丸には、聴こえない?
[急き立てる物があるとすれば。 灯籠揺れる向こうから、白花の記憶。>>168]
こんにちわ、初めまして。 お兄さんの、ね。小学生の時の――…
[間が開いたのは、呼んで良いのか憚られたから。 屋台の前の賑わい、ラムネを開封する音、誰かの背を押した――…]
…――ともだち、だよ。
[勝丸の妹達に自己紹介。]
(198) k_karura 2014/10/15(Wed) 13時半頃
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|
[友達、だったんだ。 仕事中の甲斐をちらりと見やった。
否定されないと嬉しいけれど。]
勝丸? ……どうかした?
[テントの外、背に声をかける。>>169>>170*]
(199) k_karura 2014/10/15(Wed) 13時半頃
|
|
―櫓の―
[陸の心の中に自分が在る。それは、小学生の頃に望んで、果たされないと思ったことだった。
恋をして、恋を失って、恋をして、――恋心を、忘れて。
いつから――…だなんて、分からなくて良い。いつの間にか、ということだから。>>195]
っ!
[薄く開いた唇から、入り込むのが何か。気付いた時には遅かった。 息も身も心も溶かされるような、甘やかな痺れと熱。初めて知った情欲に耐え、眉を寄せた束の間。]
(211) k_karura 2014/10/15(Wed) 22時頃
|
|
[研究対象を前にした時や、実験の結果に興奮した時とも、楽しげな話をしている時とも、どんな記憶の中とも違う、15年経って初めて見る――笑顔。>>196]
初めてなら、たくさん回らないと、ね。 知ってる? 屋台にもローカルルールがあるんだって。
例えば――…
?
(212) k_karura 2014/10/15(Wed) 22時半頃
|
|
なぁ、
[に? 子供の頃の様に繋いだ手。 一度離れて両頬に。]
………っ、 な、あ、
り、陸っ!
[15年前は、ただ驚きに呆けていた。 15年経った今では?>>197
首まで顔を赤くし、肩を竦ませて睨め上げる。
喜ばないはずはない。 けれど、それ以上に恥ずかしい。]
(213) k_karura 2014/10/15(Wed) 22時半頃
|
|
お、おめでとう……。 成功だ、よ。
僕は、とてもとても……嬉しい、から。
[はぐれないようにと繋ぐ手は、子供の頃とは違う。 指を絡め。雑踏の中で目立たないからとそのままに。
4匹の金魚が泳ぐ水袋を手首から提げていても、変わらぬままに。>>207*]
(214) k_karura 2014/10/15(Wed) 22時半頃
|
|
―後日―
[カーテンから差し込む朝陽の眩しさに目が醒めて、曽井は目を擦りながら横を向いた。]
おは………ん?
[布団を叩いても平ら。 不在を知る。]
(215) k_karura 2014/10/15(Wed) 22時半頃
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|
[珍しく早起きをしたのか。 けれど、シーツの皺はひとり分。
また徹夜か……と、曽井は溜め息をつく。
暗闇の中で寝るのはまだ怖い。 ベッドライトの灯りを消して、着替えに取り掛かった。]
(216) k_karura 2014/10/15(Wed) 22時半頃
|
|
[探し人はすぐに見付かった。 ソファに横になっている。 胸元と床には資料らしきプリントが散っており、どうにも作業中のようにしか見えなかった。
拾い上げてテーブルの上に置いてやる。]
おはよー?
[鼻を摘まんでも、起きる気配はない。仕方なく毛布を1枚かけてやった。]
(217) k_karura 2014/10/15(Wed) 22時半頃
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|
[トーストとベーコンの焼けた芳しき香り。 濃いめに入れた珈琲の香り。]
朝御飯の支度、出来たよー?
[ソファに腰をかけ、寝ている恋人の顔を覗き込んだ。
頬に手を添え、身を屈める。 小さな音を立ててキスをした。]
おはよう、陸。僕の好きな人。 そろそろ起きて?
[返ってくるのは寝息ばかり。 暫く見下ろしていると、あまりの無防備振りに、じわりと沸き出すのは情欲。]
(218) k_karura 2014/10/15(Wed) 22時半頃
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|
……知らない。起きない陸の、せいなんだから。
[かけたままの眼鏡を外す。 くしゃりと握られ、癖のついた前髪を整えると、髪に、額に、瞼に、鼻先にと唇を押し付けた。]
……ん、 り、くの、匂い。
[首筋に鼻を押し付け、甘えるようにうなじを甘く噛んだ。片方の手は体のラインをなぞって下へと進む。]
(219) k_karura 2014/10/15(Wed) 23時頃
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|
好き。すーき。スキ。 大好き。
……昨日は、寂しかったんだから、な。
[いつかの検証ではないけれど。 好きと繰返し、濡れた唇を押し当てた。*]
(220) k_karura 2014/10/15(Wed) 23時頃
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