256 【突発RP村】胡蝶の夢
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[土塊は、いずれ土に還るだけ。*]
(85) myu-la 2016/11/19(Sat) 23時頃
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— 現世 —
[長い夢を見ていた気がする。 ——ひどく、気分がよくない夢。
目を開けて、窓から差し込む光を感じるまで、 血と肉と何かに満ちた視界が脳の何かを刺激する。]
……はあ。
[溜め息ひとつ。 >>#0聞き覚えのあるような誰かの声が聞こえてきたから、俄には信じ難いけれど、 頭に残り続ける嫌な感覚が伴って、それを肯定する。]
(86) myu-la 2016/11/19(Sat) 23時頃
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思い出して、それで、どうしろっていうのかしら。 ……ハンバーグを作る意欲が根こそぎ無くなる効果はあったけど。
[前世の追体験。 あまりに明確な夢は、ただの夢ではないらしい。
人狼と会話をし、血と肉を漁り、狂いに狂った記憶。 今にの私にとっては身の毛のよだつもの以外の、何物でもない。
——憂鬱な気分が晴れない。 旦那と冷戦中の今、気分転換のつもりで仕事を休んで、世界を巡っていた。
“いのち”の作り方を、間違えるはずもない。 フリージア・コールは、看護士として、それに常日頃から向き合ってきた、つもり。 それすらも因果というものなのか、果たして。*]
(87) myu-la 2016/11/19(Sat) 23時頃
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[狼狽える彼の様子>>81にくすくすと笑ってしまって。 あの子ならどうしたかしら? なんてふと、“わたし”に思いを馳せる。]
……あら、貴方も? どこかでお会いしたことでも…なんて、ふふ。
[その彼が知っている誰かと 似つかわしい雰囲気を纏っているせいか 言葉を零しては可笑しくて自分で笑ってしまう。 彼の目には、変な外国人として映っても仕方ない。]
ふふ……確かに似ているわね。 この街ね、母の故郷なのよ。
……ヴィオラといいます。 こうして会えたのもきっと何かの縁だわ。
[柔らかな笑みを浮かべ名を告げる。 出会ったばかりなはずの相手に対し、不思議な気軽さで。]
(88) choro4946 2016/11/19(Sat) 23時半頃
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[ええ、おかしいですね。あの獣は愚かであれど気は違ってなかった筈なのですが。 でも、いいのです。おかしいままでいましょう。 嬉しいのならば、それでいいじゃないですか。 誰かの死を嘆き悲しむより、ずっと幸せなことじゃないですか。]
[ぼくは会話に加わろうと話し掛けることをしないまま、彼から視線を外し、食堂を出ていきました。 何処へでも行けます。 此処はかつて、確かに家だった場所ですから。]
(89) finlay 2016/11/19(Sat) 23時半頃
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[どうして此処に足を運んだのでしょうね。 自分でも、よく分かりません。まるで真っ直ぐに迷い無く、目的があるようでした。 もし強いて理由をつけるならば、 おれはこの神聖な場所で初めて君の修道服姿を見た時の気持ちを覚えている。 誇らしいようで、何処か寂しい。自分から離れた癖に家族が遠くに行ってしまったような、複雑な感情だった。]
綺麗ですよね、ここ。
[そこにはもう、先客がいて>>57その背が見えただろうか。 佇む男性に何気なく声を掛けて、近寄っていく。 君と同じ色の髪を持つこの人は、 その年も性も、君とは違う。*]
(90) finlay 2016/11/19(Sat) 23時半頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
finlay 2016/11/19(Sat) 23時半頃
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[喜びと悲しみを同時に夢見た。 前世の自分が人殺しなのだと知らなければ 幸せだと笑えただろうに。 ケヴィンが慎ましい暮らしの中に幸せを見出していたように ベネットもまた何気ない日常に幸せを感じていた。
前世は前世。今は今。 そう思いながらも、ジェフを手に掛けたあの感触は生々しく 胸には苦さが宿りそれはなかなか消えてくれそうにない。
大事なひとたちを弔い見送ったあの日の悲しみが己を苛む。 幸せを望むのはいけないことのような気さえする。]
僕は――…
[ケヴィンは――]
オーレリア、キミには幸せな今を生きていて欲しい。
[この地の言葉でそれを綴りあたたかな暖炉の炎を見詰めた。*]
(91) helmut 2016/11/20(Sun) 00時頃
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[ りんちゃんが、わたしの手を引いて、 個室へと連れて行ってくれることでしょう。 其れは、私の部屋だった筈の場所でした。 私の遺骸は、もう存在はしません。 わたしは、くたりと横になって、 りんちゃんの掌を、ぎゅうと握り締めるのでした。]
…… ごめんね、 ごめんね
[ 此れが、追体験というものなのでしょうか。 しあわせな想い出を、 最期に黒く塗りつぶされてしまった、 わたしの、オーレリアの、記憶。]
(92) ゆら 2016/11/20(Sun) 00時半頃
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[ 次第に呼吸は治まるでしょうか、 迷惑ばかりを、友にはいつもかけてしまいます。 天井を見上げてみますが、 いまは暗く落ちてくることは、ありません。
あの日、帰りを待っていられなかった私を、 聞けなかった言葉>>47に、 ──── おかえりなさい、を返せぬ私を、 ただ。ひたすらに、悔いたことでしょう。 生きて、しあわせを掴んでくれたでしょうか。]
… 貴方がしあわせなら、 わたしもしあわせ、なのです。
[ 神に祈りを捧げるなんて柄ではありません。 それでも、祈らずにはいられないのでした。]**
(93) ゆら 2016/11/20(Sun) 00時半頃
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―現世―
[とても昔のこと。 老女が生まれてくるよりも、ずぅっとずぅっと昔のこと。
いつもは語り部であるけれど、 今日は誰かさんが、老女の代わりにお話してくれた。
信徒席に腰掛けたまま、うつらうつらと。 擡げていた頭上げ、モノクルに映る光景としわしわの顔に触れれば、 それが過去世のことだったと、よくわかるのです。]
……懐かしいわ。 ほんとうに、なつかしい。
[老女の過去世に辿った二人の女の人生。 年老いた姿に、少々垂れ目がちな面影が 僅かながら、残るでしょうか。]
(94) bloody 2016/11/20(Sun) 01時半頃
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[老女は占い師を名乗り、フランスの街角で のんびりと人の過去や未来を見て回っています。
そんな生活の折に、 田舎に遊びに行こうと、孫娘から誘われました。
孫娘は、古い修道院には興味がないと そう断られてしまいましたが 老女は一人、車に揺られて、山奥までやってきたのです。
古びた聖堂の信徒席に腰掛けると 不思議な声にいざなわれ>>0:#0
前前世の記憶を抱えた ローズマリー・アルヴィエという人生の 追憶をしたのでした。]
(95) bloody 2016/11/20(Sun) 01時半頃
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[幸せだったのでしょうか。 不幸せだったのでしょうか。
沢山の大切な人を失って、とても悲しかった。 明かりが消えたような村に、 もう一度笑顔を灯すことを目指してとして それでも彼女を>>83救うことは できなかったのかもしれません。]
……ちっぽけな、ひとりの女の、人生ね。
[神像を見上げ、朽ちたステンドグラスに、眩さを覚え 細めた瞳は、涙で潤んでいました。]
ああ、いやね。 歳を取ると、涙脆くなってしまうわ。
(96) bloody 2016/11/20(Sun) 01時半頃
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[―――アリアンヌ・オランド。 この人生も色々あったけれど、やっぱり幸せ者でした。
人々の幸せを祈り、愛することは、 今でも断ち切れぬ癖のようなのです。]
……ヴィヴ・ラ・フランス
[我が国を讃える言葉をぽつりと呟き モノクルに映る世界を眺めましょう。
どんな色を、していたでしょうか**]
(97) bloody 2016/11/20(Sun) 01時半頃
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[一番の前の席に腰かける。 座席に埃はなく、手入れはどうやらされているようだ。]
……メルヤ、君はここで何を考えていたんだろうね。
[オカルト染みている。 学生時代、前世の記憶があると言い張った人を思い出す。 あの時、同級生の事は全く信じられなかったから、 曖昧な態度しか取れなかった。
この体験を誰かに話したら、 作り話だとせせら笑われるのだろうか。 修道女メルヤの半生を共有した。 前世である修道女の家に、現世の日暮和也が訪れた。]
(98) aki_nano 2016/11/20(Sun) 02時頃
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[新しい職場の人間には、話せないだろう。 頭がおかしいと思われるか、 ネタを提供してくれるなんて面白いと思われるか、 大体そんなところだろう。]
でも、俺は知っているよ。
[君がどんな風に生きていたか。 メルヤの気持ちには、 理解できる部分とできない部分が、あるけれど。
軽く瞼を落とし、君の事でも考えていようか。]
(99) aki_nano 2016/11/20(Sun) 02時頃
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[静かな聖堂に、新たな人の音。>>90 一介の旅人は、その音を闇の中で聞いていた。 やがて足音は近づき、話しかけられる。 そこでようやく、彼を眸に映そう。]
ずうっと、昔からここは綺麗、 ……だったみたいですよ。
[日本人にしては、色素の薄い髪。 家族連れの一員だったか。 男一人で旅行するよりも、 俄然楽しそうに、幸せそうに映っていた。]
(100) aki_nano 2016/11/20(Sun) 02時頃
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[その髪色のせいなのだろうか。 気が緩んだせいなのだろうか。]
むかぁし、むかし、 晴天の下、果樹園の食べごろの林檎の紅も、 大層綺麗だった、……とか。
[冗談めかす声色で、付け足してしまう。
青い空と色付く林檎は美しかった。 あのときは君の姉と相棒の姿もあったね。]
(101) aki_nano 2016/11/20(Sun) 02時頃
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[ 少し休んでしまえば、再び院内を歩き回りましょう。 向かう先は、通いなれた聖堂でした。 足を踏み込むと、其処には男性二人組が、 そして、熟した女がひとり在るのが見えましょう。>>95 わたしたちは、彼女の傍へと頭を下げて座ります。]
初めて此処へ来ましたが、 …… わたしもとても、懐かしい。
[ 何気なく聞こえた言葉に、拙い言葉を並べます。 はたと、隣を見てみますと、 涙の滲む老婆の姿に、わたしは狼狽え、 ポケットからハンカチを取り出して、 彼女へと差し出しましょうか。]
(102) ゆら 2016/11/20(Sun) 08時半頃
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…… おばあさん、泣かないで ?
[ と、眉を下げて見詰めました。*]
(103) ゆら 2016/11/20(Sun) 08時半頃
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あーあ、積もっちゃってる。
[窓を見れば一面の白。 自分のベッドとは違う、固い寝床から起き上がると、少し背中が痛かった。]
あれ、僕、なんで?
[突然目からこぼれたのは涙。 長い夢を見ていた気がする。 とても残酷で、それ以上に悲しい夢。 昨日ここで起きたという人狼騒動なんて話を聞いたせいか。]
(104) roron 2016/11/20(Sun) 09時頃
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お腹が空いた。
[そんな言葉を口にすれば、どこからともなく甘い香りが漂ったような気がする。 焼きたてのアップルパイ。
修道院に、楽しげにアップルパイを焼く女性の姿はないだろう。
旅行客のアルベルト・ツィーリヒは、部屋を出る。 初めての一人旅の緊張は、今はどこかへ消えうせて。]
(105) roron 2016/11/20(Sun) 09時半頃
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[ ちらと聖堂を、… 見上げました。 色鮮やかな硝子から、光が射し込めば、 幻想的な空間が作り上げられるのでしょう。 あの日のように、神に祈りを捧げたならば、 わたしは、神の御言葉を賜れるのでしょうか。
一番前の席に座るのは、 わたしと同じ国の言葉であったでしょう。 途切れ途切れでしか耳には入ってきませんが、 並ぶ肩が、まるで、 まるで、]
… 仲良しふたり、みたい。
[ “ 相棒 ”と呼び合っていた二人の姿が、 背中に重なってみえますが、異なるふたり。 単なる、わたしの願望だったのかもしれません。 彼らがまた、言葉を交わし隣に並んでいられるように。 そんな、淡い夢を。*]
(106) ゆら 2016/11/20(Sun) 09時半頃
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[ぶらぶらと修道院の中を歩き回る。 古い修道院なんて、と思っていたが、建物の造りや調度品を見ると、中世の流行のようなものが垣間見えてなかなか面白い。
一度興味を持てば没頭できる性質であったから、なんだか楽しくなって、歩けば子気味よく響く床の音を聞きながら、聖堂へと差しかかったのだった。
自然と中へと歩みを進めた先でまず目に入ったのは、老婆へとハンカチを差し出す若い女性。 全く面識のないはずなのに、不思議と彼女たちが昔からの顔なじみのようで、思わず声をかけてしまう。]
こんにちは。 ここ、素敵なところですね。
[見上げた先には、変わらず微笑む聖母の姿。]
(107) roron 2016/11/20(Sun) 10時頃
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[ わたしの差し出すハンカチは、 目の前の女性は受け取ってはくれたでしょうか? 其処に、ふと降り注ぐ優しい声音。>>107 わたしは、ゆると笑みを浮かべます。]
こんにちは、 ええ …… 神も祈りを叶えてくれそうですね。
[ 拙くも、聞き慣れている筈の言葉で、 異国の男性へ言葉を返しましょう。 柔らかな物腰が、優しいランタン職人さんの面影を つい、重ねてしまうのでした。 つられては、天を見上げて、 ぽそりと呟いたのでしょう。>>106
見上げた先の聖母の姿は、 まるで、わたしに語りかけてくるようでした。*]
(108) ゆら 2016/11/20(Sun) 10時頃
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そうですね。神はいつでも僕らを見守っています。
[信仰心は両親からの授かりものだった。 どんなに苦しいときでも、辛いときでも、支えがあれば成し遂げることができる、そう教えられた。 ただ、支えは神だけではないという。 家族を愛せよ、友を愛せよ。
今の彼は悩みの中にはいたが、孤独ではなかった。 たくさんの愛を受け取って育った。 人から遠ざかるあの日の男ではなかった。]
僕は、アルベルトといいます。 アルと呼んでください。
[にこりと微笑んで、手を差し出した。]
(109) roron 2016/11/20(Sun) 10時半頃
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[ 差し出される掌に嫌悪などありませんでした。>>109 そっと、握り締めて、微笑みましょう。]
わたしは、織木美歌。 …… この修道院が、何処か懐かしくって。 凍える寒さも、神と、 …… 想い出が、 まるで包んでくれるよう、です。
[ 信心深くもなかった筈なのに、 此処にいると、どうしても、神がすべてと、 思ってしまいそうな、神聖な場所。 此処で、この掌なら救えると言ってくれた彼。 わたしはあなたを助けられはしませんでした。
ぎゅ、と握る指に力を込めて、 わたしは胸の内で、謝罪するのでした。 ごめんなさい、 …… と。*]
(110) ゆら 2016/11/20(Sun) 11時頃
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[聖堂には他にも人の姿があったことでしょうね。 でも、どうしてなのでしょう。 ぼくは吸い寄せられるみたいに一番前の席まで、まるでそうあることが自然みたいに男性の傍らへ。 彼はずっと年が離れていそうです。何も言わずに隣に座るなんて、失礼なことです。 遠野千明はここまで無礼な人間では無かった筈なのですけれど。]
ええ。 ……そうらしいですね。
[ぼくはこちらを見てくれた男性>>100に笑いかけて頷きました。 その顔立ちはやはり記憶の誰とも重なりません。 知っていますよ。なんて、危ない危ない。その言葉は心の中でだけ、ひっそりと呟きましょう。]
(111) finlay 2016/11/20(Sun) 11時頃
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…… そう、なんですね。
[ええ。この言葉は押し込めてしまいましたから。 彼が付け足したその内容>>101、本気に取る声色でなかったとしても、少しびっくりしてしまって。 しかしその表情は、いきなりの言葉に驚いただけにしか見えなかったのかもしれません。]
そして、いつも豊作で。 手伝いが必要な程だった、とか。
その林檎で焼くアップルパイは、とても美味しかったとか。
[彼になら、許されるような気がして。冗談めかす話に合わせただけに思ってもらえる気がして。 ステンドグラスを見上げ、遠い目は過去を想いながら、ぽつりと呟くように語りました。]
……あはは。 なんて、ぼくは知りませんけどね!
[少し、言い過ぎたように感じて誤魔化し笑います。 変な奴だって、思われなければいいのですが。*]
(112) finlay 2016/11/20(Sun) 11時頃
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[オーレリア。 名乗った彼女の名前がそう聞こえたのは、きっと懐かしい人の名に響きが似ていたからだろうか。 力強く握られた手からは、暖かさと、悲しみのようなものが伝わって。 なぜ、あなたが謝る必要があるのか。 きっと、救われた人々はいたのだ。 その力で、辛い真実を見つめ続けた彼女に。]
あなたは神に何を願うのですか?
[ふと、そんな質問を投げかける。]
僕はまだ、自分の道が見つかりません。 何か自分のすべきことがあるでは、そう思ってはいるんですが。
[自分探しってやつですよ、と笑う。 さすがに親の勧めでというのは、少々気恥ずかしい。]
(113) roron 2016/11/20(Sun) 13時頃
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