56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、共鳴者が2人、降霊者が3人、人犬が1人、智狼が3人、邪気悪魔が1人、片想いが1人、笛吹きが1人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2011/06/29(Wed) 14時頃
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[ざわり――
不穏の風が、砦の方角へと――**]
(#0) 2011/06/29(Wed) 14時頃
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― 医務室 ―
[本当に何となく、気付けば鞄を片手に医務室に来ていた>>0:294 例え疲れて居ても、この程度、何と言う事も無い]
どう致しまして。 中身を取り出すのは……さすがに無理だね。
[どころか、珍しい経験に、ほんの気晴らしにはなったか。 ペラジーは暫く何か考えている様子だったが、やがて医療用の棚を開き]
(1) 2011/06/29(Wed) 15時頃
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あ。良い匂い…。
[渡された小柄のポプリからは、ラベンダーの香り。 小粒な花が、ポプリの中に沢山詰まっている様だ]
これ、もしかして君が作った物? 可愛い作りになってるけど。
[騎士団の砦でこの様な物まで扱うのは中々難しい。 そして微かに感じる真心ある作りに、もしかして、と青年に尋ねさせた]
(2) 2011/06/29(Wed) 15時頃
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ありがとう、大事にするよ。
[ふわ、と柔らかく笑み返して、ポプリを大切そうに受け取る。 時計を見遣れば、軽く時間は経過していただろうか]
それじゃあ、僕はこれで。 ペラジーも、仕事頑張って。 無理はしないでね。
[僕が言うのもなんだけど、と最後にそう苦笑して。 医務室を辞した時の青年は、幾つか真面な表情に戻っていたであろう。
――不穏の風が吹いたのは 何時頃か**]
(3) 2011/06/29(Wed) 15時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/06/29(Wed) 15時頃
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――砦内・廊下――
[神父は見た目通りの柔らかい物腰>>0:302 その口から上がるのは、予想通りのベネットとイアン]
緑騎士団の方を据えるつもりは有りませんわ 余程相応しいのではないか、との話も聞きませんし……
[体調を心配され>>0:304曖昧に微笑んだ]
いえ――……
戦争とは、辛いものですわね どうして、こんな事に、なってしまったのでしょう……
――――会いたい
[最後の言葉は、小さく風に溶けて消える ムパスピスの耳に届いただろうか?]
(4) 2011/06/29(Wed) 15時半頃
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[砦へと流れ込む不穏な風は、 ブラウンの髪を揺らして、何処へ往く。
二度、三度瞬いた その瞼の奥にある瞳は 彼が属する団を象徴する 色、
――…血のような赤に染まっていた。]
(5) 2011/06/29(Wed) 15時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/06/29(Wed) 15時半頃
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――砦内・廊下――
[ムパスピスに別れを告げると、また砦を歩く 最上階・展望台へ行きたかったが、流石に危険過ぎると、止められてしまった 砦の外に出たいと言ったが、それも止められた]
(あそこなら、向こうがよく見えるのに――)
[騎士団長についての思考も疲れてしまった 逸れる頭は、考えてはいけない人物の事ばかり思い浮かべる 祈る相手は、隣国の時期領主]
(セシル様――)
[かつては中の良かった隣国 幼い頃より何度も外交へと向かう度に顔を合わせ、言葉を交わし、鳥文を交わし
そして今は、そんな事すら、叶わない――]
会いたい……
(6) 2011/06/29(Wed) 15時半頃
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― 廊下 ―
あらあ…
[二人の人影を>>0:305見かけたが、直ぐに視界から消えた。向こうは気づいただろうか。]
何だかヤバイ雰囲気な気がしたなぁ…くわばらくわばら。
[かぶりを振って赤の団長の居室に行く。]
んんや、誰もいねえ。タイミング悪かったかなぁ。
物と書き置きだけしとくか。
[報告書とメモを残して再び外へ出た。]
(7) 2011/06/29(Wed) 16時頃
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[受け取ったスープに口を付ける。彼のスープの量は全くと言っていいほど減ってはいなかった。幼馴染に「肉をつけろ」と言われたがその言葉の先の真意はわからなかった。疑問視をした表情を彼に向けてはいたものの、すぐに別の話題へもっていかれる。>>0:286
その話題は『領主公女』]
…公女様が? 珍しいね。こんな時期に来るなんて。
[公女が砦内を出歩いているのは屡耳にはしていたが、緊張感が高まった時期に砦にいるということはそれなりに意味があるのだろう。]
(8) 2011/06/29(Wed) 17時頃
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[公女の話が出るといつも彼は楽しそうに話す>>0:293。その度にむっとしている自分がいた。その感情は嫉妬に近いのかもしれないが、制御することが出来ない。]
はい。あーん。
[彼から受け取ったスープを掬い、食べろと言わんばかりに口元へと持っていった。周囲から見ればなにをしているのだろうと思われる行動だが、これ以上彼の口から彼女の話は聞きたくなかった。 彼が食べれば再び掬い、今度は自らの口へ。食べなければそのスープを自分で食べただろう。]
(9) 2011/06/29(Wed) 17時頃
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[何かを考えるように僅かに険しい表情をしたかと思えば彼のスープを半分程、手に付けた後すっと皿を彼に戻した。]
返すよ。ヤニクだってお腹空いてるんでしょ? 全部食べちゃうのはなんか悪いから。 [賭けは賭けでも全て食べてしまうのは気が引けた。食堂に来たのも彼に促されたからだ。それでも半分は食べた。具もそれなりに残してるつもりだ。]
さて、そろそろ行こうかな。
[自らのお昼を食べると彼を待たずに席を立つ。機嫌が悪いのを察しされないように振舞ってはいたものの、女は態度に出やすい性格だった。ましてや相手は幼馴染。恐らく全て見透かされている。]
じゃあまた後でね。今度は手加減しないでね。
[無理矢理笑って見せた。彼の返事を訊く前に女は逃げるように躯を翻して食堂を後にした。]
(10) 2011/06/29(Wed) 17時頃
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― 廊下 ―
私、馬鹿みたい… ごめんね。ヤニク。
[歩きながら呟いた。いつもは我慢していたのだが、何故か我慢出来なかった。戦が来るのに公女のことを楽しそうに話す彼。ここで謝った所で彼には聴こえるわけないが呟かずにはいられなかった。
自己嫌悪。
女は何もない天井を一度見上げるとふらふらと廊下を歩いた。**]
(11) 2011/06/29(Wed) 17時頃
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―少し前 廊下―
[公女殿下に体調を問えば、曖昧な反応がある。>>4 続く言葉に耳を傾けて思うのは、 戦争を回避すべく外交努力をして来たのが、 外ならぬ彼女だということ。 無力感にうちひしがれる事もあるのかも知れないと、 勝手に想像していた]
そうですね……戦争は辛いことです。 でも、あまりお気を落とさないで下さい。
今は試練が訪れているかも知れませんが、 道が閉ざされたわけではないのですから。 思い悩む事があるのでしたら、――え?
[微かな呟きが聞こえた気がしたのだが、 公女殿下は何事もなかったように微笑み、 いくばくか労いの言葉を賜ると優雅な所作で去って行った]
(12) 2011/06/29(Wed) 17時半頃
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……聞き違いでしょうか?
[間違いでなければ、会いたい、という風に聞こえた。 一礼して公女殿下の背中を見送ると、首をひねった]
(13) 2011/06/29(Wed) 17時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/06/29(Wed) 18時半頃
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…っ
[懐に入ろうとした矢先、滑らせる刃の面の角度が変わった事を感じれば、弾くように剣を離した後、彼が繰り出す一撃を正面からではなく横から叩き落とす。 そのままイアンの胸に雪崩れるように肩を当てるだろうか。 女にしては長身だけれど、男にしては普通の身長、体重も彼に比べればかなり軽いだろう。 彼の体勢を崩す事が、出来ただろうか。]
(14) 2011/06/29(Wed) 18時半頃
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[彼と斬り合っているこの一瞬一瞬が、やけにゆっくりと時間が流れているように思えた。 よく、ファーレンハイトとこうして剣を交えたものだったと。 何度も、何度も。 そう思いだせば、ふと彼の姿にファーレンハイトの姿が重なって。]
…ちくしょう。
[ぎり、と噛んだ唇の隙間から、小さく声が漏れる。 どうして急に逝ってしまったのか。 まだ、何も恩返しなど出来ていなかったのに…。 どうして、どうして。]
(15) 2011/06/29(Wed) 18時半頃
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[拭う事も出来ずに眼に滲む涙は、激しく動くたびに散らされて。]
ああああああ―――っ!
[主を失って。 恩人を失って。 己の中に渦を巻いている怒り、悲しみ、寂しさ、悔しさ、そういった気持ちを振り払う様に、オスカーらしくない大きな声を上げて、イアンに刃を振りおろした。 徐々に、冷静さを失う剣は、そのうち彼にあっけなく破られてしまうかも知れない。**]
(16) 2011/06/29(Wed) 18時半頃
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― 廊下 ―
[さてどこに向かおうかと思案しながら廊下を歩く。
赤緑の両参謀、そして騎士団長がどのような決定を下すか、という意識は常にあった。が、意思決定に際して自分は口を挟むべきではないと考えている。 騎士団長――ダニエル・ディラックと、参謀ソフィア・カテーリングラード。 2人に対し、彼は常に全幅の信頼を置いていた。
ならば自分は自分の仕事をするまで。 厳格すぎる向きのある態度は、騎士団内の引き締めに役立てるべきだと常々思っている]
(17) 2011/06/29(Wed) 19時頃
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[と、不意に。]
―――神父様。 どうされましたか。こんな所で。
[廊下の真ん中に立つ神父の後ろ姿>>13を見かけ、声を掛けた]
(18) 2011/06/29(Wed) 19時頃
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―医務室・少し前―
ラベンダーに、クローバーも少し入ってます。 暇な時間に作ったものなんですけど。
[ベネットからの問いに、照れて笑いながら頷いた。>>2 余った材料を使って趣味で作り始めたものだが、騎士の一部に試しに配ってみると、評判はなかなかよかった。 気に入ってくれたらしいのに微笑んで]
ええ、無理しないようにはお互い様ですね。 もし、何かあったら医務室へどうぞ! ないのが一番ですけれど!
[そう告げて、青年を送り出した>>3]
(19) 2011/06/29(Wed) 19時頃
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さて、と。
[鞄の中に入れてきたものを所定の位置へと仕舞い、整理を始める。今はまだ余るくらいだが、これが使いつくされるような時が来るのだろうか。
不穏の風の近づきを、恐らく誰もが、大なり小なり感じていた。]
…………お薬も作っておくかな。
[用具の整理を終えれば、薬草の調剤を始める。 煮たり煎じたり、やり方は色々。 しばらく、医務室からは苦そうなにおいが流れ出ていた*]
(20) 2011/06/29(Wed) 19時半頃
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……ああ、ヴェスパタイン副長。 いえ、私は何も。
[ぼけっと突っ立っている所を見られて、>>18 恥ずかしげに頬を掻いて苦笑した]
先程まで、公女殿下のお話を少し伺っておりました。 副長はどちらに?
(21) 2011/06/29(Wed) 19時半頃
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少し……砦内の視察を。 補給部隊に喝を入れてきた所です。
[何をしていたかと問われれば素直に、真面目くさって答える。 が、彼の口から出た名前が気になって]
公女殿下……。
[一瞬、口つぐむ。]
差し支えなければ、ですが。 何をお話しされたか伺っても宜しいですか。
(22) 2011/06/29(Wed) 20時頃
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そうでしたか。 ……これからは補給線も肝要になるでしょうからね。
[副長直々に、ということは、恐らくは戦に備えての 視察だったのだろう、と思った。>>22
公女殿下の名前を出した途端、気難しげな面差しが、 本当に難しい事になったようにも見えたが]
ええ、構いませんよ。 赤騎士団長の不在を気にかけておいでのご様子でしたね。 次期団長に相応しい者は誰だと思うか、と聞かれました。
……戦が近い事にお心を痛めている風でもありましたね。 それを押して前線の砦にいらしているのは、 何かお考えがおありなのでしょうか。
[小さな呟きの事は、 聞き違いかもと思って口にしなかった]
(23) 2011/06/29(Wed) 20時頃
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― 廊下 ―
さあてどすっかね…ああそうだそうだ。
ゆったりするなら描くか。それがいい。
このご時世、時間は何時まであるか解りゃしないからな。
[趣味道具を持ち出すため、廊下を歩いていく。]
(24) 2011/06/29(Wed) 20時半頃
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|
……ええ。
[神父の言葉にただ頷く。 補給線に関しては事実だ。ただ、恐らく彼の想定よりは状況は悪い。 そのことを特段口にする訳ではなかったが。
続けて彼が話した内容には、微かに眉を動かす]
そうですか。公女殿下が……。 赤騎士団後継の問題は、公国にとって最たる懸念事項ですからね。 殿下も心配でいらっしゃるのでしょう。
[当たり障りのない言葉を選び、述べた。 内心の苦い思いは隠そうとすれど、呟いた声の低さで伝わったか]
(25) 2011/06/29(Wed) 20時半頃
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[横から攻撃を叩き落されると、一瞬、目を見開いて。 彼の肩が遠慮なく胸にぶつかってくれば、 その反動で身体は後ろへ倒れかけるが、 瞬時に足を後ろに引き、自身の体重を支えた。]
…ッだ、
[少しの対峙の後、感情のままに振り下ろされた彼の刃はスキだらけで。 受け流して間合いを詰めることも、 避け切って再び切りかかることも、出来た。 しかしそれをしなかったのは ]
(26) 2011/06/29(Wed) 20時半頃
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[散らされる涙を、響く咆哮を。
より一層鋭い音を出して交わった剣から伝わるのは、 さまざまな感情が混ざり合った震え。]
―――…
[オスカーが持つより強い力で、その剣を薙ぎ払うと 呼吸を置かず、彼の頬を掠めるように牙を貫いた。
傷が出来たかどうかは分からないが、勝負あったことは明らかで。]
…馬鹿、何で 泣いてんだ。
(27) 2011/06/29(Wed) 20時半頃
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[降ろされた牙は、地へと突き刺さり。
不穏な風だけが、ただそこを取り巻いていた**]
(28) 2011/06/29(Wed) 20時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/06/29(Wed) 20時半頃
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[返答の後半、低い声に内心苦笑する。 緑騎士団副長、という肩書きを持つ彼は、 今回の公女殿下の視察で特に振り回された人物でもある]
公国にとっての懸念…… ああ、そういった向きもあったのかも知れませんね。
どうも最近、空気がぴりぴりしているせいか、 まさか団長不在で戦場に向かわれる事にならないかと、 変に気掛かりになってしまって、私の方は。
(29) 2011/06/29(Wed) 21時頃
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[緑騎士団の団長へも報告を恙無く終る。 城門へ戻る近道をしようとして遠くから目にしたのは。 刃を交えるイアンとオスカーの姿だった。]
…、僕は 貴方のそういうところ、すごく尊敬している。
[聴こえるはずもない位置で、そう呟く。 イアンの姿は、遣りどころのない仲間の感情を昇華するために胸を貸しているように見えた。 刃を交えるという形で。 イアンは強い。 しかし、それ以上に、優しいのだと、少年は思っている。]
僕も、強ければ…
[目を細めて、しかし声をかけるような無粋なことはせずに、そのまま立ち去り、城門前へと引き返した ―――伝書鳥の亡骸を迎えに]
(30) 2011/06/29(Wed) 21時頃
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……そう言えば、騎士団の中にも、先行きの不透明さに 懸念を示す方がおいででした。
[先程のミッシェルが、珍しく取り乱したように 問い掛ける様を思い出した。
戦に出る事を不安に思うのは不自然な事ではない。 しかし、普段は男勝りで謹厳な彼女がそうしていると、 周囲への影響や、彼女自身が戦場で心を強く持てるか、 ということが心配でもある]
よろしければ、今後もなるべく皆さんのご様子を 気に掛けて頂けますか? 情けない事ですが、私ではどうにも力及ばず……
副長に毅然とした態度を示して頂く方が、 私に相談するより、安心する事もあるかも知れません。
(31) 2011/06/29(Wed) 21時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/06/29(Wed) 21時頃
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―礼拝堂― [砦には、動物の亡骸を葬る場所がある。共同墓地のような簡素なもの。 新しい、鳥の身体が収まりきるだけの小さな穴をスコップで掘ると、亡骸を埋めた]
……ごめんな
[手を合わせ、暫くの間、祈る。ややあってその場を立ち去り、礼拝堂に向かった 礼拝堂でも、同じように、今度はロザリオを握って祈りを捧げた。]
僕が強ければ、
[イアンのように、武力に長けていれば]
頭がよければ、
[オスカーのように知見が広ければ]
殺させずにすんだかもしれなかったのに…くそッ
[少年は、神の御前で己の無力を悔いた]
(32) 2011/06/29(Wed) 21時頃
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[彼の気掛かりは全く笑えない話で。 穏やかそうな印象に比べ聡い人物だなと内心思う]
……もしそのようなことになったら、前代未聞ですね。
[濁した返答の意味を彼は悟るだろうか。
砦に広がる不安のことを話されれば、一瞬返答を躊躇った。 『絶対に、兵士たちの前で動揺を見せるんじゃない』それはファーレンハイトの急逝以降の、団長の口癖でもある]
……ええ、必ず。
神父様には、不安の拠り所になって頂ければ嬉しく思います。 私の役割ではどうしても手出しできない部分がありますから。
[僅かな微笑みを浮かべて。]
(33) 2011/06/29(Wed) 21時半頃
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― 自室から廊下 ―
ほいほいっと。
[自室にて絵画道具を回収し再び廊下に出た。]
さて、何処で何を書きましょうかねえ。せっかくの砦暮らしなんです、此処ゆえの何かが良いですねえ。
[ふらふらと見回りつつ何かを探すことにした。]
(34) 2011/06/29(Wed) 21時半頃
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はい……
[団長不在での出撃が前代未聞なだけならいい。>>33 問題は、優秀な指揮官が立っているかどうかが、 士気に大きな影響を及ぼしてしまうだろう、ということ]
私でお力になれる事でしたら、何なりと。 皆で助け合って、事にあたりましょう。
[なるべくしっかりした態度を気掛けて、微笑に頷いた]
……日頃から人の上に立つ方としての姿勢を求められ、 副長にも何かと気苦労があるかと思いますが、 どうかよろしくお願いします。 もし、私でよければお話を伺いますから。
(35) 2011/06/29(Wed) 21時半頃
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― 砦内 廊下 ―
良い香り……
[医務室を出てからも、青年は暫く手作りのポプリを手に眺めていた。 産まれてこの方この手の物に触れた事は無かった]
これから、どうしようか。 少し見張り台の交代でもしようかな……?
[その新鮮さも手伝い、随分気分を知らず落ち着かせてくれる。 暫く行くあてもなく、砦の中を歩いているか]
(36) 2011/06/29(Wed) 22時頃
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どうか宜しくお願いします。
[見る者を安心させるような微笑に敬礼を返しかけ――しかし止めた。 やはり彼は軍属ではなく、聖職者という意識があったから。 「私でよければ」、という申し出にはゆるく首を振る。]
ご心配有難うございます、しかし私は……。 後方支援の皆に、気苦労を預けている節があるので。
[ぽつり、と呟いて。]
気苦労が多いのは貴方様も同じでは。 従軍神父様というのは、やはり特殊な立場ではいらっしゃいませんか。
(37) 2011/06/29(Wed) 22時頃
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―― 赤騎士団・参謀府 ――
[赤騎士団は、執務室とは少し離れた場所に参謀府を構えているが故に、執務室近辺であった事は知る由も無く]
――最悪で考えてなお1日前。おそらくその見積もりが最もカタくありんす。
[赤の参謀も頷いたか。つまるところ、明日にも攻め手が寄せてきてもおかしくない、という結論だった]
(38) 2011/06/29(Wed) 22時頃
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―砦内 廊下― [しばしの間、言葉少なに祈る。 任務によって散った小さな命が、神の導きによって新たなる世に生まれ、幸せであるようにと。 終えると立ち上がり、礼拝堂を後にした]
あ、あれは
[廊下を歩いていると、前赤騎士団長の子息の姿が見えた。 前赤騎士団長がなくなってからは暫く、姿をみかけることが稀か、見かけても沈んでいる様子が多かったが、今は少し気分が良さそうに見えた]
お久しぶりです、ベネットさん。 貴方の馬、寂しがってますから、たまには乗りにきてやってください。
[すれ違い様、立ち止まって普段の明るい笑みを浮かべてそう挨拶をした。]
(39) 2011/06/29(Wed) 22時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/06/29(Wed) 22時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/06/29(Wed) 22時頃
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私にとっては、団長や副長をはじめ騎士団の皆さんは、 地位や職責によらず、支えるべき方々ですから。 私に遠慮なさることはないですよ。
[逆に尋ねられて、目を瞬く。 確かに、従軍神父は騎士団に付き従いながらも、 非戦闘員と見なされ、独特な立場ではあった]
気苦労という程のことはありません。 私にできるのは、こうしてお話を伺ったり、 心の助けになればと神様の教えを説くことくらいですから。 それに、皆さんも親切にして下さいます。
[武術の心得などない自分。 彼らを戦場に送り出すとなれば祈る事しかできない、 無力さを感じることは、確かにあったのだけれど]
(40) 2011/06/29(Wed) 22時頃
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[袖口から取り出した扇子を開いては閉じ、開いては閉じ]
寄せる刻は――夜討ちをするには、敵方も退き口のリスクがありんす。 ここを初手で落とせる確信無く攻めては来ぬであろ。 初手は落とす事よりも、こちらの戦力を削ぐ事に注力するならば、朝駆けが最も高い予想になりんす。
(41) 2011/06/29(Wed) 22時半頃
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[砦外に程近い見張り台に近付く様に、廊下をふらふらと歩いていると、騎士団でも殆ど最年少である少年の姿。 近頃真面に会う事も無かった様な気がする]
久し振りだね、フィリップ。 …アチャポが?そういえば最近あいつにも会ってなかった。 又近い内会いに行くよ
それより、最近そっちは忙しくない? この頃、色々と大変だし。
[何が、とは言わずともわかるだろうが。 不穏の風が其処まで近付いている今、特に雑用の諸々等もこなすフィリップは疲弊していないのかと少し心配に]
(42) 2011/06/29(Wed) 22時半頃
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[そしていつしか話題は用兵に移る]
……うむ。元々、勇猛なる『狼』である赤騎士団としては、討って出たかろうが――…ファーレンハイト卿は大きすぎたの。 ――いや。それは内政干渉になる。わっちには誰がどうとは言えぬよ。
[赤と緑の騎士団の違いはあれど、参謀同士の相談は相当数を重ねている。故に、赤騎士団の次期団長の話を交わすことも一度や二度ではなかった。その度に、やんわりと明言を避けている]
(43) 2011/06/29(Wed) 22時半頃
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遠慮ではありません、がね。 ……半ば意地のようなものです。
[誰にも――敬愛する団長にさえ、明かした事のない胸中がある。 これが神が与え賜うた使命ならば、恐らく自分自身にしか果たせない。
ちら、とそんなことを思い出しながら、神父の言葉を聞く。 それは謙遜に過ぎるように思えて]
貴方様の存在で、どれだけの騎士達が救われているか。 お言葉ですが、少し自覚なされた方がよろしいかと。
[真面目に言い放った言葉は本心だった]
(44) 2011/06/29(Wed) 22時半頃
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[足をとめたベネットに労われれば、頬を掻いて笑みを向ける。 ベネットの他人を労わる穏やかな人柄は、話していてほっとする。 武人らしからぬ優しい気性の彼が、前騎士団長の子息であるということでかかる期待をどう思っているのか―――心配だった]
ふふ、こんな時にまで僕の心配だなんて、ベネットさんは。 ありがとうございます。 ここの所、馬や鳥たちも神経質になっているけど、僕は大丈夫です。 硝煙の臭いが、風乗ってくるから…
[ふと不安が過るが、すぐに顔をあげた]
ベネットさんこそ、今日は気分が良さそうでよかった。 何処に行かれるんですか?
[少年は嬉しそうに言った]
(45) 2011/06/29(Wed) 22時半頃
|
|
(…勇猛なる赤の騎士団には英雄志願の若者が多く集う事、羨ましくは見ておったが…。こうなると難儀じゃったな…)
[『英雄』として市井で有名になるのは赤騎士団が多い。対して、緑騎士団は、言わば静かな狩人が集う傾向にあった。故にこそ――セドリック・ヴェスパタインの様に敵方にとって有名な将や、ヤニク・ヴァロキエの様な弓兵が現れたりしていたが]
あるべき論で述べるならば、副団長どのを昇格させるべきなのだろう、というのが、わっちが申せる限界じゃろうな…。 (――――時代は、英雄を求めておるやもしれぬが、の)
[と、話をしていたところで、緑騎士団団長ダニエルが姿を現し、情報が敵方に漏れている件を伝えてきた>>0:285>>30]
(46) 2011/06/29(Wed) 22時半頃
|
|
意地、ですか……分かりました。 もちろん、無理にお尋ねしたりはしません。
[矜持ということなのだろう。 実直なヴェスパタインが言うのだから、 余程深く心に根差しているものに思われた。
それから、真顔で続けられた言葉に、 しばしぽかんと耳を傾けていたが]
……そ、そうでしょうか。 皆さんが、神様の教えを真摯に受け止めて下さる おかげなのでしょうけれど……
そう仰って頂けると、私としても嬉しく思います。 ありがとうございます、ヴェスパタイン副長。
[ぺこりと一礼して。 他に用件がないか尋ねて、話が一段落するようなら、 辞去して礼拝堂に戻ろうかと考えた]
(47) 2011/06/29(Wed) 23時頃
|
|
少し見張り台の方に。 今日も訓練には参加しなかったし…せめてこの位はしないと、って気分になって。
[外に視える見張り台を指差しながら、肩を竦める。 昨日までの青年なら、そうする気も湧かなかっただろう。 だが、比較的精神も落ち着いてる今なら、元々の人並みには勤勉な性格も顔を見せて]
…よかったらフィリップも、どう? 上から外を眺めるだけで、少し退屈かも知れないけど。
[嬉しそうな表情を見せる少年を見て、彼を青年は一緒に見張り台に行かないかと誘ってみた]
(48) 2011/06/29(Wed) 23時頃
|
|
ええ……こちらこそ、有難うございます。
[皆のおかげ、と言われて、意図は通じていないのだろうな、と思うが、それは口に出さないでおいた。 用件が無いかと訊ねられれば一礼を返し。]
長々とお引止めしてしまい申し訳ありません。 貴方様と話せて本当に良かった。
[緊迫した状況で、心を預けられる一時を持てたのは幸運にも近い。 それでは、と重ねて礼をして、礼拝堂に戻るだろう彼と別れた]
(49) 2011/06/29(Wed) 23時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/06/29(Wed) 23時頃
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漏れたのは、欠品情報かや。 ……2日前なら、焦ったところじゃがの。 現況では、明日にも敵が寄せてくるかも、という推測を強めるだけじゃな。
[そう言って、赤の参謀に向き直り、礼]
――では、赤の方はよろしく頼みんす。 ディラック団長、緑の団員には見張りの担当のものを除いて、全員に休息命令を進言します。夜討ちも絶対無いとは申しませぬが……払暁に、より注意でありんす。
[赤の参謀からも、果たして程なく似たような通達があるのだろうか――。彼女はあくまで、緑の騎士団の範囲内で、職務を果たそうとしていた。団長の執務室で簡単に予測を話した後、また自室に戻るだろう]
(50) 2011/06/29(Wed) 23時頃
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― 剣術訓練所 ―
[頭を冷やす為にやって来た場所。 ここは藁の人形などが所狭しと置いてあり、人に見立てて切ることが出来た。]
……………っ!!
[女は全ての不安をぬぐい去るかのように切り捨てた。 その姿は一心不乱という言葉が相応しい姿だろう。]
(51) 2011/06/29(Wed) 23時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/06/29(Wed) 23時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/06/29(Wed) 23時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/06/29(Wed) 23時頃
ムパムピスは、ヴェスパタインに「こちらこそ」と礼を返し、礼拝堂に戻った。
2011/06/29(Wed) 23時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/06/29(Wed) 23時頃
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[見張り台と聞いて、少年は空を思う。]
生真面目ですね。 一緒に行っていいんですか? 行きます!
[伝令役から報告の仕事を依頼され、厩舎の世話は別のものがやっているはずだから、急いで帰ることもない。 見張り台に行くというベネットにつき従うように歩く]
伝書鳥が、一羽落とされてしまって。 さっき、埋めてきたんです。 伝令の事がとても大事なのはわかるんです。 でも、……すみません、変なこと言って いい天気ですね
[見張り台への階段を上り、空が近づくと、ぽつりぽつりと少年は零した。 しかし、途中で口を噤んだ]
(52) 2011/06/29(Wed) 23時頃
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[その後も砦敷地内を一周回り、訓練に勤しむ騎士達に声を掛けたり、時には怠惰な者を叱りつけたりして視察を続けた。
騎士達の間に潜む暗い不安と緊張感が、やはり高まっているのを肌で感じる。 近づく敵襲の情報が漏れている訳ではないだろうが――。
そうして、剣術訓練所の前を通りかかった所で]
……誰かいるのか。
[中から響いた、剣の振るわれる音。 吸い寄せられるように中へと向かう]
(53) 2011/06/29(Wed) 23時頃
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[戦に使う剣を片手に女はステップを踏みながら切っていく。 それは彼女独特の剣術。「舞っている」と言った方が言葉はしっくりと来る。]
……はぁはぁ。 これではまだダメ。こんなんじゃ…私はまだお荷物。
[一向に上達しない剣術に弓術。女である以上、力の差はあるにせよ技術の面では負けたくはなかった。 特にイアン・レッドフィールドには。 次第に苛立ちは募っていくばかりだった。]
(54) 2011/06/29(Wed) 23時頃
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― 剣術訓練所 ―
[視界に入ったのは剣を振るう騎士の姿>>51。 長い金髪のポニーテイルが揺れる]
……ミッシェル・クロウ。
[戸口から呟いた声に彼女は気づくだろうか。 彼女が存在に気づくまで、剣を振るう姿をじっと見ている。]
(55) 2011/06/29(Wed) 23時半頃
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[静かな場所から突然名前を呼ばれて躯が硬直した。>>55]
はっ…はい!
[剣を降ろし振り返ると、ヴェスパタインの姿があった。 女は反射的に左手を挙げ、敬礼の姿を見せた。]
何かご用でしょうか?
(56) 2011/06/29(Wed) 23時半頃
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それじゃあ、早速行こうか。
[見張り台の下に居る騎士に交代を告げて、フィリップを伴い見張り台を登る。 階段を登ると空が近づくと、背中でぽつりぽつり少年が言葉を零す。 途中で口を噤んだが、寂しそうに見えて]
僕が言うのは何だけど。 そう気を落とさないで。
…その鳥、大切にしてたの?
[父親を亡くしたばかりの自分が気を落とすなと言うのも少し可笑しい話だったが。 見張り台の上に詰めていた騎士達と交代して、眼下に広がる光景を見上げる。
――彼方前方にある平原には、敵軍の騎士と旗が犇めき合い、まるで巨大な獣を思わせる]
(57) 2011/06/29(Wed) 23時半頃
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[軽やかなステップと剣捌き。 物心ついたころから訓練していても、まるで見たことも無いような彼女の剣術は、単純に美しいと思えた。
―――否、恐らくそう思える、のだろう。
今のそれは酷く乱れているように見える。]
用があるのはお前の方だと思ったが。
[敬礼を受ければ戸口から中へと進む。 日常の訓練と同じように間合いを取り、彼女の前に立った]
何に心を乱している。
[女騎士を細く見据え、問いかける。]
(58) 2011/06/29(Wed) 23時半頃
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[見張り台の上から見る地には、戦の気配が満ちていた。 少年は、空を見上げる。 鳥の亡骸は地に埋めても、魂は空を舞っているに違いない。 いつかムパムピスが説いてくれた教えを思い出す]
伝書鳥は何羽もいるから… 特別ってわけじゃあないんですけど。 でも、あいつらも僕たちの仲間で、任務の為に命を落としたんです。 僕くらい、顧みないと、報われないです。
[寂しそうに少し笑って、空を見上げて目を細める。 発つ鳥を見送るように。 それから、ベネットの方を向きなおる]
すみません、ベネットさん、辛い時だってわかってるのに。 僕は甘えてばかりだ。 ベネットさんは、―――大丈夫ですか?
[心配そうに、ベネットを見上げた]
(59) 2011/06/29(Wed) 23時半頃
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は… 私には何を仰っているのか…
[心情を見透かされた。 目の前の男の質問は図星だった。隠すように答えてみたが動揺は隠し切れていない。 持っていた剣に力を込めると視線を僅かに外した。]
(60) 2011/06/30(Thu) 00時頃
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[視線を反らす彼女を、すう、と見つめる。 逃さない、というように]
自覚が無い、訳ではないな。 もし本当に無意識なら、ここを去っていた所だった。
[剣を握りしめる拳を一瞬見遣り]
お前は「負けたくない」、と、私に言ったな。
もう一度聞く。お前の敵は何だ。
(61) 2011/06/30(Thu) 00時頃
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[話題を変えたことは成功したようで、ミッシェルの意識は公女へといったようだ。>>8 追求されなかったことに安心し、気付かれないように息を吐く。]
士気を高めるために、わざわざ来てくれてんだろう。 やっぱ、居るのと居ないのとじゃ違うしな。
[幼馴染に入団を決めたと報告した時、理由を告げたかは覚えていない。 それでも毎回公女のことを話す様子で悟られているのだろう。]
(62) 2011/06/30(Thu) 00時頃
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[言葉を続けようとすると、口元にシチューが入った匙を出された。>>9 反射的に口を開けかけ、我に返って顔を引く。]
って、どうした? 食わないのか?
[何かを考えるような表情を見せた後。>>10 半分ほど残ったシチューを返され、少し心配になって声を掛ける。]
おい。 どっか具合悪いのか?
[どこか機嫌が悪いようだが、その原因は思い当たらない。 先程まで元気良く食べていたようだったし、何より不機嫌であることを隠そうとしている素振りを不思議に思う。 理由を問おうとしたが、さっさと食堂を出て行ってしまった。]
なんだ?あいつ。 嫌いなものでも入っていたのか?
[首を傾げながら、残されたシチューを口にした。]
(63) 2011/06/30(Thu) 00時頃
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全然大丈夫じゃないよ。
[彼方の平原を背に、青年は首を横に振る。 空は鳥が舞う様に澄んでいるのに、戦の気配は濃くなるばかり]
もう戦の気配は直ぐ其処にまで迫ってる。 なのに、今頃戦闘に立って皆を纏め上げる父さんが死んで。
僕なんかが父さん見たいに出来る訳が無いのに。 父さん見たいな『騎士』に成れないで皆を束ねる事も。
出来ないって言ってるのに。 それでも僕に期待する人も居るから……
[例え青年が団長の座に就いた所で、父親との比較はどうしても付いて来る。 その事に苦笑しながら、再び平原を見詰める]
(64) 2011/06/30(Thu) 00時頃
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[男の視線は鋭く、その場から一歩も動けなかった。]
私の敵…
[一瞬目を伏せて考えた。数秒の沈黙の後、女は答える。]
私の敵は…これから起こるであろう戦の敵兵。 いいえ。男…敵兵だろうと味方だろうと男には負けたくないんです。 私は…戦でお荷物になりたくないんです。
[女は半ば強引に騎士団に入団した。 だがペラジーのように看護も出来ない。イアンのように剣術も上手くない、かと言ってヤニクのように弓術も実力のない自分が許せなかった。女は苦痛に顔を歪めた。]
(65) 2011/06/30(Thu) 00時頃
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―礼拝堂―
[ステンドグラスと神像を順に見詰める。 聖堂内は、簡素ながら手入れが行き届いていた。
平時なら、ちらほらと人が訪れるのだが、今日は少ない。 有事に備えて慌しく、礼拝どころではないのだろう]
……どうか、皆にご加護をお与え下さい。 彼らが無事に帰り着きますように。
[ロザリオを手に祈っていた。
俺の分まで頼む、と言われていた分も込めて、 緑と赤、二つの騎士団の無事と武運を願う]
(66) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 00時半頃
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[ギィン、と金属同士がぶつかる鈍い音と激しい衝撃に、急に手が軽くなった。 イアンの一撃を受け止めきれずに手から抜け落ちた剣は、回転し地面に突き刺さり。]
…――――!
[呼吸を置かずに振り下ろされる剣を、其の緋の目を見開いたままに、立ちつくしたままに見つめていた。]
(67) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 00時半頃
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[身体の半面を襲う風の音と、風圧はすさまじいものがあったが、何故か恐怖感は無く。 ピリ、と頬に鋭い熱が走ったけれども、それも意に介さずに、彼の顔を見上げていた。]
(68) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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[苦しそうに歪む顔を見遣るのは無機質な視線。]
そうか。それでは、私もお前の敵の一人だな。
[真顔で放った言葉は皮肉だとは気づかれないかもしれない。]
―――「お荷物」、か。
お前は、自分を貶めるのが趣味なのか。
(69) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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[食べ終えた食器を片付け、愛弓を持って食堂を出る。]
さあて、どこに行くかな。
[弓の訓練にもう一度行くのも良いが、気が乗らなかった。 ふらりと砦の中を歩く。]
(70) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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……いけませんね、どうも。 祈りを捧げているのに心を乱すようでは。
[伝え聞く不穏な情勢と、砦に吹き込む風が不安を漂わせる。 立ち上がると、箒を手に礼拝堂を出て、 墓所の様子を見に行くことにした]
(71) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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い…いえっ!!そんなつもりで言ったわけでは…
[言い換えされた言葉に慌てて首を振り]
そうゆうつもりではありません。 今のままで満足していたらこの先、何も成長は見込めないから… ここに入団したからには誇りを持って…自信を持って戦いたいのです。
(72) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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[大丈夫じゃない、というベネットを真直ぐに見つめる]
ファーレンハイト様と、ベネットさんは別の人間です。 確かに、その、こんなことを言っては失礼かもしれないけど… ベネットさんに、ファーレンハイト様のような力強さは、ありません。 でも、ベネットさんの穏やかな人柄は、皆を安心させる力があると、思います。 僕も、動物たちも、そういうベネットさんが好きなんですよ。
[自信を失っているような苦笑に、つい熱く拳を握って語っていた。 少年自身、有事の今は統率者には力が求められているのだろうと思う。 けれど、それは決してベネットが立つことを否定するものではなく、彼が志を決めるのならば、応援したいと思った]
(73) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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―医務室―
[無意識に鼻歌を歌いながら、薬を作る作業を終えた。 しばらくは医務室の中を薬の臭いが漂っているだろうが、もともとこの臭いは好きだった。自分に薬の知識を教えてくれた、今は亡き両親を思い出すからだ]
赤騎士団長かー…… イアンさんとベネットさん。どっちかがなるのかな。 どっちがなってもどこかから不満は出そう。
[医務室や食堂に来る騎士たちから、赤騎士団長の後任の噂話は耳に入ってくる。当然、悪く言う話も。人懐っこい笑顔の青年と、穏やかな笑顔の青年を思い浮かべて]
…最初から上手くやれる人なんていないだろうにね。 赤騎士団長だって、最初っからあんなに頼もしいわけじゃなかっただろうし。
[そうも言っていられないのが戦だが。]
(74) 2011/06/30(Thu) 00時半頃
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…済まない。
[ツ、と頬を伝う赤を拭う事はせずに、その変わりに散らなくなってしまった涙を拭って。 顔を俯けた後にじゃり、と砂を踏む音をたてて、地面に突き刺さる剣を抜きに足を出した。
不穏な風が、オスカーの短い髪を掬った。]
(75) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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私には、少なくとも平均程度には動いているように見えるが。 それでも本当に「お荷物」なのか。
[じっと、その瞳を見つめ。]
「誇り」「自信」……今のお前が求めているものか。 それが手に入らないのは、何故だ。
(76) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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― 廊下 ―
そっかそっか。空と向こうが見える所にしましょ。 この前は騎士殿描いたんで、今回は風景だな。
[向こうとは、此方が相対している敵国のほう。 もしかすると近々戦場になりそうな場所。]
んーしかし、何処が見えるのかわかんね。 来る必要ないし、あんま高いとこまで行ってないかんなー。
(77) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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[医務室の隅に置いてあった古い衣服や使わない布を広げ、縦に細く、ハサミを入れて裂いていく。
それは、動物達用の包帯作り。 戦になれば、やはり負傷した人間の治療が優先される。当然、新しい薬品などは人に割り当てられるため、手作りの塗り薬や古着の包帯をこうして作成しているのだ。 足りなくなれば、これらも人用に使われるだろうが]
足りてる内に、フィリップに渡しておかないとね。
[しばし、その作業に没頭する。考えごとをしつつも]
(78) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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…お前には、団長になる覚悟があるのか?
[握った剣の柄に力を込めて、剣を地面から抜くと、振り返らぬままにイアンに問いかけた。]
(79) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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ううん。それは本当の事だから。
[熱い程に拳を握る、真直ぐな少年の瞳。 その言葉に、嬉しいやら、むず痒いやら、色々な物の交った表情を作る]
僕だって、このまま騎士団が崩れていくのを見たくは無い。 でも、僕なんかが。 父さんと比べるとどうしても見劣りする僕なんかが大きすぎる大役を背負うくらいなら。 まだ、僕よりもずっと力のある人が団長に成るべきだと思う。 そうじゃないと、結局騎士団は崩れてしまうと思うから。
……僕なんかで立ち行く程簡単な騎士団なら、良かったんだけどね
[ポツリと最後に零した青年の心情は、フィリップにどの様に映っただろうか]
(80) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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そろそろ寒くなってくるけど、大丈夫? 毛布でも借りて来るなり、何なら先に帰ってくれても良いからね?
[その後、少年とは幾つかの言葉を交わしたか。 陽が傾き、少しずつ夜の帳が落ち始める地平線を眺めながら。 青年はその後も暫くの間、眼下に広がるこの、何れ戦場となるだろう地を眺めていただろう**]
(81) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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うーむ、騎士殿か。 騎士殿に聞くのは少し躊躇うんけどなぁ、やっぱ。 でも時間は多分、殆ど無くなるしなぁ。
[>>70食堂の近くかそれとも廊下か別の場所か、ともあれ緑の騎士団と思しき騎士の姿を見つけた。意を決し、尋ねてみる事に。]
あのー、騎士殿。 申し訳ありませんが、この砦の中で空と地平が見えるような場所をお知りでないですか?
[言葉遣いは未だ慣れないなと過ぎりながら―。]
(82) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 01時頃
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――医務室――
[休憩をした後、向かったのは医務室だった 訓練で怪我をした騎士達に声を掛けるのも、彼女の仕事の一つ
もちろん事前連絡など行っていないから、衛生兵には絶大な迷惑が掛かっているのだろうが
薬品の独特の匂いは、嫌いではない やんちゃな兄はよく怪我をしていたから、その匂いは兄を思い浮かべる 少し、寂しくなった]
あら――何をしていらっしゃいますの?
[白いフードが、手際良く動く>>78 布を断ち切るその姿は、まるで裁縫をしているように見えた]
(83) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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私は自身の実力に満足していません。 それでもあなたにそう言って頂けるのは強縮です。
[瞳を見つめられれば表情は苦悶に浮かぶ] お恥ずかしい話ですが、今の私にはどうしていいかわからないのです。
(84) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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何って、包帯作りを…………
…………………!えっ、 公女様!?あっ、こ、こんな所まで、お勤めですか!? ご苦労様です!
[来ているという話を聞いていなかったから、焦って立ち上がり、声が若干裏返った。内心、溜息をつく。>>83 以前、突然医務室に来られて治療中の騎士達が沸きあがり、治療がうまく進まなかったことがある。
態度には出さないものの、ひそかに厄介に思っている相手に間違いなかった。]
あ、あの、戦が近そうなので…包帯を作っていました。
(85) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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―墓地―
[体を動かせば気も紛れるかと思って、 持って来た箒で簡単に墓所の掃除を始めた。 命を落とした騎士達と、まだ新しい赤騎士団長の墓標。 彼を敬愛して訪れる者により、いつもきれいにされていた。 墓前に立ち、短い祈りを捧げる]
……今の騎士団の様子をご覧になったら、 ご心配で、来世にもなかなかゆかれないでしょうね。 後に残された者達の一人として、申し訳ないことです。
[今、長を失って不安定な赤狼の旗印を、 故ファーレンハイトがみればどう思うのだろう。 そんなことを考えて、眉を下げた]
いえ、きっと大丈夫ですよね…… 騎士団には心技とも優秀な方が多くいらっしゃいますから。
(86) 2011/06/30(Thu) 01時頃
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[ベネットの僕なんかと自身を卑下する様子にそんなことはないと言いたげな顔をしながら、 しかし続く言葉を聞いて、少年は考える]
ベネットさんには、ベネットさんの良さがあって、それは誰にも代わりはできないんです。
でも、ベネットさんが今戦を前にして自分より相応しいと思う人がいるのなら… 貴方を推す人に、それを説いて、その方に統率を託して支えていくんじゃ、だめなのかな。 難しいことは、よくわかんないけれど… ベネットさんが考えている事、皆に話して皆で考えたら、良い方法が見つかるんじゃないかと思うんだ。
[寒くなってくるが大丈夫かと聞かれれば、大丈夫ですと返す。 しかし、厩舎への報告にはそろそろ行かなくてはならないだろう]
はい、そろそろ厩舎へ戻らないと ベネットさん、 …あまり、無理しないでくださいね、…なんて言える状況じゃないのかもしれないけど
[そう言い残し、その場を辞した]
(87) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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…それ、
[地面に突き刺さる剣を抜こうとするオスカーの、 頬に伝う赤を指さして言う]
ちゃんと消毒してもらえよ。
[これでも心配はしているつもりで。 ―――覚悟があるかと聞かれれば]
…覚悟ってなんだろうな。
[それは自然に出た言葉]
俺が「ある」って言ったら、 お前はそれを本当に信用すんのか?
(88) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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[砦の中を歩けば、緊張に高まる空気がピリピリと痛いように思える。]
なーんか、このまま赤の方は団長が決まらないまま戦になっちまうんじゃないか?
[赤き旗を靡かせ、狼のように戦場を駆ける赤騎士団。 幼い頃はそれに憧れたが、弓を得意とする自身はそれを紋章とした緑の騎士団に入った。 赤騎士団に入団した幼馴染を気にすることもあったが、それよりも入団した目的――自分が得意なもので領主を守るために。]
ま、一つの組織を纏めるのは難しいけどな。 士気に関わってきたら、問題になるだろうな。
[その腕からか、弓の小隊を任されることもある為、その難しさはわかってはいるつもりだが。]
(89) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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[うろうろと廊下を歩いていれば、声を掛けられ振り返る。>>82]
ん?誰だ――って、なんだお前か。
[見知った顔に、にやりと笑った。 彼には物資の補給のついでに、たまにこっそりと都合つけてもらったことがある。 たまに砦内で絵を描いているのを見かけたことはあった為、何をしたいのか察して。]
空と地平、か。 一応、見張り台とかなら見えると思うが。
[僅かに考えるようにしてから答える。]
(90) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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[返答を聞いて]
分からない……か。
[苦悶の表情から視線を外し、何かを思い返すように瞼を伏せた。]
(91) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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[一瞬の沈黙の後、再びその目を開いて]
――――ならば、思考しろ。
[視線は真っ直ぐに彼女を射抜く。]
考えることを止めるな。
「弱さ」は常に「恐れ」のヴェールに包まれる。 恐怖心の先。本質を見つめることから、逃げるな。
[それは剣術の基本。彼女も何度も繰り返して聞いたであろう言葉。]
(92) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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[厩舎に戻ると、班長に今日はもう休んで良いと言われた。 伝書鳥の件を聞いたのだろう。 熱心に動物の世話をする少年を気にかけてのことだった。 言われ、再び礼拝堂へと向かう。]
ムパに…ムパムピス神父はどちらに?
[聞けば、墓所の掃除に行ったと言われただろう。 礼を言って、墓所へと向かった]
ムパ兄、其処―――… ファーレンハイト様の?
[彼の掃除している墓所を見て、言った]
(93) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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包帯作り――戦が近いですものね ああ、作業なさって 貴女の作業風景が、興味深いのですわ
[ペラジーの内心>>85には気付かないまま、続きを促した そのまま微笑みつつ、興味深く包帯やその薬品を眺める 手作りであろう薬品、包帯、その他工夫が凝らされた医療道具の数々 現場の知恵は、あまりにも合理的で舌を巻く]
あら、でもそんな使いさしの包帯を、騎士達に与えますの? 新しい物を使わなくちゃ
[僅かに眉をひそめ、首を傾げる まさか動物用とは思っておらず]
(94) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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イアンは、フィリップに、オスカーとのやり取りを見られていたとは、知る由もなかった。
2011/06/30(Thu) 01時半頃
フィリップは、イアンとオスカーのこの時の様子を口外する気はない。
2011/06/30(Thu) 01時半頃
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>>90あっとこれはヤニク殿でしたか。 何をしていらっしゃるので? [一度見た―取引した客とも言うが―騎士殿の顔だったので直ぐに誰か理解できた。
見張り台と聞けば、そういえばと過ぎる副団長の話。 しかし、そこは億尾にも出さず。]
見張り台ですか、確かにいい風景が見れそうな予感がします。狭かったりとかしたら…いや一応掛け合ってみますかね。ありがとうございます。
[いい風景が見れる―それは自然と皮肉になったかもしれない。]
(95) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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|
フィリップ君。ああ、うん……そうだよ。
[馴染みの声に呼ばれて振り向く。>>93 地に眠る者の名を認めて、墓標が見えるよう一歩あけた]
お墓に来るのは珍しいですね。何かありましたか?
(96) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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……………はい。
[男の言葉、瞳は女の悩んでいたことを打ち砕いた。悩んでいたことが小さく感じた。] やはりあなたはすごいですね。 私の目に狂いはなかった。
今ので目が覚めました。 所属する団は違いますが…あなたのような上官について行きたかったです。
[片手で持っていた剣を鞘に収め、諦めたように笑顔で答えた。]
(97) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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あ、はい…では、お言葉に甘えて、失礼します…
[座りなおして、作業の続きを再開する。>>94 じっと見つめられるのは居心地が悪く、その上、身分違いの姫君に見られながらの作業。 …もう一度、心の中で溜息をついた]
ああ、騎士の皆さんには、なるべく新しい物を使いますよ。一応これは、動物用のものです。 もっとも、新しい物が足りなくなれば、贅沢も言っていられなくなりますが。いざとなれば、自分の着ている衣服なども破って使えますし…
[話しているうちに、いつものペースを取り戻し]
あの、公女様は何故こちらに来られたのですか? 戦が近いかもしれないと、噂されておりますが…
(98) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
|
|
うん… お祈りをしてもらいたくて
[鳥の墓の祈りを頼める神職など、馴染みのムパムピス以外に居なかった。 しかし、其れを口にする前に、墓標の名を見て先ほどのベネットとの会話を思い出さずにはおれなかった]
……ファーレンハイト様はさ。 なぁんで、後継者を言っていかなかったんだろ ベネットさん、すごく悩んでた。
[墓石をまじまじと見て、ムパムピスを見上げた]
(99) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
|
|
……。
[彼の言葉に振り返り、無言で彼の瞳を見つめる。 オスカーは、何の為に彼と斬り合ったのか。 彼を試す為? 其れとも、自分のどこにぶつけてよいのかわからない感情を、自分よりも腕のたつ彼にぶつけたかった為? 或いはその両方?
何にせよ、無言で男の瞳に中に宿る炎を見つめる緋の眼が、男の返答に対する全てを物語っている事は、男にも知れただろう。]
(100) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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|
[何をしていたか、と聞かれても>>95何をするでもなく歩いていた為答えようが無く、曖昧に笑って誤魔化す。]
絵を描きに行くのか?
[確認するように問いかける。 今の状況で、のんびり絵を描く為に許可されるだろうかと首を傾げたが。]
いい風景、な。 あまりそういうことを言わない方が良い。 ……今は特にな。
[それだけは言っておく。]
(101) 2011/06/30(Thu) 01時半頃
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[今の彼女に足りないものは、彼女を導く者なのだろうと思った。 手を引く者と出会えなかったのは、彼女が「女」である故か。]
……私とて出来た人間ではない。 ただ、同じ道を辿っただけだ。 独りきり、強さを求めて壁に当たった。
[諦めた表情の彼女を見つめて]
次は、手合せをしよう。
(102) 2011/06/30(Thu) 02時頃
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……お倒れになった時には手遅れだったと聞きました。 誰もが驚くほどの急逝でしたから、 伝えられなかったのか、お心が決まってなかったのか。 私にも分かりません……
[彼の死に際に、短い間だが立ち会った。 その時には既に言葉を交わせる状態でなく―― 見上げられ、沈痛げにフィリップを見返した>>99]
そうですか……ベネットさんは気の優しい所がありますからね。
(103) 2011/06/30(Thu) 02時頃
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動物?ああ、馬の為の―― 動物も、治療しますのね
[伝令用の鳥にまで思考は至らない そもそも馬等にまでそういう面倒を見るという発想は無い 彼女の馬も、フィリップやその他大勢の人々によって手入れをされているのだが、実感が無いのだ]
愛情を掛けてあげれば、その分応えてくれる……
[セシルに言われた言葉を思い出す 彼は乗馬が好きだった あまりにも頻繁に納屋に出入りする為、臣下がいつも気をすり減らしていたものだ
ローズマリー自身は、癖の有る動物の匂いは好きではない 嗜みも兼ねて乗馬は人並み以上には出来るが、それだけだ]
衣服も破って……物資が足りると、良いのですが
[続けられる言葉には、そっと目を伏せた]
(104) 2011/06/30(Thu) 02時頃
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[来た理由を問われれば、曖昧に微笑む]
赤騎士団長、ですわ このまま騎士団長が居ないのでは、戦線が始まっても崩れるのは必須 早めに、任命しなければなりませんのに……
貴女は、誰が相応しいと、思いますの?
[そっと問い掛ける 幾度も交わされたであろう、その質問を]
(105) 2011/06/30(Thu) 02時頃
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[オスカーは、自分の問いかけには、何も答えなかった。 言葉の代わりに、緋色の視線をこちらに向けて。
その真意を理解すると、
静かに、口を開く]
(106) 2011/06/30(Thu) 02時頃
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[話もできぬほどの急逝だったと聞けば、そうかぁ、と呟いた。]
…僕はさ。 イアンさんもベネットさんも、二人とも謙遜してるけど、どちらも素晴らしい人だと思うんだ。 ダブルヘッド、とか駄目?
[冗談めかして言った。 それから、ムパムピスのローブの裾を少し引き、動物たちの埋葬地のある方を指す]
あのさ、… 鳥が一羽死んだんだ。 ちゃんと迷わず空を行けるように、祈って貰ってもいいかな
[少しだけ、少年は寂しそうに笑った。**]
(107) 2011/06/30(Thu) 02時頃
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[「女」であることは時に自身を苦しめた。時には蔑ろにされるなんてこともあった。黙って話を聞いていたが]
手合わせ…ですか? 望むところです。
[納めた剣を再び引き抜き、切っ先を男に向けて構えた。 迷いはなく、真っ直ぐとした表情で**]
(108) 2011/06/30(Thu) 02時頃
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はい。彼らも、大事な足になってくれますし。 そうです、愛情をかければ応えてくれます。
[動物も治療しますのね、という確認のような言葉に、僅かに首を傾げる。怪我をしたら治療する、それはどんな生き物でも当たり前のことで。公女の発想のなさが逆に、看護士にはなく。>>104]
赤騎士団長の、任命。 なるほど…確かに、早くしなければ、万一敵が攻めてきた時に困りますし、公女様の身にまで危険が及びかねません。
[そして問いかけをされれば、ハサミを動かす手を止めて、ローズマリーへと向き直り>>105]
赤騎士団長に相応しい方……
(109) 2011/06/30(Thu) 02時頃
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>>101どうですかね。 ま、デッサンでも描けるならってとこですかね。
[言わない方がいい―目の前の騎士は、戦のことを知っている?と疑問に思った。]
許可ですか、確かにそうなんですよね。 そうですねー、戦場の地形をスケッチってのは、理由になりま、せんよね。
[が、どのみち近々分る事だからと、沈黙を保った。]
(110) 2011/06/30(Thu) 02時頃
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そうそう、赤の騎士団の現状の上役はどちら様になるんでしょうか。先ほど赤の団長の部屋に補給についての補給の報告書を置いてきたんですが、誰に報告すればいいのか分らなかったんですよ。
[誰も居なかったのでメモを置いてきた、とその一言を付け加えて。]
話は変わりますが、ヤニク殿はご入用…ありますか?
[話をころころ変えつつ、さり気なく聞いてみた。]
(111) 2011/06/30(Thu) 02時頃
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[剣を抜いてこちらに向けた彼女に、違う、と首を振った]
紛らわしい言い方をしたな。 次、というのは次の訓練の機会にという意味だ。
[仕舞うように促せば、彼女は剣を仕舞っただろうか]
今日はたまたま通りかかったらお前がいたから、な。 これから向かう場所がある。済まない。
また、時間を取る。
[―――それは、戦が終わった時だろうが。
そんな呟きは勿論、彼女には聞かせなかったが。]
(112) 2011/06/30(Thu) 02時頃
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うーん、騎士団の制度はそこまで詳しくないので、 私はだめとは思いませんけど…… 今は騎士団長、副長、両方とも空席なのでしたよね?
[二人の良い評判は聞き及んでいたから、 両者が協力しあって赤を支えていくという想像は、 難局を乗り越える良い方法に思えた。
つんと引かれた裾に、少しだけ屈んで視線を合わす。>>107 ――昔と比べると、彼も随分大きくなったものだ]
ええ、もちろんいいですよ。一緒にお祈りしましょう。
[寂しげな笑顔を、両手で肩を叩いて励ました**]
(113) 2011/06/30(Thu) 02時頃
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[公女様の身まで>>109との言葉に、ふんわりと微笑んだ
死にたくはないが、生きていたいと駄々を捏ねるほど子供でもない ここが危険だとも知っている それでも、ここに来た セシルと一番近くに居られるこの場所に]
ベネット・ファーレンハイト イアン・レッドフィールド 上がるのはほぼ、このお二方ですわ
どちらも評判は悪くないですわ あと一歩、何かが必要なのかもしれませんわね……
貴女は、どんな司令官を望みますの? そしてその先の、どんな国を望みますの?
[いつでも微笑むその顔は、無知ではあれど、確かに国を統べるものの顔]
戦争が無い国を創りたいですわね……
(114) 2011/06/30(Thu) 02時半頃
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[バーナバスの返事>>110に、緩く肩を竦めて見せる。]
へぇ。絵が好きなんだな。
……じゃあ、スケッチついでに相手がどう出て来そうかとかも確認できるように描いてきてくれ。 何か言われたら俺に頼まれたとか言えばいい。
[砦周りの地形は既に把握され、両騎士団の参謀もそれを元に作戦を考えているだろう。 しかし、敢えて彼の理由に付け足すようにして言う。]
(115) 2011/06/30(Thu) 02時半頃
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…私は、立場上、騎士さん達とよくお話をしますが。
私も、そのお二方のどちらがなってもおかしくないと思います。お二人とも、騎士団長になれる素質があるかと。
けれども、お二人の悪いお話も聞くのです。 イアンさんへの僻みや妬み、反感。ベネットさんへの過剰な期待や、武術の頼りなさを指摘する声。どちらが就かれても、どこかから不満が起こるのが予想されます。
とはいっても、他に相応しい人もいないのが現状です。
[そこで一度話を切り、息を大きく吸いなおす]
(116) 2011/06/30(Thu) 02時半頃
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ん?赤の上役? さぁ、誰になるんだろうな。
[バーナバスの言葉>>111に短く答え、考える。 直接所属していない者たちも、こうして纏めるものが居ないと色々困る事があるらしい。]
とりあえず、副団長……もいなかったな。 そうだな……ベネットかイアンあたりに言っておけば良いんじゃないか?それか、参謀とか。 ま、早く決まると良いんだけどな。
[自騎士団のことなら、適当に団長かヴェスパタインの名前を出すが、赤騎士団の場合は勝手に言うことも出来ない。 困ったように息を吐くと、話をまた変えられた。]
今欲しい物か?
…………特に浮かばないな。 何か浮かんだらまた頼むかもしれないが。
[じっくり考えてみたが、直ぐには浮かばずにそう答えた。]
(117) 2011/06/30(Thu) 02時半頃
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― 夜・緑騎士団詰所 ―
『いいか、お前ら。 今日は重大な話があるから、心して聞け!』
[毎晩行われる全団ミーティングの席。 ディラック団長により、まるで結婚の発表でもするかのような調子で始まった『重大な話』は、されど騎士団員の間に動揺を引き起こした。
見張り当番を除く全団員への休眠命令――それは殆ど、開戦前夜と同義。 驚く団員たちの中にヤニク・ヴァロキエの姿もあっただろうか。]
(118) 2011/06/30(Thu) 02時半頃
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…ですが。 大切なのはご本人たちにその気があるかどうかということ。務める気のない者には、不可能かと。
たとえ不満が溢れたとしても、誰がなっても出そうですから、そこはもう、諦めた方がいいでしょう。一番いけないのは、騎士団長の不在。騎士でない者たちは、不在という事実に不安を覚えていますから。
やろうという意志があるのなら、こなしていけるかと思います。 勿論、周りの人が支えるのも必要ですが。 騎士団長という大任を、始めから完璧にこなすのは、難しいです。
…と。私が直接おつかえするわけではないので、無責任なのかもしれませんが。
[そして、国を統べる者に、どんな司令官、どんな国を望むかと問われると。>>114]
…司令官については、前赤騎士団長のような方がいいですけれど。 もう、いらっしゃいませんから…難しいものです。 ……私も。戦のない国を望みます。
[微笑みを返したけれど、その理想を信じきれていないのを、うまく隠せただろうか。]
(119) 2011/06/30(Thu) 02時半頃
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[彼は騎士団長の隣に立ち、驚く団員たちの様子を眺めている。 しかし、収まらないざわめき。 団長の目配せに小さく頷き、鋭い声を放つ]
―――― 静粛に!
[その声に、騎士たちはしん、と静まり返る。 騎士団長がその後を引き継いだ]
『つーわけで、休眠命令だ。 今日はしっかりメシ食って、風呂入って寝ろ! 命令だからな!』
[質問を受け付ける間もなく、2人は連れ立って退出する。 その命令の知らせは、砦中に加速度的に広まるだろう**]
(120) 2011/06/30(Thu) 02時半頃
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オスカーは、剣を手にしたままに、静かに佇んでいる。**
2011/06/30(Thu) 02時半頃
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[そして、前赤騎士団長のように、人望と武力を兼ね備えている人物を思い浮かべ。
…緑騎士団の副長が適任な気がしたのだけど、騎士団違いで無理だろうと判断して言わなかった]
(121) 2011/06/30(Thu) 02時半頃
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[ペラジーの話>>116は、これまで色々な人々と会話をしてきて実感した事そのもの あまりにも絡みあう人間関係は、上手く収まるようには、思えない 戦果を求める風潮も強い赤騎士団 向上心の強さは、他人を蹴落とす方向性へ動く事も有る]
最初から――そうです、わね 最初から、ファーレンハイト様のように完璧にはいきませんものね……
[戦の無い国を望む、との、しかしどこか含みのあるような笑顔>>119 ローズマリーはそれに気付く事は無かった 理想を追い求め続けるのは、無知であり、純粋である証なのだろうか]
きっと、創ってみせますわ 今はこんな事になってしまったけれど、きっと 戦争の無い、平和な国を
[あまりにも無邪気に、しかし美しく、ローズマリーは微笑んだ**]
(122) 2011/06/30(Thu) 02時半頃
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>>115なるほど、説得力のありそうないい手かもしれませんね。わざわざありがとうございます。
[上役の作戦会議のことは良く知らないので、素直に受け取った。]
>>116ベネット殿かイアン殿、参謀殿ですか…。 それは覚えておきます。
[流石に緑の騎士団所属の人に聞くのは無理があったかなあと思っていたので、有難かった。]
(123) 2011/06/30(Thu) 02時半頃
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[同胞に向けて放った咆哮は、その耳に、届いただろうか。
赤き瞳の奥には、青年の覚悟が宿っていて**]
(124) 2011/06/30(Thu) 02時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 03時頃
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>>117まあ、もし何か入用があれば教えてください、出来る限り融通しますよー。
おっと、それではこれにて、早速見張り台に向かっていこうと思います。この度は色々とありがとう御座いましたっ。
[ぺこりと、深々と礼を下げた。 自身は見張り台のある方向に向かう。ヤニクの行先が同じ方向であれば、同じ道までは一緒に歩いただろう。]
(125) 2011/06/30(Thu) 03時頃
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イアンさんとベネットさん、二人で力をあわせて… というわけにもいかないのでしょうか… 騎士団の決まりは詳しくないのです、申し訳ありません。
意志の衝突などがなく、協力できるなら、良いのでしょうか。
[イアンとベネットの仲についてはあまり知らず、上に立つ者が複数いることについてのデメリットもわからないのでそんな事を言い。>>122
理想を本気で信じていそうな、無邪気で美しい微笑に……ああ、この人は公女なのだと思う。理想ではあるが、実現できると信じるほどの純粋さを保つには、環境が許さなかった自分とは遠く。
……やはり、苦手だと*思った*]
(126) 2011/06/30(Thu) 03時頃
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[礼を言われ>>123、感謝されることじゃない、と手を振って答える。]
悪いな、他の騎士団のことはよく分からないんでね。 どうしても誰に報告したら分かんないんなら、こっちの団長でも良いと思うが。
[そう付け足して。 出来る限り融通してくれると聞けば>>125、嬉しそうに]
そうだな、思いついたら頼む。 そん時はこっちの副団長様には内緒でな。
[にやりと笑い、見張り台へ行くというバーナバスを見送った。]
(127) 2011/06/30(Thu) 03時頃
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― 夜・緑騎士団詰所 ― [結局バーナバスを見送ってから、自室に戻った。 弓を下ろし、枕元へ置くとムパムピス>>0:261が言ったように、祈ろうとしたが、どうにも祈りの文句が出てこなくてそのまま横になり、寝てしまった。
祈りの文句はどういったものが良いのか、今度ムパムピスに直接は無理だが、何かのタイミングで聞いてみようと思いながら、詰所に向かう。 集合時間に僅か遅れたのを、規律に煩い副団長に見られていただろうか。>>118]
(128) 2011/06/30(Thu) 03時半頃
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[団長の告げる言葉に、他の団員たちはざわめいている。 ヴェスパタインの声に静まった中、続けられた団長の言葉。>>120 二人が連れ立って出て行ってから、詰所内が再びざわつきだした。
そんな仲間たちを置いて、作戦の確認をしようと出て行った二人を追おうとしたが――足を止める。]
先に参謀殿に聞いた方が早いか。
[上に立つ二人も休眠命令に従う必要があるのかは分からないが、食事か風呂で会うことも出来るだろう。 彼女が詰所に居たのなら引き返し、居ないのなら彼女の部屋へと向かった。**]
(129) 2011/06/30(Thu) 03時半頃
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>>127―いいですとも!
[去り際の言葉に力強く頷きながら。 もう一度礼をすると足は見張り台への道に。]**
(130) 2011/06/30(Thu) 03時半頃
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[フィリップがその場を去った頃、陽は既に平原の向こう側へと落ちる。 一人立ち残る青年の翠の瞳は、下で焚かれ始めた篝火に揺らぐ]
…不甲斐無いって、怒られるかな。 それとも、呆れられてるかな。
最後の最後まで、こうして引き摺って。 思い切れない僕の事…。
[その独白にも似た問い掛けは、空に融ける様に。 既にこの場所に居ない父に掛けられた言葉か。 独り、狼の心を溢した言葉は、空へと融ける]
(131) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[重責を恐れて逃げている、狼の弱さは独り零れ落ちて。
その頃、画材道具を持って一人の男はやってきて居ただろうか。 特に彼を咎める事もない青年の表情は、瞳を紅くして酷い事に成っていたかも知れない]
(132) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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[ぼやりと平原の向こうを眺める青年に、狼の咆哮が響く。 未だ隣に居るかも知れない男には届かず、それは青年だけに響く咆哮]
――二人で…。 僕達の力で、助け合う…か……。
[ある意味では天啓の様に響いたその咆哮に逡巡して。 やがて、暁と共に放たれる獣と、背後砦に広がる騎士団全てを振りかえり。
精一杯の勇気を振り絞って、青年の声は力強い咆哮になって空に響いた]
(133) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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僕は―― **
(134) 2011/06/30(Thu) 05時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 05時頃
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[仕舞えと言われれば大人しく剣を締まった。自身の勘違いに頬は僅かに赤らんだ。]
あ…すみません。私の勘違いですね。 わかりました。また次の機会にお願いします。
[「次なんてあるのだろうか」と言う不安は拭い去れなかった。 この状況下で次なんて− 敬礼をすると女は男を見送った**]
(135) 2011/06/30(Thu) 08時半頃
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|
[空に響いた咆哮に、オスカーは手にした剣を鞘に納め、ゆっくりと対峙していた男の前へと歩みを進める。
真っ直ぐにそのブラウンの瞳を見据えて。
やがて男の前に立つと、ゆるりとした動作で膝をつき、頭を下げた。]
(136) 2011/06/30(Thu) 12時頃
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ノルドハイム公国、赤騎士団がオスカレア・アンジェ
今この時、この場において、イアン・レッドフィールドに忠誠を誓うと約束する
(137) 2011/06/30(Thu) 12時頃
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[彼女が本名を名乗ったのは、今まででたった二人だけ。 それを明かすのは、忠誠の証として。**]
(138) 2011/06/30(Thu) 12時頃
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― 厩舎 ―
[無性に愛馬に逢いたくなった。この砦には多種多様な馬がいるが全て一人の青年が面倒を見てくれていた。]
アモネス。元気にしてた? 毛並みも顔つきも万全だね。
[アモネスと呼ばれた女の愛馬。古代の言葉で「風」という意味の馬は雪のように真っ白な毛の色。白毛と呼ばれる種類だった。白毛が生まれることは非常に稀。それは騎士団に女性が入団するこの稀な自分と重なりあった。]
フィリップの言うこと訊いてちゃんと良い子にしてた?
[返事をするかのように愛馬は女へ顔をすりよせ甘える仕草。女も応えるように愛馬の顔に自身の額を当てて静かに目を閉じた。]
(139) 2011/06/30(Thu) 16時頃
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[自らの考え、思いを心の中で整理を行う。その心の引き出しは子供が無造作にいれたおもちゃ箱のように汚かった。 ヴェスパタインの言葉が頭を過る。
「逃げるな。」]
(140) 2011/06/30(Thu) 16時頃
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|
私は知らないうちに逃げていたのかもね。 自分の気持ちにも…戦いの恐怖からも… もうすぐ本格的な戦が始まる。 そのうちお前も私と一緒に出兵だよ。 私はこのままではいけない。変わらなくてはいけない。 ―――――もう逃げない。
[顔を離し、優しい瞳で愛馬を見つめ撫でた。緊張の糸が切れたかのように思いを吐き出し落ち着いたのか、汚かったおもちゃ箱も綺麗に整理された。 思いを告げる女の瞳に迷いはもうない。]
(141) 2011/06/30(Thu) 16時頃
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|
― 夜より前・見張り台 ―
いやあ良かった良かった、ちゃんと上れましたよ。
[見張り台には上ることができた。下で止められてもヤニクの理由を出して上っただろう。]
あ、ちょいとすいません…よ。
[先客が居ることは理解している。しかし>>132見張り台に居た騎士の眼の色に少々戸惑った。]
んじゃさくっと準備をしちゃいましょか。
[しかしそれはそれ、と邪魔にならないよう端っこにて。]
(142) 2011/06/30(Thu) 16時半頃
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―夕刻 墓地―
[フィリップに案内されて伝書鳥の墓を訪れる。 盛り土の小さな塚に二人して祈りを捧げた]
今、ひとつの魂があなたの御元に帰りました。 どうか慈悲の腕に私の小さな友を抱き、 再び飛び立つ日のために導いて下さい。
[彼の祈りが終わるのを待ってから、砦に戻ろうと促す。
やがて日暮れの後、緑騎士団の休息命令を知った。>>120 ――いよいよだ、と思った]
(143) 2011/06/30(Thu) 16時半頃
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[然りとて、騎士が涙を流したとおぼしき様相は流せるものではない。]
この場に何度も来れないだろうし、限り目を焼き付けて置かないと…
[しかしながら無粋な節介を進んですることはしない。]
イメージがある程度集まれば何とかなるかな。
[一人ぶつぶつと言いながら鉛筆を走らせていく。
>>133騎士の咆哮が音となれば、びっくりして出先を向いただろう]
(144) 2011/06/30(Thu) 17時頃
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― 夜・緑騎士団執務室 ―
[幾つかの場所に顔を出した後執務室に戻り、出陣の最終確認を進めていたが、不意に気になったことを騎士団長に問うた]
赤騎士団はこのまま指揮系統不在で出陣となるのでしょうか。
[何度も討議して、結論の出ない事項だ。 難しい顔をする彼に、団長は『そんなことより』と問いかけた]
我々の後継、ですか?
『俺とお前のどちらか……あるいは、両方が死んだ時。 どうすんのか考えてんのか。 まさか赤騎士団の失敗を繰り返すつもりじゃねぇだろうな』
[団長の声色は厳しい。]
(145) 2011/06/30(Thu) 18時半頃
|
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[腕を組み、瞼を軽く伏せる。考え事をするときの癖だった]
それは……、 考えていないわけではありませんが。
[呟くように口にすれば、団長は返答を促す。 暫く逡巡したが、やがて伏せた眼を開き考えていた名を告げた]
……ヤニク・ヴァロキエが、適任だと思われます。 弓の名手として人望を集めており、公国への忠誠心も高い。 多少、問題はありますが……。
[今日のミーティングに件の男が遅刻したことを思い出す。 しかし、混乱状況で誰よりも冷静に動いていたことも事実で]
(146) 2011/06/30(Thu) 18時半頃
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[ヤニクが主に剣士たちから反感を買っていることを問われれば]
それは些細な問題でしょう……私という前例がありますから。
[若い団員たちは知らないだろうが、弓を紋章に掲げる緑騎士団にて、視力が弱く、弓を人並み以上に扱えない自分への風当たりもまた強かったことを思い出す]
いえ、まだ本人の意思を確認したことはありません。 本人と……それから、参謀に。今夜中に話しておくべきですね。
[騎士団長は『それがいい』と頷き、2人は確認作業を再開する。 まさか当のヤニクが今、参謀を捕まえようとしているとは知らず。]
(147) 2011/06/30(Thu) 18時半頃
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――――…オスカレア・アンジェ。
それが、お前の本当の…
[誓いを、受け取るように。 自分の剣を、今度は頬を掠めるためじゃなく 膝まづいた"彼女"の肩を撫でるために、 すと切っ先を差し出した。]
…女だったとか、知らなかったっつの。
[しかし、張り付く表情は穏やかで。]
(148) 2011/06/30(Thu) 19時頃
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―医務室―
おわり…っと。 では、私はこれを届けに行かなくてはなりませんので。 これで失礼致します。
[包帯を作り終えると、鞄に薬といくつかの包帯の束を入れ、厩舎に行く旨を告げ、頭を下げた。 領主公女がまだ医務室を見ていくようなら、他の衛生兵を捕まえて彼女のことを頼んだ。扉を閉めて、廊下を早足で進み]
……あーーー。 緊張したあ…早く任命して、お城に戻ってくれたら安心なんだけどな…
[小声で呟くと、厩舎へと足を向けて]
(149) 2011/06/30(Thu) 19時頃
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|
―厩舎―
フィリップ、いるー…? あ、ミシェちゃん。アモネスに会いに来てたの?
[厩舎に入り、目当ての人物を探していると、代わりに見つけたのは友人の姿。>>141]
馬達も元気そうだね。どこか、不穏な空気を感じているようにも見えるけど…
[人間の不安を、動物はより強く感じるのだろうか、と疑問に思い]
もうすぐ、戦が始まるのかな。 …気をつけて。無事に帰ってこなきゃ、怒るからね?
(150) 2011/06/30(Thu) 19時頃
|
|
[その後、青年は赤騎士団参謀室へ行くだろう。 そこで参謀室長から告げられた言葉は以下の通り。
『赤騎士団団長 イアン・レッドフィールド
赤騎士団副団長 べネット・ファーレンハイト
・ 両名の就任を認定する』**]
(151) 2011/06/30(Thu) 19時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 19時半頃
|
あ、そういえばね。さっき、領主公女様に会ったよ。 赤騎士団長の任命に来たんだって。 早く決めて、帰ってくれるといいね… もしものことがあったら…… 誰がどんな責任とらされるかわかったもんじゃないしね。
[公女本人の無事より、それによって責任を負わされる騎士たちの方が心配だという本心を、友人には隠さない。公女の身も心配ではあるが、砦の仲間達の方が優先順位が高いのだ。
公女本人に死の覚悟があったとしても、一人娘に何かあった時、領主がどう思うか。領主の人柄を知らない自分は、最悪の想定をするしかなく]
(152) 2011/06/30(Thu) 19時半頃
|
|
― 夜より前・見張り台で ―
――あ、驚かせました?
[びっくりした様子で向く男に、青年は苦笑しながら振り返る>>144。 未だ微かに赤みを引いて居るが、瞳の翠は、腹を括った者のそれの様に映るかも知れない]
……今の僕にはこれが精一杯だけど。 やっぱり、僕も騎士団を守りたいんだ。
[傍にいた男だけは、音と成ったその咆哮を聴く事が出来たからだろうか。
『僕は―― 副団長になるよ』、と>>134]
(153) 2011/06/30(Thu) 19時半頃
|
|
― 夜・赤騎士団参謀室前 ―
[既に、全騎士団への休息命令は、皆が知る事となり。
最後かも知れない夜を、同胞と、或いは友人と分かち合う。 然し必ず生き残る事を。勝利する事を誓うのだろうか 騎士達が思い思いに、控えた決戦前夜を過ごす中。
カツ―― 靴音。 ]
(154) 2011/06/30(Thu) 19時半頃
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|
…待っててくれたの? そっちも今来たばかり?
[赤騎士団参謀室への扉を前に。 示し合せた様に、出会う姿があったかもしれない>>151。 最後に意思を確かめる様に、翠は真直、彼の瞳を視るだろう]
(155) 2011/06/30(Thu) 19時半頃
|
|
―――……じゃあ、行こうか。
[お互いの答えを確かめる事は出来たか。 やがて満足した様に、参謀室の扉を開き。 以下の言葉を以て、狼は認められる事と成る―。
『赤騎士団団長 イアン・レッドフィールド
赤騎士団副団長 べネット・ファーレンハイト
・ 両名の就任を認定する』 ]
(156) 2011/06/30(Thu) 19時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 20時頃
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― 夜より前・見張り台 ―
ああいえ気にしないで下さい騎士殿。こんな所で店広げてる此方の方が気になるでしょうし。
[大げさなかぶりを振った。]
あれ…
[その騎士を見れば、何かが違っていて。 相手に気付かれぬ程度呟きが漏れた。]
(157) 2011/06/30(Thu) 20時頃
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[>>153副団長になるとの決心は耳に入った。それに相槌や茶々を入れる真似はしない。]
てことは今後、赤側の報告書の提出先はこの方ですか、確保できてよかった。
[と内心考えていて、ぼんやりして下書きの空を、危うく鉛筆で薄暗くしてしまうところだった。]
(158) 2011/06/30(Thu) 20時頃
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知ってたのは団長だけだ。
[剣が肩に触れた後に、膝の砂を払ってゆっくりと立ち上がり。 それがどうした、とでもいう様に、相手の反応に興味もなさそうに言葉を返した。 そして、少しの沈黙の後、小さく「前の、な。」と付け足して。]
(159) 2011/06/30(Thu) 21時頃
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ディーンの奴の所に行って来い。 俺はあいつとは顔を合わせたくないから、これで。
[イアンに赤騎士団の参謀室長の所へ出向くように告げると、オスカーは剣を片手に砦へと向かって歩み出した。]
(160) 2011/06/30(Thu) 21時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 21時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 21時半頃
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[赤騎士団長・副団長就任の一報が緑騎士団に入ったのは、交代で睡眠を摂ることにした団長が詰所に戻った後だった。 眉間に皺を寄せ、厳しい顔で執務をこなしていたが流石に驚き表情を変える]
……レッドフィールドと、ベネットが?
[人選は安牌であり、それ自体に驚きは無い。 しかしその知らせはあまりにも唐突だった。 昼間擦れ違った青年の苦笑>>0:46を思い出しながら]
一体何があった。 まさか、公女殿下が手を回されたのか……? [ともあれ、と席を立つ]
(161) 2011/06/30(Thu) 22時頃
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― 赤騎士団執務室前 ―
失礼、ヴェスパタイン緑副騎士団長、だが。 就任の報を聞き挨拶に参った。 新騎士団長と副団長はご在席か。
[ノックをして返事を待つ。そこには他の騎士達もいただろうか。 いない、という返事を受ければ、簡単な祝福のみ述べて帰っただろう]
(162) 2011/06/30(Thu) 22時頃
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― 夜前・砦裏 ―
…俺も、今知った。
[どこか満足そうに。 こちらの反応に興味がないような彼女をよそに、 口元が緩むのは抑えられない。
一方で、自分が団長の後を継ぐという事実が 重く圧し掛かっていたけれど。 覚悟は、揺らぐことはなかった。]
(163) 2011/06/30(Thu) 22時頃
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…オスカレア。
[これで、と言って砦へと引き返していく彼女の背に向けて 教えてもらったばかりの名を呼んで。]
ありがとう。
[その言葉は、届いただろうか。]
(164) 2011/06/30(Thu) 22時頃
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― 夜・赤騎士団参謀室前 ―
[カツ、 カツ―――
自分のものと混じって聞こえる靴音。 暗闇に目を凝らせば、同胞の姿がそこにはあり]
待ってようと思ってたけど …今来たばっか。
[先程の咆哮を、確かめ合うように 翠とブラウンの視線が絡まって。]
(165) 2011/06/30(Thu) 22時頃
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―――… ああ。
[とん、と相手の胸を拳で軽く叩いた後 お互い参謀室の扉に向かい直した。]
(166) 2011/06/30(Thu) 22時頃
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―夕刻 墓地― [名もない鳥の為に捧げてくれる神父の穏やかな祈りを聞いていると、漸くじわと涙が滲んだ。 ぐじ、と其れを乱暴に袖で拭うと、口を引き結んで小さな体を埋めた塚を見つめた。 それから、倣うように祈ると、空を見上げて言った]
お疲れ様。ありがとうな。 これからは、どこにだって好きなとこ、飛んで行っていいんだからな!
[神職に祈って貰う事で、鳥の魂も迷わずに済むに違いない。 そんな想いが、少年にひとつの区切りをつける。 葬儀はいつだって生者が前を向くための儀式だ。 悲しいけれど、悲しんでばかりいられない。]
うん…。 ありがとう、ムパ兄! …ムパ兄が思ってるより、皆ムパ兄に救われてるんだよ。
[戻ろうと促され、頷いた少年の表情は普段の明るい笑み。 どうにも謙遜が過ぎる人の多い砦の中、その中の一人であるムパムピスの背をぱしっと叩いたのだった]
(167) 2011/06/30(Thu) 22時半頃
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―厩舎― [班長から休んで良いとは言われたものの、動物たちの顔が見たくなって厩舎に戻る。 だから、赤騎士団の団長や副団長が決まったこと、緑騎士団の休息命令のことはまだ知らなかった。 ミッシェルとペラジーの姿を見つけて瞬いた]
あ、ミッシェルさんと、ペラジーさん。 アモネスに会いに来てくれたんだね。 よかったな、アモネス。
[嬉しそうにしている白馬に目を細めて、少年も嬉しそうにした。]
ペラジーは、その荷物、なんだい?
[ペラジーの持っている荷物を見て首を傾げた]
(168) 2011/06/30(Thu) 22時半頃
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― 赤騎士団執務室 ―
あー、ベネット。 そこの机に置いてある報告書まとめてくれっかー
[書類やら、報告書やらに目を通すのは>>7 普段から慣れていないため、大半を彼に任せることになってしまう。
その時、コンコンと扉を叩く音がして>>162 はきはきとした鋭い声が聞こえてくる。]
入ってくれ。
[促せば、その扉は開かれるだろうか。]
(169) 2011/06/30(Thu) 22時半頃
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俺は、オスカーだ。
[ちらり、首だけを捻って軽く見返して。 名乗ったのは自分ではあるが、その名で呼ぶなと釘を刺した。 続く彼の言葉には、再び背を向けてひらり、と手を振って。
それからは、振り返ることなくイアンの前から立ち去った。]
(170) 2011/06/30(Thu) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 22時半頃
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― 夜・赤騎士団執務室 ―
…開戦後に、僕は敵の背中や横面を突けば良いんだね? 行き成りの決定なのに対応してくれて、助かったね。
[新たな赤騎士団団長と副団長。 認定を受けたと同時、最初の仕事は、来るだろう戦に向けた作戦概要。 とはいえ、明朝の開戦は濃厚であれど不確定であり、砦の真正面は地平線まで続く平原。 大まかな対策程度だろうが、それでも赤騎士団参謀ディーンは職務を果たしてくれたのだろう]
(171) 2011/06/30(Thu) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/06/30(Thu) 22時半頃
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[促しに応じて入室し、イアンとベネットの顔を見る。 左手を真っ直ぐに伸ばし敬礼をした]
イアン・レッドフィールド赤騎士団長殿。 ベネット・ファーレンハイト副団長殿。 この度の騎士団長・副団長職就任、誠におめでとうございます。 緑騎士団を代表し心から祝福申し上げる。
非常時につき略式のご挨拶になること、お許し頂きたい。
[儀礼じみた口調で緑騎士団副団長としての挨拶を述べ。 上げていた腕を降ろし、個人としての挨拶を続ける]
ともあれ、おめでとう。 ……何があったかを問い質したいが、 それはこの有事を乗り切った後のことだな。
(172) 2011/06/30(Thu) 22時半頃
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報告書って…… イアン、この分厚さ解ってるの?
[この手の執務は大半自分に回るだろうとは予想はしていたが。 『先代』団長が亡くなってからの報告書は、既に机に山積みとなっている]
……人員、武器、馬、薬。 この辺りの大体はディーンが引き受けてくれていたみたいだから。
敵軍や地形に関する報告書。 後軍備の最終的な集計報告だけを仕分けて回すよ。
[とは言え嫌がる事無く、机に着き、必要な報告書類を仕分ける。 コンコン、と扉を叩く音がした>>169]
(173) 2011/06/30(Thu) 22時半頃
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ヴェスパタインは、真面目くさった声だが、冗談を述べたつもりでいる。
2011/06/30(Thu) 22時半頃
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――セドリック副団長?
[その頃、報せを聴きつけた幾人かの騎士はその場に姿を見せていただろうか。 若しかしたら、そこには略式な任命の為、公女ローズマリーの姿も見えたかも知れない]
…はい。 セドリック・ヴェスパタイン副団長殿。 緑騎士団を代表しての祝辞に感謝申し上げる。
非常時に付き、この様な略式の報告になる事をお詫び申し上げる [同じく儀礼じみた口調で返す青年、その視線の翠が薄く笑む。 何があったか、彼は問わなかったが。 青年の瞳の翠を見れば、昼間とは微かに変わった物を感じ取れるだろうか]
(174) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[参謀を探していると、ぞわりと背筋に何かが走ったような気がして、辺りを見渡す。 それはこれから起こるであろう戦に関係することではなく、男自身に対するもの。 団長と副団長が万が一の後継者として、己の名を出した>>146とは知らないが、何か嫌な予感がした。]
……まさか、な。 俺の勘は当たらないし。
[さっさと用件を済ませようと、足早に参謀の許へと向かった。]
(175) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[現れた姿と、その祝福の言葉に こちらも敬礼を返して感謝の言葉を述べた。
相手の敬礼が解かれて、個人的な挨拶が述べられると ぶは、っと息を吐き出して]
…俺やっぱこういうのは向いてねーな。
[既に様になっているベネットの方を見て、 悔しがるようにぼそっと呟く。]
(176) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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――赤参謀室にて――
[赤騎士団の団長、副団長は、決まった 丸く収まったのかどうかは、当人達にしかわからないのだが 少なくとも周囲からの反感の声は最も少ない形で収まったのだろう
大変なのは、これから 本番も、これから 現に緑騎士団には休息命令が出ていた
明日にでも、戦いの火蓋は、切って落とされる
イアンとベネットに顔を合わせ、略式だが形式に沿って任命の言を落とした 団長、副団長となった彼らに、掛けた言葉は、ひとつ
――ご武運を]
(177) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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――夜・墓前――
無事に、後継者が決定致しましたわ、ファーレンハイト様 どうか、見守っていてくださいませ
[生前はお世話になった騎士団長の墓前の前で、ぽつりと言葉を落とす
墓前でも、騎士団長となった彼らにも、言えなかった言葉 『勝利を』の言葉
自分達の勝利は、即ちセシルの死を意味し 自分達の敗北は、即ちローズマリーの死を意味し]
わたくしはこの国を愛しておりますけれど それでも、どうしても辛いのです、会いたいのです
国を統べるべきわたくしが、何よりも国の勝利を恐れている 本当に、本当に――ごめんなさい
[残りの言葉は、嗚咽となって消えた]
(178) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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― 夜・自室 ―
これも。こーれも。何時の間に。 いや書いたのは間違い無いんだが。
[見張り小屋で幾つか書いた下書きやスケッチ。それらのどれもがまるで濃い霧がかかったような空の色をしていた。]
意識してんだろー、実際向こうの空は不穏な空気がしたかんなぁ。やっぱ、あの話本当なんだろーなあ。
[既に話題が拡散してるとは露知らず。]
(179) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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―礼拝堂―
[墓地で激励に叩かれた背を軽くさすりつつ、>>167 礼拝堂に戻って来た。
休息命令を受けてのことだろうか、幾人かの兵が ここにやって来て、祈り、心を静めて帰っていった。 神父は彼らと言葉を交わし、励まして見送った]
……神様、どうか皆を無事に帰して下さい。
[名もなき鳥の死を悼む心優しい少年が、 戦で命を落とすようなことになってしまったら、と思うと。 胸が痛んで、勝利よりも先に無事を願わずにいられない]
(180) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[聞き慣れた声。そこには砦内では唯一と言って良いほどの心を許した友人>>150]
まぁな。あまり会えないと拗ねそうだから。
[冗談っぽく笑って見せた。不穏な空気はここに来てから感じていた。愛馬が甘えてきたのもそのせいだろう。]
戦は必ず来る。 それも…カウントダウンは始まっているだろう。 大丈夫。ペラジーを悲しませることはしない。 [真っ直ぐ瞳を見つめて答えた。その女の瞳の奥には何を隠しているのだろう。]
(181) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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赤騎士団の団長? ついに決まったのか。
[言葉短めに答える返事。彼女の言うように団長不在はあってはならないこと。団長が誰なのか女には大凡の検討は付いていた。]
どんな奴でも上官は上官だ。 逆らうつもりはないが…
[頭に浮かぶのは最も苦手な男の顔。一瞬だけ表情が曇ったがその表情もすぐに笑顔になった。]
団長も大変だからな。私はその気持ちを少しでも軽減させるくらいの働きはしたい。 ペラジー。戦が始まれば私達、騎士が世話になると思うけど…よろしくな。
(182) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[友人との会話に新たな人影が。>>168]
フィリップか。 いつもアモネスの面倒を見てくれてありがとう。 …いや、私達騎士団の馬達の面倒を見てくれて感謝する。 騎士団を代表…とまではいかないが礼を言う。 本当にありがとう。
[愛馬に触れながら感謝の言葉を告げた。女にとって愛馬を預けることは家族を預けると言うこと。その家族を預けるフィリップには全面の信頼を預けていた。]
(183) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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だからこその僕なんじゃ無かったの?
[悔しがる様なイアンの呟きに、くす、と苦笑して。 自身も敬礼を解きながら、イアンに十数枚の報告書を渡す]
僕はイアンみたいに強くはないし。 そもそも、騎士団の戦い方が出来ないから。
[苦笑の中に、今度は逆に悔しそうな表情を混ぜて。 常に両腰の鞘に収まる短剣を軽く揺らす]
(184) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[返礼に前騎士団長の面影を見て、ふ、と微笑む]
昼会った時とはまるで別人のようだな。 戦が終わったら是非、祝杯を交わしながら伺わせてくれ。
[穏やかな調子で語りかける。 が、イアンにはぎろりとした視線を向けて。]
向いている向いていないの問題ではないだろう。 全く……、上に立つ者としての心得を説き尽くしたい所だ。
[されど、その口許は笑んでいたかもしれない。]
(185) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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さて、早速仕事の話をしたい所だが――。 どうやらそれどころではないようだな。
[ベネットの机の上に積まれた書類を見遣って。 その惨状の上に、手に持っていた数枚の紙束を新しく置いた]
我が騎士団の配備計画書だ。 本当は参謀室交えて打ち合わせを行いたかったんだが、な。 優秀な両参謀殿の仕事を信じることとする。
夜明けまでにざっと目を通しておいてくれれば有難い。
(186) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[改まって礼を言うミッシェルに、手を振って慌てる]
ど、どうしたんですか、急にそんな、改まって! はは、これが僕の仕事だから。 お礼を言われるようなことじゃないですよ。 でも、この子たちの世話をちゃんとできてるって認めてもらえてのことなら、嬉しいです。 ありがとうございます。
[少年は明るく笑ってそうこたえた。]
(187) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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はい、是非。 この戦が終わった時には一緒に。
[厳格な雰囲気ばかりが目立つこの副団長が、穏やかな調子で微笑む事に、内心結構な意外性を感じていたが。 それはそれ、態々口に出す事もせず]
あぁ、イアン、今渡したそれが軍備の最終集計結果だから。 今から残りの報告書を仕分け――。
…助かります。
[イアンよりも手馴れてると言えど、青年も初めての経験故。 惨状の広がる机に置かれた騎士団の配備計画書を見て、面目無さそうに困った笑みを浮かべた]
(188) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[参謀を見つけたのは、詰所かそれとも参謀室だったか。 いずれの場所であろうと、挨拶は簡単に済ませ、用件を告げる。]
忙しいんだろうけど、作戦を確認しにきた。 陣形と、あと今回も俺は小隊を任せてもらえるのかどうかの確認だ。 それさえ分かればすぐに休眠命令に従うさ。
[常のものとは違い、僅かに真面目な表情で彼女の前に立つ。]
(189) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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[イアンとベネットのやり取り。既にお互いを信頼している様子の姿に、「緑騎士団の飴と鞭」と例えられる自分達の姿を重ね合わせる。 否、もしかしたら自分達よりも――]
……不思議だな。 それぞれでは頼りない2人が、揃えば頼もしく見える。
まるでずっと前から、私には見えない絆で繋がっていたようだ。
[独り言のように呟いた言葉は2人の耳に入ったか。]
(190) 2011/06/30(Thu) 23時頃
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―厩舎―
うん。ミシェちゃん、強いものね。 無事に帰ってくるって信じてる。
[真っ直ぐな瞳を正面から受け止め。 やがて、穏やかに微笑んだ>>181]
ん、なかなか難航していたみたいだけど… やっぱり候補は、二人に絞られているようだね。 って、どんな奴でも…って。
[ミッシェルがイアンを苦手とする一人なのは知っていた。真面目に鍛錬を重ねる彼女にとって、不真面目な態度のイアンが気に食わないのは仕方ないだろう。なので、苦笑をもらすのみ]
まかせて。染みる薬とか塗るけど、そのくらいは我慢してもらわないとね。
[冗談めかして笑ってみせた>>182]
(191) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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あ、フィリップ!よかった、探していたの。 動物用の救急用具ね、持ってきたよ。
[手作りの薬や包帯。動物を人間と同じように大切にしているフィリップに、人と同じく新しい包帯や支給された薬品を渡せないのは少し心苦しいが。>>168
鞄ごと、肩から外して、フィリップへと差し出した]
(192) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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…そうだけど。
[ベネットの問いかけに、ぐ、と言葉を詰まらせて。 十数枚の報告書を、苦い顔をして受け取りながら]
おいおい、俺だって上に立って戦うのは初めてだぞ。
[言いつつも、その表情はどこか得意げだった。 ぎろりとした視線を向けられれば>>185 団長になる以前の時のように、さっと目を逸らして。]
ひーおっかねー…。 この戦いが終わったら、よろしくお願いしますよ。
[彼の口許が笑んでいたのには、気付かないままだったが それでも雰囲気から、その穏やかさは伝わっただろう。]
(193) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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[困るだろうことは重々承知で、わざとイアンではなくベネットに渡したことは口が裂けても言えない。 常日頃身に纏っている厳格さを忘れ、そんな内緒の茶目っ気を起こす程度には、赤騎士団両団長の就任は嬉しい知らせだった]
それでは、私はこれで失礼する。 今後とも両騎士団の為、そして公国の為に協力して行こう。 宜しく頼む、団長・副団長。
[入室したときのように敬礼を向け、 引き留められなければ、執務室を出ようと。]
(194) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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― 厩舎 ―
ここに来るのも久しいな。
[厩舎へと足を踏み入れれば、其処には数人の姿があっただろうか。 軽く挨拶を交わしつつ、暫く会っていなかった愛馬の元へと。]
…久しぶりだな。 元気にしてたか?
[真っ黒な毛並みを持つ自身の愛馬の顔を、優しく撫でてやった。 厩舎に人がいれば、イアンとベネットの事についての言葉を交わしていただろうか。]
(195) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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[休息を得る前に、2、3やるべき事がある。 医務室を訪れて、有事の医療や看護の体制を確認した。 ペラジーは不在のようだった。既に休んだのかも知れない]
はい、はい……分かりました。 手伝いが必要な時など、何かあれば私もすぐに参ります。 ええ、よろしくお願いします。
[人手が足りなくなれば、一人暢気に祈ってもいられない。 彼らには及ぶべくもないが、応急処置程度なら心得ている。
ごく簡単な打ち合わせを終えると、医務室を後にした]
(196) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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[ペラジーに鞄を渡され、両手でそれを受け取った。 中を覗けば、手作りの包帯や薬。]
わっ、と。 あっ…! ペラジーさん、いつもありがとうございます!
[鞄を抱えて、深深と頭を下げる]
すみません、物資の数には入ってない所を遣り繰りしてもらって。 よかったな、お前たち。 僕も、何かペラジーさんのお手伝いができればいいんだけど。
[馬は特にその脚を負傷し立て無くなれば、殆ど生きていけない。 負傷する時は軽傷か致命傷かほぼどちらか。軽傷の馬に使うことになるだろう。 それでも、動物たちも騎士団の一員としてこうして手当の心配をしてくれることが嬉しかった。]
(197) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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[慌てる少年の言動が可愛くてくすりと笑う。>>187]
普段中々言えないからな。 私達騎士が存分に戦えるのもペラジーやフィリップ達がいるからこそなんだ。 これでも心から感謝しているんだぞ?
[感謝の言葉は青年だけではなく、友人にも向けられた言葉。 当たり前のようになってしまった個々の役割。 それでも女は忘れてはいなかった。自分達は様々な人が支えてくれるからこそ存分に戦えると言うことを。]
(198) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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― 廊下 ―
こんな空気の中何で外に出たかね。 そりゃ腹が減ると絵の具を食べたく…なりません。
[少し絵を描いていたものの腹の虫には勝てず外に出た。]
(199) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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ああー… うーん…
[置かれた書類の、文字の羅列や図と必死に戦っていて ヴェスパタインの呟いた言葉は、聞こえなかっただろう。
それでもその風景は、現状の理想に見えたのは間違いなく。
彼が出て行くと言うのならば、引き留めはせず 再び敬礼を向けて見送った。]
(200) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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[オスカーが訪れたことに気づき、挨拶をする。 先ほど会った時よりもどこか晴れやかな表情に見えて、ほっとした]
お疲れ様です、オスカーさん。
[愛馬の元へ行く様子には、嬉しそうに目を細めた。 主に会えて嬉しくない馬はいない。さぞ喜ぶだろうと。 そうして、イアンとベネットのことを聞けば、目を見開いた]
そうですか、イアンさんが団長で、ベネットさんが副団長に! 嬉しいなあ。お祝いが出来ないのが、残念です。
[イアンも、ベネットも、悩んでいたことを思い、少年は安堵の表情をした。]
(201) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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― 赤騎士団執務室を出て ―
[自らの執務室に戻る前に、ソフィアと話をすることにした。 目的は赤騎士団に指揮系統が復活したことによる計画の手直しについて、そして騎士団長職後任の話題。 彼女の姿を見つけたのは参謀室か否か。いずれにせよ、声を掛けながら扉を開いた]
失礼する、カテーリングラード参謀……。
――― ヤニク・ヴァロキエ?
[参謀と話すヴァロキエの姿を認め、首を傾げる。]
何故ここに。 探す手間が省けたが……。
(202) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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お手伝いなんて、そんな。 フィリップも自分の仕事が忙しいだろうし、戦中は負傷した鳥や馬の手当ては、多分、全面的にお任せになっちゃうからね。
[通常ならば診ることも出来るが、そうでなければ人間優先が常だ。]
そうねー、ハーブ周りの草むしりとか、今度してもらおうかな? 暇になったらね。
[手伝いはいいと言った後で、ふっと思いついたことを言って笑う。>>197]
(203) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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[まさか、困る事を承知でイアンでなく自分に渡したと言う、彼の茶目気等、青年は夢にも考え付かない。 事実、際の際まで空席になっていた、赤騎士団団長、副団長の両座が共に埋まったと言う吉報は、それほどの物ではあるが]
はい、以後改めて宜しくお願いします。 今後とも、両騎士団の為、公国の為に。
セドリック副団長もゆっくり休んでください。
[やがて部屋を辞する彼を再び敬礼で見送った]
(204) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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私は強くなどない。強い者はまだまだ沢山いるから… 私なんて大勢いる団員の一人でしかない。
[正直に答える自分の実力。女としては強いかもしれないが男の中に混じっては胸を張って強いと言える程の実力はなかった。]
苦笑いをするな。覚悟はしているんだから。
[友人は何かを察した表情で答えた。粗方なんでも話して来た彼女に取っては女の考えはお見通しなのだろう。]
(205) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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ふふ、私たちは騎士さん達に守ってもらえるから、お互い様だよ。 私だって感謝してるよ?
[にこりと笑って友人に返せば、>>198 オスカーが現れたのに気づき。>>195 フィリップと同じように、新赤騎士団長のことを聞く。]
イアンさんが団長で、ベネットさんが副団長。 そっか、これで安心だね。二人とも良い人だし。 これからが大変だけど……
[何より、団長が決まったのは、他の者にとって安堵をもたらすだろう。]
(206) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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ペラジーの薬は染みる。ものすごく染みる。 おまけに飲み薬も出したくなるくらい苦い。 だが良薬は口に苦し…だ。
[からかうように言葉を並べた。だが最後は片眼を瞑り、人差し指立を自身の口に当て笑ってみせた。それは決して馬鹿にしているわけではなく、彼女の薬を褒めているから。]
(207) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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― 回想・赤騎士団参謀室 ―
[団長、副団長の任命において 公女自ら、言を落としにその姿を現した>>177]
…
[顔を合わせれば、表情が少しだけ、険しくなる。 団長など認めない>>0:138と言われていただけに その口から本当に任命の言葉が出るのか、不安だった。 しかし、そんな不安をよそに、彼女の言葉は続けられる。
最後の一言が伝えられると]
――――…ありがとう、ございます。
[胸に手を当て、深く、頭を下げた。]
(208) 2011/06/30(Thu) 23時半頃
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[>>198くすりと笑うミッシェルに微笑み返す]
非戦闘員の皆も、騎士さんたちが頑張ってくれているから安心していられるんですよ。 それをいうなら、お互い様です。
[>>203ペラジーに草むしり、と言われれば頷いて]
そういうのなら、大得意! まかせといてよ。 一人じゃ結構大変だもんな、草むしり
[明るく言う少年だが、次に暇になる時は、いつなのだろう、とふと思う]
早く、戦いが終わるといいな。
[始まってもいないのに、前夜の緊張感はすでに戦の気配が濃厚で、そんなことを漏らす]
(209) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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―廊下―
[医務室からの戻り途中、廊下に見えた人影。>>199]
……バーナードさん。どうかしましたか?
[休息令が出た時分、仕事で出歩いているようにも見えず、 後を追って声を掛けてみた]
(210) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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ヴラズィが、何時も世話になっている。 感謝する。
[挨拶を交わしたフィリップに軽く頭を下げた。]
あぁ…、そうなった。 …血の気が多いからな、赤狼は。
[赤騎士団のイメージカラーとシンボルの所為もあり、赤騎士団の騎士は赤狼と呼ばれる事もある。]
今の現状、血の気の多い狼たちの頭押さえておくには、まぁイアンの方が適しているのかもな。
[力ずくでも抑えられると言う意味において。]
(211) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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なんだ…オスカーがここに来るなんて随分と珍しいな。
[正直な感想を述べるといつもの敬礼をして見せた。イアンとベネットの事を聞くと一瞬動きが止まり瞳を閉じると僅かに鼻で笑った]
あぁ…やはりそうなったか。
[想像していた通りだった。団長はイアン。覚悟をしていただけに衝撃は少ない。正式に決定をされれば自身は上官の命令に従うのみだった。]
(212) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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[ソフィアは作戦を教えてくれただろうか。 どちらにせよ、戦になれば知ることになるが、予め知っておきたいと思っていた。 暫く話していれば、中に入ってくる男の姿。>>202
その姿を見て、小さく呻く。]
俺は作戦の確認とか聞きに来ただけだ。 ……副団長こそ、どうしたんだ。
[彼が参謀と話をする為、来ることはおかしくない。 にも関わらず、間の抜けた返事をしてしまったのは、先程ミーティングに遅れたから。]
探す手間って、わざわざ注意しに来た、とか?
[説教されそうなら、休眠命令を理由に早々に部屋を抜け出す心算でそう聞いた。]
(213) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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そーいや、野外とかで戦になったら、やっぱ戦場に駆り出されるものなのかねえ。まーここの防備とかになれば常時戦場とかになるだろーしそりゃ仕方なかろうが。
やっぱ想像つかないねー。戦場ってのは。 こちとら出征と凱旋の姿くらいしか見てねーし。 ここ来たってあんま変わんなかったし…。
[ぼんやりぶつぶつと話していたせいで>>210呼びかけに反応が遅れた。ぺこりと一礼は半ば癖になっている。]
…ゎぁ、あ、これは神父殿。 いやはやすいませんね考え事してたもので。 趣味に没頭してたらすきっ腹になったでちょっと何か食べるもの探しに行こうと思ったんですよ。
(214) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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ミシェちゃんはかっこいいよ? まだまだ上はいるけど、追いつこうと頑張っているし。
[偽りのない、素直な気持ちなのだが、本人はまだまだ実力不足だと感じているのだろう。けれど、向上心があり、努力を重ねる彼女は、眩しく見えるのだ>>205]
おいしい薬は作れないけど、立派な騎士なら顔色一つ変えずに飲むべきだと思いますー。怪我する方が悪いんだもの。
[ミッシェルのからかいに、褒めてくれているのがわかったから、こちらも軽口を叩いて返した。>>207]
(215) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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[ペラジーとミッシェルの言葉に軽く頷いて見せて。]
まぁ、急な事だからしょうがない。 じっくり考えている暇なんて、向こうさんは与えてくれないからな。
[珍しい、とミッシェルが声をあげれば、そちらに目を配らせる。]
これからちょっと、偵察にな。 フィリップ、お前が言っていた伝書鳩が落とされていた場所付近まで行ってみようかと思ってな。
(216) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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植物の生命力はすごいからねー。 ……そうだね。なるべく早く、終わったらいいね。
[気の早い少年の言葉に、同意を示す。>>209]
偵察?オスカーも、戻ってきたばかりなのにいつも大変だね。 近くなの?ご飯、おいしいところ取って置いてあげるよ。
[オスカーが出かけると聞き、少しだけ心配そうに。>>216 緑騎士団に休眠命令が出され、厨房が既に戦場状態になっている事はまだ知る所ではなかった。]
(217) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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[友人と少年の言葉はありがたかった>>206>>209]
ありがとう。そういって貰えると嬉しいよ。 これから大変になるが…頑張ろうな。
[口元は緩んでいるが表情は真剣そのものだった。]
(218) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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こんばんは。
[ぺこり、一礼返し。>>214]
ご趣味……ああ、また絵を描いておいでだったのですね。 食堂がまだ開いているんじゃないかと思いますよ。
[バーナードが礼拝堂にやって来て、 隅の席で画材を広げていた事があったように思う。 得心して頷いた]
……考え事というのは、絵のことでしょうか?
(219) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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[ばつの悪そうな様子>>213を感じ取り、眉根を寄せた]
注意……ああ、それもあったな。 ヴァロキエ。お前、これで今月何度目の遅刻だ。 上官には敬礼を欠かすな、敬語を使えと何度言えばいい。
[逃げ出される前に淀みなく注意を叩きつけた。 この男を自分の後釜――ひいては将来の騎士団長になどと、やはり血迷ったか、と今更自分の判断に疑いを持つ。 それでも適任は彼以外にいないように思えて]
赤騎士団の新団長にイアン・レッドフィールドが任命された。 副団長はベネット・ファーレンハイトだ。
[だがやはり躊躇いは捨てられず、世間話でひとまず茶を濁す。]
(220) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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あ…いや…なんだ… ありがとう。
[友人の言葉は真っ直ぐに正直で女は頬を赤らめて照れた。普段言われることがないからどうして良いかわからなかった。>>215] ははっ。確かにペラジーの言うとおりだ。 でもな、我々も怪我をしたくてしているわけじゃないからそこは勘弁してくれな。
[尤もな意見に声を出して笑った。 だが同時に思う。この楽しい空間がいつまでも続けば良いと…]
(221) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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[>>211オスカーからも礼を言われ、やはり慌てて手と首を振った]
いやだな、オスカーさんまで。 皆改まってお礼だなんて、止めてくださいよ、縁起でもない。
[戦が始まれば、無事でいられる保証はない。 そんな予感を払拭するように、少年は笑った]
確かに、赤騎士団の方の方が血の気が多い気がします。 頼もしいことですね。
[>>216 伝書鳥が落とされた場所まで、と聞けば表情を曇らせ]
それなんですが… 先程、見張り台の上から見たとき、時折人影が見えました。 十分に、気をつけてください。
[恐らく敵の斥候だろうことは想像に難くない。]
(222) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/07/01(Fri) 00時頃
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…そうか。 気をつけるよ、感謝する。
[フィリップの注意勧告には素直に礼を述べて。]
美味しいご飯、いいね。 一体何が食べられるのか、楽しみにしてるよ。
[ペラジーの言葉に緩く笑って。 そうやって言葉を交わしながら、馬を引いて厩舎の外へと出ていくだろうか。]
(223) 2011/07/01(Fri) 00時頃
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[オスカーの話もわかる。>>216 この状況下では今、決めなければならないことは頭では理解していたが、心の何処かでやはり認めたくはなかった。]
まぁな。そんなもたもたしてられないのもわかるが…
[伝書鳩の話をされれば驚きの表情へと変わる。]
鳩…?あの噂は本当だったのか。 今から行くのか?
(224) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/07/01(Fri) 00時半頃
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>>219そうですね、食堂に行くのがやっぱ筋ですーわ。 はは、別につまみ食いとかしないっし。
[入手ルートは多く、リスクを犯して摘む必要は無かった。]
悩みですか…。絵のことも多少はありますよ。 描きたいものを、描くってのはどうも難しいものです。
(225) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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[>>218 これから頑張ろう、というミッシェルに、頷く]
うん、頑張ろう。 …生きて、帰りましょうね。
[ぽつりと呟く。 ベネットに伴われ、見張り台から見た敵の数。 それは少年に楽観視を許さなかった >>217ペラジーの同意に頷き。]
終わったらさ、ご馳走つくって皆でパーティしよう!
[殊更明るく、そう言った]
(226) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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―― 参謀室 ――
[団長と副団長が休眠命令を発して後――少しの間、何名かを対応する事になっていた >>119 >>120]
あー…団長それだけしか、言わなかったかやー…。 まあ、仕方ないでありんす。 おおむねぬしらの想像通りじゃ。故に、休め。 隊の編成は基本的に訓練時と同様じゃ。錬度の問題があるからの。
[そんな対応を続けているうちに、ヤニクもまたやってくる>>189]
(227) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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フィリップは、オスカーを気を付けて、と見送った
2011/07/01(Fri) 00時半頃
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えーっと、3回くらいか?
[ちらちらと扉を見ながら逃げ出すタイミングを計るが、淀みなく注意され>>220その隙がない。 頭を掻きながら聞いているが、その態度は反省しているようには見えないだろう。
しかし、赤騎士団の団長と副団長が決まったと聞けば、興味深そうににやりと笑った。]
へぇ、あの二人か。 漸く決まったか。 あっちの士気にも関わると思っていたが、これで纏まるんじゃないか?
(228) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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― 平原 ―
[薄暗い月明かりを頼りに、オスカーは馬を走らせる。 フィリップの言っていた場所の近くまで辿り着けば、馬を降りてゆっくりと周囲を見て回った。]
…――――
[人の姿は、見えない。 けれど―――…]
(229) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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[照れて笑う友人に、くすりと笑う。>>221 こんな所が可愛い、と思っているのは秘密だ。
それから、改めてオスカーの方を向くと]
うん、ちゃんと用意しておくから。 だから充分、気をつけてね?
[馬を引いていくオスカーに手を振り、見送った>>223]
……じゃ、私も晩御飯の支度のお手伝いに行かなきゃ。
(230) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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[少年の声は明るく、無意識に心が軽くなった。>>226]
あぁ。皆、生きて帰ろう。 パーティーも良いな。その時は私が料理に腕を振るおう。 結構得意なんだ。
[誰にも言ったことはない料理の特技。振る舞える時が来れば良いなと心から願った。]
(231) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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[忙しいだろうけど、と前置きする姿には苦笑して>>189]
これが仕事じゃ。苦にはなりんせん。
赤の参謀と話した際には、基本は防衛戦と見ておったからな。 緑の騎士団は、方陣を敷いて、弓による中長距離攻撃を用いた、守勢の陣を敷く事になろう。 隊組は前回同様、と思ってよいじゃろう。…まあ、そこは団長と副団長の差配の部分ではあるから――む、ちょうどよい。ヴェスパタイン副団長に聞くがよかろうの。
[そうしていると、副団長もやってきた頃か>>202]
(232) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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後は。戦になったときが、正直怖いものです。 こちとら元は一介の商人見習いです、その世界は見ては居ないんで、見たときには多分絶望の淵に立っていたりするもんなんと思ってます。
いやまあ、こういうときが来る事くらい、わかっちゃいるんですけどねえ。
[小さくため息を吐いた。]
(233) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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ご馳走…と、お菓子。 クッキーやパウンドケーキも焼こうかな? リクエストあったら聞くよー。
[なかなか作る機会のないお菓子。けれど、戦が終わったらそのくらいは許されるだろうか。]
え、ミシェちゃん、お料理得意だったんだ? じゃ、一緒に作ろうねー。
[にこりと笑う]
(234) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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[赤の騎士団の組閣の話を聞けば、ほう、と笑みを浮かべる>>220]
む、思いのほか早かったの。思い切った、か、必要に迫られたか。 どちらにせよ、現況で布陣が固まるのは悪いことではないな。
しかし、イアン・レッドフィールドを団長に据えたとなれば…赤は、やはり攻め手を使いたいのやもしれぬの。
[ふむ、と考える]
(235) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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[オスカーが馬を連れて出て行けば女はしばらく考えて愛馬の手綱を持った]
すまない。私も行ってくる。
[二人に告げるとオスカーを追いかけるように足早に厩舎を後にした。]
(236) 2011/07/01(Fri) 00時半頃
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