132 lapis ad die post cras
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[美しい色彩が小さくなってゆく。 彼女の朗らかな性格はいつも和みを提供してくれていた。 『クチ』を大きく開いてよく喋る彼女を直視出来なかったのは事実だが、それでも避けようと思わなかったのは、その人好きのする性格を好ましく思っていたからに他ならない。 だから、軽い気持ちであっても、誘って貰えた事自体はとても嬉しかったのだ。]
ありがとう。
[最後にかけた声に、彼女は振り返る事無く行ってしまった。 数刻後、彼女を乗せたポッドが空を駆ける。]
――Bon Voyage!
(5) 2013/07/28(Sun) 00時半頃
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[ことの顛末は、こうだ。
玖休の手首を修復するため、クリスマスの金髪(植物の部位で言えば、根である)が彼の体内に侵入した時。
「空いているとこはとりあえず埋めたい」という本能が一部暴走し、彼を構成する情報源に、刹那、足(根?)を踏み入れた。
そして、情報を吸い上げて、クリスマスは己の中に組み込んでしまった。
異種掛け合わせ、遺伝子組み換え、DNA配置変更。
「情報ドロボウ」誕生の瞬間である。
接触時間が極めて短かったため、また、彼の体内から金髪を消し去るように退出していたため、新種はたった1株生まれるだけで済んだ。
生命は、自分とは異なる存在を系譜に組み込むことで、多様性を持ち、拡大し繁栄することを望む本能を持つ。
プロジェクトR.O.S.E.の下で生まれたクリスマスもまた本能に逆らえず、世界に1つだけの花を咲かせたいと願い、隠し守っていた。]
― ポッドの中 ―
[予想通りというか]
せ〜〜〜〜〜〜〜まい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
[緑の栄養剤を口にくわえたまま、のびのびできない金髪を抱え、金の球体を抱え、一人、文句を言った。]
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ままならない、ものだな……。
[窓辺に凭れて外を見る。 幸せを願っている。 自分の手で幸せにしてやりたいと、いつか『楽しい』と言わせてみたいという想いは、身体を離しても尚募るけれど。 果たしてそれが可能なのかは甚だ疑問で。
――次に会った時には、気持ちだけでも伝えようか。 もう、何をしていても苦しい。**]
(9) 2013/07/28(Sun) 01時頃
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― とある星にて ―
[生命がのびのびと暮らす星に、ある出来事が起こった。
恒星全体としてみれば小さな出来事であったが、対象地域の植物にとっては青天の霹靂であった。
そこは生命たちが春を謳歌してぬくぬくと繁栄し拡大し続けていたのだ。
そこに突如、金属物体が飛来してきた。
その中に「そいつ」はいたのだ。
飛来時の衝撃で、いくらかの植物がねこそぎやられた。]
[その外来種は、かつて栄え、次第に環境適応できずに断絶したとある植物の一属に極めて類似していた。
一属が無くなった分だけ、生態学的地位つまりニッチが空いていて、外来種は、そこに滑り込むように根を伸ばした。
すわ生態系の危機であったが、外来種は極めて温厚であり、競合を生まないように自ら変化していった。それどころか、既存の植物がより繁栄できるようにさまざまな可能性を提示してきた。]
「わたし あしもふ あと おい きました」
「これら やるから リソース おくれ。」
[取引を要求された植物達は、特に断る理由も、また、断る方法も無い。全てをあるがままに受け入れるしか無いのが世の常だ。
提案は採用された。]
[かくして、外来種たるクリスマス=ローズは、一部のニッチをしめて、足りていない栄養を摂取し根をはることに成功した。]
だもんで、直接話して受け入れてもらうのが、いいじゃんねー!
[春の地帯で、金の球体を周囲にはべらせて、ううん、とのびをした。
『パラディソ』を出る時には青白かった頬も、ずいぶんと血色が戻っている。
到着時には、交渉のために動くことが出来なかったが、今はずいぶんと遠くまで移動することが出来る。
「秘蔵っ子」を咲かせるだけの余裕も確保することが出来た。]
[クリスマスの足下には、金色の芝が広がる。
自身の分身による、金の草原である。
地中に埋めて隠しているポッドに軽い足取りで駆け寄ると]
さんきゅー!
いえーい!!
[まだ花を咲かせるところまではいたってないが、無事にファースト・コンタクトを終えたことを参休に伝えた。
空は、見事な晴天なり。]
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―廊下―
[無意識に廊下の隅に視線を向けていた事に、今更ながらに気づく。 見慣れた小さな体躯の前にしゃがみこんだ。 両手の親指と人差し指で左右の目尻から肌を引っ張る。 細い目はますます細く垂れ下がり、痩せた肌は更に多くの皺を刻ませた。]
ヒューマンの星『地球』には、カレーパンマ〇というカレーパンで出来ているヒーローがいるそうだ。 コドモ達は手遊びでこんな風に真似をするのだとか。
[変な顔で唐突に登場すれば、笑わせる事が出来るのではないか。 固い頭で考えた精一杯の登場の仕方がこれだった。]
(43) 2013/07/28(Sun) 21時半頃
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そうか。 馬鹿にでもなれば、笑わせられると思ったんだがな。
[元より、爆笑を予想していた訳ではない。 これはただの自己満足だ。]
おっさん、か。
[一度名前を呼ばれる喜びを知ってしまえば、これ程までに刺さるものだとは。 膝に仮面が隠れようとも、それがたとえ拒絶であろうとも、この場を離れる事は出来ない。]
(46) 2013/07/28(Sun) 22時頃
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……何かあったのか?
[いつも無機質な声色に拗ねた響きを感じて首を傾げる。]
(49) 2013/07/28(Sun) 22時頃
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――――え?
[呼ばれた名前に胸が高鳴ったのも束の間、告げられた事実に表情が凍りつく。]
降りようと思えるようになったのか…… それは、
[良かった、と、言ってやるべきなのに。]
(50) 2013/07/28(Sun) 22時頃
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嫌だ。
[出力装置は内心を忠実に音声化する。 顔を歪めた。 上げられた顔を見つめても、その表情は見えない。]
……嫌だ。行かないでくれ。
(51) 2013/07/28(Sun) 22時半頃
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[中年が若者、いやむしろコドモに、すがるように手を伸ばす光景は、端から見たら酷く滑稽だろう。 立ち上がる肩を掴めたのなら、柔らかい肌が変形しそうな程力を込めて抱き寄せてしまいそうだ。]
君が忘れられない。 君を笑わせるのは我でありたい。 散歩したり、泳いだり、しりとりをしたり、色々、色々……っ、
[ジャックは「降りる事になった」と言った。 それは、決定事項という事で。]
駄目だ、他の奴となんか……!
(55) 2013/07/28(Sun) 22時半頃
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ジャック、我は君を、愛している……!
[感情の揺れに応じて、廊下に大声が響いた。]
(56) 2013/07/28(Sun) 22時半頃
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わら っ、た ……?!
[振られる為に告白をしているようだと思っていた道化の耳に届く、笑い声。 それは、ずっと聞きたかった響きで。温度で。]
仕方がないだろう、もう隠せないんだ。 変でもいい。馬鹿でもいい。 君を独り占めしたいんだ……!
[笑い声を聞けただけで、しあわせで胸が詰まる。 背中に感じる圧迫感に心が締め上げられて、回した腕にますます力を込めた。]
(63) 2013/07/28(Sun) 23時頃
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いや、君が笑ってくれるのなら、我はどんな事でもしよう。……離れる以外は。
[身を捩るジャックの内心は知らず、離れたくなくて腕の力を抜けない。 それでも、仮面の双眸が上げられて、恋慕に濡れる瞳は見られてしまった。]
…………っ、
[頭が真っ白になった。 「キモい」と拒絶される事も覚悟していたから、小さく告げられた言葉が嬉しくて。いとおしくて。]
愛している、ジャック。
[もう、その言葉以外、脳から消えてしまったかのように、繰り返す。]
(71) 2013/07/28(Sun) 23時半頃
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[このまま時が止まってしまえば良いと思った。 もしくは二人でどこかへテレポートしてしまえれば、と。
返る答えは社交辞令ではない事は、触れてくれる手から伝わった。]
……我の傍にいてくれ。
[合図に従って腕を離し、懇願した。 「熱い」は比喩表現ではないのだろう。この生命体の感情の高ぶりは体温を上げていたようだ。]
(78) 2013/07/29(Mon) 00時頃
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そうだ。
[短く答える。 掴まれた白衣が震えているのが分かる。 見上げる二つの黒を覗き込んだ。]
……困らせてしまってすまない。 だが、自分に嘘はつけない。 我と、共に乗って欲しい。
(83) 2013/07/29(Mon) 00時頃
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