256 【突発RP村】胡蝶の夢
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[相手が自分の顔を見ても>>19、こちらの目に彼の顔は映らない。 ただ空を見つめ、酸素が欲しい、それだけしか考えない。]
――っけほっ……
[片腕で巨体を揺らすことには成功し、一瞬片方の手が離れたことで首に余裕ができたが、すぐに残った手で勢いをつけて押され、床と巨体との間で喉がつぶされる。
もう相手を倒すことを考えることはできずに。 ただひたすら、この手が邪魔だと、首にかかる手をかきむしる。
意識は遠く、自分の元を離れて。 与えた死のことを考えることもなく。
ただ、一人の男として、一人の男に。 己が忌んだ愚かな感情のために、ただただ、殺されるために、殺されてゆく。*]
(25) reoreo 2016/11/18(Fri) 19時半頃
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[本当に何もかもが情けなく未熟で愚かで、恥ずかしくてたまらなくて。 でも、それが。 酒場の下働きの男でも、若い一匹の人狼でもなく。 トレイルという存在だったのだろう。]
…… 食べたくなかった……っ、誰も、死んで欲しくなかった。
皆と、…普通に、……生きたかった……
[嗚咽で途切れ途切れとなりながら、口にしたのは、確かな本心。
言わず思わずとしていたそれを貴女に打ち明け、 俺の姿は、色を薄くし、霞に近付き始める。*]
(26) finlay 2016/11/18(Fri) 19時半頃
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[ 耳に突き刺さる声も、暴れる身体も、 私を振り払うまでには至らなかったのです。 キャサリンを組み敷いた彼ならば、 私のような、何もできぬ女など、 軽々と振り払えるでしょうに。
ぽつと、呟かれる音に、私は耳を傾けましょう。]
どうして、 …… かしら。 …… そうね、私も、 罪の意識があるのかもしれません。
[ 私が、ローズマリーに明かさなければ。 私が、真っ先にあなたの元へ向かっていれば。 貴方の命は、救われたのかもしれません。 …何度でも、あなたを助ける機会はあった筈。]
(27) ゆら 2016/11/18(Fri) 20時頃
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[ 小さな頃から、慕ってくれていました。 名を呼ばれて、振り向いてみれば、 そっぽを向いてしまったことを覚えています。 キャサリンのように、姉とは呼んでくれなくて、 寂しく思っていたことは、胸に秘めておきましょう。
ゆると眸を細め、止まぬ雫を、 袖口で拭い続けたのでしょうね。]
トレイル、ねえ、トレイル … ごめんなさい、貴方を助けてあげられなくて。
[ 赦しが欲しいわけではありません。 赦されたくないのは、全てを背負うつもりで、 それでも、背負うことのできぬ、 情けない自分自身を戒める為でしょう。 胸の内を明かす彼の願いは、>>26 私の胸に、ずしんと重く響くでしょう。]
(28) ゆら 2016/11/18(Fri) 20時半頃
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[ 私も、あなたと共に、 あなたの未来を、見たかった。]
(29) ゆら 2016/11/18(Fri) 20時半頃
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[ あの日、夢を語ってくれた少年は、 黒き翼をはためかせるのでしょう。 家族を想う、大切な心は、 いまでもまだ、失われていないと思えばこそ。 彼の、本当の願いを、祈りを、 天に届けられたら 、 ──── 。]
トレイルッ 、あなたの、夢は、 いつか必ず、── … 叶います 、! だから、夢を、 諦めないで ……
[ すうと、霞に混ざる姿。 いずれ、完全に消えてしまうその前に。 私は、彼の瞼にそっと、唇を落としましょう。
天に昇る鴉は、まるで神を顕すようでした。 *]
(30) ゆら 2016/11/18(Fri) 20時半頃
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[咳込む喉の動きが掌へと伝う。 片腕では呼吸を遮ることが精一杯だった。 両腕で力任せに首の骨を砕けば苦痛を長引かせずに済むのに 家畜や野の獣を殺し捌いたことはあっても、 自分と同じ“人”を殺すことは初めてで そこまで考えが回らなかった。
人狼を手に掛けたローズマリーが それを罪>>4:82と言ったことを思い出す。]
――… 人殺しは、罪。
[例えそれが人狼であっても、人として生きた姿を知る。 トレイルの正体を知ってもなお罪と感じていた彼女。 掻きむしる彼の爪が己の手に無数の傷を作り 赤い血がじわりと滲んでゆく。
己が初めて殺す人は綺麗な金糸の男だった。 実直そうな、頼りになる自警団員で、 名を、ジェフ・ジマーマンといった。]
(31) helmut 2016/11/18(Fri) 20時半頃
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[触れるままあれば、彼の魂を視、その正体が知れる。 喉に食い込むようにある腕は、固まったように動かない。 いつの間にか抵抗がなくなっていたことに、 いつのまにか彼が動かなくなっていたことに 気付くのは、力を使った反動を受ける頃。]
――…っ、……ッ、
[声はあげなかった。 堪えるような息の音が噛みしめた唇より漏れるだけ。 痛みが過ぎれば、強張る腕をもう片方の手で解き、 ジェフの上から、体を退かせる。 彼の命を奪った際の生々しい感触は一生忘れぬだろう。 彼の目許へと手を翳し、瞼を閉ざさせて 己の上着を彼の肩へと掛けた。 血に濡れた短剣が抜け落ちて、ジェフの遺体の傍へと転がる。 それは奇しくもトレイルのそれと似る。*]
(32) helmut 2016/11/18(Fri) 20時半頃
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── 現世 ──
『むかぁしむかし──、』
[紡がれる響きは、優しく心地良い。 何処かで聞き覚えのあるそれは けれど、すぐには思い出せず あたたかな微睡みに落ちゆく感覚に溺れる。]
……『私たちが此処に居たこと』
[綴られた御伽噺おしまいに そんな言葉を聞いたなら 遠い、遠い 何時かの“記憶”が、 くっきりとした輪郭を持って色づく───。]
(33) choro4946 2016/11/18(Fri) 21時頃
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[──… ああ、これは 夢 。 わたしの中で形作られた ただの御伽草子なんかじゃなく “いつか”のわたしのものだと解る。]
「かあさん!」
[うと、うと、重たい瞼を閉ざしたままで 微睡みに身を任せていれば、わたしを呼ぶ声がした。]
──… う、ん……?
[ぼやけた視界に映る瞳は じっとこちらを見つめて。]
ああ、……ロジェ。
[つい先日、11歳を迎えた息子だ。 「起きてよ!」と不満げに膨らむ頬が愛らしい。 つん、と指先で突けばくせのある柔らかな毛が揺れた。]
(34) choro4946 2016/11/18(Fri) 21時頃
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「母さんのねぼすけ。 ミミの面倒だって、僕がずうっと見てたんだから!」
[胸を張りそう告げては、 褒めろとばかりに此方へ擦り寄る。 触れた髪に残された寝癖を見つければ ──ふと夢に見たあの少女を思い出した。
そうして身を起こし辺りを見回せば 寝惚けた意識が覚醒すれば此処が、 母の故郷である街の修道院だとわかる。 訪れたは良いものの、降り積もる雪に閉ざされたまま 随分と長い間、食堂と思しき一角の古いソファで わたしは眠ってしまったらしい。]
(35) choro4946 2016/11/18(Fri) 21時頃
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[薄い毛布一枚で寒さを感じないのは、 設えられた暖炉によるものだと思うけれど 見遣る窓辺は白く雪が降り積もり 外はきっと、身震いしてしまうほどに寒い。]
……夢を、見ていたみたい。
[ロジェの頭を撫でながら、ぽつりと零す。 辺りに人はいただろうか。 雪に閉ざされた修道院はまるで、 “あのとき”のようだ、と 半ば夢のような不思議な心地で。*]
(36) choro4946 2016/11/18(Fri) 21時頃
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[俺は、人狼としての俺の全てを語ってはいない。 そして貴女のことも、全てを知りはしない。 その罪の意識の理由>>27も。]
[貴女の答えを、その言葉を>>28、静かに首を横に振り、否定した。 貴女の手は愚かな獣を救う為にあったのではない。 俺には、この最期の時間だけで充分。
……遠い雪の日、捨てられた赤子が修道院の戸口で凍え死んでいれば。 誰も彼も幸せなままだっただろうか? 過ぎた時は戻せない、 誰もその答えを知りはしない。 ただただ、無意味なだけの思考だ。]
(37) finlay 2016/11/18(Fri) 21時半頃
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[ けれど、分かっていれど少し惜しく思うことがある。 あの時、逃げ出さずに貴女を姉と呼べていたら、と。 ]
(38) finlay 2016/11/18(Fri) 21時半頃
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[融けてゆく己は吹荒れる冬の中、何処へ消えるのだろうか。 天には昇れないだろう、それを嘆くことも無いけれど。
少しだけ、苦笑したのは。 貴女>>30はやはり真っ直ぐで美しくて。どうしてこうも、違うものなのか、と。]
……ありがとう。
[生きる為を越した罪を犯した俺には、その言葉も、瞼に落とされた唇の感触も 眩しすぎて、綺麗で、どうしようもなく嬉しかった。]
(39) finlay 2016/11/18(Fri) 21時半頃
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[彼は、逝ってしまった。 俺にも、もう遺された時間は少ない。 この腕の中から消える前に、伝えることがあった。]
……全部、終わったよ。
[もう泣いてはいなかったけれど、浮かべた笑顔は貴女に何度も見破られた、随分と下手くそなものだったのだろう。 この感情を整理することは、出来ない。]
(40) finlay 2016/11/18(Fri) 21時半頃
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[その言葉を最期に、鴉の形は全てを霞に変えて貴女の腕を離れ、消えてゆく。
願わずにはいられなかった。 このひとがもう二度とおれと出会わずに、次の生では幸せに終わりますように、と。]
(41) finlay 2016/11/18(Fri) 22時頃
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[薄れゆく意識の中、視界は不思議と暗く閉じていくよう。 これが終わりというものなのだろうか。
闇の中で、最期に想ったのは。 裏切ってしまった、相棒と呼んだ、家族のこと。 それが何よりの未練だった。*]
(42) finlay 2016/11/18(Fri) 22時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
myu-la 2016/11/18(Fri) 23時半頃
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[ 全てが、終わる …… ───
其れは、この人狼騒動の終焉でした。 トレイルの言葉を聞けば、>>40 私は安堵と、… そして、懸念がひとつ。 そろりと消えゆく腕の中の存在が見せる、
最期は、 笑顔 でした。
その笑顔に、何れ程の想いが込められていようか、 私には計り知れぬこと、でした。 けれど、…… 彼の魂の幸福を、 祈りながら、見送るのでした。]
さよなら、トレイル ……
[ 空っぽの腕の中に向けて、 私はぽつりと言葉を綴りました。]
(43) ゆら 2016/11/18(Fri) 23時半頃
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[ 人狼は、すべて、居なくなり、 平和な修道院が取り戻されたのです。
… けれど、もう、林檎を収穫することは、 みなとともに、しあわせを感じることは、 二度と、出来ぬのでしょうね。 何より、 …… ─── 私にはもう、時間がないのでしょう。
トレイルが消えていったように、 己の身体も、色を失ってゆくのが分かります。]
…… ───
[ 掌を、開いて、閉じて。 目蓋を、そっと、伏せましょうか。]
(44) ゆら 2016/11/18(Fri) 23時半頃
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[ ─── ただいま、と聞きたかったと。 せめて、貴方の生を、知りたかったと。 下がる眉尻は、あげられそうもありません。]
…… さようなら、私の、故郷。
[ 私の身体は、淡く静かに、たったひとり。 空気の中へ溶けてゆくの、でした。*]
(45) ゆら 2016/11/18(Fri) 23時半頃
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[これは夢。 だって僕は誰も殺していない。 なのに生々しい感触がこびりついている。 胸の痛みも、まるで自分のもののように感じる。
大学生である僕と、 粉ひきである俺。
どちらが夢か分からなくなりそうだった。
この後は如何したんだっけ。 思い出せとケヴィンである部分が促す。 けれど、御伽噺は終わりと修道女が笑った気がした。
悪趣味な悪戯だと思う。
甘いものが苦手なケヴィンに 笑顔でアップルパイを差し出す彼女は、 優しくも無邪気でどこか意地悪なところがあった。]
(46) helmut 2016/11/19(Sat) 00時半頃
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[御伽噺を始めた者が誰かを知る。 御伽噺の終わりに綴られる願い>>#0に目頭が熱くなる。
母の故郷を見てみたいと思い 卒業旅行でこのツアーに参加した。
長い長い夢をみていたはずなのに、 眠る前と景色はさほど変わっていないように思う。 真白な雪は綺麗でどちらかといえば好きだった。 吹雪にもさほど抵抗はなかったのに、 今は少しだけ――外から聞こえる吹雪の音がこわい。 身体を起こし、毛布を引き寄せる。 暖炉の炎を眺める青年の耳には母子の声>>34>>35>>36が 雪への不安を仄かにやわらげてくれる。]
――… ただいま。
[あの日、彼女に届かなかった言葉>>45をぽつと呟いた。*]
(47) helmut 2016/11/19(Sat) 00時半頃
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─ 現世 ─
[ ── はらりと、流れ落ちては、 ぼんやりと視界に映るのは、真っ黒なわたしの髪。 ゆると、目蓋を上下させましょう。 掌を持ち上げて、じ、と眺めます。 全身は生成りに覆われていましたから、 夢の中の、黒い私とは、違います。
深く刻まれる、わたしの 夢 ? ううん、此れは、 私の、 わたしの。]
…… ──── 前世 、?
[ ぱちぱちと、火種がはじける音がして。 辺りを見渡せば、幾人かの姿が目に映るでしょう。 窓枠を揺らすのは、私たちを閉じ込めた吹雪です。 いまも、あのときも、 …… ]
(48) ゆら 2016/11/19(Sat) 02時半頃
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[ 何処か、懐かしささえ覚える景色。 いいえ、 ── この景色を、私は知っています。]
…… 。
[ わたしは、私とは違います。 何方が夢なのか、まだ夢を見ているのかと、 区別のつかぬ心地もあるでしょう。 けれど、胸にぽっかりと空いた穴は、 確かに、此処に在りました。]
(49) ゆら 2016/11/19(Sat) 02時半頃
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[ わたしは、ごく平凡な家庭に生まれました。 両親は、敬虔な信者ではなく、無宗教。 わたしが、祈りを捧げるのは、 試験の山かけの時、遅刻ぎりぎりで電車に駆け込む時、 翌日の天気が晴れになってと、願うときくらいでした。
だから、ゆめのような、お伽話のような、 不思議な力を持つ、彼女とは違います。 わたしには、そんな力などありません。
…… ある日のこと、です。 友人と、卒業旅行をするとして、 パンフレットや雑誌を眺めていたとき。 わたしは、この修道院の写真を目にしたとき、 胸の奥が燻ぶるように、熱さを持つのでした。 友人たちにお願いをして、此処へ来たのでしたっけ。]
(50) ゆら 2016/11/19(Sat) 03時頃
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[ ふるり、寒さが背筋を走りましょう。 わたしは、毛布に包まり、睫毛を震わせて。 あの、優しい語り手の声を、 あの、キャサリンの声を、 頭の中で、なんどもなんども、思い起こします。 わたしの、今は。しあわせ、だけれど。 オーレリアの、最期の願いは。]
……… 。
[ わたしは、唇だけで言葉をかたどります。 ─── 愛しい、かれの名を。]**
(51) ゆら 2016/11/19(Sat) 03時頃
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信徒 オーレリアは、メモを貼った。
ゆら 2016/11/19(Sat) 03時頃
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[……これは本当のお話
おれの ぼくの 確かな記憶
もう二度と忘れてはならない
彼女達のことを。]
(52) finlay 2016/11/19(Sat) 08時頃
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[……懐かしい声が聞こえた。 思い出すのは、遠すぎる記憶 彼女が語る御伽噺を聞きながら、幼い二人は眠りに落ちていく。 優しい手が、横たわるぼくの頭を撫でた気がした。
だけどそれは、おれの記憶。 何もかもを奪い去る前の、手を汚していない少年に与えられたもの。 彼女は>>#0もう二度と、目の前に現れることなど無いのだ。]
(53) finlay 2016/11/19(Sat) 08時頃
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[それは獣が何をしたのか思えば当然のことだとしても。 哀しくて、寂しくて。情けなくも涙が一筋だけ流れるのです。 遠野千明という人間はもう18にもなり、泣くことは少なくなっていたのに。 ああ、でも、そうですね。 おれも、ぼくも、子供の頃は酷く泣き虫でした。
目覚める前の人の気配を感じます。 ゆっくりと目を開き、濡れた頬をそのままに辺りを見渡しました。
まるで、何もかもがあの頃のままのような光景。 それはこの胸を貫き、痛ませるのです。*]
(54) finlay 2016/11/19(Sat) 08時頃
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