4 SADISTIC DETH GAME:2nd
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―――――…趣味わる。
[月の光に反射した刺繍。 それを目にして呟く。]
どっかから見てんのか、アンパイアーが。
[左の銃の撃鉄も引き上げ。 両方の銃を転がっている豚のエンブレム。 それへと向けられた。]
(231) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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[今ここにいない右腕の少年が優秀な狙撃手であることを知っている者ならば、どこか遠くの建物から少年が狙撃したと判るだろうか]
……これで『雪』の参加表明は終了だけど。 …ルールはどうなっていたっけ……?
長が直接攻撃を加えないとだめ、って言われたら困るから、念のために銃は持ってきたのだけど……。
[淡々と、確認するように、言葉を紡ぐ] [その場にいる人間に必要ないと言われても、念のために撃つつもりではいたが]
(232) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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―『烏』の領内―
[己の指示で足止めをしていた者達は、 『烏』がヨアヒムを捕らえに来るのを察して散っていた。 パーティーの場所へは、先を示す諜報役の導きで近くまでゆき―]
おやおや、皆さん御揃いですな。
[小声で呟き路地に入って建物へ背を預ける。 すでに居た者と転がされた哀れな豚を視界におさめながら くつ、と喉を鳴らす]
――。
[銃弾が風を切るのに目を細め、己はスーツの内ポケットへ手を忍ばせた]
(233) 2010/03/21(Sun) 00時半頃
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………、あのガキか。
[この場にいる人間以外の射撃。 どこの建物か探る気はないが。 昼間に見た布の中身から考えれば見当はつくか。 もう既に参加者全員の顔が見られていたろうか。]
ナニ?もう攻撃しちゃっていいの?
[いつでも撃てる準備はできている。]
(234) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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あー、ルール? それでいいんじゃねーの?
[言いながら、おもむろに転がるヨアヒムに近づく。 懐からナイフを取り出し、その二の腕に――二の腕のエンブレムに突きさした。 悲鳴とナイフについた血には構う事無く、周囲を見回して]
一応、俺はきちんとぶっ刺しとくけどよぉ。 掟破りには腕なんか必要ねーだろ?あぁ?
[「エンブレムに参加を表明した派閥の長は攻撃を加えよ、とはありましたねー」と、イアンが能天気に付け足したのはその直後である]
(235) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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― 『烏』の領内 ―
[月が昇る夜。カツリ、カツリと響く足音。]
……あら。少し遅くなっちゃったかしら?
[音の主は、身を隠すでもなく渦中の場へと到着する。 参加者の把握のため、敢えて遅めに来たのだが。 一度ヨアヒムの身を確認すると、その場に集まった面々へと視線を巡らせる。 派閥の長として組織を見てきた経験と今までに得てきた情報から予想した面子とそう変わりはなかった。]
……ふーん。
(236) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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[余分な言葉は要らないだろうと、黙して待つ。 『贅』から『贄』に成り下がった男が這うのを尻目に、 周囲に集まる面々を月明かりの中で視認していく。
金糸か何かで大仰に刺繍されたエンブレムに向け、 最初の銃弾は音を持たなかっただろうか。 場にいる者は撃っていない。 となれば、視線はちらりと『雪』の長に向く]
今の銃弾が『雪』の長による物と 見届けの方がご判断なさるなら それで良いかと
(237) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/03/21(Sun) 01時頃
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―回想 『蘭』応接室 子の視点― (>>214>>215>>216) [ブルーノが語って聞かせる話に、子は耳を傾けた。 『湖』と『月』の騒動は個別にしか把握していなかったが、 『烏』が『道』との結託を断った件等は、 ロビンの口からも明かされている]
「はい。……はい。 ブルーノ様もレーヴァン様とお会いしたと聞きました。 けれど、お話は上手くまとまらなかったと……?」
[老人に借りを作りたくなかったのだろう。 そんな言い様を聞いて、小さく唸ったようだ]
(238) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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うわぁ、かっわいそう。
[心にもないことを呟く。 そのまま両の銃が火を噴いた。]
足ぐらいいいよなー。
[二の腕のエンブレムを掠め、もう1発は左足へと銃弾が突き刺さる。]
『湖』の頂点取りのはじまり。
[一応、次も撃てるようにすぐに準備はした。]
(239) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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―回想 『蘭』応接室 子の視点― (>>214>>215>>216)
「それで、その派閥の資金のお話は、 今日のご用件とどんな関わりがあるんですか?」
[やがて本題を促し、"情報を集める派閥の疑惑"に]
「……その、今ブルーノ様が仰っている派閥って」
[言い差した言葉は、杞憂の言に掻き消える]
「解りました。ご伝言は確かに伝えます。 本日は、ご足労頂きありがとうございました。 くれぐれもお気を付けてお帰り下さい」
[そうして、老獪な『道』の長を送り出しただろう]
(240) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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……。ありがとう。
[礼はイアンに対して。今はサイラスがヨアヒムに構っているので撃てないが、人がはけたら撃とうと、懐から取り出して、撃鉄は起こしておいた]
(241) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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[天頂に月が上る]
――……頃合ですわね
[小さく頷いた]
(242) 2010/03/21(Sun) 01時頃
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