134 Dum fata sinunt vivite laeti.
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[黒フードの青年から”事件”の内容を聞かされたのはいつ頃か。 ミナカタの脳裏に昨日見た死体が浮かんで消えた]
──── はっ……マジで居る、ってか。
[この状況で黒フードの青年が嘘を言う利点は無い。 ならば彼が言っていることは事実なのだろう。 苦々しげにミナカタの表情が歪む]
(27) 2013/07/26(Fri) 22時頃
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[それぞれにおはようの挨拶をして 空いている席に腰を下ろした。 膝の上に本を置いて、籠のパンを一つ取る。]
いただきます。
[小さめのパンを手でちぎり口に運んだ。 咀嚼し、飲み込んだ所で何か思い立ち席を外す。 暫くして戻ってきた青年の手には盆に並ぶ人数分のカップとポット。 ちょうど蒸らし終えた紅茶をカップに注いでゆく。]
どうぞ。
[其処に居る者に茶をすすめて、再び席についた。]
(28) 2013/07/26(Fri) 22時半頃
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[パンと紅茶を交互に口に運ぶ。 小さめのパンはすぐに青年の胃袋の中へとおさまった。 物足りないのか、次に手を伸ばしたのは 先日のジェニファーからの差し入れのマフィン。 それもぺろりと平らげて、漸く満足した風に息を吐く。
人が集まる頃合いにシーシャから語られるのは訃報。 サイモンの無残な死を伝え聞き、柳眉を寄せる。]
居るんだろうね。 集められた以外の誰かが潜んでいないのなら この中に、彼を殺した犯人が――。
[些か落とされたトーンで紡ぎ、唇を結ぶ。]
(29) 2013/07/26(Fri) 22時半頃
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[皆が集まってから、伝えた訃報。 脳裏に浮かぶのは――真っ赤にそまった彼の服と。
"食い千切られた"肢体。
凡そヒトの手では到底不可能な、深く抉られたその様相は、人狼という存在を如実に表していた。]
……一応、さ。
サイモンを人狼と疑って殺した"人間"が居る、って説も。 無くも、ねぇんだけど。
どー見ても、「食われてた」から、違うと思う。
[詳細は省いたが、場所だけは添えて皆に伝える。 そして、見ないほうがいい、との忠告も共に。]
(30) 2013/07/26(Fri) 22時半頃
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[...が山小屋に着いた時には何人居ただろうか。 軽く挨拶をして、ミナカタが見繕ってきた朝食に手を伸ばす。 それからカーディが淹れてくれた紅茶も受け受け取り、食してゆく。]
ありがと。 この良い天気に山小屋に居るのもな…
[窓の外を見遣る。 そうして聞こえて来たシーシャの話。]
サイモンが…、
[パンが手から零れ落ちる。 転がって行く先を視線で追い、拾いに席を立つ。 それから皆を見渡して。
昨日から考えたくも無かった考えが再び頭の中を支配する。]
(31) 2013/07/26(Fri) 22時半頃
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[持ってきてくれた食料に手を付ける気は起きなかった。]
――どーする?
[ただ、問う。 この中に"居る"ことは、確定したといっていい。 ならば、どうするのかと。]
(32) 2013/07/26(Fri) 22時半頃
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[シーシャから更に語られるサイモンの詳細――]
う、ぐ……
[想像してしまって、今食べた物が逆流しそうな感覚になる。 慌てて口を押さえ、壁に寄り掛かる。]
………、
[伏せ目がちに、視線は床の方へ]
(33) 2013/07/26(Fri) 23時頃
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[2つ目のパンを手に取った頃、青年から紅茶を勧められ>>28、ミナカタの意識がそちらへと向いた]
ありがとよ。
[ミナカタは青年の傍を通った時に感謝を込めて青年の頭を手で軽く叩く。 嫌がられるならば簡単に払われるくらいに軽いもの。 そのどちらか、ミナカタの手が青年に触れた時、その動きが一瞬止まった]
………………
[一時の沈黙の後、首を傾げ頭を掻いてから用意されたカップに手を伸ばす。 何か思考を整理するかのように、しばし静かに紅茶とパンを口にしていた]
(34) 2013/07/26(Fri) 23時頃
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それなら――… サイモンは人狼じゃなかったんだろうね。
[シーシャの考えに同意するように頷いて]
探して、止めるしかないんじゃない。
[どうする、の問い掛けに暫し間をあけて紡がれた言葉は 女性が居る事を考慮して選び取られたものだった。]
(35) 2013/07/26(Fri) 23時頃
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そりゃー筋肉は……あるけどなぁ。
[肉付き、といわれた時、苦笑しながら言ったのは>>9 「あんたよりは」という一言を確り濁した。 山小屋を移れば、すぐにダウンとなってしまう。 二人が山小屋に入ったときも起きるわけはなかった。
そして翌朝も、遅い。 どこでも寝れるようでなければ、そうそう旅なんてしていられるわけがない。]
(36) 2013/07/26(Fri) 23時頃
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[ガーディの言葉に、此方も小さく頷く。]
そうだ。"止める"っきゃ、ねーんだよな。 自分のためにも。
はっ、マジで"血祭り"でやんの。
[警邏に吐き捨てた言葉を思い返しながら、この状況を作った"人狼"へ向けて、罵るような調子で笑う。 そうして数拍の後に、また問うた。]
探す、つったってさあ。 そもそも、"人狼"の特徴も、俺よく知らないし。
ヒトに化けるってことは知ってるけど。 どーやって見分けんの?
(37) 2013/07/26(Fri) 23時頃
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……あぁ、昨日の死体と同じだな。
[黒フードの青年の説明>>30を聞いて、ミナカタの脳裏に昨日見た死体が再び浮かび上がる。 死体がただの他殺とされなかった理由。 ”食われた”痕があること。 到底人が為したと思えない痕があったのだ]
どーする、ってもな。
[問い>>32を聞きながら、壁際で苦悶の声を零す女性>>33を横目で見る。 正しい反応と言えば正しい反応か。 ミナカタは既に見ているため、妙な慣れが現れていたが]
(38) 2013/07/26(Fri) 23時頃
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どうする、と言われても…。 どうやって探すものか、
[探すと言うガーディの言葉を聞いて。 探す当てはあるのだろうか。]
第一、自分から自分が人狼です、だなんて言って来ないだろう……。
[そうしてくれるのならありがたいが、 ――ありがたいが、その後は。]
(39) 2013/07/26(Fri) 23時頃
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…探し方分からねぇなら相応の対応するっきゃねーんじゃねぇの。 このまま放っとくわけにもいかねぇ。
[ミナカタが口にしたのは出来れば避けたい方法ではあるだろう。 それでもそれ以外に手段が無いならば忌避している場合ではない]
(40) 2013/07/26(Fri) 23時頃
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物語の中なら――… 人狼を探し出せる者が居たりするんだけど。
[どうやって、と言うジェニファーの声に 僅かに困ったように呟いて肩を竦める。]
ま、居たとしても名乗り出れば更に危険に晒される。
[可能性を口にはするがそれ以上言及はしない。]
(41) 2013/07/26(Fri) 23時頃
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相応の対応、か。
[少しだけ考えこむように、視線を下げて ミナカタの言葉をなぞる。]
――――……。
[悩ましいといった表情のまま、漏れるのは吐息。]
(42) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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――手段は共通認識として持てた、と思うけど。
じゃあ、誰を?
[一人ひとりの、顔を見る。 あまり表に出る方ではないとはいえ、それは思い出が無いというのと同義ではない。 この村で過ごした時間のぶんだけ、彼らとの関わりはそれなりには有るのだ。]
――で、もう一人居なかったっけ。なんか、ちっこいのが。
[姿が見えない彼女の所在を問う。]
(43) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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―翌朝―
[特別用事もない今日(元々は祭りだったはずだが)は、目覚めはやはり太陽の昇る頃。 山小屋に居る事に気付いて、はてなんでだっけとか考えたりもしたが、それはそれ。
頭をはっきりさせて、昨日集まった小屋へと向かった。 パンは礼を言ってもらうことにする。
そして聞いた話>>30。]
――ってことは、本当にこの中に、人狼が、いるのか。
[その事に驚いた、と。 声は、語っていた。]
(44) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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[――血祭り、それ相応の対応]
やられたら、やり返す…ってか。
[少し考えればそうなるのだろう。]
だけれど…、
[ぎゅっと握り拳を作って。 ...にとっては見知った相手ばかりだった。]
(45) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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ああ、デメテルだっけ。 まだ休んでるのかな。
[シーシャの言葉にその存在を思い出し辺りを見回す。 用意したカップは七つ。 サイモンとデメテルの分は、手をつけられぬまま。]
(46) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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ちっこいの……あー。 何かよく分かんねぇこと呟いてる奴か。
[黒フードの青年>>43が示す少女についてをミナカタも思い出せたが、その所在を知るわけではなく。 問いには肩を竦めるばかり]
寝てるかどっかふらついてんじゃねーの。
もしくは ──── 顔を出せない状態にあるか。
[その言葉に二つの意味が含まれていることに気付く者は居るだろうか]
(47) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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顔を出せない理由って――… 体調が優れないとか?
[ミナカタの言にゆると首を傾げてみせるけれど 僅かな間の後]
サイモンと同じように人狼に襲われたか それともサイモンを襲った人狼が彼女だからか……
[考えうる可能性を口にして、苦い表情を浮かべる。]
(48) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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[デルメルの事を問われ]
昨日は小屋に行ったら直ぐに自分の部屋に入ってしまったから彼女とは会って居ないね。 今朝も見ていない。
[ふと、そう言って。 みんなを見渡す。 彼らは小屋に行く時は一緒に向っていたかもしれないが、...とデメテルは別々に向っていた。 つまり、デメテルにも...にもサイモンを殺していないと言う証拠は無いのだ。]
(49) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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…ま、可能性は一つずつ潰してくしかねーんじゃねぇかね。
[青年の言葉>>48に是も否も返さず、ミナカタは方法だけを口にした]
(50) 2013/07/26(Fri) 23時半頃
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……そうだね。
まぁ、あとでちょっと、探してみようよ。 その間に、ジェニファーに昼飯でも作ってもらおうぜ?
[それはちょっとした配慮で。 軽く首を傾げながら云い、やっとミナカタの持ってきてくれた食料と、ガーディの淹れてくれた紅茶に手をつける。]
探す、つっても……まぁ、俺、役に立たないけどな。 ジェニファー手伝う。
(51) 2013/07/27(Sat) 00時頃
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そうだね。
[死にたくないと思う。 だから、必要に迫られれば他者を手に掛ける事も厭わない。
ゆる、とミナカタの言葉に頷く仕草は控えめなものだった。]
(52) 2013/07/27(Sat) 00時頃
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そしたら、少なくとも。
俺と、ジェニファー。
どっちかが死んでたら、生きてる方が人狼、っつー可能性が高くなるから。 俺か、ジェニファー、どっちかが人狼だったら、相手を殺せなくなるし。
お前らはお前らで、まとまって行動してればOKだよな?
[云いながら、紅茶を一口含んで。 広がる風味にすっと目を細める。
半ば思いつきでの提案だったが、口にしてみれば存外悪くもないように思えた。]
(53) 2013/07/27(Sat) 00時頃
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ん、あぁ…
[シーシャに昼食を頼まれ承諾する。 食料庫に向えば何か材料が見付かるだろう。 彼の配慮に小さくお礼を言って。]
(54) 2013/07/27(Sat) 00時頃
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シーシャが死んだらアタシは犯人ではないよ。 犯人は太陽のはずだからね。
[精一杯の冗談を]
(55) 2013/07/27(Sat) 00時頃
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