人狼議事


270 食人村忌譚

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発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/12/01(Fri) 01時頃


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―神社―
[其処に会話は無かった。
視線は冷たく、容を見据えていて
振り下ろした斧は、間違いなく彼女の頭を割っていた。

ただ、ひとつ
ススムが犯した絶対的な失敗があった。
短刀を避けなかったこと
足先掠める程度、どうという事は無いと
遠慮なしに近づいた、其の代償は
思った以上の返り討ちを受ける事になった]


 ――――え…

[右の足先を狙って振り下ろされた短刀は
ススムの脚を、鼠径部から膝を通り、足先まで
ずぶりと深くめり込んで、彼女の体重をもって下へと振り下ろされてしまった。
熱が襲い、ぱっくりと割れた肉の間からどくどくと血が流れだすのを見て、痛みが襲い掛かってくる]

 あ、いっ……、ぇ……?

[痛いと悲鳴を上げるよりも
ぐらりと視界が揺れる方が早かった。
何故自分は倒れようとしているのだろう]


[どさり、と身体が横なぎに倒れた。
受け身もとれず、全身がしびれたように動けない。
止血しなくては。
流れる血を、止めなくては
割れた肉を繋ぎ合わせて――]

 う……そ ぁ まだ……

[脚が尋常でない熱を帯びている。
血の気が引いてゆく。
刃に何かが仕込まれていたのでは、と
そう気づく事が出来たのは
意識が途絶えるその間際の事だった**]


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【人】 発明家 源蔵

[変える言葉に、少しく黙り
おもむろに小さな箪笥へと足を運んだ。
勝手知ったるように文具を取り出す。
おもい鉄鋏。
刃の部分の少しく錆びたそれを錠へ、持ち手差し出し]


片方でいい、
足の腱を断て


[誰の、 などと言うまでもない。
弟を殺してからの死を石動が望むなら、それが目の届く範囲で行われるべくは、きっとないのだろう。
異端と知りてなお時間を置く、その譲歩を鉄鋏に乗せて、それを行うは錠に任せんと。
あにおとうとの捻れ絡み、拗れた因果の果てを見るのは能わねど、それだけは**]

(4) 2017/12/01(Fri) 08時頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/12/01(Fri) 08時頃


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[娘は眠る]


[意識の途切れる直前だった。
>>*3己を褒める声を聞いた、気がした。

最早焦点の合わぬ眼は
彼を見つめない。

僅かに首を傾け
何故こんなことに、と問う
声もなく、応えを聞く前に絶命したのだけれども*]


[娘は眠る。生の瞼を閉じ、死の安寧へ沈む。しかれども。常世への行く道、その狭間にて。永き眠りの前途、微睡みにて、
 娘は、 目を覚ます]

――……

…… ?

[声が、聞こえた気がした]

…… かかさま、

[優しい呼ばわりが、
 聞こえたような気がした。
 ぼんやりと開いた瞳は、靄めく視界を捉え]


発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/12/02(Sat) 00時半頃


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