310 【R18】拗らせ病にチョコレヱト【片恋RP】
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………!! ぇ、…ぁ、う……その、
[ドイツの>>1:305、というのは、自分に話題を振られているのだろうか。いや彼女は自分に背を向けたままで、こちらに視線を向けてはいない筈なのだが、いやしかし。 二人の間で結論が出たとも知らず>>5>>10、まごつき返答に悩んでいるうちに気配は離れていて>>1:306>>6。 ほっとして。……あぁでももう少し、あの人の姿を見ていたかったかも……なんて。
でもまさか引き留めるなんてことが出来ようはずもないので、カレーがたっぷりと作られた寸胴鍋におずおずと近付きながら、結局即答は出来なかった返事を心の中で考えてみる。]
………カレー、……
[ドイツでは正直、『だいすき』にランクインするほど馴染みのある料理ではない…が、そのスパイシーな香りはとても食欲をそそられる。 あとじゃがいも。じゃがいもが入っているのはとてもいい。じゃがいもが嫌いなドイツ人はいないはず。 だからやっぱり、もしかしたらもう言われていたかもしれないが>>5、ドイツ人も好き……だと思う。 日本風のカレーは食べたことがないから分からないけれど。]
(20) 2021/02/16(Tue) 04時頃
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[…これから食べ……ても、いいん ですよ、ね…? 食べちゃいますよ。今ちょうど、誰もいないし。
と、辺りを見れば、たくさん並べられた皿の中に『待雪』の付箋が貼られたものを見つけた>>1:285。
…あぁ…なるほど。それでいきなり、僕の名前。
別に僕に特別、食べてほしかったわけじゃなく、全員に食べてもらえるようにと。 確かに僕はこういう機会があっても、よほどお腹が空いて部屋に食べ物のストックもないとかじゃない限り滅多に食べることはない。 …もし、誰か他にたくさん食べたい人がいるなら、その人の分を減らしてしまうのは申し訳ないし。 でもこんなに量があるなら、確かに数人だけでは食べ切れなかろう。何せ管理人さんや、いつも散歩しているのを見かけるあの人、果ては彼が飼っている犬の名前まで書いてあるほどだ。 というか、その人達にも食べてもらうためにこんなに大量に作ったんだろうな……など、本当のこと>>1:282は露知らず。]
(21) 2021/02/16(Tue) 04時頃
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[……うん。いい人だ。 優しいひとだ。 僕を含めた、この賀東荘に関わる人たちみんなに、こうやって料理を振る舞って。 わざわざこうして付箋まで付けてくれる。これだってちょっとした手間だろうに。 まあ、仕事のできる彼女のこと、こんなの手間のうちに入らないのかもだけど。
それから―― ヨスガくん優先、の文字にやや手が止まりかけるが、でもまだ全然量はある大丈夫。あの人そこまで大食漢ってわけじゃないだろうし多分。と、『待雪』の皿にカレーと、それからライスを盛った。 日本ではこんな風に盛り付けてたはず、確か、と思い出しながら、だけれどどちらもちょっと量は控えめに。]
(22) 2021/02/16(Tue) 04時頃
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[ ……ああ、でも、わざわざそう書いてるってことは、 ヨスガさん、にいちばん 食べてもらいたかったんだろうな。 仲いいんだな、きっと。 ………好き なのかな。
まさかこの想いが成就するなんて、1ミリも思ってはいないけれど。 けれど、既に相手がいる可能性 を正面から突きつけられて、 胸が痛い。 すごく痛い。
………でも、それでもまだ彼女への想いを止められない だなんて、 ばかだな。 すごく ばかだ。 ]
(23) 2021/02/16(Tue) 04時半頃
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[なんて、自嘲しつつ。 カレーを盛ったら次はこの…この…なんか名状しがたい料理。 あまり、いやかなり見慣れない物体ではあるけれど、とりあえず、食べ物らしい。こわくないらしい。なんかそういう話をしてた気がするし、それを聞いていないと食べ物とすら認識していなかったと思う。 口にするにはかなり勇気がいる風貌だけれど、もちろんこれも頂く。
だってきっと、あの人が作った料理なら何でも美味しいに決まってるし、 なんでも美味しく食べられるに決まってるから。
そのあと……部屋に持っていって食べる、ということもできたけれど、それはしなかった。 食べ終わった食器を片付けるのが手間だし、……もしかしたら彼女たちがまた戻ってくるかな、なんてちょっと思ったから。 …いや、戻ってきたらきたで食事どころじゃない精神状態になりそうなのは分かりきっているのだけれど。
それで、僕が食べている間、ここに何人か来たんだったか、来ていないんだったか。 他人の気配に敏感なはずの僕がよく覚えていないくらい、集中して、味わって食べていた。]
(24) 2021/02/16(Tue) 04時半頃
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[だって初めて食べる、好きなひと、の手料理で。 それにちょっと甘めのカレーは、炊き立ての白米とよく合って、すごくすごく美味しかったから。 …ニンジンが星形だった>>1:281のはちょっと意外で、あの人の新たな一面が見れたことを嬉しく思ったりした。
それから……ナマコ、は…… ごめんなさい。なんでも美味しく…は、やっぱりちょっと嘘でした。 味付けがとかじゃなく、この素材の…コリコリ…グニグニ…した食感、僕には合わなかったです。
でも取り分けた分はがんばって全部食べた。当然。大好きなひとが作った料理だから。]
(25) 2021/02/16(Tue) 04時半頃
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[その後―― 使った食器はきちんと洗って棚に戻し。付箋は…捨てずに貰ってしまった。このくらいなら許されようと、きっとバレないだろうと信じて。 それから。もしもこの後、彼女に会うことがあったら。 全員に向けたものとはいえ施しを受けたことについて、礼のひとつも言えないのは悪かろうと決心し、勇気を振り絞りに振り絞って、
カレー、おいしかったです。ありがとう。
と、恐らくは伝えたかったのであろう、曖昧で言葉未満の音声が、届けられたか。やっぱり届けられなかったか。]
(26) 2021/02/16(Tue) 04時半頃
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[――自室に戻り、布団の上に横になって、『待雪』と記された付箋を何度も何度も見つめる。ずっと、ずうっと見つめる。 綺麗な字だ。彼女を表すような。少なくとも自分にはそう見える。
これは証だ。 名前を呼んだなら、これを書いたなら。 あの食事を誰にいちばんに食べてほしいかなど関係なく。 確かにその一瞬だけは間違いなく。 彼女の頭の中に自分は在った―その、証明。 ……その"自分"が、決して良い印象のものとは限らないと、 常の思考なら暗い気持ちに陥っていたはずだが。 今晩は不思議と、ただ幸せだった。
大切なそれを、間違っても捨ててしまわないように、大好きな本の表紙を開いてすぐのところに貼っておく。
大好きな本。死してなお王子に見初められるほど美しい、スノーホワイトの物語。]**
(27) 2021/02/16(Tue) 04時半頃
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─ バレンタインデー前日・昼 ─
[この時期の日本は、あちこちから甘ったるい匂いがする。 気がする。
1ヶ月ほど前からだろうか。あちらこちらで売られているチョコレートを見て、何だこれはとは思っていたけれど、 その訳は職場の同僚が(聞いてもないのに)べらべらと話してくれた。 曰く、この国においてバレンタインとは主に女性が意中の男性にチョコレートを贈る日、なのだと。 最近はそうとも限らないらしいけれど。
お前モテそうだよな、チョコとかいくつ貰ってたんだ?
なんて言われたのは、日本式のジョークなのだろうか。それとも皮肉か。学生時代に貰った物なんて、いつの間にかペンケースに入れられていたミミズしか記憶にない。本当はもっとあったかも。でもそのどれもが悪意ある物だったのは間違いない。
そもそもバレンタイン、チョコ贈る日じゃないし。しかも贈るの、男の方だし。 なんて言葉はもちろん口には出ず、その時はただ首を横に振るだけで精一杯だった。
母国では、男性が女性に花を贈る日だ。]*
(129) 2021/02/17(Wed) 00時頃
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[──意識を目の前に戻す。 そこにあるのは、 ハート、ピンク、リボン、キラキラでKawaiiものたち。 宝石のようなチョコレート。 どれも自分にはまるで縁遠いもので、
……あの人は、どうだろう。 やっぱり誰かに、渡したりするんだろうか。 ……するんだろうな。
相手のことを想いながら、こっちがいい、やっぱりあっちがいいかも、とか悩んだり、 いや、もしかしたら手作りするのかもしれない。 そしたらきっと、とびきり美味しいチョコレートが出来上がるんだろう。 ラッピングは…ここにあるような愛らしいデザインのものより、シックでお洒落なものを選びそう…だけれど、でもそれは僕の中のイメージであって。 この間のカレーの星形ニンジンを見るあたり、実は可愛いものとかも好きだったりするんだろうか…? それはそれでいいなあ。
………いいなあ。 贈られる相手が、羨ましい。]
(140) 2021/02/17(Wed) 01時半頃
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[なんて、ぼんやりしていたからだろうか。お店の人に、いらっしゃいませ、こちらの商品大変人気となっております、なんて声を掛けられたのは。 ハッとして、逃げるように店先から離れる。
もしかしたら近くに、同じ住まいの彼女の姿があったかもしれない>>90が、それには気付かず。
何で僕に話しかけたんだ。チョコレートって女性から男性に贈るものなんじゃないのか。などなど、言い返せるのは心の中でだけ。 …いや、最近はそうとも限らないという話なんだったか。 じゃあ、逆というのも有り得て…?]
(141) 2021/02/17(Wed) 01時半頃
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[……僕が、あの人に? チョコレートを、贈る?
…いや……いやいやいや。 無理無理。ぜったい無理。
そもそも何でいきなり、ロクに話したこともないくせに、って不審がられるに決まってる。この間のカレーのお礼とでも言おうか?いや、いや、あれは全員に対してのものだったわけだし。ならば日頃世話に…というか色々と迷惑をかけている詫びとして、賀東荘の住人全員に配る、その一つとして…?無理、全員になんて僕のメンタルが持たない。
……それに、もしもし万が一、渡すことができたとして。 彼女は僕に、どんな反応を返すというのか。 端正な顔が歪められて、困ったような顔を浮かべるのだろうか。それとも嫌そうな顔か。いや、ハッキリ物を言いそうなあの人のことだ。結構です、なんてバッサリ言い切られてその場で突き返されるかもしれない。
……想像しただけで泣きそうだ。 やめよう。考えるのは。]
(142) 2021/02/17(Wed) 01時半頃
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[で。 どうしてこんなに、何やかんやと思考を飛ばしていたかといえば、 現実じゃない、他のところに意識を持っていっていないと、この状況にとても耐えられなかったからなのである。
だっていま自分がいるのは、よりによって人が一番多い時間帯の商店街なのである。
休みなのに急に仕事が入り、でもそれも午前中で終わってしまって、午後は午後で改修工事が入るからとか何だとかで追い出され。 じゃあもう早く帰ろう、と思ったらこのザマである。
思考を止めたが最後、今まであえて考えないようにしていた"人の気配"が雪崩のように押し寄せる。 まじむり。吐きそう。 人の声が頭に響いて、ぐるぐると目眩がする。 呼吸は浅いし、冷や汗は止まらないし、 絆創膏を貼り、もう治ってきた筈の手の傷すら、痛みを主張してくる。気がする。
もういっそ、どこか落ち着いた店で人が少なくなる時間帯まで休んでしまおうか。 そんなことを思いながら顔を上げて、見渡した先には「COFFEE NARUMI」の看板。 あそこはどうだろう?…落ち着いたと言うには、ちょっと客の入りが多い>>123、か? でも店の雰囲気的には良さそうな…なんて考えながら近付いてみたところで、はっと思い出す。]
(145) 2021/02/17(Wed) 02時頃
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[……いや、確かあそこ、葵の間に住んでる人がやってるっていう、お店……。
足が止まった。 …彼には以前、とても気さくにフレンドリーに話しかけられ…いや、話しかけてもらった記憶があった>>107。 悪気はないのだと。決して悪気はないのだろうと。分かってはいる、分かってはいるのだが。 どうしても彼のことを避けてしまう自分がいる。
……ごめんなさい。
心の中で謝りつつ、その店に入ることは諦め。 具合はだいぶ芳しくは無いが、こんなところでしゃがみ込んでもますます人の注目を集めるだけというのは分かりきっているので、 震える足を叱咤し、よろよろと歩みを進めた。]**
(146) 2021/02/17(Wed) 02時頃
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ひぇ………
[完全なる不意打ちだった。背後から声を掛けられ半ば反射で振り返ると、そこにあったのは虹の間の住人>>167の姿。]
ぇ、ぁ、ぅ、その………
[己が何か発する前に捲し立てられ、その手を振り払うことが出来ようはずもなく。そのままベンチまで連行される>>168。
─いや、救急車、はさすがに首を横に振った。もしかしたら自分の辞書に「断る」という項目が創造された瞬間だったかもしれないが、そこまで大ごとにされたくはない。
辿り着いた場所、商店街から少し離れた位置にあるそこは、人通りもまばらなことだけが幸いだった]*
(172) 2021/02/17(Wed) 14時半頃
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[暫くその場に留まっていただろうか。座ったおかげか目眩はもうなく、息も先程よりは深く吸える。 傍から見れば、顔色はまだ蒼いままだったろうが]
も……だっ、ぁ…だぃじょうぶ、だいじょうぶ、です。 すっ…すみ、すみません……
[彼女も、きっと何か用があって>>164あそこに居たのだろう。その足を止めてしまったことに対する謝罪。 そしてもし、もしも彼女が自分を案じてここに連れてきてくれたのであったら、余計な心配を掛けさせてしまい大変申し訳なく思う。
──まあ、もしかしたら「何そんなとこでフラフラ歩いてんのよどんくさい」なんて思われただけなのかもしれないけれど。 そんな風に悪い方に考えてしまうのはいつからか身に付いてしまった性分で、やっぱり、怖くてその顔を見ることはできなかった。
人のこころは分からない。 どんなに気さくでフレンドリーに接してもらえていても、その腹のうちで何を考えているのか知れない。 そんな恐ろしさを、自分はこの国に来る前の過去の経験から知っているのだ。]*
(179) 2021/02/17(Wed) 18時半頃
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[目まぐるしく動く彼女を止める間もなく、あれよあれよという間に冷えピタとポカリを渡されてしまった>>185。 お代はいい、という言葉にますます申し訳なさを募らせつつ。人を呼ばなくていいのかという問いにはぶんぶんと首を横に振った。これ以上人が集まったら確実に倒れる。そんなこと、彼女は知る由もないのだろう、けれど]
……送っ………!?い、いやその、…… ………ぁ、あなたの、用事は……
[彼女の申し出>>187。これは彼女の善意なのだろうか。わからない。わからないけれど、もしそうであるならば無碍にするのは良くないのだろう。しかしそれが己の予定を削ってまでというのであれば話は違う。そんなことをさせようものなら申し訳なさで死んでしまう。 ゆえに、相変わらずの蚊の鳴くような声で尋ねた。
もしもまだある、と返されたならば全力で固辞し、もう終わったとの答えであればぺこぺこと何度も頭を下げた後に共に賀東荘へと向かうだろう。かつての日本妻よろしく、三歩後ろに下がって歩こうとしながら]*
(188) 2021/02/17(Wed) 19時頃
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[なんて?と聞き返され>>191れば(勝手に感じている)その圧にびくりとして、もっと大きく話さなければと息を吸う。成果が表れたかといえば微妙なところだが、]
そっ……そ、そこま、では……
[怪我をしているわけでもないので、と。相手の負担も考え遠慮の意思を示した。 次々と変わる話題>>192には、大した反応は返せていないものの話はちゃんと聞いており、喫茶店の問いには首を横に振り、カレーの問いには首を縦に振る。 伝わっているかどうかは彼女が後ろを向かなければ分からなかっただろうが]
……ぼ、ぼ僕、は、しっ…仕事の、帰りで…… で、デート……!?
[まさかそんな、と大きく首を横に振る。 というか、彼女の方こそどうだったのだろう。それこそ明日に向けてのチョコレートを選んだりしていたのだろうか。という疑問は、心の中に浮かぶばかりでもちろん言葉にはなっていない]*
(221) 2021/02/17(Wed) 22時頃
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そ………そう……
[突如始まった怒涛の語り>>228に圧倒されるものの、不意に止んだかと思えば、片想い>>229という言葉に。 あぁこんな明るくてキラキラしている子でも、そんなふうに悩んだりするんだ……なんて、思ったりして。]
……ぇと……その………たぶん、その、きっと………
[その友達のように、告白しろ、だなんてことは自分にはとても言えないが。 それだけ想っている相手なら、きっとチョコレートを渡しても喜んでくれると思います、なんて。 言おうとして、息を吸って口を開きかけて、けれどその前に問われた言葉>>235に驚いてまた噤んでしまった。
すきなひと。
俯いたその顔に紅がさしたのは、暮れる空の夕日が照らしたからか、それとも。 まごつく間に、相手は去ってしまうだろうが]*
(240) 2021/02/17(Wed) 23時半頃
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[まるで嵐のようだった……なんて考えながら、 玄関に一人残された静けさに、張り詰めていた緊張の糸を解く。
伏せた視線の先にはスノードロップ>>57。
……けれどいま、自分が見つめるそれが咲いていたのは、花壇ではなかった。 種が飛ばされたのだろうか。仲間からはぐれるように、群れからはみ出したように、たった一輪だけ。 花壇の外に咲いている。
まるで僕のようだ、なんて。 しゃがみこんで、仲間外れのその小さな白い花を、 手折った]**
(241) 2021/02/17(Wed) 23時半頃
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