32 ABSOLUTELY CHRONO LIMIT―絶対時空極限―
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[もう一方の剣>>1:362は異形を貫くことなく、反対側の壁に突き刺さる。 異形そのものは、剣が到達する前に波動によって崩れ去ったようだった。>>1:364]
…剣を無駄に手放しただけだったか…。
[余計な真似をした、と言わんばかりに苦笑するが、 すぐに、もう一人の青年の方へと視線を移した。>>328]
物理無効の防壁か…それもかなり強力な…。 今の私では力ずくでは無理か…。 魔力の塊をぶつけて気を失わせてみるか…?
[小さな溜息を加えて、そちらを観察しながら、視線をカリュクスたちへ]
カリュクス、それから、そっちのHelの子、無事か? たいしたもんだな、娘さんよ。
(13) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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とても平気そうには見えんが…。 …アレは放っておいても先にばてそうだがな…。
[波動が通じたかは知らないが、視線を感じて、そちらを軽くにらみつけた>>5]
何のつもりか知らんが…物陰でこそこそされるのはあまり気分は良くないな…。
[そちらに向けていうわけではなく、独り言をぼそりと呟いた。]
……思っていたより早い崩壊だったな…。
[続けて呟く言葉は、崩壊を始める時計塔《グランド・ソロール》を眺めながら]
…………。
(28) 2010/09/17(Fri) 00時半頃
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[そうして、もう一度テッドの方を見た。 様子を窺い気を失ったのを確認すれば、そちらに近づき]
……この小僧、まともに自分の力も使いこなせないのか? 開眼せよ、呪縛の魔眼。縛り付けろ、我が魔眼…。
[強制的に彼に呪縛を与える。それは監視を含めた魔眼の力。]
…とりあえず、暴走小僧はこれでいいとして…。 …なにがあった?
[溜息を一つ零し、満身創痍な二人に問いかけた。]
(33) 2010/09/17(Fri) 01時頃
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さっき…
[大鎌を担いだ男がやってきて、座り込む。 その男に視線を向けた。]
先程、こそこそこちらを探ってたのはお前だな。 何者だ?
[尋ねながら、両手のひらを開く。 別々に投げた二本の剣は、再び彼の手に戻り、それを握り締めた。]
(36) 2010/09/17(Fri) 01時頃
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……研究所…?
[こちらの情報を持ちえて、なお自分の情報は出さない。 そんな様子に少々呆れながらも]
この時代のことは良く分からんが…。 300年以上眠っていた私のことを知っていると言うことは、その研究所がHelを好きなようにしてくれた連中か。
[面倒なことを、と思いながらも、本人は満足そうだった様子に、そのことを気にかけるのはやめた。]
私のことは歴史に残っているとも思えんしな。
(39) 2010/09/17(Fri) 01時半頃
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二人とも無事ならばそれで構わんが…。
[そのまま、彼から事情を聞くと>>42]
そういう話か…。それなら、もう無理して闘うこともなかろう。 とりあえず、こちらの小僧からも事情を聞くことにして…。
[そこまで言って、やってきた人形をちらりと見た>>40]
…既に呪縛はかけた。我が魔眼、いかに従来の力がないとは言え、ベネットにもやすやすとは解けんだろう…。
[そこまで言って、カリュクスとドナルドを見る。 傍観していた自分には引き渡す、渡さないの決定権はない。]
そこの二人に聞くがいい。
(44) 2010/09/17(Fri) 01時半頃
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そうか…。
[>>43ヴェラと名乗る男にもう一度視線を送る。 既に身動きが取れぬテッドの身辺を漁る様子を怪訝な顔で見つめた。]
あれは、それで満足しているようだった。 ならば私も、何も言うまい…。
[弱りきっていた。の一言には何か違和感を感じたが、気のせいと割り切ることにした。]
(46) 2010/09/17(Fri) 02時頃
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と…いうことらしい…。 好きにすればいい…。
[テッドについては、そう結論し、暫く考えてその場を立ち上がる。]
さて、子ども、カリュクス、貴様らこの後はどうするつもりだ? その満身創痍の姿でこの辺りをうろつく気か?
[死ぬつもりなら止める気はないが。と付け加え、]
…私の世話になりたくない…というのならば好きにしろ。 もし、庇護を受けたいのなら、私は自らの領域《テリトリー》に戻るつもりだが…。
[立ち上がったまま、その場にいる二人に問いかけた。]
(51) 2010/09/17(Fri) 02時頃
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[>>50会ったか?と尋ねられれば、頷き]
一応な。 会ったのはHelだとは思うが…。
[そこまで言って、不満そうな様子に、静かに笑う。]
…"助かった"とは思わぬのか? 相手は不老不死の始祖の一人だぞ?
[くつくつと笑う姿は変わらず。]
出来ることならば、始祖二人、いや正確に言えば始祖と始祖の力を持つ者か…。 少なくとも、今は同時に敵には回したくないな…。
[崩れた時計塔《グランド・ソロール》を見て呟いた。]
(53) 2010/09/17(Fri) 02時頃
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そうか…。 素直な人間は長生きができるものだ。 …始祖…クラスさえ来なければ、命の保障はしてやろう。
[変に遠慮なく庇護をというドナルドに緩く笑みを浮かべた。 そのまま、一度翼を広げようとしたが、二人の様子を見て、躊躇う。 仕方なく、魔眼の力を使うため眼を開いた。]
開眼を許可する。転移の魔眼…! …ついてこい…領域《テリトリー》で傷を癒せ。
[二人にそう言って、もう一人の男《ヴェラ》に視線を送る。]
死にたいのなら…この後いくらでも死を味わえるだろう?
[それは、これから相手にしなければならない相手のこと。]
(私も覚悟が必要か…。命を捨てれば…従来の力を一瞬でもくらいは…。)
[無駄死にになる確率のほうが高そうだ、と、度溜息を*ついた*]
(59) 2010/09/17(Fri) 02時半頃
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カルヴィンは、二人が満足に動けなければ、背負って、連れて行くつもり**
2010/09/17(Fri) 03時頃
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[転移の魔眼で開いたゲートを潜ろうとした所を動けない様子に苦笑した。>>65]
ゲートを開くんでなく、抱えてテレポートの方が楽だったな。まあいい。
[そうぼやくと、とりあえずカリュクスを背に抱えた。 少し考えて、ドナルドを右手で抱え、カリュクスを左で背負った。]
重くはないが、バランスが悪いな…。 きちんと捕まっておけ…。
[そのままゲートを潜り抜ければ、塒にする倉庫へと出た。 右手に抱えていたドナルドを適当な場所に座らせた。]
そこにいろ…。こっちはすっかり気を失っているな。何か……。
[辺りを見回して、新品のソファーを見つけ、そこへと寝かせた。]
さすがに被せるものはないか…。仕方ない。
[黒いコートを脱ぐと、それをカリュクスに被せた。]
(70) 2010/09/17(Fri) 10時半頃
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[眠りについている彼女の頭を一度撫ぜた。]
……"コロシテ"…か…。 随分と物騒なことを言うようになってしまったのだな。
[ふと思い出すのは、彼女が呟いていた言葉>>66]
そんなにも主が大切か。主も冥利に尽きるな。
[穏やかな笑みを浮かべながら、もう一度撫ぜた。]
安心しろ、これからは私がお前達を守ってやる。 今はゆっくり休め…。
[もう一度ドナルドの様子を窺い]
何かあれば呼べ。ここは亀裂を塞いでいる。 先程の異形が沸いてくるようなこともないだろう。
[そう告げて、出入り口の前に椅子を持ち出し座り込んだ。]
(71) 2010/09/17(Fri) 10時半頃
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[もう一度、手帳を開いて、ある禁呪のページを開く。]
……今…始祖が敵である今…私がこの世界のために出来ることは…。
[細いペンに小さな魔力を篭めて刃にする。 それを左腕に当てて、肉を切り裂き文字を書き始める。]
死の果て、命を狂わせ、万物を流転する。 魂は乱れ、苦痛を快楽に、その身を滅する。 願うのは、既に喪われた、古き時代の栄光…。
[最後の文字を描くと、傷跡は鈍く黒い輝きを放つ。]
……これは切り札だ。命を放棄する、最後の一手。
[それは僅か数分の間、戦闘能力が最も優れた時へとその身体を変化させる業。 *代償は…己の命…。*]
(72) 2010/09/17(Fri) 10時半頃
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カルヴィンは、ヴェラの命知らずさに、昔の自分を思い出していた。
2010/09/17(Fri) 17時半頃
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― 倉庫・カルヴィンの領域 ―
[腕に禁呪を彫り終えると、溜息を一つ。 人が来る気配もなく、座ったまま手帳を開いた。]
―――…………。
[しばらく、中身を思い出すように、その手帳を読み続けた。]
(87) 2010/09/17(Fri) 19時半頃
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――………目が覚めたか?
[背を向けたまま、その気配に問いかける。]
自分の許容を超える力を使いすぎだ。 暫く休んでいるんだな。
[パタン――手帳を閉じて立ち上がり、彼女の方を見た。]
お前の体力と魔力が戻るまで、私が面倒を見る。 もう暫く寝ていろ。 ここなら、とりあえず敵もいない。 直接干渉されなければ、異形も現れることはないだろう。
[近くにしゃがみ込むと、顔を覗くように様子を窺った。]
(97) 2010/09/17(Fri) 20時半頃
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[二人の様子を見ながら]
……腹は減っていないか? 魔力はどのくらい戻っている?
[彼女の様子を見ながら、回復の様子を窺う。]
何の倉庫だか知らないが、缶詰もその辺にある。 緊急事態だ、勝手に食しても文句は言われなかろう。
[そのまま、木箱を開けて、缶詰を取り出した。 懐から小さなナイフを取り出すと、それを使って開く。]
食べておけ。私のように、食事をしないでも平気と言うわけではなかろう?
[呑気にそれを彼女に渡した。]
(102) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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―――……―――っ!?
[ぞくり、背筋が凍るように冷え切った。]
やはり私の領域《テリトリー》は他の連中に比べると弱すぎるな。 小細工は私向きではない分仕方がないが…。
[見つかった。その気配は確実にこちらを察知していた。 剣を二本、取り出すと、そのうち一方をカリュクスへと放った。]
約束はお前の体力が癒えるまでだったが…。 それは反故にしてしまいそうだ。すまない。 裏に転移ゲートを開いてある。 その剣を持って逃げよ…。それを持っていれば、少しはまともに連中とやりあえるだろう。
[彼女に放ったのは世界に一つだけの不死殺しの魔剣。 その剣の傷口は、何によっても癒えることなく、不死者を殺せる伝説の魔剣。]
(104) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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― 少し前・回想 ― [カリュクスが目覚める前、ドナルドの言葉にそちらを振り向いた。]
……忙しくはない。 暫く使っていなかったモノを引っ張り出す準備が必要だった。 その準備をしていただけだ…。
[一度、その手帳を閉じると、彼の方を見た。]
……お前の力を篭めた物…? …すまないが、断る。それは大切なものだろう? 信頼できるか否か、不明な人間にそんなものを預けるな。 それに………。
[一度、言葉を切り、それからもう一度口を開いた。]
私は近いうちに死ぬ。その時に、それを持っていれば…。 どうなるか分かるだろう?
[隠すつもりはなく、さらりとそう告げた。]
(112) 2010/09/17(Fri) 21時半頃
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……やれやれ、強引なことだ。 そうだったな、大して前のことでもないが…。
[余裕の風体は決して崩さず、笑みすらも浮かべる。 その様子が、Helへと変わるのを見つめ]
そうだな、300年前はそんな姿ではなかったがな。 別に情に厚いつもりもないが…なに、ただの気紛れだ。
[彼女が歩み寄る様子にも、淡々と]
で、今日は茶でも飲みに来たか?
(118) 2010/09/17(Fri) 22時頃
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― 回想 ―
[大切なものを礼と言って渡す様子に>>119半ば呆れながらも]
……庇護は私の気紛れだ。礼だと言うなら必要はない。 戦闘も同じだ…私が今の力で勝ち目がないのはHelの力を持ったあの娘と、ベネットくらいなもの。 まともな足しになるとも思えんが…?
[そうは言いつつも、強引にこちらに渡す様子に深く溜息をついた。]
そういうところはあの女とそっくりだな。 ……どちらでもいい、私が全力で戦うことになりそうであれば、迷うことなく砕け…。
[言い出したら聞かぬ様子に、仕方なしにその義眼を受け取った。]
(121) 2010/09/17(Fri) 22時頃
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カルヴィンは、ドナルドの強引さに溜息をつきつつ。
2010/09/17(Fri) 22時頃
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[当然のように茶を断る様子に、もう一度軽く笑った。]
まあそうだろうな。 断られて私は悲しい…。
[滑稽そうに笑い続け、切り替わり続く言葉に]
断る…といえば、私は攻撃されてしまうのかな…? だが、いかに始祖と使途の力を宿すと言えど、私は最強の始祖だ。 ましてや、ここは私の領域…死の覚悟が必要だと思うが…?正気か?
[本来の力がない今、勝機は皆無。 戦闘を回避する為に、言葉を続けてはみるが…。]
(恐らく気付かれているだろうな…。昔の力が全くないことに…。)
(124) 2010/09/17(Fri) 22時半頃
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― 回想 ―
[小さな溜息、そのままそれを眺めて]
……だが…闇の力…回復させたくない理由もある。 これ以上…あれが強くなっても困るしな…。
[瞳を閉じて、それをポケットにつっこんだ。]
返品は効かぬ…か…。 やれやれ、面倒な子どもを拾ったものだ…。
[小さく笑みを零し、再び手帳を開き手帳を読み始めた。]
(132) 2010/09/17(Fri) 22時半頃
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…そうか。やるというならば、仕方がない…。
[ポケットに入れた、少年の瞳を握る。 しかし、それを握って一度だけ首を振る。]
わかった。 ならば来るが良い。貴様が相対するのは闇の王…これより先、言葉は要らぬ!
[左手に闇の魔力をこめると、巨大な球体となって拳を包んだ。 横目で一度、二人を見ると、そこから逃げ出す様子に呟く。]
…此方の約束…守れずにすまない。 だが、あれは…敵の手に落ちる前に砕け…。
[そう告げて、視線をミッシェルに向けた。]
(135) 2010/09/17(Fri) 23時頃
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あぁ、奪えるものなら奪ってみるがよい。 だが、この餌…安くはないぞ!
[細かい氷の弾丸を確認する。 右手に構えた剣を振るい、氷を弾くが、剣も共に弾かれた。]
……思っていた以上に…
[力が落ちた。その一瞬の隙、否、隙は見せたつもりはなかった。 一度目の一撃くらいは流せるはずだった。しかし…――]
ぐっ――……
[魔術で払う訳でもなく、凍気を篭めた拳は、その身に刺さり、後方へと吹き飛んだ。 気が抜ければ、闇の魔力も打ち消えてしまい。]
………くっ…くっ…はっはっはっはっはっ…
[あまりの自らの力の落ち方に思わず笑いが零れた。]
(145) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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[警戒し、追い討ちをかける様子もなく 自らは、ひとしきり笑い終えると、小さく息を整えた。]
すまないな…。ふざけるつもりは全くなかったんだ。 今現状の本気を…これでも出していたつもりだったんだが…。
…加減する必要はない。 Helの力を持つもの相手に、今の私で戦おうなどと考えた私が愚かであった…。 その力…使いこなせないならば、退く事を薦める…。
そうでなければ、今追い討ちを…止めを刺さなかったことを後悔する事となる。
[左腕の袖を引きちぎる。 その腕に浮かぶ禁呪の陣が闇色に暗く輝く。]
…全盛期時代の闇の王の力…これを使う羽目になるとは思わなかった。
[ぶつぶつと、呪文を唱え始めた。]
(152) 2010/09/17(Fri) 23時半頃
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貴様は今…判断を間違えた。
[攻撃に打って出た彼女。氷刃は届く間際の刹那。 呪文は完成し、…――彼の命を吸った。
瞬間、辺りを漆黒の闇が包み、それが晴れた時、 少年は青年の姿でそこに立つ。]
平伏せ…貴様の前に存在するのは…真なる闇の王。
[かつての闇の力。存在する時間は僅か{3}分。 ――…その時間だけ、彼は本来の姿、力を取り戻す。
氷刃は、闇によって留められ、彼が片手で上げると、 反抗するように彼女の元へと向かう。]
(162) 2010/09/18(Sat) 00時頃
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どうした?ひるんだか?
[頬に一筋の血を流す彼女を見る。]
…人間の身で、我らが始祖の力を扱おうなどとは、傲慢にも程がある。 もっとも…それを使いこなせていたとしても、貴様に勝ち目はないがな。
[身体を傷めている。その姿にも躊躇はなく。]
闇夜の前奏曲《ダークネス・プレリュード》
[周囲を包む闇の気配はいっそう濃くなり、彼女を蝕む為、周囲を囲むように]
時間がないんだ。さっさと死ね。
[闇の霧に紛れて、闇の刃を放った。]
(168) 2010/09/18(Sat) 00時頃
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[途端、倉庫を破り入ってくる二つの影。 そこを見て、小さく舌打ち。]
……ベネットか…。 (残りの時間で始祖二人。ぎりぎり時間が足りない…。 せめて、半刻でももってくれれば…)
[ポケットの義眼…しかしそれには触れない。 これは今使うべきでないと把握しているから。]
(これを使うべきは私じゃない…。彼…そう、力を取り戻して確信した…。 彼は今この時代に生きているのだから…。)
邪魔をするな。今は男女の密会中だぞ? 発動せよ、呪縛の魔眼…――
[視線を入ってきた二人に向けた。]
(175) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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…残念だが……。
[大鎌を止めるために右腕を差し出す。]
…弱者よ…退かねば死ぬぞ…。
[その強い視線で割り込んできた彼>>182を睨む。 そのまま、彼の腹めがけて蹴りを繰り出す。]
(185) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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[その身は姿を消し、更に一歩後ろへ。]
(…時間がもう残り少ない…。終わらせなければ…。)
さぁ、全員まとめて死を迎えるがいい…。 闇夜の鎮魂歌《ナイト・レクイエム》
[先程の闇の刃を、部屋全体に散りばめる。 それは、周囲のありとあらゆるものを巻き込み切り刻む。 しかし、出て行ったはずのカリュクスの気配を背に感じ、術の発動を止めた。]
カリュクス…何をしに来た。 ここにいると貴様も巻き込まれ……っ!?
[その怪しい気配に、逃げようとするが…――
―――…時間…切れ――…
力を喪い、背中から心臓へ、深々と突き刺さる魔剣。]
(193) 2010/09/18(Sat) 00時半頃
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ぐっ…がっ……―――
[いずれにせよ、その命は喪われる命。 しかし、せめて倒すべきをと願っていたが、力は途切れた。 一瞬で察した彼女の行為。闇に飲まれた心。]
……そ…うか…そんなにも…力が…欲しかったか…。 …全て、自業自得だな…。
[ふらりと剣から離れる。 そのまま、彼女を抱き寄せると…静かに瞳を閉じた。]
闇の祝福よ…飲まれることなく、彼女の力に…。
[残った全ての闇の力を、迷うことなく彼女に捧げる。]
欲しければ…こんな残りカスで良ければ、持って行け。 それでも今の倍以上は強くなれるだろうさ。
[そのまま力尽きて、地に伏した。]
(196) 2010/09/18(Sat) 01時頃
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(転移の…魔眼…これを…彼の元へ…)
[地に伏し瞳を閉じる。 ドナルドから預かった義眼は、空間を切り裂き、彼が信頼するある少年の下へ。 そのポケットには既に義眼は無く…。]
(…ソフィア…すまん、空間を…裂かぬようにする余力は…無か…った…)
(198) 2010/09/18(Sat) 01時頃
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― 西大陸《ウエスティ》 ―
[その大陸のとある街の小さな酒場。]
『おい、カルヴィン!ちょっとこっち持っていってくれ。』
あ、はい、今運びます!
[酒場で働くカルヴィンと呼ばれた少年。 その姿は、闇の王とよく似ていた。 黒に染まった髪と、赤色に光る眼だけが彼とは違っていた。]
えっと、これはどのテーブルですか?
[コツン…と頭に当たる小さな物体。]
ん…これ…なんだろ?小さな…石? 丸い球体………?
[不思議そうな顔をしながら、それをポケットにしまうと、仕事に戻る。]
(205) 2010/09/18(Sat) 01時半頃
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― side:西大陸《ウエスティ》 ― [最後の仕事を終えると、給金を受け取った。]
あ、今までありがとうございました。
『本当にこの大陸を出ちまうのか?』
はい、寝坊している主人を起こしに行かないといけないので…。かれこれ、300年近く眠っていますからね!
『そりゃ、かなりの寝坊助だな。血のストックは大丈夫かい?』
はい。皆さんが少しずつ分けてくれたので、大丈夫です。今日、この後の船で行くので、失礼しますね。
[ぺこりと、一度頭を下げ、酒場を後にした。 船着場まで辿り着けば、もう一度先程の石を取り出した。]
……これ…魔力が篭っている。マスターが多分送ってきたんだ。 さっき大きな力になって、その後消えてしまった。何があったんだろう…。
[不安げにマスターから送られてきたであろう物を眺めながら、船を待った]
(209) 2010/09/18(Sat) 01時半頃
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― side:西大陸《ウエスティ》 ―
[船は待てどもやって来ず、目的地で何かがあったと聞けば心配するも]
…ま、仕方ないか。 船が何時出るか知らないけど、その後ゆっくり起こせばいいか。
マスターに限ってなんかあったりはしないと思うんだけど…。
[ぼんやりと、港の待合所で飲み物を飲みながら、先程の 送られてきた石を見つめる。 彼の死と全てを知るのは、全てが終わった後…。**]
(214) 2010/09/18(Sat) 02時頃
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わ、悪いが……くれてやるのは、私の残りカスだけだ…。
[不意に>>248笑みを浮かべる彼女にそう告げた。 既に失われた力で、弱々しく近くにいた男を捕まえる。 そうして、一度テレポートし、もう一人の男を捕また。]
カリュ…クス…あまり…一度に、欲張るな…。
―――二人…とも…来い…。 転移の…魔眼……。
[領域《テリトリー》内では全ての魔眼を何の条件も無く使用できる。 だからこそ、半ば強引に二人を連れて、倉庫から脱出した。]
― 倉庫→どこかのビルの屋上 ―
(257) 2010/09/18(Sat) 09時頃
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― どこかの屋上 ―
[無事に移動を確認すると、小さく溜息。 そこに二人がついてきていたかは分からなかった。 既に、視力が失われかけていたためだ。]
二人とも…無事…か…?
[確認するように告げて、辺りを見回した。]
……いつか…死ぬつもりで…用意していた魔剣…。 それは…今回は、使うことは無いと思っていたが…。
[皮肉な話だと軽く笑って、自らの傷跡を見る。]
死者に対して…随分な仕打ちだ。 力なんざ大して残ってなく、放っておいても死んだとぃうに…。
(262) 2010/09/18(Sat) 09時頃
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[暫く間をおいて、納得したように笑う。]
結局…無駄死にか……。
[自嘲するように笑って、二人を、二人の影を見た。 逃げる際に拾ったもう一本の魔剣を腰から取り出す。]
さて…二人は破滅を望むものか?それとも、それを阻止するものか? 阻止するために必要な力…貸してやってもいいぞ…?
[死の近づく自らの身体を、ぼんやりと眺めながら 二人の返事を待った**]
(263) 2010/09/18(Sat) 09時頃
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[>>268ラルフが言うマーゴと言う名に、軽く首を傾げた。]
あぁ…カリュクスか…。 問題ない…どうせ死ぬ、否…。
[少しだけ間をおいて二人の話を聞く。]
助けたいと思うのなら…別にそれで構わん。 世界を壊すつもりが無いのなら…それで構わん。
[そこまで言って、血を吐き捨てる。 二人に死にかけだの、休めだのと言われれば、軽く笑い]
貴様らは…誤解している…。 私の…身体は、既に死んでいる…。 記憶、感情はただの残留思念…身体を動かしているのは、我が眷属、闇の力…。 禁呪の発動…と同時に私の命は、尽きたのだからな。
[そう言って二人を見てから軽く首を振った。]
(284) 2010/09/18(Sat) 14時頃
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[二人の影に視線を送り、口元をゆがめて笑う。]
貴様らの言うとおり、私にはもう戦うのは愚か、動く力すらない。 …"私には"…な…。
[だから、と続けて、懐から手帳と、横に置いた剣を出す。]
ここに、二つの武器がある…一つは魔剣。名を『闇太刀《ヤミダチ》』と呼ぶ。 闇の力を秘めた剣だ。 もう一つは私の手帳…闇の書と呼ばれる手帳だ。 闇の魔術、闇に対抗する魔術の全てが書かれている。 魔眼の力と扱い方も書いてあるが…まあ、これを扱えるのは私とその眷属くらいなものだろう。
[その二つを二人に押し付けた。]
(285) 2010/09/18(Sat) 14時頃
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[最後に、暫く迷って、申し訳なさそうにゆっくりと口を開く。]
…もう一つ…頼まれて欲しい…。 私の眷属…吸血鬼の第一世代が西大陸《ウェスティ》にいる。 闇の王の力の半分を継いだ少年。 まだ、目覚めていないが、私の後継者となる闇の王…否、今はまだ、闇の王子と言ったところか…。 その少年は恐らく、この国に入れず困っているかもしれん…。 余力があればで構わん…。その少年を助けてくれないだろうか? きっと君達の力に……。
[その言葉を告げて、そのまま*瞳を閉じた。*]
(286) 2010/09/18(Sat) 14時頃
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― 西大陸《ウェスティ》 ―
[飲み終えたグラスを置くと、そこから港へと出た。 地平線の彼方を見つめると、ぼんやりと、空間の境目が曖昧になっていた。]
あの大陸で何が……って…痛っ……。
[不意に左腕が痛みだし、袖をまくった。 左腕には何かの文字がびっしりと描かれていた。]
…これは…どこかで見たことが……。
[慌てて胸元から手帳を出すと、それを調べ始める。 しかし、どのページにも載っていなく諦めかけていた。]
(302) 2010/09/18(Sat) 16時頃
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|
[ようやく見つけたのは、手帳の最後のページ。 そこに、書かれていた物に目を見開いた。 絶対に使用してはいけないと書かれた禁呪]
これは…命を巣食う禁じられた呪術? まさか、マスターはこれを…?僕の腕に現れたのは…。
[静かに息を飲む。不意に訪れた眩暈に、膝を着いた。]
闇の王の死と…力の継承…。マスター…。
[船は出ず、空間の境界に戸惑いを隠せず、それでも闇の翼を広げると、空へ羽ばたく。 しかしその色は二色。片翼は黒、もう一方は白。 辿り着くことはできなくとも、向かうのは彼が死んだ、海の果ての大陸。**]
(304) 2010/09/18(Sat) 16時頃
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― 西大陸《ウエスティ》 ―
[空へと羽ばたき、海域を漂っていると、ふと、視線に船が見えた。 そこへと降り立つと、辺りを見回しながら、船の中を見る。]
あ、あの〜、すいません、どなたかいらっしゃいませんか?? すみません〜??
[船の中を探し回るが、人影が見えず、途方に暮れ]
…ど、どうしよう…?? この船、勝手に借りたら怒られちゃうかな…。
[静かに周囲を見回しながら、船を観察した。]
(349) 2010/09/18(Sat) 22時頃
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― どこかの屋上 ―
[二人の表情を見て、静かに笑ってみせる。]
何を言っている…。 使えるか…使えぬかで無く、使えそうなものは何でも持って言っておけ…。 何かの…きっかけで…使えるかもしれんだろう…?
[ラルフの様子が変わった事にも気付けず、静かに続ける。]
私に…もう、そんな余力は無い…。しかし、あの馬鹿のことだ…。見つければ何の疑問も無く、乗ってしまうだろうな…。
[それは、少しだけ楽しげに、笑いながら告げる。 しかし、見えぬ瞳は、そのまま開くことなく。]
赤子…例の瞳…わが子に授けた…。 必要であれば、回収するが良い……。 これを…持って行け…。
[そう告げて赤子に渡すのは一枚の羽。]
(358) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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これは私の意志。それを見せれば、奴は貴様の力に………。
[一度咳き込み、空を見た。]
奴は…私の力を…全ては使えないだろうな…それでも…。 秘めたる力は、今の、否、起きた時の私よりは上だろう。 ………千年を超える私の生…様々なことがあった…。 決して…良いことばかりでもなく…正しいことも行えず…。
しかし…私の人生は………
[幸福に満ちていた…。その言葉は零れることはなかったが、ゆっくりと目を閉じる。 その顔は、少しばかり満足そうに…]
(359) 2010/09/18(Sat) 22時半頃
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