56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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それじゃあ、早速行こうか。
[見張り台の下に居る騎士に交代を告げて、フィリップを伴い見張り台を登る。 階段を登ると空が近づくと、背中でぽつりぽつり少年が言葉を零す。 途中で口を噤んだが、寂しそうに見えて]
僕が言うのは何だけど。 そう気を落とさないで。
…その鳥、大切にしてたの?
[父親を亡くしたばかりの自分が気を落とすなと言うのも少し可笑しい話だったが。 見張り台の上に詰めていた騎士達と交代して、眼下に広がる光景を見上げる。
――彼方前方にある平原には、敵軍の騎士と旗が犇めき合い、まるで巨大な獣を思わせる]
(57) 2011/06/29(Wed) 23時半頃
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[軽やかなステップと剣捌き。 物心ついたころから訓練していても、まるで見たことも無いような彼女の剣術は、単純に美しいと思えた。
―――否、恐らくそう思える、のだろう。
今のそれは酷く乱れているように見える。]
用があるのはお前の方だと思ったが。
[敬礼を受ければ戸口から中へと進む。 日常の訓練と同じように間合いを取り、彼女の前に立った]
何に心を乱している。
[女騎士を細く見据え、問いかける。]
(58) 2011/06/29(Wed) 23時半頃
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[見張り台の上から見る地には、戦の気配が満ちていた。 少年は、空を見上げる。 鳥の亡骸は地に埋めても、魂は空を舞っているに違いない。 いつかムパムピスが説いてくれた教えを思い出す]
伝書鳥は何羽もいるから… 特別ってわけじゃあないんですけど。 でも、あいつらも僕たちの仲間で、任務の為に命を落としたんです。 僕くらい、顧みないと、報われないです。
[寂しそうに少し笑って、空を見上げて目を細める。 発つ鳥を見送るように。 それから、ベネットの方を向きなおる]
すみません、ベネットさん、辛い時だってわかってるのに。 僕は甘えてばかりだ。 ベネットさんは、―――大丈夫ですか?
[心配そうに、ベネットを見上げた]
(59) 2011/06/29(Wed) 23時半頃
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は… 私には何を仰っているのか…
[心情を見透かされた。 目の前の男の質問は図星だった。隠すように答えてみたが動揺は隠し切れていない。 持っていた剣に力を込めると視線を僅かに外した。]
(60) 2011/06/30(Thu) 00時頃
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[視線を反らす彼女を、すう、と見つめる。 逃さない、というように]
自覚が無い、訳ではないな。 もし本当に無意識なら、ここを去っていた所だった。
[剣を握りしめる拳を一瞬見遣り]
お前は「負けたくない」、と、私に言ったな。
もう一度聞く。お前の敵は何だ。
(61) 2011/06/30(Thu) 00時頃
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[話題を変えたことは成功したようで、ミッシェルの意識は公女へといったようだ。>>8 追求されなかったことに安心し、気付かれないように息を吐く。]
士気を高めるために、わざわざ来てくれてんだろう。 やっぱ、居るのと居ないのとじゃ違うしな。
[幼馴染に入団を決めたと報告した時、理由を告げたかは覚えていない。 それでも毎回公女のことを話す様子で悟られているのだろう。]
(62) 2011/06/30(Thu) 00時頃
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[言葉を続けようとすると、口元にシチューが入った匙を出された。>>9 反射的に口を開けかけ、我に返って顔を引く。]
って、どうした? 食わないのか?
[何かを考えるような表情を見せた後。>>10 半分ほど残ったシチューを返され、少し心配になって声を掛ける。]
おい。 どっか具合悪いのか?
[どこか機嫌が悪いようだが、その原因は思い当たらない。 先程まで元気良く食べていたようだったし、何より不機嫌であることを隠そうとしている素振りを不思議に思う。 理由を問おうとしたが、さっさと食堂を出て行ってしまった。]
なんだ?あいつ。 嫌いなものでも入っていたのか?
[首を傾げながら、残されたシチューを口にした。]
(63) 2011/06/30(Thu) 00時頃
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全然大丈夫じゃないよ。
[彼方の平原を背に、青年は首を横に振る。 空は鳥が舞う様に澄んでいるのに、戦の気配は濃くなるばかり]
もう戦の気配は直ぐ其処にまで迫ってる。 なのに、今頃戦闘に立って皆を纏め上げる父さんが死んで。
僕なんかが父さん見たいに出来る訳が無いのに。 父さん見たいな『騎士』に成れないで皆を束ねる事も。
出来ないって言ってるのに。 それでも僕に期待する人も居るから……
[例え青年が団長の座に就いた所で、父親との比較はどうしても付いて来る。 その事に苦笑しながら、再び平原を見詰める]
(64) 2011/06/30(Thu) 00時頃
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[男の視線は鋭く、その場から一歩も動けなかった。]
私の敵…
[一瞬目を伏せて考えた。数秒の沈黙の後、女は答える。]
私の敵は…これから起こるであろう戦の敵兵。 いいえ。男…敵兵だろうと味方だろうと男には負けたくないんです。 私は…戦でお荷物になりたくないんです。
[女は半ば強引に騎士団に入団した。 だがペラジーのように看護も出来ない。イアンのように剣術も上手くない、かと言ってヤニクのように弓術も実力のない自分が許せなかった。女は苦痛に顔を歪めた。]
(65) 2011/06/30(Thu) 00時頃
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―礼拝堂―
[ステンドグラスと神像を順に見詰める。 聖堂内は、簡素ながら手入れが行き届いていた。
平時なら、ちらほらと人が訪れるのだが、今日は少ない。 有事に備えて慌しく、礼拝どころではないのだろう]
……どうか、皆にご加護をお与え下さい。 彼らが無事に帰り着きますように。
[ロザリオを手に祈っていた。
俺の分まで頼む、と言われていた分も込めて、 緑と赤、二つの騎士団の無事と武運を願う]
(66) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 00時半頃
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[ギィン、と金属同士がぶつかる鈍い音と激しい衝撃に、急に手が軽くなった。 イアンの一撃を受け止めきれずに手から抜け落ちた剣は、回転し地面に突き刺さり。]
…――――!
[呼吸を置かずに振り下ろされる剣を、其の緋の目を見開いたままに、立ちつくしたままに見つめていた。]
(67) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 00時半頃
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[身体の半面を襲う風の音と、風圧はすさまじいものがあったが、何故か恐怖感は無く。 ピリ、と頬に鋭い熱が走ったけれども、それも意に介さずに、彼の顔を見上げていた。]
(68) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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[苦しそうに歪む顔を見遣るのは無機質な視線。]
そうか。それでは、私もお前の敵の一人だな。
[真顔で放った言葉は皮肉だとは気づかれないかもしれない。]
―――「お荷物」、か。
お前は、自分を貶めるのが趣味なのか。
(69) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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[食べ終えた食器を片付け、愛弓を持って食堂を出る。]
さあて、どこに行くかな。
[弓の訓練にもう一度行くのも良いが、気が乗らなかった。 ふらりと砦の中を歩く。]
(70) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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……いけませんね、どうも。 祈りを捧げているのに心を乱すようでは。
[伝え聞く不穏な情勢と、砦に吹き込む風が不安を漂わせる。 立ち上がると、箒を手に礼拝堂を出て、 墓所の様子を見に行くことにした]
(71) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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い…いえっ!!そんなつもりで言ったわけでは…
[言い換えされた言葉に慌てて首を振り]
そうゆうつもりではありません。 今のままで満足していたらこの先、何も成長は見込めないから… ここに入団したからには誇りを持って…自信を持って戦いたいのです。
(72) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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[大丈夫じゃない、というベネットを真直ぐに見つめる]
ファーレンハイト様と、ベネットさんは別の人間です。 確かに、その、こんなことを言っては失礼かもしれないけど… ベネットさんに、ファーレンハイト様のような力強さは、ありません。 でも、ベネットさんの穏やかな人柄は、皆を安心させる力があると、思います。 僕も、動物たちも、そういうベネットさんが好きなんですよ。
[自信を失っているような苦笑に、つい熱く拳を握って語っていた。 少年自身、有事の今は統率者には力が求められているのだろうと思う。 けれど、それは決してベネットが立つことを否定するものではなく、彼が志を決めるのならば、応援したいと思った]
(73) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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―医務室―
[無意識に鼻歌を歌いながら、薬を作る作業を終えた。 しばらくは医務室の中を薬の臭いが漂っているだろうが、もともとこの臭いは好きだった。自分に薬の知識を教えてくれた、今は亡き両親を思い出すからだ]
赤騎士団長かー…… イアンさんとベネットさん。どっちかがなるのかな。 どっちがなってもどこかから不満は出そう。
[医務室や食堂に来る騎士たちから、赤騎士団長の後任の噂話は耳に入ってくる。当然、悪く言う話も。人懐っこい笑顔の青年と、穏やかな笑顔の青年を思い浮かべて]
…最初から上手くやれる人なんていないだろうにね。 赤騎士団長だって、最初っからあんなに頼もしいわけじゃなかっただろうし。
[そうも言っていられないのが戦だが。]
(74) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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…済まない。
[ツ、と頬を伝う赤を拭う事はせずに、その変わりに散らなくなってしまった涙を拭って。 顔を俯けた後にじゃり、と砂を踏む音をたてて、地面に突き刺さる剣を抜きに足を出した。
不穏な風が、オスカーの短い髪を掬った。]
(75) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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私には、少なくとも平均程度には動いているように見えるが。 それでも本当に「お荷物」なのか。
[じっと、その瞳を見つめ。]
「誇り」「自信」……今のお前が求めているものか。 それが手に入らないのは、何故だ。
(76) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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― 廊下 ―
そっかそっか。空と向こうが見える所にしましょ。 この前は騎士殿描いたんで、今回は風景だな。
[向こうとは、此方が相対している敵国のほう。 もしかすると近々戦場になりそうな場所。]
んーしかし、何処が見えるのかわかんね。 来る必要ないし、あんま高いとこまで行ってないかんなー。
(77) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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[医務室の隅に置いてあった古い衣服や使わない布を広げ、縦に細く、ハサミを入れて裂いていく。
それは、動物達用の包帯作り。 戦になれば、やはり負傷した人間の治療が優先される。当然、新しい薬品などは人に割り当てられるため、手作りの塗り薬や古着の包帯をこうして作成しているのだ。 足りなくなれば、これらも人用に使われるだろうが]
足りてる内に、フィリップに渡しておかないとね。
[しばし、その作業に没頭する。考えごとをしつつも]
(78) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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…お前には、団長になる覚悟があるのか?
[握った剣の柄に力を込めて、剣を地面から抜くと、振り返らぬままにイアンに問いかけた。]
(79) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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ううん。それは本当の事だから。
[熱い程に拳を握る、真直ぐな少年の瞳。 その言葉に、嬉しいやら、むず痒いやら、色々な物の交った表情を作る]
僕だって、このまま騎士団が崩れていくのを見たくは無い。 でも、僕なんかが。 父さんと比べるとどうしても見劣りする僕なんかが大きすぎる大役を背負うくらいなら。 まだ、僕よりもずっと力のある人が団長に成るべきだと思う。 そうじゃないと、結局騎士団は崩れてしまうと思うから。
……僕なんかで立ち行く程簡単な騎士団なら、良かったんだけどね
[ポツリと最後に零した青年の心情は、フィリップにどの様に映っただろうか]
(80) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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そろそろ寒くなってくるけど、大丈夫? 毛布でも借りて来るなり、何なら先に帰ってくれても良いからね?
[その後、少年とは幾つかの言葉を交わしたか。 陽が傾き、少しずつ夜の帳が落ち始める地平線を眺めながら。 青年はその後も暫くの間、眼下に広がるこの、何れ戦場となるだろう地を眺めていただろう**]
(81) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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うーむ、騎士殿か。 騎士殿に聞くのは少し躊躇うんけどなぁ、やっぱ。 でも時間は多分、殆ど無くなるしなぁ。
[>>70食堂の近くかそれとも廊下か別の場所か、ともあれ緑の騎士団と思しき騎士の姿を見つけた。意を決し、尋ねてみる事に。]
あのー、騎士殿。 申し訳ありませんが、この砦の中で空と地平が見えるような場所をお知りでないですか?
[言葉遣いは未だ慣れないなと過ぎりながら―。]
(82) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 01時頃
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――医務室――
[休憩をした後、向かったのは医務室だった 訓練で怪我をした騎士達に声を掛けるのも、彼女の仕事の一つ
もちろん事前連絡など行っていないから、衛生兵には絶大な迷惑が掛かっているのだろうが
薬品の独特の匂いは、嫌いではない やんちゃな兄はよく怪我をしていたから、その匂いは兄を思い浮かべる 少し、寂しくなった]
あら――何をしていらっしゃいますの?
[白いフードが、手際良く動く>>78 布を断ち切るその姿は、まるで裁縫をしているように見えた]
(83) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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私は自身の実力に満足していません。 それでもあなたにそう言って頂けるのは強縮です。
[瞳を見つめられれば表情は苦悶に浮かぶ] お恥ずかしい話ですが、今の私にはどうしていいかわからないのです。
(84) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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何って、包帯作りを…………
…………………!えっ、 公女様!?あっ、こ、こんな所まで、お勤めですか!? ご苦労様です!
[来ているという話を聞いていなかったから、焦って立ち上がり、声が若干裏返った。内心、溜息をつく。>>83 以前、突然医務室に来られて治療中の騎士達が沸きあがり、治療がうまく進まなかったことがある。
態度には出さないものの、ひそかに厄介に思っている相手に間違いなかった。]
あ、あの、戦が近そうなので…包帯を作っていました。
(85) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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―墓地―
[体を動かせば気も紛れるかと思って、 持って来た箒で簡単に墓所の掃除を始めた。 命を落とした騎士達と、まだ新しい赤騎士団長の墓標。 彼を敬愛して訪れる者により、いつもきれいにされていた。 墓前に立ち、短い祈りを捧げる]
……今の騎士団の様子をご覧になったら、 ご心配で、来世にもなかなかゆかれないでしょうね。 後に残された者達の一人として、申し訳ないことです。
[今、長を失って不安定な赤狼の旗印を、 故ファーレンハイトがみればどう思うのだろう。 そんなことを考えて、眉を下げた]
いえ、きっと大丈夫ですよね…… 騎士団には心技とも優秀な方が多くいらっしゃいますから。
(86) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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