56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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…っ
[懐に入ろうとした矢先、滑らせる刃の面の角度が変わった事を感じれば、弾くように剣を離した後、彼が繰り出す一撃を正面からではなく横から叩き落とす。 そのままイアンの胸に雪崩れるように肩を当てるだろうか。 女にしては長身だけれど、男にしては普通の身長、体重も彼に比べればかなり軽いだろう。 彼の体勢を崩す事が、出来ただろうか。]
(14) 2011/06/29(Wed) 18時半頃
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[彼と斬り合っているこの一瞬一瞬が、やけにゆっくりと時間が流れているように思えた。 よく、ファーレンハイトとこうして剣を交えたものだったと。 何度も、何度も。 そう思いだせば、ふと彼の姿にファーレンハイトの姿が重なって。]
…ちくしょう。
[ぎり、と噛んだ唇の隙間から、小さく声が漏れる。 どうして急に逝ってしまったのか。 まだ、何も恩返しなど出来ていなかったのに…。 どうして、どうして。]
(15) 2011/06/29(Wed) 18時半頃
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[拭う事も出来ずに眼に滲む涙は、激しく動くたびに散らされて。]
ああああああ―――っ!
[主を失って。 恩人を失って。 己の中に渦を巻いている怒り、悲しみ、寂しさ、悔しさ、そういった気持ちを振り払う様に、オスカーらしくない大きな声を上げて、イアンに刃を振りおろした。 徐々に、冷静さを失う剣は、そのうち彼にあっけなく破られてしまうかも知れない。**]
(16) 2011/06/29(Wed) 18時半頃
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[ギィン、と金属同士がぶつかる鈍い音と激しい衝撃に、急に手が軽くなった。 イアンの一撃を受け止めきれずに手から抜け落ちた剣は、回転し地面に突き刺さり。]
…――――!
[呼吸を置かずに振り下ろされる剣を、其の緋の目を見開いたままに、立ちつくしたままに見つめていた。]
(67) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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[身体の半面を襲う風の音と、風圧はすさまじいものがあったが、何故か恐怖感は無く。 ピリ、と頬に鋭い熱が走ったけれども、それも意に介さずに、彼の顔を見上げていた。]
(68) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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…済まない。
[ツ、と頬を伝う赤を拭う事はせずに、その変わりに散らなくなってしまった涙を拭って。 顔を俯けた後にじゃり、と砂を踏む音をたてて、地面に突き刺さる剣を抜きに足を出した。
不穏な風が、オスカーの短い髪を掬った。]
(75) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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…お前には、団長になる覚悟があるのか?
[握った剣の柄に力を込めて、剣を地面から抜くと、振り返らぬままにイアンに問いかけた。]
(79) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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……。
[彼の言葉に振り返り、無言で彼の瞳を見つめる。 オスカーは、何の為に彼と斬り合ったのか。 彼を試す為? 其れとも、自分のどこにぶつけてよいのかわからない感情を、自分よりも腕のたつ彼にぶつけたかった為? 或いはその両方?
何にせよ、無言で男の瞳に中に宿る炎を見つめる緋の眼が、男の返答に対する全てを物語っている事は、男にも知れただろう。]
(100) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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オスカーは、剣を手にしたままに、静かに佇んでいる。**
2011/06/30(Thu) 02時半頃
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[空に響いた咆哮に、オスカーは手にした剣を鞘に納め、ゆっくりと対峙していた男の前へと歩みを進める。
真っ直ぐにそのブラウンの瞳を見据えて。
やがて男の前に立つと、ゆるりとした動作で膝をつき、頭を下げた。]
(136) 2011/06/30(Thu) 12時頃
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ノルドハイム公国、赤騎士団がオスカレア・アンジェ
今この時、この場において、イアン・レッドフィールドに忠誠を誓うと約束する
(137) 2011/06/30(Thu) 12時頃
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[彼女が本名を名乗ったのは、今まででたった二人だけ。 それを明かすのは、忠誠の証として。**]
(138) 2011/06/30(Thu) 12時頃
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知ってたのは団長だけだ。
[剣が肩に触れた後に、膝の砂を払ってゆっくりと立ち上がり。 それがどうした、とでもいう様に、相手の反応に興味もなさそうに言葉を返した。 そして、少しの沈黙の後、小さく「前の、な。」と付け足して。]
(159) 2011/06/30(Thu) 21時頃
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ディーンの奴の所に行って来い。 俺はあいつとは顔を合わせたくないから、これで。
[イアンに赤騎士団の参謀室長の所へ出向くように告げると、オスカーは剣を片手に砦へと向かって歩み出した。]
(160) 2011/06/30(Thu) 21時半頃
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俺は、オスカーだ。
[ちらり、首だけを捻って軽く見返して。 名乗ったのは自分ではあるが、その名で呼ぶなと釘を刺した。 続く彼の言葉には、再び背を向けてひらり、と手を振って。
それからは、振り返ることなくイアンの前から立ち去った。]
(170) 2011/06/30(Thu) 22時半頃
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― 厩舎 ―
ここに来るのも久しいな。
[厩舎へと足を踏み入れれば、其処には数人の姿があっただろうか。 軽く挨拶を交わしつつ、暫く会っていなかった愛馬の元へと。]
…久しぶりだな。 元気にしてたか?
[真っ黒な毛並みを持つ自身の愛馬の顔を、優しく撫でてやった。 厩舎に人がいれば、イアンとベネットの事についての言葉を交わしていただろうか。]
(195) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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ヴラズィが、何時も世話になっている。 感謝する。
[挨拶を交わしたフィリップに軽く頭を下げた。]
あぁ…、そうなった。 …血の気が多いからな、赤狼は。
[赤騎士団のイメージカラーとシンボルの所為もあり、赤騎士団の騎士は赤狼と呼ばれる事もある。]
今の現状、血の気の多い狼たちの頭押さえておくには、まぁイアンの方が適しているのかもな。
[力ずくでも抑えられると言う意味において。]
(211) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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[ペラジーとミッシェルの言葉に軽く頷いて見せて。]
まぁ、急な事だからしょうがない。 じっくり考えている暇なんて、向こうさんは与えてくれないからな。
[珍しい、とミッシェルが声をあげれば、そちらに目を配らせる。]
これからちょっと、偵察にな。 フィリップ、お前が言っていた伝書鳩が落とされていた場所付近まで行ってみようかと思ってな。
(216) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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…そうか。 気をつけるよ、感謝する。
[フィリップの注意勧告には素直に礼を述べて。]
美味しいご飯、いいね。 一体何が食べられるのか、楽しみにしてるよ。
[ペラジーの言葉に緩く笑って。 そうやって言葉を交わしながら、馬を引いて厩舎の外へと出ていくだろうか。]
(223) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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― 平原 ―
[薄暗い月明かりを頼りに、オスカーは馬を走らせる。 フィリップの言っていた場所の近くまで辿り着けば、馬を降りてゆっくりと周囲を見て回った。]
…――――
[人の姿は、見えない。 けれど―――…]
(229) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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