32 ABSOLUTELY CHRONO LIMIT―絶対時空極限―
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なにこれエロい<ミケvsカリュ
[言いながらガン見]
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[>>221>>223じゃあ駄目、といわれて、身を乗り出す]
『な、なんだってー!? だー!もー!駄目って言われたって憑いてく!決めた!
そうだな、まずは、願うところから。 信じる者は、救われる!
闇の王様の手帳?なんかすごそうだねそれ。』
[良い年した男(実際は無性別、しかも現在霊体)は、にぱっと明るい笑みを向けた。 言いながら、ミシェルの方を見る様子に、同じく視線を向ける。 ひじ掛けに腰かけるベネットに髪を梳かれるミシェルが目を開く様子はない。]
『……気になる、か?』
(224) 2010/09/20(Mon) 01時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/20(Mon) 01時頃
こちらにととさま来たら盛大にデレてみようかの。
ととさまの反応が見たいしな…。
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/20(Mon) 01時頃
カリュのメモの
→死んだ?ないない。ほら生きてるジャン!(だらり)
超こわい
若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/20(Mon) 01時頃
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[子の亡骸は、白い焔に包まれて。 端から光に変わり、闇の合間から天へと昇らんとしていく。
足掻く少女。かみつくように応える様子に、 唇合わせたまま哂う。
剣は胸を―…心臓の真横を貫いたまま、 それは鋭い痛みを与えるけれど。
注ぐ力。相手の限界超え、変質させるまで、と。 後ろ頭に手を伸ばしさらに深く、力を送り。]
(225) 2010/09/20(Mon) 01時頃
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[ その、瞬間。 ]
(226) 2010/09/20(Mon) 01時頃
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[>>203破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》中心に、 広がる崩壊<<0>>の結界。]
――……っ !
[伸ばした手は緩み。
どくりどくりどくり。心臓"芽"の鼓動は早鐘の如く。]
(227) 2010/09/20(Mon) 01時頃
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別にいいけど、アタシずっとアタシってわけじゃないぜ? それでもいいのか?
[信じるものは救われる、というのは。 さすが天使となんだか感心してしまった。 こちらへ視線を向ける古い友達、というか天使に友達がいたことなんて自分も忘れてはいたけどその変わらない様子に苦笑いを浮かべた。 その彼が肘掛の辺り視線を向けているのに気付いて。]
――――…誰かいんのには気付いてたけど。 大方、骨董屋のなんか関係者かなんかだろ。
[煙草の煙をそっちにも吹きかけておいた。]
(228) 2010/09/20(Mon) 01時半頃
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まあ……… 確かに。
しかし ここで余はただひんやりしただけなのだろうか…?
と、いうか今気付いたのだがカリュクスがこちらに来たら余はカリュクスに放してもらえぬ事態に陥るだろうか…??
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[ カッ まばゆい光に、不意に辺りは白に包まれる。 同時、カチン―――どこからか聞こえた音。>>201 辺りが、まるで砂のように零れ落ち、視界が崩れ始める。 しかし、その身はなぜか、砂になることは無く、どこからか感じる圧倒的な冷気>>162 時間をも凍結してしまう、その因子は彼の身を守った。]
すごく…すごく冷たいのに…どこか懐かしくて…でも…。
[守られるのは、自らの身だけ、辺りの光景は時の果てに沈んでいく。 時が進む…。]
ダメだ…このままじゃ、この世界に住む人が…。 術者を探さなきゃ…。
[同時、蠢く、その身を狙う触手>>209]
僕…この大陸に来てから踏んだり蹴ったりな気がする…。
[その触手を必死に避け、腰から抜いた剣で、それを薙ぎ払う。]
(229) 2010/09/20(Mon) 01時半頃
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――……、ふ。
[唇が、離れる。 吐いた血は、自身と彼女の口元をアカに染め。
剣刺さる胸元からは、アカは留まる事無く流れ。
白い焔は、どこまで"子の亡骸"を天に送れたか。 少女の様子もぼんやりとしか見えない。]
[どくどくと波打つ心臓は、"鍵穴"の役目果たさんと。 銀猫を、その場から離す意思を持つかのように、 その身体を霧へと変えていく。]
(230) 2010/09/20(Mon) 01時半頃
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―破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》上空―
[――――カチン 虚空《ソラ》に浮かぶ 針が崩壊《0》へと動く。
眼下では幾多の願い《嘆き》に塔が鳴動する。 蠢き、喰らい、増殖する忌まわしき堕ちた光《キボウ》の塔。
うねる触手はある一点を目指し、伸びる。 時を司る故に知れる。 その先にあるのは運命時計《フェイト・ウォッチ》』――!]
…ふ、ふ。
[見下ろす魔術師《ベネ》は嘲笑う。*]
(231) 2010/09/20(Mon) 01時半頃
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カリュはラスボスなんじゃないかなあ
なんとなく
赤側が誰なのかわからなくなってきたwwwwwwwww
というわけでコミットもまだみたいだし、今日はあたしはねるねるねるね**
ベネットは、ラルフにイラっとして腐敗臭漂う煙は吐き返した。(in骨董屋)
2010/09/20(Mon) 01時半頃
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[そうして、銀猫の身体は。 闇の侵食を受けたまま、魔剣もその身の一体であるかのように。 霧へとその姿を変えていった。
霧の行く先は、銀猫も知らない。 銀猫が"100万と2回目の生"を迎えられるのはいつか。
それとも。
――……"死"して、再びの"生"の束の間。 緩んだ鍵穴は、そのままこじ開けられるのか。**]
(232) 2010/09/20(Mon) 01時半頃
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『いーよ、お前助けてくれた奴だろ、”もう一人”はさ! なら、良い奴に決まってる!』
[何の疑いもなく言い切る。 何度裏切られても。 何度哀しい思いをしても。 信じることを、止めない強さ。]
『ん、や…この子のこと』
[ミシェルを指す]
『あ…だめだ、もう…一度、キミの中に入らせてもらうぜ。 半分、だけど。 それに―――外で、何かすごく、嫌な予感がする!』
[半分は、クロノスの中へ。意識は、繋がっているけれど、力は独立して分かたれ。 すっとミカエルの姿が消えると、プリシラへと焔の気配が憑いた]
(233) 2010/09/20(Mon) 01時半頃
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ラスボス、いけそうだな。
むしろカリュクス、ラスボスを目指すのだ!(希望)
ふむ
余も寝るとするかの。
目指すは余のベット〜!wwwwww
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もうやだ…!無理!!こんなにたくさん!!
[トンッと触手の塊を飛び越えながら、振り返る。 触手の攻撃を避けながら思考を張り巡らせる。]
マスター…マスターだったら…どうしますか…??
[頭の中で、彼の手帳を捲る。捲る。捲る。]
魔眼のページ…違う!魔眼は闇の王の秘術。僕には使えない…。 闇の攻撃術…違う!数が多すぎる…僕の魔力量じゃ、全滅させる前に尽きちゃう…。 結界術のページ…
[はっ!と何かを察したように立ち止まる。]
これだ!!確か、ある一定の時空間を纏めて切り離し、凍結させる結界術…。 これを使ってこの空間を一時的に切り離して凍結させる。 ……世界を守るための反撃の第一手…!!
[ぐっと拳に力を篭めて、立ち止まる。]
(234) 2010/09/20(Mon) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/20(Mon) 01時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/20(Mon) 01時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/20(Mon) 01時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/20(Mon) 01時半頃
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確か、一定の能力以下の人間の時間も完全に凍結するはず…。 時間が凍結しているものは老いることも無く、死ぬことも無い。それは、全ての時間が完全に凍結しているから…。 でも……
[その結界術に必要な莫大な魔力。 そのために必要な媒体。 そして…なにより術を発動させるための時間と余裕が無かった。]
アレに書いてあった…全盛期のマスターの魔力をもってしても、時空間に関わる強力な媒体がなければ発動はできないって…。 今の僕には無理……反撃の手があるのに、それさえもうてないなんて……。
[思考を続ける。考えろ…、考えろ…、考えろ…、考えろ…]
(235) 2010/09/20(Mon) 01時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2010/09/20(Mon) 01時半頃
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―超回想―
[>>220の前。ふわりと浮き上がった後。 同じように恩恵を受けたであろう女が再び男の姿に戻る。 それを首を傾げながら見て、距離をとった。]
――…俺様はオッサンじゃねえって言ってるだろう?
[だから見た目はそう変わらないだろうが。 じろりと海賊を見て、船へと行くのを見送った。]
―……。 お前の力は無駄にはしない。
[自らを残留思念と言う不死者の始祖に向けてぽつりと言って、屋上を後に。]
(236) 2010/09/20(Mon) 01時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/20(Mon) 01時半頃
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うわ、くさっ!! さいってー、アタシ客だぜ、客!!ちゃんと代金置いてるだろ!
[実は偽造コインだったりするが。 姿の見えない店主の悪戯に舌を出して対抗した。 違う海賊船から奪ったものだし知らなかったフリすればいいかと思っている。]
――――…。 そう言ってくれるんなら、いいことするしかねぇなラルフ。
[ニヤニヤと嬉しそうに笑いながら己の中にある男へ告げた。 もっとも、会話は入れ替わる瞬間ぐらいしかできないが。]
えー、ついてくんのー?仕方ねぇな。 外……、嫌な予感って人に言われるのが一番イヤだ。
[ミカエルの姿が消えれば、自分の中で火力が上がったような気がして。 拳を叩けば、炎が爆ぜるのを確認した。 そして壁がほんのちょっぴり焦げたのを見た。 さすがに、ヤバイ気がしてそのまま出ようとする。]
(237) 2010/09/20(Mon) 02時頃
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[出ようとしたところで、扉のところで振り返った。]
――――…アンタは1人じゃねぇから。 "次"、会ったら、ちゃんと名前教えろよな。 アタシたちはもう友達だ。
[彼女のこれまでの人生がどんなものだったか。 知らないし、知ることもないかもしれない。 ただ、なんとなくこれだけは伝えておかなければいけない気がして。]
じゃあ、その人のこと頼んだから。
[姿の見えぬ店主に手を振って店を出た。 そして、世界の様子に参ったというように頭を抱える。]
(238) 2010/09/20(Mon) 02時頃
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(…会いに来てくれて、ありがとな 後の事は―――任せるよ)
[扉へと向かうプリシラへ。 ミカエルのものではない、女性の声 ―――プリシラは知らないだろうが、何故か横たわる金髪の女性の声だと、解るだろう。
寂しいと言った己の傍に、この有事に一時でも来てくれたことに感謝するように、そっと囁かれた*]
(239) 2010/09/20(Mon) 02時頃
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―街道―
『信じられない……』
[ナユは驚いたように処理結果《テッドの目覚め》を見る]
『……俺《プログラム》の解釈をするならば 君の涙が壊れていた部分《エラービット》を修復《コレクト》したのだろうけど。
……人間らしい解釈をするならば、 ……奇跡、と言ったところかな』
[だけど、完全に治ったわけではない。 いわば、これは神から与えられた猶予時間]
(240) 2010/09/20(Mon) 02時頃
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[男が握る紅銃《ハートバレット》。
それは、何事もなければきっと、約束を果たす(トニーを貫く)のだろう]
……と……… …に…
[一人で死ねない、哀れな葬儀屋の道連れに**]
(241) 2010/09/20(Mon) 02時頃
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―骨董屋『ベネット』の外― [女性の声が聞こえた気がして振り返った。]
任せられても…困るんだけど。 責任取ってもらうぜ、海賊だしアタシ。
[景色は少しずつ風化するかのように砂へと変わっていっている。 自分がこうしていられるのは何かの力のお陰か。]
ミカちゃーん、空とか飛べねぇーの? えー……もう1人のほうに渡したから無理ー? ……じゃあ、ここでお別れでも…。
[と言ったところで拗ねてるのがかわいそうなので。 船を呼ぶのも微妙だと空を仰いだ。]
(242) 2010/09/20(Mon) 02時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/09/20(Mon) 02時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/20(Mon) 02時頃
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[時計塔があった辺りが騒がしいような気がして視線をやる。 そういえば、あの後全く近寄ってなかったが。 あそこもきちんと調べたほうがよさそうだった。 それから、ガストンとフィリップに会いにいけばいいだろう。]
走るしかねぇか…。 陸の上走るとかひっさしぶりだなー。 ………よしっ。
[爪先で地面を2、3回叩いて軽く体操してから。 時計塔のあった辺りへ走り出した。]
(243) 2010/09/20(Mon) 02時頃
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ダメだ…できないことをどうやってやるか…なんて考えじゃ…。
[ぐっと触手を薙ぎ払い、更に考える。]
奴らが狙っているのはなんだ?僕のポケット…恐らく運命時計《フェイト・ウォッチ》。 それだけ相手にとって大切なもの…ならば、今はこれを守るしかない…。
考えなくちゃ…。今の自分でできて、この状況を打破できること……。
[再び、頭の中で手帳を捲る。捲る。捲る。捲る。捲る。捲る。 他に策は無いか?他の方法は?戦いながら、現実的な方法を探し捲る。捲る。捲る。捲る。捲る。*捲る。*]
(244) 2010/09/20(Mon) 02時頃
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―破滅の兆しの塔《トルメンタ・アルシオン》周辺―
うわぁ、なんだこれ。 きもちわりぃなー。
[塔の様子とか明らかにグロテスクで。 趣味の悪さばかりが目立つ。]
ん?………少年が触手に襲われてる…。
[冷静にそう見た。 あの触手も気持ち悪いと様子を窺う。 それから、1度塔を見上げた。
見た目に反して嫌な空気を感じないのはいいのだが。 どちらにせよ、街の人が巻き込まれていることにいい顔はできなかった。]
(245) 2010/09/20(Mon) 02時頃
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[状況から見て。 助けるべきの最優先は目の前の少年だとそう認識する。]
―――――っ。 じゃあ力試してみっか。
[肩幅に両足をひらいて背筋をまっすぐ伸ばす。 両手を左右に大きく開いてまずは大の字のポーズ。 両の掌に宿った炎をそのまま頭上へと上げる。 手の炎は1つとなって巨大な火の鳥となって空へと一旦昇り。 そして、また己の右腕に戻ってくる。 右腕をぐっと引き寄せて、パワーを溜めてから。]
――――いくぜぇっ!!! 炎舞極楽鳥《キャプテン・フェニックス》!!!!!!!
[右腕で勢いよくストレートを放てば。 少年を助けようとするために*炎鳥が突き進む。*]
(246) 2010/09/20(Mon) 02時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/20(Mon) 02時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/20(Mon) 02時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2010/09/20(Mon) 03時頃
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―続・超回想―
[まずは状況を見通すために《ドック》へ戻るべきかと思った。 直接的な力の感知は己の方が優れているが、客観的な状況観察は《ドック》に敵うものはない。 空を切るように駈ける。視覚として捉えられるのはその音だけだろう。 連絡を入れるべく通信端末を取り出し、《ドック》に起きた異常に気付く。 詳細はわからない。しかし、緊急《エマージェンシー》要求が何度も何度も届いていた。]
―《雫》が奪われた《ドック》―
[すでに満身創痍の《ドック》は新たな襲撃>>14に悲惨な様態を晒していた。 最終防衛線として構築されたセキュリティすら突破され、 最奥で秘密裏に創られていた《雫》は何者カの手に渡ってしまった。
お前の"コア"が元に戻ったのが不幸中の幸いだ。 そんな風に言う仲間をじろりと見て、手早く状況の確認をさせる。
時計塔が崩壊し、そこに兆し《トルメンタ・アルシオン》が現れ、 そして地上はまたもや無差別に襲うだけの異形が放たれて。 それから、ノイズだらけの警備モニタに一瞬だけ捉えられた姿から、《雫》の強奪者の正体はあの店番だと知った。]
(247) 2010/09/20(Mon) 03時頃
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