280 【半突発】茨姫の眠る町で
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[長い階段の先。 階段が途切れ、廊下が少し続いた先に最後の扉はあった]
…ここか。
[僅かばかり時間を置き、息を整えて。 最後の扉を3度ノックする。 中から線の細い、けれどもはっきりとした返事が聞こえた]
失礼する。
[声をかけ、目の前の扉を押し開いた]
(83) rokoa 2018/08/16(Thu) 01時頃
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──── ………
[その人物は確かにそこにいた。 伝承や御伽噺でしか知り得なかった存在。 ブロンドの髪に整った目鼻立ち、その顔はまだ幼さが残る。 華美ではない、淡い黄色のエンパイアドレスに身を包んだ姿は華奢にも見えた]
…ご機嫌麗しく、キャサリン姫。 ご気分は如何かな?
[少しの間見惚れた後、シルクハットを外して左腕に抱え込む。 微笑んで挨拶を向けると、「貴方は?」と声が返ってきた]
貴女にかけられた呪いを解く運命を負った者。 …と言えば、状況は把握して頂けるだろうか。
[眠りについてから100年経っていること。 今目覚めたのは呪いが解けたからということ。 姫は聡明なようで、ある程度の事態は把握してくれたよう]
(84) rokoa 2018/08/16(Thu) 01時頃
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[紡がれる感謝の言葉。 笑みを以てそれを受け止め、言葉を続けた]
貴女の呪いを解くことが出来たのは、『12番目の賢女』のお陰…。 彼女の力なくば、こうして拝謁することは叶わなかった。
賢女の意志を継いだ者が私を導いてくれたのだ。 礼は、その方にも。
[もう1人、礼を伝えて欲しい人がいることを告げる。 そうして、姫に対して右手を差し出した]
どうぞ階下へ。 貴女が新たに時を刻む世界を見て頂きたい。
[差し出した手がエスコートであることを察した姫は、左手を重ね引かれるままに歩き出す。 塔の最上階の部屋を出て、螺旋階段をゆっくりと下りていった]
(85) rokoa 2018/08/16(Thu) 01時頃
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[姫とビアンカが顔を合わせたのはどのタイミングだったろう。 共に螺旋階段を昇ったならば塔の上で、そうでないならば階下、広間辺りとなるか。 ともあれ姫は塔を下り、広間までやってきた]
キャサリン姫、城の外は100年後の世界。 貴女の目には真新しく映ることだろう。
町には貴女の目覚めを願った者達もいる。 夜が明けたら彼らにも会って頂きたい。
[姫からすれば町の人達は見知らぬ者達ばかり。 不安もあるだろうが、受け入れてくれる人もいるから、と。 夜分に押しかけるわけにも行かないため、顔合わせは翌日にと告げて。 その日は目覚めたばかりの姫に付き合い、時間が許す限り問いかけに答えたり談笑したりするのだった**]
(86) rokoa 2018/08/16(Thu) 01時頃
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…もしかしてポーチュラカ? 何を賭けてたのか、聞いてもいいのかな。
[>>81絶好調、と少女が言ったのは友人の事だ。 差し入れをしに行った時に随分とやる気に満ちていた彼女の姿勢、自分に語ったものの他に賭けもあったのかもしれないと。 好奇心を擽られ、伺うように見てみれば経緯を教えて貰えただろうか。 聞けたなら、ポーチュラカらしい、と笑う。]
そっか。良かったね?
[今はもう垂れ幕で覆われてしまったステージにフェルゼは視線を移す。 その横顔を見、黒猫を見つめた。]
それは、本当に思うな。 やっぱりね、自分達だけでは手が回らない事もあるし。
(87) 蒼生 2018/08/16(Thu) 01時半頃
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あ、フェルゼさんも何か困った事があったら言ってね? グレンウィルさんみたいに熱心なパトロンにはなれないけど、お料理やお掃除なら手伝えるから。
[少女の小さな夢。 ――いつか、自分のお金で彼の作品を購入する事。 店で眺めるだけでなく、迎え入れたいものだと語ったのは二年程前の事だったか。]
と、いけない。 そろそろ戻らないと。
――その前に、 リュミィちゃん、撫でてもいい?
[当人達が了承してくれたなら、 そっとその毛並を堪能して、店に戻ろうと。**]
(88) 蒼生 2018/08/16(Thu) 01時半頃
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[ 可愛らしいブーケをひとしきり愛で、 ほんの短い休憩の後、少女は立ち上がります。 肉体的疲労も、魔術を使った時特有の疲労も、 閉幕直後よりはマシになっていました。
何人かのお友達が観に来てくれていたのが、 ステージの上からでもわかったのです。 であれば、ご挨拶に行かねば。
思い立ったが吉日。 ブーケは持ったまま、足早にステージ前へ。 去って行く観覧客の人混みに流されそうになりつつ けれど、目立つ銀の髪がすぐ目に入ります ]
(89) めのこ 2018/08/16(Thu) 02時半頃
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[ 頃合いとしては、 フローラが立ち去ってすぐでしょうか。 此方に背を向ける彼の肩をとんと叩いて ]
ねえ、どうだった!?
[ 勢いよく、尋ねるのです。
出店に並ぶ蝋燭を見るのも我慢して ステージに打ち込んだ結果を聞くのです。 力が入るというものでした ]*
(90) めのこ 2018/08/16(Thu) 02時半頃
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─ それから ─
[ 彼の返答はどういったものだったでしょう。 仮に色よい返事をいただけたとて、 今すぐ話が進んだりはしないでしょうから、 少女もやがて帰路につきました。
何せ、彼の説得が終わったところで 今度は両親の説得が待っています。 こちらは容易にしても、 了承を得ないままとはいきませんからね。
父母と歩く帰り道。 祭の思い出を語らいながら行く道で、 月明かりの下で淡く光る何かを見ました。
いえ、城が光ったとは解っているのですが、 少々目を疑う光景だったもので ]
(91) めのこ 2018/08/16(Thu) 02時半頃
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え、え、なにあれ!
[ 枯れ萎れていく茨達。 開いた口が塞がりません。
父母も困惑している風でしたが、 すぐに気を持ち直したのか少女の手を引きます。 万が一の事があっては、と思ったのでしょう。
弾ける光に、枯れた茨。 イノサン一家は未だそれが 吉兆なのか凶兆なのかも解らないのです。 警戒するのも致し方ない事。
足早になった家族が城の真実を知るまでに そう時間は必要無いのでしょうが ]*
(92) めのこ 2018/08/16(Thu) 02時半頃
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― 南大通り ―
[ 肺腑にぬるい夜風を吸い込めば、久々に酷使した肉体が軋む。 ……少し張り切りすぎたか、と、宿屋に向かう最中、 ]
……ん?
[ 月明かりか、いや、違う。その光は城そのものを包んでいた。 茨が枯れていく。光が生気を吸い取るように、茨がはらりはらりと枯れ落ち、煉瓦の城壁があるべき姿に戻っていく。 ]
疲れてんのかねぇ……?
[ 思わず立ちつくし、二度、三度と瞬きする。 「今夜にでもわかるかもしれない」と、脳裏に甦るはかの紳士の言葉。 その光景が夢幻の類いか、それとも現実か、それすらまだ判別するすべはない。少なくとも今は、まだ。 **]
(93) palemoon 2018/08/16(Thu) 13時半頃
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うん、そう。 賭けたのはね、オーダーメイドの依頼権。
[伺うような視線と共に向けられた問い>>87に、軽い口調で経緯を話す。 らしい、という評と共に落とされた笑みには楽し気な笑みをひとつ、返して。 良かったね、という言葉には、軽く肩を竦めた]
そっちは、毎日が大忙しだからねぇ……って。
[多数を迎える客商売、こちらよりも苦労は多かろう、と思いながら相槌を打ち。 続けられた言葉に、きょとん、とひとつ瞬いた]
(94) tasuku 2018/08/16(Thu) 18時頃
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んー、そこまでぎりぎりではないつもり、だけど。 どうしても、ってなったら、その時はお願いしようかなぁ。
[仕事に集中すれば、細かい所に手が回らなくなるのは事実だから、と返すのは肯定]
若様みたいにがっつり見てくれるのもありがたいけど、ちょっとした事で助けてもらえるのもほんと、助かるしね。
[そんな積み重ねはいずれ、形を得るだろうから、とは口にしない。 いずれ、と願われている事があるからこそ、その時までは言わぬが花というもので]
(95) tasuku 2018/08/16(Thu) 18時頃
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ん? ああ、いいよー。 食べ物扱ってると、ちょくちよくもふる、って訳にはいかないもんねぇ。
[撫でてもいい? という問い>>88に、笑顔で返して黒猫を差し出す。 差し出された方もどうぞどうぞ、と言わんばかりににぃ、と鳴いた。*]
(96) tasuku 2018/08/16(Thu) 18時頃
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[黒猫と少女のスキンシップが終わり、店へと戻る少女を見送った後]
さーて、んじゃちょっとそこらを……。
[ふらっとしようか、と。 思った直後に、肩を叩かれた。>>90]
お?
[振り返るのと、勢いよく問いが投げかけられるのはどちらが先か。 あー、来たなあ、なんて思いながら、青年はひとつ、息を吐いて]
……うん、まあ。 物凄く、想定外だった。
[最初に口にしたのは、こんな一言。 勿論、これでは伝わらないのは承知の上]
(97) tasuku 2018/08/16(Thu) 18時半頃
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踊り、見事だったし。 あと、光の彩がね、予想超えてた。 動きと光がきれーに調和してて、あー、これなら創れるなぁ、って気になったよ。
……まあ、一言でいうと、俺の完敗だねー。
[創りたい、という意識を揺らされた、と。 笑いながら告げた後、表情を改めて]
と、いうわけで。 オーダーを受けるのは構わないんだけ、ど。
前にも言ったけど、結構大金動くからね? その辺りが大丈夫かどうか、ちゃんと確証が取れるまでは、保留。
[そこは譲れないから、真面目な口調できっぱりと言い切り、それから]
(98) tasuku 2018/08/16(Thu) 18時半頃
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……ま、何はともあれ。
いいもの見せてくれて、ありがとね。
[一点、穏やかな笑みと共に向けたのは。 素晴らしいものを見せてもらえた事への感謝の言の葉。*]
(99) tasuku 2018/08/16(Thu) 18時半頃
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蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。
tasuku 2018/08/16(Thu) 18時半頃
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[ 返されたのは、想定外という言葉>>97。 それが良い事なのか悪い事なのか解らず、 眉間にしわを寄せ難しい顔をしていると、 笑みを滲ませ言葉が続けられて ]
完敗……
[ 呆けたようにそう繰り返しますが>>98、 やがてじわじわと実感が湧いてきて。 ブーケを強く握りしめながら、 だらしない笑みを浮かべてしまいました。
蝋燭を創ってもらえるうえ、 賛辞を頂いたのですから仕方ありません。 認めてもらえたと思うと、喜びもひとしおです ]
(100) めのこ 2018/08/16(Thu) 20時頃
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大丈夫よ! パパとママに話を通すわ!
ありがとう、フェルゼ!
[ 真面目な口調で言われてもなんのその。 浮かれ気分は無くならず、笑顔のまま答えます。
幾らになるかは未知数ですが、 蝋燭を創ってもらえると知れば父母も喜ぶはず。 そう信じて疑っていないのです。 値段の事は、大人同士で話してもらうとして ]
(101) めのこ 2018/08/16(Thu) 20時頃
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良いのよ。
今度はフェルゼが 良いものを見せてくれるでしょ?
[ 穏やかな笑み>>99には、 悪戯っぽく口端を上げて答えました。 ついでに肘でもって彼をつんとつつきます。
おどけた態度ではありますが、期待は本物。 少女の瞳が、ステージ横に吊るされるランタンの 光を反射して、きらりときらめくのです。
彼は一体、どんな蝋燭を創るのでしょう。 きっと、こちらの期待を良い意味で 裏切ってくれるだろうと信じています ]
(102) めのこ 2018/08/16(Thu) 20時頃
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[ それから、少女が母と彼の店を訪れるのに、 三日とかからないでしょう。
少女の強い説得にあった母は、 例え少々値がはろうと、 彼に蝋燭創りを依頼するに違いありません ]*
(103) めのこ 2018/08/16(Thu) 20時頃
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[ 塔の上まで同行し、老婆はキャサリン姫の姿を見る。]
初めまして、キャサリン姫。 私は、十二番目の賢女の血を引く者ですわ。
[ そう、挨拶し、彼女にルーカスを紹介する。 そして、呪いは解けたのだ、と告げよう。 止まった時は、動き出した。]
(104) Alex_synx 2018/08/16(Thu) 20時半頃
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─ 夕刻/舞姫舞踊 ─
[集う人垣の片隅に陣取り、シルクハットの奥から舞台に視線を向けた。 やがて、開幕のベルが鳴り響く]
やぁ、今年も煌びやかだ。
[緊張の面持ちの舞姫もいたが、音楽が流れ始めるとその表情も笑みへと変わっていた。 青年は腕を組み、流れる音楽に合わせて指を動かしリズムを取る。 舞台上を軽やかに跳ね、くるりと回る舞姫達。 動きに合わせ、光が軽やかに爆ぜるのが見えた。 一際輝くように舞う舞姫。 その表情は楽しげで、爆ぜる光の色もそれを表しているかのようだった]
今年も見事な舞だね。
[あの舞姫は確か昨年も舞台に上がっていたはずだ。 昨年に比べると一段と舞の技術が上がっているよう]
(105) rokoa 2018/08/16(Thu) 20時半頃
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来年も楽しみだ。
[彼の少女は来年も舞台に立つだろうか。 それも含め楽しみにするように口端を持ち上げる。 音楽が鳴り止み、舞の終わりを告げられると、周囲の拍手と共に青年も舞姫達に惜しみない拍手を贈った。 そうして舞台には近付かずに離れ行く。 贈り物は既に彼女達の手に**]
(106) rokoa 2018/08/16(Thu) 20時半頃
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[告げた言葉が齎す表情の変遷。>>100 それを見やる表情は、微笑ましいなあ、と言わんばかりのもの]
うん、そこは大事だから。 ちゃんとよろしくねー。
[両親に話を通す、という宣言>>101に、真面目さを崩すことなくそう言って。 告げた感謝に返る言葉>>102に、ふ、と小さく息を吐いた]
おおっと、そこまで言われちゃったら、こっちも一層気合入れないとだねぇ。 ま、期待に応えるべく、頑張らせていただきますよっと。 オーダー受けるのも、久しぶりだからねぇ。
[この所、どうしても創りたい、という意欲がわかなかったのは事実。 寝ていたそれが起き出している状況は悪くないから。 青年としても、今という状況を楽しむ気は満々だった]
(107) tasuku 2018/08/16(Thu) 20時半頃
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おっと。 いらっしゃいませ、かなぁ?
[後日、訪れた親子>>103を出迎える青年は、いつも通りの軽い調子。 一先ずお茶を淹れて落ち着いた上で始まるのは真面目な商談。
提示された価格は、宝飾品ひとつ買えそうなもの。 それでもいいか、と念を押し、了承を得た事で商談は成立し]
後はまあ、期間が確定できない点は、ご了承いただきたく。
[大事な事を付け加えた後、久しぶりのオーダーを受け取って]
(108) tasuku 2018/08/16(Thu) 20時半頃
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さーぁて。 そんじゃ、やりますかぁ。
[親子が帰った後、工房の入り口に『作業中』と書かれたプレートを掛ける。
ステージを見ていて浮かんだイメージは複数スケッチ済み、あとはそれをどうまとめるか、というところ]
[それから、幾度かの朝と昼の交差を経て。 創り上げられるのは、少女と同じ名前の花を散らした、真白の蝋燭。 揺らめく波のような、フリルのような装飾と、翼を思わせるオブジェの添えられたそれは、甘いけれどもどこか大人びた香りを秘めたもの。**]
(109) tasuku 2018/08/16(Thu) 20時半頃
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ーステージ→北大通りへー
[ ステージ終了後、時刻は夜に差し掛かっていた。祭りはまだまだ賑わっており、モニカはステージから宿に帰るまでの道のりを物色しつつ楽しもうと考えていた。 ]
まだ宿に帰るには早いし、いろいろ見ていこうかな。 ……ん???
[ ふと、妙な光が目に入る。 それは、城から発せられているようだ。 ]
え、何あれ……光?城から!? それに、茨が……!!
[ みるみるうちに茨が枯れていく。 そして、崩れかけていた部分が元通りになっていった。 普段なら絶対に見ない光景。 それが、今目の前に広がっている。 *]
(110) 747keiri 2018/08/16(Thu) 21時頃
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― 酒場 偃月亭 ―
[ 仕事は祭りまでで終わり。宿屋に払うべきものは払ったし、いつでも町を出ていける。……ただ、今回は後ろ髪を引かれる思いがあった。 昨日までの職場に足を向ける。別れの挨拶をするつもりではあるが……どうにも、やりにくい。 ]
おーい、いるか?
[ 閉店中の酒場に、呼びかけが響く。 何かを買ってこようとも思ったが、特別扱いは余計に未練が残る気がしていた。 一箇所に定住しなくなったのはいつからだったか。その生き方が身に染み付いていたし、変えようと思ったこともなかった。……この、瞬間までは。 **]
(111) palemoon 2018/08/16(Thu) 21時頃
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― 解呪の後 ―
……――それで、キャサリン姫。 僭越ながら、私から、一つ提案があるのですが。
[ その言葉と共に紡がれるのは、自らの今後のこと。 なんでも、老婆はキャサリン姫の世話役をしたい、 とのことだった。]
目覚めさせてくれたグレンウィルさんや、 他の方々にも、支えて頂きながら、この城を、 守って頂きたいのです。 これから、あなたは眠り続ける姫じゃない。 呪いに縛られない人生を、生きて欲しい。
そんな、老婆のわがままです。 どうでしょうか。
[ と、問いかける。 きっと彼女は良い返事をくれただろう。*]
(112) Alex_synx 2018/08/16(Thu) 21時頃
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