67 砂の都
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おや。
[商人ばかりを見ていたおかげで、突然現れた少年に酷く驚いたように目を丸める。が、すぐに吹いてきた風に条件反射で目を細め。 風が止めばもう一度少年を見下ろし、自分の長身を風避けに使われたことにくすりと笑みを零しながら。]
なるほど。今度からはそうやって砂を避けるとしようか。 と、何を見ているか、だったね。
……君は知っているかな、魔法の水を届けにきてくれる人のこと。
[当時商人が来た時は村中騒ぎになったものだが、子供の耳にまで届いているかは知らず。 そう問いかけてるうちに、商人の姿がくっきりと見えるようにまでなった。男は一歩歩み寄れば、適当な会話を交わしてからその水を受け取る筈。]
(3) 2011/10/17(Mon) 22時半頃
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そうだねえ。頑張って屈むよ。頑張って。
[何処か頼もしさを感じる少年の頭を楽しそうにぽんぽんと撫でる。 しかし、受け取った水を覗き込んでくる姿には少し、困ったような顔を見せ。]
確かに、高額なものだよ。 それでも、村の人が集まってお金を出したみたいだね。
[詳しく説明するのはどうにも良心が咎め、それ以上は言わず。 村の半数以上の人間がこの水で消えたなどと、子供に言えようか。 それからいつも通り、村には滞在せず去っていく商人の後ろ姿。影。それを見る男の顔は硬く。]
なんとも、不思議で怪しい人さ。きっとまた、明日来るよ。 この水の出所も、あの人自身の出所もわからない。普通なら、信用できないものなのだけれど。
[砂人を砂に帰す魔法の水。皆、その言葉に魅せられてしまった。]
(11) 2011/10/17(Mon) 23時半頃
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[少年の考える魔法に思わず頬が緩む。それこそ本当に魔法だ。 だが、実際は全くの別物で。やはり、言葉に詰まる。]
君の言うようなことは起こらないけど、効果は……あるよ。 けど、……ううん。
君は砂になるの、怖いかい?
[唐突な質問ながら、絞り出した声音は酒場のマスターの真似事をしていた時と違ってずっと真剣なもの。視線を動かすことなく、じいっと少年の瞳を見つめて。 ……ところが、そんな表情も数秒で崩れる。代わりに浮かんできたのは、この渋い顔には定番となってしまった苦笑。]
ちょっと、教会にでも行こうかな。 祈りたいことがあってね。
[先の質問はさておき、君はどうする。と、少年の言葉を待って。]
(23) 2011/10/18(Tue) 00時頃
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ホリー。……君の……妹、だったね。 そうか、彼女もまだ無事なんだね。
……大切な人と離れ離れになるというのは、私も怖いと思うよ。 だから、うむ。他は気にせず、君は彼女の傍にいてやるといい。 砂になる時というのは、本当に……あっという間、だからね。
[少年の赤い瞳の、真っ直ぐな視線。その視線が、心へ突き刺さる。それでも結局、水のことははぐらかして忠告だけを口にした。 水が必要になった時。語れば良い、と。]
道端で祈る人と、教会で祈る人。 見栄えが良いのはどーっちだ。
[後ろをついてくる少年ににこりと微笑み、軽やかにふざけながら男は教会へと歩を進めて行った。**]
(28) 2011/10/18(Tue) 01時頃
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[兄妹の絆に少しの不安も疑いも感じていない少年の言葉に、男はただ笑んだまま、一つ頷く。忠告するまでも無かったかな、と思うと同時に、 ――それなら片方がいなくなった時は、なんて。訊ける訳も無く。]
はは、生臭坊主か。今更気付いたのかい? 少なくとも、神の従者なんて立派なものではないのは確かだね。
[突かれようと涼しい顔であっさり肯定したりしながら歩き続けていくと、視界に入ってきた人影に立ち止まり。それと同時に手を振り出した少年を交互に見つつ、とりあえずは歩み寄った。]
ふむ、ヨーランダか。元気そうで何よりだ。 ……うん? ペラジー?
[少女の名をすんなりと言えたのは先に少年が言ってくれたおかげなのだけれど、柔らかく微笑んだのも束の間。その口からペラジー、という単語を聞けばあからさまに驚いたような顔をした。 教会から出てきた少年とよく似た少女、ホリーを一瞥した後、白いローブを纏った青年を目に入れたなら。あ、と小さく声を漏らす。]
(39) 2011/10/18(Tue) 21時半頃
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[ヨーランダに訊ねられれば>>40、教会の方へと向けられた視線を彼女に戻す。]
うむ……、私も旅をしていたからね。 この村に来る前に会ったことがあったのだけれど。
……まだ旅をしているということは、探し人は……。
[その先までは言わなかったが、少々苦い笑みが浮かんだ。 何かの汁が飛んできてるのに気付けば、こらこらとハンカチでオスカーの手を拭いてやろうとしたりもして。]
[ふと視線を外した時に、さほど遠くない位置に新しい人影を見つける。>>37 誰だろうか。目を細めて見るも、その顔までは捉えられず。]
(46) 2011/10/18(Tue) 22時頃
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[>>45驚き顔がかち合うと同時に、自然とこちらも笑顔になる。 取り出したハンカチで自分の手も適当に拭った後、差し出された手を握った。]
ペラジー、久しぶりだね。 まさか君がこの村に来ていたとは。驚いたよ。
[数多く存在する村の中、衰退し掛けているこの村で再会するとは。 自身がどれだけ驚いているかは、きっと表情に始まり言葉、手からも伝わるだろう。]
……見つかってないんだね、まだ。
[聞き辛いことでもあったが、低音で囁くようにそう言って。]
(53) 2011/10/18(Tue) 22時半頃
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[>>50興味を示した顔で見上げてくる少女に問われれば、目線を合わせるように屈んでから。]
はじめまして、ホリー。 私はね。伝道師は伝道師でも、生臭坊主な伝道師なんだ。 だから、特に何か伝道してるわけでもないんだよ。
[ぽんぽん、とさっきオスカーにしたように彼女の頭を撫でて。 それからペラジーの返答>>55に、そうか、と残念そうに一つ頷く。]
[人がいるかどうかも分からなくなってきてしまったこの世界。 その現状と、隣で子供たちと話すヨーランダの言葉>>56が、心に重く圧し掛かる。]
砂人……か、
[呟きはまた、風に攫われた。]
(58) 2011/10/18(Tue) 22時半頃
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[>>63膨らんだ顔も、男には子供らしい愛嬌のある様だとしか認識されず、相変わらずにこにこしたまま少女の疑問に答える。]
生臭坊主っていうのは、そうだね。神様の教えを守らないダメな人さ。 言い換えれば遊び人とも言えなくもないけど、ほら……。
格好良いだろう? 伝道師の方が。
[何処まで本気か分からない、ふざけた調子の声。 その声がはたと止んだのは、先程見つけた人影の正体を目にして。>>59]
……君たちの友だちかい?
[旅の伝道師などというアヤシイ職の己には、お嬢様の名も姿も知る由も無く。オスカーとホリーに問いかけた。]
(68) 2011/10/18(Tue) 23時頃
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[おや。ホリーに完全に不審者として見られてしまっている。>>69 変なことはしないよ、という意味を込め、頭を撫でていた手と一緒に両手を上げて降参のポーズをしてみせた。 それからオスカーから缶詰を分けてもらえば、礼を言って口に入れる。何かを噛んで味わうという感覚は、なかなか久しいもので。]
うーむ。生きてるって感じだねえ。
[思わず、そんな大袈裟な言葉が漏れた。 もぐもぐと口を動かしつつ、ホリーが首を振るのを見れば、再度金髪の少女とオスカーを見て。]
少年少女の関係にしては複雑なものなのかな……?
[オスカーの言葉>>75に不思議そうに、小首を傾げていた。]
(76) 2011/10/18(Tue) 23時半頃
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