150 堕天使達の淫哀歌〜ヴェルル女学院〜
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-音楽室-
[秋の透き通った風が音楽室を抜けて、友人の髪を撫でていった。]
シナモンロールか!さーんきゅ。
[購買で買ったのだろうか。 少し潰れているけれど。 糖分を大いに消費してしまった今は有難く。]
いいよー。……あむ。
[半分に割られたシナモンロールを受け取り。大胆に齧る。 砂糖とシナモンが、舌の上で溶けていく。]
(27) 2013/10/31(Thu) 01時半頃
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[チアキにとってはホームグラウンドと言えるが、 部員ではないわたしは、何となく「馴染みのお客さん」の態で 隣に座ってむぐむぐとシナモンロールを齧っている。 甘いものは脳のエネルギーですよねー]
……そう言えば、今日、妙な噂? を聞いたんだけど。
[ジリヤの言っていた事だ。]
昼の購買で、3年生が……何だっけ、 「おおかみさんに食べられるとこわい部屋に連れて行かれる」 だったか。
チアキは聞いた事あるかな。
[口端のかけらを親指で拭ってぺろりとなめた]
(28) 2013/10/31(Thu) 02時頃
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ふふふ。妹がくれたのだー。 可愛いでしょ?
[子供っぽく、狼の縫いぐるみを両手で抱え、プリシラに見せびらかす。]
そうだねー ハロウィンだねー じゃあ、今日はオバケっぽく振る舞おうかな? どろどろー。
[そう言って、長めの白いカーデガンの裾を掴んで、頭にふわり。]
くすくす。またねー。 とりっくおあとりーとー
[カボチャの小さなチョコレートを渡して。手をひらひら。]
(29) 2013/10/31(Thu) 02時頃
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[自分とヨーランダの二人連れだと目立つのか、可愛い部員が遠巻きにチラチラと見ている。 いいから練習しろ、と目で優しく微笑む。 そうこうしているうちに、部員もやがて練習に勤しんだり。終えて帰宅したり。]
…噂ー?なにそれ。 流行ってんの?
[始めて聞くお伽話のようなそれには軽く笑った。 砂糖塗れの指を舌でなぞりながら。]
(30) 2013/10/31(Thu) 02時頃
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[反応からすると、チアキは初耳なのかも知れない。]
さぁ。詳しい事は分からないけど。
んー……噂として流行ってるのならどう考えても暗喩だし、
[おおかみ。 食べられる。 こわい部屋。]
あれは何となく、額面通りの意味じゃないのを 分かってて言っていたような、いないような。
(31) 2013/10/31(Thu) 02時頃
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ふーん。
[それだけ言われてもさっぱりだ。 要領を得ない友人の顔を何となしに見ながら、相槌を打つ。]
狼に食べられたらそりゃ死ぬだろう。 …ではなく、連れて行かれるの?
[部員に聞けば分かるのだろうか。 携帯も持っていない自分は、裏の掲示板とか、そういう暗部には疎かったし、別に自ずから知りたいとも思わない。]
(32) 2013/10/31(Thu) 02時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/10/31(Thu) 02時半頃
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みたいだね。
[思索に傾いているせいか、何もない前方に視野を投げる]
もっとも? こわい部屋が何なのかによっては、 ニアリーイコールなのかも知れないけど。
[――狼に食べられる、については、 ある意味有名すぎるので割愛。 ただし、この場合の部屋は食べられて死ぬ話ではないと思う。]
おおかみさんに食べられないように気を付けるんだよ。 君が連れて行かれたら、部活の子達もわたしも困ってしまう。
(33) 2013/10/31(Thu) 02時半頃
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…んー。分からん。
[思案したが反省室のようなイメージしか浮かばなく。 この学院ならば反省室という響きすら、淫靡に聞こえるので。 …そこまで思案したところで、あながちただのお伽話では無いのかもしれない、と思い至る。]
本当にあるんかねー?
[友人の忠告には、カラッと秋空のような笑顔を向けて。]
はっはっは、連れてかれるのかー?それは困るなぁ。 寂しがってくれるかい? 私も寂しいぜー。
[怖い怖い、と戯けた。]
(34) 2013/10/31(Thu) 02時半頃
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そうだね、すごく寂しいな。
……わたしは元々友達が少ないし、 多分チアキが一番理解を示してくれているから。
[ふざけた調子の反応があったので、 こちらも冗談めかした声に切り替えた]
いなくなったら孤独死が待っている……!
[大げさに嘆いてみた。**]
(35) 2013/10/31(Thu) 03時頃
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あっはっは。大丈夫だって。 でも、ま、もし連れて行かれても、ヨーランダ居れば何とかなるだろ!
[>>1:384 物理でも倒すような軽いノリで応える。 ドラムやギターの音が引っ切り無しに鳴る教室に、ハスキーボイスの笑い声は溶けていった。]
[その後友人と他愛ない会話をしていくうちに、秋空の澄んだ空気も冷えてきて。 ヨーランダにカツ丼奢れとせがんだかもしれないし、或いはお楽しみはまたの機会にして別れ、自分は部活動に勤しんだかもしれないし。 選択を委ねた。**]
(36) 2013/10/31(Thu) 03時半頃
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― 放課後 ―
…おはよう。
[もぞもぞと布団を這い出る。 昨日の疲労も相まってゆっくりと寝ていたようで時計を見れば既に時間は放課後だった。]
私寝過ぎ…。
[大分楽になった身体で汗をかいたジャージから新しいジャージに着替えた。]
お腹へったな。
[そういえば朝から何も食べていない。学校を休む連絡もすっかり忘れていたが相部屋の子がきっとしてくれただろう。]
(37) 2013/10/31(Thu) 06時頃
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[まずはお腹満たそうと部屋を出ようと開いた扉に何かが当たった。]
…籠? ……と袋?
[籠がまさか昨日置かれたものだと思いもしない。 朝、相部屋の子が慌てて飛び出してドアをおもいっきりぶつけて籠の中身が少し乱れていたが、それにも気づかなかった。]
お見舞い、だよね?
[籠を置いてくれた人には心当たりが無く、しばし悩んだが。 その人に感謝してありがたくいただくことにした。 用途不明のくすりは、今度誰かに聞いてみよう、と。]
(38) 2013/10/31(Thu) 06時頃
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ピッパ先輩…。
[もう一つの袋には差出人からのメモが入っていて。]
えへへ。
[ピッパが気にかけてくれたが嬉しくてへにゃりと笑う。]
また会いたいな。
[メモに返事をするようにつぶやくと籠と袋をかかえて部屋に戻って。 籠から風邪薬を飲んで、袋からプリンを頂いた。**]
(39) 2013/10/31(Thu) 06時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2013/10/31(Thu) 06時頃
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――寮・談話室――
[眼鏡越しに文字を追いかける瞳は忙しない。 内容については確りブックカバーをかけてあった。]
……
[本に書かれたテストを指先でなぞって こっちかな、と示した先]
"「ピュアで高潔な自分のアイデンティティ」を守ることに必死なカタブツ女性の象徴。"
[小声で読み上げて、すごい当たってる、と。]
(40) 2013/10/31(Thu) 06時半頃
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[占いなんて信じるタイプではないのだが、 中古屋で安かったから買ってみた星座と血液型の本。 当たるも八卦当たらぬも八卦とは言うが]
"乙女座にとって不倫は不幸の始まり。"
……、 ……不幸…?
[一瞬ジリヤとミルフィの顔が浮かぶ。 なんでも本によると、乙女座は秘密の恋愛をすればするほど泥沼にハマるタイプのようで]
……心当たりあるかもしれない……
[真面目な顔で呟いて、自分の項目だけ読み終えれば ぱたん、と本を閉じた。]
(41) 2013/10/31(Thu) 06時半頃
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副会長かぁ。
[座り心地はまあ、ふつう? 室内を見回しても当然おもしろいモノなんてそう有るわけでもないけれど。 パンをもくもくと食べながら他の生徒会員に囲まれるエリーを想像してみて……わ、似合う。]
ここで、「おしゃべり」してるんだ。 ……どんな?
[それは噂の確認をするような視線、他にも生徒会員が場所を求めて来ない限りここでは二人きりなのだし?と声は潜めることなく昼休みの終わりまで*続いた、かも*]
(42) 2013/10/31(Thu) 06時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2013/10/31(Thu) 06時半頃
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[ふぅ、と息を吐くと 次の本を取り出して。
ついでに鞄から缶コーヒーとサプリメントを取り出し ビタミンC補給。 必要な栄養をサプリで摂ってしまうあたりは]
フルーツのビタミンCもこれも大差ないし……
["完璧主義者なだけに自分が完璧じゃないときの言い訳も完璧"な、乙女座らしかった。**]
(43) 2013/10/31(Thu) 07時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2013/10/31(Thu) 07時半頃
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??? それはあれか、もしチアキが連れて行かれたら、 わたしが助けに行けば良いということだな。 ……頑張る。
[別段そこまで言われた訳ではないかも知れないが、 あまり考えずにそんな回答をしていた。>>36]
[その後はチアキ達の練習を見学したり駄弁ったり、 晩ごはんどうしようか、気が変わったらカツ丼から 変えても良いんだよ、と夕飯に誘い、 それが済んだら寮に帰って行った。]
(44) 2013/10/31(Thu) 09時頃
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― 放課後、寮自室 ―
ただいま。
[ピッパは帰って来ているがまた外出、の模様だ]
[自分も制服を脱いで部屋着に着替えた。 ゆったりしたマキシワンピは頭から被るだけというお手軽さ]
……
[少しばかり持て余した時間。 ころん、とベッドに倒れた。**]
(45) 2013/10/31(Thu) 09時頃
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ヨーランダは、洗濯しなきゃ、と洗い物をまとめて部屋を出た。
2013/10/31(Thu) 12時頃
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[プリンだけではお腹は膨らまない。]
お腹空いた。
[食べ物を求めて部屋の外へ出る。]
あっ、ヨーランダせんぱーい。
[洗い物を抱えたヨーランダを発見し、ぱたぱた近づいてまずは挨拶、そして]
…ぐー。
[お腹が鳴った。]
(46) 2013/10/31(Thu) 12時頃
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― ランドリー ―
[洗濯物を入れているところで背後から声]
ん、こんばんは。……ご飯、まだなのかい。
(47) 2013/10/31(Thu) 12時半頃
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いや、朝から何も食べてなくてですね。
[恥ずかしさを誤魔化すように笑う。]
っあ! プリンは食べましたよ?
[謎の言い訳を繰り出すと]
……。
[何かを思い出したようににやにやして]
先輩! とりっくおあとりーとぉ!
(48) 2013/10/31(Thu) 12時半頃
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朝から……?
[寝込んでいた事は知らないので首を傾げ。 そしてちょっと申し訳ない話なのだが、 普通に呼ばれて普通に反応してしまったが、 どこで知り合った子だ……? って思い出そうとしている]
プリンはご飯じゃないね。
[そして、時節のご挨拶というヤツに、 きょとんとして、はたとポケットを叩いた]
――えー、と。
(49) 2013/10/31(Thu) 12時半頃
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[まさか覚えられていないなんて思わずにいつもの調子で。 多分、チアキと一緒に居たところに挨拶して知り合ったとか最初の出会いはそんな感じだったと思う、わりと彼女の中でも曖昧だった。]
じゃあ悪戯しちゃいますよー?
[にこにこしながら手をわきわきさせる。]
(50) 2013/10/31(Thu) 12時半頃
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[洗濯にちょっと出ただけのタイミングを狙うとは 策士な……!]
いやいや、ほら、執行猶予という物がね?
[あやしげな動きを見せる手に後退りしたかったが、 背後が洗濯機だった。]
(51) 2013/10/31(Thu) 13時頃
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ヨーランダは、マドカに、エア飴では駄目だろうかと提案した。
2013/10/31(Thu) 13時頃
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ハロウィンにお菓子持ってない方が悪いんですよー?
[調子に乗ってヨーランダを追い詰める。]
エア飴…?
[悪戯っぽく笑うと]
ふふっ、いいですよー? あーーん。
[口を開けて待機した。]
(52) 2013/10/31(Thu) 13時頃
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− 放課後 −
[ ハロウィン仮装のモデルになってくれという洋裁部の子に、 キス一回の代償で返事をして、一度寮へ戻る。 途中、見知った顔を見つければ、 ]
やあ、昨日ぶり。 君に挨拶をしても構わない?
[ 許可が出れば、右手をとってその甲にキスをするつもり。 ]
君はいいって言ってくれたけど、私の気が済まないから、 昨日のお詫びに、その内どこかへ遊びに行こう。 どこか近くへ。
君の気が変わったら、ね。
[ 囁いて、香りだけを残して去る。 ]
(53) 2013/10/31(Thu) 13時頃
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マドカは、ヨーランダのエア飴に期待している。
2013/10/31(Thu) 13時頃
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− 購買 −
[ 腐海に勉強道具をポイポイしてから、 制服のまま洋裁部室へ行くことにする。
途中、ふと思い出して購買に立ち寄った。 ]
月のように美しく、日陰の花のように儚く、 そしてマーメグのように毒を宿したキャシィ。
私は人を探しているのだけど、 差し支えなければ教えてくれないかい。
[ 誰かが投げて行ったマシュマロの特徴を挙げて、 ]
そういう品物は売っているかな? そして、それを最近買った娘は居るだろうか?
(54) 2013/10/31(Thu) 13時頃
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[……勢いで言ったけど何も考えてませんでしたとか。 悩んだ挙句、何か見覚えのある雛のポーズの唇を、 指でそっとつついて、離した]
はい、おしまい。
……ごめんね、今度何か差し入れするから。
(55) 2013/10/31(Thu) 13時半頃
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終わりですか?
[隙をついて指を舐めてやろうと思っていたとか。]
えへへ。 ありがとうございます。
[突かれた所をペロリと舐めて笑顔になる。]
いえいえ、そこまではいいですよー。
[ぱたぱた両手を振る。]
(56) 2013/10/31(Thu) 13時半頃
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