82 謝肉祭の聖なる贄
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エリアスは、ホレーショーのガッツポーズは目では見ていないまま、ただ何かを思って小さく息だけを吐いた。
2012/03/14(Wed) 23時半頃
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[娘を降ろしたその後、大神同士にやり取りで何かあったらしい。 機嫌の良さそうな茶の輩を尻目に、冷たい顔を崩さず台座に括り付けられた贄を見据える。 腕を組んで、待つ姿勢だ。]
(28) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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[肩を竦める様子や、苛立っているように聞こえる口調には若干の焦りはある。けれど、帽子と己の雰囲気がそれを隠してしまっているだろう。]
……全部…。わ、かりました。
[行き遅れる、と言われて、気付く。 恐らく、これはチャンスだ。何も出来ない自分に与えられた、きっと、最後の。 帽子をそっと脱ぐのは、覚悟の表れのようなもので。 現れた暗い焦げ茶の目は、しかと大神の姿を見た。
これまでの13年間、祭りには気の向くまま参加をしたりしなかったりしていた。ともすれば眼前の神と触れあった事も、あったかも知れない。]
(29) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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[いまだ祭りは 準備の最中 >>7台座に縛らるる 黒髪の 幼い姿に視線を流す あれが喰われて 祭りが始まる 最初の名誉は あの黒髪が
刺すような焦げ色の 尖る眼差し 投げつけて 同時に滲むは かつての記憶 男よりも年下の 同じ褐色肌もた子供 ――彩そえる のみならば 色を載せても] [瞬きひとつ 視線はずれる >>28贄を降ろした銀灰の 腕を重ねる姿には 黒檀靡かせ 首かしぐ]
(30) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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フランシスカは、近くに女の姿があるならそれにも視線を流し
2012/03/15(Thu) 00時頃
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[大神同士でのやり取りに、思わず笑いがこぼれる。 同胞へと向けたそれは、人間に向けるものとは違う、微かな温みの含まれるもの。 けれど、その視線が再び贄へと向けられる際には、その表情と視線にはそれは消え。冷たい色が宿るだろう]
…………
[奉仕をさせている贄>>22の顔に苦しそうな表情が浮かべば、愉快そうに唇の端を歪め。 さらにその舌と口内を爪先でなぶろうとする]
(31) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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……違います。
[膝から自分を下ろし。 近い未来に起こる現実を語る大神様に。 畏れ多いと思いつつも、そう叫ぶ。
自分は彼の提案を飲むという逃げ道を。 選べる者ではない。 でもせめて、誰に喰われるかは選びたかった。 所詮餌でしかないのだが、叶うならば。]
私をあなたの血肉にしてください。 すべて残さず、喰らい尽くしてください。 ……それが私の望みです。
[後から後から流れ落ちる涙を拭うことも忘れ。 熱に浮かされたかのように、そういった。]
(32) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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[何か機嫌の良さそうな雰囲気だけは伝わってくるものの 口に足指を押しこまれた今は顔を向けることすら出来ず。 爪が舌に当たると、包みこむよう動かしてえづかないように気をつける]
…………、んっ……は。
[時折漏れる声は苦しげで、しかし吐息に熱を帯びているのが 奉仕させている大神にはわかるだろうか]
(33) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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[その贄の反応>>29から焦りを察することのできなかった大神は、 彼がついに帽子を取るのを眺め。 そして、その下に隠されていた色濃い眼差しを、 淡い色の大きな瞳で、じぃと覗き込むように捉えた。]
………、
あ!あぁ、そうだった。 やっぱり。お前は前にも、ここに来ていたねぇ。 そっか、あの時の、根暗なあのコ。
……なんだ、ちゃぁんとこんな顔できるんじゃないか。
[そして、白金はさらに贄の瞳を覗き込む。 その鼻と鼻が殆ど触れてしまうそうな程の、近さ]
いい目のいろをしているね。 ……ああ、いいコだよ。
(34) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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>>32
……であれば。 我を求めよ。一心に。 それ以外は求めぬし、それ以外も許さぬ。
[膝から降ろす時に脇を支えた手をそのままに、涙を啄ばむようなやわらかい口接けで吸い、最後に舌先で目尻をつついた。
それまでのしつこいほどの玩弄が嘘のように呆気なく手を離し、席を立つ。 そうして向かった先が、大神の同胞のもとであり、その結果の不機嫌であったのだが。>>28]
(35) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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[ああ、もう一番はじめの贄の支度は整った頃か>>7、と思えど。 今はまだ、そちらへと視線は向けない。 白金も、待つ、という立場のおおかみであった]
(36) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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>>30 [ふと、たった今まで茶の輩が味見を愉しんでいた褐色の若者を流し見る。 娘や金髪の若者を弄っていた時の熱は消え、最初に見せた冷めた横顔に戻っていた。]
(37) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 00時頃
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[鼻先にまで迫る視線>>34に、びくりとして思わず身を引きそうになるのを、どうにか右足が少し下がってしまう程度で留めた。しかし慣れぬ距離に恥ずかしさを覚え、自然と顔には朱が差す。]
……あ、の…近い、です。近い。
[目を背けては礼を失する。その程度は理解していたので、視線は離さないけれど。手にしたままの帽子で顔を覆ってしまいたい衝動に駆られ、己の胸の辺りで帽子をごそごそと動かしてしまう。]
…あの時?…………あ。
[記憶を探って、探って、ようやく何かを探し当てた。 そういえば以前にも、誰かの耳と尻尾を褒めたことが、あった。]
(38) 2012/03/15(Thu) 00時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 00時半頃
クラリッサは、銀灰の大神様に深く頭を垂れた。**
2012/03/15(Thu) 00時半頃
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さぁて…
どこから喰らってやろうか、ね。
[半笑いを浮かべたまま最初の贄の前に進み出、 羽織っていた衣をするりと足元へ落とした。**]
(39) 2012/03/15(Thu) 00時半頃
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[>>28氷色の瞳は 静かにあった 流れる銀灰 同様に 体温の一欠さえも 感じさせぬほど 肌を刺す冬の空気をも纏うよう それの源を推し量るは 贄には出来ぬこと
銀灰の大神へ 足を進め 礼をする 黒髪の贄に 視線を流し]
祭りの 始まりは近づいてまいりました
[黒檀の長髪 銀灰や 周りの白に比するよう 靡く]
お楽しみいただけているのなら 人間ともども 贄にも 幸い
[杯に視線を流す 水面に氷の色が映るのならば それはさぞかし 綺麗だろう]
(40) 2012/03/15(Thu) 00時半頃
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近い?そうかなぁ。
[>>38微妙そうに声を低めながらも、すっと鼻先を離した。 少しだけ顔を離してから、贄の頬にさした朱をちらりと視界に捉え。 またちらりと、胸元の帽子にも、一度だけ視線は赴いて。 それらに対し、くすりとした笑みが、顔に現れた。]
まぁ、お前がなかなかいい筋いってそうなのは判ったけど。 とりあえず、着るものはちゃんとこの白いの纏っとくのを 僕からはお勧めしておきまーす。
[そして、片手に持っていた白い布地を、つっと差し出して]
………あ、その帽子だけは、被ってても別にいいから。 なんか、その顔。なんとなく、他のコたちに見せたくないって思った。
[内心のあまり滲まない、落ち着いた声色で、 一度耳元にくちびる寄せて囁いて]
(41) 2012/03/15(Thu) 00時半頃
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[あの時、という言葉に対しては、直接言葉は返さないまま]
……っていうか、このコ、二度目だよねぇ? あの時すっごい怒ったの覚えてないのかなぁ。
[耳と尾を褒められた時のことに対しての、独り言じみた呟きだけ零す。 尤も、それ以上ぐちぐちと零す心算も特になかったのだが。
そして白金は、先程は両手塞がりなどと口にしつつ もう片手に持っていた、みすぼらしい衣を ちゃっかり祭壇上、地べたに置いてしまっていたのだった**]
(42) 2012/03/15(Thu) 00時半頃
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>>33
………そこまでで良い。
[奉仕させている贄の漏らす声をしばらく聴いていたが、クックッと笑いをこぼしながらそう告げて。 贄の口内から爪先を抜き出せば、唾液で濡れていただろうか。
その足を再び軽く振れば、素足だったその足はまた靴を履いたものとなり。 贄の背に乗せていたもう片足も地へと下ろしてから。
愉悦の浮かんだ表情のまま、杯を持った方の手で招くだろう]
(43) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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[冬と断じた 衣を纏う “同じ”の女 冬色の大神に 首を垂れる その姿 声は聞いてた >>32喰らわれるを望む 女の声を
焦げ色の 眼を滑らせ ゆるく見渡し 色様々な大神の 前に下に 贄がいる]
―― は
(44) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 01時頃
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[贄は“同じ” 喰われなければ >>15「獲物が勝手につぶれてた」 赤銅の肌 二つ目の贄 喰われることなく埋もれた 下の贄]
同じことを ――すればいい するだけだ
[零した音は 地に堕ちて 下に下に染みていく]
(45) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 01時頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 01時頃
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[見上げた先、なんだと訊かれて、目を伏せる。]
いえ、大神様、なんでもありません。
[伸ばされる指、口に突っ込まれれば、驚いたように。 ただ、その意図するところがわかれば、少し戸惑ったのちに、舐める。]
――……ッ
[だが、あまりそれは慣れたものではない。]
(46) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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[指はそのままあっただろうか。 引き抜かれれば、その視線は、前方の、足台にされている少年に向く。
足指を口にする様子に、アクアマリンは、やや眸を揺らしたが、そのまま、重みに耐えている。]
――……?
[だが、背に座る大神が少年に足指を舐るのをやめさせ、自らに誘う声がすれば、はっとした。
衣擦れの音のあと、その次に背にかかる負荷は、それまでよりは厳しいものに。]
――……ん
[耐えていこうとするが、さすがに余裕はなくなってくる。 ふと、ぽとりと額から滴が垂れた。 そう、みるみる汗が噴き出してくる。]
(47) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 01時頃
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[満足そうな顔を見せてもらえるだろうか 良しの声で舌を止め足から口を離す。 はふ、と息を吐いてそれでも粗相がなかったことにほっとした]
……?
[手招きされるまま、灰白の大神の側へ]
(48) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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ふむ?
[見下ろした『椅子』がなんでもありません、と応じるのを聞けば冷たい視線を向けたままで、その顔を己の方へ向けようと、指を伸ばしただろう。 その後、口の中に指を突っ込み。指を舐める不慣れな様子には、愉快そうに唇を歪めた]
椅子としては上等だが、こちらは未熟なようだな?
[こういうのも悪くはないーーと。杯を片手に、その口内を指で弄ろうとする。 酒を飲み干せば、指を口内へ入れたままの『椅子』の目の前へ杯を差し出したりもするだろう]
(49) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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[離れた距離に緊張が解けて、思わず安堵の息が大きく漏れた>>41。渡されるままに布を受け取り、何も着るものの無くなった上半身に、それをかける。 床に落ちた服は、さして気にも留めず。]
…見せたくない?
[疑問に思ったけれど、追及はしない。許可を得たので、帽子は再び目深に被った。陰る視界が落ち着く。 服の無い上半身に布をかけ、帽子を被る様は少しおかしくもあるだろうが、自らは気に留める事も無く。 怒られたことまでは、思い出さなかったらしい。**]
(50) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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[しばらく『椅子』の口内を指で弄りつつ、『足置き』に足指を舐めさせていたが。 『足置き』からの奉仕を終了させるのとほぼ同時に、己の重みにはまだ余裕のありそうな『椅子』を一瞥して、口内から指を引き抜いてから、指を抜きだす]
褒美に味見をしてやろう。此処へ。
[その言葉は、己の招きに応じて近づいてくる贄>>48へ向けたもの。 近くへ来た贄を、己の膝へ座らせるように促し。 苦しそうな声を漏らす『椅子』>>47に愉快そうな視線を時折向けながら、贄の衣の中へと手を潜り込ませようとする]
(51) 2012/03/15(Thu) 01時半頃
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>>49 [こちらは未熟…。その言葉に眉を寄せた。 そう、若者はいたってノーマルに過ごしてきたのだから。指を舐めろなどという状況に陥ったことはなかった。 ただ、そういう覚悟はしてきたつもりだ。
そう、もう、自身は、大神様に捧げられる贅。 アクアマリンの眸は、舐めながら細まる。
言い聞かせられた贅であることの誉れは、一種の陶酔感を産んでいた。]
――…
[空の杯を見れば、またお注ぎいたしますとは、言葉にできなかったが、注ぐだろう。 ただ、それが、ヨーランダを込みの重さになった場合は、もう、手を動かすことはできなくなる。]
(52) 2012/03/15(Thu) 01時半頃
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[長髪の贄を手招くより前。『足置き』に奉仕をさせながら。 不慣れながらも、目を細めて己の指を舐める『椅子』の表情をみれば、愉快そうに唇の端を歪めただろう。
その後、長髪の贄を招いた後は、さすがに酒を注がせようとはしない。 苦しそうな声を聴きその表情をみればそれだけでも十分に愉しめる。 それに、これ以上の無理をさせれば、さすがに潰れそうだ]
(53) 2012/03/15(Thu) 01時半頃
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[金糸の贄が苦しそうな声を上げてしまっても 大神に逆らうことは無いので示されるまま膝にちょこんと腰を下ろした。 ゆるく巻かれただけの布のような服は簡単に中への手の侵入を許し 年齢を重ねることで熟れた肌が牙立つのを待っている]
…………んっ。
(54) 2012/03/15(Thu) 01時半頃
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サイラスは、汗が髪の先からも滴り落ちていく・・・。
2012/03/15(Thu) 01時半頃
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[贄を膝上に乗せた後は。衣の内側へ片手を潜り込ませ、素肌の感触を確かめるようにゆっくりと這わせる。 もう片方の手は贄の顎へと振れ、唇を開けさせて舌を潜り込ませようと。
口内を舌で舐りまわし。唾液を啜り飲み。 胸部やわき腹などを撫でまわしていた手を、贄の下肢へと下げて、股の内側も撫でて。 けれど肝心な場所には触れることはしないまま。
時折視線を向けていた『椅子』が完全に限界を迎える前に、膝の上から贄を下ろすだろう]
(55) 2012/03/15(Thu) 02時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 02時頃
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[その手が重みに折れそうになるとき、負荷は軽くなる。 ふうっと安堵の息を漏らして、またちらりと初老の大神を見た。
贅は大神には逆らえぬ。 よし、と彼がどくまでは、椅子であり続けなければならぬのだろう。 先ほどの、銀灰長髪の主も見れば、少女を掻き抱いて、 茶色の恰幅のいい大神は黒髪が相手しているか。
みずぼらしい衣は、視界にあるが、さほど気にならなかった。**]
(56) 2012/03/15(Thu) 02時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 02時頃
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[『椅子』が安堵の息を吐く様子を見下ろし、ククッと笑みを浮かべる。 空になっていた杯は、両手が塞がっている間は長髪の贄の膝にでも置いていたか。 椅子から立つ気配は未だ無く。しばらくは、『椅子』に酌をさせるだろう**]
(57) 2012/03/15(Thu) 02時半頃
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