60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/08/12(Fri) 00時頃
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[燃える火に急いて、その身を宙に躍らせようとして 感じたのは一瞬の風、恐怖と心地よさと水の中のような静けさ。 ―――足は、動かなかった。 その瞬間にも、薔薇が焔に包まれていく]
……だめだ、やめて!!
[乗り越えた柵を戻る、あの火を消さなければ薔薇が燃えてしまう。 あの花がまた失われてしまう、また]
[急いて駆けようとするのだけれど、体は徐々に力を失っていく。 纏う芳香も薄れて行って――]
(2) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 00時頃
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[夜の中、焔に包まれて白い花弁が焔の紅色に染まる。]
……――ああ、
[軋む体を引きずりながら、 滲んだ眼差しで、燃え落ちたその花に手を伸ばす。 茨の文様も、その腕から薄れて行く、失われて行く]
また、……
[間に合わなかった]
[呟く言葉は音にならないまま、倒れ伏した**]
(5) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 00時半頃
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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/08/12(Fri) 00時半頃
ヤニクは、へクターΣ そんなひどくないよ!よしよしなかないで(←博愛
sen-jyu 2011/08/12(Fri) 03時半頃
ヤニクは、Σ っちg、なんt
sen-jyu 2011/08/12(Fri) 03時半頃
ヤニクは、(*ノノ
sen-jyu 2011/08/12(Fri) 10時頃
ヤニクは、影でこっそり自己処理した、とかも想定するとリアルな数字かm
sen-jyu 2011/08/12(Fri) 11時頃
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―中庭ー [草いきれ、セミの声、湿った土の夏の匂い。 ひらりと影が過ぎるのは、水を求めた瑠璃の筋持つ黒アゲハ。 白く目を焼く日差しとの、コントラストに目が眩む]
あ……、
[柔らかな草の上に横たわる体、逃げて行く蝶。 ゆっくりと身を起こせば、頬を一筋生ぬるく伝っていく、 溢れたものがすぐに何なのかわかった、涙だ。 夢を見て、泣きながら目が覚めるなんて良くあること]
―――ここは、
[緑濃い夏の庭、薔薇の木陰。その薔薇は燃えてなどいなかった。 燃えていないことに安堵して、夢の記憶が曖昧になる。
泥に汚れた手足を流す、水の冷たさは心地いい。 あの日から何も変わらない、変える気のなかった夏の一日]
(17) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 12時頃
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[濡れた手足のまま、自室に戻る。 人気のない休暇中の寮内は、いつもの夏と同じ静けさ。 体は軋んだように、どこか痛む。否、痛んでいるのは背中の傷か。]
――……、
[扉を開く、一瞬の躊躇い。 室内には誰かいるのだろうか、部屋を満たす香は――]
[その時に、何があっただろう。 夕刻、部屋の茉莉花が花開き出す頃、ペンを手にした。 なんの変哲もないメモに、それを書こうと思ったのは夢の残滓。 今までも幾度か、しようと思って出来なかったこと、 何をどう書いていいかわからなくて、もう随分と時間が経ってしまった]
(18) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 12時頃
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[彼らの部屋の扉の下に、 紙切れがそっと押し挟まれていたのは、夜。 幾度の夏を経て、告げられた言葉はたった一言]
――――約束を守れなくて、ごめんなさい。
[その手紙からは薔薇ではない花の香が匂った*]
(19) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 12時頃
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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/08/12(Fri) 12時頃
ヤニクは、多分、ねこだと判断する。かわいいねこですね(博愛微笑
sen-jyu 2011/08/12(Fri) 15時半頃
ヤニクは、鳩から見えない…!帰ったら舐めるように!
sen-jyu 2011/08/12(Fri) 16時頃
ヤニクは、のぞくだろう。しかたない。
sen-jyu 2011/08/12(Fri) 17時頃
ヤニクは、妖精さんにてをふった、ぱたぱた。
sen-jyu 2011/08/12(Fri) 18時頃
ヤニクは、少し……少し、か。
sen-jyu 2011/08/12(Fri) 19時頃
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―自室― [部屋の扉を開けた時、そこに香るのは薔薇ではなく茉莉花。 人の気配に瞬いて、それからこちらを見たその姿に足を止める。 薔薇の残り香が、鼻先を掠めた気がした]
――……、
[おぼろげな夢の記憶、夢は夢でしか有り得ない、なのに。 手首の軋むような痛みも、内を穿たれた熱さも、 望まず追いたてられていくあの甘苦しい快楽も、 何もかも酷く生々しくて、体が震えたのは、何を懼れてのことだったか]
……どうしたんだ?
[夢は夢だ、と、そう思おうとして。 俯く下級生に出来るだけ普段どうりの声音で声をかけ、 ふと何か既視感を感じて眉根を寄せたのは――それがどこか、昔の自分のように見えた、から]
(23) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 20時半頃
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>>24 [返る言葉は、それが夢ではなくて現実であるかのよう。 曖昧になった境界線に戸惑う、眩暈のような感覚が、また]
いや、あれは……、
[イアンの震えた声に、ざわりとざわつくものがある。 自分自身を抱くように、胸の前で組んだ腕を握った。 夢の中で、夢だと思った夢、生々しいその感覚。信じがたいけれど]
あれは夢だ。 夢の中の出来事なんて、そんな、気にすることは。 ……お前の意思じゃ、なかったんだろうし。
[傷口に触れぬように、何事もなかったように。 それが自身の変わらぬやりかた――あの夏から変わらない]
(25) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 21時半頃
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ヤニクは、ちょっとぱたぱたちう
sen-jyu 2011/08/12(Fri) 22時半頃
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>>27 [自身の意思だと、告げる言葉に唇を噛んだ。 苦いものが湧き上がりそれを認めたくなかったのだ、と知る。 戸口へと――こちらへと近づくイアンに目を向ける。
それは、無邪気だと信じていたものに裏切られた、そんな感覚に似て。けれどそんなものは自分の思い込みに過ぎないのだと気づいている。]
――……、
[もう一度はっきりと、思い知らせるように告げられて、 きつく睨む眼差しは、けれどそうしていないと、何かが崩れそうだから。
無邪気に好意を告げた表情が、自嘲に歪むのを見つめている。 好意ゆえに侵される過ちというものを、自分は良く知っていた。
そして告げた言葉の数々、関わろうとしなかった全て、 それらはただ――自身の平穏を求めていただけなのではないか、と。 一度睨んだ眼差しは、昏く沈んでいく]
(34) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 23時頃
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……お前をそんな風にしたのは、俺か。
[聴こえる蝉の声が遠い、 差し込む日差しも花の香も、夏を示すなにもかもが、遠くて。 そのまま戸口で立ちすくんでいた]
(35) sen-jyu 2011/08/12(Fri) 23時頃
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ヤニクは、ノックスの回線に精を与えている。はぁはぁ。
sen-jyu 2011/08/13(Sat) 01時半頃
ヤニクは、回線にも博愛を与えます。花に水、人に愛。
sen-jyu 2011/08/13(Sat) 01時半頃
さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/08/13(Sat) 03時頃
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[聞こえて来るのは、ただ容赦なく責める言葉。 それはずっと犯した過ちに望んでいたこと。 力なく沈んでゆく双眸は、突きつけられる責を受け止める。]
……すまなかった。 [無垢で柔らかで清らかだったもの。 それを失わせ、壊した記憶。 取り返しのつかない昨夜の罪]
―――……、
[今、失われた水彩のような輝きも、取り戻せない昨夜の罪。 俯けば髪が零れて顔を隠す、持ち上げた手で覆われる目元。 息が苦しい、この苦しさを知っている]
[また、あの夏が繰り返されている]
(59) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 10時半頃
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[ノブにかけられたイアンの手に、手を伸ばす。 苦しさは失意に満ちた瞳を滲ませる、喘ぐように笑った。 目頭も、喉の奥も、熱くて――]
どうすれば、償える……?
[歪み滲んだ笑みのまま、 どこか縋るにも似た響きは震える声音。 膿んだままの傷の上から、同じ傷が刻まれてゆく]
……イアン、
[眩暈のような熱に襲われて、眩む。 その腕をつかめたなら、触れた手もきっと熱くて]
(60) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 10時半頃
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[与えられる罰を望んでいる*]
(61) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 10時半頃
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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/08/13(Sat) 10時半頃
ヤニクは、もだもだしつつ、離れ気味だった
sen-jyu 2011/08/13(Sat) 10時半頃
ヤニクは、は、えんちょうだ。延長ありがとう。
sen-jyu 2011/08/13(Sat) 16時半頃
ヤニクは、海老プレイの認知度があがっている…
sen-jyu 2011/08/13(Sat) 17時半頃
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[眩暈に揺らいだ体が、次の瞬間には腕の中にあった。 無理やりに己を抉じ開けた腕がきつく抱き込む、 支える気も起きない体だ、今更]
……どうなっても構わない。 好きにすればいい。
[求める言葉に、好意を伝える言葉に、 返す言葉は、けれど投げやりな響きではなくて、 本当にわからなかった。
どうすればいいのか、わからなくて。 心が知りたい、と求められて尚、首を振る]
――……わからない。
[何とも向き合わずにいたのだと、求められて気づく]
(77) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 18時半頃
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[繰り返すあの夏でずっと時間は止まっている、 薔薇の見せた夢から解き放たれても、時計の針は動かぬまま]
昔……、好きな人に、酷いことをしたんだ。 取り返しのつかない、酷いことを。
償うことも、出来ない。
[俯いたまま、罪の告白は多くは語られない。 あの夏の薔薇の木の下ので記憶は、いまだ昨夜の記憶のよう]
人に好かれる価値もない。 まして、誰かを好きになるなんて……、
[許されるはずがない。] [抑えた手の下では、きっと溢れるものがあった。 それを隠したまま、途切れた言葉の続きは語られることはなく]
(78) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 18時半頃
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ヤニクは、ノックスつんつんつついた。時間足りないな…!
sen-jyu 2011/08/13(Sat) 19時頃
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[ふるりと首を振った、 拭われた目蓋の下には溢れた跡があるけれど、零れるものを見せることはなく]
――……、
受け入れられなかったんだ。
[その人が今でも好きなのか、と]
[どこまでも抉ろうとするイアンの言葉に、力なく返す。 薔薇の木の下までたどり着いて、助けられなかったのは、 仄かな想いがもたらした幻想を砕かれたから]
[拒絶した自分自身への幻滅が、今の自分を作り上げている]
(83) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 20時頃
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[横たえられようとする身を起こす、 かけられたまっすぐな言葉は――暗がりの影を、より濃くする。 明るく差し込む日差しのようで]
……あの人には謝るよ。
[仄かな想いを通わせた人、 そして――自らの幻想の犠牲にした人]
でも、……もういい。 救われようなんて、思ってない。 お前も俺になんて、謝る必要はない。
[髪に伸ばされようとする手は、拒絶することなく受け入れる。 そこに自らの意思があるのかどうなのか、 そんなことさえ、わからなくなってしまった]
(84) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 20時頃
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お前が俺に何かをくれるつもりなら、
……罰を与えてくれないか。
[それすらも自己満足に過ぎず、 また間違えようとしているのかもしれないけれど。 許されるには、救われるには、記憶は昨夜のように鮮やか過ぎて]
(85) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 20時頃
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[きっと、贖われぬ罪の対価がまだ必要だった]
(86) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 20時頃
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[終わらぬ夏の中にいる。
求めた罰は贖われぬ罪に対して、 罰を望んだのは同じ罪を犯した――無垢なものを壊した相手に。
望んだ言葉が、取り返しのつかない過ちを繰り返す。 壊れゆくのが、今この瞬間であることに気づかない。
否、笑う声の空虚さにはきっと気づいた、けれど]
(92) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 21時半頃
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[受け入れることを償いとしながら、 自らの意思でその救いを拒んだのは、もしかしたら、 いまだ苦しめている人があると知りながら、 穏やかなものを望む心があったからなのかもしれない。
その手で――彼によって救われてしまう未来が、垣間見えたからなのかもしれない。 けれどそれはもしもの話、時はいまだ止まったまま、未来はここに訪れない。
見上げた先、伸ばした手が触れる。 心通ってのことならば、きっとそれは罰にはならない]
――…昨夜の夢を、現実にでもするか?
[寝台の上、甦る薔薇の香は拭えぬ罪の匂い。 繰り返された夏の記憶に、また新たな罪の匂いを重ねて行く]
(93) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 21時半頃
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[そして昨夜が繰り返される。 夢ではない現実の中で、確かな痛みを伴いながら、 再び体がねじ伏せられ、抉じ開けられていく。
沈黙にきっと彼の悲しみは見出せた。 一度制止しようとして、けれどそれはもう遅い。]
――……、 ッ あ……
[見出したものに湧き上がるのは、胸の苦しさで、 けれどどんなに苦しくても、体は快楽を感じている。感じてしまう。 多分、きっとこれからも。
繰り返される昨日よりも、尚酷く扱われて。 それでも嬌声を上げる自分自身にひどく嫌悪する。
与えられる嘲笑は追い討ちをかけて、膿んだ傷の上からまた新たな傷を刻み込んで行く。 どこもかしこも痛んで、痛まない箇所などなくて――どこにも見出せない救いにどこか安堵する]
(102) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 23時頃
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[また嘲笑う声が聴こえる。 びくびくと震える体の感覚がもう、あまりよく認識できない。 繋がった箇所だけが、焼け付くような熱を持って意識を繋ぎ止める]
………、 、
[乾いたくちびる、かすかに動いた。 それは名を呼んだつもりだったのだけれど、声は何も音にならない。己の罪に巻き込んだのだと、気づいた時には手遅れで。
かけられる言葉も聞こえない。 遠く聴こえる蝉の声も、何も聞こえなくなって。
白い光だけが視界の中で揺らめいて、 意識が途切れるその感覚は水の中に沈んで行くのに似ていた。
―――繰り返す、昨夜の夏はまだ終わることはない*]
(103) sen-jyu 2011/08/13(Sat) 23時頃
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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/08/13(Sat) 23時半頃
さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/08/13(Sat) 23時半頃
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[薔薇の香など、この部屋の中にはない。 紛れもない現実が、花の香と共に満ちている。
茫洋とする痛みの中でメモはしたためられ、 迷いのうちにその部屋へと届けられた。
少しだけ涼しくなった夜の空気の中、 痛む体を引きずって向かったのは―――あの薔薇の木の下]
(109) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 00時頃
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[風になびくその髪の色は、 月明かりの下では今も変わらぬ銀色に見えた。 眩しげに目が細められて、足はそのまま止まった]
……ヴェス先輩、
[邂逅に戸惑うような声は、 けれどやはりこの場所の予感はあったのだ。]
あなたに……謝ることを、許してもらえますか。
[風にまぎれそうな言葉は、ぽつりと零れ落ちた]
(111) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 01時頃
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[嵐の夜に折れた薔薇の木陰、 風になびく銀の髪は月明かりの下の幻、 自分が変えてしまったはずその人にまだ幻想を見ているようで、苦い笑みが浮かぶ。
けれど、向けられた笑みの、 言葉の懐かしさに、大人ぶった苦笑は抜け落ちた、 向けた表情は無邪気な憧憬を砕かれたあの頃のまま]
……あの時、本当は、 あなたを連れて逃げるつもりだったんです。 でも出来なかった。
それからずっと、あの夜のことには触れられずにいて。
謝ることも、出来なかった。 取り返しがつかないことを謝っても、 あなたの負担になると思っていたけれど……、 [それも過ちだったのだろう、と。その人を前に思う]
(122) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 02時頃
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結局、俺はあなたの痛みを何もわかってなかった。 [語られる言葉に唇を噛む、 自分が時をうつろに過ごしていたように、 彼もまたあの時からどこへも進めなかったことを知る。]
……俺は、あなたを支えるべきだった のに。
[語られぬ胸のうちをしらぬまま、 悔恨の言葉は零れ出て、そして彼が近づけば、 ――紛れも無くその髪の色は、色褪せたのだと知らされる]
(123) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 02時頃
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[煌めくはさみに瞬いて、目を見開いたのは一瞬。 輝く色に目を奪われて何が起こったのか、わからない]
――……、
[けれど一歩も動かなかったのは、 きっとその刃に裂かれるのは、どこでもいいと思ったから]
あ……、
[ひとふさ切り落とされた白金に、唖然としたの束の間、 泣きそうに瞳を歪めて、確かに変わったその人を見つめた]
(124) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 02時頃
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[もう1度新しく生まれ変わる、 言葉の眩しさに、仰ぎ見る。
この人はこんなに強い人だったのだろうか。 それとも強くなったのだろうか。]
……すみません。 今の言葉全部、忘れてください。
きっとあなたには、もう必要ない。
[それを告げるのが必要だったのは、きっと自分自身]
(127) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 02時頃
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[向けられた笑顔は、取り戻して欲しかったあの頃の笑顔に似て。 撫でられた前髪に、どうしても滲んできてしまう]
あなたが、それを望むなら。 ……努力、します。
[新たに重ねた過ちが、胸を過ぎる。 止まった時の中で、自分よりも傷ついたはずの人が、 進むべき方向を見出そうとしているのに、自分は同じことを繰り返しただけで。]
全てを葬れるかはわからない、けれど……
[そして躊躇い頷いてながらも、銀の鋏に手を伸ばす。 月の下で触れたかった髪、その髪を一度そっと撫でた。
言葉は口にしない。 言う必要の無い言葉だから。
ただ髪を撫でるその所作で、あの日伝えたかった言葉はきっと伝わるだろう。]
(134) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 02時半頃
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[実らなかった恋、絶たれた望み、殺し続けた想い。 それらは身に馴染みすぎて――葬ることもまた痛みを伴う。]
……綺麗な髪なのに、勿体無いな。
[色褪せたその髪に触れながらそう呟けば、 惜しむ気持ちを断ち切って、鋏を入れた。]
(137) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 03時頃
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[この優しい人のおかげで、手放そうと思えた、 胸に抱え続けた痛みも、やがて薔薇の糧になるのだろうか。
銀糸はふわり、手の中を離れ、 木の葉を揺らす風にほどけて散って行く]
――……ありがとう、ございました。
[好きになったこと自体が間違いだと思っていた。 でも、今は、そうじゃなかったと思えるから――]
……切り替え、苦手なんです。 少し、時間かかるかもしれないですけど。 よろしくおねがいします、先輩。 [差し出された手をそっと握る。 にっこりと笑うその人の笑顔が嬉しくて。 長すぎたあの夏は終わるのかもしれないとそう思えた]
(144) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 03時半頃
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ヤニクは、2人のお布団周りの薔薇の精芳香剤おいときますね。
sen-jyu 2011/08/14(Sun) 03時半頃
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[軋んだ体が痛みを訴えている。 あの人との夏が終わるのだとしても、まだ自分には終わらない昨夜があった。
無邪気な好意を寄せてくれた、 ただそれだけの彼に自分がした仕打ち]
――……、
[冷静になれば理由はわかる、たぶんきっと怖かったのだ。 けれどそんなことは、こちらの都合でしかなくて]
………、どうしようもない、な。
[少し、涼しくなった髪が心もとないまま、彼の部屋へ足を向けた。 時間が経てば経つほど、拗れていくことは痛いほどわかってた]
(151) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 04時半頃
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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/08/14(Sun) 04時半頃
ヤニクは、のっくんのルーターに精を与えるよ!
sen-jyu 2011/08/14(Sun) 04時半頃
ヤニクは、この界隈てwwwwww
sen-jyu 2011/08/14(Sun) 09時半頃
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[救われるのは怖かった。 痛みを抱えていることに慣れすぎて、 痛みを抱えていることが贖罪なのだ、 救われてはいけないと、そう思っていた。
あの夏を終わることが許されて、けれど新たに重ねた罪の先。]
――……イアン、
[名を呼んで、その部屋の扉を叩く。 そして知るのは、自分がまだ終わらぬ昨夜の中にいること]
[わかっていた][自分がこの手で壊したもののこと] [けれど、ほんの少しだけ浅はかな幻想を見たのだ]
[―――救われてもいいのかもしれないと*]
(172) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 10時頃
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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/08/14(Sun) 10時頃
ヤニクは、暑さに沈んでいた…!
sen-jyu 2011/08/14(Sun) 15時頃
ヤニクは、イアンのはとに鳥もちもちもちした。
sen-jyu 2011/08/14(Sun) 15時半頃
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>>174>>178 [少しだけ風通しのよくなった髪で振り向く。 気づかれたことに少し瞬いて、それから小さく頷いた。]
一つ、区切りがついたことがあったんで。
[繋いだ薔薇の枝は、繋がった部分もあれば駄目になってしまった部分もある。きっとそういうことだ。何もかもがうまくいくなんてことは、そうあるはずがない。 薔薇の枝に触れながら、かけられた言葉にどこかぼんやりと答える]
……いい匂い? ああ、茉莉花ですね――そんなに印象的ですか。
[それからこの人は日差しに当たって大丈夫なのか、 と常の問いを思い出して、やどかりみたいなその状態に気づく。少しだけ、目を細めて。細めた眼差しは次の瞬間、狭められる]
(183) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 16時頃
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――……薔薇の、夢。
[苦くなった表情を取り繕うことはない。 必要がなくなったのと、もう疲れてしまったから。 覚えている、と言いかけて、彼の口から続いた告白、という言葉に口ごもる]
はい、覚えています。 ……すみません、俺、自分のことだけで手一杯で。
[好きという言葉を向けられるのは負担だった ちっぽけな自分の中は自分の痛みだけで溢れている。 多分、誰かのことなんて、考える余裕などなかったのだ。
あるいは好きだ、というその感情だけで、 自分の中に踏み込んで答えを求めようとする彼らが受け入れ難かったのかもしれない。その感情は自分にとっては、尊いものではなかったのだから。]
(184) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 16時頃
|
|
……手一杯だったんですけど、 でも今、傍にいなきゃいけない人がいて。
[おそらく、どんな理由と答えになっていたとしても、 自分が酷い仕打ちを与えた彼の傍にあろうとするだろう。 それを伝えてから、まっすぐに向き直る]
ありがとうございます。 俺みたいなの、好きになってもらえて。
[薔薇の夢を経て、少しだけ変わったこと。 望まれた答えではないかもしれないけれど、 好意に感謝の言葉を言えるようになった。
隠れそうなその人に笑顔も向けられる、 それは穏やかでもにこやかでもなく、どこか切なさが滲む、 ―――でも、偽ることも隠すこともない本当の顔だった*]
(185) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 16時頃
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さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。
sen-jyu 2011/08/14(Sun) 16時頃
|
[はじめて立ち入るその部屋は白と黒のコントラスト、 部屋へ入れば、その気配は隔てられた黒の中に。
何から言えばいいのかわからなくて、 伝えることは彼にとっては、 もうどうでもいいことかもしれないけれど。]
……好きだった人に謝ってきた。 もう、終わらせようってそうなった。
[黒いカーテン越しに、言葉をかけながら、 知らず、その暗幕を握っていた]
(187) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 19時頃
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>>188 [息を吐くような気配、 大したことなかったのだ、とそう言われたようで緩く首を振った]
……取り返しはつかない。 何も知らなかった頃には戻れない。 あの人がそう言ってくれたのだって、大丈夫だったからじゃない。
[きっとそう、あの時躊躇わずに手を伸ばした。 級友の支えがあったからなのだろう、と夢の記憶を探れば思えて]
ずっとあの人は苦しんでた。 だから、俺は償い続けるべきだった。
伝わらない償いなんて、 ただの自己満足に過ぎなかったかもしれないけれど。
(189) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 19時半頃
|
|
そんな連鎖を終わりにしよう、って。 そう言ってもらえたんだ。
でも、
[隔てられた黒の先、握ったカーテン。 額をあてるように小さく折れる、 髪は少しだけ風通しがよくなったけれど、 長年押し殺すことに慣れた心はそう簡単には変わらない。]
……でも、俺はお前を。
[自分の痛みばかり見つめていて、 罪に巻き込んだことに気づいた時には手遅れで、 これからどうすればいいのか、手探りで探してる。]
(190) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 19時半頃
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ヤニクは、ちょっともぐもぐしてくる。
sen-jyu 2011/08/14(Sun) 19時半頃
|
[怯えるままに発した言葉が過ちを招いて、 彼の言葉の単調な響きが、その頑なさを物語る]
……すまなかった。 お前にあんなこと、言うつもりじゃ、なかったのに。
あんなこと、させて。
[すまなかった、と音にならずに繰り返す。 近寄らない、そう告げる彼にけれど首を振る。 同じ過ちを繰り返したなら、せめて]
そうじゃない。 安心も信用もなにも、俺が望んだことだろ。 俺が望んだことで、お前を傷つけた。
[どこかで思う、自分には人として大事な何かが欠落しているのかもしれない。人の痛みをわかりたくても、いつも的外れで]
(193) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 20時頃
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[小さく息を吐く、正しいことがわからない]
お前はもう望まないだろうけど、 ……俺はお前の傍にいるよ。
[揺れる暗幕の下を見つめるように、俯く]
(195) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 20時頃
|
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>>196
……何も言うつもりなんて、なかった。
そうだな、俺は自分のことだけで、手一杯だったんだよ。 それが好意だろうが、嫌悪だろうが、 人の気持ちになんて関われなかった。 [全てに等しく開くことで、結局は閉じていた。 彼の一番悲しいことは、多分それはそのとおりで]
………。
[役得だと、自らを貶めるような言葉には、ただ沈黙を返す。 眉根を寄せた表情は暗幕越しに伝わることは無いだろう]
(201) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 21時頃
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>>198 [何故と問いかける言葉、 彼は気づいてなかったのだろうか。 沈黙の間に、悲しみを滲ませていたことを]
あの時、お前の顔見ていた。
……止めなきゃと思ったけど、出来なかった。
本当に止める気があったのか、今となってはわからないけど。 お前に、甘えただけかもしれない。
[少しだけ声音が震えた、結局のところ。 彼の救いを拒みながら、一番酷い方法で救われようとしていたのか]
なんで俺を救けたいなんて、 馬鹿なこと言ったんだよ、お前……。
[謝罪にきたはずなのに、何故責めるようなことをいっているのだろう。心はぐちゃぐちゃで、収支がつかなくて――気づいたら、その暗幕を開けていた]
(202) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 21時頃
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[暗幕を開けたその先に]
[―――あの夏の日の自分がいる]
[浅はかで幼くて、あまりにも愚直だった。 ただ 好きという気持ちだけで、何かが為せると思ってた。 現実はそんな甘くは無いのに、そんなことは知らなくて]
[でも、好きだからたすけたかった]
[その気持ちは痛い程知っている、知っていて。 だから、再び閉ざされようとする暗幕の中へ踏み込んだ。
目を背けられようと何を言われようと、 その足を留めることはなくて]
(207) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 21時半頃
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――……、ありがとう。
[行動の支離滅裂さは理解している、けれど、 震えた声のまま、もうその背を抱きしめることしか出来なかった]
(208) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 21時半頃
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[暗幕の闇の中、視界は心もとない。 触れた温度と鼓動だけが、他者の存在を示して―― 確かにそれを心地いいと、柔らかなものが湧き上がるのを感じて。
けれど肩を掴んで離される。 落ちた声音が語ることに、闇の中首を振る。]
……感謝、したくなるようなことだったんだよ。 [近寄っちゃいけない、 その言葉を聞く気が無いことを証明するように、 離れた距離をまた、詰めて]
夢は、夢だ。そして現実は、俺が望んだことだ。
(217) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 22時半頃
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[ようやく今、向き合っているのだろう、 心もとない闇の中、探るように手を伸ばす。 吐き出された言葉は、自分が彼に与えた痛みだ]
なんでもなくない。
つい、今さっき、なんでもなくなくなった。
[浮かんだのは苦い笑み、けれどきっと見えはしない。 知っている心に触れてしまったら、理解してしまったら、 湧き上がるのは愛しさで―― それは乾いた土に水が沁みこむ様に浸透していく。
きっと心は、何かを愛することに餓えていた、 物言わぬ植物にだけにしかそれを注げなかったのだから]
(224) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 23時頃
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[拒絶しろと掠れる声が言う。 離れようとする腕を掴む、もう片手はその頬に伸ばす。 指先が濡れた感触を感じたなら、そっと撫でて。]
だから、これが、
……気の迷いかどうか、確かめさせろ。
[言葉は伝わるだろうか。 気の迷いか否か、最初に告げたそれを確かめる方法]
(225) sen-jyu 2011/08/14(Sun) 23時半頃
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[くちびるを寄せようとすれば、肩を引き寄せられた。 受身になるつもりはなかったから、 少し瞬き、なぞる長い指には吐息がかかった]
――……、
[目蓋を閉じて重ねるくちづけ、 少しかさついたくちびるが触れれば、 花の香はきっとこの暗室でも匂っただろう。
言葉は、ただの言い訳だ。 伝えることは不得手だから、くちびるを重ねようとしただけ。]
(228) sen-jyu 2011/08/15(Mon) 00時頃
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[それから、その人を抱きしめるために、そっと腕を回した]
(229) sen-jyu 2011/08/15(Mon) 00時頃
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