249 Digital Devil Survivor
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人
狼
墓
少
霊
全
クシャミに5人が投票した。
ニコラスに1人が投票した。
ヨーランダに1人が投票した。
クシャミは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
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そこまでだ、八十禍津日神…やめるんだ
[ 彼女はどこまで反撃を受けていただろう
それから、自分との契約で、力を得たか 弱体化していたのか、さっぱり分からないが
意識を手放す前、最後の力を振り絞り 手にしていた「鉄の音匣」を指し示し命じた ]
(0) Arianrhod 2016/06/26(Sun) 00時半頃
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機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。
(so) 2016/06/26(Sun) 00時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/26(Sun) 00時半頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
Kirsch 2016/06/26(Sun) 00時半頃
ろくでなし リーは、メモを貼った。
mooncalf 2016/06/26(Sun) 00時半頃
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…………“元”ソロモン72柱が1つ アンドロマリウス
全てを奪う、正義の悪魔だよ
[強い光も、星の神が願う、全てが消える世界すら奪い取ってやるつもり。>>5:@28*]
(1) belphe 2016/06/26(Sun) 00時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
雨京 2016/06/26(Sun) 00時半頃
樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。
belphe 2016/06/26(Sun) 00時半頃
墓守 ヨーランダは、メモを貼った。
ハチドリ 2016/06/26(Sun) 00時半頃
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……… !
( その ―――― 力は、 )
[噛み砕かれた、呪。 マガツヒの宿主が無機から、生物へ。 「悪魔」へと継がれれば、>>166公正の天秤の双眸が、 其処には或る"だけ"の様に、菫硝子には映ったのだ。]
[ゆらりと動く腕、奪うが儘に、"返す"。 到底、男さえ、器を保ったままは出来ない芸当に、 …… ほんとうに、苦虫を噛み潰したらこんなものか、と、 思うようなものを、浮べるのだった。]
(出来ることなら、そう、唯の我儘だけれども、 "僕"個人としては、"人"を、喪わないで欲しいとも、 思っていたのだ。)
(2) 雨京 2016/06/26(Sun) 00時半頃
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猫の集会 クシャミは、メモを貼った。
Arianrhod 2016/06/26(Sun) 00時半頃
猫の集会 クシャミは、メモを貼った。
Arianrhod 2016/06/26(Sun) 01時頃
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( >>5:@27 放たれた二匹の影が女の指に捕われるそれを 見詰めるよりも、劈く猛りを耳に識る方が早い。 )
…… 、 …… まあ、
それを"知る"には、聞くことよりも 体感するよりも早いんじゃないかな。
特に、今の彼にはね。
[>>5:166追随を掛ける雷轟、
>>5:@28眼前には、 溢れる光明とは対照的に暗澹たる赤を 燃え上がらせ、激情秘めたる、鮮烈な憤怒の瞳孔が或る。 ――― 膨れ上がる感情に呼応するように、
眩さは、 更に、 殊更に、]
(3) 雨京 2016/06/26(Sun) 01時頃
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[それに、] [苦さを孕んだ瞠目を解いたのなら、 先に纏った光蘚の儚い淡さよりも一段二段、 深まった ―――― 紫光を掌、天に掲げた。]
[>>0…… 其処に或る筈の暴龍は、 彼の一言に鎮まっていた、だろうか。 ]
( 扠、完全に食い止められはしないだろうか、 今は、"彼"の手助けのつもりで ――― 、 少しでも足止めが、出来ればいい、と、願う。 )
(4) 雨京 2016/06/26(Sun) 01時半頃
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[>>0、口を開いた遙に手を止めた。
頭上の龍蛇を見上げる]
遙。
[あなたはどう、したい。 力を望みながら今それを止めるというのは、 迷いがあるという事なのか――それとも。
瞑目する]
あなた。 そうやって自ら穢れたまま、この世界で生きていくつもり?
[その声>>*0は何処へ向かって囁かれたのか。 そもそも聞こえるものなのか、解らないけれど]
(5) namba 2016/06/26(Sun) 01時半頃
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(嘗て、アンドロマリウスは、 カナン神話において盗賊の神だったと謂う。 ギリシア神話においてのそれは、ヘルメスだ。
此方に"力を繋いでくれている"その神様は 生まれたばかりの赤ん坊の時から、 アポロンの元から牛を五十頭盗んだ逸話も或る。
…… さて、その才能を借りて、頭を捻れば、 盗めるものは、「物」だけでも無いと分かるものだ。)
――――― "裁きの雷火 <keraunos> "!
[ヘルメスの霊力から辿った天の主神の力を、或るいは、 劈く雷鳴の力を奪い、その閾値を引き挙げるかのように、 紫のプラズマの燈が、天雲を寄せ、次瞬、電光の音がする。]
(6) 雨京 2016/06/26(Sun) 01時半頃
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[ 轟 ――――― 、 ]
( 降りてくる雷鳴に併せて、指を鳴らす。 )
……… 『 パラライズ 』。
[下るは、雷霆。 建御雷神に負けるも劣るもしない其れの狙いは、 雷自身に或るのでは無く ――――、
―――― それに忍ばせた、 動きを縛る、麻痺の呪文(スペル)。]*
(7) 雨京 2016/06/26(Sun) 01時半頃
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[女より委譲されたその力。 今ならば止められるのかもしれない。 それはきっとあの女の力を削ぐ事にも繋がる]
……ごめん。
[龍蛇の力が一時的に止まっている今ならば、力が使える。 開いた掌に集まる、鋭利な水の刃]
こうなった遙を。 救う手立てがあるなら、止めて。 そうでないなら。
今、ここで。
[遙と親しかったという菫色を、琥珀色が見上げた]
(8) namba 2016/06/26(Sun) 01時半頃
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[天津甕星の方は二人に任せよう。 建速須佐之男命を呼び戻し、地に伏した久住の方に歩み寄る。
彼の声>>*0が聞こえれば、一度目を瞑った後、再び見開いて蛇龍を見上げる。
それから、近くにいた彼女>>8に呼びかけようとして名前を知らない事を思い出した。]
あ、ええ、と……血路を開きます。 援護してくださいますか?
(9) ハチドリ 2016/06/26(Sun) 01時半頃
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[揺藍>>9へと振り返り、一つ頷く]
いつ暴れだすか、判らない。 慶一の時みたいに、制御を失ってしまう可能性は、ある。
それに。 操り主を殺めて鎮まるなら良いけど、 逆に解き放たれてしまう事だってないとは言えない。
獅子、狛。 彼女について。
私は、遙を。
[2匹が揺藍を守るようにその左右に立った]
(10) namba 2016/06/26(Sun) 01時半頃
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ありがとうございます。
[鳴>>10に軽く頭を下げて獅子と狛にも視線で感謝を告げた後、 刀を払い、上段に構える。]
――建速須佐之男命
[呼びかければ仲魔の魔力が加速度的に高まっていく。 急く気持ちを抑えて、それが頂点に達する瞬間を 爆発的な攻撃力を誇れるその刻を見定める。
三……二……一……
左手で柄を握り直して龍蛇へと跳躍した。]
これで、終わらせる……!
(11) ハチドリ 2016/06/26(Sun) 02時頃
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――天命滅門……!!!
(12) ハチドリ 2016/06/26(Sun) 02時頃
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[くつくつ。くつくつ。
かの高名なるヘルメスと違い、こちらは盗みにしか 特化してはいない。悪魔としても、半端な立ち位置だ。
だが星の神の全てを奪い取る。返しはしない。 自分のものにする。]
“かつての悪”に背を預ける事になるなんて そこまでは見透せなかった、な
[蛇の口から吐き出していた程の忌々しさは湧き上がらない。彼の麻痺の呪文に乗せて口を開く]
(13) belphe 2016/06/26(Sun) 02時頃
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[ありったけの力を叩きこむが、強大な龍蛇にはどれだけの瑕を負わせることが出来たか。
後から鳴の攻撃が来ても、自分から避けることはなく、その攻撃が龍蛇に当たるようその場にその強大な悪魔を留めようとしたか。*]
(14) ハチドリ 2016/06/26(Sun) 02時頃
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もろもろの とがつみけがれ はらひきよめて ながしたまへり
[奪い取ったものしか使えないのだ。 だから他にも奪いたい、と思うのは矢張り悪魔だからだろう くつくつ。くつくつ。]
(15) belphe 2016/06/26(Sun) 02時頃
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[龍蛇へと向かう>>11の背中を見ながら、刃を握り締めた。 揺藍が動く気配を察した龍蛇が唸りを挙げる]
狛、揺藍を死守。 獅子、喰らい付け!
[指示を飛ばせばいち早く狛犬が駆け出す。 繰り出された尻尾をひきつけるように体当たりのていで 突撃すると、獅子がその隙を縫って地表を削るように しなる尾の先へと牙を剥いて噛み付いた。
そうして、自らは遙へと狙いを定める]
……――。
[その無防備な首許へ向けた切っ先の一瞬の震え。 ぐ、と抑え込んで柄に両手を添えた]
(16) namba 2016/06/26(Sun) 02時頃
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ごめん――ッ。
[一刀にその息を断ち切るべく振り下ろしたそれ。 肉と骨の感触、そして手と頬を濡らした暖かさに眉を顰めた。
主とのラインを断たれて龍蛇の動きが一瞬、止まる。
引き抜いた刃を翻し、水の主導権を握った]
湖に還って。 あなたの主はもういない。
[龍蛇を湖へと引き摺り込もうと、 水面から無数の小龍が、小蛇が、 取り縋るように神の身体へと纏わりついた*]
(17) namba 2016/06/26(Sun) 02時頃
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[八十禍津日神の動きは止まっている。というよりは、少しの間は動きが封じられているというべきか。それも長くは続かないだろう。遥に駆け寄る2人>>9>>10に、程ないうちに狙いをつけ襲い来るかもしれないが、その顛末を見届けるには、目の前の光景は予断を許すものでなかった。]
アンドロマリウス。地獄の悪魔の一柱だろう、名前だけ見た事がある。 [電波塔で読んでいた本の一節にあった名を思い出した。]
そう、金星の名を持つかつての最も輝ける天使、魔の中の王……あれとて、神への復讐を試みていると聞いた。 貴様が地獄の悪魔なら、その魔の王は貴様の主だろう……
その望みと私の望みと、そこに何の違いもないではないか!
[紫光の雷>>7に振り上げようとした拳を止められる。その力の程も武御雷に勝るとも劣らぬ…けれど、それだけではない]
(@0) (so) 2016/06/26(Sun) 02時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/26(Sun) 02時頃
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金縛ったか、貴様……くっ!!
[併せて襲い来る光の渦>>15。己が光そのものであるだけに、致命的ではなくとも体を灼かれる事に変わりはない。白い肌をさらなる白で灼かれながら身悶える。]
貴様、らが……天津神でもないただの悪魔に、やられるわけにいくか…!
[光が溢れる。地上に星そのものが下りたかのような、全てを霞ませるほどの光が御渡の地に満ちていく。]
これで、終わらせてくれる……
(@1) (so) 2016/06/26(Sun) 02時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/26(Sun) 02時頃
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[狛と獅子のお蔭で遮るものなく龍蛇に一撃を与える事が出来た。
そのままぐぐ、と力を込めていけば、 貫いた刃の下、龍蛇一瞬硬直したのが刀を通して伝わってくる。
契約主との繋がりが断たれたのだろう。 祓うように、ゆっくりと崩れ落ちる八十禍津日神から刃を抜き去る。]
掛けまくも畏き 伊邪那岐大神 筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に御禊祓へ給ひし時に生り坐せる祓戸の大神等 諸諸の禍事 罪 穢有らむをば祓へ給ひ清め給へと白す事を 聞こし食せと恐み恐みも白す
[龍蛇に纏わりつく小龍や小蛇を見れば、一度だけ目を自分の役割は終わりと 湖畔へと飛び降りて、警戒は怠らぬまま鳴の許へと近づいた。*]
(18) ハチドリ 2016/06/26(Sun) 02時半頃
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てんしょうじょう ちしょうじょう ないげしょうじょう ろっこんしょうじょう はらいきよめ やおよろずのかみどもの そのみそのたい うちふし おおはらえ
(@2) (so) 2016/06/26(Sun) 02時半頃
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――――――(至高の魔弾)
[光が一点に収束していく―――――それはサン・ジェルマンを名乗る男とアンドロマリウスを名乗る男…2人に向け、全てを討ち貫く光として、星神たるアマツミカボシの放つ光全てを込め、放たれた]
(@3) (so) 2016/06/26(Sun) 02時半頃
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[ずるずると、水棲のモノ共は神を水の中へと鎮めていく。 まだ幾らか抵抗はあるようで、時折振り千切られた水が 四方へと投げ出され湖面に降り注いでいる]
鎮め。 ……そこがあなた様の、本来の、……――。
[力が緩まっているとはいえ、元来手に負える相手ではない。 気を抜けば水達は振り切られる。 全身全霊の力を込めて、押さえ込む。 ふぅ、と荒く息を吐いて遙の隣に膝を崩した]
これで、後は。
[戻ってきた揺藍>>18を見上げて口許だけで微笑む]
……ありがとう。
[そうして、再び目を射った光>>@3に眉根を寄せる。 まだ、龍蛇は水底に還りきっていない。 動けぬまま、場の成り行きを見守るしかなかった*]
(19) namba 2016/06/26(Sun) 02時半頃
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此方こそ、ありがとうございます。 彼らのお蔭で、到達できました。
[獅子と狛を見ながらそう礼を述べて、力を使っている彼女の助けに少しでもなれば、と、背を支える。
天津甕星は、と顔を上げたところで一条のまばゆい光が目に飛び込む。 網膜を焼くその強い力に対峙する二人の安否が気になったものの、 既に力を使い果たしている。
固唾をのんで力の応酬を鳴の傍らで見守っていた。*]
(20) ハチドリ 2016/06/26(Sun) 02時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/26(Sun) 02時半頃
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一緒にしないでくれる? あれは同胞だけど、従うわけがない。 使役を許したのはソロモン王1人、だ。 [金のエンジェルほどのありがたみもありはしない>>@0]
今俺が制裁対象にしてるのは、アンタだ アンタの願いの先には何もない。 ────それがひどく気に入らない。
主だろうが神だろうが、人間だろうが悪魔だろうが 関係ない。………その光も、いただきます。
[人間はか弱いから、放たれた光を引き寄せ、両手を合わせて星の神の強い輝きごと奪い取る。>>@2>>@3 ぐら、と視界が歪む。腹が減ってきた。 ──────腹が、減ってきた?]
(21) belphe 2016/06/26(Sun) 02時半頃
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墓守 ヨーランダは、メモを貼った。
ハチドリ 2016/06/26(Sun) 03時頃
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――――――(至高の魔弾)
[ヘルメスほど芸達者じゃなくて申し訳ない。 制裁対象だけど、認める。 放たれる光はとても、強く、綺麗だと────。*]
(22) belphe 2016/06/26(Sun) 03時頃
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従わない、だと…… なら、貴様は…私と同じように裁くのか、その魔王も、貴様の正義が許さなければ……
[何もない。天津神を滅ぼせば、存在意義もない。 話をした事もないが、思う。ひょっとするとその魔王というのも、己の目的を達した後には何も残らないのではないかと。
そんな事も、光の様な僅かの間に脳裏を駆け巡った事に過ぎない。 己の放つ光明の全ても奪い取られ>>21、自らに向けて撃ち放たれる。 動きを雷によって封じられていては、それをかわす術など最早なかった。]
(@4) (so) 2016/06/26(Sun) 03時頃
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く、ふっ………!!?
[目の前が白く染まり、ぼやける。強烈な痛みが襲い、膝をつく。 その身から尽きず放たれていた光明が薄まり、ぼやけて消えていった。 暴れのたくっていた龍蛇…八十禍津日神も、湖に沈められ、祝詞により浄化される>>18。遥も、息絶えているのだろうか>>17。その顛末も見届ける余裕はない。]
負けるのか、また…… 三貴子の一人がすぐ目の前にいながら、手も下せずにまた……
(@5) (so) 2016/06/26(Sun) 03時頃
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[八十禍津日神の方は、後方、 他の……そう、"彼女達"に任せておこう。]
(>>19紫電を下すのち、峙てる耳に、 水の跳ねる音が聞こえた気がする、その裏で。 >>13「君にも見透かせないものがあるとは」、と。 揶揄を開きかけたところ噤み、金糸を振る事にした。)
そうだねえ、 本当のところを言えば、僕も……、 いや、私もだ。
(23) 雨京 2016/06/26(Sun) 03時頃
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悪も誰かからみたら、 或いは立場が変われば、 それもまた、正義って事で赦しておくれよ。
どうせならなんだ、この機会にでも友人か……、 そう、戦友にでもならないかい? 私には残念ながら、友人が少なくてね。
( 「いやあ、なってくれたら嬉しいなあ。」 )
昨日の敵は ―――、今日の友とも言うものだし。
[紫電のむこうを見据える眸はそのままだけれども、 嘗ての様な、トーンを低めた喋り口調はそのままに。 からから、と、調子に乗った笑を転がしたのだった。]
(浮かんだのは、何時かの ――― 言葉。>>2:166)
(24) 雨京 2016/06/26(Sun) 03時半頃
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[器用貧乏、という言葉がある。 ヘルメスは全てに長けているのだとしても、 それの借り手までは、そうと限らないものだ。
少なくとも、全くの代償を受けずに、 "奪い去る"なんて芸当は「私」には、出来ない。]
[ 白閃、 ]
[ 通り抜ける、 二回目の破魔の撃。 ]
[>>@0言われてるよ、とばかりに 緊張感なく傍らの彼に菫を流すのだけれども、 >>21 ―――― 憙、だろうな、思ったが儘の返事。]
(く、と、 …… 笑みを噛み殺す響きと、 >>@1振り上げられなかった拳の動きののち 吐き捨てられた端音は 偶然ながらも、重なった。)
(25) 雨京 2016/06/26(Sun) 03時半頃
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[金帳が一度沈んで、明ける。] [瞼を開けたのならば、光に、光を重ねた、光、>>@11] [気怠げに、重ったるくも、鬱屈そうに瞳を細める。]
そういう、星神故に、か。 高いところばかりを見て、足許を。 地上を、地の底を見ていないから、
…… 足を、掬われるのだろう。
( だから、猫が、鼠に噛まれるように。 )
["ただの悪魔"に。 そうですらも無い人間は該当者にまなこを手向ける。 紡がれる詠句が果てに近付いても、ひらりと手を振れば、 ――――― …… 見せ場は譲るとしよう。]
(26) 雨京 2016/06/26(Sun) 03時半頃
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[>>21まるで。 此の國での食事の時の作法のように、 合せられる掌が形作られるのを、見る。
間近に舞い降りた星の赫きは、 ひとつ 重なり織り合う毎に明度を増し、 ――――― 一点に混ざり合う。
けれども、魔弾というものは、 "至高の一撃(ラスト・バレット)"というものは、 神では無く、悪魔の持ち物だと或る歌劇でも 相場が決まっているものだ。]
(――― そうして、Freikugelは、悪魔の手へ。>>22)
(27) 雨京 2016/06/26(Sun) 04時頃
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[撃ち返される弾丸は、 何処迄も真直ぐで、目映くて、
―――― 輪廻の時計から逸れた、 捻くれ者には、 ……少し、"眩し過ぎた"。 ]
(28) 雨京 2016/06/26(Sun) 04時頃
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……。
…… 随分と人のことを気にされるんだねえ、
[>>@4 こちらには向けられていない言葉だったけれど、 ふと何時もの演技めいた、間延びした感想が はらり。 菫から剥がれる様に、落ちていった。]
( そして、 相変わらず、復讐を仄めかす口ぶりを>>@5 寂しいものだ、と、 …… 思うのだ。 )
(29) 雨京 2016/06/26(Sun) 04時半頃
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[薄まる光芒を、閃光を、 尽きて往くような星燈を前に、 終止符を自分で打とうとは、思わない。]
( そもそも、これで"終わりなのか"。 ただの始まりなのか、そこからだが、 )
泥方君 …… 、 いや、 アンドロマリウス君。 君は、"彼女"をどうしようと、思っている?
[―――― ふ、と。 聞いたのは、 制裁の末に、"消してしまおうとするのか、それとも。" 彼の見据えているのはどこなのか、と、 ―――― 、 敢えて声を潜めることも無く、緩慢に首を、傾けた。]**
(30) 雨京 2016/06/26(Sun) 05時頃
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そうだ。 正義のためなら魔王ですら敵に回す。 ソロモン王が堕落していくのを見るのは 愉しかったけどね………だが、趣味じゃない。
──やれやれ 正義なんてものを司ると、苦労するよ
[崩れ落ちる星の神を見下ろし、言葉を漏らす。>>@5 正義は常に移ろうもの。 電波塔での会話。回答次第では、時代が違えば、そして菫色の揺さぶりが無ければ、そちらに加担した自分も……もしかすればいたかもしれない。]
(31) belphe 2016/06/26(Sun) 11時頃
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[かつての敵、どころか。 驚いた事に今や戦友になった男の問いかけには、 此方も同様に首を傾げる事になった。>>30
正義を司ってるだけで、平和を願うわけじゃない。 むしろそうなれば商売上がったりというか]
どうしようかな…そういうの、ずっと 頼ってきたから。
[或る日突然、自分の中で目覚めた存在に。
つい、と纏う光を奪われた星の神を一度視界に入れ、 周囲の人間ならざる者や人間達を視界に入れ、 その後は、菫色へと。]
(32) belphe 2016/06/26(Sun) 11時半頃
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制裁はここらで終いかな。
随分人間が死んだ。御渡もボロボロだ。 俺が制裁を与えるのは、陰謀や悪しき心って やつだから……それを奪って潰えた今 此奴をどうこうしようとは思っていない
遠い時の先、W仮にWまたこんな事を起こそうと しても。もう此奴が光輝くことは無い
[そして菫色の瞳に揺れる金糸の目の前の男のように、 “その時も悪”とは限らない。 言葉にするのも気がひけるのでここで静かに白状しよう──“かつての自分”が罰を与えなくてよかったと思っている。]
それに俺が頑張ったのって、人間のためじゃないし
(33) belphe 2016/06/26(Sun) 11時半頃
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|
……なんだ。止めを刺さないのか。
[倒れ伏したまま、アンドロマリウス>>33を見上げながら苦しげに息をつく。己のものと同質の光明の魔弾に貫かれたところから、その身体が光へと帰していく。]
……また長い間隠れる事になる、か。 だがな、覚えておけ。神も悪魔も…本当に殺せるのは人間だけだ。 そうでない限り私はどこかにいる。次に現れる時がどんな姿であっても、明星が暁の天に輝いている限りは、また、きっと……
[その姿は光になって宙に溶けていき、やがて消滅した。 八十禍津日神も別の者達の手で封じられ、湖底に沈んで形を失っていく。 そうして、元凶であった星神は御渡からその姿を完全に消していた。]
(@6) (so) 2016/06/26(Sun) 14時半頃
|
|
[紫電が天を覆う雲を引き寄せ>>6、 更には光の奔流が湖に溢るる>>15。 異界と化した御渡の中でも今の此処は魔境であろう。 悪魔達の姿は何処にも見当たらない。
星は地に墜ちながら>>@1も 大地を焼こうと輝きを増す>>@2>>@3。 それすらも奪い盗る悪魔>>21の何と神をも畏れぬ所業か。
眼前の光景とやり取りに薄っすらと身震いした。 彼らが敵に回らなかった事が何よりの幸運だったのだろう。 とてもあの日、1つ屋根の下で屯した者達とは思えない]
(34) namba 2016/06/26(Sun) 15時頃
|
|
……神も悪魔も、殺せるのは人間だけ。
[知っている。 人の心ほど我らの存在を左右するものはない。 否定するのは人、そして肯定するのもまた人である]
暁は。 沈めどいずれ再び巡る。 その時のあなたが凶星にならない事だけを願いたい。 星は、導になるものなのだから。
[暁が刻を外れて姿を消せば、湖底の龍蛇もまた眠りに就いた。 雪のように解けた抵抗に強張らせていた肩を落とし、 深く、深く、溜息ひとつ。
黒き悪魔と、金糸の錬金術師が立ち並ぶ様を 何か畏れ多いものを見るような面持ちで眺めた後、 共に傍らで見守っていた人の子へと眼差しを投げる]
終わったって、言って、言いのかな。
(35) namba 2016/06/26(Sun) 15時半頃
|
|
[そして、地に伏した亡骸へと視線を落とす]
……弔い、を。
[してあげなければならないかと。 湖の方を見やった。
祝詞で鎮められていたとはいえ 身に余る神の抵抗を受けて力は尽きかけている。 気怠げに座り込んだまま、天を見上げた*]
(36) namba 2016/06/26(Sun) 15時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/26(Sun) 15時半頃
|
[視線を向けた先。 天津甕星の最高の一撃すら、己が物にして返す悪魔が1人。
最初にまみえた時より明らかに強さを増している。原因は明明白白で>>5:154。
頼もしいと思うと同時に、一抹の寂しさを覚える。 電波塔の下で、Barで言葉を交わした彼とはもう話す事はないのだろうか。 彼の中に、その片鱗を見出していいのだろうか>>21。
…………。
今はそれを考えるべき時ではないと、胸の隅に追いやり、 自らの力に貫かれた星を見る。
ふと、その視線が合った気がした>>@5。 いや、多少ずれているか。自らの背後に控える建速須佐之男命にちらと視線を流す。 そこには、何の表情も浮かんでいなかった。 勝利の歓喜も、何も。]
(37) ハチドリ 2016/06/26(Sun) 16時頃
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[視線を戻し、消えゆく天津甕星の姿を焼きつける。 神は死んではいない。そう、人の思いでしか殺せない>>@6>>35。 いずれ、また荒御霊が揺さぶられ続ければ、またこのような事が起こるのだろうか。 出来れば、彼の神の和御霊に人の敬虔な祈りが降り積もればいい。
八十禍津日神の姿もまた水底へと消えた。 彼女の身体の緊張が解ける>>35。 全て、隣の水の眷属に任せる形になってしまったが、 これから後は祈りで徐々に海へ、そして根の国へ、そして散らしていくべきだろう。]
……そう、ですね。 一先、ずは。後は、人間の、仕事です。 お力は、お貸し頂く、事になると、思います、が。
[彼女の視線を辿るように、彼の亡骸を見る>>36。 殆ど、話す事は出来なかった。 パラチーノと呼ぶなと言った時、彼はどんな想いだったのだろう。 瞼をおろし、黙祷を捧げた。*]
(38) ハチドリ 2016/06/26(Sun) 16時頃
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墓守 ヨーランダは、メモを貼った。
ハチドリ 2016/06/26(Sun) 16時半頃
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……人の子にしかできない事だよ。 私達では、到底叶わない。
[神は神に祈らない。 神を祀り鎮めるのは人間の特権だ。 祝詞や歌を操る者は神との接し方をよく知っている]
きっと、私達の方があなた達に託すんだ。 今回、荒ぶった神はこれだけじゃない。 彼女も、この湖の主も、慶一のカミサマも。
[マガタマが人の子からマガツヒを吸い上げ、 それが神達を変容させたとするならば。 それはやはり人の子が神を動かしたという事]
怖がらないで、あげてね。 どうか、鎮めて、祀ってあげて。 お願いよ。
[微笑みは優しい人の子に向けて*]
(39) namba 2016/06/26(Sun) 16時半頃
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[頭を垂れて、水神の眷属らしい彼女の言葉を受け取る>>39。
沢山の神が狂わされ、荒ぶり、傷ついた。 自分が知るのは彼女が言った三柱だけだが、それ以外にも 多くの神々が同じ命運を辿っていたかもしれない。]
責任を、持って……。
[深く頭を下げる。 ヤタガラスが自分を今後どう扱うかは知らないが、働きかける位のことは出来るだろう。 除名されてしまったのなら、1人ででも、初めていく。
その決意を胸に秘めて、それからおずおずと顔を上げる。視線は、彼女の頤辺りまでしかあげれなかったが。]
あ、の…………お、名、前を、伺、って、も?
[契約や交渉とは違う、所謂普通の会話に多大なる勇気を要した。*]
(40) ハチドリ 2016/06/26(Sun) 17時頃
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[神妙な言葉>>40に慌てて首を振る]
そんなに重くならないで。 人の子の影響があったとしても、人の子の責任なんかじゃない。
[マガツヒを生んだのは人の子かもしれないが、 それを掻き集めて害をなそうとしたのはまつろわぬ神だ]
むしろ、後始末を押し付けてしまう事を許して。 私みたいなモノでは神を慰める事はできないから。
[彼女が頭を上げてくれない事に困った様子で。 背中を折って覗き込むように身を低くした]
私の、名前……? 鳴、と今は呼んでもらってる。 ただのしがない付喪神――妖みたいなモノ。
[神様みたいに大それたものじゃないの、と囁いた*]
(41) namba 2016/06/26(Sun) 17時頃
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これからも正義を名乗り続けるのなら、 君自身が自分で決めるべきだろう。
———— 決める資格も、権利も、 君に在るのだから。
[>>32天秤のように、 ゆられる首を深々と見詰めながらも、 諭しめいたことばに、さ、と促す様に口角をあげる。 そのさきに或る未来に、興を見入るかの、ように。]
(42) 雨京 2016/06/26(Sun) 17時頃
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[そして、]
そうか。 うん、じゃあ、そういうことで、 …… 僕からも、これでおしまい。
[>>33倒れ伏したすがたを見下ろし乍ら、 戯けたホールドアップとともに、一歩を退いた。]
(まあ、ところを変えれば別のところで 光輝く未来はあるのかもしれない けれど、ね。)
[ ——— 若し。 それがあるなら、是非とも。復讐なんてつまらないものでなく、生産的な……、"善い意味で"在って欲しいものだ、と、思うのは、正義の彼に感化されてしまったのだろうか。]
[>>35そう、明星や、 北極の星の様に在りてくれさえすれば —————— それで構わない。]
(43) 雨京 2016/06/26(Sun) 17時頃
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[ただ、]
次にまた、凶星に鳴るような事が在れば、 "殺さないけれど" … 君が人間に忘れ去られるまで。 忘れ去られ、消え去り、その存在が無くなるまで、
……… 封印するとしよう。
[零さるる、>>@6憾み言めいたもの、それに。 笑みに憂愁をくぐらせて、尖らせ、見据えて、 消え往く星に、天色に紛れてゆく光に、突き刺した。]
(44) 雨京 2016/06/26(Sun) 17時頃
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[>>35 ……仮にも神様から畏れられたような眼差しを、向けられてしまった気がする。月めいた彼女に映っていた瞳石を追いながらも、気のせいだろうか、なんて、苦笑気味に、それでいて呑気に、頭を掻いた。]
いいんじゃないかな。 …… "メインステージ"は ね。 ただ、終わっても、"解決してはいない。"
[異界化した、血溜まりか、さもなくば、地獄か、 赤黒く変容した御渡の湖の色合いは、儘、だったか。 おもむろにジャケットに手を突っ込んだのなら、 掌に包むものに "何か"を手に取って、
湖畔に鏤められた石浜を踏む。その際迄、歩み、 煌々と 赤色に明るそれを、————水面に投じた。]
(45) 雨京 2016/06/26(Sun) 17時頃
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( 指を、 鳴らす。 )
[玉響、] [ぱち、 ぱちぱち と、] [火の粉散らす様な音とともに、 迸る紫のスパークは円陣となって広がり、 再び ———— 清き、湖の水を取り戻させるだろう。]
残った悪魔も、 この結界もどうしよっか、 という、話なのだけれども —————、
…… 先ずは、
(46) 雨京 2016/06/26(Sun) 17時頃
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[>>45、応じるようにかけられた言葉に視線を戻した]
……人の気も乏しい。 嘆きで堕ちる神が出る前に、どうにかなれば良いけれど。
[所詮は神の側の末端の眷属。 本当に、こういう時ばかりは無力に過ぎる。
穢れた湖へと歩み寄る後姿を見守る。 きらりと夕焼けを閉じ込めたような赤が落ちた。 刹那、響いた爆ぜるような>>46に驚いたように肩を揺らす。 紫の光が静かな雷のように湖を走り抜けていく。
そこに現れたのは美しい湖水。 惚けたように丸く開いた目を幾度か瞬いた]
湖が、……。
(47) namba 2016/06/26(Sun) 17時半頃
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[心無しか、穏やかになった気は、 張り詰めていたものが抜けて、呼吸し易さを感じる。 それに身を委ねるように、>>36言葉のさきを、追った。]
[首許から滴る、未だ温かい鉄錆の薫り。
それに近付き、膝折り、屈んで。 やや、の、沈黙ののち、 飼い猫を撫でてやるように、頭に触れる。
それは、>>*2彼が妖精の國から引き戻した時に 憶えのある感覚だったかどうかは、分からない。] …… 君のお願いごとっていうのは、 結局なんなんだったろうなあ ……。 もう少し、聞いておけば良かったかもしれない。
[菫に掛かった、金糸のカーテンは、眸の色を隠す。 再び払い上げるとともに、もう一度だけ、撫でた。]
(48) 雨京 2016/06/26(Sun) 17時半頃
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君の叔父さんに知られたら、 監督不行き届きでとても怒られちゃうかなあ、 …… って話は、 … まあ、いいか。
今は ―――― 、
―――――― おやすみ、遥君。
[世間と隔てられる様な彼の前髪を、掻きあげる様に、持ち上げる。凪いだ静寂の湖と重なる硝子玉が、開かれていたままなら、そ、っと閉じて、]
[十字を切った。]*
(49) 雨京 2016/06/26(Sun) 17時半頃
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[遙の元へと歩み寄る彼>>48に、遙の隣を空けて立ち上がった。 少し覚束ない足取りだが、澄んだ水の気配は心地良い。 天にはまだ結界が残っていただろうか、 空気は未だ晴れてはいないが息苦しいほどではなかった]
(……沈んで、しまいたかったかもしれない、私も)
[ここで魂を散らしていたなら、 土ではなく水に還る事になったのだろう。 それはそれで、この美しさの中に眠れるなら良い気がした。
足許に視線を落とし、首を振る。 まだ街に悪魔の気配がある内は、人の子のために働けるか。 だが、その後となればもう用もないだろう。
しばし、漣に耳を傾けるように目を閉じた]
(50) namba 2016/06/26(Sun) 17時半頃
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[そこまで彼の神を追いやった事に、天津神を奉じた人が責任の一端を負っていると考えたが、多分彼女はそれも含めて神のせいだというのだろう。 だから特にそれについては何も言わず、受け入れた。
許して、という彼女に>>41緩く横に首を振る。 許しを請うのはこちらだというのに。]
押し付け、など。 神の恵みを得て、生きて、いるのです。 謝罪も、感謝も私たち人の、務め。
[覗きこまれれば、反射的に身を引こうとして何とかその場に留まった。]
鳴、さん。 宜しく、お願い、致します。
[優しい守護の神。]
(51) ハチドリ 2016/06/26(Sun) 18時頃
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[小さな水音がする>>45。 何事かと思い振り返れば、その音はパチパチと大きくなり。
そして、静けさが戻った後には清涼な水を湛えた湖>>46が戻っていた。
何事が起こったか分からず、ぱちぱちと目を瞬くのみ。
此方に、亡骸に歩み寄るニコラスを目で追う>>48>>49。 何処か立ち入れない雰囲気があった。
小さく落とされた鎮魂の言葉に、もう一度短い黙祷を捧げて。]
建速須佐之男命……。 ヤタガラスと連絡は取れる?
[彼自身は国津神とはいえ、三貴子の一人。 今の状態なら、天津神の作り出した結界を出る事は叶わなくても声を届ける事位は出来るだろう。 おつかいに送り出した。*]
(52) ハチドリ 2016/06/26(Sun) 18時頃
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今回は、私情が多分に含まれてるからな ………俺は人間じゃない。だから。 尚更止めを指す必要もないだろう
[召喚されたわけでもない。殺せと言われたわけでもない。数限りない犠牲は出たが国一つ消し去る前に事が済んだ……というのが自分の考えだ。 思うところは、ないわけではないが。]
我らは常に人間を殺し、 常に人間に殺される可能性と共に在る──。
[例え束の間の夢でも“人生”というやつを経験してみるのをオススメする。なかなか悪くない。 光へと溶けていく星の神の、その光までは奪いとることなく。>>@6 尾を噛む大蛇と共に見送った。]
(53) belphe 2016/06/26(Sun) 18時頃
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あなた、やっぱり優しいね。
[一瞬引きそうになって>>51、それでも留まったらしき様子に こんな末端の妖に畏まる事なんてないのにと首を捻った。 そういう事ではなくて、彼女が人馴れしていないのだと 今の段階ではきっと気付いていない]
揺藍。 生きててくれてありがとう。 御渡の神の事、どうかよろしくね。
[時間は掛かるかもしれないけれど、 きっといつかはここにも人の営みが戻ると信じたかった。
彼女の使役する国津神が 何処かへと送り出されるのを見届ける。 元凶が去った後、外の者達は果たしてどう動くだろうか*]
(54) namba 2016/06/26(Sun) 18時頃
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[自分の役割は終えたものの。 全てが終わったわけではない。 人間と神と悪魔が互いに跋扈しあげた結果が、これだ。]
あれでまだ人間を名乗ってるんだもんなぁ… 人間とはそれ自体が罪深い
[元よりその欲深さは理解してはいるが。 “それ”も持っていたのか。忌々しい。>>45>>46 紫電が円陣となり、清めていく。
浄化された湖は、居心地の悪さを多少感じるものの ──同時に心地良さと安堵も得ていた。]
(55) belphe 2016/06/26(Sun) 18時頃
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結局、お前の見る世界を見透すことは 叶わなかったな
[十字を切った彼の足元。>>49 過ぎ去った物事に対するWもしWというものが 存在しない事も、その空虚さも知っている。
だから只、横たわる死骸に あの時見過ごすべきではなかったと目を伏せる。 >>2:308
結局、その陰謀は何だったのか知ることは出来ない。 かつて男の手を引いた妖精は ──WこれからWどこへ行くのか。 そんな事に思いを馳せるくらいは良いだろう。
いってらっしゃい。]
(56) belphe 2016/06/26(Sun) 18時半頃
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[靖水の社の狛犬像は600年を生きた。 人の手を離れてからも久しく、 苔生した上に火に巻かれてもう長くはないだろう。
最後に人の世に降りたい。 そう蛟に願ったのはもう随分前の事。 相方の獅子の死因を作ったモノを突き止めたいとも、思った。 結局、それは有耶無耶になってしまったけれど。
悔いはないと、思っている。 残念な事も沢山あったが、優しい人にも出会えた。 変わらず人が愛しく思えて幸せだった。 山に帰ればきっと湿った土が寝床を用意して待っている]
(57) namba 2016/06/26(Sun) 18時半頃
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[優しいのは、貴方だと思う>>54。 そう返そうとしたけれど、結局出来たのは軽く首を傾げる事だけだった。
ただ、続く言葉には深く頷いて。 出来そうなことから始めようと仲魔を送り出す>>52。*]
(58) ハチドリ 2016/06/26(Sun) 18時半頃
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[だが、その前に1つだけ約束がある]
ニコラス。 あなたに、いつかのお礼をしなくちゃ。 なんだけど。
[湖を背に向き直り、小さく首を傾げた]
あなたが喜ぶモノって、何だろう?
[この人の子ながら異なる力を得たるモノが、 いったい何を尊ぶものか。 想像だにできなくて直接尋ねてみるのだった]
どうも私ではあなたの興味を満たせそうにはない。 それに、世界はまだまだ愉しいものでは、ないかって。 私は思うものだから。
[>>3:22、いつかの言葉を蘇らせるように*]
(59) namba 2016/06/26(Sun) 18時半頃
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じゃ、俺は腹ごしらえしよう
[マガタマや星神の力を奪い取り、使ったからには、 力の消費もこれまでと桁違いというものだ。
あの時、星の神に対して並び立っていた男も又 涼しい顔をして実のところかなり無理をしていたらしいが、知ったことではない。]
悪魔も相当数喰われてるけど ──ま、アフターケアってことで。 一応、御渡の“元”市民として、さ
[蠱毒壺の底の底。 元凶が消え失せた今、送りに出た神が戻ってくるまでは これ以上の犠牲者が出ないようにしようかな。>>52*]
(60) belphe 2016/06/26(Sun) 18時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/26(Sun) 18時半頃
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[嗚呼、誰が予想しただろうか。]
……………さて。אָנוֹנִימִיさん 頑張ったから、ご褒美、ちょーだい、ね 忘れたとは言わさんぞ?
[あの時はこうするしか無かった。 それは承知している。
『 』
────まさか“ ”の声が、聞こえない事を 自分が寂しく思う時が来るなんて。**]
(61) belphe 2016/06/26(Sun) 19時半頃
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[マガツヒを糧にする悪魔>>60。 彼の事は遂ぞよく知る事はなかった。 そこいらに湧く悪魔とは質が異なるのだろうし、 その所業は決して"悪"と呼べるものではない]
無理をしたんじゃ、って。問うのも野暮なのだろうね。 私は何も、あなたの事を知らない。
[黒く変貌した彼の外見は戻らないのだろうか。 これからどう生きていくのだろう、"元"市民だと言う彼を見た]
あんどろ、まりうす、と言っていたっけ。
[それは合間>>30に聞いた名前]
そんなつもり、なかったのかもだけど。 あなたがいなければあの光に呑まれてたんだと思う。 ……ありがとう。
[畏怖とそれから感謝を込めて、そう言葉を投げたのだった*]
(62) namba 2016/06/26(Sun) 21時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/26(Sun) 21時半頃
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[まさか言葉に紡がれない部分で、身体の変化やこれからどう生きていくのかと考えられているとは思わない。]
(W仮にW人間の自分が存在した状態で今が在ったと しても。今回の騒動で天涯孤独となった身なのだから。
これから、なんてどうとでもなるのだが、実のところ そこまで考えが 及んではいないのだった。)
(63) belphe 2016/06/26(Sun) 23時頃
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俺は全部欲しくなっただけだよ オネーサンの分まで奪い取ったんだから、 怒られこそすれ、感謝されるのは違うなぁ。
……そういうのは、“そっち”にあげる。
今こうしてるのは…….そう。オネーサンから マガタマをいただいたおかげでもあるし。
[マガタマを盗みとっていた事を白状しつつ それでも畏怖だけは受け取っておく。ありがたく。*]
(64) belphe 2016/06/26(Sun) 23時頃
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[知らぬ事、存在を忘れられる事。 それは確かに信仰の力で生きているモノの衰退を招く。 最も、祀る者もいない今の自分にとって これ以上の衰退もなかったはずなのだけれど。 誰かが存在を知ってくれている事は、それだけで糧となる]
私は鳴、今はそう呼ばれてる。
[名前なんて無かったけれど、随分とこの響きにも慣れた]
私の分、っていうのは。 え、っ。 そんなの、全然気付かなかった……。
[今はもう何も入っていない羽織の袂を押さえる]
(65) namba 2016/06/26(Sun) 23時頃
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……ううん、それで助かったのだから。 私が持っててもきっと仕方なかった。 だから、私が怒る事なんてない。
あなたも、ニコラスみたいな事を言うんだね。
[いつぞや感謝されるような事では、と言った彼を引き合いに]
私はあなたがああしてくれたおかげで助かったのだもの。 あなたの意図が何であれ、私はあなたに感謝する。
[感謝してはいけない事はないでしょう? と小さく笑んだ。 戦っている様は怖ろしいとさえ思ったけれど、 口を開けば案外そんな事はないようだと、小さく笑った*]
(66) namba 2016/06/26(Sun) 23時頃
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―護夜峠―
湖が。静まっていく……
[遠巻きにでも分かるほど赤黒く染まっていた湖が浄化されていくのが分かる。遠く眼下に見下ろす湖で暴れまわっていた黒い影が沈み、地上に降りた星のような光が書き消える。後には嵐の跡の静けさが残った。]
どうやら、人間達がうまくやったらしい。当世でも、まだああいう連中がいたのか。
[とはいえ、事態が収拾に向かいつつあるとは言え、全て解決したわけでもない。元通りになるわけでもない。 町全体が存亡に関わるほど被害を大きく受けたことに変わりはない。靖水や護夜を初めとする土地神も、御渡りの祭神ですら大きく傷ついた。 これから人間達はどうするのだろう。]
(@7) moriya 2016/06/26(Sun) 23時半頃
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ひとまず……町に戻ろうか。戻る頃には、きっと何とかなっているだろう。
[山に逃げてきていた人間の子らにそう声をかける。放っておいてもよさそうなものを、あえてそうするのはどこかの付喪神のせいだろうか。もう少しだけ社を空けて人里へ降りようとして……
ふと、社の背後の気配に気が付いた。久しく感じなかった気配。]
……主様。いつの間に起きていらっしゃったのです。 そう、ですか。こんな事が起こるかもしれぬからと……
主様がこの地にお力を示されるのは久方ぶりのように思います。 昔のように多くの民に崇められる事はなくとも、主様はやはりこの地をお守りになっていらっしゃるのですね。 …では、すぐに戻りますので。
[そうとだけ言い置いて、男は人を連れてまた人里へと降りる。渡背に避難していた人間は市内の人間全ての数からすればほんのわずかだが、無事だったのは何か加護があったのかもしれない。
それが護夜の主の力か、渡背の主の力もあっての事か…そこまでは計り知れなかったけれど*]
(@8) moriya 2016/06/26(Sun) 23時半頃
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[散ってしまった忍田のように、自分は時間限定でも二体召喚は出来ない。 最悪は刀一つで立ち回らなければならないかと朧げながら考えていたのだが、 どうやら自分も含めて、守ってくれるらしい>>60。 彼が何を考えているか分からないが、軽く頭を下げて。
変貌した男を見る。
彼もまたこの事件に翻弄された一人なのだろう。 かつてと違う名前を名乗る様>>-278を眺めながら、 失われたものの重さに、思いを馳せた。*]
(67) ハチドリ 2016/06/27(Mon) 00時頃
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[>>50黒猫の許へ立ち寄る際、 脇を開けてくれた彼女へ、ゆるく頭を垂れた。]
[そして、再び、彼の骸を湖岸へ横たえてから、 >>52十字を切るそばで感じる、黙祷の余韻に浸りつつも 幽かに眉を下げれば、弱く微笑んで、]
[緩慢に、立ち上がる。]
(68) 雨京 2016/06/27(Mon) 00時頃
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[空には未だ、境界の気配がする。 けれども、清められた水の気配は、 我は関せずと静に佇んでいた。
その貌を取り戻させた、 赤い石の正体は、知る者ぞ知る、さ。 >>55彼の様に。]
(是でも、 "しがない人間"である以上に、 私は―――― 、"錬金術師"なのだから。
それに、あの黄金酒以外 持っていないとは、言っていないさ。)
(69) 雨京 2016/06/27(Mon) 00時頃
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(過ぎ去った時の空虚さから、身を退く様に。 "現在"の方向へ、一歩、靴を鳴らし、居直った。)
…… お礼? ああ、そういえば、 そんなことも言っていたねえ。
[>>59掛かる声。] [へらり、記憶なんて朧気な振りをして、] [首を揺らす。]
しかし、……そうかな? 興味なんてものはその存在が、存在するかぎり。 常に、尽きないものさ。死んで、或るいは、朽ちて、 ……… 「終わってしまう」 までね。
(70) 雨京 2016/06/27(Mon) 00時頃
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と、いうことで、だ。
[何時もにも増した企み顔は、 にやりと弧月を運んでくる。
腕を組みながらも、そろりと左腕を立てた。 人差しの爪が、勿体ぶった薄唇をつつく。
それから、漸く、―――― そして、然も、それはなんでもないことのように、(男にすればそうであるかのように、)あっけらかんと言い放つのだ。]
是非、僕が"また"……、 この御渡市に戻ってくるまで。 その興味を尽かさないようにしてくれるだけでいいよ。
(71) 雨京 2016/06/27(Mon) 00時頃
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世界はまだまだ、楽しいもの、なのでしょう?
( ただでさえ、 面白いひとたちが減ったんだ。 飽きさせないようにして欲しいな。 )
それともまさか、"そんなに早く" 土に還ろうだとか、湖に沈みたい、とか、 …思っていたんじゃないだろうね?
[千里を見透かす様に、 くつりと細まるヴァイオレットは「なんてね」、と、 シニカルな微笑みの尾を宙に描いて、逃げるところまで、]
[ ―――― 通常運転だ。 ]
(72) 雨京 2016/06/27(Mon) 00時半頃
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( 物に宿るとされる、日本の……、 付喪神と呼ばれるものの寿命は、 その器物が壊れてしまうまでのことだ。 他の神霊のたぐいとは違って、かくも短い。
けれども、まあ、悩み多き"人間"のように。 それ以外に神様に願うこともないのだから、 …… 多少の無茶振りに目を瞑ってもらおうか。 )
[>>52遣いに奔る、一柱の神を、見届けて。] [>>61ひとつ、かかる言葉に、] [>>53脳裏に或る一葉を、菫の水面の奥に、浮べた。]
(73) 雨京 2016/06/27(Mon) 00時半頃
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はて、なんだっけなあ! 年は取りたくないんだけど、忘れてしまったなあ……、
(>>61そう言われてしまえば、 忘れたくなってしまうのが人間の心情だろう?)
[お約束を守るように肩を竦めて、 天秤を手で爪弾いたときよりも態とらしく、揺らした。 まあ、こんな遣り取りも"暫く出来なくなるのだろうから、" 充分と愉しむように、噛み締めるように、 引いた顎を、元に戻して、彼に一歩、近付いた。]
しかし、懐かしいねえ。 覚えてくれていたのかい?
―――― その、"名前の無い、名前"。
(74) 雨京 2016/06/27(Mon) 00時半頃
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うん、その感激と、 約束を忘れちゃったお詫びに ひとつ聞きたいんだけれども ―――― 、
君は、「人間に戻りたいかい」?
[そして、飄々、読めない、読ませない風を吹かせて。 腕を広げもしたのなら、こてりと、首を倒し、傾げた。]
(薄っぺらい口振りとは反して、何処かそれは、 "彼にとって"大事な選択を委ねるように、真直ぐと。)*
(75) 雨京 2016/06/27(Mon) 01時頃
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―渡背山・蛟の呟き―
[蛟は川底に潜めていた意識を持ち上げ空を仰いだ。 やれやれ、と随分と無茶をした狛犬に対して吐いた溜息は 谷間を抜けるせせらぎとなって流れていく。
マガツヒには随分と当てられてしまって、 この騒動の最中も精々身を隠すのが関の山だった。 それでも、山を侵そうとする悪魔にはお帰り頂いたのだけど。 荒御魂に堕ちる事の怖ろしさを私はよく知っている。
随分と人の子が逃げてきていたみたいだけれど。 さて、そろそろ地に帰っても良いのではないか。 ほら、護夜のモノも起き出した。 今ならあそこの子に送って貰えるだろう]
(76) namba 2016/06/27(Mon) 01時頃
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[川辺に隠れていた人の子達を促し、蛟は再び川底に伏せる。 悪い気というのは伝播するもので。 まだもう少し、眠らせておいてはくれまいか。 でないとほら、昔のように暴れてしまいそうになるから。 私は元々気性が荒くて。 マガツヒの誘惑に堪えるのは結構疲れたものなんだよ――**]
(77) namba 2016/06/27(Mon) 01時頃
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―御渡湖―
[>>70、立ち上がれば視線は自然と見上げるように]
終わりに想いを馳せる割りに。 あなたは随分、この浮世を愛しているみたい。 この世に在るモノに興味がある内は あなたもきっと本気で死にたいなんて訳じゃないんでしょう。
[けれど、それが己を指しているとは思わないから。 >>71、浮かんだ弧月の深い色合いに困惑の色を隠さない]
どういう、事……?
[御渡を去るつもりらしいという事は解った。 それ自体、元々この地の者ではないのだからおかしくない。 しかし、その続きである]
また、戻って来るの。それは私も嬉しいけれど。 いったい、何年先のお話かな……。
(78) namba 2016/06/27(Mon) 01時頃
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[ただの人の子の言う事なら迷う事もないけれど。 彼は自分と比べてもあまりに永くを生きている。 そんな彼の"また"とはいつの事なのか。 今生ですらない可能性とてありえる訳で。
苦笑は>>72、続いた言葉に凍り付いた]
は。
……もう。 無理を言って、くれるんだから。
[ぎこちなく、動きを止めていた唇を解いて。 堪らない、と片手で目許を覆った]
……寂しいのは、嫌いなの。 だから、ねえ。 そう、人が皆忘れていくのなら。 誰にも見向きもされないなら。 安らかな眠りに恋をしたって、悪くはないと思わない?
(79) namba 2016/06/27(Mon) 01時頃
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[言い訳のように吐き出した想いを噛み締める。
嗚呼、そうだ。 私はずっと寂しかった。 人の目に触れない日々はひどく、ひどく、辛かった。 これ以上、寂しい想いをしたら泣いてしまいそうで。 それなら、いっそもうこの魂を閉じてしまいたかった。 ぽつり、雨だれのように吐き出す躊躇いに乗せて]
……私が朽ちるまでに。 戻ってきてくれると言ってくれるなら。 待っても、良い。
[望まれたならば応えたい、それが本来の性質だ。 それよりも。
それがこの身に向けられた我侭だというのなら。 愚かしくも嬉しいと思ってしまったのだから*]
(80) namba 2016/06/27(Mon) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/27(Mon) 01時半頃
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[生存者達と言葉を交わしながら、マガツヒの気配に 寄ってくる悪魔の群れを、これまでの取り分で 焼き払って腹を満たしていく。
ふと、灰青の視線。>>67
(………そういえば)
悪魔として目覚める時から、今までの間、この女性には色々な姿を見られたものだ。 それをほんの少し恥ずかしいと思いながら、頭を下げ返した。*]
(81) belphe 2016/06/27(Mon) 09時頃
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あ、でも1つだけだから。 鳴さん、ぐっすり寝てたから 無防備すぎて、逆に遠慮しちゃったよ
[羽織の袂を確認する姿に、くつくつ。くつくつ。と笑う。>>65>>66 当時は人ならざる者としての親近感と、清浄さにほんの少しの苦手意識を持っていた。1つしか盗まなかったのはそちらが関係するというのに。]
………それは褒め言葉として受け取って いい…のか?
[なかなか複雑な気持ちにさせる男の名前が出てきたが。少し顔を歪ませた後、元の表情に戻って右目だけを閉じる]
礼には及ばないが、言葉を受け取ることは出来る 俺の方こそ、ありがとう
[跳ね除けることは出来ず、感謝の気持ちを受け取った。嗚呼、面映い。*]
(82) belphe 2016/06/27(Mon) 09時頃
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[そんな穏やかなやりとりも、弧を描いた唇から絶望の 言葉を聞くまでだった。>>74]
ちょ、ええええ…頑張ったのに! 酷い!
[思考の背後で雷が落ちる。 哀れ。こうして褒美はアイスのように溶けてしまった。
しかし、思考の背後でわかっていた言葉でもあった。 そういう奴だよ、お前は。]
(83) belphe 2016/06/27(Mon) 09時頃
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“偶々”忘れてなかっただけだよ 名前のない名を持つお客さんなんて… なかなかいないから、さ
……それに友人なら、今後忘れることもあるまいよ
[あくまで偶々だと言いつつ、一歩近づく男の瞳を覗く。
君は、「人間に戻りたいかい」?
その問いかけの意図は何か。>>75 付喪神との会話の切れ端達が耳に届く。>>71>>80
その先に見据えているもの。 舞台役者のように大袈裟に腕を広げてみせる菫の男を 見透かす事は出来ない。
嗚呼────忌々しい。 自分が出来ることは、その問いに向き合うことらしい。]
(84) belphe 2016/06/27(Mon) 09時頃
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[日常に潜む非日常に目を向けず、人間として在ろうと した事もあった。
あの日々は、仮初めの夢のようなもの。 只、微睡みが過ぎただけ。 今回の件が無くとも“いずれ”自分はこうなっていた。]
・・・・・・。
W仮にW人間になったとしても、俺にはもう 家族も棲家もないんだけどなぁ…
[アイオライトを見つめても、相変わらずそこに 陰謀の色を見る事が出来ない。
「人間に戻る」、なんて事が出来るのだろうか この男なら“それが出来ても驚きはしない”。
いつかのような評価を下す。]
(85) belphe 2016/06/27(Mon) 09時半頃
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[「人間に戻る」ということは、悪魔である自分が、 “この肉体”から消えることを意味する。
その後は────。]
それって、“俺を殺すってこと”、かな?
[為そうとしている事が何なのか、天秤を瞳に宿した。**]
(86) belphe 2016/06/27(Mon) 09時半頃
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小鈴は、穴を掘って埋まった。
Kirsch 2016/06/27(Mon) 12時頃
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[>>78 のろりと昇る菫月につられてあがる、 黒檀めいた瞳硝子を、にこりと見下げる。]
人間というものには、欲深いからね。 見た事のない終わりを夢見もすれば、 見た事のない未来にも焦れるものなのさ。
―――― …… いやあ、 僕は本気のことしか言わないよ? 半分くらいはねえ、
[しゃなり、揺れる金漣に併せて嘯く弧は、 困惑を見初めると一段と深く、性悪く、吊り上がる。 (これはもう、性質なものだから、仕方が無い。)]
(87) 雨京 2016/06/27(Mon) 19時半頃
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うん、 …… まあ、そうだな。
[雨だれ、雨滴、夕滴。] [雨樋から毀れ落ちる一粒のようなものが、 ぱらぱらと認められたのなら、それを掬うように、 (猫を撫でた時のように、)愛玩犬を撫でるような。
おもむろに近付いて、そのためらいごと。 伸びた手がわしゃわしゃと撫でようとする。]
……、 それでも、君は。
人間を恨んでだとか、嫌いではないのだろう? 信仰心をきちんと抱いた人間もいれば、 大多数は、現金な者たちが多い。
だからこそ、神様に頼りたがるひとたちも多いはずだ。 寂しいなんて、言っている暇もないくらいに……ね。
(88) 雨京 2016/06/27(Mon) 19時半頃
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[ぽんぽん、と、] ["人間の、"だけではなく、 頭を叩きながら絡めた"僕の"エゴは、 そうだなあ 少しくらいは、妥協してあげようか。 無茶というものは、叶える範囲で言ってみるものだ。
(叶えられなくて消えてしまわれたら、 やっぱり。 "寝覚めも悪い"ものだろう?)]
何年後かは、分からないけれど、……ま、 このあたりが復興したと聞けばすぐにでも 戻ってきてあげるから、
―――― 頑張っておくれよ、 "神様"。
[人の子故の傲慢さで、目下のままに、 朽ちるを知らないものは、上から"神"にものを言う。]
(最後に微笑み直せば、手触りのいい黒原から手を離した。)*
(89) 雨京 2016/06/27(Mon) 20時頃
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思い出だけでは生きられない。 鮮やかな出来事ばかりが心を生かす。 ……心のある生き物が欲に生きるのは、自然な事。
そうだね、あなたはとても人らしい。
[けれど、そんな顔で笑うから。 得体が知れなく見えるんだよ?
揺れる月明かりを受けて、濡れた宵闇もまたはらと揺れた。 距離が狭まれば少し顎が上がる。 見上げた三日月の上には綺麗な菫色]
好きだよ。 私は人の子が、好き。 好きでなければ、寂しいなんて思わない。
私は……神様なんかじゃ、ないんだよ。 付喪"神"なんて言うけれど、本当は妖だ。
(90) namba 2016/06/27(Mon) 21時頃
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それでも。 頼って、くれるというの。 数多神のいるこの土地で、私みたいな紛い物を。
[欠けて煤けたみすぼらしい石塊に願いを掛ける者がいると。 でも、それならば……――。
いつぞやのように大きな手が降りてくる。 遠い昔、物心ついたばかりの頃に繰り返し まだ綺麗だった毛並み(いや、石並みだろうか)と角を 優しく撫でてくれた人がいた。
瞼を閉じれば口許が震える。 喉の奥、つんと湿ったものを飲み下して笑みを刷いた]
……私を"神様"にしようというの。 なんて強欲な、人の子。 いいえ、真の神をも畏れぬ人ならざるモノ。
(91) namba 2016/06/27(Mon) 21時頃
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[信仰とは崇めるばかりではないものだ。 "そう在れ"と、願う心が神を育てる。
髪を撫ぜた感触が離れていくのと入れ代わり、 天に向かって手を伸ばす。 叶うならその淡い金糸のひと房にほんの少し触れて、 まるで月を掴まえたと戯れる子供のように無邪気に笑んだ]
忘れられるとは思わない。 あなたの生んだ神なのだから。
[己より永きを生きる"人の子"がこの存在を知っていてくれるなら。 生涯、もう、寂しいと思う事はないのだろう]
きっと、御渡はまた人の暮らす土地となる。 神と暮らす、人の世が。 この後も続くように……――。
[まだ私は頑張る事ができる。 そう囁く声音は何処か晴れやかだった*]
(92) namba 2016/06/27(Mon) 21時半頃
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[それから。] [憙。無情。] [儚くドライアイスのように煙に撒かれ、 融けて往くは氷菓の夢————と言ったところか。 これ、若しかして、『悪』認定されるんじゃないかって 思ってしまったことも、忘れてしまうとしよう。うん。]
いやあ、君達みたいに若くはないからなあ。 最近すっかり、ここのところが……、
( ゆらりと伸びた人差し指で 頭をこつ、こつ、叩き、 )
[巫山戯ているのか、本気なのか、 まったくもってわからないような調子で目を瞑れば 悩ましげに眉が八の字も描こうというもの。]
(>>83…彼には『見透かされていた』だろうけれどね!)
(93) 雨京 2016/06/27(Mon) 21時半頃
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… 。
偶然なのか、必然なのか、 どちらなのかは、 僕には"見通せない"けれども、
[>>84友人 と。 はっきり、明瞭、明晰に。 ゆられる、鼓膜にひびくおと。 菫が、心なしか咲った。 ]
うん、 嬉しいねえ。 『友人』 ——— いい響きだ。
[こくこく、と、何時もと同じ緩慢の首肯も、 そこに或る感情のように、力が籠っていたことを感じられるものはいるのか、居ないのか、分からないが、間延びした響きにも喜色のひとつは、間違いなく宿っていたのだった。] [ ———— そして、腕を擡げる。 ]
(94) 雨京 2016/06/27(Mon) 21時半頃
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( それを望むのであれば、"友人"のために ひとはだ脱ごうじゃあないか、と。 )
[同時に、彼は何を選ぶのか。] [同時に、彼はどの道を選択するのか。] [>>85見定めようと覗きこまれようものならば、 鏡のように磨かれた菫青石が反射をし返すことだろう。]
それでも。 どれだけ人が生き残っているかはしれないけれど、 そのままなら、今居る友人、知人、 ……、
それから、これから訪れるかも知れない、 本来君が戻れたかもしれない、そして、 "泥方ナツメ"として享受されるべきだった 「人間として」の平穏な生を喪わずに済むかもしれない。
逆に言えば、 ……これから君がそのままで居るなら、 棄てなければならないことも、あるかもしれない。
(95) 雨京 2016/06/27(Mon) 21時半頃
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( その覚悟は、"本当の意味で"出来ているのか。 )
[人間と、悪魔。
元々の生まれのその違いこそあっても……、 魂が何れだけ変容しようとも、 "しがない人間“だったころの魂にしがみついている、 所謂、「先輩」からの忠告、というところだろうか。
彼には、その顔が、その笑顔が。
( 『それって、“俺を殺すってこと”、かな?』 )
その問いににこり、と、嗤ったままの仕草が。 その天秤に、どう映るのかはわからない、けれども、だ。]
(96) 雨京 2016/06/27(Mon) 21時半頃
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何事にも、 等価交換の法則は付き纏うものだ。 何方にしても、ノーリスクとは行かないよ。 方法だけは、幾らでもあっても ――――、 …… なんせ、やったことも、見た事も無いからねえ。
[もう一度。] [足を、彼との一歩半の距離まで運ぶ。]
それでもやってみないと、どうなるかはわからないね。 "分離"か、"消滅"か、…君という、存在まで消えるかも。
(深淵を見るものは、常に、深淵に見詰められているのだ。その喩えで言うのならば、菫はその時、正義を見定める彼自身の、深淵の役割を担っていただろう。)
(97) 雨京 2016/06/27(Mon) 21時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/27(Mon) 21時半頃
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[それから、 もう一歩踏み出した脚は、 そのまま、すれ違おうとする。]
…… ま、今直ぐ結論は出せとは言わないよ。 ただ、僕もやりたい事が出来て、ね。 どちらにしても、君に渡したいものがあるから、 今日の夜。 店の前にでも来ておくれよ。
[いやあ、剣呑な空気も、 真面目な話も長い間していたら疲れる年になってしまった。 今度はきっちり巫山戯たウィンクでも飛ばせば、 そのまま肩を叩いて、 ―――― 、
ひとり、 湖畔から辿れる清く浄された流に沿うように。 御渡の山のほうへ、消えて往こうとした。]*
(98) 雨京 2016/06/27(Mon) 21時半頃
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ヨーランダは、一度離脱**
ハチドリ 2016/06/27(Mon) 22時半頃
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享受されるべきだったものと、 棄てなければいけないもの──。
[一歩半程まで男との近づいてくる頃には、 彼が悪魔となった自分を、“どうにかしようとしている”事は理解できていた。>>97
それを決めるのは自分自身。
ごちゃりと混ざって 悪魔として黒く塗りつぶされている魂と肉体。
……そこから人間の色だけを抜き取ろうというのか。]
(99) belphe 2016/06/27(Mon) 23時頃
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ははっ、すっごい賭け。 でもそれが、錬金術の── ……否、世の理の一部分、だろうね
[賭けるのは単純に、“ ”だけでもない。 それはわかっていた。 正義か否かを判断する天秤は、普段と違う判断を 迫られて、瞳と共に大きく揺れる。
それを悟ってか、結論を出すまでには夜までの猶予が与えられた。 すれ違いざまに飛ばされたウインクをじっとりと睨み、叩かれた肩を一つ撫でる。>>98]
渡したいもの…… アイスクリームなら歓迎するよ それじゃ、また──夜に。
[御渡の山へと消える姿を見送った後、残る悪魔を平らげるため、反対側──御渡市内へと踏み出した。 夜までには片付いているといいけれど。*]
(100) belphe 2016/06/27(Mon) 23時頃
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―夕暮れの頃・御渡湖―
[渡背山から人が少しずつ降りてきたのは、 きっと幾分時が過ぎてからの事。 悪魔はその数を大分減らしていただろうが、 まだ人の子が安心して出歩くには遠い。
先導してきた中に護夜の者の姿があれば、声を掛ける]
こんなに、無事で……。
山の方々がお守り下さった、のかな。 こちらは、とても惨い事になったけれど。
[今は清らかさを取り戻した湖だが、 その奥底には多くの無念が沈んでいる。 マガツヒの名残は浄化されても、 鎮まる事のない魂が残っている]
(101) namba 2016/06/27(Mon) 23時頃
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私も……結局、救えなかった人がいる。 殺めた人すらいる。
[瞳を閉ざされた遙>>48の亡骸。 抱え上げる事はできなかったから、小さな波を湖に起こした。 遙の元まで届いたそれに、そっとその身を預ける]
……――。
[静かに引いていく波。 湖の底へと消えていく黒を見送って、 淡く集まり始めた霧が夕映えに蛍のように煌めいた。
野に、山に、花がいずれ咲いたなら。 きっと手向けに戻って来よう。 無論、慶一が眠り小鈴の鬼が消えたあの社にも。
何の慰めにも救いにもならないかもしれない。 それでも、この地で神の末席を汚すと決めたから。 これはその始まりだった*]
(102) namba 2016/06/27(Mon) 23時半頃
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―やがて季節は巡り巡って―
[悪魔の気配が全て消えたのは、何日後だったろう。 天津神の結界が解けたのは。 国が封鎖を解いたのは。 御渡での出来事はどのような"災害"として処理されたのか。
靖水へ戻った後、幾度も山を降りては神の眠る地を巡った。 水脈を通して平地を見通す術も覚え始めた。 人々は被害の少なかった地域を中心に寄り集まり、 その営みを再開させ、荒れた瓦礫を少しずつ片付けていった]
ぬしさま。 今年の梅雨ももう終わりですね。
(103) namba 2016/06/27(Mon) 23時半頃
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[新緑から深緑へ、木々の色が深まる頃。 しとしとと降る雨の下、木立の影に佇む姿]
もう、人里はほとんど綺麗になりました。 雨で崩れる瓦礫もありません。 むしろ、これからは恵みの方が必要でしょう。
[かつて住宅地や繁華街があった場所。 瓦礫を退けたその後にまだ新しく建つ施設はない。 どうせ使わぬなら田畑にしよう。 そんな話が進められたのはどういう経緯だったか]
豊穣の神にはこれから頑張って貰わないと。 勿論、水の神にも、ですけれども。
……面倒臭いなんて言わずに、お願いします。 いえ、お前がやれと言われても。
[ぱしゃん、水音がひとつ遠ざかる]
(104) namba 2016/06/27(Mon) 23時半頃
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ちょっと、ぬしさま!
[嫌だね嫌だね、と追おうとした鳴の頭に バケツをひっくり返したような雨が直撃する]
もう、もう……。
[最近水の扱いが頓に上手くなったからと、 あれこれ押し付けるのはやめて下さらないか。 と言っても、それはお前が焼きたいお節介だろうと 言われてしまっては返す言葉もない]
良いんですか。 私が好きにやったらぬしさまのお立場が。
[構わぬ、好きにやれやれ。 お前が私をぬしと仰いでいる内は別に良い。 それにお前は人の恨みを買うようにはせんだろう。
元より自由を好む蛟はどうやら更に自由になったようだった]
(105) namba 2016/06/27(Mon) 23時半頃
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[御渡の里は実りの良い里である。 毎年良い雨が降り、川も湖も水質が良く魚が美味い。
そんな評判が立つようになったのは、 あの事件からどれくらいの月日が流れた後の事だっただろう。
渡背山には水の神がいらっしゃる。 お供え物は甘いお菓子がお気に入り。 たまに里に降りて来るとか来ないとか。 湖に霧が立つ日はきっと その神様がお祈りをしにいらっしゃっている時なのだと。
少しの誤解を交えた噂が、囁かれている**]
(106) namba 2016/06/28(Tue) 00時頃
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―御渡湖―
[ニコラスは山の方へ>>98、泥方は街へ>>100向かって暫く経った頃だろうか。 おつかいに出した建速須佐之男命が一つの情報を携えてもどってくる。
ヤタガラスとは連絡が取れたようだが、封鎖はもう少し続くようだ。 確かに、ルシファーの光によってかなりの数が減らされたとはいえ、通常よりは遥かに多い悪魔が街にはまだ潜んでいる。 彼の食欲の程は知らないが、それでもすぐに消えることはないだろう。
本来なら、それも仕事の一つだが、流石に今は動けない。 人間と悪魔の身体の違いを思い知る。
ならば、せめて。人間しか出来ない事>>41をしようか。
軽く息を吸い込むと、吹口に軽く唇を当てる。 本当は、魂鎮めなどの方が良いのかもしれないけれど、
風に乗って流れたのは、――子守唄。]
(107) ハチドリ 2016/06/28(Tue) 00時頃
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―御渡靖水神社跡地―
[社はもはや原型を留めてはいなかった。 荒れ果て方は歳月を思わせるが、 本殿があったと思しき場所は随分と開けている。 柱の類は跡形もないが、 そこには小さな台座と空のお皿が供えられている。
本殿の入り口があったと思しき場所には石の台座が2つ。 参詣者から向かって右にはひび割れ焼け焦げた狛犬が。 左には、酷く損傷し首から先のない何某かの像の成れの果て。 どちらもかなり古く、そして脆くなった石像のようだ。
その狛犬の像に寄り掛かるようにして、 人の姿をしたモノが転寝をしている。 膝の上には食べかけの餡子餅。
今にも朽ちて壊れそうな像の傍ら。 眠ってしまう事が増えたけれど、まだ水の気配は瑞々しく。 どうやら何か、夢を見ているようだった――**]
(108) namba 2016/06/28(Tue) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/28(Tue) 00時頃
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― 2xxx年xx月xx日 ―
[時は流れ、季節は巡る。 あの惨劇からどれ程の時間が経ったのか。
人の子は忘れる。 惨劇の赤が消え去り、地の色も水の色も、何もかもが日常へと戻れば記憶は薄れやがて風化していく。 前を見て歩かねば再興はならぬ故に。]
(109) laetitia 2016/06/28(Tue) 00時頃
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[慶一は神社の跡地に立っている。 ここは我が祭神の眠る場所。 故に囚われる。
新しい神がいるという。 その名はなんというのだろう、慶一は知らない。 知らない、しらない、シラナイ。
知っているのは、付喪神たる少女の姿。 ただ、それだけ。]
(110) laetitia 2016/06/28(Tue) 00時頃
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[力は籠めてはいないけれど、 根の国に行ってしまった人たちが、水底に沈んだ神が、 一時でも安らかな時間を過ごせることを祈りながら、無心に奏でる。
どれくらい経ったか。 既に辺りには夕闇が迫っていた。
人の気配を感じ、後ろを振り返れば 一人、二人と山を下りてくる人間の姿があった。 それを先導するのは人の姿をした、人ならざる者。
感謝を、捧げるべきなのだろう。 けれど、後ろに沢山の人がいるのを見て取れば、足が竦んで近付けない。
散々迷った挙句、その場で深く頭を下げてその場を後にしようとしたが、 祈りによって一つ階段を上った彼女の言葉が耳に入り>>102、足を止める。]
(111) ハチドリ 2016/06/28(Tue) 00時頃
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それでも、少なくとも、私、は貴方に救われ、ました。 感謝、します。 私、もアンドロ……さん手伝って、参り、ます。
[それだけを告げて頭を下げると、和魂を召喚しながらその場を後にする。 結界を解けるほどになるまで、サマナーの責の一つを果たさんと。**]
(112) ハチドリ 2016/06/28(Tue) 00時頃
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―夕方・護夜峠―
[日が暮れて、風が涼しくなり出す頃。血生臭さは完全に消えておらず、街に張られた天蓋のような結界の重苦しさもまだ残っている。それでも、御渡湖に吹く風はどことなく穏やかさを取り戻しているようだった]
なんだお前…まだ生きていたのか。しぶとい奴だな。
[逃げていた人間達を伴って降りてきて目に入ったのは付喪の娘>>101だった。少々ため息を漏らす。]
…どうかな。しかし神々も、人の子を守るそのつもりがあるならこんな時に力を示さずにいつ示すという話でもあるだろう。
(@9) moriya 2016/06/28(Tue) 00時半頃
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うちの主様も、たいそう久方ぶりに姿をお見せになったよ。あれは多分、人里に少しは力添えするつもりがあるのかもしれない。
いや、全く驚いた。案外、禍つ霊というのだっけか、あれに荒魂を揺さぶられたせいかもしれんな。 禍つ霊はこの世の悪に対する怒りや抗いの心でもあるという話だから。
……まあ、しばらく大変だろうが、お前は人から完全に離れては生きられんのだろう?せいぜい頑張れよ。
[大勢の魂の無念が湖底から感じられる。それを直ちに同行する術は神でもない自分にはない……が、悪魔の気配が弱まるとともにこの地の土地神や道祖神…そういった者達の気配が再び戻りつつあることは分かった。
少しの間だけ御渡湖の畔にたたずんで、目に見えぬ声を聴いた後、その姿は人里から再び消えた。 渡背山の靖水で年若い神がはりきっているらしいという話を聞くようになるのは、それからまだずっと後の事だ]
(@10) moriya 2016/06/28(Tue) 00時半頃
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……人間達の間でも噂になっているそうじゃないですか。若い水神が時々人里に降りてくるとか。そのうち本当に神になるかもしれないですね。信仰の力は強いですから。
そう言えば前に人間の書いた何かの雑誌で読みましたけどね、主様も昔はあの唯一神と同じものだったんですか? ……なんてね。そんなわけありませんね。
[どれほど時が経っても、御渡に人が住まっている限り、神々もまた形を変えつつ残っていくのかもしれない。多分**]
(@11) moriya 2016/06/28(Tue) 00時半頃
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[いつからだろう、夢がひどく苦いものになったのは。 それは炎、怨嗟、憎悪の夢。 かつて失った大事なものが、 手の届かない所でまた壊れていく――悪夢。
目覚めればその内容は波のようにさっと引いてしまう。 最初に気付いたのは、目覚めた時に頬を濡らした涙。 おかしな事だと、その時は思っただけだったが。
今日もあの夢が喉を締め上げる。
これは、何。 どうして、 が。 いやだ、やめて、こんなこと。
そんな己のうわ言だけが記憶に残る。 何を忘れてしまっているのだろう。 思い出せぬ夢の中身は未だ遠いまま――*]
(113) namba 2016/06/28(Tue) 00時半頃
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ー御渡市内ー
[転生体でなければ、泥方ナツメは悪魔と関わる事のない 平凡な人間だった。
ひったくり犯を捕まえるわけでもなく マガタマの存在も知らなかった 今回の件で出会った人間とも、出会うことはない
恐らく喰われる直前まで悪魔の存在を知る事もない。 その死は他の御渡市民と同様に、免れる事はなかった。]
・・・・・・。
[転生体であったからこそ、喰われずに済んだ。 只々、それだけの存在だった。矮小で哀れな、人間。]
(114) belphe 2016/06/28(Tue) 01時頃
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[大嫌いだった。
自分の身体を、いきなり悪魔の転生体である “私”のものだと主張してきたアイツが。
忌々しかった。
自分の身体で、勝手に魂として成り立った挙句 “俺”のものだと譲ろうとしない彼奴が。
だけど今、“あいつ”はいない。 ]
(115) belphe 2016/06/28(Tue) 01時頃
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気に入らない……気にいるもんか
[口惜しげに表情を歪めながら、盗んだ大鎌で 悪魔の首を躊躇いもなく刎ねあげていく。 まだまだ腹は満たされない。 (満たされないのは腹だけではない) 頭の中。 もう何度“אָנוֹנִימִי”の言葉を反芻したかわからない。 "泥方ナツメ"として享受されるべきだった 「人間として」の平穏な生──。
そんな馬鹿な。“これ”は“自分”の身体だ。 ヒトとしての生命の理から離れ、悪魔として存在する 事が定められた身体だ。]
それでも、なぁ……?
(116) belphe 2016/06/28(Tue) 01時頃
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[周囲の悪魔を平らげた後、大蛇を見やる。 思考の中で騒ぐ存在も、自分の要求を却下する存在も いない。蛇の口を借りて言葉を紡ぐ存在もいない。
子守唄が風に乗って微か、耳に届くだけ。>>107
大蛇はジッと自分の眼を覗く。 結論など出ているのだろう、とばかりの眼光に そんな眼をするなよ、と笑って顎に指を這わせてやる。
一欠片であっても未練があった。 マガタマを飲み込みたくないという思いは確かにあった 未練を断ち切った事を後悔はしていない。 後悔するくらいなら飲み込んでいない。
それでも、まるで悪魔のような“אָנוֹנִימִי”の囁きは、 天秤を揺らし続けていた。
自分と向き合う事から逃げられはしないのに、 場所を変えて悪魔を殺して殺して、殺していく。]
(117) belphe 2016/06/28(Tue) 01時頃
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[陽が落ち、暗闇に身体が溶ける頃。 指定された場所にたどり着く。
“生命の水”を意味する名。 矢張り何度見ても忌々しい。
決戦の前。 店主によって閉じられたその扉は開いているだろうか? ドアノブを捻る。
自分は、あいつを────。**]
(118) belphe 2016/06/28(Tue) 01時頃
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―十年後・御渡湖―
[湖の上を笛の音が渡る。 余韻を残してそれが消えてからどれくらい経っただろう。 下を向けば小さなつむじが目に飛び込んでくる。 そっと頭を撫でれば、重ね合わせていた手を解き、勢いよく此方を向いた。 金色の瞳と視線が合わさる。
子供は少し迷った末、口を開いた。]
母様。 此処はこんなに綺麗なのに、此処で沢山の人や悪魔が死んだのですか。
(119) ハチドリ 2016/06/28(Tue) 01時頃
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[確かに未だ倒木は残っているが、傍から見ればそこは静かな湖畔だった。 あの日の後、この湖が赤く染まった事はない。
少しだけ目を細めてかつての光景を思い出しながら、そっと頷く。 疑問符を顔に浮かべる様子に少しだけ困ったように眉を寄せれば、 子供がそれを見て慌てる。 まだ、親子と言うにはぎこちない。
慌てる様子に構わず屈に、子供を自分の目線まで抱き上げる。 急に変わった視界に、子供が驚きの声を上げた。 それが収まるのを待ってから、語りかける。]
(120) ハチドリ 2016/06/28(Tue) 01時頃
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……そう、真実を知る、人間は、驚くほど、少ない。 真実を、真実と捉えられる人も、今はもう、少なくなって、しまった。 それも、時代の流れ、だから仕方がない、けれど。
だからこそ、私たちは覚えていないと、いけない。 忘れられ、嘆き苦しんだ神が、居た事、虐げられた神がいたこと。 翻弄された、人や悪魔、鬼が、居た事。沢山の人が、根の国に飲み込まれてしまった、こと。
人は、忘却しなければ、生きていけないけれど、 全てを忘れれば、繰り返されて、しまう。
[まだ、熾火は残っている。遠くの社跡の方>>*3に視線を投げたが、 すぐにそれを引き戻した。]
サマナーは、人と魔の、架け橋。 それを、覚えていて。
[神妙な様子で耳を傾けていた子供が、大きく頷く。 それを見れば少しだけ顔を綻ばせた。]
(121) ハチドリ 2016/06/28(Tue) 01時頃
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羊羹買って、お山の方、行く?
[その言葉に、子供が大きな歓声を上げた。**]
(122) ハチドリ 2016/06/28(Tue) 01時頃
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―都市伝説―
[惨劇が人の記憶からも薄れ始める頃。 復興の進む御渡周辺で新しい"口裂け"の噂が語られ始めた。
マスクをした若い女が「私、綺麗?」と訊ね、「きれい」と答えると、「これでも?」と言いながらそのマスクとるがそのマスクの下の口は耳元まで大きく裂けている。
これが従来の"口裂け"の噂であるが、新しい噂では若い女ではなく、男なのだという。]
(123) simotuki 2016/06/28(Tue) 02時頃
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[男の"口裂け"はそう訊ね。 そこで食べ物を渡せば見逃して貰えるが、何も持っていないと喰い殺されるという。
そんな噂が学生たちの間や、ネット掲示板の片隅で語られて。 小学生が学校にお菓子を持って行こうとするなど、少々PTAで話し合われるような問題もあったらしい。]
(124) simotuki 2016/06/28(Tue) 02時頃
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―十年後・御渡―
……アンタ、なんか持ってル?
[声を掛けられ子供が振り向いた。 その子の目に入るのは、"噂"の通り右側が耳まで裂けた口を持つ男。]
『……悪魔?』
["口裂け"の姿に恐怖に怯えるでもなく。 子供がその"金色の目"を丸くしていると、"口裂け"は噂の様には襲い掛からずゆるりを首を傾ける。]
(125) simotuki 2016/06/28(Tue) 02時頃
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……デビルサマナー?
[じぃと薄い色の瞳はまっすぐに子供を見詰め。 子供小さく首を振った後、金色の瞳で逸らすことなく見つめ返した。]
……、…。 ソの瞳、見た事ある気がするんダが。 マあ、いいか。
アンタ、仲魔募集してナい?
[無感情での問いかけに。 迷っていた子供が恐る恐る頷くと、裂け口を歪め子供に笑いかける。*]
(126) simotuki 2016/06/28(Tue) 02時頃
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— 御渡湖 —
そうだねえ、 思い出に…、 過去に生き続けるのは亡霊だもの。 …… 僕は生きている「人間」だからね。
[>>90 「人らしい。」
何よりもの"褒め言葉"を前ににこりと微笑む。 (得体が知れないのも、違わないから仕方がない。)
月明かりを吸い込む宵闇が漣を打つのを、 静に見詰めていた。
彼女の語ることばを、ひとつ、ひとつ、 落ちる葉滴を一粒、一粒、 見逃さない、聞き逃さないように。]
(127) 雨京 2016/06/28(Tue) 18時頃
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妖怪も、悪魔も、 元を正せば、見方を変えれば 誰かの信じる神様にだったものだったり、 あるいは、なったりするものだよ。 紛い物かどうかは、見たものが決めることさ。
[言霊、という概念が日本には或るのだろう。 だから、そんな事を自分で言っちゃいけないよ、と。 手を伸ばせば、石よりもうんと柔らかい手触りがある。]
(どんな石片であっても、捜せば、 原始宗教が説くように、そこには魂があるものだ。 願いを掛ければ、某かは届くかもしれないでしょう。)
[>>91瞑られた瞼、震える口郭。 あやすように優しく髪を梳いてあげれば、 名残惜しさとは裏腹にさあ、っと、指は離れる。]
「神様」かどうか、もね。
(128) 雨京 2016/06/28(Tue) 18時頃
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[悪戯を、残す。]
———— 人は、大罪を背負うものだからな。
[無機物を神に祀り上げようとする強慾も、 神をも畏れざり、それよりも永くを生きる傲慢も。 今更……、今更、だ。]
( 短く、彼女の返事には、そう笑い返しておこう。 )
[ふ、と、緩い息を吐き出して、…瞬いて、 金睫があがり切らないうちに>>92伸びてくる人肌が、 指が、菫に飛び込んでくる。
丸く円を描く瞳水面は、 驚きの波紋を作ってから、それから、無邪気な童心に 決して、厭ではない苦色を浮べる大人のような顔をした。]
(129) 雨京 2016/06/28(Tue) 18時頃
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(仕方がないので、 金糸雀色の一房には甘んじて触れられよう。)
こりゃまた、一本取られたなあ……。 でも、どうだろう、最近忘れっぽいからな?
[そう言い乍らも、 ちらり、と、泥方君の方を見る。
二千年前に逢った悪魔の名前まで 律儀に覚えているくらいには、物覚えが良い事は 内緒の話だ。]
[一本を巻き返すように、その気なげの狂言で戯けて、肩を揺らす。出逢った「神」の名は忘れる気も、忘れられる気もしないのだから、意趣返しくらいは赦して貰おうか。]
( 視線を戻せば、晴れやかなる、澄水の声。>>92 )
(130) 雨京 2016/06/28(Tue) 18時頃
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…… 人間は、なんだかんだ。 植物のように柔く摘み取られもすれば、 植物のように強く根を張りをするものだから、
案外、神の手から土地を"盗んで"、 すぐに復興をも、するのかもしれないねえ。
[まあ、それは。 君の、―――― 君達次第だ、と。
「 楽しみにしているよ。 」
観察者は他人事ぶって、 広がる湖畔に再び訪れる日のことを遠く、 馳せるように、 …… また、水上に、月を、引いた。]*
(131) 雨京 2016/06/28(Tue) 18時半頃
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(睨みつける蛇の視線を、むしろ光栄とばかり、 蛙にはなれそうもない僕はにこりと流した。)
[ >>100善処しておくよ、と、告げて。 ]
…… そう、君の返事を楽しみにしておくよ。
(132) 雨京 2016/06/28(Tue) 22時半頃
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[のち。 御渡の山山のほうへと緩やかに坂を昇り始める。 この豊かな自然に触れるのも暫くは最後だろう。
これだけの事件が起きたということは、恐らく、 天津神の結界が解かれた後はきっと烏の目でも 光ることになるはずだ。
生憎、縛られることは、好きでは無い。 足跡を見つけられて、追い掛け回されることも、 同じく。(羽音が煩いのも、煩わしいだろう?) 暫くは、祖国へ帰るのも、悪くない。]
( だけれども、その前に。 )
(133) 雨京 2016/06/28(Tue) 22時半頃
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― 渡背山 ―
[渡背山の、廃れているのだろう参道を 久方に辿ってゆけばやがて見える、廃墟の名残。
燃え落ちた本殿の跡と、記憶を照らし合わせる。 そこは、古い、も、朽ちた、でもなく、 ただしく、原型もなにも、無かったのだ。
水と土の薫りを、寂寞の風が運んで過ぎ去って往く。]
(134) 雨京 2016/06/28(Tue) 22時半頃
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(近付けば、出迎えられたのは二体の石像。 神社の狛犬というものは、狛犬とは名ばかりで 正確には獅子と狛犬で成されているものだけれども、
時代に忘られたように、 そこには、>>108首なし騎士のように頭部の欠けた像。 それから、罅割れた犬の石像が、ひとつ。
ところどころ火の手から逃れた場所が苔むしている、 時代に置いていかれたような澄んだ気配に近付いて、 さっきそうしたように、狛犬の頭を撫でた。)
(135) 雨京 2016/06/28(Tue) 22時半頃
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うん、 これくらいなら、 摂理には反しないだろう?
[その、罅割れた表面は何も、変わらない。 何時か、この場所がそうであったように風化しそうな像の見目は何も変わらなかったけれど、僅かに掌に灯した紫光を細く、薄膜として、石像全体を包んでやれば、――――、……致命的な罅くらいは、直ったことだろう。]
( まあ、ちょっとした工作だ。 )
[ぽんぽん、と。] [狛犬の頭を撫でてやってから、もう、手遅れの、 抜け殻になっている片割れのほうを、緩慢に見遣る。 そちらには手折ってきた菫の一本を供えてやってから、 日本式に、手でも合わせておいた。]
(136) 雨京 2016/06/28(Tue) 22時半頃
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……… じゃあ、 "またね"。
(137) 雨京 2016/06/28(Tue) 22時半頃
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[それから。二体の石像と、 開けた空間を一周を見渡したのなら、 もう、用は無い。
余韻も、名残も、なく。 ただ、立つ鳥は、何れ枯れる軌跡だけを残して、 誰も居ない世界にひらり、悠然と手を振るう。]
[さて、それでは。 この街でのエピローグを終えに、 "店仕舞した"店へと、降りてゆこう。]*
(138) 雨京 2016/06/28(Tue) 22時半頃
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( いやいや、僕はね、 君たちのような囁きの真似事なんて出来ないよ。 だって、僕は人間なのだから。 悪魔へ、悪魔めいて、囁く。 そんな、悪魔よりも悪魔らしい所業なんて、
————— とんでもない。 )
(139) 雨京 2016/06/28(Tue) 23時頃
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— 夜 / Aqua Vitae —
[薄闇の広がる夜は、 ノクターンがよく似合う。
『生命の水』の名前を冠した店は、一週間前ならばとうに『Open』の札が掛かっている時間だったが、決戦前に『Close』を掛けた札は取り外されることも、気配もない。
けれども淡いライティングが、骨董めいた銀の窓淵から溢れている。妖精の光よりは人工的で、科学的なそれが、何よりも在籍の証明だった。]
( >>118 ドアノブを捻る音。軋む、木戸。 ベルが鳴り響いて来客を知らせようものなら、 カウンターに凭れた身を起こして、彼を出迎えた。 )
やあ、 …… 心は決まったかい?
(140) 雨京 2016/06/28(Tue) 23時頃
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[本当のところは決まっているのだろう、とは、思う。 けれども、それを選ぶことへの未練。心残り。覚悟。 そんなものを問うように、彼の瞳を覗き込みながら、 いつもの笑顔を浮べた。]
[そして、] [ルフナの茶葉から抽出したロイヤルミルクティーと、 チョコレートのジェラートでも出しながら 改めて。
(行儀も、マナーも見ない振りをして。 カウンターに肘をつけば、長い指指を重ね合わせる。 その組み手の奥で、金糸は空調にゆられ、) [ 問おう。 ]*
(141) 雨京 2016/06/28(Tue) 23時頃
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―御渡靖水神社跡地―
[>>108、うとりと微睡みから浮上する。 木漏れ日の如く月影が木々の葉をすり抜けてくる夜半は静かに。 細かな雨粒を纏って瞬かれた睫毛は、雨でもなく濡れていた]
……、ゆめ。
[指の腹で下瞼をなぞるように拭った一滴。 そっと口許に宛てれば潮の味がした。
首を巡らせ、寄り掛かっていた己の本体を見上げる。 苔に抱かれ今尚形を保つ古びた狛犬。 手を伸ばし、その眼が彫られた石の窪みを撫でてみた。
そうして境内を振り返る。 ただ雑草が生えるばかりだったその場所に、 今見えているのは花の叢]
(142) namba 2016/06/29(Wed) 00時頃
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[あの日、渡背の山に帰った鳴を待っていた、人の痕跡。 亡き片割れに捧げられた一輪の淡紫。 その得難さを片時とて忘られた事はない。
木陰を抜けて、かつて社のあった場所を埋める叢へ。 遮る物なく天を仰げるこの場所からは、 今宵も月がよく見える。 柔らかな草の上に腰を下ろし、咲きそよぐ花々を見下ろした。
白金の月明かりに開いた菫の群。 埋もれるように、決してその根を潰さぬように、 注意深く身体を折ると叢に付いた手の上へ頬を寄せた。 爽やかでいて仄かに甘い花の香は。 悪い夢を見た後の、眠れぬ夜を慰めてくれる。
遥かに遠し、月の光は麗らかに。 今日も夜色の髪を優しく梳いてくれるから。
私は今もあの人の事を待っている――**]
(143) namba 2016/06/29(Wed) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/29(Wed) 00時頃
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ー『Aqua Vitae』ー
[開けると同時に鳴り響くベルの音。>>140
照らす灯りに身を起こす店主を目に入れながら、時代に取り残されたモノで溢れかえる店内へと踏み入れる。
自分はこういう場の礼儀を弁えていないので、馴染みのある言葉しか吐き出せないが、気にするような仲でもない。]
……ただいま
[その声が届くのは店主だけで十分だから、呟くように漏らして、カウンターにまっすぐ向かう。
ここは神殿じゃない。 自分は水の香りと共に真鍮の中に戻る必要もないし、 彼はあの時連れていた水銀と溶け合っている。 時代も、姿形も、何より状況がまるで違う。
それでも、似ていると思った。 今更あの時の答え合せをするつもりもないが。]
(144) belphe 2016/06/29(Wed) 00時頃
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決まったよ……色々ね
[静かな問いかけの言葉。 その一言が最後の波紋のように広がっていくのを 感じながらカウンターチェアに腰を下ろす。
覗き込んでくるアイオライトは、灯りのせいか、 それとも自分がかつてを想起しているせいか、 いつもとは色合いが違うように見えた。
笑顔には笑顔を返す。 自分が浮かべる笑顔と言えば人間年齢相当のものか、 悪魔のものばかりだった。 ゆるり、穏やかな笑顔を浮かべるのは、我ながらなかなか珍しい事だ。]
(145) belphe 2016/06/29(Wed) 00時半頃
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[しかしそれも“ご褒美”が出されるまで。>>141 パッと喜色に塗り潰して、勝利の味に舌鼓。 いやぁ、この一口のために頑張ったって言っても 過言じゃないね。幸せ!]
んあ、そうそう。 俺は……アンドロマリウスは。 泥方ナツメにこの肉体を“譲り渡そう”と思う。
[すくっては口に運び、チョコレートの風味が広がるのを確認して嚥下。 組まれた両の指の奥で、揺れる金と照らされる菫。 対してこちらは黒を向ける。]
無論、消滅の可能性を考えなかったわけでもないが ……そう、兎角…人間の器は窮屈でね。 魂が2つあるせいだとも思ったものだが、 1つになったとて、窮屈だ。
(146) belphe 2016/06/29(Wed) 00時半頃
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[香る茶葉を楽しみながら、ゆっくりと言葉を紡ぐ。 未練や覚悟や、そんなものすら人間の残渣物。 ──まぁ。 それに思考を割く事は、悪くはないと思う、が。]
だから、譲ってもいいかなと思ったんだ。 返す、じゃないよ。元々俺のだからさ
[正当な持ち主は自分である事を主張しつつ、店主と 同じようにしてカウンターに肘をつき指を組めば 天秤が揺れていない事くらい伝わるだろうか。]
これが俺の答えだよ。
[「人間に戻りたいか」などという問いに対する答えは、以上だ。**]
(147) belphe 2016/06/29(Wed) 00時半頃
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─ Aqua Vitae ─
(ここは、 神殿のように清らかではない。 神域のように、静かでもない。
けれども、数々の錬金術士達の智慧の水が集う、 結晶達が瓶詰めされて並んでいる。 彼の、厭うかもしれない水の薫が立ち並んでいる。
そういう意味では、 ここも。 あの神社がそうであったように、 この調度品たちがそうであるように、 ある意味では此処もまた、時代に取り残されて 時に置いてかれた場所とも言えるだろう。)
(148) 雨京 2016/06/29(Wed) 06時半頃
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──── お帰り。
[ゆらりと身を起こして、 (2度ある事は3度ある、という。) 見方を変えれば正解でもありそうな、その挨拶には 今度は、瞬きの間も無く、さらりと迎え入れた。
呟きであっても、全体で15席にも満たない、 (それが埋まることもそうないような、) そう広くはない店内だ。
遠いいつかを思い出す余裕さえあるような、懐かしささえ感じる響きに、追想を重ねる吐息もまた。「友人」の耳を、震わせたかもしれない。]
(149) 雨京 2016/06/29(Wed) 06時半頃
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[>>145 長いカウンターチェアの脚が木床を引っ掻けば、 心地の悪くはないノイズが耳に残った。 絡めた指先を忙しなく、握り、離し、また、握り。
数度を繰り返してから、瞬きを齎す金睫。 儀式とも、問いかけへの促しともとれるその所作は、 彼の感じたとおり、煌を違えていたのだ。
赤みがかるアイオライトは、 彼の想起する、名も無き、“私”の貌でも、 あの時、あの時代、相対したときの、“私”でもなく、 ただ、…君の天秤を貰い受けたかのような、そんな。]
(でも、そういう目の前の君も、珍しくも、 凪いだ水面めいた笑顔を浮かべているじゃないか。)
(150) 雨京 2016/06/29(Wed) 06時半頃
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[けれども、>>146 「約束通り」ご褒美を出してあげもすると、 それも崩れて、見目の通りの年相応に落ち着く。
予想通りの溢れた喜色に緊張感はまったく無くなって、それこそアイスのように儚く消えてゆくわけだけれど、それでこそ、───「ナツメくんらしい」。]
[うん、うん、 2度ほど首肯してから、首位置を正す。 チョコレートの色よりも深い闇色に潜らせて、 銀のスプーンが次に運ばれる間に溢れた音色を拾う。]
[最後まで語らいを聞いてから、] [もうひとつ、深く、頷きを交わした。]
(151) 雨京 2016/06/29(Wed) 06時半頃
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[擡げる菫。]
そりゃあ、人間の器に、悪魔の魂でしょう。
容量が違い過ぎれば、 着ている服が小さいと窮屈なように 身を持て余しもしてしまうよ。
──── それで、君は、
[本当にそれでいいのかい、とも。 分かたれ、何処へゆくのだろうね、とも。
諄い確認や、揶揄いのたぐいではない、 もっと別の何かをこぼし掛けて、微笑んだ。]
いや、やめておこう。
(152) 雨京 2016/06/29(Wed) 06時半頃
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[菫の天秤がゆれれば、天秤を消した黒曜が、鏡を磨いたかのように此方をみている。今迄と立場が逆転したようで────、ああ、これじゃあまったく、私が、…僕が悪魔のようだけれども、]
( 笑顔のまま、沈黙を挟み、 )
最後にひとつ、聞いてもいいかい?
[銀の匙が掬うものがなくなった頃合い、口を開けば、]
(153) 雨京 2016/06/29(Wed) 06時半頃
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──── 今の僕は、君から見て、「どうかな」。
[ 悪か、正義か。聞き納めておこうかな。 ]*
(154) 雨京 2016/06/29(Wed) 06時半頃
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ヨーランダは、つ**
ハチドリ 2016/06/29(Wed) 08時頃
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[前回のように揶揄されることもなく掛けられた 受け入れの挨拶に、“食事”で硬くなっていた表情が緩む>>149
2人しかいないのだから、漏れた吐息が耳に届けば それが誰によるものかは考えるまでもない。 彼も流れる時の中で、こんなやり取りとは既に 縁遠くなってしまっているのだろう事が推し量れた。
彼越しに目に入ってくるのは、灯りによって 淡く輝く瓶と、店の名の由来となった“水”。
────あの時。 “客人”を見送った後。 周囲からその香りが消えないうちに戻された真鍮。
尤も、あれからそう時間を置かずに我らは真鍮から 解き放たれる事になるのだけど。]
(155) belphe 2016/06/29(Wed) 08時半頃
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[しかしながら、今やその“水”は、自分の中で速やかに 対処しなければならないモノ、ではなかった。
取り残された、とはまた違うものの。 その必要がなくなった時代のせいかもしれない。 自分もまた、「転生体が人間でなければ」時代と 関わる事もほぼほぼ無い存在。
生命の水を冠した名はそんな自分への呼び水になった。 (流石に、それが狙いだとは思いはしないが)
かつてと違い陰謀の色の無い。 かつてと同じ無色透明の液体。 それに言及することを“今”は止めた。]
(156) belphe 2016/06/29(Wed) 09時頃
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[回答を提出した後、再び銀の匙を手に取り、 甘さと冷たさを同時に堪能しながら、友人の言葉を 静かに耳に入れる。>>152
中断された言葉を見透かす事は出来ない。 出来たところで揺らぐような結論でも無い。 そんなところもまた、この肉体の不便なところだった。]
人間のモノとは言え、2つの魂が存在しても 耐える器だから、手離すのを惜しいとは思うけどね ほら……こういうのって人格とは違うし 人間と悪魔じゃ種族が違うし、さ
でも、そう。 それでもこの器じゃ身に余るから、別の器を 気長に探すのも、いいと思って
[果たしてその器にいつ巡り合えるのか、分かりやしないが。蛇の尾でも噛んで輪廻に委ねるのも悪くは無いと思うくらいには、自分は“俺”を気に入っていたらしい。]
(157) belphe 2016/06/29(Wed) 09時頃
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[銀の匙を少しの音を立てて置く。 その余韻に浸りつつ最後にひとつ、と前置きされて かけられた問いは──嗚呼、なんと懐かしい事だろう。
くつくつと笑い声が漏れる。 “今回は”かつての様に時間をかけるまでもない。
彼がいなければ、被害は今以上に甚大だった。 (少なくとも自分は消滅していた) “ゲームオーバー”の可能性は多分にあった。
口惜しい気持ちがないわけではない。 かつての悪を制裁する機会を、“今の自分”も 持ち合わせていないことに。
しかし神殿での対峙から、変わってしまったことは 多く、また、大きすぎた。]
(158) belphe 2016/06/29(Wed) 09時頃
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[
“客人”と“友人”
自分がそんなものを作るとは思わなかった。 「いつかわかるかも」なんて視線を送られた事も あったが>>0:309
認めよう。「わかった」
わかったところで、すぐに別離を迎えるわけだが、 互いにまた違う姿で相見えるかもしれない。
少なくとも、纏う水の匂いは消えないようだし、 ────まぁ、気は長い方だろう、互いに。]
(159) belphe 2016/06/29(Wed) 09時頃
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────「悪だとは思わない」よ。
じゃないと、友人になれるわけないだろう?
[屈託無く笑う。まぁ、少しだけ(少しだけだ) 寂しいとも、思ってしまうわけだが。]
それで・・・どうすればいい?
[赤みがかるアイオライトを綺麗だと思いながら、 その奥の天秤が揺れを止めるのを、静かに待った*]
(160) belphe 2016/06/29(Wed) 09時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/29(Wed) 21時頃
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[子供は幼いながらも非常に賢く、自分の置かれた境遇を良く理解していた。 また、出来るだけ仕事を断っている母親が、それでも仕事に駆り出される時はそれ位重要な仕事なのだと、これもおぼろげながら理解していた。
だから迎えの時間がそろそろ終わる頃になっても母が来なかった時、遠くないから一人で帰ろうと決めた。 本来ならそこで先生が止めるべきであったのだが、幸か不幸か。 担任は何処か暗いまともに話せない、それなのに目を合わせれば何処か見透かされるような瞳を持った母親を嫌っていたので、その行動を見て見ぬふりをした。
こうして、怪異が囁かれる街で子供は一人になった。
それが、後の邂逅>>*10に繋がった訳なのだが。]
(161) ハチドリ 2016/06/29(Wed) 22時半頃
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[子供が幼稚園を発って15分後。 お迎えの時間ぎりぎりに幼稚園に飛び込んだが、待っている筈の子供はそこには居なかった。 事情を知らない先生や真実を隠した先生と共に幼稚園内を探し回って15分。 当たり前の事だが、園内に子供の姿は何処にもなかった。 人目のつかないところでカハクを召喚して、ようやく真相を知った時には子供の足とは言え30分も出遅れていた。
怪異だけではなく、変質者だっていない訳ではない。
抑え切れぬ怒りを視線に込めて流せば、担任の腰が砕けた。 並の悪魔ですら気圧されるそれを向けられたら、普通の人間がそうなるのも無理はない。 けれど、不安と失うかもしれない恐怖で支配され、取り繕う事すら忘れていた。
これ以上担任に関わる時間も惜しく、幼稚園を飛び出した。]
(162) ハチドリ 2016/06/29(Wed) 22時半頃
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[オルトロスに飛び乗って数分、子供は既に家についていた。 けれど、鍵を持っていなかったので玄関前で待ちぼうけをくらっていたのだが。
それは、良くないけれど、まだいい。
何故、悪魔と思しき青年の膝を枕にしてくぅくぅと眠っているのか。 悪魔の方に害意は今の処ないようだが、ピクシーのような可愛い悪魔ではない。 見たことがないタイプだが、危険な部類だと勘が告げる。 子供を引き離そうとして、 その顔を正面から見た時一瞬呼吸が止まった。]
……っ!?
[攻撃をしかけようとした手が力を失う。 その特徴的な口は、十年前湖の上でその身を焔と祟りに預けた知り合いに、良く似ていた。]
(163) ハチドリ 2016/06/29(Wed) 22時半頃
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[緊迫した空気を感じ取ったのか、目を擦りながら子供が起きる。 何が起こっているのかと、呆然とする母とつい先ほど仲魔になった悪魔を数度見比べて、きゅ、と小さな手で悪魔の服の裾を掴んだ。]
「母様。私の初めての仲魔で、くちさけって言います。 くちさけ、私の母様。とても強いサマナーなんですよ。」
[何処か誇らしげにそう言った後、母親の方を見る。 その視線は何処か揺れていた。 勝手に契約してしまったことを怒っていないか、 契約を破棄させられないか、そんな不安がその瞳から見て取れた。]
(164) ハチドリ 2016/06/29(Wed) 22時半頃
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…………。 仲魔とは、貴方の戦友<<ともだち>>。 貴方が選び、彼が選んだの、なら何も、言いません。 大切に、なさい。
娘の事、お願い、ね?
[子供にサマナーとしての教えを諭した後、 最後は娘の傍に立つ悪魔に向けて。 その瞳は雫こそ零さないものの、確かに潤んでいた。
その後、食事を大量に作る羽目になったのはまた別の話。**]
(165) ハチドリ 2016/06/29(Wed) 22時半頃
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─ 御渡市の何処か ─
[ 封鎖の名残と爪痕がどれほど癒えた時期だろう 湖の畔の工房は、すっかり廃墟と化していた
かつて、幾人もの職人が音匣(オルゴール)を作り 小さいながらも活気に満ちていた光景は見る影もなく 崩れた建物は塵芥に塗れ資材や工具すらも最早、ゴミ
いつからか? そこに誰かの影を見たという噂が流れ始める
廃墟の探検に訪れたこどもたちから広まり 廃墟マニアや心霊マニアまで それを見ようと畔に来る始末
そして、見たという者は一様にこう告げる 淡いブルーのエプロンドレスを着た女の子であると ]
(166) Arianrhod 2016/06/29(Wed) 22時半頃
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[ 金色の髪を靡かせて、ふわりとスカートを翻し 手には「黒猫のぬいぐるみ」をぎゅっと抱きしめて 少女は訪れる者へ貴婦人めいたお辞儀をすると ]
あたしは、アリス…
[ 砂糖菓子もかくやの甘い笑みを浮かべ ]
(167) Arianrhod 2016/06/29(Wed) 22時半頃
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[ それに昰と答えれば、二度と帰れないと 実しやかに囁かれる様になっていた
しかし、否と答えたらどうなるか? それでも無事に無傷でも済まないという
砂糖菓子の笑顔は忽ち曇り 少女はその腕を引っ張ると ── 街中へ連れて行く
そして、涙をぽろりと零してから ]
(168) Arianrhod 2016/06/29(Wed) 23時頃
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[ そんなトドメを刺すという
嘘か本当かは、出会った者しか分からない 帰れない者には語れない
恐ろしい噂が、今日も密かに流れてる** ]
(169) Arianrhod 2016/06/29(Wed) 23時頃
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[御渡市の結界が解かれたのは、須佐之男が真月の元を離れて戻ってからしばらくしての事だったかもしれない。マガツヒを凝集した八十禍津日神は御渡の湖に沈み、多くの人々が肉体ごと魂を喰われた後。元凶たるアマツミカボシが既に消滅した御渡の地で、残った悪魔もあるものはヤタガラスに討伐され、あるものは自ら魔界に戻っていった。
元凶が望んだ外つ国の介入も天津神の滅亡もついに起こらず、御渡の惨劇は大きすぎる犠牲の後に終焉した。]
(#0) 2016/06/29(Wed) 23時半頃
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確かに、 普通の人間だったら君の魂だけでも 堪えるのかもしれないねえ。
それ以上があるのかは分からないけれど。
…まあ、また見つからなければ、 泣きつきに来てもいいんだよ。 話くらいは、聞いてあげよう。
[その時僕は、 何処にいるのかはわからないけれども、 そもそも、まだ僕が僕であるか。 輪廻から外れない、輪に囚われたままかというのは 脇に置いといて、だ。
茶化た響きは、空空と謳う。
硝子の器と、銀の匙がかち合う端音に、>>158 こちらまで、風鈴の音色めいた涼やかさを覚えた。]
(170) 雨京 2016/06/29(Wed) 23時半頃
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[くつくつ、]
[彼が、彼である証拠のような喉鳴りの声もこれで暫くは聞納めかなと思うと、名残惜しいものは、ないと言えば、うん、嘘だ。
久方ぶりの記念すべき再会は、 そうして、祝すべき友人となった彼との再会は、 人にとっても短ければ僕の、そして彼らのようなものには更に、短いもので────、]
( けれど、同時に、 彼は人という存在を取り戻す権利がある。 そして、悩める子羊を助けたいと思うように、 未練を、そして決意を下した友人の力になりたい、 そう思うのは、“人として”当然の感情だろう? )
(171) 雨京 2016/06/29(Wed) 23時半頃
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[だから。] [その決断には、間髪を挟むことも、ない。] [その代わり、ひとつを最後に問うことにしたのだ。]
( うまく分離できれば、彼は、 消えずに済むかもしれない。
けれど、失敗どころか、 分離方法を謝れば、「どうなるか保証はない。」
そんな賭けを分かった上で、自分の興味を優先する問いを投げかけるのは、少々以上の罪に問われてもしかなかったかもしれないけれど、)
[真に悪たる悪人は、錬金術士足りえない。だから、如何しても、──その、正義の悪魔さんに聞いてみたかったのだ。]
(172) 雨京 2016/06/29(Wed) 23時半頃
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[やがて報道では、御渡の封鎖の原因にはそれらしい理由が付けられるのだろう。
真月はヤタガラスから出頭のうえ、状況の説明が求められるかもしれない。他の生き残った者達も、多くはヤタガラスの監視を受ける事になるかもしれない。それもいずれは収まるのだろう。
けれど御渡に残った者にとって、本当の痛みはこれから起こるのだろう。人も神々も、街そのものが深く傷ついた。その痛みをどうすればいいのだろう。
またどこかで僅かな悪意が生まれるかもしれない。
またいつか争いが起きるかもしれない。
その時はまた、彼らのような別の誰かが戦うのだろう。
人がずっとそうしてきたように。人として生きるために。**]
(#1) 2016/06/29(Wed) 23時半頃
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(答えの返事は、)
…… 良かったよ。
( ふ、 )
[酷く、安堵したかのように崩された相好は、 けれど直ぐに道化を帯びて、『知ってたけどね!』と、菫色の天秤はかくも、雨時の紫陽花色の天硝子に傘を被されたかのように見えなくなり、色彩をがらりと変えるのだ。]
[屈託なく笑う彼の隙間に 物珍しい寂寞のいろはもしも覗こうものならば、 寂しい?なんて。
にこやかを気取った揶揄もできたのだろうけれど、]
(173) 雨京 2016/06/29(Wed) 23時半頃
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[促すは、実に、 終わりのように静謐に。 一点で留まる黒の双眸を見つめ返す 蝋燭を吹き消したかのような哀愁は、ほんの一秒。 すぐにまた、硝子は煙に曇り始めて──。
台座に嵌められ、 タイを飾っていた手持ち最後の『赤い石』を 結び目を解くように、握って、彼のもとへ翳した。]
──── 目を瞑ってくれるかい。
(174) 雨京 2016/06/29(Wed) 23時半頃
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[促すは、実に、 終わりのように静謐に。 一点で留まる黒の双眸を見つめ返す 蝋燭を吹き消したかのような哀愁は、ほんの一秒。 すぐにまた、硝子は煙に曇り始めて──。
台座に嵌められ、 タイを飾っていた手持ち最後の『赤い石』を 結び目を解くように、握って、彼のもとへ翳した。]
──── 目を瞑ってくれるかい。
(所謂、 アニマとアニムスの分離のようなものだ。 結合が出来れば、原理としては解体もできる。 けれども、それをより確実にする為に──。)
(175) 雨京 2016/06/29(Wed) 23時半頃
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[frugativi et appellavi]
( 何某かの言葉に口を動かせば、 店内を埋め尽くすような紫光が破裂した。 )
[彼の悪魔の魂を『盗み』、ヘルメスの力を借りて『魂の導き手』として赤い石の方へと引き寄せる。上手く往けば、それと結びついて“肉体生成”が行われたかもしれないが、]
[────禁忌にも近い行いが出来るかは、次瞬。]*
(176) 雨京 2016/06/29(Wed) 23時半頃
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[すやすやと穏やかな寝息が耳に届く。 契約したばかりの新米サマナーは、怪異の膝の上に頭を乗せてすっかり眠り込んでいる。]
……、…。
[玄関の鍵が閉まっていたから。 「母様を待つ」のだと座り込んだ子供の隣。 大人しく並んで座っていたのがすぐにこんな事になってしまった。
眠る子供の頭に黒手袋の右手を伸ばして。 髪に触れる直前に迷うように引っ込める。
出会ったばかりの怪異を信頼して無防備に眠る子供の扱いに困って、無表情のままその動作を7回くらい繰り返した後。]
(177) simotuki 2016/06/30(Thu) 00時頃
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[物凄い勢いで近づく別の悪魔の気配>>163に、怪異は子供を見下ろしていた瞳を上げる。]
…………ナんだ?
[――ひたり、と。 怪異の顔を見て突然動きを止めた女に、怪異もまた右手にいつの間にか手にした真っ黒な刃を突き出すのを止めた。
色の薄いどこか獣を思わせる瞳は、じっと灰青を見詰めていたが。 膝の上の子供がモソモソ動き出す気配に右手を下ろせば、その手にあった黒い刃は溶けるように影へと消えていった。]
(178) simotuki 2016/06/30(Thu) 00時頃
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[目を覚ました子供は事情>>164に「とても強いサマナーの母親」と紹介されて、改めて女を見た。]
ソう、オレは怪異くちさけと云う。
アンタはサマナーの母親で。 ソれで……。
["何か"を思い出そうとするように僅かに目を細める。 その僅かな引っ掛かりも、女の声>>165に霧散して。]
……仲魔になった以上。 サマナーを守るのは『仕事』ダからな。
[任されたというように、すぐ傍に立つ子供の頭にぽんっと軽く手を置いた。]
(179) simotuki 2016/06/30(Thu) 00時頃
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ソれより何か食べるものないカ? くれる約束ダろう?
[そして、子供に家に向かう道中にした約束の食事を求めて。 家も案内するという子供に手を引かれかけて、足を止める。]
……ソうだ、今気付いた。
アンタ達の目。 『月』に似ているんだ。 満月なんテ、あんまり好きじゃないケど、オレは。
[振り向いた怪異は女へと、"いつかのように"僅か笑みを見せた。]
(180) simotuki 2016/06/30(Thu) 00時頃
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─ After Story ─
[あれから、歳月が、幾許か過ぎた。]
[相変わらず人間にとっては早く、 人為らざる存在にとっては、遅い。 付喪神にとっては、…さあ、どうかなあ。]
( ん? じゃあ、僕にとっては、って? そうだなあ、普通かなあ。 )
[嘗て、辿った足跡を廻るように異国の、 僕にとっては故郷の土を踏み帰ったのは、 荒れ果てた街が復興してからのことだった。]
(181) 雨京 2016/06/30(Thu) 00時頃
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[最後見た、瓦礫と廃屋。 血と肉溜まりで塗れていた御渡の地はすっかり、 そう、すっかり様変わりしていたものだ。 (僕は何も変わっては、居ないのに。)]
── やあ、 10年で本当に此処まで立て直したんだ。 科学のチカラって、すごいねえ。相変わらず。
[腕を広げながらも上機嫌で、ヒュウ、っと 口笛を高鳴らせたなら静寂の湖が風に揺れた。
>>119運ばれてきたのは、小波だけではない。 何処からか、レクイエムにも似た儚い笛の音の残滓が空に融け、漣、かき消えて往く。]
(182) 雨京 2016/06/30(Thu) 00時頃
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[すれ違う、月を想わせる女性は、 “あの時”よりも大人びた顔立ちをしていた。
ふと、その横にいる 満月のような金の瞳とかち合ったものだから、 10年前と変わらない微笑みを返しておこう。]
(183) 雨京 2016/06/30(Thu) 00時頃
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[そのまま、通り過ぎて行き、 聳え立つ赤白の塔の袂で額に添えて仰ぎ見る。 明星は幸か不幸か、残念ながら輝いてはいない。 やや、3色目の錆色が目立つ。それだけだ。
焼け焦げた炭花もすっかり植え替えられてしまった 遊歩道を辿ってゆけば、ふと、うら若いカップルのお話が耳を過ぎて行く。]
「ねえ、こんな話知ってる? 口裂けならぬ、口裂け男。」
「──ああ、“くちさけ”だろ?」
[きゃあきゃあ騒ぐ男女、いやいや微笑ましいねえ。 何処となく、口元にガーゼを貼った彼を思い出しながらも、そのまま道は商店街を通り過ぎ、やがては大半がシャッターの閉まった繁華街へと入る。昼空には、電光形はまだ早いか。]
(184) 雨京 2016/06/30(Thu) 00時頃
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[── 音匣、のあった場所の前で漸く足を止めた。]
[けれど、それも移ろいゆく陽炎のように。 玉響にも満たない時間を超えたのなら、また、ふたたび、短い距離を歩く。
すぐに最果て。 街の奥地まで辿り着いたところで、『生命の水』の看板があったところを、さっきよりも長く──、眇め、眺めてから、]
(185) 雨京 2016/06/30(Thu) 00時頃
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[これまた、 かつてと変わらないロイヤルブルーを翻す。]
(そのまま、向かうさきは ────渡背の山。)*
(186) 雨京 2016/06/30(Thu) 00時頃
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……こういう時、なんて言ったらかっこよく 決まるのかな?ま、いいか。とりあえず…… おやすみなさい
[赤い石の煌めきを目に留める。それが握りしめられ 翳された先は、当然、自分。 金糸の下の菫の揺らぎが無くなったのを見れば、 そっと、瞼を閉じた。 普段とはまるで大違いだ、まるで判決を待つようだ。
似たようなものか。 自分に待ち受けるのは、どんな判決なのだろう?]
(187) belphe 2016/06/30(Thu) 00時頃
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[消滅するのかもしれない。 だが、何とかなるだろう、とも思った。 相手が他ならぬ、この男だからかもしれない。
瞼を閉じていても、視界を支配する光。 耳を疑いたくもなった。 肉体生成なんて──お前。それは。>>175>>176
しかし咎める暇もなかった。
聞こえなくなっていた“泥方ナツメ”としての声。 その言葉を、恐らく最後になるその言葉を しっかりと耳に入れようとして────。]
(188) belphe 2016/06/30(Thu) 00時頃
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[菫に紫陽花、露草、竜胆。 花の色は移りにけりないたづらに。 されど季節は再び巡る。 今年は去ったあの花も、翌年にはまた開くもの。
御渡から禍事は去っても、神も妖も生きている。 社へ菓子を供えてくれる人の子が、 初めて小さな命を連れ添って来たのはもう幾らか前。 そして、それが何処か懐かしい仲魔を伴うようになったのは 極々最近の事であった。
羊羹が供えられたのは、最初はきっと偶然]
……累のくれた羊羹の味、とても、とても、甘かった。
[懐かしさにぽつりと零したその言葉があったからか。 羊羹はいつしか定番のお供え物と化すらしいのだが。 実際のところは真月の母子と 悪魔ばかりが知っているのに違いない*]
(189) namba 2016/06/30(Thu) 00時頃
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[変化は案外、呆気ないものだ。 数度瞬きをして、眩すぎる光の名残に顰めたまま、 自らの身体を確認した。
肌の色からは、すっかりと闇が抜けきっていた。 しかし闇は、その“居場所を変えただけ。”
──まるで人間のように見えるのに、なぁ。]
(190) belphe 2016/06/30(Thu) 00時頃
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[この国の言葉で喩えるならば。 彼は誰時から、誰そ彼時に変わった程度の、 単純な見目では区別がつかない程の器の変質。
しかし逢魔時とも呼ぶように。 器が魔へと転じた事を、水銀と溶け合いながらも 「人間」である彼には、気づかれていることだろう。
それとも、肉体生成の失敗(ではないのだが)に 驚愕でもしているだろうか?
確認するように、二度、三度と手を握りしめた後、 「やられたなぁ」と一言漏らした後、くつくつ笑う。]
(191) belphe 2016/06/30(Thu) 00時頃
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………また“却下”、だ。 もう何度目かわかりゃしない
[こちらが折角手を引いてやろうとしたのに。 本当に忌々しい。]
(192) belphe 2016/06/30(Thu) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
namba 2016/06/30(Thu) 00時頃
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うん、人間じゃなくても“俺”は、“俺”だ。 そう言える。確かに未練はあったけど…… それを捨てる覚悟も……とっくに出来てた。
[平穏無事と乖離した日々の中で、徐々に固まっていた事でもある。復讐した時から、もう覚悟出来てたさ。]
それに悪魔の自分を、俺は結構気に入ってる。 多分、“俺”が人間を、存外に気に入ってるのと 同じくらい。
[同化したのだから、もうその声は聞こえない。 それでも、最後の最後まで相変わらず、気が合わない事を、嬉しいなどと思ってしまった。]
俺は人間としての日常を、もう、楽しんだ。 これ以上長い夢を見るのは止めておくよ。
[アイツは窮屈だと言ったけど、 俺だって物足りない。まぁ同じだ。]
(193) belphe 2016/06/30(Thu) 00時頃
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それにさ、ほら! 何しでかすかわかったもんじゃない友人が 折角出来たのに、すぐ放っておくのは…… “正しくない”と思うんだよね
……何肉体生成なんてしようとしてんの 大罪じゃん!まったくもう…
[アンドロマリウスとして本来の、見透かす力も 取り戻したけれど……敢えて見ないでおくのも 楽しいかもしれない。
俺はさっぱりわかんないけど、鬱陶しい羽音に まとわりつかれる前に(あ、ごめん千里眼復活記念に 覗き込んだわ。試しで。多分これっきり。)]
(194) belphe 2016/06/30(Thu) 00時頃
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・・・とりあえず、ずらかろうぜ
[まるで悪役の台詞。 似たようなもんだろ。悪魔だし。 屈託無く笑って御渡からの脱出を提案してみた。 次に来る頃には、どうなってるかな?楽しみだよ]*
(195) belphe 2016/06/30(Thu) 00時頃
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── 渡背山 ──
(山の神様への捧げ物は甘いもの。 特に羊羹が良いと、いつの間にか流れる噂を聞いた。)
[宵に差し掛かる頃合いか。 片手に栗羊羹の包を提げて罅割れ、朽ちの増した、 苔生す石畳の参道を登りきる。
澄んだせせらぎを頼りに境界を超えた瞬間、だ。 >>142拡がるのは、紫、紫、紫────。
あの日置き去りにしてきた摘草が殖えたかのような、 菫、紫陽花、竜胆、露草、それらが一同に月を見上げていた。]
(196) 雨京 2016/06/30(Thu) 00時半頃
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( それは、彼女を甘やかす 紫の群れに呼ばれたかのように、 )
[丸めては、 金の睫毛は弱ったような、困ったかのような、 何とも言い難い八の字を描きながらも、一歩進む。
ぽっかりと空いた社跡は、すっかり花々の遺跡になっている。踏まないように難儀しながらも、土を踏む音は>>143甘薫に囲まれ、花の座に或るひとつの影のもとへと、近付いて往く。]
( その側へと近寄れば、 月から月色が、 夜色を隠す影になっただろう。 )
(197) 雨京 2016/06/30(Thu) 00時半頃
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… やあ、 ── 「この間ぶり」。
元気だったかい、寂しかった? いや、それとも忘れられてないだろうな?
(僕は君を忘れないけれど、君はどうなのだろう。) (なんて、悪戯めいた喉鳴りは、くすくす、と、)
(198) 雨京 2016/06/30(Thu) 00時半頃
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── 待たせたかな、と、 思うのは僕の自惚れかな。
── … 戻ってきたよ。
[がさり、と、身体を折って、腕を伸ばせば、 見下ろした彼女へと「お供え物」を渡そうか。]
(199) 雨京 2016/06/30(Thu) 00時半頃
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[仲魔としては充分だけれど、何処か物足りない言葉>>179。 けれど娘を慈しむような手つきを見れば、それは些細な事のように思えた。
軽く俯いて喜びとも落胆ともつかない小さな笑みを口元に刷く。
初めての仲魔が嬉しいのかはしゃぐ娘に鍵を急かされれば、いつもの顔を取り戻した。 鍵を開けてさあどうぞと扉を開ければ、まず娘が飛び込んだ。
手洗いとうがいはしっかりとね、という注意にははい!と良い返事が返ってくる。
娘に続くくちさけに貴方も、とそう言おうとして、その足が目の前で止まる>>180。 何かを気付いた様子に顔を上げれた。]
(200) ハチドリ 2016/06/30(Thu) 00時半頃
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「うん。俺はああいう事をするような奴じゃなかった。 生まれてこのかた、17年とちょっとくらい。 でもわかった。自分が変わらないといけない理由が── それを俺は、受け入れようと思う。 自分で決めた事なら、人間でも悪魔でも、 案外悪くはないと思うんだ」
『長い夢は醒めた。目醒めたくなかったような 気持ちも、ないわけではないが。 たった10数年でも人の生を味わえたなら幸せだ。 これから途方もない時を過ごすことになっても、 あの日々を忘れる事はあるまいよ。 悪魔らしくない?それは罪にはなりえない。』 御渡の日々を、風景を、出来事を── また会えるのを、楽しみに。
(201) belphe 2016/06/30(Thu) 00時半頃
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… ただいま。
(可愛らしい、仔犬の頭を10年越しに、撫でた。)
(202) 雨京 2016/06/30(Thu) 00時半頃
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