人狼議事


18 'Cause I miss you. 〜未来からの贈り物〜

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水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 01時半頃


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【人】 水商売 タバサ

[ 喉をついて、叫んだのは。
 ドナルドが処刑されるからでもなく、ヤニクが襲撃されるからでもなく。

 馴染みの若者が人狼だったと知って。

 隻眼に剣呑な光を帯びて、それでも無邪気に笑うこともあった男が。]

 ――っ

[ 二人が倒れ、赤だけが立ち上がると。
 ヘクターはどうしただろう。彼女も走った。集会場の窓を離れ、扉をくぐり。
 脚の悪いミッシェルよりは早く、二人の元へ駆け寄る。]

 怪我、してる。
 動かないで――

[ 爪で切り裂かれた傷は月光に露わになっていただろう。駆けつけるガストンへ視線をやっただろうか。]

(3) 2010/07/05(Mon) 02時頃

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―回想・昨日―
[テッドを外へ追い出すと、恐る恐る自分だったモノと対面して]

あーあ、酷い有様。
…どうしてこうなっちゃったのかなぁ。
少し前までは皆で楽しく暮らしていたのにね…

ほんとに、どう…して…

[自分だったモノを静かに見つめて、ゆっくりと自分の死を受け入れて。...は一人、ただ涙を流す]


水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 02時半頃


【人】 水商売 タバサ

[ ヨーランダが駆け出そうとすれば、更に声をかけた。]

 お湯をたくさん沸かして。それと清潔な布を――二階にシーツがあったわ。

[ ヤニクを担ぎ上げるガストンを見送って。
 足が動かない。
 その場に落ちて、息もしない化け物の――]

 ……ドン。

[ 声は掠れて風に消えた。]

(9) 2010/07/05(Mon) 02時半頃

[ 赤き影の叫びに呼応するように吠えた]

 それがどうしたァ!!

[ ――思えば、この男とは相性が悪かった。
 ガストンが追ってきたなら、素直に殺されただろう。
 ヘクターでも同じ、抵抗することは無かったはずだ。

 だが、この男だけは――。]

 くたばれッ!! 死にぞこないがァ!!

[ 死に征こうとした己を忘れ、ただ目の前の男への殺意を顕にする。
 右手の爪――短刀もかくやというそれを振りかざし、その気に入らない顔へと突き立てようと落ちる。]

 ――ッ!?

[ 息を飲む。赤い影が構えを変えた。
 あのふらついた体。
 両手ならまだしも、片腕で――否、違う、危険。]


[ 射程の分が悪い――目標を顔ではなくその曲刀。
 赤い影の牙を絶たんと爪を振るう。

 外套を裂き肉に至る感触。
 先に届いたのはこの己――勝利を確信し刹那、違和感の正体を掴んだ。]

 テ……メェッ!?

[ 反りが合わないのも道理。
 殺される気になれなかったのも道理。
 そして、腕が弾け飛ばないのも、正に道理。

 吸血鬼――不倶戴天の敵。]

 オ……オオオオオオオッ!!

[ 叫ぶ、叫ぶ、赤い影の牙が届く前に、己の爪で切り刻まんと。
 あと少しでその腕を切り落とせる/あと少しでその牙が届いてしまう。
 勝つのは己の爪か、それとも敵の牙か――。]


 ……ぐ……が。

[ ――間に合わなかった。
 己の中心に突き刺さる感触。]

 クソッ……タ……。

[ 悪態を付き切る事は無い。
 まるで意識が抜き取られるように――墜ちていく。**]


―集会所―
[どれほどそうしていたか、気付けば空は闇に染まり、夜が訪れていた。不意に外が騒がしくなり、外を覗くと、高く高く飛び上がるドナルドと、それを追うように曲刀を手に飛び上がるヤニクの姿が]

ヤニクさん!危ない!!

[紫と赤。二人がぶつかる刹那。思わず視線を逸らして、両手で顔を覆う。ドサリと地面に落ちる音が響くと、恐る恐るそちらに視線を向けて]

あ…ヤニクさん。…良かった

[立ち上がるヤニクの姿を見ると、安堵のため息をつくが、再び倒れるのを見ると、壁を通り抜け、気付けば体はヤニクの傍へ]

ヤニクさん。…ありがとうございます。

[集会所に運び込まれるヤニクに付き添い、触れる事はできなかったが頭を撫でるようにしてお礼を言う]


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【人】 水商売 タバサ

 こんなとこに、置いとけないわ。

[ 冷ややかに、言う。
 人狼の死骸。
 襟首を掴んで引き摺り運ぼうと。見かねて手伝う腕があれば、溜息と共に礼を言って。]

 軒下か、物置か…どこでもいいでしょ。人の目につかないとこなら。

[ 不機嫌そうに言えば、怪我人のいる集会所を気遣わし気に振り仰いだ。]

(12) 2010/07/05(Mon) 02時半頃

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【人】 水商売 タバサ

 …そんなこと、知らないわ。

 アイリスは死んだのよ。

[ ガストンの声に首を振って。森番と前後するように集会所へ]

(18) 2010/07/05(Mon) 03時頃

【人】 水商売 タバサ

―集会所―

[ 二階奥の一番広い部屋に、ヤニクは運び込まれていた。
 裂いたシーツで傷を押さえる。圧迫だけで、浅い傷ならば。]

 背中は、縫わないと止まらないかも。

[ 呟く。
 出血が続く限り、生存の可能性はどんどん低くなる。
 顔をあげて、ミッシェルを見た。]

 ――絹糸、と針があれば……ミッシェル、出来る?

(19) 2010/07/05(Mon) 03時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 03時頃


水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 03時頃


―回想―

 煩ぇ女だな。

[振り払われれば小さく舌打ち一つ。
 耳障りな音から離れようと試みるも、アイリスの視線が上がれば足はそれ以上動かなかった。]

 (何で、アイリスが此処に?)

[捲くし立てる問いに、少年は何も答えなかった。
 それを聞きたいのは自分の方だ、と。
 しかし、答えられる問い、一つあって。]

 て、っど、

[状況が整理できず、混乱したままに自身の名を。
 整理できていれば、決して伝えなかった名。
 出て行けと言われれば、無言でその場から立ち去る。
 少年はひどく困っていた。]


―回想・了―


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【人】 水商売 タバサ

[ 時間が過ぎ、夜も更ける頃。
 血塗れになった布の山を抱えて、立ち上がった。]

 …医者もいないのに、上出来じゃないかしら。
 これで死んだらヤニクの生命力がないせいよ。

[ 疲れた声で憎まれ口を。
 仕事柄――傷病兵の手当や看護は見知っていたが、どれほど役に立ったかはわからない。
 ミッシェルの器用さやヨーランダの知識、真摯さ、くるくると休みなく働くフランシスカに、助けられたと。]

 少し寝ないと、もたないわ…
 二人ずつで交替、しましょうか?
 私と――ヨーランダは先に仮眠するわ。3時間経ったら起こしてもらう。どう?

[ 4人の顔色を見比べ、そう告げた。
 同意があれば、フランシスカに紅茶の礼を言って、部屋を出るだろう。]

(22) 2010/07/05(Mon) 03時頃

 つまり、アレか。
 俺は未来に戻れなかったと。

[自嘲気味に笑う。
 咄嗟に思い出したのは、いつしかの教会での事。]

 あはは、
 罰が当たったわけか。
 過去を変えようとした罰。

[魔力を失った所為とは気付かずに。
 少年は誰も居ない森で、途方に暮れていた。*]


水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 03時半頃


水商売 タバサは、汚れた布を井戸端の洗い桶につけると、二階の部屋へ。眠るのは粗末な寝台**

2010/07/05(Mon) 03時半頃


【人】 水商売 タバサ

―朝・集会所二階―

[ 外はすっかり明るくなっていた。
 のろのろと立ち上がると、腰を伸ばす。]

 ――朝、ね。

[ 表情は穏やかだった。
 夜中、二人で交わした会話。初日の処刑の真実も聞かされただろうか。]

 …私、一旦「銀の皿」に帰るわ。着替えたいし、うち鶏飼ってるのよ。そろそろ死んじゃう。

[ さらりと言った。集会所に漂う濃い血の匂い。一つは生者の、二つは死者の。鼻は麻痺してもうあまり感じない。
 規則正しい呼吸になっている男とヨーランダへ、笑ってみせた。]

 じゃ、よろしくね。
 痛いのなんのって喚いた時の為に、ガストンの薬草いっぱい置いとくから。

[ 煮詰めた雑草そのものといった風情の、緑色のスライム様のもので満たされた容器を指し示す。]

(26) 2010/07/05(Mon) 08時半頃

【人】 水商売 タバサ

[ 水を張った桶を抱えたまま、二階の一つ一つの部屋を開けて回る。薄く扉を開き、中を確認して、閉める。
 それを繰り返し、死体のある部屋には祈るように俯いて。
 一階に下りてまた全体を見回す。

 起きた人がいれば挨拶と、一度自宅に帰ることを告げただろう。]

 いない…?

[ 欠けている顔ぶれは一つだったか複数だったか。
 少なくとも無残な遺体と対面することはなく、少し心配そうに肩を竦めた。]

 考えることは同じ、よね。きっと家に帰ったんだわ。

[ 自分に言い聞かせるような言葉は、空々しく響いた。]

― →銀の皿へ―

(27) 2010/07/05(Mon) 08時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 08時半頃


―集会所・外―

[ 眼前の眩しさに意識を取り戻す。]

 ……あぁ?

[ 目を開けば、己を見下ろす月と目が合った。
 苛立たしげに舌打ちをする。]

 なに見てんだよ……痛ゥ……ッ!

[ 起き上がろうとして、胸を刺す痛みに顔をしかめる。
 手で覆うがそこには傷はない――人狼の血の成せる回復力。
 どれだけの深手を負っても、一晩経つ頃には癒えていた。
 ……ただ、肉を喰らわなかった頃に負った、この左目の傷を除いては。]


 ハッ! 止めも刺さずに消えるとはとんだコケ脅しだぜ!
『狂気の桜』よォ?

 ――舐めやがってェ!!

[ 跳ね起きて辺りを見渡す。
 血の香を正確に嗅ぎ取ろうと辺りを見渡す。
 ……見つけた。]

 そこか……ヴァンパイヤ……ッ!

[ 凶つ笑みを浮かべ、集会所の扉に向き直る。

 右手の爪を軋らせ、一目散に駆け出した。
 普段の様に扉を蹴り開け、『音も無く』中へと入る。

 ……見えるものがその場にいたなら、どんな表情をしただろうか。]


どたどたと階段を駆け上がっていく。


―集会所・二階―

[ 血の匂いを辿り、駆ける。]

 そこかッ ヴァンパイヤァッ!!

[ それが一番濃いのは、間違いなくこの部屋。
 扉を『何の手応えも無く』すり抜け、そこへと蹲る影目掛けて――。]

 ……はぁ?

[ 慣性の法則を無視して急停止。
 待て、おかしい、何かが違う。]

 ……こいつ……俺?

[ 目の前の動かぬ屍骸が己のものであるという事実を飲み込むのに、新品の蝋燭が燃え尽きるくらいの時間を費やした。

 ――窓の外は白み、朝の鳥が歌う。]


ぽかんと『己』を見下ろしている。**


水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 13時頃


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―森―

[不思議な感覚だった。
 確かに地に足はついている。
 周りの景色、しっかりと若草色に映っている。しかし…]

 ……登れねぇ、

[太い樹を目の前に、まるで棒読みのように呟く。
 登れないどころか、樹に触れることさえできない。]

 そういえば、アイツ……

[階段から落ちて、アイリスに出会った時。
 彼女は″二人″居た。]


 ……そういうことかよ。

[漸く、少年は悟った。
 この世界、ただの過去ではない。
 ―――過去の、死後の世界だということを。]

 くくく、あはははははは。
 父さんや母さんが殺されるのを、見てろって言うのかよ。

 ふざけんな…!

[悔しそうに樹を蹴り飛ばす……が、振り上げた足は空を切るだけ。]


 ―――っ!

 まさか、もう父さんと母さんは……

[不安が過ぎる。
 少年は険しい表情のまま、森を出て集会場へと。*]


【人】 水商売 タバサ

―銀の皿―

[ からん、と乾いた鈴の音を立てて扉を閉める。眩しい陽射しに手で庇を作って辺りを窺うと、路へと出た。掃除に生きものの世話、身支度まで済ませれば陽は高くなっていた。

 体を清め、髪を洗い、着替えればまるで惨劇などなかったよう。纏う服は相変わらず肩を開いた仕事着で、ただいつもと違うのは――]

 ミッシェル、家にいるかしら。

[ 人の視線を断ち切るような大股の歩容も変わらず。浮かべる表情だけが随分と和らいで穏やかに見えるだろう。
 感情が凪いで、どこか空々しいほどに静かなばかりの顔で、手の中の白い花を見る。古びた花の髪留め。留め具が壊れて久しいそれを、もう似合わないからとずっと放置していた。
 かつては毎日赤毛を彩っていた白い花を直す気になったのは、ただの気まぐれと自分に聞かせる。
 ミッシェルの家を訪ねて、話題に困るのも嫌だからと。]

(35) 2010/07/05(Mon) 21時頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 21時頃


【人】 水商売 タバサ

[ 路を歩く彼女は一人だっただろうか。連れがいるならばその耳に入らないよう声を殺して、子守唄を口ずさむ。

 集会所を出た時、顔を見られなかったのはミッシェルとペラジー、他にも姿のない人がいたかもしれない。
 全員の顔は確認するつもりで、まずはと、集会所への通り道にあったミッシェルの家へ、やがて辿り着いた*]

(36) 2010/07/05(Mon) 21時頃

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水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 21時半頃


―回想・集会所―
[集会所にヤニクが運び込まれると、しばらくはヤニクの傍に居たが、皆が手当てを施していく中、なにも出来ないのがもどかしくて一階へと降りる]

ここって、死後の世界…だよね?

[誰かに聞くでもなく、確認するように呟いて]

死んだのにまだ意識があるなんて…なんか、変な感じ。

[生きている時とまるで変わらない集会所ノ中を見回す。]


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―回想・集会所―
[暫く、一階で佇む。そんな中、ドナルドが突然入り口から二階へと駆け上がっていくのを見ると、目を見開き]

な…んで…
に、逃げなきゃ…逃げなきゃ…!

[その場にへたり込む。逃げるにも、体が竦んで動けぬまま、ただ怯えて過ごす]


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―集会所―

 ああ、畜生あのコウモリ野郎!
 汚え手使いやがって!

[ 頭を掻きながら階段を下りる。]

 次やったら負けねえぞ、クソッタレ!

[ 無駄に騒ぎながら談話室へと入り。]

 お? アイリスじゃねえか。
 ……かくれんぼか?

[ 何の気なしに、へたり込む後ろ姿に声をかけ、特等席へと腰を下ろした。]


「ん?」と首を傾げた。


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水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 22時半頃


――っ!?

[ドナルドに声を掛けられると、ビクリと体を揺らし、恐怖のあまり目を強く瞑って耐える。しかし、それ以降何かされるでもなく、ゆっくりとドナルドの方へと振り向くと、首を傾げるドナルドを見て]

なんで…ドナルドさんが…昨日、死んだ…はずじゃ…

[ドナルドを警戒したまま聞く。自分も死んでいるのだから当たり前なのだが、混乱のあまり気付いていない。]


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[ アイリスの言葉に面白くないように天井を指した。]

 ああ、俺の体なら上だぜ。
 すげえ格好で押し込めてあった。
 まあ、死んでるっちゃ死んでるが……なんでまだここに居るんだろうな?
 お前知ってるか?

[ 目の前の少女がひょっとしたら怯えているのではないかと、しばし考える。
 ふと、原因に思い当たり。]

 何と言うか……なあ?

[ 流石に、食い殺した人間と再び言葉を交わす経験はなく、何を言うべきか悩み……。]

 ごっそさん。旨かったぜ。

[ 見当違いの挨拶。]


なんでって…
…知らない。
こっちが知りたいぐらいよ。

[ドナルドの少し前までのような砕けた態度に困惑しながらも、なんでかと聞かれれば少し苛立った様子で返して]

っ、そんな事言われも嬉しくない!

[見当違いの挨拶に声を荒げると、自分を守るように身を縮こませて]

……なんで、なんで私だったの?

[先ほどまでとは打って変わって消え入りそうな声で聞く]


― 回想:ヤニクとドナルドの戦い ―

[村にずっと閉じこもっていた女は、このような戦いを見るのは初めてだった。
息もできないような緊張と咆哮。
やがて二人が倒れると、あっ、と声をあげた]

…て、手当しなきゃ。
アタシも手伝う。

[行って何ができるのかわからなかったが――それでもじっとしてはいられないと、タバサ達に続いて2階へと上がる]


― 回想:ヤニクが運ばれた部屋 ―

[止血の為に押さえていることぐらいならできるはず、と思っていたら頼まれたのは予想外のことで]

え…ええ!?
は、針と糸くらいならあるけど、…傷を縫うなんて、そんな…!

[しかし、躊躇っている余裕はなかった。
医者は――人狼の疑いがある人間ばかりが集められたこの集会所には来てくれないだろう。あるいは、もう逃げ出してしまったかもしれない。

消毒できるものを、と頼めばヨーランダか誰かが酒を出してくれただろうか。
それで針を清めると、極度の緊張のなか、ぐ、っと、傷口を糸で縫い始めた]


【人】 水商売 タバサ

―回想・銀の皿―

[ 入るなり酒の棚に向かったヘクターと離れ、用を済ませる。
 猛然と抗議行動に出る鶏達をかいくぐって世話をし、野菜を採り、キッチンで麦粥を作りながら血のついた髪を解いて水で流し。

 椅子に座って足を洗う間も表情は凪いで静かなまま、穏やかな声で幾つか会話を交わしただろうか。]

 …食べるでしょ?お腹空いちゃったわ。

[ 深夜、フランシスカの淹れた紅茶と共に皆で少しずつ残った林檎のタルトをかじっただけで、ほとんど何も口に入れていなかった。
 ヘクターが朝に残った食料をつまんでいるのは見ていたが。濃いオートミールを平らげる男に目を細めて、手を伸ばすと腕の入れ墨をそっと撫ぜた。]

(45) 2010/07/05(Mon) 23時頃

[時間はそんなにかからなかったかもしれない。
だけど、疲労でいっぱいいっぱいだった]

…う、ん…3時間ね。わかった…。

[タバサとヨーランダが部屋を出ていって、ほうと息を吐いた]

……あ、そうだ。紅茶…。
もう冷めちゃったかしら…でも、今のうちに飲んでおきたいな…だめ?

[フランシスカに紅茶を持ってきてもらうように頼む。
彼女は承諾してくれただろうか。
その場でなくても…一度外に出る時にでも、彼女の紅茶は必ず口にしただろう]


【人】 水商売 タバサ

―ミッシェルの自宅兼工房―

 ミッシェル?おはよう。

[ 家の近くでガストンと出会っていた。
 昨夜家に送ったと聞かされて、浮かべた安心とも不安ともつかない微妙な表情には気付かれただろうか。]

 もう昼になるわよ――ミッシェル?

[ 扉を叩き、応えを待つ。
 待つ。

 ……沈黙を保つ扉の前で、じっと。

 やがてノブに手をかける男に、体を退けて場所を譲った。]

(46) 2010/07/05(Mon) 23時頃

― 回想:ヤニクが運ばれた部屋 ―


…フランシスカ…?
……だ、大丈夫よ、大丈夫。…泣かないで、ね。

[泣きそうなフランシスカに、彼女の心の裡を知らぬまま、泣かないでと言葉を掛ける]

人狼は…人狼は1匹死んだわ。
だからこの騒動も、もうすぐ終わる…。

だから、…大丈夫よ、大丈夫だから。

[避けられなければ、そっと、彼女の黒髪を撫ぜて抱きしめただろう。
そんなことをしているうちに、時間は過ぎていき――やがて交代の時間がきた]


おやすみなさい、フランシスカ。
…また…明日ね。

[そう言いフランシスカがどこかの部屋に入るのを見送って――こっそり外へと抜けだそうとする。
そこで、ガストンと出くわした。この時間から外に出るといえば不審がられたかもしれない。
だが、自分が人間であることは証明されたのだからと、少しの逡巡のあと、一度家に帰る旨を告げた]

え、ええ?近いんだし、…すぐに戻るから…。

[だがガストンに半ば強引に背に乗せられてしまう。
まあいいか、とそのまま家まで送ってもらった]


水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/05(Mon) 23時頃


[ 知らないと言われれば、考えるように目を瞑る。]

 ……まあ、いつまでもここに居るわけじゃないだろ。
 もしそうなら、こっちにゃロミオのジジイだって居るはずだしなあ?

[ 怒りの声には、眉を潜めながらも何も言わない。
 そして、弱々しく問う声に対しては静かに。]

 お前が美味そうに見えてな。
 我慢が利かなかった。

[ 溜息をつくように。]

 ……町が封鎖されなけりゃ、ここで食うこともなかったんだけどな。

[ ぽつりと一言。]


[別れ際、優しく掛けられた言葉に照れた]

…そ、そう…?あはは、手先の器用さくらいしかとりえないから…そう言われるとなんか照れるわ。

でも、早いうちにちゃんとしたお医者様に診てもらったほうがいいわ。
抜糸もしないといけないし…なんにせよ、暫くは安静にしないとね。

[ヤニクの血のことは知らない。あの怪我が治るには暫く掛かるだろうと思い、そう言った]

うん、おやすみなさい。また明日ね。

[頭を撫でられて、笑顔を返した。死が近くに感じられるこの時間、ガストンの手はとてもあたたかかったから――]


― 回想:深夜・自宅 ―

………時間がないわ。

[ガストンと別れたあと、女は眠らずに独り、手紙を書いていた]

(人狼が1匹だなんて思えない。
 ドナルドを殺されて…もう片方の人狼が復讐にくる可能性だってある…)

[女は、自分の残り時間があまりないことを予感していた。
人間だと宣告された身。狙われる可能性は、…それなりに高いと、女は書物を読んで知っていた。だから、最悪の可能性を考えて、急ぐ]


工房の売上が入ってる戸棚の鍵…。
父さんと母さんの集めたアンティーク…それからアタシの宝石類…。
この辺りは売ればいくらか生活費の足しになるはず…。

[今は遠くの学び舎にいる弟、ロビンに向けて書いた手紙。
自分に万一のことがあっても、弟が困らないように、せめて大学は卒業できるように――脚が悪い自分の分まで、弟には広い世界に羽ばたいてほしかったから――筆を走らせる。

弟に宛てた手紙は、随分と長いものになった。
それを封筒にきちんと仕舞うと、階段を時間を掛けて上り、2階の弟の部屋へ。
彼の机の引き出しにそれを仕舞うと、部屋に溜まった埃を軽く払って、再び時間を掛けてゆっくりと1階に降りていった]

はあ…。

[流石に疲れが出てきて、もうそろそろ眠ろうと、思った時だった。
扉が開いて――赤い、花が――*]


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美味しそうだった…か。
だったら、料理を奮発してご馳走してたら、私は食べられる事も無かったのかな…

[そんな事を呟きながら思わずため息をついて]

人を食べるために、ドナルドさんは傭兵として外へでていたの…?

[ぽつりと聞こえた一言にそう聞き返す。]


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[ 料理をご馳走していたら、という言葉に笑う。]

 まあ、よく鳴る胃袋は二階に放り込んであるからよ。腹減ることなけりゃ苛つく事もねえ。

[ そして、溜息の次に出た問いに対して。]

 いいや? それだけじゃねえぜ?
 だけどな、戦争やる貴族ってのは俺達が裏切らねえ様にたんまり払ってくれるからな。
 元はそれが目的だ。 あの野郎も似た理由だとは思うがよォ……?

[ 赤い外套の男を思い出し、徐々に怒気を孕ませる。]

 クソッタレ! 納得行かねえ!!
 あのクソコウモリ野郎とっととこっちに来やが――。

[ 叫ぼうとして、ふと冷静になる。]

 いや待て、俺がヤツに負けて? ヤツがアイツに負けるってことは……?

[ 頭の中でヒエラルキーを描き、苦悩する。]


【人】 水商売 タバサ

 ……あぁ

[ 声は掠れて、小さく小さく。
 そっと中に入る。天井まで跳ねた血、横たわる姿を見れば、命が途切れてしまっていることはわかった。]

 ミッシェル…

[ 静かに立ち尽くす。
 穏やかに、眠るように閉じられた瞼と、荒れた様子のない部屋を見て、手の中の白い花を握り込んだ。]

(53) 2010/07/06(Tue) 00時頃

良かった。じゃあ、また食べられるなんて事はないんだよね。

[ドナルドの言葉に少し警戒を解く]

戦争…か。なんで、人間同士なのに戦うんだろうね。
仲良くした方が楽しいのに…

[ドナルドが傭兵になった理由を聞けばそんな事を呟いて]

アイツ?

[何か苦悩している様子に首を傾げる]


[ 抱えていた頭を上げ、アイリスを見る。
 少しだけ警戒が緩んだことを感じ取った。]

 ――分からねえぜ? 狼は嘘吐く生き物だからよぉ?

[ なんとなく脅かす。彼女はどのような反応を返しただろうか。
 彼女が怯えたのなら、それで溜飲を下げ、呟く。]

 あー、ヤニクの野郎死なねえかなぁ。
 そうすりゃ続きが出来るってのによォ……。

[ 次は不覚を取らない。拳を握りくつくつと笑う。]


[狼は嘘吐く生き物。ドナルドの言葉に少し体を硬くして]

そ、その時は返り討ちにしてやるんだから。

[強がってそんな言葉を返す。]

ヤニクさんは死なないよ。ヤニクさんは強いもの。きっと事件を解決してくれる。


【人】 水商売 タバサ

 終わらないのね…

[ ガストンの叫びを聞きながら、波立たない表情のまま。]



―回想・銀の皿―

[ どうすんだ、と聞かれ>>47驚いたように瞬いた。]

 どうしようか。
 全然、考えてなかったみたい。

[ 準備中の札を掛けられたままひっそりと佇む店内を見回した。騒ぎが終われば、ひょっとしてここにまた賑やかな客の声が戻って来ることがあるのだろうか。]

 …貴方は?どうするの。
 これからもこの村、根城にするつもり?

[ 未来のことを考えようとしても、霧の中にあるように真っ白で見当もつかなかった。だから質問をそのまま投げ返し、首を傾げたのだった。]

(61) 2010/07/06(Tue) 01時頃

[ 返り討ちという言葉を聞き、にやりと笑う。]

 ほぉ……? 楽しみにしてるぜ。

[ からかって遊ぶが、ヤニクの話になると険しい顔をする。]

 野郎はソコソコだがな、マジになりゃ俺のが強いぜ?

[ 負け惜しみと知りつつも、言わずには居られない。]


むー。

[帰り討ちの言葉にも余裕の笑みを見せるドナルドの様子に悔しそうに唸る。]

そんな事無い!本気のドナルドさんだって、ヤニクさんならコテンパンにやっつけちゃうんだから。

[なぜかムキになって答える]


[ アイリスの言葉に、笑ってみせた。]

 ほぉ……? 俺がヤツより下だってか。

[ くつくつと笑うが、瞳だけが笑えていない事に気付いたであろうか。]

 いずれどっちが上か思い知らせてやるさ。
 あの野郎に、とっくりとなぁ?

 まあ……待ってやるさ。百年でも二百年でも、あの野郎が死ぬまで、な。
 ――借りを返してからでも遅くはねえだろ。

[ 何処に在るかも知れない答えを求める。
 ――飢えない以上、急ぐ要もない。]


【人】 水商売 タバサ

―ミッシェルの家―

[ 渡された、白く光る石を手の平の中に。
 白い花と白い石が触れ合って乾いた音を立てた。]

 人間――

[ ミッシェルへ視線を流す。切り裂かれた喉を。
 それ以外に傷は、ついていない。]

 ええ、戻りましょう。

(69) 2010/07/06(Tue) 02時頃

【人】 水商売 タバサ

―集会所・一階ー

[ 扉をくぐると、中を一瞥して中央のテーブルへ。
 フランシスカはまだ部屋の隅にいるのだろうか。
 食事の皿を前にしたペラジーの向かいに、座って手の中の石を木の板に転がした。]

 ヤニク、降りて来られるかしら。
 ”話し合い”…二階でやる?ちょっと狭いけど。

[ まだ終わっていないことを示す言葉は二人にも届いただろう。
 言わなくてもわかってるのかな、と肩を竦めた。]

(72) 2010/07/06(Tue) 02時頃

メモを貼った。


そうだよ。ヤニクさんなら、きっと…

[ドナルドにそう返すも、笑っているはずなのにどこか気圧されて、語尾が小さくなる。]

さすがに二百年は掛からないと思うけど…

[ヤニクの血の事などは知らぬまま、ドナルドの呟きに突っ込む。そこへガストンが深刻そうな表情を浮べ、入ってくるのが見えれば]

ガストンさん…?どうしたんだろう?

[気になってガストンの後を追おうとする]


【人】 水商売 タバサ

 何をしたいの?

[ 突っ伏したままのペラジーに、愛想の良い笑顔を見せる。空々しい穏やかさで。]

 私も一緒にいっていい?
 一人で行くなら――駄目よ。

[ 微笑んで、手元の石を撫でる。]

 私、ペラジーに投票するから。

[ 歌うように、掠れた声は抑揚を持った。
 白い石を見て、その石を渡した占い師を見た。]

(78) 2010/07/06(Tue) 02時半頃

水商売 タバサは、流浪者 ペラジーが突っ伏したまま動かないのを見ると、頬杖をついた。**

2010/07/06(Tue) 02時半頃


水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 02時半頃


[集会所に求める姿はなかった。
 ひどく胸騒ぎを覚えながら、談話室、キッチン、それぞれの部屋を探しまわる。
 両親を探している途中、ヤニクとヨーランダを見つければ]

 ……お前は生きてたか、

[一瞬目元を緩ませて、けれどすぐに元の表情に戻し部屋を出る。
 集会所から出て、外を探そうと思った時。
 両親が一緒に入ってくれば、硬直した体の力が抜けていった。]

 良かった。

[談話室に入る二人の背を見守る。
 この世界に来てから、何度二人で居るところを見ただろうか。
 てくてくく、まるで幼い子供のように後をつける。]


 ……っえ?
 ペラジーさんに投票?

 だって、その人は父さんが……

[人間だと判定したのでは。
 母の手にある白い石をみつめながら、琥珀色を見据えた。*]


水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 08時半頃


【人】 水商売 タバサ

[ 腕を掴まれて>>90占い師を見上げた。]

 …貴方を信じないのは私の勝手だけど。

[ 静かに返す。]

 信じても信じなくても同じよ。
 ……私は、誰がミッシェルを殺したか、を考えてるの。誰が狼かじゃなくて。

(98) 2010/07/06(Tue) 08時半頃

[ アイリスの言葉に黙る。
 ヤニクの正体を明かそうとも考えたが、結局は『俺は吸血鬼なんぞより下じゃねえよ』と心中で吐き捨てるだけ。
 やがて、テッドが彼方此方をうろついているのを見て何事かと眉をひそめる。
 次第に人は集まる――特に、ガストンとタバサの表情が険しい。]

 ほお……一人で、ねぇ?

[ 憐憫と嘲笑が入り混じった表情。
 だが、それも次第に怒りの色へと染まっていく。]

 喰うでもなくただ殺した――だとぉ!?
 フザケてんじゃねえぞックソガキィ!!

[ テーブルを強く叩くも、既に音は鳴らない。]


[ ペラジーに投票すると宣言するタバサ、それを受けて笑うペラジーと、石のように表情を殺したヘクター。]

 生き残るための仲間殺しだァ……?
 下らねえ……、生き残りてえならじっと隠れてりゃいい。
 どいつもこいつも、ここに居るヤロウ全て、俺が死んで安心してたんじゃねえのかッ?

[ 歯を軋らせるようにして、搾り出す。
 次いで、視線を見知った顔へと向ける。]

 テメエが選ぶのはペラジーかよ。
 まあ、誰を殺してえのかなんざテメエの勝手だがなァ……。
 ――テメエ、何時まで『見ねえ』心算だ?

[ 届く筈は無いと知りつつも、タバサの顔を睨み付けた。**]


[ 毅然として前を見据えたヨーランダに目を見開いた。]

 腹、括りやがったな。

[ まともに会話をしたことは無い――己が威圧的に出る事を棚に上げて『いつも下ばかり見ている弱い女』と思い込んでいたヨーランダの意思の篭った言葉。
 その言葉を深くかみ締めるように、静かに瞑目する。]

 テメエらもいい加減、俺を苛つかせるんじゃねえ……。

[ ため息と共に吐き出された毒に、触れれば刺るような針は無い。
 暗闇のなか、浮かんだのは二人の女。**]


[ 背中を丸め、顔を隠すようにスープへと向かう少女。]

 ――ちっ。

[ 拳を握り、その頭目掛けて振り下ろすが、手応えは無い。
 分かっていた。だが、振り下ろさずにはいられなかった。]

 テメエは……。

[ 胸を焼くような苛立ち――その少女の背中に在りし日の己を見たせいか。]

 泣いたって喚いたって、どうにかなるもんでもねえだろ……。

[ 頭を掻き、背を向けた。]

 さっさと決めやがれ。テメエはどうしたいのかってのをなァ?

[ 砂時計は落ち切ろうとしている。
 どうなるにせよ、後悔だけは残さないように。
 言葉にはせず、席へと戻った。**]


【人】 水商売 タバサ

―集会所・一階―

[ ペラジーに投票すると言った後は、ただ皆の言葉を黙って聞いていた。
 テーブルの上の白い石を撫でる。
 フランシスカに投票するという言葉も、遮ることなく聞いた。ちらりとフランシスカに向ける視線も凪いだまま変わらない。]

 何を踏みにじるか…ほんとに、そうね。

(116) 2010/07/06(Tue) 13時頃

【人】 水商売 タバサ

[ ヤニクに視線を向ける。]

 ヤニクの"客観的"な前提には二つ、不確定なことがあるの。
 一つ――へクターが本当に占い師だとは限らない。
 もう一つ、人狼がドナルド以外にもいるとは、限らない。

 皆、ミッシェルが見つかるまで、事件は終わったかも知れないって思ってたでしょ。
 
 終わらなかった。ミッシェルは死んだ。

 でもどうして、だからと言ってミッシェルを殺したのが狼だという前提で話を進めるのかしら。へクターが誰かを狼だと言ったわけでもないのに? 


[ ヤニクへ向けて、ミッシェルの家を訪ねた時のことを話す。]

 はっきりしてるのは、鋭い何かで首を切られたということよ。狼の爪かもしれない。ナイフかもしれない。その曲刀なのかもしれないね。

 後ろから近づけば、腕力だとか返り血だとか、あまり関係ないと思う。私でも出来たわたぶん。

(117) 2010/07/06(Tue) 13時頃

【人】 水商売 タバサ

[ ヨーランダに視線を向ける。]

 ヨーランダは霊能者じゃないかもしれない。本当はアイリスだったのかも。でもそんなこと関係ない。
 私がヨーランダを信じてるからじゃなくて…

 ヨーランダとヤニクにはミッシェルは殺せなかったから。

[ 瞬いて、また石を指先で転がした。]

 ミッシェルと交代してから、朝までずっと私達三人は一緒だった。三人とも――もしくはヨーランダと私が共犯でヤニクが起きなかったのでない限り、私達にミッシェルは殺せない。

 これは絶対よ。

[ 最後の言葉は、ヤニクを三択に含めたへクターへ向けて。]

 私は、ヤニクとヨーランダ以外の全員がミッシェルを殺せたと思う。誰を占ったか、誰が人間かなんて関係ないわ。
 ミッシェルは、食いちぎられたわけでも引き裂かれたわけでもないんだから。

(119) 2010/07/06(Tue) 13時半頃

【人】 水商売 タバサ

[ ヤニクの反論に微笑んだ。]

 客観的に狭めているつもりで、落とし穴を見落としてるから言っただけよ。
 もし明日も誰か死んで、恐慌の中で気付いたら話し合いどころじゃなくなるから今言ったのよ。


 ヤニク、

   もう一人、いるじゃない。


 一番最初に殺されたのは誰?人狼に怯えて、気が触れたあの人が、どうして占い師でないと言い切れるの?


 サイモンが占い師ならヘクターは誰?
 そして、ヘクターが偽者なら、私は誰?ペラジーは?

(123) 2010/07/06(Tue) 13時半頃

【人】 水商売 タバサ

 勘違いしないでね。
 今その可能性を検討しないで、後になって刀振り回されたら迷惑だから今考えろって言ってるの。



 ヘクターを信じないなんて言ってないわ。


[ 琥珀色に冷たい炎を灯らせて、掠れた声ははっきりと告げる。]

 誰に何を言われても。
 全員を殺して踏みにじることになっても。

 …ヘクターの正体が狼だったとしても、"私は"ヘクターを殺させる気はない。

[ それなら私が狂信者だったってことになるわね。と笑んだ。] 

(126) 2010/07/06(Tue) 14時頃

【人】 水商売 タバサ

[ ガストンとフランシスカに顔を向ける。フランシスカと目が合った。]

 ヘクターが偽者でなくて、まだ狼がいるのなら、二人のうちどちらかが人狼。

 でも、二人とも、ミッシェルを殺す理由がない。

 飢えに耐え切れなかったならわかるわ。そういう化け物なら。でもミッシェルは前の二人と違い過ぎる。
 アイリス、の…肩、見たでしょ。サイモンの死体は見てないけど、腕は明らかに齧った跡があったって聞いた。

[ 無残に食いちぎられた肩口、裂かれた腹部のいろを忘れるはずもない。]

 二人とも、人狼がまだいるって知らしめるために、わざわざミッシェルを選んで殺したの?何のために?処刑されるため?
 そんなの、おかしいわ。



 …理由が、あったのかもしれない。どちらかが、ひょっとして両方狼なのかも。
 でも、動機を考えれば一番怪しいのはペラジー。人間だということを差し引いても、彼女なの。
 だから、投票するなら、私はペラジーを選ぶわ。

(127) 2010/07/06(Tue) 14時頃

【人】 水商売 タバサ

[ そしてペラジーへと視線を。]

 ドナルドは二人を食べた。餓えを満たすため、でしょう?
 ミッシェルは違ったわ。彼女は殺されただけ。死なせるだけでやめるのは、ケモノのすることかしら。
 その業は…"人間”の特徴ではないの?

[ それはまるでガストンの言葉>>76を聞いいたかのように呼応した。
 低く掠れる声。向かいに座るペラジー、投票すると聞かされて笑った女に、瞬いて首を傾げた。]

 どうしてかしら?……貴方が言ったのよね。



 【良い子が死ねば人に人を殺させるのが簡単になる】って。

(128) 2010/07/06(Tue) 14時頃

【人】 水商売 タバサ

 きっと、今夜フランシスカを処刑して、明日ヘクターが――ガストンは人間だった、もう狼はいないって言っても。

 また誰かが死ねば、私たちは狼を探して延々と殺しあいを続ける——そうでしょ?
 それなら、「きっとサイモンが占い師だった」ってことになるんだもの。


 誰もいなくなるまで、終わらない。

 ――それが目的なの?

[ ペラジーの思い、ペラジーの目的を知らない故に。
 ミッシェルの穏やかな死顔から、フランシスカの生への欲望を感じられなかった為に。]

 もしそうなら、貴方の望みどおり…私は人殺しになるわ。貴方を殺す。

(129) 2010/07/06(Tue) 14時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 14時半頃


メモを貼った。


【人】 水商売 タバサ

[ フランシスカの声>>131に、驚いたように眉を上げた。
 髪に挿された赤い花が揺れる。同い年の幼馴染が、妹の為に選んだ花。

 私にはないの?と拗ねて見せたのは、ただ妹思いの少年をからかっただけだったのに、と。
 思い出して自分の白い髪留めを握る。

  ――赤毛に赤い花じゃおかしいだろ――

 留め金の壊れた白い花。ミッシェルが死んで、赤毛を飾る機会は永遠に失われたのだろうと思う。]


(貴方を守ってあげたかったよ、パコ。狼のはず、ないって。
 でも、もう言えない。ドンが狼だったから――もう想い出の優しさには縋れない)

 ……フランシスカ、は。
 私達と交替した後、ずっと一階にいたの?ここで寝てた?

[ もしかしたら、妹を追い詰めるかもしれない質問を、紡いだ] 

(136) 2010/07/06(Tue) 16時半頃

【人】 水商売 タバサ

[ ヤニクがヘクターを信じると言えば>>134明らかに安心したように息を吐くのに、唇は反論を探して紡ぐ。]

 それを言うなら、ドナルドを庇った人はそもそも誰一人いなかった、ってことに目を向けるべきじゃないかしら。ヘクターだけじゃなくね。

[ 彼を庇う者がいたとすれば、それは自分だけだっただろう。最初の夜も、次の夜も、ドナルドはずっと孤立していた。]

 狼にせよ狂信者にせよ、仲間のドナルドを守る気なんてハナからなかったんでしょ。
 ……それか、やっぱり人狼は最初から最後まであいつ一人でしかなかったのかよ。

[ 冷やかに吐き捨てながら、両手が震えだしたことに気付いて眉を顰めた。
 白く光る石をそっと握って、また指を開いて、握って――激情を抑え込む。ここで泣き出すわけにはいかなかった。]

(137) 2010/07/06(Tue) 17時頃

メモを貼った。


[母は父を信じていない。
 一時はそう思ったが、続く母の言葉を聞いて思い直す。
 どれだけ父を信用しているか。
 否、どれだけ父を愛しているか。]

 僕の声はもう届かない。
 二人に触れる事も、触れて貰う事もできない。
 でも、

[―――良かった。
 母の、父への思いの強さを知ることができて。]

 父さんも、母さんと同じだよね。
 うん……絶対同じだよ。

[母の傍らには、いつも父の姿があった。
 母のように言葉で表したりはしないが、父は態度でそれを示していた。]


[立ち去る前、少年は父と母の手を握る。
 その温もりは肌を通して伝わってはこないけど。]

 例え、人を殺すような事があっても。
 アナタ達は僕の自慢の両親だよ。

 会えて良かった。会いに来て良かった。

[優しさ、強さが少年の手に伝わってくる。
 手を握り締めながら、若草色に二人の姿を焼き付けて、
 決して忘れない、と心に誓う。]

 もう一度、チャレンジしてみよう。
 入り口があるってことは、出口もある筈だ。

[二人に背を向ける。
 両の拳は何を意味してるのだろう。
 少年は一人、森へと向かうのだった。*]


水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 20時半頃


メモを貼った。


【人】 水商売 タバサ

[ フランシスカの呟きは聞こえなかった。つっかえつっかえ、絞り出された返事>>139に頷く。]

 寝てた…そっか。

[ なんで、起きてようと思ったの。
 その疑問は脳裏で言葉を形作る前に消えた。ただもやもやとした違和感が喉に詰まって、息苦しさに喘ぐ。]

(142) 2010/07/06(Tue) 22時頃

メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 水商売 タバサ

 ペラジー。

[ 痩せた女の頬に浮かぶ、笑みを写すように唇の端をどうにか上げる。]

 今まで、いったい何に、必死になってたの?

[ どうでも良い、という無関心な姿勢を貫いて来た女の、必死、という言葉の意味>>140をはかろうと。震える手を抑えた。]

 さっきどうして笑ったの?
 貴方は何が欲しかったの。貴方の願いはなんだったの?

[ 何もかも馬鹿馬鹿しくなったと呟く前の、ペラジーの言葉>>97を。
 人間なら尚更、その真意が知りたかった。深淵を覗き込む。]

(144) 2010/07/06(Tue) 22時頃

…ここは……?

[気づけば女は歩いていた。
それを疑問に思ったのは、自分の脚が自然に、あまりにも自然に動いていることに違和感を覚えたから]

アタシの脚…あれ…?

[顔を上げれば、集会所が見える。
昨日寝ようと思ったときから今までの記憶がごっそり抜け落ちていて、困惑しながらもその扉に手をかけようとした]


扉に掛けた手は、するりと通り抜ける。


―森―

[ 集会所内の空気に辟易していたところ、外へ出て行く少年の影を見た。]

 あ? あのガキどこ行くんだ?

[ 口の中で呟きつつ、放っておこうと思ったのだが。]

 ……つまらねえ。外の空気でも吸うか。

[ 一言をその場に残して、同じように外へ向かった。
 一足飛びで村の端へ――麓の町へと『食事』に出かけるときは、いつもこうしていたっけなあと思い出しつつ下を見る。]

 ――ん?

[ 足元、森へと分け行っていく少年が映った。]


水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/06(Tue) 22時半頃


[ 木を蹴って、少年の目の前へと落ちる。]

 おいガキ、何処行きやがる?

[ 両足でしっかりと地面を踏みしめて降りた。]


ひっ…!!

[驚いて手を引っ込める。
それからもう一度恐る恐る扉に触れようとした。…触れられない。
手は扉の向こうに穴も開けず突き抜けているようだった。

そっと、一歩、一歩、踏み出してみれば、身体は完全に扉を通り抜けた]

…あ、…ああ、アタシ…。

[中から聞こえてくる、ミッシェルが殺された、という言葉。
通り抜ける身体。自然に動く脚。誰も女に気づかない]

アタシ…死んじゃった、…のね…。

[ぽつり、呟く。
幽霊なんかになってるってことは未練があるのかな、と、なんとも言えない苦笑を零した*]


メモを貼った。


―森―

[少年は森に入ると、両手を広げて空気を吸い込んだ。
 此方の世界でも、やはり森は力を宿していて、
 少年は、自身に再び魔力が戻りつつあることを感じる。
 尤も、堕ちたわけ、未だ″罰″だと思っているのだが。]

 ……あれ? 処刑されちゃったの?
 それとも、人狼に襲われた?

[背後から聞こえてくる足音に振り返る。
 ドナルドを視界に捉えると、問いを二つ。
 少年は、男の正体を知らなかった。]


メモを貼った。


メモを貼った。


[ 人狼に襲われた、との言葉で同胞の顔を思い出した。]

 ――あ? 俺があのガキに殺られるとでも思ってるのか?

[ 腕に力を込める――それだけで、それは人のものではない、短刀に似た爪を生やした。]

 んで? お前は何してるんだ? 鬼ごっこか?

[ 長い爪を器用に使って頭を掻く。]


【人】 水商売 タバサ

[ ヘクターの声が聞こえる。
 背中を向けて座っているから、顔は見られなかった。馬鹿みたいに震える手を見られないのならそれも良いと思う。]

 生きて…れば…

[ 銀の皿でヘクターと話した時>>67、どう答えたのだったろうか。
 引き寄せられるままに肌を触れ合わせて。
 含んだ酒のジュニパーベリーの香り。

 なんと答えたのだったか――

 入れ墨を撫ぜて、尋ねたのは覚えている。
 「色んな入れ墨を見て来たけど、こういうのはなかった。由来、あるの?」
 どうしてそんなことを聞いたのだろう。通り過ぎる男達の、未来にも過去にも、興味はなかったのに。]

(151) 2010/07/06(Tue) 22時半頃

 あのガキ…?
 誰のこと言ってる―――っ、

[男の言葉が、そして目の前で長い爪を生やす様子が。
 問いの答えになっていた。
 暫く言葉を失ったかのように、立ち尽くして]

 アンタと、アンタが言うガキ。
 どっちが殺したんだ?

[少し間をおいて問う。
 真実の過去で何が起きたのかは分からないが。
 少年は男を睨み上げ、一歩距離を詰めた。
 正体が分かっても、怯えもしない。]

 面白いこと聞くんだな。
 一人でどうやってできるのさ。


【人】 水商売 タバサ

 そうね…私は、アレが狼じゃないって信じてたから。
 そりゃ庇いもするわよ。

[ ヤニクに微笑う。]

 私が狼なら……きっとミッシェルを殺したのはヘクターね?
 ヨーランダの目を盗んでミッシェルの家まで殺しに行くのは大変だもの。

[ 冗談ともつかない掠れ声で、ヤニクの背の方をちらりと見た。]

 どうせヨーランダの目を誤摩化すなら、私――貴方を襲ったんじゃないかしら。
 ドナルドが仲間だったなら………殺した貴方を許さないわ。絶対に。

[ 言葉の苛烈さとは裏腹に、表情も声音も冷ややかに静かなまま、ヤニクの揺れる瞳を跳ね返した。]

(157) 2010/07/06(Tue) 23時頃

[ 睨み、一歩を縮めてくる少年を、ぼんやりと見下ろした。]

 殺した? ああ、サイモンとアイリスの事か。
 どっちも俺だが、文句でもあんのか?

[ 確か、少年は未来から来たと言っていた――己を含め、少年を知る者は居なかった。
 二人を喰った件について、少年に睨まれる理由が掴めず、ただぶっきらぼうに言う。]

 ……友達の居ないヤツってのはどうやって遊ぶのか知らんぜ?
 コソコソと這いまわってたみたいだったしなぁ……?

[ にやり、と馬鹿にしたような笑いを口元に貼りつけた。]


【人】 水商売 タバサ

[ ゆっくりと、瞬きながらペラジーの言葉を反芻する。
 理解の範囲を越えた”目的”を。捉え漏らすまいと。]

 つまり、人の手で殺されたいと、思っていたのね。ついさっきまで。
 人殺しの自分と、同類の人間がどう振る舞うか、知りたくて。

[ ほとんどが鸚鵡返しのような呟きで、深淵を。

 ――そして視線を外す。]

 決まったわ。やっぱりペラジー以外には投票しない。
 ガストンにしてもフランシスカにしても、他の誰にしても、ミッシェルを殺せば今日も処刑が続くのは自分の身を危険に晒すだけ。生きたいと思うなら息を潜めて事件が終わった振りをすれば良かった。

 ペラジーだけよ。ミッシェルを殺す動機があったのは。

[ 立ち上がり、紙袋と羊皮紙を取る。さぁ、と室内を見渡した。]

 平等に、投票で決めましょう?一人一票。全員に投票の権利を。

(160) 2010/07/06(Tue) 23時頃

 その二人のことじゃない…!

[強い口調で反論する。
 けれど、誰だと問われれば言える筈がなく。
 少年はヨーランダ以外で自身の正体を知る者は居ないと思っている。]

 まぁ、もういい。
 アンタは死んだが、二人は生きてる。
 それで十分さ。

[馬鹿にされても少年が不機嫌になることはない。
 どれだけ歩いただろう。
 漸く、少年だけが見える、未来へと続く扉をみつけた。]

 人狼は退治すべき存在だが。
 人に負けちゃう人狼なんて、情けねぇな。

[扉を目の前に、少年はわざと憎まれ口を吐きだした。]


[ その二人の事ではないと言われれば、首を傾げるしか無い。]

 ひょっとしてあのガキ……すでにつまみ食いでもしてたのか?

[ 見当違いの事を言う。]

 ……はッ。
 絶え切れなくなって自分から死を望んだヘタレがどの面下げて強がってるんだかなァ!

[ 哄笑するも、『人に負けちゃう人狼』という言葉を聞いて、睨みをきかせた。]

 ……で、だ。テメエに聞いておくべきことがあったんだ。

[ 未来から来た少年。
 その彼でも知らぬのなら、最早、完全に此処には無いのだと。]

 ……人狼とは一体何だ?

[ 問う。己の存在理由を。]


【人】 水商売 タバサ

 そう見られても仕方ない?否定してるみたいな言い方ね。

 今さっき言ったばかりじゃない。
 貴方は、人に殺意を向けられたかった。人の手で殺されたかったって。

 動機。
 貴方の言葉をそのまま解釈するなら、ここにいる人の中で、事件が解決して、処刑が止まると困ったのは貴方だけよ、ペラジー?

 だからミッシェルを殺す必要が一番あったのは、貴方。

[ 一瞬、視線は動いてフランシスカの方へ。]

 …狼がまだ残ってるかどうかなんて関係ない。私が今日殺したいのは、一番ミッシェルを殺した可能性が高い人。ペラジーを。

[ 羊皮紙に名前を書いて、紙袋に入れた。]

(165) 2010/07/06(Tue) 23時半頃

 耐えきれなくなって?
 まぁ、そう思いたきゃ思ってればいいさ。
 
 言っとくけど、俺、″アンタと違う″から。

[″死んでない″とは言わない。
 頭の悪そうな男に、この事実が分かるかどうか。
 
 わざと憎まれ口をたたいたのは、導く者が必要だったから。
 蹴り飛ばされてもいい。
 背を押してくれる人が必要だったのだが……]

 …………、

 さぁね。
 アンタに分からないこと、俺に分かるかよ。

[突然の真面目な問いに、一瞬言葉を失った。
 扉を背にして男の姿を捉える。]


 ただ、俺は……人狼は半端者だと思う。
 完全な人間でも、完全な獣でもなく。

 アンタにどれだけ人間の心があったのかは分からないが、
 全くなかったわけでもないだろ。
 その姿してるんだしな。

 俺からも質問だ。
 アンタは、人間が羨ましいか? 獣が羨ましいか?

[そこまで言うと、少年は男の答えを待った。]


【人】 水商売 タバサ

 …どうしたの?

[ 投票を終えれば、紙袋をテーブルへ置いて、自分は扉の近くに立っていた。いつもアイリスが座っていた、入り口横のスペースに。]

 パコ?

[ 服を引かれて、首を傾ける。]

(170) 2010/07/07(Wed) 00時頃

[ 己と違う、と言われれば納得する。
 ――人と人狼は違うのだ。
 少年の意図した解釈とは違えども。]

 ケッ。ガキの癖に、よォ。

[ そして、少年の答えを黙して聞く。]

 ……半端者、か。

[ くつくつ、と笑う。
 化物、背信の獣――人の話、そして書物に記されたのは、全て呪詛の句。

 少年の答。
 ――くだらない質問に頭を使って考えてくれたのだろう。
 望む解答ではなかったが、それでも有り難かった。]


 俺か? どうだったんだろうなあ……?

[ なりたかったのは人か獣か。
 忘れて久しい願望だが、それでもかつて、己は人だった筈だ。
 涼しい顔をしている少年に、にやりと笑った。]

 お前の答は受け取ったぜェ?
 ――これは礼だ、受け取りなッ!

[ 手を振りかぶり、その頭目掛けて腕を振り下ろす。

 ――人狼の爪。二人を屠り、赤の剣士に傷を負わせた凶器をその顔に突き立てんと。]


………。

[女は集会所の中で立ち尽くしていた。
ペラジーは、"違う"。
自分が殺された時の記憶はごっそり抜け落ちていたが、それだけは勘で理解していた]

…嫌なものね。

なんで殺し殺されないといけないのかしら。


[相手が化物だから?殺さなければ自分が殺されるから?]

人の形をした化物だなんて、本当に、神様ってのは悪趣味だわ。

[ふい、と尻尾のように長い髪を揺らして、集会所を出て*どこかに*]


【人】 水商売 タバサ

 …いいわよ。

[ 二つ返事で。
 外には出られない、と視線を巡らせて、]

 …キッチン、いく?ここで?

(172) 2010/07/07(Wed) 00時頃

 それ。
 人狼の存在理由は、きっと悩むことだと思うぜ。
 自分はどちらに属したいのか。
 獣としての本能を抑え、人間としての理性を護るか。
 それともその逆か。

[自身の問いに答えない男に、少年なりの存在理由を伝える。]

 ―――なっ、

[振り上げられた腕、その先に延びる爪に。
 殺される、少年はそう感じた。
 細い腕を盾にして頭を庇う。]

 ……っ、

 どうせなら、背中にしてくれないか?

[腕から血を流したまま、男に無防備な背を向けてみた。]


【人】 水商売 タバサ

 飲む。
 同じ葉っぱなのに、パコが淹れるとどうしておいしいのかしら。

[ 真顔で唸って、キッチンの出口に一番近い椅子に座った。]

 クッキー、はもうなかったわよね…
 …そうだ、林檎の砂糖漬けがその下に入ってるの。アップルティー風、はどう?

[ 空々しい程に朗らかな顔で、一角の棚を指差した。
 時間は、そう長くあるわけではないが。本題に入るまでの間くらいは待つつもりで。]

(176) 2010/07/07(Wed) 00時半頃

[ ちょっとした脅かしの心算だった。
 腰を抜かすの少年をからかってやろう、その程度の悪戯。
 誤算といえば、少年の反射神経が想像を上回っていたことか。]

 バッ――!

[ 慌てて爪を引っ込めるも間に合わず、腕を掠めるように裂いた。]

 危ねえなテメエ! 危うくその腕斬り落とすトコだったじゃねえかッ!!

[ 逆上し、慌てて腕を戻した。派手に血は流れるが、爪に残る手応えは浅い――傷は残らず癒えるだろう。]

 まあ、男にしたら掠り傷だろ……自慢できるぜえ? 人狼の爪を受けて生きてるんだしなァ!

[ 頭を書いて笑い飛ばし、振りかぶる。
 ――今度は、人の手で、思いっきり。]

 ほらよッ!!

[ 手のひらは、少年の背を正確に捕らえた。]


[もしも、自身の両親を奪った人狼がドナルドなら許せない。
 けれど、今、目の前にある過去において、ドナルドは両親を殺しはしなかった。
 だから、少年は憎みきることはできなかった。否、寧ろ、憎んではいけないと、少年は思っている。]

 (母さんの笑った顔、怒った顔、どっちも好きだけど……)

[あの日、少年が処刑を買って出たわけは、見れなかったから。
 ドナルドが疑われ、あれ以上苦しんでる母の姿を見たくなかったのだから。]

 ありがとう、ドナルドさん。

[背を押されれば、嬉しそうに笑う。
 今度は、ちゃんと階段を上がれるだろうか。
 目の前には、一匹の″案内人″。]


 全てが終わったら、林檎食べてみてよ。
 ほらぁ、いっぱいなってるでしょ?
 果実の禁断、解いておいたからさ。

[こっちの世界からでも触れるようにしておいたよ。
 そう付け加えて、少年は笑う。
 男は、何か問うただろうか。
 どんな問いがあっても、少年が答えるのはこれだけ。]

 ふふふ、

 僕から皆への―――贈り物(プレゼント)。

[溜まった魔力、その少しだけを使った贈り物は、
 願いを叶える、幸福の果実。]


 欲張ったら、堕ちちゃうからね。
 アダムとイヴみたいに。


 じゃぁ、


[少年の姿は闇へと消える。
 ドナルドの目には、儚く消えるように映ったか。]








 ―――さようなら。


【人】 水商売 タバサ

 おいしい。

[ 林檎が口に入る。
 禁断の赤い実。
 これを好きだと言ったのは――
 若草色の眸、あれは誰だっただろう。]

 パコ。

(181) 2010/07/07(Wed) 01時頃

―未来へ続く階段―

 何だよ。
 罰じゃなくて魔力だったのか。

 ……って、あぶねぇ。
 使い果たさなくて良かったぜ。

[″案内人″から堕ちた理由を聞けば、小さく舌打ちする。
 けれど、少年の目元は確かに緩んでいた。]

 なら……今回は大丈夫そうだな。

[闇に浮かぶ、時の螺旋。
 チクタク、チクタク。
 時を刻む音と共に、少年の足音が響くのだった。*]


【人】 水商売 タバサ

 …ヤニクの言葉を、覚えてる?
 殺さなくても済むんじゃないかって。

[ 悲しい理想。辛そうに歪んだ表情を>>89]

 ヘクターの言葉を、覚えてる?
 ここで、やめとけば見逃せるって。

[ 静かな声、瞳にこもる炎を>>95]

 ……私は今日ペラジーを殺すかもしれない。あの子自身が、死ぬことを拒まなかったとしても、殺意を向けたのは私。

[ 何を踏みにじるか、何を吐き捨てるか。]

(182) 2010/07/07(Wed) 01時頃

【人】 水商売 タバサ

 聞いて、フランシスカ。
 貴方は生きるの。

 この村に人狼は、ドナルドだけ。ミッシェルを殺したのはペラジー。

 だから、貴方は生きられる。これからも、祭の夜には踊るのよ。


 だけど、まだこの村に人狼がいるなら……
 人を殺す衝動を抑えきれないなら。ミッシェルをその為に殺したなら。


 今夜、狼は、私を殺すのよ。


[ ごめんなさい、と、心の中で誰に謝ったのだろう。
 死ぬなと言ってくれた、誰に。]

(183) 2010/07/07(Wed) 01時頃

[ まるで、霞の様に消えて行く少年に目を丸くした。]

 ――ふん。

[ 少年は向かった先は天国か、もしくは此処とは違う何処かか。]

 俺は、林檎なんざ喰わねえよ。

[ だが、まあ一つくらいはいいだろうか。
 ――背を向けて、来た道を戻る。]


水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/07(Wed) 01時頃


水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/07(Wed) 01時半頃


水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/07(Wed) 01時半頃


【人】 水商売 タバサ

 パコ。

[ 手を広げて、フランシスカを迎える。
 身を守る道具など持ってはいない。]

(『惚れた女を守れるまじない』……あの模様、好きよ。)

 大丈夫よ。大丈夫。

[ 兄を亡くして鬱ぐフランシスカにかけたように、穏やかに、掠れた声を。]

(190) 2010/07/07(Wed) 01時半頃

水商売 タバサは、メモを貼った。

2010/07/07(Wed) 01時半頃


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