132 lapis ad die post cras
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―娯楽室―
……まぐかっぷぅ。
[壊されて、もう元には戻らない――もの。 知らないうちに無くなっていたのもショックで。]
……そういえば、ジャックって、 膝抱えて隅っこにいつも居なかったっけ……。
[メインブリッジに向かう途中、玖休が居るかと娯楽室を覗いた。 きゅるりと腹の鳴く音が響く程静かで]
(147) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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待っていたとも……っ!
[結論はまだ分からないまま。 それでも、『逢いに来てくれた』事が嬉しくて、伸ばされた手を取って部屋に引き入れる。 そのまま強く抱き締めた。]
逢い、たかった……!
(148) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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ちょ まて、って
[抱きしめられるまま、顔を埋めた。 痛みを感じない手が、引き寄せられたことに痛めばいいのに、と思った]
俺も あいたかった
[背中で扉が閉まる音を聞いた]
(149) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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[怖かった。と、吐露するトルドヴィンの、表情の微かな変化を余さず受け止める。自分よりずっと大人な容姿の彼が、ありのままの言葉を紡いでいる]
怖い、気持ちは、そうだな、ちょっとわかる。
[微かに目尻を下げて、吐息零すように笑う]
この寂しさは、絆の証だ。 まっすぐに向き合って、その上で、別の道を選んだ。 どうでもいい、だれでもいいなら、こんなに寂しくなったりしない。
[寂しさは、特別なのだ。だから自分は、迷わず歩いていける]
トルドヴィンも、怖くてもちゃんと、自分のために選んで。 そうじゃないと、大事なものを見失うよ。
(150) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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離したら、いなくなってしまいそうで――って、え?
[空耳だろうか。 扉の締まる音と同時、聞こえた声。]
ジャックが? 我に? ――本当に?
(151) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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[ティソを見送ってから、がらんとした食堂で二人きり。 ここに人がいないのも、もう残る人数が少ないというようで となりにある幸せを思っても少し寂しくはあり。
>>146モナリザの額が軽い音とおもに肩へ、 そっと手を伸ばして肩を撫でた]
『モナリザ、次はどこを探してみようか』
[この位置だと、文字は見えないかもしれないが]
(152) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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嘘言ってどうすんの ……その、さ
[なんて言えば一番伝わりやすくて 一番、恥ずかしくないか。 考えた結果――]
参休に、言いに行こうよ ってかここでもいいんだっけ ……その、キリシマの気が変わってなければ、だけど……
(153) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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[目を伏せた。
カードを捲る音。ダイスを転がす音。 笑い声。悔しがる声。励ます声。楽しむ声。
聞こえるはずのない音。]
――…つぅ
[頭痛が走り、顔をしかめた。 逃げ出すように部屋を出る。]
(154) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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理性子 参休は、メモを貼った。
2013/07/31(Wed) 00時頃
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――ああ。
[高鳴りは大きな声になる。 何故選んでくれたのか、玖休はどうなったのか、経緯はおいおい聞けば良い。今、大切なのは。]
気持ちが変わる訳ないだろう。 愛している……!
[抱き締めたまま、指だけを動かしてモニターをジャックの背中の後ろに出す。
参休 ニア呼び出し
コマンドを打ちこんで、応答を待った。]
(155) 2013/07/31(Wed) 00時頃
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[怖い。自分が独り宇宙に取り残される恐怖とは異なる。 危害を加えたくない相手の心の内側を傷付けてしまう事への畏怖。 だから、踏み込む事も踏み込ませる事も好まなかった。 臆病さを幾重もの自尊心と障壁で包み隠す事の気恥ずかしさ。
けれど、それすら彼は理解してくれている気がした。]
玖休は、ひとりではないのですね。
[自分にとって特別で、大切なものを、]
見失う前に、……有難う、玖休。 育てる事が出来るか解りませんが、…芽吹いた感覚を大切に、してみます。
―――艦を、…頼みます。
[頬にはまだ、指先を残してくれているだろうか。 そうであればそっと、その掌へ頬擦りしてから、姿勢を正す]
(156) 2013/07/31(Wed) 00時半頃
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[誰も申請がなければ、と ティソが乗ることを想定して装備をしていたが 呼び出しには瞬時に応じる。 いつでも、何があろうと 参休はどこにでもいる]
(157) 2013/07/31(Wed) 00時半頃
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――頼むから、気が変わったなんて言わないでくれよ。
[声は不安に震えても、抱き締める強さは変わらない。 反応の合図に申請の言葉を。]
参休、ポッドを頼む。 我と、ジャックが、乗る。
(158) 2013/07/31(Wed) 00時半頃
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――トルドヴィンより、参休へ。申請取り消し要請。
[微か視線を持ち上げて耳許の端末に触れ、 音声にて、参休へ取り消し要請を。
回線を切断後、玖休を見遣り浅く会釈した。]
(159) 2013/07/31(Wed) 00時半頃
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理性子 参休は、メモを貼った。
2013/07/31(Wed) 00時半頃
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―展望室―
[視界いっぱいに広がる宇宙。青い惑星。 ガラス面によたりと近寄り、凭れ掛かった。
座り込む。 息を吐く。 指を伸ばす。]
…………あ ぁ ……
――早く、 何処かに、かえり……たい
(160) 2013/07/31(Wed) 00時半頃
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うん。寂しくたって、ひとりじゃない。
[胸に宿るこの温かさがある限り。 手のひらに感じるトルドヴィンの頬の熱を、しっかりと覚えておこうと思う。少し自分と重なって感じることも多い人。その行く先の光を願う]
よし、任された。健闘を祈る。
[トルドヴィンが姿勢を正すと、手元から熱が離れていく。そのことも少し「寂しい」。そしてそう感じられることが「嬉しい」。 にへ、と、また無邪気に笑って、トルドヴィンに頷いた]
(161) 2013/07/31(Wed) 00時半頃
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いってらっしゃい。
[会釈をするトルドヴィンの背を押すように、笑顔で手を振った]
(162) 2013/07/31(Wed) 00時半頃
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理性子 参休は、メモを貼った。
2013/07/31(Wed) 00時半頃
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愛している、ジャック。
[今は、同じ言葉が返らなくとも構わない。 その感情が理解出来なくとも。 自分が如何に彼を愛しているか、これからの長い時間をかけて伝えていこう。]
――行こうか。
[抱き締めていた手を離し、繋ぎ直す。 歩幅はジャックに合わせてポッドへと――……**]
(163) 2013/07/31(Wed) 00時半頃
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気なんて変わらないよ
……ずっと、一緒にいようよ
(164) 2013/07/31(Wed) 00時半頃
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