4 SADISTIC DETH GAME:2nd
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『そういえば道、と言えば…さっき、ミスター・ブルーノにお会いしましたよ。 "今日は一人かね?"なんて声を掛けられて…それから、ボスの…ああいえ、なんでもないです』
―――…。
『さっ。そろそろメッセンジャーから報告が上がってくる頃です。 戻りつつ接触しましょう。…彼を見つけなければ、ゲーム参加資格もないんですから』
待って……。
[眼鏡に触れる。そして、街道の先を見た]
………。
(96) 2010/03/20(Sat) 00時半頃
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『湖の……』
――…。
[既にオスカーの手が何か――恐らく銃――に触れているのを見やり、眼鏡を直す掌に隠して溜息を吐く。
本当に血の気の多い派閥である]
…ご機嫌よう。 随分寒そうな格好をしてるけど……
――ああ、別にいいのか。
[言葉を略す。 ――馬鹿は風邪を引かないから、別に寒そうな格好でも構わないのか、と]
(101) 2010/03/20(Sat) 01時頃
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[実に正直な反応に、隠した口元には笑みが浮かぶ。 右手の動く先を目で追い、青年とは正反対の長い前髪に目を細めた]
その前髪…邪魔じゃない…? 切ればもう少し可愛くなると思うんだけど。
[言えば余計に嫌われるとわかっていて敢えて口にする。 そういえば、初対面の時にも軟派な台詞を言って機嫌を損ねたように思う]
根性ね…確かに、俺とは縁遠い言葉だ……。 その点は…君を尊敬するよ、オスカー…。
[略した言葉を敢えて口にはしない。相手が気づいていないという時点で十分だ。 薄い笑みと共に言われた言葉に、少年が少しだけ眉根を寄せる。 青年は眼鏡から手を離して、隠していた口元の笑みを顕にした]
そう見えるの…?なら、君の隣にいる子はどうなんだい…? その子も、よく見るけど…。
[イル、と呼ばれている相手を、じっと見た。――"ソレ"と同じようなものだ、と言いたげに]
(108) 2010/03/20(Sat) 01時半頃
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"裏切りモノ"――…。
……どっちが?
[くすり、はっきりとわかるように笑う。 抜かれた銃には青年は微動だにせず、代わりに少年が拳銃を腰から抜いた。布は左手に抱えられている]
セオドールは、何も裏切っていないよ…。 ずっと…ボスへの忠義だけで、生きてきた子だ……。
俺もまた……忠義に生きてきた、ただのイヌでしかない…。
[始まった話は、オスカーにはよくわからないものだろうか。…それで構わない。青年も、核心には触れないように話している。 この往来、いつどこで誰に聞かれているかわからないのだから]
豚狩はするつもりだけど…夜になってからね…昼から脂ぎった豚はちょっとね…。
――今は、もっとあっさりしたものが食べたいな…。
[ああ、そういえばお腹すいたなあ、と、些か場にそぐわない思考が浮かぶ]
(114) 2010/03/20(Sat) 02時頃
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言っていいの…?
[とは、問うものの結局それ以上は何も言わずに。 2丁目の銃が出されても、青年は銃を抜かない。持っているのに――だ]
『同じストリートで生きてたってだけでしょう。 そもそも僕は湖や、オスカーの下についた覚えはないです。
…金持ちのイヌになんて、成り下がってない。 僕は、…僕は……!』
――セオドール。
[少年の感情が昂ぶっているのに気づいた青年が、手を伸ばして銃を下ろさせる。髪をくしゃりと撫でながら、オスカーに言った]
ご飯、…ご飯か、よかったらご一緒しない…? うちの宿屋の安い飯でよければ奢るよ…?
(119) 2010/03/20(Sat) 02時半頃
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[銃を抜かない理由は単純。少年が青年の手足であるからだ。 従って"青年は既に銃を抜いている"のだ。だから――ナメているとか、そういうことはあまり関係がなく。 だがそれはそれで事実なので、訂正することはしなかったが]
『………』
[少年は黙ったままオスカーを睨みつける。 誘いを断られれば青年は、大して残念そうな様子もなく、それは残念、と口にした。
そして、横を通り過ぎていくのを見送る。 喉元まで出掛かった言葉は、結局飲み込んでおいた]
(126) 2010/03/20(Sat) 03時頃
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― 酒場 ―
[布を少年から取り上げ、近くの酒場に連れていく。 "準備中"の札が掛かっていたが、やってきたのがリーダーとその右腕だと知ると店主たちは文句一つ言わず店の奥のテーブル席へと二人を案内した。 その時にパピヨンからの伝言が書かれた紙を受け取り、それに目を通しつつ、青年は少年に声を掛けた]
――…。落ち着いてる…?
『すいません…大丈夫です。………っ、僕の、忠誠は、…僕は、裏切り者なんかじゃ…』
(――…もう暫く、そっとしておくか)
[少年は耳を塞いで自分の世界に閉じこもる。 ――青年はそれを哀れだと思いつつも何もしない。『蘭』の縄張りの範囲であれば護衛できそうだという伝言の主旨だけ頭の片隅に詰めると、あとはただ見守るだけ]
(138) 2010/03/20(Sat) 03時半頃
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執事見習い ロビンは、そう遠くないところから聞こえてきた銃声に顔を上げた。
2010/03/20(Sat) 03時半頃
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――セオドール、今の聞いてた?
『は――…え?』
……いや、聞いてないならいいよ…。
[青年が溜息を吐くと、少年は条件反射ですみませんと頭を下げる。 ――あの銃声が聞こえていなかった]
(――これは少し、急いだ方がいいかもしれないな…)
[少年には、零での記憶の抹消も、薬の投与も、何もしていない。 つまり、これがそのままの少年の"素"なのだ。
拾った時から既に罅が入っていた少年の"心"という名の壺が、少しずつ、歪んで、狂って、壊れてゆく]
(145) 2010/03/20(Sat) 03時半頃
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…やっぱり、気になる。 少し様子を見てくるね。
[席を立って、外へ。 少年はそれを反射でふらふらと追った。
そのせいで、布に包まれた狙撃銃は置きっ放しになる。 いずれ、別の部下が*届けてはくれるのだが*]
(147) 2010/03/20(Sat) 04時頃
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― 街道 ―
[暫く歩けば、途中、ポンチョを着た髪の長い少女>>149とすれ違うか。 彼女(?)は俯いていただろうか。顔は見えず。青年はそのまま気付かず通り過ぎる。
そして傍らの少年。常の少年ならば気配や硝煙の匂いに身体が反応して気づいただろうが、今の少年にはそこまでの余裕はなかった。
暫く歩き、路地へと]
―→ 13番路地 ―
(153) 2010/03/20(Sat) 11時半頃
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― 13番路地 ―
[いたか?、いや、いない!――と、ナイフやらニッパーやら包丁やら持った子供たちがぎゃあぎゃあと騒いでいる]
…どうしたの君達…何を、探しているのかな…?
[それなりに高価な銀色の眼鏡を外して、その辺に落ちていたボロ布を頭から全身を覆うように纏って子供たちに話しかける。 ここで渋い声でも出せれば完璧だったのだが、そこまで変装は得意ではない。 だが、子供たちはあっさりと喋ってくれた]
『"湖"ってトコの前髪ヤローの指持ってけば金が手に入るんだ!』 『あんた、これくらい前髪長いヤツ見なかった?』
――――――…。
[額も聞き出したが――まあ、はした金と言ったところか。 指は全部で20本あるのだから、それを全て奪えば20倍になって大金持ちだ、と、計算のできない子供たちは息巻いている]
[右腕はまだぼうっとしていたので、思いっきり足を踏みつけた。――そろそろ目を覚ませ、と]
(154) 2010/03/20(Sat) 11時半頃
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[馬鹿、喋るなよ!折角金は俺たちが独占する予定だったのに、――と、即興で作られたらしい子供グループはあっさりと仲間割れする。 それに気付かれないように小さく笑いつつ、少しは現実に戻ってきたらしい右腕の少年に目配せした]
"グレナデン"――。
[作戦コードを聞き、少年は、よろしいのですかと問うような視線を返す。頷き返せば、少年は踵を返して再び表通りへと走っていった]
……ああ…『湖』のリーダーか…むかし、一度だけ会ったことがあるよ…。確かに前髪は長かった…。
それから…そうだそうだ、目は炭みたいに真っ黒で……そういえば、頬に大きな傷があったかな…。あれは…きっと一生モノだろうねえ…。
[前髪が長い少年風、という以外に情報はなかったのだろうか。 ――普通傷の情報があればそちらの特徴のほうが先行して流されるはずだろうが、子供たちは気付かずあっさりと騙された。 "頬にでかい傷がある"という偽情報が上書きされて、その場にいる子供たちがどよめく。 じゃあその傷を探せば見つかる、いや、頬を隠してるヤツがあやしい、と]
(155) 2010/03/20(Sat) 12時頃
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(まあ、嘘だとばれるのは時間の問題だろうけど…)
[子供たちが騒いでいる間にそっとその場を後にする。 雪の中を歩くように、静かに。
ボロ布を捨てて、眼鏡を掛け直せば再び『雪』の長の顔に戻る。 近くで煙草を吸いつつサボっていた郵便局員に、ギブミーチョコレート、と軽い口調で話しかけた]
豚探しで忙しいところ済まない。 もう一つ洗ってくれないか…。
『湖』のリーダーの指に懸賞金が掛かってるって話の出所を調べてくれ。 多分、…これは勘だけど……ゲームに関係ありそうな話だ。
[チョコレートを受け取りつつ、小声で郵便局員――の格好をした部下――に告げる]
(157) 2010/03/20(Sat) 12時頃
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それから――今セオドールに伝達回ってもらったけど、 湖のリーダーに、グレナデンを、俺から奢ることにしたから。
[郵便局員も、少年と同じように不思議そうな顔をした。 グレナデン――"指定人物の保護"を対立派閥のリーダーに対して実行するなんて、どうなっているのか、と。その無言の問いに青年は笑う]
――…だって、可愛いじゃないか。…あの子。 可愛い子の指がなくなるなんて、惜しい…。
[返答は随分と的を得ない]
(158) 2010/03/20(Sat) 12時頃
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執事見習い ロビンは、双生児 オスカーを、可愛い子扱いして、また笑う。
2010/03/20(Sat) 12時頃
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まあ――彼が俺を頼ることなんて万に一つもないと思うけどさ。 もし見つけたら、歓迎してあげて…。
[チョコレートを食みつつ、いつものように部下からの情報収集。 『零』と『烏』、そして『道』の接触、 『幻』が今、雪の管理するバーにいること…
そして、豚の足取り]
――ふうん…目撃情報、ね。 その辺りの地域は……参ったな、俺らの縄張りからは少し遠いね…。
この辺りで力があるのは………。
[暫し、思い出すように考える]
――『<<薬屋 サイラス>>』か。
(160) 2010/03/20(Sat) 12時半頃
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――もう既知かもしれないけど『烏』に伝えてあげて。 "そちらの庭に豚が紛れ込んでますよ"ってね。
[チョコレートの包み紙に火をつけて灰にすると、郵便局員に別れを告げる。 伝達を終えて戻ってきた少年に、どうする?と訊ねた]
『幻』が来ている、というのも気になるし。 『湖』が指取られてないかも気になるし。
他の派閥の動きもなんだか穏やかじゃないようだし。 夜までどこで時間を潰そうか?**
(161) 2010/03/20(Sat) 12時半頃
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― 街道 ―
[適当な建物の壁に寄りかかって何処に向かうか考えながら、街並みを眺めていた]
――…。
[思い出すのは、旧派閥――『静』という名の派閥を乗っ取った時のこと。 あの派閥は派閥内の人間同士が仲がよかった。リーダーと個人的な付き合いを持っている者もいた。 だからこそ、壊しやすかった。 "無血"ではあったが、違う液体は沢山流れたように思う。
派閥としての理性を、個人的な感情のもつれで失った『静』。 誤解から激しく責められようと、リーダーは、それでも、派閥の人間を大切に思っていたから――だから、屈したのだ。
『貴方さえいなくなれば、この無駄な争いは終わります』 『ほんの少し、ほとぼりが冷めるまで安全な場所に避難されては如何でしょう…』
"安全な場所"――現在『雪』が"一番イイ宿"と呼んでいるソコに行かないかという提案。 ろくな場所ではないのだろうと当然最初は拒まれた。結局"俺が一人そこに行けば済むのなら"という言葉が聞けるまで、"たっぷり遊んだ"]
(173) 2010/03/20(Sat) 17時頃
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[あとは、他の派閥も知っての通りだ。
『静』のリーダーは"行方不明"となり、散開しそうだった『静』を『雪』という名前に変えて纏め上げ、青年が新たなリーダーとなった]
[『静』は小さく、争いも交渉も不得意な派閥だった。 それゆえに、壊されてしまう前に他の派閥に相談できなかったのだろう。
――内部での痴情のもつれで派閥が分解しそうです、なんて、恥ずかしくて言えなかっただけかもしれないが]
(174) 2010/03/20(Sat) 17時頃
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セオドール……。
[名を呼ぶ。 『静』のリーダーの側近のうち、唯一、『零』に記憶を渡さなかった、彼。
少年のことも最初は記憶を消して、適当な小間使いにでもするつもりだった。 だけど『静』の中では珍しい、優秀な狙撃手であったこと、そして少年の口から語られた"理想"――。
これは、消してしまうには惜しいと思った。 だから。残したのだ]
(175) 2010/03/20(Sat) 17時半頃
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[余計な感情など、挟んでいないはず――]
(176) 2010/03/20(Sat) 17時半頃
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『……ロビン?』
………、いや、何でもない。 そろそろ食事にしようか。
[ひどく馬鹿げた言葉が口から出かかって、やめた。 "イヌ"は"イヌ"らしく、頭をからっぽにして飼い主の命に従っていればいいのだ。
イヌがひとたび思考を始めてしまえば。主の命令を、己のいいように解釈し始めてしまえば。 そこにはきっと、忠誠という仮面を纏った狂気しか残らない]
君は、俺の、手足であり、武器だ。
[自分自身にも言い聞かせるように、口にした]
(177) 2010/03/20(Sat) 17時半頃
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『ロビン?』
(…本当に、あのガキ。余計なこと言ってくれた……)
『ロビンってば』
[無言で少年を軽く睨む。黙れ、と。 二人で黙れば、――少年は気づいたのだろう。一度、瞳を閉じた。
――誰かが、こちらを探っている]
[それは、零の手の者だが――そこまではわからない。ただずっと、同じ気配を感じる。一体いつからいたのか]
(178) 2010/03/20(Sat) 18時頃
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[少年の耳にキスするふりをして、素早く耳打ちする。 "グレナデンにサングリアを追加"
シロップにシロップを足す、甘い命令。 つまりそれは"単に匿うだけではなく徹底して守れ"という意。 オスカー狙いの人間が来たら、迎撃してもよいということだ。
それを受けた少年は、まるで本当に耳にキスされたかのように耳を押さえて照れ笑いをする]
(……気に入らない)
[注意は、どこかからこちらを窺っている者に対して]
(………癪だが、あいつらにも連絡を取るか…。 …セオドールも、…予想はしていたけれど少々不安だし。 ――このまま消されるよりは…だ)
[表情だけは、恋人に見せるかのような柔らかい笑みを保ったまま。 食事を取ろうと、*手近なカフェへ*]
(180) 2010/03/20(Sat) 18時頃
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執事見習い ロビンは、双生児 オスカーを保護したという情報が入ってきても、表情ひとつ変えない。
2010/03/20(Sat) 22時半頃
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― カフェ ―
[少年とふたりで昼食だか夕食だかよくわからない食事を終える頃には、太陽は姿を隠し、代わりに月が顔を出し始めていただろうか。 その間に部下がゴミに隠して持ってきた情報は三つ。
傘下の宿でオスカーを保護したということ。 オスカーの指に賞金を懸けているのは『月』だということ。 先程こちらを窺っていたのは『零』の人間だということ。
勿論それは"ゴミ"なので、他の店員やまだどこかに潜んでいるかもしれない他派閥の人間には見られないように速やかに処分する]
(200) 2010/03/20(Sat) 22時半頃
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執事見習い ロビンは、カフェを後にすれば、酒場で狙撃銃を回収し、時刻まで傘下の宿に身を潜めている。
2010/03/20(Sat) 22時半頃
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―→ 『烏』の縄張り ―
[青年がようやく自分の宿から出てきたのは、銃声が聞こえてから。 その歩も別に急いではいない。常通りの足取りで歩いている。
懐には、サイレンサーをつけていない拳銃が、1丁。 傍らに少年の姿は、ない]
(217) 2010/03/21(Sun) 00時頃
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執事見習い ロビンは、辿りついた時にまだ『烏』の面子がいれば、人数の多さに思わず眉を顰めた。
2010/03/21(Sun) 00時頃
執事見習い ロビンは、双生児 オスカーからの舌打ちは耳に届いていたが、そ知らぬ顔。
2010/03/21(Sun) 00時頃
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[そこには既に複数の派閥の長が顔を見せていただろう。 烏の――確かイアンという青年だったか、彼からの問い>>220は聞こえていなかったかのように無視し、その先、地面に転がっている豚を見る]
――…。
[視線は、『贅』のエンブレムを探している。 それは何処にあるのだろうか]
(223) 2010/03/21(Sun) 00時頃
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――見つけた。
[はっきりと、そう口にし。 自身の二の腕――ヨアヒムのエンブレムと同じ位置――に静かに手を滑らせる。 一秒、二秒。手を置いて。
三秒目に、眼鏡に手を触れた]
(229) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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[そのエンブレムを掠めるように、どこかから飛んでくる銃弾。
ヨアヒムの上着を僅かに擦るように焦がし、 弾自体は地面に落ちるだろうか]
(230) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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[今ここにいない右腕の少年が優秀な狙撃手であることを知っている者ならば、どこか遠くの建物から少年が狙撃したと判るだろうか]
……これで『雪』の参加表明は終了だけど。 …ルールはどうなっていたっけ……?
長が直接攻撃を加えないとだめ、って言われたら困るから、念のために銃は持ってきたのだけど……。
[淡々と、確認するように、言葉を紡ぐ] [その場にいる人間に必要ないと言われても、念のために撃つつもりではいたが]
(232) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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……。ありがとう。
[礼はイアンに対して。今はサイラスがヨアヒムに構っているので撃てないが、人がはけたら撃とうと、懐から取り出して、撃鉄は起こしておいた]
(241) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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