60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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― ノックスの部屋 ― >>3:316
[部屋に入り、ベッドに運ぼうとすると、ノックスの足がよろめいた。 そのままノックスのベッドに倒れこんで、目を丸くする。]
ごめッ……。
[自分のミスだと思って、瞬間謝るけれど… 唐突な質問には、頭を傾げる。]
(2) 2011/08/09(Tue) 00時頃
|
|
ノックス先輩? あ、いや、その…どこって……。
[いきなりだったのもあって、思いっきり戸惑う。 ぎゅっと抱きしめられているのも最初は転んでしがみつかれただけと思っていたけど…。]
や、そんなん別にどうでもいいっしょ。 んなことより、ちゃんと先輩は休まないと!!
[ノックスの行動に面食らいながら。]
(3) 2011/08/09(Tue) 00時頃
|
だ
い
す
き
……。
[最期の言葉は、声にならず。
幸せな夢に溺れ]
[暗闇の後、目を覚ますのは。
囚われたままの魂が見る、真夏の夜の夢]
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/09(Tue) 00時頃
「…ううん、もう僕のものなんだ。
ちゃんと薔薇の精の言うとおり、甘い毒で狂わせて、蔦に絡めて、根を生やして…
もう、逃がさない。ずっと一緒にいるんだもん。」
[薔薇の蔦に囚われたまま、うっとりとヨーランディスは語る。]
「なんで君まで混ざってくるの?
君が来なければ、二人でずっと幸せな夢を見られたのにさ。」
|
>>8 ――……え?
[その身体。離れなければさすがに不審に思って、抱きしめているノックスの顔を覗き込もうとしたとき、その青空の眸、口元が弧を描く…。]
病気のせい、じゃない? って、…… ――……ッ
[そのとき、ノックスの手が頭の後ろにのびて、 瞬いた時は唇がふさがれていた。]
な……ッ
[驚きに声をあげるけど、その声は侵入してきた舌に吸い込まれた。]
ッ………
[目をぎゅっと閉じる。 肩が、身体全体が、ぶるりと震えた。]
(12) 2011/08/09(Tue) 00時頃
|
それで、ヴェス先輩は幸せか?
お前はこの人の見た目だけが好きなのか?
[頭のおかしい後輩。腕の中の先輩]
夢の中の人形遊びなら、一人でしてくれないか。
[眼を覚まして欲しい。
でなければこの後輩を退ける為に酷い事をしてしまいそうで。
でもそんな姿、見せたくは無い]
それに、先輩の意思を聞いたのか?
『そう、ダメだよ…』
[ざわりと風渡るように聞こえるのは、人ならぬ声。]
『まだ、足りない。もっと集めなきゃ。』
『だから…。解放させるわけにはいかないんだよ。』
[ヨーランディスの狂おしい恋慕も、
ヴェスパタインの胸の中に積み重なった痛みも、
全て上質な養分になるから。
深く絡まった太い蔓は、
心の鎧を失って脆く剥き出しになったヴェスパタインの魂を、
深い深い奥底へと更に引きずり込もうとする。]
『側に居たいというのなら、その代償が欲しいかな。』
[望むのは精気。魂だけでも交わり犯せと。]
「だって、応えてくれたもん。
好きな人じゃなきゃ、抱かないでしょう?」
[愚かな少年は、未だ甘い夢から覚めきらぬ。
心などそこにはなかったなんて、気づいてはいなかった。
抱いてくれた。それだけが、愛の証と信じ切っている。]
「それとも…ディーン先輩。
…僕の先輩は好きでもない人を抱けるようなひどい人なの?」
[空の色を写したような、ヨーランディスの瞳が揺らいで潤む。
ざわりと赤いバラの蔦が蠢いた。]
――代償?
それで、先輩が守れるのなら。俺に払えるのならいくらでも。
[見えない声へ、そう返事をする。でも、どうやって自分が]
薔薇の精的には、セルフ以外なら手段を問わない…みたい。
|
>>15
[注ぎ込まれるのは、甘い甘い毒…。 口付けに見開いた眼は、やがて細まって……観念したように閉ざされる。 抵抗をしようという間も与えられず、がくりと身体の力は抜けた。
唇が離れた時も、やや開いた眸は、妖艶な青色の眸を映したけれど、また何かに負けたように閉ざされる。]
――……ぁ
[練習、とくすくす笑う声は耳に届いている。 薔薇の香りと、恋という名の憧憬に身体が支配されていくのがわかった。]
――……く
[強すぎる酩酊感。]
(19) 2011/08/09(Tue) 00時半頃
|
好意なんてなくても。
出来るだろう。
[自分がそうしたように。
薔薇の香に狂わされていれば尚更それは簡単に叶ってしまうもの]
お前とヴェス先輩に何があったとしても。
そこに先輩の意思がないのなら。薔薇に使われただけならば。
先輩は酷くない。
|
やめて……くだ さい
[それでも、そんな言葉が吐けたのは、 自らの欲望を抑えようとポケットに仕込んだ画鋲が足に激しい痛みを与えていたから。
だけど、意思に反して、身体自身は反応していく。 きっと、 完全に翻弄されていれば、きっとノックスの妖艶な眸を征服しようと、野獣のように襲い掛かったかもしれない。
だけど、その痛みの理性の分だけ、欲望に身体が熱く滾っても、自ら手を出すことはなく、 グレイの眸は最後の抵抗とばかりに、ノックスを睨みつける。]
(20) 2011/08/09(Tue) 01時頃
|
「嘘だ!そんなことないもん!ちゃんと愛してくれたんだもんっ!
そうじゃなきゃ、僕…何のためにこんなこと…っ!!」
[信頼は揺らいでも、それでも認めたくなくて、
恋に狂った哀れな下級生は泣きながら走り去る。
医務室で眠る少女のように可憐な姿も、ポロポロと涙をこぼしていたとか…]
イアンは、>>21 いやだ……と掠れた声で、精一杯睨みつけようと…。
2011/08/09(Tue) 01時頃
お前がそう思い込むなら、俺には何も言えない。
[恋に狂っているのは、一人でなくて。
もしかしたら自分がヨーラだったかもしれないくて。
走り去る背中、何処に行けるのかわからないけれど見送るしかなく]
[代償、と言われたことを思い出して先輩をぎゅっと抱きしめた。
自分一人でどうにかして、薔薇を満足させられないかと悪あがき]
…いや、酷いさ。
[下級生の悲痛な叫びを聞いていなかったわけじゃない。]
結果はどうあれ、あの子の思いを踏みにじったのは、事実だ。
…自分と同じ目に遭えばいいと、確かにそう思ってたから……
[ぽつりと告悔する苦悩。
胸の奥は、痛むばかり。]
|
>>26
[ノックスが言う言葉の意味がわからない。 ただ、ノックスの指が口腔内に侵入してきて…。 血の味が…甘い毒が、また注がれたのか?]
――……ッ
[身体の力はますます入らずに…。]
(27) 2011/08/09(Tue) 01時半頃
|
イアンは、眸から光が消えて……。**
2011/08/09(Tue) 01時半頃
だから、そんなに優しくしないでくれ。
…場違いな気がして、居心地が悪いんだ。
そんなものをもらえる資格なんて無い。
いっそ罰を報いを受けたほうが、気が楽だと思うのは。
贖罪なんかじゃなく自分勝手な自己満足だと…わかってはいるんだ…けど……。
…すまん、なんか…どうすればいいのか…わからない。
[戸惑い隠せぬまま、動けずにいた。]
俺はアディンセル先輩を、利用したんです。
なので、酷いのはヴェス先輩だけではありません。
俺の方がもっと、最低で。
[何の慰めにもならないけれど。
強烈なあのイメージはまだ残っていて、あれと同じことがヨーラや、この先輩にも起きていたのだとしたら]
……だから、自分だけを責めないで下さい。
ルーカスの件が出てきたおかげで、ますますフクザツな心境……
……罰。
先輩はもう充分苦しんできています。
もう貴方を泣かせたくない、上手く出来るかわからないけれど。
俺に愛されて下さい……。
それがきっと、先輩の進むべき道だから。
[そんな自信本当は無い、でも。
こう言わないとそれこそ囚われたまま進めないと思うから。
抱きしめる腕、もう少しだけ力を込めて]
…愛され……?
[戸惑う。
腕の中でおずおずと上げる視線は、野良猫のように怯えていて。
どうしていいのか分からないと眉を下げた。
ふわりと薫る薔薇色の風が通りすぎる。
妖精の囁きに、瞳は熱帯びて潤み…]
…ディー………
[薔薇の香りに酔わされて、強請るように縋り付く。
淡く色づいた唇から、綻ぶように吐息が零れた。**]
|
>>31>>34
――……ッは
[耐えることができれば、そんな条件を出されて、だからか与えられる刺激を感じたくなくて、必死で唇をかみ締める。 だけど、要所要所で声は漏れて……それはかえって扇情的だったかもしれない。]
せんぱ い…やめ……ッ
[胸の尖りなんて、触られることなどないから、そこを嬲られたとき、甘い刺激が息を漏らして自分でも驚いた。肌を撫で回されることなどもあるわけないから、ビクンと思わぬ反応をしてしまう。]
(38) 2011/08/09(Tue) 08時頃
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>>35
――…そん な
[いいみたい?と感覚を代弁されて、頬が赤く染まる。 拒絶したいのに、身体はもう、刺激を受けるたびにその感触に悩ましげに揺れて…。
ズボンに手をかけられたとき、目は開かれたけど、それはあきらめたように閉じられる。]
も……あ、
せんぱ……
[生暖かい感触。それは容赦なく、もう勃ちあがってたものを包む。やがて淫猥な水音。 すべてがどうでもよくなるような心地よさ。あっというまに追い立てられて、
耐える、なんて言葉があったのは、一瞬だけ、めまいがする刺激に顎が仰け反って、足は突っ張った。]
(39) 2011/08/09(Tue) 08時頃
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ぅ……ッ
[ヤニクやフィリパの前でも硬くしなったソレ、だけどその時、性を放出することなかった分か、 解き放たれたように、何度かの脈動とともに、射精してしまう。 その瞬間は恐ろしく幸福な刹那……表情はだらしなく蕩けた。 だけど、すぐに襲ってくる絶望…。]
……ぁぁ……そん な……。
[薔薇の香りだけでなく、唾液や血液を注ぎ込まれた身体は、まだ欲を満たさない。 ノックスの口からだらりと垂れる白濁。 だけど、腰にはまだまだ甘い感覚が残っていて……
むしろ、もっと高まっていて……。]
――………はっ
(40) 2011/08/09(Tue) 08時頃
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>>37 [たりないんじゃないの?の言葉、肯定したくないのに、 身体の中にはどろりと甘い溶液がうごめいているようだ。]
――……ゃ……
[でも、逃げようとも、身体は動かない……。 ノックスの青空のような目が、その甘さを欲望を捉える。 きっと絶望したように、その表情は変わる。]
せんぱ い……
[己の弛緩した身体が、自分のものじゃないようにみえた。 声にはしなかったけど、
唇の形は、もっと……と、違う自分が言った。]
(41) 2011/08/09(Tue) 08時頃
|
イアンは、抵抗などできず、ノックスになされるがまま……。**
2011/08/09(Tue) 08時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/09(Tue) 08時頃
イアンは、ノックスが自分を抱きしめる姿に目を細める。
2011/08/09(Tue) 12時半頃
|
せんぱ い
[行けと言われて、痺れた身体を動かそうとするも、 まだそれは動けず、 きっと、その毒の強さをノックス自身も知らないのかもしれない。]
せんぱ い 教えてください。
花を咲かすってなんです?
[そう、逃げなければならないのに、 その向けた背と、さっきの謎めいた言葉。
聞かなければならないと。]
(60) 2011/08/09(Tue) 12時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/09(Tue) 12時半頃
|
[花は薔薇、そう言って我が身を抱くノックス。 その背中がさきほどまでとは違い、 とても儚げにみえる。]
せんぱい せんぱい
[行為をやめたせいなのか。 それともやっと毒が身体に馴染んだのか。 手足の痺れがとれて、動けるようになれば、 ゆらりと上半身を起こした。]
せんぱい
[そしてその儚い背中の元に行こうと。]
(62) 2011/08/09(Tue) 13時頃
|
|
先輩、こっち向いてください。
[振り向かないなら、その肩を掴もうと。]
(63) 2011/08/09(Tue) 13時頃
|
|
[両肩を掴まれて瞬く。だけど]
だってせんぱい
さみしそうだから
[きっとカメラが持ててたら、撮ってた。]
(67) 2011/08/09(Tue) 13時半頃
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イアンは、ノックスの揺れる眸に目を伏せる。**
2011/08/09(Tue) 13時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/09(Tue) 17時頃
|
― ノックスの部屋 ― >>72 [また唇は囚われたけれど、その相手が一筋涙を流した時までは、まだそれでもその人を純粋な気持ちで慰めたいと思ってたはず。]
――…・・・ふぁ
[でも、また毒を注ぎ込む濃厚な口付けに、すぐに眸から光は消える。 注ぎこまれた毒は、今度は欲望の形をはっきりとイメージに描いた。 唇が離れると、流れた涙を舐めて、頬から耳たぶに舌を這わせた。 ノックスはその行動に驚いただろうか。 薔薇の香りがきっとそこで溢れ返った。]
(80) 2011/08/09(Tue) 17時半頃
|
|
――……
[さっきノックスはなんと言っただろう。 同情? 何に同情するんだろう?
憧憬している恋の形は、自分にだって訪れてはいない。 まだ、それまでの付き合いがまだありそうなノックスのほうがまだ自分より彼に近い気がするのに。]
――……せんぱい…
[そして、ノックスのシャツを彼の手の下から掴むと、強引に引っ張りおろす。いくつかボタンは千切れたかもしれない。]
(84) 2011/08/09(Tue) 17時半頃
|
そうです。
[見た事の無い表情をする先輩にどきりと腕の力を緩め、そっと涙の痕の残る頬を撫で。
必死で堪えようとしているものがぐらりと揺れる]
……せんぱ、い……。
[また薔薇の香に踊らされて、それでも腕の中の相手は望んでいるようにみえて。
いけないと、ここで触れてしまっては繰り返しになってしまうと理性の欠片は警鐘を鳴らしているけれど。
唇を合わせようと、顔を近づけてしまうのを止められない]
|
>>84
――……せんぱい
[きっと、薔薇の毒は、身体全身に回り始めている。 そして、もしかすると、その中にはノックスが日頃から感じていた嫉妬する何かも一緒に注がれたのかもしれない。]
何で泣いてるんですか? ――………せんぱいのほうが、まだ、
近い気がするのに。
[好きだといってなお、相手にしてもらえてないと思う。貴方のことが知りたいといっても、 お前がどんな奴か知らないのに?>>3:193 と返された……。]
せんぱい……
[曝け出された肌、肩からノックスの手を振り払い、その身体を掌で、まさぐりはじめる。]
(89) 2011/08/09(Tue) 18時半頃
|
|
でも、せんぱいが、さみしくて、 そして、かなしいのなら………
慰めてあげますよ。
[自分でも自分がおかしいと思う。 でも、同時にどうでもよくもなってきた。
そう、思うのは、今、目の前にある欲望を満たすこと…。 それが決して満たされないものだと、知らない…。
まだ、>>59芽吹いてはいないけれど、 憧憬していた恋には届かないと思える嫉妬…。 平等に愛を注ぐ人に、その鬱積としてものはつみあがっていく…。]
せんぱい……慰めあいましょう? 貴方には優しく したい………。
[病弱のせいで華奢であろう身体、それを引き寄せて、背中から下肢にも手を入れ込んだ。]
(93) 2011/08/09(Tue) 18時半頃
|
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>>92 [そして、肉食動物が獲物の首に噛み付くように、その首に口付けと歯を立てたとき、左腕に薄紅の蔦模様を見止める。視線はをれを追いかけ、鎖骨に絡まる部分にまた舌を這わせた。
下肢に伸ばした手は尻を揉みその間に入りこむ。 女性ではないから、そこに膨らみがあるのはわかっていたけれど、全然気にならない。むしろ、その袋も含めて、人が普段は触らないような場所を存分にまさぐっている。]
(98) 2011/08/09(Tue) 18時半頃
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>>99>>100
せんぱいには、やさしく しますよ だって、せんぱいのきもち わかるもの
[まさぐりながら、手が自らの身体に伸びると、 答えるように、股に手をいれたまま、もう片方の手を添えて抱き上げる。
また寝台へと転がす、だけど今度は意図的なもの。 すぐに下肢の衣類も取り去ると、その足を押し広げ、ノックスの性器を外気に晒した。 それは立ち上がりかけていただろうか。ともかく、肩に片足をかけ、ノックス自身に唇を寄せ含んだ。 そして、刺激を与え続けながら、ノックスをしゃぶる自分の唾液を指に絡め、その後孔の入り口をほぐし始める。長い指が、まずは一本、ゆっくりと中に侵入していくだろう。]
(103) 2011/08/09(Tue) 19時頃
|
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――……せんぱい きもちいい?
[そして、性器が十分大きくなれば、口を外して、 ノックス自身を手で梳きはじめた。 それは自らを慰めるときと同じリズムなのだろう。 激しくじゃなく、なめらかに、その漏れる息づかいに合わせて…。
やがて、ノックスが達して白濁が飛び散れば、それを腹から掬い、やはり後孔への潤滑油に塗りこんだ。]
せんぱい…… もう、ぐちゅぐちゅ です よ?
[ノックスの声があがれば、なお、恥ずかしいことをいうけれど、それはまるで恋人に囁くがごとく・・・。
決して貶めるまでのことは言わない。 そう、まるで、恋人を抱くように、囁いてそして、また口付けてから…。]
(105) 2011/08/09(Tue) 19時頃
|
|
[そして、その指が3本は入り込んで、ぐちゃぐちゃと音をたてていたとき、ノックスの意識はどうだっただろう。 十分ほぐれたと思えば、引き抜いてから、その身体をうつぶせにベッドに押し付ける。
そして、腰を両手で掴み、尻をあげさせると、すでに曝け出していた自分自身を埋め込んでいく。]
せんぱ……おれ、おとこ、はじめて
だし……。
[それは、言い訳だったけど、それからは、どんなに悲鳴があがろうと、ノックスに己を埋め込んで、そして、ぐっと体重をかけた。
その背中にはやはり薄紅の棘が模様を描いている。だけど、酔いしれた頭はそれがわかっていても、疑問ではなく、そこに舌を這わす。
同時に肉のぶつかる音は段々と早く。]
(107) 2011/08/09(Tue) 19時頃
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―虚ろな体―
――……、…っ……
[深い眠りに落ちたまま。
目覚める気配は無く。
けれど事後の処理として。
中に侵入する指。
掻き出すために擦られる内壁。
薔薇の、淫靡な夢に囚われた体は。
眠るままに反応だけを返す。
長い睫毛が、ふるり。揺れた]
―茨の夢―
[気付いた時、居た場所は。
薔薇に囲まれた知らぬ場所。
咲き誇る薔薇は、狂おしいほどの香りを放ち。
くらり、眩暈がするけれど。
同時にそれは、とても、とても甘美で。
ぞくりと肌が粟立つ]
[現実で。
体に与えられていた刺激に煽られたかは。
定かではないけれど]
[そんなことはどうでもよかった。
ただ此処に居るだけで。
息をするだけでも。
おかしくなりそうなほどの、快感]
[囚われた魂はなおも、薔薇へ精気を与えていく]
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/09(Tue) 19時半頃
[唇が微かに触れ合うかどうかで、ふっと顔を背け目を伏せた。]
…好きな人が、居たんだ。
[ぽつりと零れるのは、
深い傷の奥底に、それでも捨て切れずに抱えていた思い。]
周りとは何処か違う輝きを持っていて、ぶっきらぼうで何処か危うくて…でもなんだかほっとけなくてさ…。
悪い噂もあったけど、そんなの…信じないようにしてた。
…手紙貰ったんだ。とても嬉しかった。
中庭の、薔薇の木の下で…って。
テッド……
きみが、すきだよ。
そばにいたい。
あいたい、よ……
[白き魂の願いすら、薔薇は糧とするのだろう]
[けれどそれを知る由も無く]
[幸せな夢に溺れたまま]
[無数の薔薇に囲まれて]
[伸びる蔦は四肢に絡む]
[肌を伝うその感触が脳を溶かし]
[眠りの中、甘い陵辱に狂い続ける*]
…どうして、来てくれなかったんだろう。
俺の事なんか、なんとも思ってなかったのかな?
勝手に思い込んでのぼせ上がってた俺が馬鹿だったんだよね?
きっと…ホイホイ騙されて来ちゃった俺を、どっかで嘲笑ってたんだよね。
俺ってば…ホント馬鹿……。
[眉下げた、情けない泣き笑い。
思いは絶望に変わり、薔薇の毒に囚われてドス黒くそまってしまった。
その傷ついた心はきっと、さらなる花を咲かせる養分に…]
[触れ損ねた唇に、急に我に返る。
息を詰めて話を聞く。
とても、心に痛い話、これが先輩の抱えていたもの]
でも、先輩はもう一人ぼっちじゃないんですよ。
イアンは、ノックスが寝てる間に後処理をして自らの衣類は整えていた。
2011/08/09(Tue) 21時半頃
[一人ぼっちじゃない、そう呼んでくれる腕の中に身を預けて…]
…狡いよな。
優しくしてくれるからって、こうやって縋っちゃったりとかして…
きっと、甘えられるってわかったから、いいように利用してるだけ。
…それでも、いいの?
心地いいからって頼っちゃうとか…かっこ悪いなぁ…ほんと。
[なんだかとても、自分が情けなく思えた。]
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/09(Tue) 22時半頃
|
>>119 [ノックスの腰に最後は叩きつけるように己をぶつけて、そして、くぐもった声を出す。 達する前にノックスがまた白濁を撒き散らしたのには口はしあげながら…。]
せんぱ いッ
[小さな喘ぎ声、そしてかくりと脱力する。 その身体から己を引き抜いたとき、ノックスがこちらを見て何か言った感じがしたけれど、それは聴こえず、もう一度問うたときに彼の意識はもうなかった。]
>>124 [ともかく、ノックスがベッドに沈めば、その上に掛布をかけて…。 自分はベッドから降り、衣服を整えた。
そして、見れば、達して意識を失った白い肌。 肩首背中を彩る薄紅の文様。それに目が奪われないはずがなくて…。]
ぱしゃり
[カメラを手にして、彼を撮る。]
(163) 2011/08/09(Tue) 22時半頃
|
|
>>124 [それからノックスが目覚めた時には、カメラはまた傍らに…。 シャツのボタン…と言い出すノックスの傍に座る。 見れば、視線はついっと逸らされるけど、 薔薇の毒に侵されかけている身体と頭は、あまりそのことを気にしない。]
>>129>>134
――……ながくない?
[ただ、ノックスが己の右手を見て、まるで死期を悟ったかのような物言いをしたときは、微かに目を開いて聞き返した。 病魔と闘ってて仲良くしてるという談は、黙ってききつつ、ちょと寝るだけ、とか楽とか、そういう言葉に、どういうこと?とか聞き返したけど…。]
病気じゃない?
[歯切れの悪い回答には頭をひねる。]
(166) 2011/08/09(Tue) 22時半頃
|
イアンは、>>160 その時、部屋の扉は叩かれる。
2011/08/09(Tue) 22時半頃
別に、先輩に甘えられるなら俺は嬉しいですし。
俺なんか利用できるならどんどん使って欲しいし。
ましてや、頼られるなんて。
[さらりと髪を撫で、手の中で遊ばせる]
ああ。なら交換条件、出しましょうか?
|
― ノックスとヘクターの部屋 ―
[扉が叩かれても、部屋主ではないので、黙っていた。 ベッドに寝たままのノックスは反応しただろうか。]
誰か……。 ヘクター?
だったらノックはしないか。
[ノックスが反応鈍ければ、立ち上がって扉に向かう。]
(169) 2011/08/09(Tue) 23時頃
|
イアンは、てきぱきさに、茫然
2011/08/09(Tue) 23時頃
イアンは、とりあえず、扉を開けようと。
2011/08/09(Tue) 23時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/09(Tue) 23時頃
…交換条件?
[その言葉に瞬き、ディーンの瞳をじっと見る。
痛い思いをしすぎてきて臆病になった魂は、不安そうに揺らいだ。]
俺を、ぎゅっと抱きしめて下さい。
それが交換条件です。
[悪戯を達成した子供の顔でにやりとしてみせる]
|
>>175 [そして、扉を開くと、そこにたっていたのはヤニクで…。
なんでここに?といった顔で 押し黙る。
そして、ノックスが彼に受け答えをしているのも、そのまま聴いていた。]
(181) 2011/08/09(Tue) 23時半頃
|
|
――…っていうか、ヘクター先輩に何の用だったんです?
――……ヤニク先輩
[穏やかにヤニクとノックスが話しているのに割って入るのはそんな無粋な言葉。 薔薇の毒に当てられて、そして、ノックスの血によるのか、薔薇の毒の副作用か、嫉妬という感情を強く持ち始めている。
恋への憧憬は、伸びる茨に侵されて…。]
(183) 2011/08/09(Tue) 23時半頃
|
…え、
[出された交換条件は、あまりに予想外で。
思わず両目を見開いたまま暫くぽかんとしていた。]
こ…こう……か?
[虚を突かれたせいか、姿はいつの間にか普段通りの猫背気味の長身。
おずおずと長い腕を背中へと回す。
肩へそっと顔を埋めて、しっかりと身を抱き寄せれば、
胸郭越しに伝わる鼓動は、戸惑いと高揚と羞恥とを掻き混ぜたような、動揺のリズム。]
|
[ノックスの身体に這う文様…。 それを思うと、自分も、腰の辺りに何か違和を感じるような気もしたのだけど…。
今は黙って…。]
(187) 2011/08/09(Tue) 23時半頃
|
イアンは、>>185の寝たくない、の言葉にはノックスのほうを見る。
2011/08/09(Tue) 23時半頃
|
>>188
――……相談?
[なんとなく面白くない顔をしている。 だが、ノックスとの話の邪魔をそこまでするつもりもなかった。 いや、それもちゃんと聞いていたかった。
ヤニクが誰とどんな話をして、どんなことをなそうとしているのか。 それが知りたい。 ヤニクが知りたい。
そんな想いが膨れ上がっていく…。]
(193) 2011/08/10(Wed) 00時頃
|
[自分で言い出したことではあるけれども。
実際されるのは、とても恥ずかしくて何を言えば良いのか]
…………。ヴェス先輩、好きです。
[小さい相手を抱くのとは違う、ちゃんと先輩の体温で。
どきどきと、いつもより早い心音と伝わる鼓動が混じってひとつに]
|
>>194>>197
[それから、ヤニクの返答に、眉を寄せる。 さすがにノックスの気持ちを知ってしまっているのだから、それは…という気持ち。 どう伝えるべきかとか、考えるうちに、ノックスのほうが切れたように、また嫌いを連呼して…。
さすがに戸惑う表情を見せた。]
(201) 2011/08/10(Wed) 00時頃
|
[温もりも、呼吸も、心音も、全て伝わって溶け合いそうで…
聞こえたその言葉に、顔を上げられなくなってしまう。]
……あぁ…、うん……。
[今はまだ、上手に返答できないけれど。
自分の知る人々の中では、一番信じて大丈夫そうな、そんな気がした。]
|
>>200
[そして、ノックスの続く言葉を聴いて、そちらを向き、俯く。]
(206) 2011/08/10(Wed) 00時頃
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イアンは、あえて二人から視線は外し、黙っている。
2011/08/10(Wed) 00時頃
[今顔を見られたら、きっととんでもなく赤くなっているのだろう。火照っているのが自分でもわかるほど熱い。
だから先輩が肩に顔を埋めていてくれて本当に良かったと思う。
少し猫背の背中を撫でて、自分の心を落ち着かせようと深呼吸。
吸い込んだ薔薇の香の誘惑にだって、負けない気がした。
正直それ所じゃないというのが本音でもあるが]
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[ふいに、気配。 見るとノックスが崩れ落ちていく…。
それを受け止めるヤニクを見て、また、心に何かどす暗いモノが過ぎった。]
――……。
[そして、どこか知っていた。 ノックスが眠ってしまうこと。 彼が薔薇の毒を、己に注いだときから。
知っていた。]
(213) 2011/08/10(Wed) 00時半頃
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イアンは、カメラをまた手に撮る。
2011/08/10(Wed) 00時半頃
イアンは、手にしてるだけ、まだ撮ってない。
2011/08/10(Wed) 00時半頃
イアンは、背後にヤニクがノックスを呼ぶ声を聴いている。薔薇の香りをさせながら。
2011/08/10(Wed) 00時半頃
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