人狼議事


261 甘き死よ、来たれ

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営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2016/12/17(Sat) 12時半頃


 
            あ、 れいくんだ

[此方に向かってくる人影に、あたしは少し弾んだ声をあげました。
ツリーの話、覚えててくれたんだなあって、頬がゆるみます。
ね、季節はずれのクリスマスツリー。変でしょ?
……ああ、そういえば、あいちゃんにこれの意味を聞きそびれていましたね。
彼女の声もこちらがわで聞こえた気がしますし、後で聞いてみるのもいいかもしれません。今はなんだか、お忙しそうですからね]

  おはなみの約束はむりだったけど
  これはもう、あれだね。……うん。
       もう、お花見みたいなもんってことで。

[もし次会っても、ごめんなさいはしなくってもいいですね。
ほらこうやって、あたしも彼も桜の下に居ることですしね。
彼からあたしは見えていないんでしょうが、お花見って桜を見ることですから、間違ってないです。……だめですか?*]


メモを貼った。


 ふーん

[恵都の応えに漫然と返事をする。]


―――わたしの名前は見えてなかったの?
 見えるって何だ、テレパシーでじゃあるまいし。

―――じゃあ、現世は見えてる?
 一応な。

―――現世の人たちの名前は?
 だーかーら、そんなもん見える訳――


―――その頭上に数字があることとカウントダウンされてること、その意味は?
 カウントダウン? 一体お前は…?


―――春ちゃんがさっき見てた人、彼女もうすぐ、こっちに来ることは?
 …は?


[てめえ、何言ってんだ!
と胸ぐらを掴みかかろうとした。

が、唐突に死後の世界の事について尋ねられる。
私の頭では一度に二つの事を考えるのは不可能だ。
其方の方へ思考をシフトする。]

 そんなもん存在しないって思ってたわなぁ…

[色々考えている内に自分も眠くなってきた。

一欠伸しながら、ここは一体何なのだろう、俺は一体誰なのだろう、とふと思う。


彼女が語るものを虚ろな状態で応答しながら、恵都の隣で眠りにつく。]


[はーる、と呼びかける声]

 夢か? 

 いや、違う。

 藍も死んだのだろう。
 ―――昨日恵都が言っていた様に。


[アイツも此方へ来ちまったのかと思う半面、少し嬉しいという気持ちもある。
また逢えたのだ。


こうやって甘えるのも何年ぶりだろう。
意外と悪くない。

目を合わせると恥ずかしさの方が爆発しそうなので、このまま寝たフリを続けることにしようか。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


─ 閑話休題 ─
              
[……そういえば、と。あたしはある人のことを思い出しました。
ある人っていうか、えふくんのことなんですが。
あの人はまだ、こっちにきていないみたいですね。

何となく、こっちがわの人とあっちがわの人、わかる気がするんです。
向こうがわだってちゃんと見えるのに、全然ちがう場所にいるみたい。やろうと思えば、瞬間移動とかもできそうな勢いですよ。わかんないですけど。

でも、彼がいないのって意外でした。
もう、結構な人がこっちがわに来てるみたいなのに。
こう言っちゃなんですが、あまり長生きするひとには見えませんよね、あの人。
それに、あたしにくれたあの煙草みたいなの。あれ、どう考えても手を出しちゃいけない系のやつでしたしね。
ああいうのやってると、長生きできないんじゃありません?しらないけどね]


[意外だったけど、残念だとは思いませんでした。
生きてる方がいいって言いきれませんが、そう簡単にしぬもんじゃないですよ。
生きれる間は、生きているほうがずっといいんじゃないかしら。

……ああでも、彼はまだ、ひとりぼっちの王様をしているんでしょうか。
砦のようなシェルターに引きこもって、夢見るおくすりにすがっているんでしょうか。

そうだったら、なんだか、かわいそうだなって思います。
あの人にとって、生きてるのとしんでるの……どっちのほうが、*しあわせなんでしょうね?*]


メモを貼った。


【人】 営利政府 トレイル

うん。

[芽桜さんだっけ、この人は>>25
伝えられた内容にただ頷いた。
自分も同じ気持ちだったから。]

その人のこと、大切だったんだね。

[横たえられた女性を一瞥し、ぽつり呟く。
遺体に被せられた衣服は彼女のものとするには大きく、消防服というのも気になる。
では誰の服とは分からなくても、何らかの意味があるものだったんじゃないかと感じられた。
それを掛けてあげられるような相手だったのだろう。

見ていた時の様子からしても、部外者の自分に何か言えることはないと認識した。
だからそれ以上何も言わず、去るのなら見送って見えなくなった後こちらも歩き出す。]

(27) 2016/12/17(Sat) 19時頃

【人】 営利政府 トレイル

[聴こえる聲が本物か幻聴かなんて、自分でも分からない。]

    [ただ伝わるその想いと比べ、自身が酷く空っぽに感じた。]



  [無いのは恐怖だけじゃない
    大切なものが何も無い
     無くなってしまった。]


  [……こんな気持ちで大人になるの?]

(28) 2016/12/17(Sat) 19時頃

【人】 営利政府 トレイル

[気付けば崖の上で海を見下ろしていた。]

[
  迫る夕闇は月を呼び
     月は朝を呼び
   明日がやってくる

全ての食料を渡し一日何も口にしていない身体が重い
激しく咳き込みうずくまる。

それでも、赤一つ散らさないまま
         生きている。
置いて行かれ続けながら、近い筈の終わりが見えない。]

(31) 2016/12/17(Sat) 19時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2016/12/17(Sat) 19時半頃


【人】 営利政府 トレイル

[海の色とは空を反射して作られている光景だと聞いたことがあるが。
この時間帯でどんよりとした天候であれば、どちらも蒼穹なんて程遠い。]


     ……

[やだなあこんなの。ぼくは好きじゃないなあ。もっと綺麗なのがいいな?

いつもみたいに笑ってみました。
最早生温かい目すら向けてくれる人がいない、その場所で。*]

(32) 2016/12/17(Sat) 19時半頃

 める、あたし さむくないよ。
 きみが着てけばいいのに。

[お父さんの上着、大切に着ていたじゃないですか。
上着としても死んだあたしを隠すより、生きてるめるをあたためる方が、ほんもうだと思うんですけどね。

めるの気持ちは嬉しいけど、すこし、心配です。
きみにはまだ、先があるんですよ]



       ……れいくん
       やっぱりきみは、たにんごとだねえ。

[お兄さんが死んでも揺れない心ですもの、あたしなんかじゃ悲しませてあげるのは、無理なんでしょうね。

そういうドライなのも、悪くないかもね。
死んでしまった方からすると、ひどく悲しまれるより、救いになるのかも。
……でも、きみはほんとうにそれでいいのかな]


[口うるさいこと言うつもりも、言える口もないので、あたしはただ二人を見守るだけでした。
二人が別れるときは、一緒にいればいいのにって思っちゃいましたね。

二人とも、心配なんですもの。
めるのひとりぼっちの境遇が、れいくんの壊れかけのこころが、ちょっとだけあたしに似ていて。見なかったことにするの、むずかしいんです。

あたしは少し迷って、その場に立ちすくみました。
二人の行く先は、なんとなく予想できます。
後から追いかけることも出来るだろうって、自分の死体に近づきました]


 
             ……よかったね、未葉。


[きみは種を遺したんですね。
それが、花開くかはわかりませんけど。

未葉、きみはきっと、悔いの残る表情はしていないんでしょう。
頭まで上着がかけられていたって、それくらいはわかります*]


[そうしてあたしは、辺りをみまわしました。
そこに、共に眠る彼女たちだとか、眼鏡の似合うあの子はいましたか?

いたなら、ふらっとそちらに、ちかづいていってみようかな。お邪魔にならないていどにね*]


[気づいちゃった。
寝息が、不自然になって、少しだけ瞼が動いているのだもの。
でも、狸寝入りを決め込みたい理由があるのだろうから
起こすことはせずに、微笑もう。

独白のような、誰かに語りかけるような声は、
優しい響きに聞こえた。
みょんこさんだ。
たましいの色をぼんやり捉え、
ああ、彼女もこちら側にいるのだと、少し複雑な。

だってのらりくらり、生きていそうな印象しかなかったから。
儚く掠れゆく彼女を、私は知らない。]


[姿を視認すれば、ぱたぱたと手を振って
春を寝かせたまま、立ち上がって歩み寄ろう。]

 みょんこさん。
 少しぶりね。また桜の下で寝転んだりしてないでしょうね?

[そう告げた瞬間、みょんこさんの背後に桜の園が広がった。
ああ、そこが貴女が逝った場所なのね。とてもみょんこさんらしいと私は笑う。
こちら側での邂逅を喜んでいいのかわからないけれど、でも私は少し嬉しいのだ。あなたが後悔した色ではなく、いつもどおりのように、見えたから*]


メモを貼った。


[寝転がる二人のうちの一人が、こっちに近づいてきます。
それに、あたしからも近づいていって、にこりと笑いました。

そりゃね、生きてるほうがいいですけどね。
こうして再会するのも、まあ、悪くないんじゃないですか?]

 ね、すこしぶり。

    う〜ん……
    ねころんでるっちゃ、寝転んでる…かなあ。

[でもあたしが生きてたころはまだ座りこむだけでしたし、めるに横にしてもらったんですから、あれは不可抗力ですよ。
それでも言いづらそうに、わざとじゃないよ、なんて苦笑してみせました。

あいちゃん、笑ってますから、怒られないとは思うんですけどね]


  そう、そう。
  きみにね、ききたいことがあってだね。

     ほら、あの…クリスマスツリー?
     あれって、なんなの?

[聞きそびれていたこと、ようやく聞けました。
一度気になっちゃうと、ずっと気になっちゃいますからね。
ささいなことでも、今のうちに疑問は解消しておかないと。

記憶をたどるようにツリーを思いうかべながら、さまよわせた視線は、やがて彼女のもとへ。
彼女の姿を視認して、あたしははてと首をかしげます]


         メリー、どうしたの?

[大切にしていたはずなのに、なくしちゃったのかしら。
心配になって、ちょっとだけ焦ったような表情だったでしょう。
なくしちゃったなら、一緒に探してあげなくちゃかなって]


[みょんこの笑みは、やっぱり思った通りだろうけれど
念の為に聞いてみよう。]

 後悔、してない?
 しあわせ、とまでは行かなくても
 あなたにとって、悪くない最期を迎えられたかしら。

[まー、寝転ぶのは目を瞑る。
わざとじゃない、と彼女も言っているし
ならいいよ。と偉そうに頷いてみせた。]



 聞きたいこと、

[はたりと瞬いて、続く彼女の言葉に耳を傾け]

 あぁ、クリスマスツリー。
 あれはね――…

[口許に指を添え、少し焦らそうか。
と、いうか、私自身も上手く答えが出せていないのだけれど
思案、思案、ああ、そうか。
その正解は、持って行かれちゃったんだ。]

 ……思い出、かしら。
 私ね、クリスマスで時間が止まってた。
 その時に戻りたかったのね。

 世界が終わりかける前、災害に襲われる前。
 私は、一度、終わっていたのかも。


[でもね。と、メリーの行方についても一緒に答えよう。]

 メリーだけ、還っていったの。
 クリスマスの日に戻って、あの子は今頃幸せに過ごしてる。

 ……私は、

[ちらりと春の方に視線を向けたのは無意識だった。
だけれどそんな自分に気づいて、思わず笑う。]

 今を生きることにしたわ。

[死んでるけど、と付け加える言葉は
何の思置きもない、冗談めかしたもので。*]


【人】 営利政府 トレイル

[
 一度目は堪えながら姉妹を慰めた
 二度目はただただ生き残りと抱き合っていた
 三度目に初めて泣いた
 四度目は狂ったように泣き喚き続けた
 五度目はぼんやりと宙を眺めていた
 その後は、さて

 何にしろ戸川は全て覚えていないのだ。
 家族だけじゃない。かつての友らも、将来を誓った女も見送らなければならなかった事実も。]

(43) 2016/12/17(Sat) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル



皆だけずるいよ。
どうして連れて行ってくれないの?

[一歩、一歩と歩みは着実に]

(44) 2016/12/17(Sat) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[
 記憶喪失とは本当に全てを無くしたのではない。
 ただ、引き出しにしまい込んだだけ
 その鍵を見つけられなくなってしまっただけだという。
 切っ掛けがあれば戻るという。

 戸川の記憶障害も類似したものだった。
 喪った者の名前、共に過ごした思い出、関係性への実感。
 それらをしまい込む必要があった。
 忘れることで心を守ろうとしていた。
           生きようとしていた。]

(45) 2016/12/17(Sat) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル


もう、いいよね?

[ね、いいでしょう。どうせ何も無い空っぽなんだから。
本当に一人だけ遺される前に。


ぼくはいきます
ひとりでいきます。

独りで、逝きます。]

(46) 2016/12/17(Sat) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[
 そして悲しみと恐怖を忘れ、亡骸を前にしても揺れ動かない感情を持つことが出来た。
 けれどそれは、自分の心を虫食いの穴だらけにするということ。

 生きる為の忘却で、結局は死ぬのだ。
 これが病の症状ならば、自ら選択する必要は無かったのだろうが。]

(47) 2016/12/17(Sat) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[
 もう何も聴きたくないな。
    なら、耳を塞ぎましょう。
 こんな空は見たくないな。
    ほら、目を閉じましょう。


訪れる浮遊感
でも、ほら。何も見なければ空を飛んでいるみたい。
ねえ、ほら。見えるんだぼくには。とっても綺麗な青空だよ。]

(48) 2016/12/17(Sat) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[
 望まなければ切っ掛けはもたらされず、
 戸川の記憶の引き出しには厳重に鍵が掛けられたまま。

    何もかもから逃げながら、
          墜ちていく。
                      ]

(49) 2016/12/17(Sat) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル



    ああ、
         ……

[母さん、俺は
  最期に飛べたよ。]

(50) 2016/12/17(Sat) 22時半頃

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