147 書架の鳥籠
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お望みのままに、麗しのホリー。
[>>104おそらく人生で初めて浮かんだ自然な笑みと共に ホリーの白い手を取り、その甲にそっと口づけた。]
(117) 2013/10/09(Wed) 00時半頃
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頼んだ事は後悔してねえだ。
んだども、それでグロリアが痛えのは…おらはやっぱりやんだ。
[意識ある内、最後に言葉交わした相手]
お互い選択に後悔せんとぉ、謝るんなら、痛み分けだでな。
一緒に、残ったもんを、見守らんけ?
後悔しない道を選べたのね。
[カトリーナの言葉に微かな安堵が浮かぶ。
優しいがゆえに選んだことで
寂しい思いをして泣いているのではと
罪悪感の中、そんな風に案じる思いがあり]
――…ええ。
一緒に見守りましょう。
[謝罪の言葉は飲み込んで、カトリーナに頷いて
生者の話しに耳を傾ける]
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オズワルドが狂人…とすると、 僕から見て亡霊はボリスしかいなくなる。 ボリスから見ると僕が亡霊になる。 そういうことだよね。
さっきのボリスの驚き方>>91は演技だったことになる… ありえないとは、言えないけど。
[悩ましい。上を見ながら考える。]
(124) 2013/10/09(Wed) 00時半頃
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――、――……
ごめんね……
[いつまでもそこからシメオンは動かず、ただ返ることのないと分かっていて届けられる声を聞いていた。
自分が、自分が見つかったから、彼は今一人で全て背負ってあの場所にいる]
[逃げた私が何を言えるのでしょうか。
私はただただオズワルドの足下にうずくまって、両手で顔を覆っていました。]
オズ……?
[ふと、苦しげな呻きが聞こえた気がして、目を丸く]
[何故だろう酷く届く声が気になる。
似ている筈が無いのに、自分のようだと思う……]
[それでも、きっと自分のように味方なく責められているであろう姿を見に行く気にはならなかった。
何の抵抗も出来ず彼らに見破られていく自分達の姿は、魔女には滑稽に映るだろうか]
[ああ、また]
[もう一人の亡霊も――オズワルドも――ゲルトのように自分のせいで死んでしまうのだ。]
[――横たわる亡霊の指先が黒く、影のように変色した。]
『嫌な子……』 『あっちに行きなさい』 『どうして――――家にこんな子が』
『弟のほうはいい子だったのに』 『黙ってろ』 『嫌だ嫌だ、全く……』
『お前もいなくなれ!』 『あんたのせいで……』 『近寄らないで』 『お前なんて』
『生まれて来なければ良かったのに』
『全部全部、お前のせいだよ』
嘘よ、オズ……。
嘘と言って……。
嘘じゃないんだって、私の手を握って……。
[オズワルドが亡霊だなんて嘘です。
彼との思い出は嘘ではないんですから。
……。]
ラルフは、オズワルドに話の続きを促した。
2013/10/09(Wed) 01時半頃
嘘、は、辛いべな……
[断罪を見ているだけで、もう動かない心臓が痛い]
[知っています。
みんな、自分が一番大好きなのです。
だから、自分の望んだ通りにならないといてもたってもいられないのです。
それは他人を蹴落とすということ。
殺すということ。
私は自分が嫌いです。
だから逃げました。
私の思い通りになんかなってほしくないからです。
でも、私はそんな自分を憎みました。
もし私が逃げなかったら、私は自分がどうなろうとオズワルドのために精一杯働いたことでしょう。
オズワルドが今こうして攻められることもなかったでしょう。]
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な、なんで、言ってしまうの? 亡霊だ、って。
[>>139野暮なことを聞いているとは思うけれど。 どうしても聞いてみたかった。]
(146) 2013/10/09(Wed) 02時頃
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ボリス……
[友だと言ってくれた]
頑張ってる、なぁ……
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