254 東京村U
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[少女の色素の薄い金の髪が、はらりと黒いキャップから零れ落ちる。 特徴的なその髪色が、東蓮寺の記憶を刺激した。 この少女の名前は確か、]
……あれ。雪野瀬、さん…?
[以前───もう半年以上前に、やってきた少女。 格安物件を借りたいのだと言ってきた少女の顔に、東蓮寺は大きく目を*見開いた*]
(28) 2016/09/27(Tue) 02時頃
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あ、そういえば歌番組っつーか、 ミュージックアワーといえばさぁ……
[動画は件の歌番組のVTRを流し始めようとしていて―― ――ぶつん。 不意に動画が止まった。もとい、画面が暗くなった。 女子達は、一斉に「ろくでなし」の顔を見遣った。 ノートパソコンから、コンセントが抜けていた。]
は〜〜〜〜〜? ひふみ〜〜〜? やればできるんならさし直せってー。
[それから、女子数人でろくでなしと囁きあって小さく笑う。 文句をいっているうちに、一二三本人に誤魔化されるやら、仲間のうちの女子一人が気を効かせてコンセントをつなぎなおすやら。 次第、女子たちの興味関心は死んだアイドルの話から、ミュージックアワーに関することへ移ろい、先ほどまでの動画は途中で止められ、キャンディ・ノヴァも出演したミュージックアワーの動画が流れ始めた。]
(29) 2016/09/27(Tue) 02時半頃
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♪らぶらぶにゃんにゃん、らぶにゃんにゃん
[日本人離れした顔のあるアイドルの歌い方を、入間はやや小馬鹿にして真似た。 少しは似ていて笑ってくれているのか、はたまた愛想笑いか、周囲の女子から笑い声が聞こえる。
そのなかに、聞き間違いでなければ『くそったれが』という小さな男子の声を聞いた。]
…………?
[一二三がそう呟いたのだろうか? 入間の表情は、一瞬にして真顔になる。 すぐに一二三は居眠りを決めこんだようだった。 「なに?」と女子グループのひとりから訊かれ、入間が言葉を選ぶうちに、先生が教室へと入ってきた。**]
(30) 2016/09/27(Tue) 02時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/09/27(Tue) 02時半頃
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─ 回想:半年よりも前・新宿不動産 ─
[格安の部屋を借りたいのだ、と。 やって来たのは、薄汚れた身なりの少女だった。 新宿不動産の、整えられたガラス張りの入り口に金のプレート。 配されたグリーンといった佇まいに、実に似合わない小さな娘。
たまたま応対した東蓮寺が、そのまま担当になった。 とはいえ少女一人相手にまともな話が出来るはずもなく、つまり対応とは、少女をどうにか追い返すということに他ならなかった。]
東蓮寺です、はじめまして。 うん、雪野瀬さん?そうか。
えーと、物件を借りたいってことなんだけど、ご両親は? もしくは保護者の方とか…君、未成年でしょ。 未成年相手に契約を結ぶことは出来ないから。
…もし行先に困ってるなら、警察って手も…、あー…。
(31) 2016/09/27(Tue) 02時半頃
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[ひょっとしてこれは、家出娘というやつだろうか。 だとすれば、あまり関わりすぎるのも面倒だ。 要は面倒だから、穏便に処理して追い返せと自分が応対を任されたのだろう。 なかなか簡単には納得してくれなさそうな少女の様子に、困ったなと眉を下げた。
その時、救い主が現れた。 客にお茶を持ってきてくれた、その相手は、]
あ、みよ子さん。 …ちょっと、いいですか。
[いいところへ。と、視線と声の調子で鈴里へと呼びかけて。 困っているのだと、動かぬ少女へと向け視線を*投げた*]
(32) 2016/09/27(Tue) 02時半頃
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[そして今、バンドは、 ――メジャーデビューの話が舞い込む程度になっている。
メジャーデビューの可能性。その選択肢。それがここ一年弱の専らの、バンドの、青年の、課題、あるいは議題、だった。自分達のバンドがメジャーを考えるような場所まで来た、その事はメンバー全員が迷いなく喜んだ。結成からの三人は――青年もだ――尚更だった。 けれども。 だからどうするか、というのは、直ちに決まるようなものではなかった。 容易に決められるようなものではなかった。
メジャーに移れば勿論バンドは今以上の知名度を得る。より広く音楽を世に出していく事が出来る。だがそれにあたってはやはり、多かれ少なかれ、「変わる」必要、というものがある事は、否めない。 音楽性の違い、ではないが、この件に関して、今のメンバー間には些か微妙な空気が漂っている。青年は、正直なところ――メジャーデビューには、消極的だった。三人の中ではシーシャは逆に積極的で、ヴェスパタインはどちらともいえずにいる、中立だ。残るドラムは積極的で、キーボードは消極的で―― つまりは完全に、どちらともつかず、になってしまっている故に]
(33) 2016/09/27(Tue) 02時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/09/27(Tue) 02時半頃
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…… はー。
[もう一度、長い息を吐き出す。それから億劫に立ち上がり、浴室へと向かいかけて、青年はふと、居間の中央にあるテーブルへ視線を向けた。 そのテーブルの上に置かれた物を、見やった]
[其処には今日シーシャに画像を見せ話をした、 オモチャ、が置かれていた。 四つ足で首を少し上げた姿の、熊。それを模した、焦げ茶よりもう一段階黒ずんだような落ち着いた色の、一見寄木細工のような風合いがある、塊。 それは本来は二十面体の形で存在していたものだ]
(34) 2016/09/27(Tue) 02時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2016/09/27(Tue) 02時半頃
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[青年がそれを手に入れたのは、三日前の事だった。三日前、青年は池袋を散策していた。池袋は、新宿と並び、青年がよく行く場所の一つだった。その日も、特に目的があるわけでもなく、あちこちをうろついていた。 ゲームセンターを幾つか回り、水族館を――ちなみに年パス持ちだ――覗き、それから、青年はある古書店へと向かった。
その古書店はサンシャイン通りから続く路地裏の一つ、その大分奥の、喧騒から離れたところにあった。店内は狭く、外にも棚を並べている、そして店員はあまり愛想がない、今日び少なくなっている個人経営の古書店だ。 そうした店らしく、本は正しく古い物が多い、そうした物を好む人間にとってはなかなかの品揃いだ。本が好きで古い物などは特に好きである青年は、故に例によって其処を気に入って、しばしば訪れていたのだった。 青年はいつものようにその店に入り、いつものように曖昧な笑みの店員と軽い挨拶を交わし――これも常連になってきた頃からの事である――いつものように、 ではなかった、 いつもとは明確に違う、ものを見た]
(35) 2016/09/27(Tue) 03時頃
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[入って直進、本棚の間を進んだ奥。其処に、大きな籠網の箱が置かれていた。其処には本ではなく、ぬいぐるみやフィギュアの箱や水鉄砲らしきものや――オモチャと呼ばれる類のものが、雑然と放り込まれていた。 なんだろう。オモチャ? 売っているのか、 散漫に考えつつも、青年はその箱に手を伸ばした。気が付けば、手を伸ばしていた。何かとても気になるものがちらついて見えたからだ。箱の奥底、 他のオモチャで完全に埋まっていたところ、 から、青年はそれを引き出した]
[それは、二十面体だった。 水晶玉を思わせる大きさの、何かだった]
(36) 2016/09/27(Tue) 03時頃
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― カフェ・店内 ―
[書店から歩いて1分、新宿駅東口から徒歩で3分。 ビデオレンタルショップのビル内に構える有名チェーン店にて。]
ごめんねぇ。わざわざ来てもらっちゃって。
[出目照子の前には、キャラメルフラペチーノとバナナシフォンケーキが列んでいる。(ちなみに社内規定の変更により、今年度から交際費は支払われなくなった)]
それでね。今日はね。 えーと……うぅんとね……。
[呼びつけておきながら、らしくなく出目照子は歯切れが悪い。 話をどう切り出すか、迷っているようだ。]
(37) 2016/09/27(Tue) 03時半頃
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今日はぁ………………。
今日は……ひとつ、企画を持ってきてるのね。 あたし発案というか、副編との雑談から出たネタなんだけど……。
[一冊の本を取り出し、木露の前に置く。]
……『これ』 執筆……してみない?**
(38) 2016/09/27(Tue) 03時半頃
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……なんだろう、これ。 何か、凄いな。 欲しいかも、
[得体の知れないそれが、やたらに気にかかった。やたらに、気に入ってしまった。何かしら一目で忘れられなくなるような、独特の雰囲気を持った物体だと思った。 これ、売っているんですか。 そうカウンターの中の店員、店主ではない三十絡みの女、に声をかけると、彼女ははっとしたような顔をした。僅かに目を見開いて、唇を震わせすらした、その反応に違和を覚えるが早いか、彼女は答えた。 曰く、古いオモチャの店をやっていた店主の友人がいたが、店を閉めたのでその際にオモチャの一部を譲り受けたのだと。そうして一応売ってみているのだと]
『それ、特に、価値があるんだって。 珍しい物だって言われたって、××さん(店主だ)がね。 安く安くして一万とかいうの。 でもほら、笹本さん常連だし、もしあれなら半額で、』
[打って変わってにこにこと――いつも曖昧な笑みな彼女には珍しい事だった――笑って説明し勧める彼女に、五千円なら、と、思い、青年は購入を即決したのだった]
(39) 2016/09/27(Tue) 03時半頃
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[購入の意思を伝えると、彼女はカウンターから出て店の奥へと向かい、何処からか一枚の紙切れを持ってきた。随分と古いものらしい、黄ばみ灼けた紙だった。 其処には二十面体の絵と、RINFONEという文字、そして二十面体が熊へ鷹へ魚へ変わっていく図解が記されていた。 下部には幾つか文章が書かれていたが、一部が英語な以外は見た事もないような言語が混ざり合っている態で、どうにも判読出来そうにはなかった]
『これね、リンフォンっていう物で。 オモチャ……パズルみたいなやつなの。 描いてあるみたいに、いろんな動物に変形するとかで。 ほら、触ってみて、』
[言われた通りに両手でそれを包むように持ち、撫でまわすと、かちりと音がしてその一部が隆起した。そしてやはり言われた通りにそれを引っ張ってみると、今度は全く別の個所が隆起した。 どうやらこうして動物に変わっていくらしい。 凄い仕掛けだな、と思った。これなら本当に一万でも安いくらいだ。こうして目を付けた自分には、実は鑑定眼でもあるのだろうか。感興と冗談とを裡に浮かべつつ、 その「掘り出し物」を手に、青年は古書店を出たのだった]
(40) 2016/09/27(Tue) 04時頃
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[その後帰って青年は早速それ、リンフォンで遊び始め、 翌日も夢中になって、 深夜についに最初の熊を完成させた。
それから一日置いての、今日、ライブの日だった。
今日は勿論だが、昨日も色々と用事があって忙しい日であり、そのために続きが出来なかったのだ。やりたい気持ちはずっとあったし、こうして見るとやはりすぐにもやりたくなる、が]
ねむい。
[疲労と酔いで溢れる眠気に負け、 青年はなんとかシャワーを浴びて後、 今日のところは眠る事に*した*]
(41) 2016/09/27(Tue) 04時頃
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[『姉』は、どこにでもいるような人だった――――]
(42) 2016/09/27(Tue) 06時半頃
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『あたし、東京に行くことにしたから。』
[池袋で活動するアイドルグループ『IKB32』の地方版、とでもいったらいいのだろうか。『IZM32』のメンバーだった姉は、プロデューサーのたっての願いで、『IKB32』本体に移籍することとなった。]
(43) 2016/09/27(Tue) 06時半頃
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『お母さんの夢を叶える、チャンスだから。それにサクラコの為にも…………』
[『姉』はそう言って、口をつくんだ。
『姉』が歌う曲は、本来『姉』が歌う予定ではなく、藤田サクラコが歌う曲であった。]
(44) 2016/09/27(Tue) 06時半頃
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『――――ドスッ。』
[四年前、新宿区四谷。ビルの屋上から藤田サクラコは飛び降り、その短い生涯の幕を下ろした。
その前にも自殺未遂を図っていたというのは、マスコミの言ではあるが。藤田サクラコがグループの掟破りである恋愛で悩んでいたことが、原因とされている。]
(45) 2016/09/27(Tue) 07時頃
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[一方、『姉』の躍進は著しいものであった。
藤田サクラコの追悼番組で見せた『親友の涙』も功を奏してか、シングルの売上げは久々のダブルミリオンに乗せた。 詞の内容も、藤田サクラコの恋愛を感じさせる内容だったせいか、話題性に関しては事欠かなかった。]
(46) 2016/09/27(Tue) 07時頃
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[その影で、奇妙な噂がインターネットで流れるようになる――――]
(47) 2016/09/27(Tue) 07時頃
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『…………す…………て。』
[『姉』がセンターを務めたその曲を歌番組で披露したところ、藤田サクラコの霊が映ったとそのテレビ局に問い合わせが殺到したのである。]
(48) 2016/09/27(Tue) 07時頃
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『たす…………て…………』
[『姉』が歌っているその後方で、顔面血だらけで立っている女性の姿が映っている、との問い合わせだった。 奇しくも藤田サクラコがビルから飛び降りたときの服装で。
そして、間奏の途中でこう、声が聞こえたのである。]
(49) 2016/09/27(Tue) 07時頃
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『た す け て』
(50) 2016/09/27(Tue) 07時頃
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――――――――!!!
(51) 2016/09/27(Tue) 07時半頃
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―東村山市・高校の教室―
[気づくとそこはいつもと変わらない教室。
一二三の目から一筋の涙が*伝い落ちた*]
(52) 2016/09/27(Tue) 08時頃
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―新宿駅南口―
[明後日面接を受ける会社の下見は終わった。大手の出版社から最近独立したという子会社らしい。ネット上の評判は散々だったが、前職のSEだって仕事の拘束時間は似たようなものだった。 何しろ、年齢的にもあまり仕事を選んではいられない。大学時代にラグビー部だったことと関係があるわけでもないが、体力勝負なら人よりは自信があった]
……まあ、通るかどうかは向こうさん次第だろうけど。
[今日はもうやる事はない。予定もない。駅前をふらついていた頃、駅前の人影>>23>>28に気が付いた]
……あれ。あいつ……どこかで見た事あるな。どこだったか… ああ。今のアパート紹介してもらった不動産屋で顔見た事ある。 気がすんな。
[しばらくその場で足を止めていた**]
(53) 2016/09/27(Tue) 08時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2016/09/27(Tue) 09時半頃
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― 新宿・某ビル一階 ―
[翌日、正午頃。青年は新宿にいた。 昨夜はあれから二時頃に眠り、起きた時には九時を回っていた。それから青年は朝食もとらず――元から滅多にとらないたちだ――リンフォンの続きをやっていた。そうして次に現れるという鷹、その片翼の片鱗が見えたところで、ひとまず中断した。 それから青年は家を出た。昨日はライブ、明日はスタジオ練習があるが、今日という日は何もない合間だった。散策ついでに何か食べよう、と思い立って]
[JR新宿駅から程近く、大通りの側にある、大型書店の本店。青年はまず其処に寄り、文庫本を三冊買った。2016年度某賞SFアンソロジー。ディックの新装版。黒い鳥レーベルの「素顔連盟」。 「素顔連盟」は単行本を持っているのだが、青年は気に入ったものなら単行本と文庫を共に揃える、古典など幾種類も出ているようなものは複数コレクションしてしまう、という手合いだ。 青年が小説で特に好むのはSFと幻想と、そしてホラーである。 ホラー文庫「黒い鳥」は気に入りのレーベルの一つであり、好みの作家が多い。近年デビューした「木露 流衣」についても、青年は応援したい気持ちでいた]
(54) 2016/09/27(Tue) 11時半頃
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……
[書店から出た後、青年は同じビルの一階に立ち並ぶ小さな店舗の一つに入った。鉱物の類を扱うその店内で、ゆっくりした足取りで商品を眺め]
(55) 2016/09/27(Tue) 11時半頃
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(感じ悪う〜〜。)
[くそったれが、というクラスメイトの小さな小さな呟き声に対して、入間はそのような感想を抱いた。 ちらりと机に突っ伏して丸まった背を見遣る。 不貞寝か狸寝入りかもしれないなと思った。]
(56) 2016/09/27(Tue) 12時頃
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― カフェ・店内 ―
ああ、いや、歩いて来れる距離ですし。 それに、あんまり外出ることもないからいい運動になったかなって。
[そびえ立つ白いクリームの山に、黄金のソースが流れている。 クリームソーダを頼みたい気分だったがそんなものはもちろんなく、『ゴールデンメイプルフラペチーノwithキャンディウォルナッツ』というお洒落じみた物体が目の前に置かれていた。 ついでにおすすめされた『カカオニブ入りのシュースティック』を齧りつつクリームの山を睨みながら照子の用件を待った]
(57) 2016/09/27(Tue) 12時頃
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