60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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カプランに、聞いた、か。
[揺らめくエメラルドの瞳>>122。 何だか、弱い者苛めをしているような気分になり、ばつが悪くなって視線を外す。
すぐにうろたえて、からかいがいがあるのだ、と。 ザックが武勇伝のように語っていた事をちらと思いだした。]
……先程、ローウェルを運んだ時、彼の傍に居たのはロイルだけだった。 それと、……生憎と、僕はカプランの姿を見ていなくてな。
………君は、……
[何か知っているんじゃないのか。 その問いかけは、砂糖も牛乳も含まない、熱い珈琲と共に、飲み込んで。]
(128) 2011/08/07(Sun) 21時半頃
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――……でしょうね。
[顔隠す人の上に落とす肯定の言の葉。 払われた手で、少年は今度は、ぽふぽふと相手の髪を撫でた。]
俺に謝る必要は、なくはないけど。 俺も先輩に謝らないと……ですね。
認めたくなかったこと、認めさせてごめん。
ただ、でも、俺は貴方に……―――
[香る薔薇に酔うように、日頃よりは軽やかに滑る唇。]
私という貴方も、俺という貴方も 全部ひっくるめて『セシル・リリー』という存在が大事なんだって 知って欲しかったんだ。
本人が、ぞんざいに扱うのみてるのは、痛いです。
(129) 2011/08/07(Sun) 21時半頃
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[悪いことをしているなんて思っていない。 けれど、知られてはいけないという思いは確かにそこに。]
っ! ……違うんだ。
[隠しきれないと察して口を開いた。]
僕……フィリップ先輩に、フィリパ先輩にキスしたとこ、見られて、 黙ってて欲しかったらって、襲われて……! それで、そのあと……。
[自分でも驚くほど自然に口から出たのは、巧妙な言葉。嘘ではない、けれど真実でもない。
思い出したのは、恐怖ではなく快楽だった。]
(130) 2011/08/07(Sun) 21時半頃
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>>127
わかりました。
[フィリパの言葉に頷いて、カメラを持って立ち上がろうとして、そのフィルムの残数がないことに気づく。]
ちょっと、フィルム変えていきますね。 きっと、眠ってしまった者は医務室に運ばれたと思います。先に行っててください。
[フィリパの言葉に答えながら、ポケットに手を突っ込んだ。]
(131) 2011/08/07(Sun) 21時半頃
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― 自室〜フィリパが行ったあと ―
[フィリパが出て行ったあと、そのまま、また暗室に入る。 セーフライトを点けると、さっき暗室内のボードから外したプリントが一枚。 なんでもない、部屋の風景をとったもの。それを見て苦笑いをこぼす。]
さてと…。
[ポケットから手を出して、握っていた画鋲をまず置いた。 足にはさっきポケット越しにさしたから、少し、ぬれている気もするけど、たいしたことはないだろう。
そして、薔薇の香の届かない暗室内はやがて薬品の匂いであふれる。 さっき撮ったフィルムを現像して、それから、手早くプリントまで済ませていく。
といっても、それなりに時間はかかってしまうわけだけど…。]
あとは、乾かしてっと…。
[定着までが済むと、そのまま暗室内に洗濯物のようにプリントを干して…。 それから、暗室を出た。]
(132) 2011/08/07(Sun) 22時頃
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[ジョージの言葉を耳が拾う度に、青磁の瞳がゆっくりと、見開かれていく。]
……フィリパに、キス? ローウェルに、襲わ、れ……?
[その言葉を反芻しながら、少しでも彼の言葉を理解しようと。 それでもきっと、動揺は見てとれるだろう。
自分の裏の顔をフィリップが知らない様に。 フィリップの素性>>2:20も、自分は知らない。
目の前の後輩を脅し、襲うような者には見えていなくて。]
そのあと、何だ? 何が、あったんだ……?
[問いかける声は自然と強いものとなる。 この異常の“答え”が知りたくて、知りたくて。
聊か強引に、その小さな肩を掴もうと、手を伸ばした。]
(133) 2011/08/07(Sun) 22時頃
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─ 医務室 ─
[寝台に横たえられた身体は、時折悪い夢にうなされるかのように呻くも、意識の戻る気配は無い。
呪縛が如く肌に刻まれた、どす黒い蔓薔薇の蔦。
侵食された右手から、右眼から、
鋭い棘が食い込む如く、じわりと血が滲み続けていた。]
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……やだ。 やめて。 俺に、優しくしないで。
[髪に触れる手。 温かい。 縋ってしまいたくなる]
これ以上、触れてしまったら。 きっと俺は、君が欲しくなる。
[普段は滅多に聞かぬ砕けた口調。 それだけ、取り繕う余裕が無いのだけれど。 けれど言葉とは裏腹に。 花が蜜で虫を誘うように、甘い香りを漂わせ]
(134) 2011/08/07(Sun) 22時頃
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[そして、フィリパのいない部屋に一人。 白と黒にわかれた部屋の境に立った。]
――……恋、か。
[ヤニクに恋をしたと思っている。 ヴェスやルーカスは恋の話には俯き、背中を向けたけれど。
フィリパにも多分、恋になった。 だけど、薔薇の匂いがしなくても、この気持ちはもっていただろうか、と思うとわからない。
もしも、を考えるとキリがない。 だけど……。
今のこの悲しい気持ち。 通じない、通じない、通じない
これは気持ちは本当。 だから、それはきっと本当だと思う。]
(135) 2011/08/07(Sun) 22時頃
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いつか、くるかな。
[そして、憧憬する。 新たな憧憬。
自分が好きな人が自分を好きになってくれる。 そんなことがあれば、どんなに素敵だろう。 きっと、それは、とても難しくて…。
多分、今の自分にはまだ訪れない。]
――……
[しばらく黙って、床を見る。 自分の足が見える。それに苦笑い。
そして、自分の机に向かう。 新たなフィルムをカメラにはめ込んで………。]
(136) 2011/08/07(Sun) 22時頃
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イアンは、ポケットの中にはやぱり画鋲を忍ばせている。
2011/08/07(Sun) 22時頃
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――……さっきもいいました、けど。
[植えつけられた倫理観の端が、先程落としたマグのようにひび割れたのは 誘うような薔薇の香りの所為か 普段は聴けない、同室者の砕けた口調にか。]
貴方にとって、俺じゃないと駄目なら、いいです。 でも、そうでないなら、貴方が振りはらって下さい。
[再度紡ぐ言の葉。 髪に触れていた掌がそっと顔を覆う腕に触れる。
振り払うのは簡単。 捉えるのは、物理的には簡単で、精神的には……どうだろうか。]
(137) 2011/08/07(Sun) 22時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/07(Sun) 22時頃
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や……!!
[肩を掴まれて、漏れ出た悲鳴は嬌声に近い。]
わかんない、お化けみたいな声が聞こえて…… 倒れて、怖くて、逃げちゃったもん……!
『そうだよこの子は何も知らない』
『かわいそうなただの被害者』
[薔薇の精は洗脳するかのように囁きかける。少年がほころびを出さぬようにと。それが正しいのだと錯覚するようにと。 潤んだエメラルドが眼鏡の奥から青磁を見上げた。]
(138) 2011/08/07(Sun) 22時頃
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[蔦を介して微かに漏れ聞こえるのは、風に吹かれるように戸惑い揺れ動く心。
甘い毒は彼にも、次第に染み通り侵していくけれど、
心の中に灯った何かが、つなぎ止めようともしているようだった。
手遅れと、今更悟る。
知らず蒔いた浅はかな種は、芽吹き、すでに根を張っていたのだと。]
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……すまな、……
少し、……気が立っていた、すまない。 ………
[薔薇の香が強すぎて、頭が痛い。 苛立ちにも似た其れを紛らわす様に、こめかみをぎゅ、と押さえて、ゆるく、息を吐き出した。]
……その目で見るのを、……止めてくれないか
[潤み、此方を見上げるジョージの瞳。
其れに重なる様に脳裏に蘇るのは、似た様に潤み、熱を孕んだ“誰か”の瞳。
――― 誰の、だったか。
思いだせない程に、似たような瞳を、見てきた。]
(139) 2011/08/07(Sun) 22時半頃
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― 医務室 ―
[それから、医務室に向かう。 フィリパは先にきているはずだ。
他にも誰かいただろうか。
そして、ファインダーが見つめるのは、眠ってしまっている者たちの姿。]
(140) 2011/08/07(Sun) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/07(Sun) 22時半頃
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……ずるい、よ。
[否。 分かっている。 卑怯なのは、自分だと]
そんな、事。言われても……っ!
[名前を呼んで。 自分を見てくれて。 嗚呼、あの時。男して抱かれた時。 あの時にも感じた。 心の隙間が埋められる感覚。 たとえそれがいずれ茨に埋め尽くされるのだとしても]
ずるい、ずるい…… 欲しく……なる。
――――テッド……
(141) 2011/08/07(Sun) 22時半頃
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[ゆるりと首を振る。気にしていないと示すように。]
せんぱい、熱い……。
[目を伏せても、もぞりと内股をすりあわせる様は、今まで彼の前を通り過ぎていった者たちと同じ、なのだろうか。 フィリップとのことを口に出せば思いの外ショックで。寂しさなのか熱なのかわからなくなって、ただ誰かに縋りたい気持ちを久々に思い出していた。]
(142) 2011/08/07(Sun) 22時半頃
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[ディーンが手繰り寄せた蔓から流れ込むのは、薔薇の木がずっと見てきた中庭の月光の下の記憶。
流され翻弄され、いつしか狂い咲く月下の華は無惨に散らされ踏み躙られる。
幾度も幾度も続くうち、身も心も堕とされて、自ら望んで差し出して。
意識が白く染まったあとの、置き去りにされたままの静寂。
音も香りも色も忘れてしまった虚ろな目に、唯一焼き付いたのは夜空流れる天の川。
何度も見たそれだけは、美しいと思えていた…]
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―廊下― [>>106 逃げるように走り去った下級生の背を一度見る。 植物に触れるようには、いかない。 過ぎっていたのは、過去でしかなかった。 どこか時を曖昧に感じ始めている、 昨夜は遠いのに、過去は鮮明で。現在は……どうだろう。]
――……せめて、 ランディみたいに穏やかな眠りなら、
[呟きながら、自室に戻り鉢に水をやった。 自室の花の香に、すこし落ち着きを取り戻したけれど、 そのささやかな願いはかなってはいないことを知らない。 花の手入れを済ませれば、また廊下へと出て、 ――現実を確かめるように、その足は医務室へと戻った]
(143) 2011/08/07(Sun) 22時半頃
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……其れで?
[口をついて出たのは、酷く、平坦なトーンの声。 嗚呼、結局、こんな時でも何時も通りだ。
誰であろうと、一緒だった。 潤んだ瞳で此方を見て、熱の籠った言葉で囁く。 「条件なら、守るから、早く」 と。
懇願するように、強請るように。]
其れで、君はどうしたいんだ?
[ジョージへ向ける問いかけもまた、何時も通りで。]
(144) 2011/08/07(Sun) 22時半頃
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[凍り付いただけの心ならば、温もりで溶かせただろう。
されど、ヒビ割れて砕け散った硝子ならば、生半可な温度では溶かせない。
触れ合って互い傷つくのを、何処かで酷く恐れていた。]
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―医務室― [医務室にはイアンと、 フィリパもヘクターもまだそこにいただろうか。]
……なにしてる。
[寝台へとファインダーを向けるイアンに、 咎めるような呆れたような声。 声より先に、かすかに茉莉花が香ったかもしれない]
被写体の許可を得ずに撮影するのは、 控えたほうがいいんじゃないか?
[寝台を遮るカーテンを閉めようとして、 うなされるような呻き声にはっとした。 声の聞こえた寝台の傍らには古いギター、一度躊躇いながらその寝台を覗き込む]
(145) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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――……ずるいですか?
[ずるいと言われれば、小首を傾げる。 それは自覚のないところ。 ――……本当は、傷つきたくないのは自分で。 そして、歳下故の甘えもあった。]
俺だけを欲しがってくれるならあげますよ。 ――……セシル…先輩。
[それでいて、名前と先輩との間に微かに間をあけて]
俺は、何も知らないから。 欲しいなら、全部貴方が教えてくれればいい。
[ずるさと甘えを乗せた唇は、そっと相手の髪へと落ちる。]
(146) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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……抱っこして。
[口をついた言葉は、ひどく幼かった。]
(147) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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>>145 [咎める声が聞こえた。 匂いがする。
いつからこれは苦しい匂いになったんだろう。]
――……そうですね。
[注意されて、素直にファインダーから目を離す。 ヴェスの首筋の荊は画像には残らないだろう。]
先輩は大丈夫ですか?
[そう訊いたとき、ヤニクはその寝台を覗き込んでいる。 端正な横顔と褐色の肌は、やはり、惹かれるものがあったのだろう。つい、見つめてから、ヤニクがこちらを向けば、決まり悪そうに俯いた。]
(148) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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イアンは、やっぱり頬は赤らんだ。
2011/08/07(Sun) 23時頃
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[幼さの残るその肢体に腕を伸ばす。 抵抗されなければ、抱き寄せるように、腕を回して。
一回りは小さい、ジョージの身体。]
………っ
[一瞬、脳裏を過ったその面影を振り払うように、唇を軽く噛む。]
(149) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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……こういう時は。 こっちに。してください。
[どこか拗ねたような。 それでいて甘えるような声。 それを紡ぐ唇を自ら指でなぞり]
君が知らないこと。 知りたいこと。 ……知りたくないって、今更言っても。 もう、俺、止まりませんから。
[両手を広げ、誘い、求める]
(150) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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[それは気の迷いだとそう告げたも同然のあの時から、 彼の目は覚めたのだと、思っている。 だから、接する姿勢は常とほとんど変わらない、 横顔を見られていることに気づいて、一度そちらを見た]
俺は、……まだ何も。 [頬の赤らむ様子に、いぶかしんだけれど。 視界の端に映ったものに、目を奪われる]
――……ッ、
[眠るその人の、蔓薔薇の文様が這う、右手と閉ざされた右眼。 その黒い棘の食い込むように、じわりと紅く血が滲んでいた。 刻み込まれ決して消えない呪いのよう―――眠りの中でも止まない苦痛。
反射的にカーテンを閉ざして、うつむく。 その白い生地を掴んだままの指先が、震えてた]
(151) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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―回想:廊下―
街と連絡がつかない?
[それって、まずいのでは…と思いながらも、ルーカスの後ろをついていく。しっかりとした足取りでフィリップを運んでいくルーカスの後姿に>>98]
……いいな〜。
[ぼそりと呟いた言葉は、小さすぎて聞こえなかっただろう。力強さ。体力。ないものねだりなのは、わかっている。
ヤニクの時と違って、最後まで連れていく、と言いたくならないのは、相手が一つ上の先輩だからだろう…と、思う。そのうちに、医務室へと着いて。]
(152) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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[暖かな腕に抱きしめられる。それはひどく心地よくて。]
……僕、嘘つくの、ほんとは得意なんだ。
[小さく小さく呟いた。 いい子でない方が、何も出来ない方が、構ってもらえると気づいたのはいつだったろう。演技の筈だったそれは、いつしか癖になり、気づけば本当に何も出来なくなっていたけれど。
何を言い出すのかと薔薇の精は眉をひそめて、一瞬目を伏せ、もう一度あげたときにはもう、身体の主導権は入れ替わる。]
アディンセル先輩、もっと、欲しい。
[自分からぎゅっと抱きついた。]
(153) 2011/08/07(Sun) 23時頃
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