295 突然キャラソンを歌い出す村3
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2019/04/27(Sat) 10時半頃
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(――ボクは金城グロリアが、嫌いだ。)
―回想・入学式の日―
[約ひと月前。桜が満開の入学式の日の事。彼女は沢山の人達に囲まれていた。 同じクラスになって喜ぶ者、別のクラスとなり嘆く者、憧れて入学した新入生…いわゆる学園のマドンナというやつらしい。その太陽のごとく輝かしい光景を、ボクはつまらさそうに眺めていた。 一方、ボクの周りを取り巻くのは…]
『ねえ、この学校に笑夜メイが入学したんだって―…』
『えっ金さえ出せば誰とでもって言うあの…?』
『笑夜じゃなくて、娼婦の間違いじゃない?』
『クスクスクス…』
(53) 2019/04/27(Sat) 13時半頃
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[お偉いさんがもみ消しても、完全に人の口に戸は立てられないという事だ。匿名掲示板、SNS…黒い噂は何処からか流れ、奇異の目に晒される。 入学早々、遠巻きに見る女子生徒達の陰口が響き、うっすらと期待を帯びた男子生徒の視線を浴びていた。]
(…まぁ、別に間違ってないし。)
[幼い頃、ボクの家は貧しかった。 ママが言うには、パパは何処かのお貴族様で、身分差があり結婚できず、秘密裏に産んだそうだ。周囲に猛反対されて支援も無いけれど、お金には変えられない、それは夢のような恋だったとか…
――莫迦莫迦しい。 何処かのホラ吹き男に騙されたのだろうと思った。二人の間に産まれたボクは、度々女の子に間違われる中性的な美形で、人形のようにスタイルも良かったから、容姿だけは良かったのだろう。
だから、小学生の時にスカウトされモデルの仕事を始めた。子供ながら家計が苦しい事を知っていたから、悪い大人の誘いに乗った。色付けされたお金を渡したら、母はとても悲しそうな顔をして…それから徐々に体調が悪くなって…
現在、ボクは独りぼっちだ。]
(54) 2019/04/27(Sat) 13時半頃
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『貴方達、おやめなさいな。』
[いつの間にか記憶の海に沈みぼんやりとしていたボクは、凛と響いた声にハッと顔を挙げた。先程まで輪の中心に居たグロリアが、いつの間にか目の前に立ち、こちらに手を伸ばしている。 彼女の言葉は鶴の一声となったようで、耳につくような陰口はもう聞こえてこない。]
『根も葉もない噂をするのはよくありませんわ。 まだお話した事も無いでしょう? ねえ、貴女は…あ、失礼致しました。 わたくしは金城グロリアと申しま』
知ってる。
[悪意を含めて名乗りを遮れば、周囲の人達は再び顔を顰めた。
見るからにお育ちが良く、恵まれた暮らしをしていて、それを鼻にかける事もなく、人当たりが良い。 非の打ち所がない?そうなのかもしれない。それでも…
(55) 2019/04/27(Sat) 13時半頃
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[――ボクは愛されているニンゲンが、大っ嫌いだ!!]
じゃ、ボク急いでるから。 バイバイ。
[端正な顔立ちで唖然としている様子等知らない顔で、ボクはその場を立ち去った。**]
―回想・了―
(56) 2019/04/27(Sat) 13時半頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2019/04/27(Sat) 14時頃
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―寒い日の1年教室―
ックシュ、
[その日は異常気象と思われる程、気温が下がっていた。悪評から女子は近づいてくる人なんてほとんど居ないが、モブ男子が上着だ温かい飲み物だなんだとコソコソ纏わりついて、少々鬱陶しかった。便利に使っては居るが、余計な感情等持たれては面倒なのだ。 高校なんて何処でも良いと思っていた。コネのある芸能系高校か…そう検討していたのだが、この神森学園には、”何か”に導かれるように入学した。]
(…でもこの気配は、少し違う。)
[窓の外を降る雪。探している”何か”のような、似ているようで違うような。 ボクは自分の身体が秀でた見た目以外に、何処か普通では無い事を自覚していた。得も言われぬ感覚に顔を歪めていると、声を掛けられた。>>234]
(384) 2019/04/29(Mon) 07時半頃
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…は?えっと…
[この女子生徒の名前は何だったか。出席番号が近くて、いつもギターケースを背負っている事しか覚えていない。]
…まあ、別にいいけど。
[暇つぶしに誘いを受ける。”何か”を探しに校内を見てみようと思いながらも、同時に嫌な感じがする場所もあった。一人では中々動きづらかった。 当然の様についてきたモブ男子に台車を任せ、レナータの会話に適当に応じる。]
(385) 2019/04/29(Mon) 07時半頃
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→廊下―
ギターねぇ… 何がそんなに楽しいの?
[名前が分からない様子を察すれば、自己紹介等してくれただろうか。
怜奈はごく普通の女子生徒に見える。友人や先輩後輩との交流を楽しみ、委員会や部活動に打ち込む…それが「普通」の高校生だ。胸に迫る空虚を振り払う気晴らしに、楽器をやってみようと思った事もあった。 ・・・・・・ だが、普通では無いボクは乱暴な気持ちになると爪が一人でに伸びる。弦楽器なんて弾けたものじゃない。 チャームポイントとして売っている犬歯はヤケに頑丈で、林檎どころか人の皮膚を食い破りそうだ。管楽器のマウスピースも拉げてしまう。
乱暴な気持ちにならなければ良いのだ。それでも、どこか違うと不機嫌になって壊してしまう。]
(386) 2019/04/29(Mon) 07時半頃
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そう? ボクは寒さよりも暑い方がキライ… 日に焼けちゃうから。
[短めのスカートからすらりと伸ばした脚を、この気温でも隠す事は無かった。 笑夜メイはセクシー路線のカットも多数撮っているが、野外での水着撮影は決して受ける事が無かった。性別不詳モデルとして売っているからだろうか?
その真実は誰も知らない。]
(387) 2019/04/29(Mon) 07時半頃
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…ねえ、怜奈は知ってる?
『――この学校には、”何か”が居る。』
[ふと雪を眺めながら呟くと、モブ男子達はバックダンサーとなる。]
(388) 2019/04/29(Mon) 07時半頃
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♪ 友達とおしゃべり 普通の高校生 夢見た時もあった ボクには似合わない
特別とか そういうものじゃない 何処にも属さない半端者 『禁断の果実を探しているの』
[窓の外から雪に濡れた小鳥がさくらんぼを銜え入り込み、メイの掌の上に落とす。]
それは懐かしいようで 憎らしいようで 還りたいような 恐ろしいような 『毒林檎なのかもしれないね』
[さくらんぼを見て首を振り、ポイッと捨てるとモブ男子の一人が勿体ないとばかりにキャッチをした]
Ah 寂しすぎた夜は 傷痕を残して Ah 静寂(と)ざした世界(こころ)に 光を射して欲しいの 『生まれ変われるのかな?』
(389) 2019/04/29(Mon) 07時半頃
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――なんてね。
[歌が終われば、モブ男子達は再び台車を引く作業に戻り]
(…本当のボクは、どこにいるの。)
[ぽつりと呟く背中には、『MMC-inst ver.-(オルゴールアレンジ)』が流れている。*]
(390) 2019/04/29(Mon) 07時半頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2019/04/29(Mon) 07時半頃
メイは、ジリヤにアンコールした。
2019/04/29(Mon) 08時半頃
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―廊下>>404―
ふぅん。それしかない、ねぇ…。
[玲奈はまるで他に選択肢が無いような口ぶりだが、はにかむ横顔を見れやば、それほど思い入れがあるものだと分かる。ボクにとってのモデルの仕事は切っ掛けがあっただけで、これじゃなくても良い。ボクがこの世界に存在して良いという承認要求が満たされれば、何でも良い。 気持ちの温度差に、少しだけ嫉妬の炎がくすぶる。]
…へぇ。凄い夢じゃん。 笑わないよ。プロの歌手ってかなり厳しい道じゃない?
[突然誰もが歌い出すこの世界で、プロの歌手たるものはとてつもないソングパワーが必要であろう。誰もに感動を与え、画面越しでも異空間に行くイメージを見せられるような、そんなソングパワーが。]
(491) 2019/04/29(Mon) 17時頃
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そ?アリガト。 怜奈も悪く無いと思うけどね。地味だけど。 髪型変えて、化粧してみたら?
…そうだね。
[透き通った肌に愛らしい猫目に乗った長めの睫毛。ボクの顔は化粧なんてほとんどしていないけれど、日焼け止めだけは全身バッチリ塗ってある。]
(492) 2019/04/29(Mon) 17時頃
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[歌を通して心の内が怜奈に伝わった事に、そしてアンサーが来た事に密やかに動揺する。]
そーか。知らないか。 知らないなら良いよ。
…あはっ。壁ドンでも期待した? ボクは高いよ。握手会に来てね。
[ひらひらと手を振りつつ、教室へ戻る。
ママはただの夢見がちな人間だった。 然し自分の普通では無い身体的特徴(>>386)に、何処の誰だかわからないパパ(>>54)は、実はヒトでは無い何かなのでは――…そう思う事が何度もあった。非現実的で他人に零す事は無かったけれど。懐かしい何かの気配を感じるこの学校に来た事で、それは少し現実に近づいた気がした。]
(493) 2019/04/29(Mon) 17時頃
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(…この冷え、3年教室の方から来てんのかな)
[冷気の出どころを感じ取りながらも、震冷地より遠い1年教室はまだ影響が少ない。午前中はストーブに当たりながら、知らない顔をして過ごすのかもしれない。忌み嫌うグロリアの歌が、校舎全体響く>>475までは。*]
(494) 2019/04/29(Mon) 17時頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2019/04/29(Mon) 17時頃
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―昼休み・廊下―
―――、
[季節外れの雪騒ぎが大きくなっている事は手に取る…いや、脚が滑るほど分かる。校舎全体に響きだす歌声に、ビクリと身体を震わせた。]
(金城グロリア…!またアイツの、太陽みたいな声が…)
[優しく春の女神に祈るような温かい歌声が、ちりちりと肌を、心を焼き付けるような感覚がした。心地よいのか、肌に合わない不快感なのかわからない。
彼女に共鳴し次々と集まる歌声が響く校舎から抜け出したくなって、廊下を滑り出す。この歌はもはや神森市に響いているとも知らずに。
ドッドッドッと高まる心拍音は、そのままドラムとなって]
(609) 2019/04/30(Tue) 00時頃
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♪ DOKI DOKI DOKI ヤケドしてしまいそう DOKI DOKI DOKI 血を焦がされ内側から
[凍り付いた廊下をスケートリンクのように滑り出して]
性急な情熱で溶かしていく 女神《ビーナス》の誘惑 (ココロ ココロ リズム)
[滑らかな胸元を押さえ、悩まし気に溜息を吐く]
(610) 2019/04/30(Tue) 00時頃
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ひゃっ!!
[歌の途中で、固い壁のような人(>>607)と軽くぶつかってすれ違う。]
ちょっと!何ぼーっとして
―――っ!?
[その先輩と思われる男子生徒は、肌が、目が灼けていた。再び心拍数はドラムとなる]
(611) 2019/04/30(Tue) 00時頃
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♪ BEAT BEAT BEAT 肌と肌を重ねれば BED IN?NO!NO! BEATING 少しだけ懐かしい香り
キミとボクを溶かしていく 歌と陽のチカラ《パワー》 (ココロ トキメキ リズム)**
(613) 2019/04/30(Tue) 00時頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2019/04/30(Tue) 00時頃
夜笑国 メイは、メモを貼った。
2019/04/30(Tue) 00時半頃
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― 市内全域がキャラソンを歌い出したころ>>617 ―
え…アンタ…何その肌…瞳…
大丈夫…なの。
[滑る足にブレーキをかけて、ゆっくりと攻芸の方へ近づく。その人物は目が、肌が灼けているのに…その焼け焦げた香りにどうしようもなく懐かしさを感じて。眼球の中の朱く燃える火を、気づけば背伸びをして覗き込んでいた。
背後から見ればまるでキスをしているような態勢だ。覗き見しているモブ男子の一人が ピギャッ と虫を潰したような悲鳴を上げた。]
(655) 2019/04/30(Tue) 00時半頃
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[悲しい歌だ。>>656
その彼の孤独と悲しみに此方はシンパシーを感じながらも、この得も言われぬ感覚はどうやら一方通行らしい。
いつの間にか校舎全体へ響く歌が、寒さが徐々に終わりへと近づいて行く事を感じながらも、此方の心拍数は、上がったままだ。]
(669) 2019/04/30(Tue) 01時頃
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>>661
どうって… そんなの、ボクにもわかんないし…。
[『ボク』と自称する声も透明感のあるメゾソプラノボイスで、判別がつきづらいだろう。]
(叫べば、ね…)
[彼の姿は、一般的には異様に感じるような状態であると思われる。けれど…]
少なくとも、ボクはアンタの事がイヤじゃないよ。 よくわからないけど… ずっと探してた、この学校に居る”何か”… この本当のボクに近づける人のような、気がする。*
(670) 2019/04/30(Tue) 01時頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2019/04/30(Tue) 01時頃
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