285 【突発誰歓RP】逢魔ヶ時に会いましょう
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ワタシの両親はね、 天使が欲しかったんだ。
それはそうだよねえ。 誰だって綺麗で可愛い子どもが欲しいさ。
でも、生まれたのはワタシ。 天使のなり損ないのワタシだ。
ワタシは、最初から望まれていなかった。 いなくなっても誰も困らなかったさ。
[ 唯、一度。 赤い爪を拳の中へ握り込んで。
地表へ彼女の" 名前 ">>264が落下するのを聞いた。 ]
(325) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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ワタシね、家を逃げ出したんだ。 " 何か "に期待することに疲れてさ。
その癖、ずっと期待していたんだ。 あの家には …両親の中にはまだ、 …ワタシの居場所はあるんじゃないかって。
[ どれだけ他人を助けても、 どれだけ他人の目を借りて 幸せを覗き込んだとしても 何処にも望んでいるものはない。
願い事が叶うことはない。 " 解っているのに見ないフリをしていた。 " ]
(326) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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、、、、 でもね、 …なかった。
誰を助けても、誰を幸せにしても、 ワタシの帰る場所は何処にもない。
[ それは彼女にしてみたら 八つ当たりのようなものだったかもしれない。
これまでのこの男は、 誰に対しても耳に触りのいい言葉ばかり 好き好んで使って来ていた。
ただ、終わりが近付く中、 箍が外れでもしたのか、どうか。 一度転げ出した言葉を止めることが出来なかった。 ]
(327) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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だから、 ――――。
[ けれど、 その一言を口に出すには さすがに躊躇ってしまう。
>>268彼女の言葉を 真っ向から否定することになるから。
" 生きて欲しい "という彼女の願いを 思い切り踏み躙ってしまうことになるから。
…男は迷って。…迷って、迷って。 ]
(328) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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" …ワタシは帰らない。 "
[ それでも、 ――続きを絞り出す。 ]
(329) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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[ 境を越えて誰かを案内する度に、 誰かと一度ずつ関わる度に、 心動かされなかったと言えば、嘘になる。
一人一人にとっては つまらない一欠片の出会いだろうけれど、 男にとってはかけがえのない、思い出。
結ばれた縁の糸を手繰れば、 きっと誰のことだって思い出せる ほどの。 ]
[ " それだから耐えられない。 "
自分が他人と他人との境目にしか 存在できないことに。
…誰かの" 境 "であることに。 ]
(330) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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[ 誰かの人生の間。 ホンのひと時の関わり合い。
男と世界の関係性は 言い表してしまえばそれだけでしかない。 ]
" キミの保護者ももう止める。 …と言っても、お役御免になって随分か。 "
[ それでも、道に慣れない彼女に 無理を言って付き合うくらいには 関わり合いを望んでいて。
繋がりが切れた今でさえ、 その 糸 を後生大事に抱えてしまっている。 ]
(331) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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[ ―――― だからこそ、 男はこう言わなければならなかった。 ]
帰るだけなら道案内は必要ないだろ?
" キミは早く帰るといい。 こちら側の夜は危ないんだ。 "
[ それは彼女がまだ裏の街に慣れていない頃、 帰り道に付き添う時によく使っていた言葉。
>>271彼女の笑顔にはきっと、 上手く微笑みを返せただろう。
( 何せ役者だ。…演技するのは慣れたもの。 ) ]
(332) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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[ 言い終えると、 背に当たる視線を感じながらも 振り返ることはもう、しなかった。
… 別れ際の挨拶 すら。 ]
(333) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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[ …… …… ……、 やがて男は階下へ降りる段差へ ゆっくりと足をかける。
そこはエレベーターから離れ、 ただ只管下へ下へ続いている非常階段だ。
終わりがやって来るまでに 最後の踊り場を踏めるのかすら怪しいが そんなことはこの際、どうでもよかった。
気がかりなのは、 この世界で顔を合わせた他人のこと。
一人一人の顔を思い浮かべながら、 元の世界へ戻れることを如何ばかりか願うのだった。 ]
(334) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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( 他人の願い事は聞き入れない癖に? )
[ やがて足を動かすのも 独り言を言うのも酷く虚しくなって 立ち止まることもあっただろうが、
その頃には、エレベーターの音も>>314 硝子の壁を登攀する音も>>306 きっと何もかも聞こえない中間階に居たはずだ。 ]**
(335) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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[ 貴女が本当に"そう"したいのならば 私はその刃を拒まないだろう。
けれど、優しい貴女は、強い貴女は その選択をきっと後悔すると思うから。 ]
私も、ひとりで死ぬのは怖いなぁ。
……でも、 この店のぴょんぴょん跳ねる 口煩い乱暴で優しい “可愛い兎”の店主がいなくなると 私はすぐに飢え死んでしまうんだけどねぇ。
[ だから消えれられては困るのだ。 たとえ蹴り飛ばされたって、 譲れないものは譲れない。 ]
(336) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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[ 酒盛りに誘ってみてたものの レンが未成年ってことはすっかり失念していて。>>304 言われて、それを思い出す。 加えて悪趣味だと言われれば そう?と、へらりと笑って見せた。 ]
まぁ、犬として生まれて、 私はよかったと思ってるからね。 出来損ないでも愛おしいんだ。 だからせめて死ぬならば、 犬として死にたいなぁと、思っただけで。
でもあれは苦しいんだよな、 上手くいったら、二度としたくはないね。
[ まるで経験者のように語る。気のせい気のせい。 そうして、グラスを取り出して 注ぐ前にレンを見た。 ]
(337) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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ッ…けほっ…!!、…っ… …、…
[そうすることでデスクの奥に仕込んでいた W違法遺伝子の注射Wが詰まった 箱を一つ、この手にとって参りましょう。
本来ならば合法遺伝子然り、違法遺伝子然り、 患者との適性を見極め、適合性が極めて高い物を 選別するのだが……関係ない。
この違法遺伝子は──細胞を極端に無理に改造させ、 細胞の自己崩壊を促すW遺伝子にて細胞の死を早める ためだけに作られた物"であるから。]
(338) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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……ふわふわ忘れたいことが 現状のこととか、死への恐怖なら 別にかまわないんだけど……
忘れたフリをしたいこと、 答えを先延ばしにすることなんかを 誤魔化すための酒なのだとしたら やめておいた方がいいかもしれない。
まぁ、レンがいいなら、 私は晩酌をするんだけど。
、、、 [ 死ぬことへの怖さは正しいのだ。 とりわけここで死んだから、生き返れる保証もどこにもない訳で。 だからこそ、折り合いをつけぬまま 飲み干した酒は、しこりとなって残るかもしれず。 ]
(339) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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[ 一言それだけ言ったなら。グラスに酒を注いでゆく。 その酒を煽るも、ただ見つめるも 彼の行動にゆだねられた。
ソフィーには固辞されたために グラスはふたつ。 それでも包丁で指し示されたら、>>311 酷く嬉しそうに、ゆるりと笑って。 ]
“いつもので”
[ いつもどおりの注文を。
日常が続くということは 未来の約束も同じこと。 、、 その言葉を、明日もきっと言うのだろうから。 ]**
(340) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 01時半頃
銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 01時半頃
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[趣味が悪いだろう?──ああ、私も思うよ。 これは遺伝子異常者の死を研究した果てに 作り上げられたW違法Wだったから。
悪事に身を染めたくないと、 これ以上は深く沈みたくないと、 そう思うものの、ああ、全く最後の最後に 救いを伸ばしてしまうのは法外処置といったとこか。]
(341) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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──…は、ははっ…
(342) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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……そっか。 "独り"って、確かに嫌だな
オレが生きたいって願えるのは、 優しい皆が居てくれるからだ。 だから、身近に"生きたい"と願えない人がいるのに 救えないのは嫌だ
だって知ってる人が死ぬのは悲しいじゃん
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ オレが楽しく生きられる為に皆死なないでよ
(343) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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――うん。そういうことだ。多分
[ ひとえに"オレ"が生きていられるのが皆のおかげなら それを"欠けさせる"なんて許さない。許したくない ]
ねぇ、店長 店長はどうしたら生きてくれる? オレ、今までもらってばっかだったから 皆の"生きたい"を支えたいんだ
[ それは身勝手な子どもの願い そして"オレ"の小さな一歩 ]
(344) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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……先輩、何か変わったと思ったけど 自分が好きになった、ってことっすか?
[ 彼がどのような手助けを得て"生きたい"と願ったかは わからない。でも、生きたい>>337ならそれで良しだった。
そして自分を好きになる感覚は――己にはまだ分からない ]
ぐ……忠告、感謝っす
[ 痛いところを突かれた>>339 正直、頭がごちゃっとしてどれが悩みかもわからないのだが
……それでも、明確にできた所はある ]
(345) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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オレは、これからはもうちょっと"遠慮なし"になるっす そして皆が"生きたい"を当たり前に思えるようにしたい。
――だって、そうしないと損じゃないっすか!
[ 何もせず、無知のままよりずっと良い気がした
"オレ"は楽天的な性格だ 持ち前の幸運が尽きるまで、オレはオレ中心に 生きていくのだろう
その変わらぬ明日を生きる為――オレは店長>>311に言おう ]
(346) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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[…ああ、きっと一度塗られた泥を ぬぐい落とすのは難しいのだろうな。 そんなことを考えて、戻ったらどうしようと 考えることにした。
例えば、そうだな…違法と言われている 改造遺伝子の良い部分だけ抽出して、 W彼等ももっと生きれるようにW…なんて。
絵空事なのかもしれないが、ね。 如何に素晴らしいと言われても世の中虐げられる 立場の人々へ向けた研究は、許されるだろうか。]
…どうせ、違法と知りながらいつも通り やるだけに過ぎないでしょうが。
(347) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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てーんちょ!オレも"いつもの"で! オレの大切な職場、無くされたら恨むっすからね!
[ 酒を一気に飲み、けたけたと狐は笑う
今だけは笑っていよう そして少ししたら死のうじゃないか。 店長の刃でも、己の刃でも構わない
そうして"明日"になったら―― 新しい"オレ"を叩き起こすのだ **]
(348) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 01時半頃
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[ 八つ当たりみたいにぶつけた言葉を、 嬉しいなんて言われたら>>294 わたしは、どうしたらいいでしょう。
ちっぽけなわたしの、 こんなささいな言葉で喜んでくれること ……もっと、早く知っていれば なにか、変わっていたでしょうか。
無力感に打ちひしがれて伸ばした手は 拒まれるでもなく、彼女の温もりを享受して ]
(349) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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そっか、
────…… そっかぁ。
[ 幼い頃の彼女>>295が 今のわたしと同じ気持ちだったこと、 簡単に想像出来て、ふふ と小さく笑うのです。
"おねえちゃん"、なんて 言うだけの勇気は無かったので 繋がった手を、嬉しそうに眺めるだけで ]
(350) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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[ あぁ、これが>>297 "そばにいさせて"の、答えなら
……わたしは、にっこり"笑い"ましょう ]
──── うん。ほしいなぁ。
[ 素敵なお誘いに、涙はもう、必要無いから ]
(351) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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[ 思い出したのはあの日のこと。 深く尋ねもせず、 ただ寄りそってくれたあなた>>296。
今ならば、もっと甘えてもいいでしょうか。 あの日飲み込んだお願い、 全部伝えても、怒られないかなぁ。
わたしに、おかあさんは居ません。 でも、"おねえさん"は────、 ]
(352) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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[ かき集めた毛布の上、 "あれがすき"、"これがいい" なんて お菓子を前に語らい、ぱくついて。 眠くなったら、そっと横になりましょう>>298 ]
わたし、ずっと ロイエに……ありがとう って、
────……つたえたかった、の。
[ ようやく、あの日のお礼を伝えて。 わたしは白い大きな帽子を脱ぎ去り "不気味"な顔をさらすのです。 そのまま、あなたの腕の中に入ること 許してもらえたら、これ以上はありません。
そして、優しく響くその心音を、 以前よりも近くに聞きながら ]
(353) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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こもりうた を、うたって、
──── " "、
[ おねえちゃん。 って、やっぱり口には出せません。
そうやって口を動かすだけで なんだか、くすぐったくなってしまうんです。
彼女が子守唄を歌ってくれたなら わたしも小さくそれに続きます。
並んで同じリズムを刻めるのなら ……それはきっと、 心音よりも確かな繋がりなのでしょう ]
(354) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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