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[─黒煙のシメオン。≪ケッカ=コミット≫の効果は留まるところを知らない 芋破壊≪マッシュ・ポティトゥ≫について、クシャミが口を開いたならそれは、2ヶ月前の僕だというだろう。
今なら、3分間に6kgのサツマイモを芋破壊≪マッシュ・ポティトゥ≫を終わらせ、伝説の布≪バブみ=ガーゼ≫を使い裏ごし≪filter of final≫ 破壊されし芋を甘味芋≪スィート・ポティトゥ≫にするまでに至るだろう。 それを振る舞うことで仲間の絆≪Fall+in+love≫を創り出すが、その甘味芋を食べたものはまだいない。]
(88) 2016/12/02(Fri) 22時頃
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[(>>56)クシャミのつぶやき。暗い声を遮るように。]
うまく、行きすぎてる…ネェ。 それでいいじゃねェか。不都合≪イレギュラー≫なんてどこにもネェよ。
[彼の持つアカデミックスコアを顎でしゃくり歩をすすめる。 彼が持つPERFEC HUMANの預言≪アカデミック・スコア≫ならうまくいけばこの崩壊を阻止できるだろう。 そう…うまくいけば。PERFEC HUMANの預言に書かれていることは希望だ。
【黒の予言書≪ブラッククロニクル≫】 そこに書かれた絶望とPERFEC HUMANの預言の希望が交わる時…猫王子の同胞を集める旅は困難になる。 小鳥とスズと…それから…「 」裏切りの3人。]
うまくいかなくなったらヨォ。 サポートしてやるヨ。 俺にはこの≪Healthy magic bullets≫があるからなァ
[そう言って彼の歩む方向「英雄続く道」へ、僕も踏み出すのさ]*
(89) 2016/12/03(Sat) 00時半頃
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[教会に飾られた世界樹を記すそれは、翡翠と紺碧を輝かせた煌びやかなものだった。 ――今は、その見る影もないが。
どこか酸っぱく、発酵したかのような独特の臭いがこの地の霊気<<Aero>>を穢している。長居はしないほうがいい。
不慥かな白い素足が、カシャリ、カシャリと荒れた大地と擦れる。]
貴女は、
[ 柔らかそうなアプリコットの長髪に、ガーネットを鈍く輝かせた瞳。神父様が口に零していた女神。 しかし、どこか擦れてしまっている黒いボレロからのぞく白いワンピース。白銀の装飾を鏤められているのであろう其れは、煤が膠着したかのような、どこか蠢く闇を垂らしている。] >>50
(90) 2016/12/03(Sat) 01時頃
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…!、大変!
[慌てて駆け寄り――時々己の足で足を引っかけてしまいそうになりながら――裾に膠着したそれを手で祓う。]
身体は辛くないd…でしょうか?
[貴女≪女神≫にソンナ事聞いても、意味は無いのだろう。 だが、‟人間”として、‟クワイア”として育てられた己はそう演じることをプログラムに追加されている。]
穢れた霊気<<Aero>>は身体に毒…教会に穢れを落とすことのできる魔法陣が、在ります。ご、ご同行してくれますか?
[両手を包み込んで良いのであれば、人肌の体温に調整された小さな手で包み込もう]
(91) 2016/12/03(Sat) 01時頃
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[>>86 (猫)のような何かが、視界に入った気がした。 辿れるだけの自分の記憶を巡っても、あんな可笑しな知り合いはいなかったはずだ。 まさか本当に夢でも見ているとでもいうのか。 《 O・cuto・pus ─オクトパス─ 》のご時世、世界という箱庭は崩壊の一途を辿っている]
俺は、《OGYAϖBABU》も、PERFEC HUMANの預言《アカデミック・スコア》も知らない! 使命なんてものも知らない…、教えてくれ、誰か…
[嗚呼、狭い。此処はなんて狭い世界だろう。 英雄バルメロス=ラフェリオン=レイオス《Justice》はもういない。白鴉になれるはずもない。 あの頃、誰もが夢見ていた世界は死んだ。 正しく世界を在るべき形へ導くはずの地図《ウ・スイ・ホォン》が書き換えられた。 罪深き隣人達は世界の果てへ、行進曲と共に集結する。 首に繋がる銀色の鎖《Arkと呼ばれた物》を握りしめ、脆弱な精神は耐え切れず、青年は崩れ落ちた]
(92) 2016/12/03(Sat) 02時半頃
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うん、大丈夫よ。 わたしはなにも辛くないの。
[握られた手が暖かい。>>91 人間の作り出した機械≪オートマタ≫…にしては随分と大切にされて来たのか、穢れのない、むしろ崇高な気配すら漂わせる目の前の少女に一瞬眩暈がした。]
──わたしを、救おうとしてくれているの?
[人間(※1)っておもしろいわ。あの人みたいなことを言うのね。 彼の英雄"バルメロス=ラフェリオン=レイオス"≪Justice≫(※2)と交わした約束≪ギアス≫が脳裏を掠める。 祓われた闇が世界樹の葉のように舞い散り、そして荒地に辿り着く前に消え失せていく。まるでわたしの行先(うんめい)を、自動人形≪オートマタ≫の行先を、世界の未来≪judgment night≫を暗示するかのように。]
(※1 この場合の「人間」とは「人間の思考」のことを表す。自動人形≪オートマタ≫であることは理解しており、その上で敢えて人間と判断しているものとする。) (※2 英雄"バルメロス=ラフェリオン=レイオス"には"正義の執行者"≪Justice≫の二つ名が与えられている。この場合の「ラフェリオン」を示す字は「La Ferio」とされており、「幸福の象徴」を表す。
(93) 2016/12/03(Sat) 07時半頃
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[嗚呼、彼の耳にも届いているのだろうか>>92
在りし日に咲かせた花弁は 暗闇に散りゆく様に凛と ──英雄の声色で囁く
────目覚めよ、と。]*
(94) 2016/12/03(Sat) 08時半頃
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── 過去の追憶 ──
[囚われし虚構の城の珊瑚が還るのは────全ての ハジマリ ≠フ部屋 壊れたマリオネットに銀色の馬車 輪廻の砂時計と、黒の予言書の幻想
意識の表層と深層は 鮮やかに配役<キャスト>を入れ換えて ── の囁く声を聴く。
書の歴史は総てを識っている。
全てを。]
(95) 2016/12/03(Sat) 08時半頃
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僕は… ──不条理をさえも還してみせる。
[吐き出す言の葉と共に目線が辿った指先、其処には血のように輝く石≪女王≫──ブラッディ・メアリーが微光を放つ。 白鴉を染める茜色を、少年は握りしめた。決意の様に堅く、固く。]
────Thanatos ≪タナトス≫ 僕の 真 *シさ。
……君の名前は?
[この誓いが齎すものは不吉か幸運か。
──女神が、微笑む。]**
(96) 2016/12/03(Sat) 08時半頃
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[誰が味方で誰が敵なのか。 そんなもの“よくわかっている”。 その上で抗うことなくその歴史を辿っている。
改竄せぬまま“正き幸福の道≪ハッピーエンド≫を目指して綴っていく。 それが幸福だと疑うこともせぬのは、好奇心は猫をも殺す≪バカ≫の末路など味わいたくもないからだ]
(97) 2016/12/03(Sat) 10時半頃
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[ノリに乗っているシメオン>>88とガーディを引き連れ、英雄へと続く道>>89を彼らと共に歩いた。 「サポートは得意だ」、というシメオンであるが、もしかしたら新たな力に目覚めたのかもしれない。 O・cto・pus暦538年での過ちを彼は克服したということだろう。 あの日、彼は彼にとって大切な人を喪ったのだから──]
悲しい事件だった。
[ひぐらしのなく黄昏時。 逢う魔が時とも呼ばれる生死の境目の空間。 剥がれゆく肉体と魂に別れを告げたあの体験がきっと、彼に新たな力を与えたのだろう。 だが、彼はきっとさらに強くなる。
野菜界の王≪ベジタブル・ポセイドン≫と名を馳せるだろう。 きっと、この旅路の果てには!]
(98) 2016/12/03(Sat) 10時半頃
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期待してる。 どうかオレを愉しませてくれよ。
[Miau! と鳴きながら導く猫が行く先は人生の通り道。楽劇の始まり。 事象を否定する地平の舞台と成ろう]
(99) 2016/12/03(Sat) 10時半頃
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[それは残像だった。
戸惑う青年トレイル>>92 彼の頭の中に入った≪インプット≫された情報は、うまく処理されていないようだった。 だが、その反応も分かりきっていたことだった]
チェシャ猫は案内人さ。 オレが彼を助ける義理はない。 それにオレは面倒ごとが苦手だ。
[もくもくと姿を消した猫王子。 だがそうも言ってられず、再び姿を現せば、トレイルの猫毛≪キューティクルヘアー≫をぐるぐるカーリングした。 呆気なく気を失ったお姫様≪heroine≫のような姿に肩を竦めながらつぶやきを落とす。
さて、ここには誰がついてきていただろうが。 共に向かった二人はそこにいるのか。 どうするとばかりに目を配らせたが、良案を持っているなら言えとばかりに顎をしゃくらせた]*
(100) 2016/12/03(Sat) 10時半頃
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─過去の追憶─
[思い出に浸るのは人だけで十分だ。 猫は過去に囚われぬ。 いつのことだか思い出すアルバムなど、必要、ない]
……………そうか。 お前が、Thanatos。
[胸に刻みつけるようにその名を呼ぶ>>96 もう何度目かのこのやりとりの中、見つけた、不条理≪イレギュラー≫ 不思議と胸が高鳴るような気がして、100万回目に、ようやっと巡り会えた幸運に、猫は鳴いた]
Schrödinger's
[万有引力で引き合った二つ。 二十億光年。膨らんだ孤独の先。
跳ねた肩。クシャミを残して。 前前前世≪DEAD・LOOP≫からやっと目を覚ました]**
(101) 2016/12/03(Sat) 10時半頃
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───回想
[彼の名は《フィリップ》。 真の名を《フィ=リップーサン・ヒャクエーカー》、鳥と共に歩む者。
風と戯れ、森と唄い、蒼穹を揺籃に森羅万象と生きる。 彼はどこにでも在り──…しかし、どこにでも在りはしない。
そんな彼にも友>>69がいた。 人間の友など数える程もいない彼には珍しく、信頼できる友が。]
今君はどこで何をしているんだろうか。 久しく彼に会ってないな─…、そうだろう、クリストファー?
[クリストファーと呼ばれた小鳥《robin》は、そう問いかけられるとピィ、と一鳴きし、彼の肩から羽撃き蒼穹へと溶けていった。]
(102) 2016/12/03(Sat) 14時頃
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[自動人形≪オートマタ≫の少女を眼前に置いたまま、思考は巡る。
ここに彼女が来たということは、近いうちにここに救世主≪La Ferioの後継者≫が来るということ。 PERFEC HUMANの預言《アカデミック・スコア》にすら記されない──それこそ黒の預言書≪ブラック・クロニクル≫にしか記されない──イレギュラーであるわたしを、歴史が正しに来る…。 本来史実では、この世界樹の…PERFECT HUMANの守り手には、英雄≒正義の執行者"バルメロス=ラフェリオン=レイオス"≪Justice≫が存在しているはずであったのに。
彼は叶えられもしない約束≪ギアス≫を交わしたまま、世界樹(封印の礎)に身を捧げ散ってしまった。
──その歴史を、歴史の通りに彼の子孫が正しに来る。 彼の歩む道を記した地図≪ウ・スイ・ホォン≫に導かれるままに。
何という皮肉だろうか。彼に救われ、彼を殺し、彼の子孫≪Oをその身に宿し者≫と再び出会う──割れてしまった卵は、もう元には戻らないというのに。 歴史の修正は、不可能だ────。]
(103) 2016/12/03(Sat) 17時頃
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トレイル… トレイル=オルディス=ラフェリオン… (世界の 幸福の象徴)
[彼すら知らない、彼の"真"名…。 彼が目覚めた時、その名も目覚める────。]
同じ幸福の象徴を冠した名前なのに、ふしぎね。
[深く深く、永遠の少女の形をした女神は息を吐いた。]**
(104) 2016/12/03(Sat) 17時頃
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─Κύριε ἐλέησον(母さん、僕を許しておくれ)─
(105) 2016/12/03(Sat) 17時半頃
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[『「O」≪キング≫は≪英雄の魂を受け継がれし者≫の中に──』
そう預言≪アカデミック・スコア≫が唱って幾星霜、人々はいずれ彼の者が───英雄により救いが為されることを信じて疑わなかった。 しかし、世界の摂理《PERFECT HUMAN》が崩壊し、人類が窮状に立たされて尚 「O」≪キング≫は沈黙を保ち続けている。
──≪O・cuto・pusの心臓≫から疫染みた嗄れた音が反響する。 世界樹は病み、深淵に身を食まれ 遺された時間は余りに少ない。終末≪SEKAI NO OWARI≫はそこ迄やって来ているのだ。 なれど未だ救いは成らず、英雄は此の地に現れぬままだ。]
「それで良い。どうか、そのまま眠っていておくれ。優しき人よ」
「────バルメロス=ラフェリオン=レイオス。愛(かな)しき友よ。 お前が世界の贄として消え逝く様を、二度も俺に見せてくれるな」
[その瞳に燐光を揺らし、男は歩き出す。 自分の姿すら見えぬ程ただただ深い、闇の奥へと]**
(106) 2016/12/03(Sat) 17時半頃
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[─────── その鳴き声>>87は、 闇の森《 DARKVESS 》に巣食う、ガーゴイルにも似ている。] [少年は思わず、耳を塞ぎごめんなさいをしてから] [そうして、咳払いをした。]
フッフッフ…… 僕は、《 全知全能の子─Tada no BOY─ 》 だから全て、知っているのだよ。
[ポケットの中では] [村人から聞いたことをメモした紙が、グシャアと鳴いた] [君は鳥を持っているが、 僕は本を持っている!] [互いの相棒を確かめて、目前に降り立つ彼を見た] [その降り立つさまこそ、正に フワ─リ── …] [何処からか甘ったるい蜂蜜の匂いも、漂ってきている気がした…… ]
(107) 2016/12/03(Sat) 18時頃
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────── 答えを知りたいなら、僕と一緒に来るが良いぞ!
[まるで綿菓子のように、洗練された純粋無垢を湛えた表情に] [僕はフッと鼻で笑って、手を差し出した!] [あゝ、この手を弾かれたら、きっと僕は、] [彼に★今、バトルが始まる─────!してしまうだろう]
[彼の求めることを、全知全能の僕は知らない…] [Tada no BOYは、まだまだ未熟なのだ。] [蜂蜜の漂う香の意味を、僕はまだ知らない…] [Pu-sa-n Torino Pu-sa-n] [伝承に描かれた奴の姿を、見たことはないのだから]
僕のことは、ものしり博士とでも呼んでくれ。
[────── 夜には早いフクロウが、どこかで鳴いた。]*
(108) 2016/12/03(Sat) 18時半頃
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[闇に蠢く食物≪MOYASHI≫を頬張る。
此れは── いつ *痰チたものだったか。]
(109) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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[彼は 昔 ≠ゥら不思議な色をしていた。
──── キカ・K・リコルド Lv.493/HP 10
その姿は齢7歳(見た目推定)の、ただの村人。 O・cupo・pusが隠された世界を駆け巡る物語≪青春謳歌の旅路≫は、一見何の変哲もないもの──だった。
しかし 100万回繰り返された ≠アの世界では、最早特別な意味を孕むものと化していた。 繰り返し運命に干渉した結果が†これから†齎すもの。
嗚呼、書は 総て ≠識っている。
彼が──この世界の摂理《PERFECT HUMAN》を解く鍵を握る、その一人なのだということも。]*
(110) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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[「君の名前は?」 1度目の英雄が問いかける。 「SCHauだよ。シャオ。」 「お前の英雄は?」 2度目の勇者が問いかける。 「ROhreよ。レーレ。」 「あなたの英雄は?」 3度目の英雄が問いかける。 「DINg。ディング!」 「アンタの名前は……。」 4度目の英雄が問いかける。 「GERät。ゲレート。」 ・ ・ ・ 「そうだな。」 X度目の英雄が問いかける。 「猫王子≪Chisha cat≫───Schrödinger's。 そう名乗れば満足か。」]
(111) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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[創世の女教皇>>52より創造されし存在。 英雄を支える養分と成る者として>>55 小さな争い事から世界が危機に扮した際、姿を変え生まれ変わる。 それがChisha cat≪初日落ち≫の真の役割。 我らは猫集会≪全にして個、個にして全≫ 緊迫した時代の全てを詠唱<語>した】言葉>>60──を操ることが出来る。 それは 王 >>79>>82となる頃に全意識が確立され、引き継がれた記憶も継承される為であった]
(112) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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[前代の猫王子≪Chisha cat≫も崩壊の危機に扮した世界を救う英雄を探していた。 それが、かの有名なバルメロス=ラフェリオン=レイオスである。
彼は史実通りに素晴らしい活躍を残した。 破滅級の強さをもつ※1漆炎より舞い戻りし堕ちた魔竜≪ファブニール・ヒュドラ≫のクリスタルより固い鱗を一撃で粉砕し、隣接していた村を救った逸話も有名な話である。 (※1魔物≪モンスター≫の強さは、下級、中級、上級、超級、破滅級の五階層となっており、後者に当てはまる程、人々に甚大な被害を齎す)
それだけに留まらず、彼は鳥や花とも会話することが出来たという。 男も女も子供も大人も天使も悪魔も魔物も精霊も妖精もかの有名な姫君も皆彼を愛した]
(113) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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[彼の物語は、下らない争い≪聖戦≫に終止符を打ち、彼の伝説の剣に地を守らせ……>>76 そこで命を落とすのは彼の筈では、無かったのだ。 不条理≪イレギュラー≫が、生まれてしまったのだ………!>>103]
護り手がいなくなった今を、英雄≒正義の執行者"バルメロス=ラフェリオン=レイオス"≪Justice≫を喪失したことを、『彼の正義≪叶えられもしない約束──即ちギアス』さえも“過ち”とし、この想定外も予定調和として地図≪ウ・スイ・ホォン≫として、修正される。
裁きの光……いや、救いの手か。 世界の未来≪judgment night≫として、彼女は………。
[前猫の記憶を辿りながら一人思考する。 その姿は女神と謳われ、新たな命を芽吹る事の出来る癒しの力を持つ彼女の現状>>93を案じるようにも見えたかもしれない]
(114) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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トレイル=オルディス=ラフェリオン………。
(115) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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(世界の 幸福の象徴)
(116) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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[世界が滅亡の危機に面する度に役者だけが変わり続くこの絶望≪ものがたり≫を、断ち切ることが出来るのか。
前猫がデメテルより授かったという雛罌粟の押し花が施された栞>>104を握り締める。 この世の摂理≪PERFECT HUMAN≫に抗うことは赦されない。 だが、かつてバルメロス=ラフェリオン=レイオスが愛した女神を──否や少女を、────…]*
(117) 2016/12/03(Sat) 19時頃
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