280 【半突発】茨姫の眠る町で
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
キャサリンが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ビアンカ、ジェレミー、ベネット、モニカ、フローラ、フェルゼ、ルーカス、ポーチュラカの8名。
月光祭1日前。
――活気に溢れる町。
老婆は、気づく。
この町にいる『運命の子』の正体に。
そして、老婆は足を運ぶ。
『運命の子』に、鍵を託しに。
町は、前日とあって活気が増してくるだろう。
それを見上げる塔の上には、彼女が――。
……――残り1日。*
(#0) 2018/08/08(Wed) 23時頃
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[青年と主との会話が始まると、場を譲るように鳴き声を控える黒猫に感心するような視線を向けた後、瞳をフェルゼ>>1:118へと戻す]
家族にも評判でね。 妹からは、必ず買って来て、と念を入れられたほどだ。
ほぅ、違う香か。 それは楽しみだな。
[是非購入していこう、と言う雰囲気が表情に表れた]
ああ、実物は当日にて。 今見てしまうと祭での楽しみが減ってしまう。
[譲らない矜持を肯定するように言い、にこりと笑みを浮かべた]
(0) 2018/08/08(Wed) 23時頃
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今日は顔見せに来ただけなのでね。 ここらで失礼しよう。
ムシューも、出店の準備や仕事があるのだろう? 邪魔をしては悪いからね。
[先程手にしていた箱にちらりと視線を向けてから、軽くシルクハットの鍔を引いて被り直す]
ではまた後日。 楽しみにしているよ。
[そう告げて、短い邂逅の締め括りとした*]
(1) 2018/08/08(Wed) 23時頃
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― 南大通り ―
[ 支度をし、家を出る。向かうのはもちろん、雇い主の酒場の方面。 ]
……なァんか、変な感じ?
[ 昨日、城の広間で感じた違和感が、薔薇の塔にまとわりついているようにも思えた。 ……訝しげに首を捻るが、あくびを一つして通りを歩く。 ]
……ああ、まだ早いか。 んじゃ、仕事の前に……
「 太陽の具合を見て思い直す。 あの老婆の宝石店に寄っていくか、と、城の方面へ歩き出した。 」
(2) 2018/08/08(Wed) 23時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2018/08/08(Wed) 23時半頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2018/08/08(Wed) 23時半頃
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あら、そこまで。 気に入っていただけるといいんですが、今年のも。
[念を入れられた、という話に楽し気な彩が表情を過る。>>0 そこまで言ってもらえるのは、職人冥利に尽きるというもの。 我を通さず、こちらの矜持をくんでくれる所も相まって、この青年への好感度は高い方だ]
ええ、こちらもこれから出店の準備ですからね。 また後日、ゆるりとお越しください。
[箱へと流れた視線を追った後、頷きを返して]
……例によって数はないんで、なくなる前にいらしてくださいね。
[告げられた言葉>>1に、ほんの少し冗談めかした口調で返した。*]
(3) 2018/08/08(Wed) 23時半頃
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[ 果たして、昨日すれ違った女性は 一体どんな様子だったでしょう。 何にせよ、今日の少女は すっかり組み上がったステージの横。
襟を深く刳ったブラウスに、 袖なしの赤いエプロンドレス。 腰元をきゅっと締め上げられたそれは、 昨年とは違う、仕立て直した衣装でした。
ステージに上がる時は、 髪をアップにまとめるのですが 本番ではないので、ゆるく下ろしたまま ]
(4) 2018/08/08(Wed) 23時半頃
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去年のドレスは小さくなっていたから、 新しくなって嬉しい!
…………でも、 このコルセット、ちょっとキツいわ。
[ 腰元を押さえて言いますが、 父が"可愛いよ"と言うものですから 仕方ないわね! と納得して。
おそろいの衣装を着込んだ、 共にステージに立つ予定の踊り子達と 談笑を始めます。
少女と同じ頃合いの女の子が数人。 皆顔見知りですし、 全員ではありませんが、魔術が使えます。 きっときらびやかなステージになるでしょう ]
(5) 2018/08/08(Wed) 23時半頃
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[ 当日はあのお店に行こう、 あのお店がおすすめよ、なんて。 情報交換を終えまして。
衣装を馴らす時間が終われば、 休憩時間はすぐそこに ]*
(6) 2018/08/08(Wed) 23時半頃
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― 前日 夜 自宅 ―
[ ポプラの森に戻る。 お陰様で、売り上げはそこそこ。 クッキーも全て無くなった。 ……けれども、老婆の意識は。 ほぼ、紅い宝石に向いていた。 そして、老婆はその夜、この紅い宝石と、 インテリアの紫水晶の原石を、 >>0:5 並べて、置いた。 ]
(7) 2018/08/08(Wed) 23時半頃
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……。
[ 紅い宝石を、握りしめる、老婆。 そして、数十秒ほど、紫水晶の原石を見つめる。 ]
……そう……。 あの方が……。
[ そう呟いた。 この石と心を通わせる事が出来る老婆は、 この時に、気がついた。
運命の子が、誰か、という事に――……* ]
(8) 2018/08/08(Wed) 23時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2018/08/08(Wed) 23時半頃
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― 月光祭1日前・北大通り宿屋前 ―
……ごめんなさいね、お邪魔するよ。 宿泊でも、食事でもないわ……ええ、ごめんなさい。
……此処に泊まっている、 ルーカス・グレンウィルさんに、用があって。 悪いけれど、呼び出してもらえるかしら?
[ ルーカス・グレンウィルが、此処に泊まっている。 その情報は、伝えられて無ければ知らない筈だ。
しかし、彼が何処に泊まっているか。 それは……紫水晶の原石と会話したとき、 その石が……告げてくれた。 ]
……よろしくて?
[ そう言って、宿屋の方に笑顔を向ける。 きっと、ルーカスに、呼び出しがかかるだろう。* ]
(9) 2018/08/08(Wed) 23時半頃
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─ 昨日/南大通り ─
[「そうさせてもらおう」。 別れ際のフェルゼの言葉>>3には、笑ってそう返して。 『緋色の華灯』を辞した後は、南大通りにあるいくつかの店に顔を出した。 アクセサリーの店であったり、カトラリーの店であったり。 夕食時になれば、『偃月亭』を訪れ夕食を済ませた。 家族で切り盛りするこの店は賑やかで明るく、料理の他にも看板娘の評判が良い]
マドモアゼル、……いや、そろそろマダムと呼ぶべきかな?
[10代の女性に対する呼称ではなく、1人の女性として認める呼称を口にして小さく笑む。 本心か社交辞令かは、その笑みからは判断し辛いだろう]
新しい人を雇ったのかい?
[食器を下げる見慣れぬ男性を見止め、そんな問いを投げかけたりもした]
(10) 2018/08/08(Wed) 23時半頃
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[その日の店巡りは『偃月亭』を最後に終了となった。 大通りを通り、荊の城を眺めながら北大通りにある宿屋へと向かう]
…絵画のようだな。
[月を背負う荊の城。 この姿を額縁の中に収められたなら、と思えど、生憎それを為す魔術など持ち合わせていない。 故にただ眺めるだけにして、足は再び宿屋へと。 明日は城を訪れようか、そんなことを考えているが、その城に起きている変化には未だ気付かぬまま*]
(11) 2018/08/08(Wed) 23時半頃
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― 北大通り ―
ここかねぇ?
[ 普段なら入りそうにないような店の装飾にうげ、と声が漏れる。 祭りの当日は休店日、と張り紙があるのを目にする。 ]
……今日は開いてんのか?
[ おっかなびっくり、戸を開く。まだ開店前かもしれないが、だとしても、何か手伝えば臨時収入にはなるかもしれない。 ]
おーい、婆さん、起きてるかい?
[ なるべく景気のいい口調で尋ねる。 少し昨日の疲れが溜まってはいるが、仕事によっては問題ないだろう。 *]
(12) 2018/08/09(Thu) 00時頃
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[……開店時刻を過ぎても、何も返ってこない。 それどころか、鍵がかかっていて、入ることは叶わない。>>12
何せ、老婆は今、店にいないのだから。* ]
(13) 2018/08/09(Thu) 00時頃
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……開かねぇな……。 鍵も、なんだこれ。ビクともしねぇぞ。
[ が、鍵も閉まっているし、留守であった。 さすがは宝石店、警備も厳重だ。 ]
しゃあねぇ。クッキーのことは気になるが、またあとだ、あと。
[ 諦めて引き返す、……と、その途中、視線の先に見覚えのある背中を見つける。 ……訪ねた相手、ビアンカは宿屋に用があるようだ。少し、様子を見るとしよう。 *]
(14) 2018/08/09(Thu) 00時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2018/08/09(Thu) 00時頃
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─ 月光祭1日前/北大通り・宿屋 ─
[宿屋にて夜を過ごし、食事は部屋に運んでもらい済ませる。 甲斐甲斐しく執事が身の世話をする中、宿の主から来訪者>>9の報せを受けた]
私にか? どなただね。
[問えば、『rose』の店主だと返る]
はて、宿泊先は教えてはいないはずだが…。 まぁ良い、直ぐに向かう。 少々待っていてくれ、と伝えてくれ。
[宿の主にチップを渡し、言伝を頼んだ。 何故宿泊先が分かったのだろう、と首を傾ぐ。 しかし考えても詮無きこと、青年は身支度を整えてビアンカの下へと向かった]
(15) 2018/08/09(Thu) 00時頃
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御機嫌よう、マダム。 わざわざ宿屋まで足を運ばれるとは、如何なる用件で?
[身形を整えシルクハットを被る姿は昨日と然して変わらない。 そんな出で立ちでビアンカの前に立ち、不思議そうな表情で問いかける*]
(16) 2018/08/09(Thu) 00時頃
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―北大通・「緑園の冠」店内―
[ 前日にやった分の出店の準備に少し手を加え、 本の出店だと分かりやすくする。 商品はまだギリギリまで置かない。 陳列するとすれば、当日の朝だろう。 それまでは、店内で管理する。 ]
んー……もう少し、掃除しておこうかな。
[ 軽く掃除と手入れをして、 少し出かけるか悩む。 前々から少しずつ進めていたおかげで、 もうほとんどやることが無いのだ。 ]
そうだなぁ、午後からゆっくり出かけてみるかな。
[ 祭りの準備が出来ていくあわただしい中を、 散策するのもまた面白いだろう。 **]
(17) 2018/08/09(Thu) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/08/09(Thu) 00時頃
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……おはようございます、グレンウィルさん。 ごめんなさいね、朝早くに呼び出してしまって。
[ まずは、そんな謝る台詞を。>>16 朝早くから来てくれた事実を、確りと受け止めて。 ]
……貴方に用があって、来たんです。 けれど、此処で話すには、いささか、 人が多すぎますわね……。
[ 其処まで言って、老婆は先程までいた方角を向く。 西の……人通りの少ない所。 老婆は、声を落として、こう言った。 ]
……西には、教会があります。 今日は人も出払っているので、誰もいないでしょう。 そこで、お話ししたい、と思います。 此処で話すと、……騒ぎになるかもしれませんからね。
[ そう、伝えて。 ]
(18) 2018/08/09(Thu) 00時頃
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[ルーカスを見送った後。 奥から出して来た飾りランタンの確認をして、出店のための準備をして。 色々とやっている間に時間が無くなりそうだったので、結局、食事は買い置きで済ませてしまった]
……いや、わかってるから、わかってるから。
[ちゃんと飯食え、と言わんばかりに鳴く同居猫を宥めつつ、食べたパンはその日の夕食と翌日の朝食に消えて]
……まずは、調達からか。
[食料の。 というわけで、同居猫を伴い向かうのは馴染みのパン屋……なのだが]
(19) 2018/08/09(Thu) 00時頃
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─ 南大通り ─
……お。
[その途中、足が止まったのは踊りのステージの近く]
やあやあ、今年も華やかだねぇ。
[賛辞の声は、組み上がったステージとその横で談笑する少女たち>>6のどちらに向いたのか。 いずれにしても、祭りに向けて高まる空気は、青年にとっては心地よいもの。*]
(20) 2018/08/09(Thu) 00時頃
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なんの、気にせずとも。 女性からの誘いならば喜んで。
[ビアンカからの謝罪>>18には、片目を瞑って笑いながら返した。 そんな軽い返答をしていたが、ビアンカは何やら真剣な様子。 表情を正し話を聞けば、どうやら内密の話のようだった]
ふむ、私にのみ用がある、と仰るなら、指定の場所に移動するとしよう。
[軽く手を振り、背後に控えていた執事に下がるよう指示を出す。 指示を受けて執事は宿屋の中へと戻って行った]
ここで話すと騒ぎになる、とは、また穏やかではないね。
[ビアンカが声量を落とすのに合わせて青年も声を潜め、人の気配に留意する。 そうして指定された西の教会へと足を向けた*]
(21) 2018/08/09(Thu) 00時半頃
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[ >>18 >>21 こそこそと息を潜め、何事か話す様子を、人混みの中から捉えて、 ]
……あのシルクハット……。貴族のボンボンか……?
[ 相手の顔はよく見えないが、連れ立って歩く姿は「逢い引き」という雰囲気でもない。 ]
……まあ、俺が詮索することでもねぇわなァ。
[ ちらりと顔が見える。……覚えがある。向こうは覚えてもいないだろうが、都会で何度も見た顔だ。名前までは分からない。……しかし、少なくとも「この町の人間」ではない。 ]
……なんでこの町の婆さんと、都会の旦那が……。
[ 祭りに来たのだとしても、なにか、引っかかる。 ちょうど、仕事には南大通りを戻るしかない。……迷ったふりをして、こっそりついて行くのも一つの手ではある、が……。 ]
やめやめ。さすがに盗み聞きするほど落ちぶれちゃいねぇよ。
[ 踵を返し、南大通りの方へ向かう。 ……ただならぬ秘め事の気配に、後ろ髪を引かれながら。 *]
(22) 2018/08/09(Thu) 00時半頃
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[ 近付く白い頭>>20に 気付かなかったのは、失態です。 けれど近くで声が聞こえたので、 ぱっと顔を上げ、喜色満面。
──── だって、褒められましたから!
ステージの事を言っているだなんて、 欠片も考えない笑みで。 下ろしたての、淡く花の香りのする衣装を 褒められたのだと、信じて疑いません。
だからこそ、ぱたぱた。 足元をきらめかせながら、彼に近付きました ]
(23) 2018/08/09(Thu) 00時半頃
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そうよ、とっても華やかなの! もっとよく見ても良いのよ!
[ くるっと一度回転してから、 エプロンドレスの裾を持ち上げて見せます。
綺麗な刺繍の入った、赤いスカート。 はためいたそれからは、 裏地が黒いとも知れたでしょうか。
踊り子の衣装はそれぞれ細部が違い、 少女は自分の衣装が一番だと思っています。 さぞかし誇らしげな表情を向けたでしょう ]
(24) 2018/08/09(Thu) 00時半頃
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これ、下ろしたてなのよ。 刺繍はママがしてくれたの。
あなたが作る蝋燭と同じくらい 素敵な仕上がりだわ。 ね、そう思うでしょ?
[ 彼の蝋燭と母の刺繍を同列に扱うのは、 少女にとっては両者への最大級の褒め言葉。 ……それが、彼に伝わるかは解りませんが。
そうやってひとしきり自慢すると、 はた、と ひらめきに目を光らせます ]
今日もパンを買いに来たのね? どんなパンがご入用?
[ そのまま、近くのパン屋へと同行する姿勢。 同居猫が居たなら、抱き上げようともして 拒まれなければそのまま、頬ずりしましょう ]
(25) 2018/08/09(Thu) 00時半頃
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[ 惣菜パンや菓子パンもありますが、 日持ちを重視するなら白パンでしょうか。 どれをとっても、品質は保証します。
ご注文が伺えたのなら、 少女が手ずから店より調達するつもりです ]**
(26) 2018/08/09(Thu) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/08/09(Thu) 00時半頃
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― 北大通り→ポプラの山・教会 ―
[ 快い返事に、再び有り難うございます、と返す。 少々歩かせることになるが、と告げつつ。>>21
丘の上、それなりの高度がある土地。 小さな教会で、周りには少しだけ広い部分もあった。 高いところではあるが、足元は悪くないだろう。
そこに辿り着き、振り返る。 その遠い場所からでも、荊の塔ははっきりと見えた。 ]
……ここからの眺めも、悪くない、 と思っているんだけれどね。
[ 『悪くない』どころじゃなく、きっと。 これもまた、『絶景』なのだろう。 ]
(27) 2018/08/09(Thu) 01時頃
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[ 老婆は、この塔を見ながら、続ける。 ]
……キャサリン姫のおとぎ話。 結果、100年の眠りにつく姫。 ……あの塔の天辺に、キャサリン姫が眠っているわ。
[ それは、童話などではなく、事実だと。 老婆は主張するようで。 ]
……そして、今年は、姫が眠りについて、100年。 長い年月だったわ……本当に……。
[ そう、語る。 ]
(28) 2018/08/09(Thu) 01時頃
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……私の祖母は、母や私に、紅い宝石を託した。 それが『鍵』だから……、と言うのは、 昨日話しましたよね。
『運命の時に、運命の子に託せ その時までは、誰の手にも渡すな』
……この宝石は、あの塔の荊の呪いを解く鍵。 そして、運命の子の手によってのみ、 呪いを解くことが出来る。
[ そう、ここまで来れば。 ]
……そして。そう。
[ 老婆は、彼の方を向く。 ]
(29) 2018/08/09(Thu) 01時頃
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……貴方が、運命の子なの。
あの城の、あの塔の呪いを解くことが出来る、 唯一の人物。 それが……あなたよ。
ルーカス・グレンウィルさん。
[ 彼の方を、まっすぐ見た。* ]
(30) 2018/08/09(Thu) 01時頃
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[呑気な声に反応するように、ぱたぱたとやってきた少女。>>23 足元の煌きにほんの少し目を細めたのは束の間、くるり、ふわりとひらめく赤と黒に視線は移る]
おおっと、びっくりした。 ……ご機嫌よう、舞姫さん。 今年は新衣装でのお目見えなんだねぇ。
[向けられる表情の誇らしさは、笑みを誘う。 楽し気なそれと共に挨拶を向けた後、刺繍、という言葉に改めて赤いスカートを見た]
(31) 2018/08/09(Thu) 01時頃
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……うん、これは確かに見事な細工。 作った人の気持ちが籠ってるんだねぇ。 俺のを引き合いに出すのは、ちょっと申し訳ないくらい。
[並べ称する意味合いには気づいていないから、口にするのはそんな言葉。>>25 『誰かのためにと想い込めたものは他と同列には扱えない』というのが持論だから、というのもあるが]
て、ああ、うん。 祭り準備で籠ってたら、買い置き、無くなっちゃってね。 すぐに食べられるのと、買い置きと、両方買っておこうかと。
[パン屋へ向けて歩き出しつつ、問いに答える。 抱きあげられた黒猫は厭う事無く少女の腕に収まった。 頬ずりする様子に、もふもふ好きなんだなあ、なんて、ズレたままの認識を積み上げつつ。 注文するのは手軽に食べられそうな菓子パン、後は白パンをちょっと多めに。**]
(32) 2018/08/09(Thu) 01時頃
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─ ポプラの山・教会 ─
[歩くことになること>>27も、気にせずに、と返して。 連れられた丘の上は見晴らしよく、荊の塔も良く見えた]
これはこれは……何とも素晴らしい。 もっと時間が早ければ、朝日と相まって輝いて見えるのだろうな。
[少し開けた場所、「悪くない」とビアンカが言う景色に目を輝かせる]
(33) 2018/08/09(Thu) 01時半頃
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[その景色を視界に入れ、ビアンカは塔を見詰めたまま言葉を続けた>>28。 その語り口は、御伽噺、と先んじながらも、断定の意味合いを含む]
……伝承や御伽噺ではなく、事実であると?
[そうであれば良い、と思ってはいたが、いざ事実と言われると驚きを隠せない。 続く言葉>>29は昨日も耳にしたもの。 そこから繋がる真実に、己の拍動が大きくなるのを感じた。 ビアンカの瞳が真っ直ぐに青年を射抜く]
(34) 2018/08/09(Thu) 01時半頃
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は ───……、私 が?
[見開いた瞳がビアンカを見返す。 驚愕がありありと浮かんだ顔。 告げられた言葉>>30を噛み締めるように、音を紡がない唇が小さく動いた]
(35) 2018/08/09(Thu) 01時半頃
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─── は、はは その宝石の役目を聞けたなら、とは思っていたが。
まさか、 こんな形で知ることになるとは。
[右手が口元を覆い、その合間から小さな笑いが零れる。 突然告げられた事実に戸惑いは大きい。 瞳も戸惑いを示すように、あちらこちらへと忙しなく動いていた。 けれどそれも次第に治まりゆき、大きな深呼吸と共に右手は口元から払われる]
(36) 2018/08/09(Thu) 01時半頃
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……宝石の護り手である貴女が言うのならば、疑う余地は無い。 私はその事実を受け入れよう。
…まぁ、未だに信じられない気分は、多少残ってはいるが。
[ビアンカへと視線を向け直し、真剣な表情で宣したものの、直後は少しおどけるようにして、軽く肩を竦めながら苦笑を浮かべた*]
(37) 2018/08/09(Thu) 01時半頃
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……気になるな……。いや、でもな……。
[ 見覚えのある名家の誰かしらと、挨拶したことのある宝石店の老婆。 密かな話をするとするなら、やはり、金か。金なのか。 ]
賄賂をやるからうちの娘をぜひ婿に……って?
[ 俗っぽい推測を立てるが、そもそも娘がいるかどうかすら定かではない。 ]
物々しい雰囲気だったよなァ……。 ……若いツバメ、とかはねぇか……?ねぇな……たぶん……。
[ 考え事をしたまま、南大通りの方へ行こう……として、人混みの中に紛れてしまう。 ]
……っとと、こっちじゃねぇ。 ……?なんだ、ここも店か?
[ 顔を上げた先には、「緑園の冠」の文字。 ** ]
(38) 2018/08/09(Thu) 01時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2018/08/09(Thu) 01時半頃
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[ 事実である、との話を聴き。>>34 一つ、頷いた。 ]
……間違いないわ。 誰にも言わなかったけれど……。 私の祖母は、『12番目の賢女』。
……死ぬ呪いを書き換えた、張本人。 呪いを打ち消す力がなかった事を、 祖母が亡くなるまで、悔やんでいたわ。
[ だから、この話をよく知っていた。 祖母から言われた言葉と。 そして、呪いを解く方法も。 ]
(39) 2018/08/09(Thu) 02時頃
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……昨日、私は聞いたの。 魔術の込められた『石』のお告げを。
そして、見えたの。……貴方の、姿を。
[ そう言って、老婆は例の紅い宝石を、 懐から取り出した。 ]
……運命の時も、分かったの。 月光祭当日の、陽が落ちてから、陽が昇るまで。 そして、この宝石を手にし、 荊の城の広間……その固く閉ざされた扉の前で。 祈りを捧げること。
……そうすれば、この呪いは解けるわ。 ただし、もし陽が昇るまで、何もしなければ……。 ……この呪いは、永久に解けないでしょうね。
[ そう、告げて。* ]
(40) 2018/08/09(Thu) 02時頃
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|
[茨姫の呪いが事実である証拠。 示された内容>>39にやはり驚きを隠せない]
なんと……では、呪いを打ち消すために、その宝石を。
[いずれ来る『運命の日』『運命の子』に託すために用意したのか、と。 茨姫 ─── キャサリン姫を救うことに様々心を砕いたのだろう]
(41) 2018/08/09(Thu) 02時半頃
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|
[『石』のお告げとして知り得た内容>>40を耳にし、心に刻む]
期間は月が照らすその間……。 呪いを解けるのは、後にも先にもその時のみ、か。
[呪いを解かなければ、キャサリン姫は永久に眠ったまま。 目を閉じ、想像し、悠久の先を想う]
…私の決断一つで運命が変わる、と言うことだね。
[宝石が持つのは運命を変える力。 昨日の話が脳裏を過ぎった]
(42) 2018/08/09(Thu) 02時半頃
|
|
…100年の節目に呪いが解ければ良い、と思っていた。 そうすれば、城の奥へと向かい、真実を確かめることが出来る、と。
解けなければ、それはそれで浪漫が続くと考えていた。
[瞳を閉じたまま、ぽつり、ぽつりと言葉を紡ぐ]
それを選択出来る、となると、何とも戸惑うものだね。
[ふ、と瞳を開き、苦笑めいた笑みを浮かべた]
(43) 2018/08/09(Thu) 02時半頃
|
|
……でも、やはり、
[口端に柔らかい笑みを乗せて、ビアンカが持つ紅い宝石を指先で触れるべく手を伸ばす]
彼女にも朝を迎えて欲しいものだ。
[願いは一つ**]
(44) 2018/08/09(Thu) 02時半頃
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……そうね。 私の一存で解いて欲しい、と言うのは簡単だけれど。 強制は出来ない。
……私に、解く力はないから。 貴方に、決めてほしいの。急な話で悪いけどね。
[ けれど、その様子だと。>>44 もう腹は決まっているようにも見えて。 ]
(45) 2018/08/09(Thu) 04時頃
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……ありがとうございます。 急な話なのに、こうして……。
[ そう言って、一つ、礼をする、老婆。 ]
……その時、待っております。 あの、荊の城の、広間で。
[ そう告げて。 他に質問がなければ、老婆は、 店の方へと歩き出すだろう。** ]
(46) 2018/08/09(Thu) 04時頃
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[ 申し訳ない、という彼に>>32 きょととした瞳を向けたのは、 己の賛辞が届いてないと思ったから。
とはいえ、刺繍を褒めて頂いたのは本当。 それだけに満足して、また微笑むのです ]
誰かの為に作ると、 とっても素敵なものになるのね!
[ 納得しては、 自分もこうして刺繍をする事があるのかと そっと思いを馳せたりもして。
ふと、彼の作る蝋燭を思い出します。 祭の店頭に並ぶものでも美しいのに、 誰かの為にと気持ちを込めれば もっともっと、素敵になるのでしょうか ]
(47) 2018/08/09(Thu) 16時頃
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はい、ポーチュさんにお任せあれ! [ 腕の中の猫を撫でながら肯きます。
彼の認識は間違っていますが、 ある意味では間違っていません。 だって少女は、リュミィが大好きなのです。
動物に触れる機会はあまりなくて、 最初のうちはおっかなびっくりでしたが、 今となっては仲良しのつもりでした。
こしょこしょと顎の下をかきつつ、 二人と一匹、並んでパン屋へと ]
(48) 2018/08/09(Thu) 16時頃
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おじさん、おばさん、お客さまだよ! パン幾つか貰ってくね。
[ 声をかけながら猫を下ろし、 パンの並んだショーケースの脇を抜け。 手を洗い、トングを構えケースに挑みます。
店番をしていた二人は、 かちかちとトングを持ってパンを選ぶ少女を 微笑ましげに見ていました。
少女が独断と偏見で商品を選ぶ場合、 甘い系統に偏るという事を知りながら。
……まあ、気心の知れた相手ですからね。 文句も言われないと踏んでいるのでしょう ]
(49) 2018/08/09(Thu) 16時頃
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[ アニスという甘い香りを放つ 香草を混ぜ込んだパンに、 蜂蜜と香辛料を混ぜ込んだパン。
ふんふん鼻歌交じりに選んで、 ライ麦や小麦で作った白パンも幾つか。 それらをそれぞれ二つの袋につめて、 やがて青年の元に戻ってきました。
そうして、袋を彼へと差し出します ]
買い置きしてくれてるなら、 定期的にパンを届けても良いのよ。
[ お代も告げつつ、そんな提案を。 親切心から言っているのではありません。 少女にはある"下心"がありました ]
(50) 2018/08/09(Thu) 16時頃
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代わりにオーダーメイドの蝋燭、 頼まれて欲しいなあ。
[ 当然、代金はきちんと払うつもりです。 ( 自分で払う、とは言えませんが ) 首を傾げたら、どんな反応があったでしょう。
この世でたったひとつ 自分の為に作られた蝋燭。 それはとても素敵なのでしょう。 先程の彼の言葉から、そんな事を考えて。
かねてより欲しいと思っていたそれを、 とうとう、ねだってみせたのでした ]**
(51) 2018/08/09(Thu) 16時頃
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[ 掃除や手入れをしていると、 出店に出せそうな本がまた何冊か見つかる。 あまり用意しすぎても残った時に仕舞うのが大変だが まぁ、ないよりはいいだろう。 そう思って店の扉付近に置いてある箱の元へ行くと、 出窓から店の看板を見上げる男の姿が見えた。 ]
見慣れない人だな……どうしたんだろ。
[ 持ってきた本を箱に仕舞われた本たちの上に そっと置くと、ベネットは扉をそっと開き 少し笑みながら声をかけた。 ]
どうも、家になにか御用ですか? それとも道に迷ったとか。
[ 祭りの時期でも、はずれにあるここに来るのは 元から目当てにしてくれる人か、迷ってしまったか…… その何方かだろう。 最後の言葉は悪戯っぽく笑って見せた。 **]
(52) 2018/08/09(Thu) 17時頃
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[ >>52 店主らしき青年に声をかけられ、]
……あァ、まあ、迷った……の方だな。
[ ここがどこか、おおよそ検討がつかないわけではないが、人混みの中に戻るのも気が滅入る。 肩を竦め、ジェレミーは自嘲気味に笑った。]
宝石店の婆さんに用があったんだが、留守でね。 ぶらぶら歩いてたらここに出ちまった。
[ 何気なく、ビアンカのことを口に出す。 目撃した密会への興味は、まだ胸の内で燻ったままだ。 *]
(53) 2018/08/09(Thu) 18時頃
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[ 素直に迷ったと認める男に >>53 ベネットはふふ、と笑む。 ]
ここは北大通のはずれでしてね、祭り当日の日なんかも、 慣れない人が人混みに流されてよくいらっしゃるんです。
[ 宝石店の婆さん……「rose」だろうか。 そんなことを考えながら、何となく続ける。 ]
もしよければ、休憩していきますか? ただの古書店ですので、冷茶くらいしか出せませんが。
[ 少し時間を置けば、帰ってくるだろうとも付け加え。 その気がなければ気軽に断っていい、という雰囲気も、 感じられるかもしれない。 *]
(54) 2018/08/09(Thu) 20時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/08/09(Thu) 20時頃
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[12番目の賢女の孫。 その経緯を思えば、呪いを解くことは悲願とも言えよう。 けれどビアンカは強制することなく、青年の意思を尊重しようとしてくれている]
今でなければ分からなかったことなのであれば、仕方あるまい。 それに、昨日その宝石の話を聞いていたお陰だろうかな。 混乱も少ない。
[急な話>>45との言葉には、穏やかな表情でそう言葉を返した。 そ、と伸ばした手、その指先で紅い宝石に触れる。 馳せる想い>>44は、宝石を介して荊の塔へと向けられた]
(55) 2018/08/09(Thu) 21時頃
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[宝石に触れていた指先は直ぐに離れ、シルクハットの鍔を摘む]
マダムは当日、近くで見届けるので? 宝石を受け取るのはその時で良いのかな。
[軽くシルクハットを押し上げるようにして、視野の広がった視界にビアンカ>>46を映した。 終始浮かべる笑みは迷い無いもの。 問いの返答があれば了承して、しばし丘からの景色を堪能してから大通りの方へと向かうのだった*]
(56) 2018/08/09(Thu) 21時頃
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─ 昨日・偃月亭─
[夕飯の時間ともなれば、店内は客でいっぱいになる。 店を持っている人は食事を済ませれば明日の為にいつもより早めに帰ってゆく。 旅人と言葉を交わすのを好む人は、祭りの事や町の事をあれこれ話して聞かせていた。]
いらっしゃいませー。
あ、グレンウィルさん! 今年も来てくれたんだね。
[>>10毎年訪れてくれる男性に、少女は笑顔を向ける。
素人目に見ても仕立てのいい服に身を包んだ彼が最初にこの店に訪れた時には、店を間違えているのではないかと、慌てたものだ。 ――何せ、此処は高級な酒や料理などは出していない。]
(57) 2018/08/09(Thu) 21時頃
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[けれど今では他の客達と同じように話し掛けている。 敬語を使おうとして、かえって妙な言葉遣いになったのもいい思い出だ。 マダム――と呼び変えようとされれば、はにかむように笑って]
ふふ! 好きなように呼んで貰って構わないけど、マダムなんて何だか照れちゃうな。
[浮かんだ笑顔からは社交辞令か本心かは読み取れないが、嫌味などではないだろう、と。 いつかマダムと呼ばれるに相応しく――なれるかどうかは分からないが。]
うん。 ジェレミーさんって言ってね、今日から暫く働いてくれるんだ。
[ジェレミーについて触れられれば、笑顔でそう応じて。]
(58) 2018/08/09(Thu) 21時頃
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今年は掘り出し物、もう見つけた?
[祭りに来るたび、彼方此方訪れているらしい、と知ったのはいつだったか。 此処以外にも馴染みの店はあるだろう。 普段は違う場所に住んでいる彼だからこそ見つけられるものもあるに違いない。
空いた席に彼を案内すると今日のお勧めを伝えつつ、 注文が決まったら声を掛けてくれるように伝えてその場を離れた。 彼が来た、と厨房にいる家族に告げれば、また今年も来て下さった、と笑顔を見せる。 旅の一時を、今年も彩ることが出来るといい。*]
(59) 2018/08/09(Thu) 21時頃
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[きょと、とした瞳>>47に、上手く伝わらなかったかなー? なんて思いながら]
うん、そう。 誰かを喜ばせたい、笑顔が見たい……そんな気持ちを込めたものは、どんなものでも素敵に仕上がるんだよ。
[気持ちを込める、という事の意味は伝わったようだからまあいいか、と。 己が持論を口にするだけで、後は言葉を重ねずにおいた。
肯く少女の腕の中、黒猫は大人しくされるがまま。>>48 おっかなびっくり、という態の少女に最初に突っ込んでいったのは黒猫の方。 青年は撫ではしても抱え上げたりはほとんどしてくれないから、その点では少女の方が高評価になっているらしい]
(60) 2018/08/09(Thu) 21時半頃
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─ 南大通り・パン屋『soleil』 ─
[パン屋に辿りついたなら、後は少女にお任せ、と下ろされた黒猫を拾いあげて肩の上へ。 食に苦手はほとんどないし、良く通う店の事、外れがないのもわかっているから偏りも気にはしない。 その辺り、店主たちの読み>>49は全く間違ってはいなかった]
ん、ありがと。
[差し出された袋を受け取り、告げられた代金を出そうとして。 なされた提案>>50には、きょとん、とひとつ瞬いた]
定期で配達……って、いやまあ、それはそれでありがたいけど。
[いきなりだなー、と。 そんな事を考えていたら、次に出されたのは交換条件のようなお願いで。>>51]
(61) 2018/08/09(Thu) 21時半頃
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……んー、んー。 定期配達は魅力的だけど、それを引き換えに出されると、考えちゃうなー。
[腕組みしながら首傾げ、ややわざとらしく眉間に皺を寄せる]
俺としては、買い物に出るのも楽しみのひとつなわけだしねぇ。
[暗に、交換条件としては成立しないよ、と示唆しつつ。 それでも、即断る事はせずに、少女を見る]
……そもそもだね。 どうして、『それ』が欲しいのかな、きみは?
[投げかける問いかけは、口調は軽いが声音はいつもよりも真剣な響きを帯びたもの。*]
(62) 2018/08/09(Thu) 21時半頃
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[ >>54 北大通りのはずれ、と聞いて、どうにか現在地を修正する。]
いや、そろそろ仕事なんでね。 まあ……茶を出してくれるってんなら、一杯だけ頂くか。
[ ゆっくり涼みたい気持ちは山々だが、時間を考えるとのんびりはしていられない。 ]
……すぐ帰ってくる、ねぇ……。 そりゃあ、どうだか……。
[ 先程見たことを思い出し、つい、意味ありげに呟いてしまう。 *]
(63) 2018/08/09(Thu) 22時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2018/08/09(Thu) 22時頃
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―今日・偃月亭―
[今日はホリゾンブルーのシャツに、ネイビーブルーのロングスカート。 ローズピンクのエプロンに、キャロットオレンジのバブーシュカ。
それに身を包んだ少女は朝の掃除を終えた後に、ミントグリーン色のクロスを畳んでいた。 普段店で使っているのは木のテーブルそのままだが、柄の入ったクロスを掛けると少し違う気分を味わえる。 飲食をする場所故に洗い替えも十分に準備してある。 布地にはこの町に住む年の近いお針子によって薔薇の刺繍が施してあった。
出店の準備も一通り済ませると、二階に保管する事にした。 当日は簡単な摘みと一緒に一杯幾ら、で麦酒などを売る予定になっている。]
(64) 2018/08/09(Thu) 22時頃
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ジェレミーさんには後でお兄ちゃんと一緒に酒樽を運んで貰って… パンは大丈夫でしょ。 野菜は昼過ぎ、 あ、後で肉屋にベーコンと腸詰め肉を取りに行かなくっちゃ。
[出店の前に出す看板をしっかりと絞った布巾で丁寧に拭く。 頭を働かせながらも、その動きは止まらない。]
本当に、ジェレミーさん様様だぁ。
[普段よりも客の増える昨夜も、無事に乗り切ることが出来た。 手伝ってくれる人がいる事の有難さを噛みしめる。]
(65) 2018/08/09(Thu) 22時頃
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お兄ちゃんも、早くお嫁さんを貰ったら良いのに。
[その人に自分のしていた事全てを任せる心算などないが、 お姉さんと呼べる人も欲しいなと思う。
自分以外の女性がいる店はどんなものになるのだろう。 暫くそんな事がなかった所為で、すぐには想像が出来ない。
――兄が結婚してから出ないと嫁にいけない、なんて思うのは、自分が店を離れたくないのも多分にある。*]
(66) 2018/08/09(Thu) 22時頃
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[ 仕事がある、という言葉に >>63 ただの観光客ではないのだなとぼんやり思いながら。 ]
あぁ、成程。お仕事がありましたか。 丁度この時期は夏バテ防止の冷茶を用意してましてね
[ 言いながら、扉を開け放して奥に茶を取りに行く。 入ってもいいし、入らなくてもいい、といった風だ。 意味ありげに呟く言葉に疑問を持ちながら 冷茶を持ち男の元へ。]
……? まぁ、この時期ですから。 忙しいかもしれませんね。さ、どうぞ。
[ 木製のお盆に、恐らくセットのコースター。 透明なグラスに注がれた冷茶の中で、 2.3個の氷がカラリと回った。 *]
(67) 2018/08/09(Thu) 22時半頃
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……そうね。 月光祭当日の夜。 其処に来れば……渡せますわ。
……待っておりますので。
[ そう言う。 紅い宝石は、まだ老婆の手の中。 来るべき時まで……* ]
(68) 2018/08/09(Thu) 22時半頃
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[ パンを確保し、二人に手を振り外に出ます。 一仕事終えた表情で彼>>61と向き合って、 そうしたら、今度きょとんとするのは彼の方。
急な申し出だとは承知の上。 なので、気を悪くするでもなく提案してみて。 ……それに対する彼の反応は、 芳しいものとは言えませんでした。
歯切れの悪い様子。 予想外ではありましたが、 予定通りおねだりを重ねてみました。
それだってやっぱり、 良い答えはいただけないのですが>>62 ]
(69) 2018/08/09(Thu) 22時半頃
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でも、でも。フェルゼが 仕事に根をつめて食事を忘れること、 あたし、知ってるわ!
[ 買い物が楽しいのは同意ですが、 仕事に熱中出来るメリットは大きいでしょう。
訴えてはみても、眉間に刻まれた皺に ちょっとばかしバツが悪いのも事実。 もごもご、"意地悪"などと愚痴を零します。
けれど、すげなく断られると思ったおねだりは 意外にも聞く耳持っていただけたようで。 不思議に思いますが、 これ幸いと素直な気持ちを吐き出すのです ]
(70) 2018/08/09(Thu) 22時半頃
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そんなの、綺麗だからに決まってるわ!
[ きらきら、夢見る瞳。
瞳の裏では、彼の創り出した蝋燭の その輝きがまたたくのです。 使えば溶けてしまう儚さ。 それもまた、少女の好むところ ]
あ、あとね。 あたしもう少しで十五になるのよ。
だから、特別なものが欲しいの。
[ ついでとばかり、付け足しました。 誕生日でもなければ、 流石の少女もこんな強行には出ませんとも ]
(71) 2018/08/09(Thu) 22時半頃
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承知した。 では、明日の夜に。
[ビアンカの言葉>>68に頷き、視線を丘から見える景色へと向ける。 視界に広がる風景。 遠く、けれども聳え立つ様がよく見て取れる荊の城を眺め見る]
祭の夜か…。
大任を仰せつかったものだ。
[自分が『運命の子』であるなど、想像だにしなかった。 荊の呪いを解けるとは思いもしなかった。 今年の祭は生涯記憶に残る特別なものになりそうだ]
(72) 2018/08/09(Thu) 23時頃
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[ビアンカとはその場で別れ、青年は景色を楽しんだ後に町の中心へと向かう。 先ほどまで遠くから眺めていた荊の城を見上げ、しばしの間、塔の奥に想いを馳せていた*]
(73) 2018/08/09(Thu) 23時頃
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……うん、それをよくやらかすのは認めよう。
[熱中すると寝食がどっかに飛ぶのは事実、故に、その訴え>>70は否定しない。否できない。 もごもごと零れた愚痴にはほんの一刹那、楽し気な笑みを掠めさせ]
…………おう、直球だね。
[綺麗だから、と言い切る表情、きらきら光る夢見る瞳。>>71 予想を超えた直球に、思わず呆けた声が上がる]
んー……誕生日のお祝いに、特別なものが欲しい、と。 ふむ。
[付け加えられた理由と、先に言い切られた事と。 二つを頭の中で転がして]
(74) 2018/08/09(Thu) 23時頃
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(さて、どうしたものか)
[今告げられたのは、偽りない気持ちなのだろう。 余計なものを一切含まない、純粋にうつくしいものを求めるという気持ち。 それ自体には、共感できる、けれど]
んー…………。 どうしようか。
[あと一押しが、たりない。 ほんのちょっとだけなのだけれど、一番肝心なものが追いついてこない]
(75) 2018/08/09(Thu) 23時頃
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とりあえず、あれだねぇ。 オーダーとして受けるかどうかは、ちょーっと保留にしていいかな? 少なからずお金が関わる事でもあるし。
[本気のオーダーにはそれなりの金額がついて回るもの。 それがどこから出るのか、はっきりしない内に安請け合いはできないというのもあるし、何より]
俺が、きみのために作ってもいい、って思える切欠が、ちょっと足りない感じなんだよね。
[イメージはある。 毎年眺めるステージでの踊りから得ているものは積み重なっている。 それを形にできるような衝撃があれば、或いは、とも思うから]
(76) 2018/08/09(Thu) 23時頃
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だから。 今年のステージで、きみが俺を心から驚かせてくれたら……って事で、どうかな?
[投げかけるのは、こんな提案。 肩でやり取りを見守る黒猫が、それでいーのぉ? といわんばかりににーぃ、と鳴いた。*]
(77) 2018/08/09(Thu) 23時頃
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[ >>67 何か考え事をしながら、戸口で待つ。 帰っえきた青年にあんがとよ、と呟き、茶を口にする。]
……なぁ、ビアンカ婆さん……だったか。 あの人、娘でもいんの?
[ 探るように、話し始める。……怪しまれないよう、慎重に。 ]
いやね、……名家の旦那っぽい人と会ってたからよ。 ああいうのって、大体は見合いやそこらじゃねぇのかなーって。 いいねぇ。若いってのは。
[ 世間話を装いつつ、好奇心はなるべく隠して。 *]
(78) 2018/08/09(Thu) 23時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2018/08/09(Thu) 23時頃
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[ 茶を口にした男は世間話を始めた。 >>78 思い浮かべていた宝石店は、 「rose」で間違いなかったようだ。 ]
ビアンカさんに、娘さん……? んん、聞いたことないですね。 ご家族ともお会いしたことないですし……。
[ なぜそんな事を聞くのか、と思えば。 名家の旦那、と聞けば思い浮かぶのは一人、 あの二人なら知り合いでも可笑しくはないが…… ]
そうですねぇ、そんな方と、ビアンカさんであれば 大事な取引があったのかもしれませんね。
[ にこ、と笑い当たり障りのない解答をする。 *]
(79) 2018/08/09(Thu) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/08/09(Thu) 23時半頃
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― →南大通り―
[父親は、厨房で豚の塩漬け肉の具合を確かめているようだ。 玉葱やセロリなどの香味野菜と香辛料と一緒に数時間煮込めば、ほろりと口の中で解ける。 それを想像すると、思わず頬が緩んでしまう。
ジェレミーには朝の挨拶をして出迎えると、後で酒樽を運ぶのを手伝って貰えるように頼み 少女は肉屋に目的の品を買いに行く。]
こんにちは、おじさん! 調子はどう?
お陰様で、うちも繁盛してるよ。 おじさんのところのお肉、美味しいし。
[肉屋の主人と暫し話した後、包みを抱えて道を引き返す。]
(80) 2018/08/09(Thu) 23時半頃
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[昨日よりも、通りを歩く人は多い。 皆、明日の祭りを楽しみにしているのだろう。 それを見ているだけで胸が弾むようだ。
――百年の時を経て、 魔女の子孫が見出した運命の子によって 茨の城で眠る姫が目覚めるかもしれない、という事は知らず。
道中、道行く旅人に道を尋ねられれば丁寧にそれを教え、序でに自分のお勧めを教える。]
お祭り、楽しんでいってね!
[夕食を食べる場所に困ったら、是非うちで、との宣伝も忘れずに。**]
(81) 2018/08/09(Thu) 23時半頃
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ありゃ、んじゃあ孫娘って線も薄いか……?
[ >>79 返答に首をかしげつつ、茶を飲み干し、容器を返す。 ]
まあ、俺みたいな庶民には想像もつかねぇようなことだろうけどな……。 あの雰囲気じゃ、どんだけの金が動いてんだか。
[ 思い返しつつ、揶揄の中に羨望が混ざる。 邪魔したぜ……と、踵を返し、通りの方へ。 *]
(82) 2018/08/09(Thu) 23時半頃
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─ ロゼッタ城 ─
[荊に覆われた赤煉瓦の城。 壁を這う蔓に咲く薔薇は美しく、城を護るための棘は鋭い]
……────
[呪いを解けば、この荊も消えてしまうのだろうか。 荊と共にある城に見慣れてしまっているため、消えた場合はもの寂しさを抱くことにもなりそうだ]
運命を、変える……。
[それは茨姫を眠りから覚ますことだけでなく、町の運命を変えることになるのではないか、と頭を過ぎる。 それにより良いことも悪いことも起きることだろう。 本来であれば慎重に考えなければならないことなのかもしれない。 だが考える時間は、あまりにも短かった]
(83) 2018/08/09(Thu) 23時半頃
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[過ぎる思考に対し、ふるりと頭を振る]
選択肢は変わらない。 私の興味に於いても、私の矜持に於いても。
私にしか出来ぬというのなら、やり遂げてみせよう。
[見上げたことで動いてしまったシルクハットの位置を直し、生じた迷いを振り切った。 ロゼッタ城の見物客が増えてきたことに気付くと、青年は踵を返し移動を始める。 さてどこへ向かおうか。 馴染みの店への顔出しは昨日粗方済ませた。 青年は町の賑わいを身を持って体験するように、当て所なく歩き出した*]
(84) 2018/08/09(Thu) 23時半頃
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[ この少女は、存外素直なのです。 回りくどい言い回しも苦手ですし、 呆けられたとて>>74 それを恥じる様子もありません。
感謝や褒め言葉は積極的に言うべきです。 それが人間関係を円滑にする一助になると、 本能的に察しているのでした。
どこがどう綺麗なのか言ってやろうかしら。 納得したのかしないのか、 曖昧な彼>>75を見ながら考えますが、 考え中らしいので邪魔はしません。
じ、っと見つめて、次の言葉を待ちました ]
(85) 2018/08/10(Fri) 00時頃
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[ 返された提案>>76に、構わないと返そうとして お金の事となると、痛いところを突かれたと 知らぬうちに眉間に皺が寄りました。
両親には、注文を取りつけてから 報告するつもりだったからです。 十中八九断られないでしょうが、 請け負う側が不安に思うのは仕方のない事。
むむ、と難しい表情のまま、 大人しく彼の話を聞いていました ]
……きっかけ?
[ 創作というものはしない少女ですが、 ダンスに例えれば、少しは解るでしょうか ]
(86) 2018/08/10(Fri) 00時頃
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[ びりっとした直感でもって、 素晴らしい振り付けが出来上がる事はあります。 足りないと言われると少し寂しいですが、 成程、理解出来ない話ではありません ]
んー……うん。 わかったわ。
[ 最後の一言が決め手でした>>77。
挑戦状を叩きつけられたようで、 そう言われてしまえば断れません。 無理だなどと誰が言えましょう。 これでも、自分の踊りには自信があります。
きっと、彼を唸らせてあげます! ]
(87) 2018/08/10(Fri) 00時頃
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― 酒場 偃月亭 ―
[ 仕事の時間には間に合った。挨拶とともに出迎えたフローラに、まだ慣れない様子で「おはようさん」と返す。 ]
酒樽か。構わねぇぜ。 そういうのは得意中の得意だ。
[ 買い物に行く少女を見送りつつ、 ]
急ぎすぎて転ぶなよー。
[ と、軽く声をかける。 あの密会が気になることには気になるが、今は仕事だ。 眠る姫君のおとぎ話と、あの密会に深い関わりがあるのだと、まだジェレミーには知る由もない。 ]
……ああ、クッキー買い損ねたな。祭りの日は休みらしいし、今日も開くかどうか分かりゃしねぇ。
[ あの様子じゃな……とボヤきつつ、フローラに何かを買ってやろう、という気持ち自体は変わらないらしく。 子供に好かれるというのはくすぐったいが、悪いものではない。 **]
(88) 2018/08/10(Fri) 00時頃
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[ ──── びしり。
勢いよく彼を指さして、 胸を張っては高らかに宣言しましょう ]
ぜっっっったい! フェルゼの心を動かしてあげる!
[ いわばこれは宣戦布告です。 元より本気で取り組むつもりでしたが、 やる気の炎はいっそう強く燃え上がりました。
その情熱は勿論、 彼の蝋燭への執着を意味するのですが。 伝わるかどうかは、彼次第でしょうね ]
(89) 2018/08/10(Fri) 00時頃
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……だから、 ちゃんと来てくれなきゃ嫌よ。
[ 殊勝に一言つけ足したのは 彼にも店番があるだろうと思ったから。
おずと窺うような視線も、 是とされればすぐ、笑みに変わるのでしょう ]*
(90) 2018/08/10(Fri) 00時頃
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― 教会→北大通り「rose」 ―
[ さて、開店時間からは大幅に遅れてしまったが。 北大通りの自分の店に戻る。 鍵を開けて、店内へと。 もちろん、今日もクッキーのバスケットは一緒だ。 ]
……覚悟はしていたけれど。 本当に、伝える事になるとはね。 とっても……長い時間だったわ……。
[ きっと、祖母や母もそれくらい。 長い時間を過ごしていたのだろう。 100年という時間は、相当に、長い。 けれど、明日の夜……老婆は見守ろう。
この城の、この町の、行く道を。* ]
(91) 2018/08/10(Fri) 00時頃
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[ 何故そこまで気にしているのだろう、と思いつつも 空になったグラスを受け取り。 どれだけの金が動いてんだか、 >>82 という言葉にふんわり考える。 ]
「rose」の品物は 価値がピンからキリまでですからねぇ……。
[ 店を去るという男に、軽く手を振る。 ]
えぇ、お仕事頑張ってくださいね。
[ 普段関わらないようなタイプの男に 新鮮さを感じながら、手入れの続きをするか。 と扉を閉めて再び店の奥へと消えていった。 **]
(92) 2018/08/10(Fri) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/08/10(Fri) 00時頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2018/08/10(Fri) 00時頃
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[お金が、と触れた時の表情>>86から、あ、先に言って良かったかも、と。 そんな事を思ったのは余談としておいて。
本気でやってもいい、と、そう思えなければ仕事を受けないのは青年の矜持の最たるもの。 それ故の提案は少女にどう響くか。
そんな事を考えていたら、向けられたのはこちらを指差しながらの高らかな宣言。>>89]
…………。
[沈黙したのは、僅かな時間。 肩の上の猫の金目が、呆れたような彩を宿す]
(93) 2018/08/10(Fri) 00時頃
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……ん、じゃあ、それで。
[間を置いて、返したのはこんな一言。 宣戦布告さながらのそれは、こちらのやる気を少し揺り動かしていた]
ん、それは勿論。 ちゃんと見に来るから、御心配なく?
[付け加えられた一言>>90に、返すのは頷きひとつ。 売り切れていなければ、その間は店を閉めるようかな、なんて思いつつ。 窺うような視線から、笑みに変化する様子に自然、こちらも表情を綻ばせ]
……さて、食料の調達も無事に済んだし、そろそろ戻りますかっと。
[出店の準備はまだ終わっていないから、と。 笑う様子は、いつもの軽い青年のそれ。*]
(94) 2018/08/10(Fri) 00時頃
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[ こちらの宣言がどう映ったのか>>93。 わずかな沈黙にも、臆しはしません。
……どこからか 呆れの視線を向けられた気もしますが。 生憎と、猫の気持ちは解らないもので ]
うん、覚悟しておいてね。
[ いやに満足気に返します。 彼のやる気を揺り動かしたなどと、 少女自身は預かり知らぬ事な癖に。
乏しい反応がいっそ少女の 負けん気を刺激したといったところでしょうか ]
(95) 2018/08/10(Fri) 00時半頃
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…………良かった。
今年はフローラも来てくれるのよ。 皆に見てもらえて、嬉しいわ。
[ 肯く彼に、笑みを返しました。 そして、蝋燭の為というのも忘れ、 心からそんな事を言うのです。
予想外のおまけはついてきましたが、 つまるところ少女にとって大事なのは、 そんな些細な事なのです。
一生懸命練習した踊りを、 お友達に見てもらえるのは幸福ですから ]
(96) 2018/08/10(Fri) 00時半頃
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そうね、もう明日だものね。 準備、しっかり頑張るのよ!
[ 彼が仕事に手を抜くとは思っていませんが、 鼓舞するように声をかけます。
いつも通りに微笑む彼。 そこに至ってようやっと、 先までの彼の真剣さを意識するでしょうか。
ついつい勢いで押してしまった事、 反省せねばならないかもしれません ]
(97) 2018/08/10(Fri) 00時半頃
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……ありがとう。 またね、フェルゼ。
[ お礼は、真剣に話を聞いてくれた事について。 そんなの、皆まで伝えはしませんが。
彼が自らの店へと歩き出すなら その背に軽く手を振ってから 受け取ったお代を店へと届けに行きましょう ]**
(98) 2018/08/10(Fri) 00時半頃
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[ パンを食べながら歩いていると、可愛らしい少女が声をかけてきた。>>1:111 『ステージもよろしく』、つまり…。祭り当日にステージに上がる者なのだろう。すれ違ったのは一瞬だったが、その身のこなしは踊り子のそれだったように思う。 ……そういえば、何か光っていたような。モニカにはあまり縁が無いが、あれが魔法なのか。だとすると、人目に付くべき事柄にはぴったりの要素かもしれない。 ]
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うーん、さすがに今日は疲れたな……。 この町結構広いし、一日がかりで散策しちゃった〜。
[ いつの間にやら日暮れである。 今日歩き回るのはやめておいた方がいいだろう。何せ祭りは2日後だ、今体力を消費するのはまずい。楽しみの本番はまだだ。 ]
さーて、今日の所は休みますかね! 明日はー…明日考えるか。
[ それではまた明日。 *]
(99) 2018/08/10(Fri) 00時半頃
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[ 翌日。祭りの1日前である。 ]
うん、今日も良い天気! ……そういえば、まだお城見てなかったな。
[ 古城にはロマンがある。モニカの持論だ。 遠い昔に誰が住んでいたのだろうか、など、とても気になる性分である。 ]
確か少しなら中に入れたはず……。 今日はお城中心に散策しようかな!
[ もちろん、疲れない程度に。 一番のお楽しみはまだだ。 **]
(100) 2018/08/10(Fri) 01時頃
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─ 南大通り ─
[昨日に比べて出歩く人が多い。 明日になれば更に増えるのだろう。 祭が近付いていると実感出来る光景でもあった]
おや。
[そんな人混みの中に、買い物中らしきフローらの姿>>80を見つけた。 明るい人柄は声をかけやすいのか、旅人に道を訊ねられたり>>81もしているらしい]
マダム・シュバルツ。
[昨夜『偃月亭』を訪れた時に告げた呼称で呼びかけてみる。 呼ばれたと反応出来るのか否か。 それを確かめるかのように]
(101) 2018/08/10(Fri) 01時頃
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[『偃月亭』へ最初に訪れた時は、その賑やかさに些か驚いたものだ。 普段足を踏み入れないような場所へ、そんな興味で選んだ店だったのだが、今となってはお気に入りの一つとなっている。 その時求めたのは昨夜と同じく、ワインとお勧めの料理。 場違いにも思える姿での食事は、周囲に口に合わないのではと思われたかもしれないが、そんなことはない。 美味しい料理に貴賎はないのだ。 高級店には高級店の、偃月亭には偃月亭の味の良さがある]
[昨夜も、青年を知らぬ者には場違いなのでは、と思われただろうが、当の青年はそんな視線は気にもしない。 今日から働いてくれていると紹介されたジェレミーを見遣ったり、問われた掘り出し物>>59について、『緑園の冠』で古書を買ったことや『rose』で質の良い宝石を手に入れたことを話した]
[それから、祭の日には『緋色の華灯』で出品される蝋燭を購入する心算でいることも伝える。 これは将来的に掘り出し物になる、先行投資ともいえるだろう。 そんな話をした後、案内された席につき食事をしたのだった]
(102) 2018/08/10(Fri) 01時頃
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御機嫌よう。 今夜の仕込み用かね?
[変えた呼称による呼びかけの結果に関わらず更に声をかけ、抱える包みを示し問う。 視界に姿が入るように動けば、気付いてももらえようか]
いよいよ明日が祭の日だね。 祭用の特別メニューなどはあるのだったかな?
[フローラが店へと戻るようなら、共に歩きながら問いを重ね行く**]
(103) 2018/08/10(Fri) 01時頃
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はいはい、っと。
[満足げな覚悟しておいて、との言葉>>95に、これは火がついたかなぁ、なんてちょっとだけ思いつつ]
ん、確かに。 自分が創り出すものを見てもらえるのは、嬉しいよねぇ。
[皆に見てもらえて、というのも、偽らざる本心なのは向けられた笑みから伝わるもの。>>96 形は全く違うけれど、創作、表現という点では似通った部分があるからこそそれは感じられて]
(104) 2018/08/10(Fri) 01時頃
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それは勿論。 準備で手ぇ抜くなんて、絶対できないからねー。
[鼓舞する声>>97に、へら、と軽い調子で返し、それじゃあ、と戻ろうとした所に向けられた言葉。>>98]
……まだ、お礼を言うのは早いかもだよ?
[それに冗談めかして返してから、こちらもまたね、と手を振って。 一先ず、工房へと向けて歩き出す。**]
(105) 2018/08/10(Fri) 01時頃
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[ さて、運命の子に、伝えたというものの。 仕事は確りとやらねばならぬ、と。 カウンターにバスケットを置いて、 今日の業務を始める。 ]
……あら、いらっしゃい。
[ 今日初めての客。 受け答えをしつつ、雑談を交わす。 そのとき、初めて知る。 ]
……え? 誰かが開けようとした?
[ その客曰く、『泥棒かと思った』らしい。 老婆は首を傾げつつも、注文の品を、 客に手渡しし、見送った。 ** ]
(106) 2018/08/10(Fri) 02時頃
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−ロゼッタ城−
相変わらず大きいお城だなぁ。 静かで趣があって、私の好みなのよねー。
[ モニカはロゼッタ城の入り口部分に立っていた。毎年お祭りの際には必ずここに立ち寄る。特に用事があるわけじゃないが、雰囲気を楽しんでいた。 ]
……あれ?
[ ロゼッタ城は別名「荊の城」と呼ばれている。壁中が薔薇で囲まれているからだ。しかし、どうしたことだろう。毎年見る壁と様子が少し違う。 ]
しっかり覚えているわけじゃないけれど、前はもっと壁中が薔薇で囲まれてて、棘も痛々しく見えたような……?
[ そういえば、と記憶を巡らす。 祭りを前日に控えて活気溢れる町中では、さまざまな噂話が飛び交っていた。その中に、「茨姫の呪い」なるものの話をしている一団がいた。 ]
確か、今年で……100年?随分とキリのいい数字だよね……。これはもしかしたら、何かあるかもしれないな。
[ そう呟き、しばし広間で静寂に耳を傾けることにした。 **]
(107) 2018/08/10(Fri) 14時頃
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[ 商品の手入れや掃除をしていると、 小さなお客達がやってきた。 ]
おや、いらっしゃい。 今日はどうしたのかな?
[ にこり、と迎え入れると、小さなお客…… 子供たちは、ベネットの元へ駆け寄る。 彼らの目的といえば、ただ一つ。 遊び相手が欲しいのだ。 「ねぇ、今日はベネットも忙しい?」なんて、 計算などなく可愛らしく小首をかしげる。 ]
(108) 2018/08/10(Fri) 15時頃
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ううん、もう準備もあらかた終わったからね。 何しようかなー、って思ってたところ。
[ そう言うと、きゃぁ、だとか、わぁ、だとか、 期待のこもった歓声が沸く。 「じゃぁさじゃぁさ、ごほんよんでよ!」 きらきらとした瞳と表情で見上げられては断れない。 そもそも、断る気もなかったのだが。 ]
あぁ、良いよ。うん、じゃぁ今日はお城の前で読もうか。
[ 彼らは時折、こうしてベネットを訪ねては 読み聞かせをねだる。 一度、とある老夫婦に孫に読み聞かせを、と頼まれ 空き地で物語の読み聞かせを行った所、 いつの間にか増えた子供達から好評を得たのだ。 ]
(109) 2018/08/10(Fri) 15時半頃
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[ 城の前、と聞くと、一人の少年が自信ありげに 「せんでん、でしょ!ぼくもやる!」と手を挙げた。 それに続き他の子どもも我も我もと手を挙げる。 実家が店の子は実家の店の、 そうでない子は古書店の宣伝をしてくれるという。 元気な彼らを微笑ましく思いながら、 今、読み聞かせるのならばこれが丁度良いかもしれない と、一冊の本を手早く用意し、鞄にしまう。 出窓に「不在。城前で読み聞かせ」と書いた ボードを小さなイーゼルに乗せて、 さぁ出掛けようか。 *]
(110) 2018/08/10(Fri) 15時半頃
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―「緑園の冠」→ロゼッタ城前―
[ 宣伝、といいつつも他の観光客や働く町民の邪魔に ならないような所でベネット達は落ち着いた。 邪魔にはならないが、複数の子供と青年一人、 目立つと言えば目立つだろう。 ]
さて、今日はなぜお城を選んだのでしょうか?
[ 物語の綴られた本を片手に、軽く人差し指を城に向け、 クイズを出すかのように子供たちに問う。 「せんでんじゃ、ないのー?」なんて声を聞きながら、 ふふ、半分外れ。と笑う。 ]
正解は、今日の御本が「茨姫」のお話だからです。
[ きゃぁ、きゃぁ、と歓声があがる。 自分の住む町に眠るというお姫様のお話、 よく聞いた話でも彼らはお気に入りなのだ。 **]
(111) 2018/08/10(Fri) 15時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/08/10(Fri) 15時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/08/10(Fri) 15時半頃
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[ フェルゼを見送り、代金を店に置いた後。 大体の準備は出来ているから、と ステージ組も解散する事になりました。
少し早いですが、明日に疲れを 残さない為という判断のようです。 否を唱えるわけがありません。
南大通りを離れ、 これから何処へ向かうか考える最中。 見えたのは、本屋の店主が 城の方へと歩いていくところでした ]
(112) 2018/08/10(Fri) 21時頃
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[ ぞろぞろと連れたった子供達。 こういうの、なんて言うんでしたっけ。
……ああ、そうそう。 ハーメルンの笛吹き男。
彼が誘拐犯なわけはありませんが、 ついおとぎ話を思い出してはくすりと笑い。 少女も子供達の列に加わりました。
少し前までは、少女自身も 読み聞かせをねだる子供の一人でした。 行かなくなったのは、興味が無いわけでなく 子供っぽいのが嫌になったから ]
(113) 2018/08/10(Fri) 21時頃
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[ 行き着いた先は、ロゼッタ城前>>111。 適当なところに落ち着く彼を見て、 今日は此処で読み聞かせるのだと知ります。
何気なく見上げた城。 近付いてようやく、 見慣れたそれとの差異に気付きました。
薔薇の花に、茨に、 ──── 何だか、元気がないような? ]
……変なの。
[ 意識は読み聞かせより、城の方へ。 じ、っと見上げてもても、 胸の内のもやもやの答えは見えないのですが ]
(114) 2018/08/10(Fri) 21時頃
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[ ベネットは本を沢山読む人ですから、 少女の知らない何かを知っているやも。
そうでなくとも、 今からするのは茨姫の話。 何か関係があるかもしれません。
そんな思惑から、小さな子たちに混じって 彼の読み聞かせに聴き入るのです ]*
(115) 2018/08/10(Fri) 21時頃
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−ロゼッタ城前−
[ 城を堪能したモニカ。薔薇の勢いが弱まっているのは気になるが、それもまたロマンだと思いつつ1階の広場を後にした。 ]
ふぅ……。たまにはこういう時間も良いものよね。……あれ?声が聞こえる……。
[ 城の外。声をする方向に目を向けてみると、若い男性と子ども達がいた。>>111 ]
へぇ〜、読み聞かせか。何の話だろう?
[ モニカは読書も好きであるので、とても興味を持った。 聞こえてきた内容。それは、「茨姫」の話。]
茨…姫?もしかして、このお城に関係があるのかな?
[ 城にまつわる昔話はあまり聞いたことが無かったため、とても興味をそそられた。よく見てみると、何人か観光客らしき人々も立ち止まって聞いているようだ。モニカは足を止め、その物語にしばし聞き入っていた。 *]
(116) 2018/08/10(Fri) 21時半頃
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―偃月亭―
[>>88ジェレミーは父と約束していた時刻には顔を見せる。 同じ挨拶が返ってくれば、笑顔を向けて。 昨晩の事も労いつつ、兄と一緒に酒樽の方をお願いすれば任せて問題ない、と。 それを心強く思いながら、手早く出掛ける準備を済ませてしまう。]
あははっ。 転ばないよー。
[見送りの言葉にはくすくすと笑い、いってきます、と言って出かけてゆく。*]
(117) 2018/08/10(Fri) 21時半頃
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─南大通り─
[>>101旅人を見送っていると、不意に昨日酒場で聞いたばかりの呼び名が聞こえてくる。 他の人を呼んでいるのかもしれないが、 聞き覚えのある声のように思えたので少女はその場できょろきょろと辺りを見回す。]
あ、グレンウィルさん。
[>>103更に言葉を重ねてくる彼の姿を見とめれば、少女は其方に近付いていって笑顔を向けた。]
(118) 2018/08/10(Fri) 21時半頃
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[>>102初めてルーカスが店に訪れた時、 その振舞いから、こうした酒場には慣れていないのだろうと感じられた。 旅先という事で、普段と違う場所に来てみたのだろうか。旅というものは、 しばしばそんな気持ちになるものらしい。 饗したのは近くの産地のワインと、それに合わせた料理。 ――果たして口に合うかどうか、と思ったが、彼は偃月亭の料理を気に入ってくれたらしい。
昨夜も一年ぶりに訪れてくれた彼を、仕立てのいい服を着た客を珍しそうに見る人もいたが、気にしていない様子で。 掘り出し物について聞かされれば、既にそんなに、と目を輝かせた。 家族が喜んでくれると良いね、と言い添えて。
祭りの日には『緋色の華灯』で蝋燭を購入する心算らしい。 先行投資、と聞かされれば、そうした事に馴染みのない少女にとっては凄い事のように思えたが、それだけフェルゼの腕を買っているという事なのだろう。 そんな話をしながら、彼を席に案内したのだった。]
(119) 2018/08/10(Fri) 21時半頃
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そうだよー。 それと、明日のおつまみ用。
グレンウィルさんは、昼間はうちに来た事なかったっけ。 お祭りの時だけ、昼間も開いてるんだよ。
[包みの中身についての問い掛けには弾んだ声音でそう応じる。]
うん、天気にも恵まれそうで良かった。 ふふふ、あるよ。 いつもよりも手の込んだ料理を作るから、私も毎年楽しみにしてるんだ。
[加工しているとはいえ、 夏の日差しにあまり晒すのもよくないので、ゆっくりと歩みを進めようか。]
(120) 2018/08/10(Fri) 21時半頃
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グレンウィルさんなら、知ってるかな。 今年は茨の城に眠るお姫様が眠りについて百年経つんだって。
どんな人なんだろうねぇ。
[歩きながら、自分からも話を振る。 少女にとっては、いるのか、いないのか分からない人。 きっと普通に暮らしていたなら、王族に連なる人と直接関わるような事はないだろうと思う。
けれど都会的で洗練されたルーカスなら 姫君の傍にいても霞む事はないだろうな、などという空想を抱き。*]
(121) 2018/08/10(Fri) 22時頃
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……ありがとうございます。 ええ、ええ、当日は休ませていただきますわ。
[ そんな、ご贔屓の所との会話。 『当日は休む』との張り紙を見て、 そう、会話する。 ふと、明日の予定を聞かれると。 ]
明日……ですか? 私は、そうですね……。 町の賑わいを、眺めていようかな、と。
[ 12人目の魔法使いの孫、という素性は、 極力表さずに、そう言って、 ご贔屓さんとも別れる。 陽は傾きかけているだろうか。* ]
(122) 2018/08/10(Fri) 22時頃
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――昔、昔……。 皆のお祖父ちゃんお祖母ちゃんが生まれるよりも昔の事。 ××××、という、――そう、この町だね。 一人のお姫様がお産まれになりました。
[ ゆったりとした動作を加えながら、姿勢よく 穏やかな表情で朗々と読み上げ始める。 ]
――11人目の魔法使いがを贈り物を渡し終えた途端、 突然、宴に呼ばれなかった13人目の魔法使いが現れます。 その魔法使いはとてもとても怒っていました。
「私を招かぬなどいい度胸をしている! 貴様らに贈られるのは幸せではなく呪いが相応しい!」
[ 普段の青年からは考えられぬ凄みのある声に 子供たちはきゃぁ、と小さな悲鳴を上げる。 ]
(123) 2018/08/10(Fri) 22時半頃
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「15歳の誕生日、その娘は紡錘に刺されて死ぬのだ」
それを聞いた12番目の魔法使いは、呪いを書き換えます。
「姫は死なず、100年の眠りにつくだけ――」と。
しかし、呪いを回避することはできませんでした。 お姫様は、15の誕生日に塔の天辺で紡錘に刺され、 眠りについてしまったのです……。
[ あらすじを知っている筈の子供も、 悲し気な表情を浮かべる。 ]
そして城は薔薇の蔓や棘で覆われてしまい、 お姫様の眠る塔の天辺は、誰も入ることが出来なくなって しまったのです。
[ 子供たちの小さな悲しい声がぽつり、ぽつりと。 ]
(124) 2018/08/10(Fri) 22時半頃
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……物語はここまで。けれど、なんという事か。 今年のこの時期で、丁度お姫様が眠りについて 100年が経とうとしているのです。
[ ベネットは少し声を潜め、 子供たちにむかって背を少し丸めてみせる。 悪戯っぽい表情も浮かべながら。]
もしかすると、今年は何かが起こるかもしれませんね――
[ そういってスッと姿勢を正すと、本をぱたりと閉じた。]
(125) 2018/08/10(Fri) 22時半頃
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さぁ、今日はこれでお開き。君たちももうお家へお帰り。
[ そろそろ陽が傾きかける頃か。 子供たちに帰宅するよう促す。 ]
もし本がお好きであれば、北大通はずれの「緑園の冠」 をどうぞよろしく。古書の買取もしております。
[ にこりと、軽い宣伝も忘れない。 ……さて、どれくらいが当日来てくれるのだろうか、 なんて考えながら。 **]
(126) 2018/08/10(Fri) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/08/10(Fri) 22時半頃
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[ 城の横で読み聞かせをする青年は、古書店を経営しているらしい。>>126 そういえば、毎年の祭りの際にも古書が出回っていたように思う。また当日の楽しみが増えた。 ]
……すっかり夢中になって聞いちゃた。 って、けっこう日が暮れてきたな〜。
[ モニカは町中で呼び込みをしていた少女>>81を思いだし、彼女のいる店に夕食を食べに行こうと決めた。 南大通りまで歩く。明日の祭りの準備だろうか、人々で賑わっている。また、旅人や観光客らしき人の姿も多い。 ]
早めに行かないと、席が空いてないかもしれないな……。 せっかくだから何か美味しいもの食べたいよね。
[ 酒場【 偃月亭】の前にたどり着き、扉を開けた。 **]
(127) 2018/08/10(Fri) 22時半頃
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─ 工房・『緋色の華灯』 ─
お?
[帰り着いた工房の前には、見慣れぬ人の群れ]
ウチに何か御用ですかー……って、ああ。
[創作蝋燭の噂を聞いてやって来たのだと言われれば、なるほど祭り見物の旅人か、と合点がいく。 行くのだが]
あー、とね。 ウチは、祭り当日以外は、基本店出さないんだー、ごめんねー? 明日また来てくれるかなー。
[教えるならそこも説明しろや、と思いながら笑顔で告げる]
(128) 2018/08/10(Fri) 22時半頃
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ん、ああ、オーダーもあるけど。 今、先約さんと交渉中なんで、そっちもごめんねぇ。
[にっこり笑って断り入れて。 また明日いらっしゃい、とお帰り願う。 工房前から人がはけると、は、とひとつ息を吐いて中へ]
興味持ってくれるのはありがたいんだけどねぇ……。
[あちらのペースで来られても、こちらは応えられないわけなので。 その辺りどーにかならんかなぁ、と思いつつ。 買ってきたパンを一度しまって、向き合うのは作業台]
さて、いい引き取り手さんに出会えるといいんだけど。
[呟きながら、一つ一つの作品の状態を確かめて。 薔薇の花を模った物を手に取った所で、少し、動きが止まった]
(129) 2018/08/10(Fri) 22時半頃
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……今年で100年目、って言ってたっけ。
[ふと、視線が移ろうのは古書屋で買ってきた絵本]
節目の年、って、何か起こる事、多いんだよねぇ。
[く、と笑って、蝋燭を台に置いて絵本の方へ]
さぁて、一体どうなるかな?
[楽し気に呟く脳裏に浮かぶのは、パン屋でのやり取り。 状況を楽しんでいるかのような姿に、黒猫が呆れたようになぁう、と鳴いた。*]
(130) 2018/08/10(Fri) 22時半頃
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