67 砂の都
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[ペラジーが切り出してきた、最初の一言。その時既に、男の眉間には皺が寄せられていた筈。ただ、黙したまま彼の話を聞き。考え込むように口元に手を寄せた後、少しの間を置いてから再度、青年を見た。]
あの子たちの中に砂人がいるとは、思いたくはない。 ……だが、実際にはいるんだよ。砂人は、すぐそこに。
君や子供たちには辛い思いをさせるかもしれないが、水を使わねば……私たちも砂になるだけだ。
[もう幾日か前なら、きっとペラジーの言葉に戸惑い無く頷いただろう。 しかし、自分から水を使うことに提案した以上、甘い考えは捨てなくてはならない。それが神の従者として間違った行いであっても。 ――だから、]
(57) 2011/10/19(Wed) 20時半頃
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……なんだって?
[驚きのあまり、素っ頓狂な声が漏れてしまう。 自ら水を浴びるだって?]
ペラジー……。砂人ならばまず、そんな提案はしないね。 砂人でないと分かっている人間に貴重な水をかけるのは、私としては肯定し難い。
それに、君にはまだ……会いたい人がいるんだろう?
[そう問うて返答を待つのも、彼の考えが知りたいが故。彼を見る目には、くっきりと戸惑いが映っている。]
(58) 2011/10/19(Wed) 20時半頃
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[気づいたらオスカーの姿もなくて、寝床は教会と決めてはいたけれど。覗いてみたら何か深刻な話をしている様子だったので、そのままふらりと歩き出す]
(59) 2011/10/19(Wed) 20時半頃
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ヨーランダ?
[少し歩けば、暗くなった中にも、何かに語りかけるようなヨーランダの姿があって >>53が聞こえた]
砂になるまでは……。
[そっと、なるべく驚かせないように、猫を抱くヨーランダへよっていくと、少し問いかけるように、もう一度その名前を呼んで、ゆっくりと後ろから抱きしめた**]
(60) 2011/10/19(Wed) 20時半頃
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ホリーは、ペラジーに話の続きを促した。
2011/10/19(Wed) 21時頃
ホリーは、ヨーランダに話の続きを促した。
2011/10/19(Wed) 21時頃
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違う。これはずっと前。
[右から左に、ぼふんと宿帳を放る。 文字を読むのは得意じゃないから、おもに日付を見ていく]
次はー…… ああ、そうそう。この人じゃねえかな、ヨーラ姉ちゃんの兄ちゃんが仲良かった旅の人。 この兄ちゃんも、面白い人だったよな。
[何故そう思ったかというと、走り書きの中に彼女の名前があったから。 その部分を指先でなぞりながら、彼女の涙と、抱きしめられた腕のぬくもりを思い出す]
ダメなんだぜ、お兄ちゃんが妹泣かせたら。 だからさ、早く……
(61) 2011/10/19(Wed) 21時頃
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[まるで砂に語りかけるように、眉をしかめて、ぶつぶつ文句を言いながら。 再び動き出した指先が、ぴたり、とどまる]
……。 ……ここと、ここ……、ここが、最後かな。
[宿帳兼、日誌兼、落書き帳。 そんな感じの雑多な文字の流れから、いくつかの言葉を見つけ。 ぱたり、頁を閉じる]
よっし。とりあえず、これと、あと5冊だな、読めそうなの。 あと酒場寄ってー……兄ちゃん、何処に居んだろ?
[あんな話を聞いたから、仕方ないのかもしれないが、ペラジーは疲れているように見えたから。 持って行って見せようと、宿帳を抱え上げ]
っとと、
[足場が悪いのと、荷物でよろけながら立ち上がった]
(62) 2011/10/19(Wed) 21時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2011/10/19(Wed) 21時頃
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……もしかしたら上手く隠れ、人前に現れていないだけで。 今居る全員、砂人ではないかも、しれませんよ。
[先程、教会裏の男が襲われた時も、6人一緒に居た。ならばやはり全員普通の人間ではないかと、希望を捨てずにはいられない]
そう、ですね……。その水は高価だと仰っていましたね。 ……ごめんなさい。 あなた方がそうして街を守ろうとしてきたのは、わかっています。 けれど……やっぱり信用ならないんです、その水。
[チャールズの先程の一言で、もしかしたら何でも関係なく砂に変えてしまうのではないかと。そう考えたけれど、それはあまりに笑えない]
それを子ども達に使うなんて。
(63) 2011/10/19(Wed) 21時頃
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……ああ。
[探し人の話を聞けば、苦笑して自分の胸に手を]
……私、もう、あまり長くないんです。 旅の途中で病を患いまして。 当然……最後まで諦めるつもりはありませんが、いつ倒れるやら。
[ぎゅ、と服の上から胸のあたりを握りしめ。 この街で砂になろうが少し先延ばしになろうが似たようなものだとは、ちらりと考えたけれど口には出さず。 それでも探し人を諦めるつもりはないのだ。そうすればあっという間に崩れてしまいそうだから。生にしがみついているやら何やら、矛盾しているな、と苦笑が強くなる]
突如現れた旅の者は砂人じゃないとお考えですか? わかりませんよ。奴らは完璧に人の姿、思考を真似ますから。
(64) 2011/10/19(Wed) 21時半頃
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ん、と…… …あったし。おんなじ名前……だよな?
[崩れないように、上半分の朽ちた樽に、ひとまず宿帳を置き。 ジョッキの置かれた、カウンター跡を通り過ぎて、瓶の破片が散乱する其処へ足を踏み入れた。
だいぶ、砂になって埋もれてしまっていたが。 中身が酒でも水でもないお陰か、あまり荒らされることもなかったのだろう、まだ何本か残っていた]
何て書いてあんだろ。ちぇっ、だからちゃんと授業受けとけって、小言が空耳するんだぜ。
[普通の、モノを行き来させる商人の足が途絶えていって。 無くなっていく酒の代わりみたいに、誰が始めたのか知らないけれど、いつからか、文字を綴った紙を閉じ込めた瓶が、並ぶようになったのは]
(65) 2011/10/19(Wed) 21時半頃
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[そういえば、家の壁に、道端の石ころに、錆びた看板の裏に。 落書きが増えたようにも思うけれど、あれらも、誰かがなにかを残したくて、記したものだったのだろうか。 そんなのは、風が吹けば、砂が掻き消していってしまうのだけど。
なんであれ、満足に文字を書けない自分には、関わりない。 紙の入れられた瓶を小脇に挟むと、宿帳を抱え直して、酒場を後にした]
(66) 2011/10/19(Wed) 21時半頃
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チャールズは、オスカーに話の続きを促した。
2011/10/19(Wed) 21時半頃
チャールズは、ペラジーに話の続きを促した。
2011/10/19(Wed) 21時半頃
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…………。
うむ。君の言ってることは……、至極。尤もな話だ。 こんな水を子供たちに使うなど、気狂いもいいところだろう。
[男もまた魔法の水に魅了されながらも、人としての理性、感情の全てを捨て切れず。子供たちへの慈愛、水への納まり切らない不安。それらに心を淀ませていた。 だからこそ、問うたのだ。“まだ会いたい人がいるんだろう”と。砂人に関わらず砂としてしまうかもしれない水を浴びるなど、探し人に会う目標を持ちながら此処でそんな危険を冒すのか、と。だが。]
(67) 2011/10/19(Wed) 22時頃
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……やまい、とは……。 はは、運命とは恐ろしいものだね。
君がどれだけ探し人に会いたがってるかは私でさえ知っているというのに、神は。君を選ぶのか。
[青年の苦笑が男にもうつる。それなら、うむ、彼の気持ちを理解できないでもなくて。結局、一つ頷いて肯定してしまった。 本当に、運命とは恐ろしい……再び同じ言葉を呟けば、懐から例の水を取り出し、青年へと差し出した。]
例え君が砂人だったとしても。君がいなくなるのは、寂しいな。
……水は君に渡しておく。私は他に人が隠れていないか、もう一度外を見てこよう。 それと……子供たちにも話しておくんだよ。
[そう言って水を託せば、彼の横を通り過ぎる。その間際、すまない。と、もう一度だけ謝罪しては、教会を後にした。]
(68) 2011/10/19(Wed) 22時頃
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どこに居るんだろ、兄ちゃん。
[さかさか、砂を擦って歩き回ってみるけれど、彼の姿は見当たらず。 途中、見慣れない形に張られた布を見つけて中を覗き込んだが、彼は居なかった]
荷物があったってことは、出てっちゃったわけじゃないよな。 また今度って、嘘つくような兄ちゃんじゃなさそうだったし……。
[もしかして、荷物を残して砂になってしまったのかもしれない。 そんな考えは浮かんでいないかのように、仮説を並べながら]
……あれっ?
[そうして教会に辿り着いたのは。 ホリーに訊いてみようと思ったからだったのだけど。
ひょこっと覗き込んで、白いローブを見つければ、ぱちぱち瞬いた]
(69) 2011/10/19(Wed) 22時頃
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…………。
[>>68 苦笑を零すチャールズにこちらも乾いた笑いを返し。 水を受け取れば、まずはその中身を観察した。 見た目は本当にただの水だ。一体これにどんな魔法がかかっているのやら]
……ありがとう、ございます。
[砂人だったとしてもいなくなるのは寂しいと、その言葉は純粋に嬉しかった。 礼を言って、過ぎ去りざまの謝罪には何も声に出さず笑顔のまま。 去っていく彼の気配を感じながら、水を観察し続けた。
どれくらい経ったのだろう。 あれ、という少年の声に顔を上げて、振り返る>>69]
……オスカー。 ああ、先程はすみませんでした。 少し休んだから、もう大丈夫。
(70) 2011/10/19(Wed) 22時半頃
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私が、なんですって?
[小さな疑念を囁くホリー>>20に微笑みを向けた。 口元は笑っていない。 彼女はすぐに、男が現れた方へ去っていった。 伝道師が水を使う提案>>32をした。 表情のない口の端が僅かに上がった。 ヨーランダも少女へ八つ当たりの様な疑念をぶつけた>>38]
あなたもこの私を砂人呼ばわりするの?
[少女は堪えきれずにくすくすと笑い出した]
いいわ、私が砂人で。 でも、どうして私だけが砂人だと思えるのかしら。
(71) 2011/10/19(Wed) 22時半頃
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謝ることないんだぜ。兄ちゃんが意外とたくましくたって、疲れるときは疲れるだろ。
[無理したらだめなんだぜ、と顔色を窺いつつ。 ひょこひょこ、ペラジーのほうへ歩いていき、宿帳をどさりと落して、その上に瓶を置いた]
おっちゃんは……もうお祈り終わったのか。 で、これ、宿から持って来たんだぜ。
[きょろ、と教会の内側を見回しても、ホリーの姿もチャールズの姿もないようで。 彼の手に水が渡ったのは、見えているのかいないのか、気にした風はなく、自分の用件を告げる]
(72) 2011/10/19(Wed) 23時頃
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この6冊が、砂まみれになりはじめてからの宿帳ん中で、読めるやつ。 あと、この瓶が…… 俺、文字よく読めないから分かんないんだけど、
[言い置いて、一冊を手に取ると、折れ目をつけた頁を開いて、その名を示し]
この人が、たぶん、砂化って何度も書いてるみたいで。 その、結果が、どうとか。酒場の瓶、って書いてあって、ここに名前があって、たぶん、この瓶だと思うんだけど、
[要領を得ない説明なのは、自分でも分かっているのか、ペラジーの反応をちらちらと窺いながら、瓶を差し出して]
もしこれがヤニク兄ちゃんじゃなくても、なんか役に立つかなって。 どう、なんだろ。何て書いてあるんだ?
(73) 2011/10/19(Wed) 23時頃
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お兄さまが言ってたわ。 きっと砂人は独りじゃないって。 ひとりじゃ世界中を砂になんてできないって。
[それだから、いや、それでも? 大枚はたいて水を買うのだと、血走った目で兄は言っていた。 その為に、随分な金額を村に出資していた様だ。 少女はその話を聞いて、ただ一つ頷いただけだった]
[ヨーランダはひたすらに兄の名を呼び、泣いている。 少女は兄を思い出してみたが、涙はでなかった。 また、布の上からドレスを握りしめた]
本当に、変わった人ね。
[ペラジーが自ら水をかぶる>>50という。 彼が望むことを止めはしなかった]
(74) 2011/10/19(Wed) 23時頃
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ふふ、ずっと歩きっぱなしでしたからね。 チャールズさんは先程外に。
[顔を覗いてくるオスカーに笑いかけて、けれどその大荷物に目を丸くした]
……宿帳?
[約束していたものだ。教会の後に探しに行こうと思っていたのだけれど、まさか持ってきてくれるとは。驚いた表情で、オスカーの頭を撫でる]
……ありがとうございます。全部持ってきてくれたんですか? すごい。オスカーも力持ちですね。
(75) 2011/10/19(Wed) 23時頃
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砂化、ですか。
[わざわざ中身も調べてくれていたらしい。 水をかぶって砂になったとしても、探し人の行方は最後まで気になる。それが今目の前に用意してくれたものに記されているなら。 様子を窺われているのにも気づかず、目を見開いたまま。 逸る気持ちを抑え丁寧にページを摘んだ]
……ヤニク
[ファミリーネームまで一語一句間違いなく、彼の名前だった。 ページをめくる手が早くなっていく。オスカーのおかげでそのほとんどを楽に読む事ができた]
(76) 2011/10/19(Wed) 23時頃
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……ああ。
[文字をあまり読めないのに頑張って捜してくれたオスカーに感謝しながら]
日付と……今まで旅をして見てきた街の砂化の現状や、小さくとも、わかった事。 街の端から中央にかけて砂化が強まるのだとか。 砂に支配された街からは砂人すら見つからないのだとか。その程度。 それと、ヤニクの……自分の事が書かれています。 私が追っていたのは、わかっていたようですよ……?
[呆れたように、複雑な笑みを浮かべて。 瓶の中の紙をそっと取り出し、目を通す]
…………。わかった、のは。 彼が本当に大馬鹿者だったという、ことくらいでしょうか。
(77) 2011/10/19(Wed) 23時頃
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[少女が教会そばに近寄った時、たまたまペラジーと伝道師の話が漏れ聞こえた。 砂が少女がたてる音を消したのだろう、二人に気づかれる事なく少女は教会を離れた]
(78) 2011/10/19(Wed) 23時半頃
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[褒められたから、撫でられた頭をさすって、にへっと笑ったのだけど。 ヤニク、と呟かれた名に、声に出されていく彼の軌跡に、真顔になると聞き入っていた]
おおばかなのか? すごくいっぱい、きっと一生懸命書いてあんだぜ、この宿帳。 でも、うーん……そうだな、ペラジー兄ちゃんが追いかけてんの分かってたのに、先にいっちゃったんだよな。
[なら、おおばかなのかもしれない。 そんな風に結論付けて、眉を顰めながら、ぱちくり瞬いたのだった]
(79) 2011/10/19(Wed) 23時半頃
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ええ、一生懸命書いてありますね。 けれど少し頑張ったくらいじゃ許してあげません。 それほどの大馬鹿です。
[腕を組んで、ちょっぴり怒った風に見せる。
そうだ。先程の水売る人の、水ですが。 今日は私がかぶる事に、なったんです。
[外へと視線を飛ばしながら]
その前に見ておきたい所があるので。 少し行って来ますね。本当にありがとう、オスカー。
[まさかこんなに簡単に、彼の行方がわかるなんて。 運命というものは、本当に人を弄ぶのが大好きで。 かくも残酷なものだ。 最後に笑ってもういちどオスカーの頭を撫でると、一人で教会を後にした]
(80) 2011/10/19(Wed) 23時半頃
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そうだ。
この近くに、私のテントがあります。 もし砂になっていなければ、食料なりなんなり、持って行って構いませんからね。
[教会を出る直前、オスカーにそう言い残して]
(81) 2011/10/19(Wed) 23時半頃
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[夜風が頬を冷やしていく。砂が舞うほど強くないのが幸いだった。 暗闇の中に幾つも点されていた家や店の明かりは無く、月光だけを頼りに砂を踏み分け、村を歩き回る。]
[存外、月明かりだけでもそれほど暗くは無いのだな、と砂化が始まって初めて気付けたこともあった。人が儚いものであるということも、砂が教えてくれた。 一体、今まで何の知り合いを失ってきたのか。その度、何度神に祈ってきたのか。だのにまだ、神は自分に手を下そうとはしてくれない。自分を差し置き、何故今になって彼を……ペラジーを選んだ。]
もう、十分でしょう。
[道端で砂の上に膝をつき、教会でそうしたように、両手を組む。 彼が犠牲になってもまた明日、商人から水を受け取るであろう気狂いは、一心に願い、祈っていた。]
(82) 2011/10/19(Wed) 23時半頃
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オスカーは、ペラジーに話の続きを促した。
2011/10/19(Wed) 23時半頃
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[屋敷の廃墟へ戻った。 またどこか崩れたのか、残っている部分が少し小さくなっていた。 少女は廃墟の端に腰掛け、もらった缶を取り出した]
いい、匂い。
[手を出そうとして、また引っ込めた。 缶の縁をそっと撫でた。 つられて、廃墟で頭を撫でられた事が思い浮かんだ]
お兄さま?
[言って、少し首を振った。 兄がオスカーの様に頭を撫でることなどなかった]
(83) 2011/10/19(Wed) 23時半頃
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[街のはずれに、真っ白になった大きな木が見える。 葉はすべて落ち裸の状態で、その先に見えるのは不毛の地だけ。 それでも木は、確かにそこに在った。 風化してカラカラに乾いているそれは、強く蹴ったりすれば砂と化し崩れ落ちそう。 その下に立つと、労るように木を優しく撫でる]
……本当に、あなたは。馬鹿なんですから。
[そう呟き、腰に差したナイフを木の根元に置いて。
少し泣きそうに、けれど懐かしむように笑うと、 ポケットから水の小瓶を取り出した**]
(84) 2011/10/19(Wed) 23時半頃
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